JPH053745A - 農薬等の薬液散布装置 - Google Patents

農薬等の薬液散布装置

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JPH053745A
JPH053745A JP3158147A JP15814791A JPH053745A JP H053745 A JPH053745 A JP H053745A JP 3158147 A JP3158147 A JP 3158147A JP 15814791 A JP15814791 A JP 15814791A JP H053745 A JPH053745 A JP H053745A
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JP
Japan
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water
drug
spraying
introducing
unit
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JP3158147A
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English (en)
Inventor
Okikazu Kumakura
興和 熊倉
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Individual
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Publication of JPH053745A publication Critical patent/JPH053745A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ゴルフ場内における効率的な農薬
散布を可能とする農薬等の薬液散布装置を摘要すること
を目的とする。 【構成】 ゴルフ場内におけるフェアウェー1,グリー
ン2の周囲に点在せしめた散水用の導水部3と、散水用
の導水部3からの水を導入する水導入部4,この水導入
部4から導入される水に薬剤を混入する薬剤混入部5,
薬剤が混入された薬液を撹拌する撹拌部6,該薬液を導
出する薬液導出部7,導水量,薬剤混入量を制御する制御
部8を有する移動車9と、から成るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ場におけるグリ
ーン,フェアウェーに簡単に農薬等の薬液を散布するこ
とのできる農薬等の薬液散布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ場においてグリーン,フェアウェ
ーの芝状態の管理が非常に重要であることは周知の事実
である。
【0003】従って、芝を良好に生育させるべくグリー
ンには農薬,肥料,殺菌剤等の薬液を定期的に散布してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この農薬の散
布は、水を混合した多量の農薬液を大型車に載置し、ゴ
ルフ場全体を該大型車でまわり、農薬散布を行っている
のが現状である。このような手段は、多量の農薬液を載
置する必要上、自ら車が大型車となり、従って、機動性
に乏しく、また、該大型車でグリーン,フェアウェーの
芝の上を走行することは該場を傷めるおそれがあり、結
局、該大型車ではグリーン,フェアウェーにあまり近づ
かくことはできないという欠点がある。このことは、グ
リーンの場合には特に顕著特になる為、グリーンへの農
薬散布は非常に厄介である。また、起伏の激しいゴルフ
場においては、該車が大型車であると当然のことながら
作業性が低下する。更に、該大型車は見た感じが非常に
悪く、ゴルフ場という場にマッチしない。而かも農薬散
布はプレー者のいない朝・夕にしなければならず、この
ような種々の問題から、従来の農薬散布は非常に厄介な
作業となっている。
【0005】本発明は、業界の要請に鑑み出願人が長年
研究してなしとげた発明であって、農薬のグリーン,フ
ェアウェーへの散布を簡単に行なうことのできる農薬等
の薬液散布装置を提供することを技術的課題とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0007】ゴルフ場内におけるフェアウェー1,グリ
ーン2の周囲に点在せしめた散水用の導水部3と、散水
用の導水部3からの水を導入する水導入部4,この水導
入部4から導入される水に薬剤を混入する薬剤混入部
5,薬剤が混入された薬液を撹拌する撹拌部6,該薬液を
導出する薬液導出部7,導水量,薬剤混入量を制御する制
御部8を有する移動車9と、から成る農薬等の薬液散布
装置に係るものである。
【0008】
【作用】移動車9をフェアウェー1,グリーン2の周囲
に点在する散水用の導水部3の近傍に移動させ、該導水
部3から水を移動車9に水導入部4を介して導水し、該
水に薬剤混入部5において薬剤を混合し、続いて撹拌部
6で撹拌して薬液導出部7より所望のグリーン2,フェ
アウェー1へ薬液を散布する。この移動車9での導水,
薬剤混入等の一連の作動は制御部8により制御される。
【0009】次いで、移動車9を別の散水用の導水部3
の近傍へ移動させ、同様に薬液を散布する。
【0010】
【実施例】図1〜図3は本発明の最適な実施例であり、
以下に説明する。
【0011】図1は本装置の概略図で、散水用の導水部
3は、フェアウェー1,グリーン2の散水に使用する既
存の配管である。この散水用の導水部3はほぼ50m間
隔で配設されている。
【0012】図中符号10はメインポンプ室11と連結され
水が高圧送水される送水管である。図2は市販のカート
を移動車9として採用した場合で、後部に後記の構造の
システムボックス12を付設してある。
【0013】また、図面の実施例は水導入部4,薬液導
出部7として導管4",7"にホースリール4',7'を連設
した構造を採用している。
【0014】図3は図2のシステムボックス12の説明図
で、13は薬液タンク、5は薬剤混入部、14は薬液滴下
弁、6は撹拌部、15はパルス発信流量計、8は制御部、
16は水導入電磁弁、17は薬液吸引ポンプである。
【0015】散水用の導水部3にホースリール4'の一
端を連結し、制御部8の信号により水導入電磁弁16を開
放すると、システムボックス12内に水が導水される。水
が導入されるとパルス発信流量計15がその水量を感知し
てその水量信号を制御部8に送り、続いて、制御部8か
ら薬液吸引ポンプ17,薬液滴下弁14に信号が送られ、薬
液吸引ポンプ17が作動し、薬液タンク13の薬液が水量に
見合った量だけ薬液滴下弁14を介して導水部3からの水
が通過する導水管18に滴下混入される。
【0016】このように薬液タンク13から薬液吸引ポン
プ17を介して注入される薬液の量は、制御部8で制御さ
れる。具体的には、制御部8は、パルス発信流量計15を
通過する水量を水圧に関係なくカウントし、このカウン
ト量に基づいて薬液吸引ポンプ17に信号を送り、薬液吸
引ポンプ17を制御する。従って、水導入電磁弁16を通過
した一定水量に対して所望量の薬液が導水管18に滴下さ
れるように制御されることになる。
【0017】制御部8により薬液吸引ポンプ17の作動を
停止させた場合、制御部8は直ちに水導入電磁弁16を閉
塞させず、数分間遅らせて水導入電磁弁16を閉塞させ
る。この水導入電磁弁16の閉塞の遅れにより導水管18内
の残存薬液の除去洗浄を行なう。
【0018】撹拌部6は、水と薬液とを撹拌するもの
で、流方向に対して螺旋状に水を撹拌する。
【0019】実施例は上記のように構成したから薬液散
布は、カートを所望の散水用の導水部3の位置に止め、
該導水部3とホースリール4'のホースとを連結し、シ
ステムボックス12内に水を導水し、システムボックス12
内で該水に薬液を混入せしめてホースリール7'のホー
スから所望のフェアウェー1,グリーン2に薬液を散布
せしめるだけの簡単な操作で良く、その場所での散布が
終了したら続いて、別の散水用の導水部3の位置までカ
ートを移動させ、同様に薬液散布を行えば良く、薬液散
布の作業性が非常に向上することになる。そして、本装
置は、既存のカートにシステムボックス12を設け、且つ
既存の配管設備をそのまま利用するだけで良いから施行
が極めて簡単となり、且つ従来のような大型車が不要と
なるからそれだけコスト安な装置となる。更に、作業者
がカートに乗って簡単に任意の場所に移動できる為、機
動性に富むことになり、且つ散布場所の近くまで行くこ
とができるから非常に効率良く農薬散布が行い得ること
になる。また、本実施例は、多量の水を予め混入した薬
液を運搬するのではなく、散布場所において薬液と水と
を混合する手段を採用するから、それだけ運搬するもの
の量が少なくて済み、この点においても機動性,作業性
が向上する。また、本装置は、既存の散水用の導水部3
を利用するものであり、高水圧を新たに作り出す必要は
なく、システムボックス12の消費電力は、パルス発信流
量計15,水導入電磁弁16,薬液吸引ポンプ17等を作動させ
る程度のものでしかない為、大型なバッテリー等は必要
なく、従って、それだけシステムボックス12の小型化が
可能となる。
【0020】尚、本実施例に係るカートのホースリール
7'のホース先端をグリーンを水力で穿孔する水力穿孔
機に連設すれば、グリーンの穿孔とグリーン内部への薬
液注入とが同時に行えることになる等本実施例に係るカ
ートは種々の特徴を有する。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、極
めて簡単に且つ低コストで農薬を散布し得る農薬等の薬
液散布装置を提供することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の説明図である。
【図2】本発明の移動車の斜視図である。
【図3】本発明に係るシステムボックスの説明図であ
る。
【符号の説明】
1 フェアウェー 2 グリーン 3 導水部 4 導水部 5 混入部 6 撹拌部 7 導出部 8 制御部 9 移動車

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ゴルフ場内におけるフェアウェー,グリ
    ーンの周囲に点在せしめた散水用の導水部と、散水用の
    導水部からの水を導入する水導入部,この水導入部から
    導入される水に薬剤を混入する薬剤混入部,薬剤が混入
    された薬液を撹拌する撹拌部,該薬液を導出する薬液導
    出部,導水量,薬剤混入量を制御する制御部を有する移動
    車と、から成る農薬等の薬液散布装置。
JP3158147A 1991-06-28 1991-06-28 農薬等の薬液散布装置 Pending JPH053745A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3158147A JPH053745A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 農薬等の薬液散布装置

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JP3158147A JPH053745A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 農薬等の薬液散布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH053745A true JPH053745A (ja) 1993-01-14

Family

ID=15665288

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JP3158147A Pending JPH053745A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 農薬等の薬液散布装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109076765A (zh) * 2017-06-13 2018-12-25 重庆和创简科技有限公司 一种新型水溶肥及药液施用装置
WO2023048363A1 (ko) * 2021-09-27 2023-03-30 김석열 체결형 살포기를 이용한 과수 재배용 농약 살포 시스템 및 그의 제어 방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52127871A (en) * 1976-04-16 1977-10-26 Izeki Masamichi Automatic chemicals mixer for sppayer

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