JPH0536229U - 台所用排気装置 - Google Patents

台所用排気装置

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JPH0536229U
JPH0536229U JP9259191U JP9259191U JPH0536229U JP H0536229 U JPH0536229 U JP H0536229U JP 9259191 U JP9259191 U JP 9259191U JP 9259191 U JP9259191 U JP 9259191U JP H0536229 U JPH0536229 U JP H0536229U
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JP
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duct
exhaust device
kitchen
damper
ventilation fan
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JP9259191U
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浩二 吉田
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全性を維持しながら簡単かつ容易に設置で
き、作業効率の向上が図れる台所用排気装置を提供す
る。 【構成】 キッチンレンジフード14が設けられた位置の
天井裏15に、台所用排気装置1を設ける。台所用排気装
置1は、換気扇2と、一端がこの換気扇2に連結され、
他端は途中に形成された屈曲部9を経て外壁11を貫通し
外気側に開口したフレキシブルダクト3と、このダクト
3の他端開口側に接続された防火ダンパ4と、屈曲部9
を挟んで防火ダンパ4の反対側に設けた第2の防火ダン
パ5とを備えて構成してある。フレキシブルダクト3な
ので芯出し等容易に行え、排気装置1の設置が簡単かつ
容易であり、2つの防火ダンパ4,5を備えているの
で、ダクト3内での発火も直ちに抑えられ、安全性も維
持できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は台所用排気装置に係り、特に、台所内の排気を室外に排出する際に利 用できる。
【0002】
【背景技術】
台所内の熱を含んだ空気や煙等を室外に排出する装置としては、台所内に設け られたキッチンレンジフードの上方の天井裏に換気扇を設け、この換気扇に一端 を連結させたダクトの他端部を、建物の外壁を貫通させて外気側に開口させたも のが知られている。その際、ダクトは例えばステンレス製の直管が使用されるが 、このような配管の途中に屈曲部が形成される場合、その直管に各種異形管を適 宜接続させて構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、屈曲部における各種異形管の接続は、それぞれの異形管の芯出 しが困難であり、排気装置の配管終了まで時間が掛かるという問題がある。 また、排気装置の配管は現場合わせで行い、その上、天井裏の狭い場所で行う ため、特に屈曲部における各種異形管の接続はやりづらく、作業効率が悪いもの であった。
【0004】 ここに本考案の目的は、安全性を維持しながら簡単かつ容易に設置でき、作業 効率の向上が図れる台所用排気装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
ここで、前記ダクトをフレキシブルダクトとすれば、前述したいろいろな問題 点は解決されるが、今度は、屈曲部に換気扇から排気とともに吸入された油滴が 溜まり、この油が発火するという新たな問題点が生ずる。 この場合、防火ダンパが閉じて外気側とは遮断されるが、換気扇側は遮断され ないので、ダクトの屈曲部内の発火は直ちに消火されず、火は換気扇側に逆流し て危険である。 そこで、本考案は、換気扇と、この換気扇に一端部が連結されるとともに他端 部は建物の外壁を貫通して外気側に開口し、かつ、途中に屈曲部を有するダクト と、このダクトの他端開口部に設けられた防火ダンパとを備えた台所用排気装置 において、前記ダクトの少なくとも屈曲部を不燃材からなるフレキシブルダクト とするとともに、このフレキシブルダクトに前記屈曲部を挟んで前記防火ダンパ とは反対側に第2の防火ダンパを設けて台所用排気装置を構成したものである。
【0006】
【作用】
このような本考案では、屈曲部を有するフレキシブルダクトの一端部は換気扇 に連結され、他端部は建物の外壁を貫通して外気側に開口される。また、フレキ シブルダクトの他端開口部と、屈曲部を挟んで他端開口部の反対側とには、それ ぞれ防火ダンパが設けられる。 本考案のダクトはフレキシブルダクトなので、屈曲部も簡単かつ容易に形成で き、従って、台所用排気装置の作業効率の向上が図れる。 また、油滴が溜まり発火し易い屈曲部で発火が起きても、屈曲部を挟んで2つ の防火ダンパが設けられており、これらの防火ダンパの機能により、直ちに消火 される。従って、安全性も維持される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1において、外壁11,内壁12を備えた建物である1階住宅ユニット10上に、 2階住宅ユニット20が組立てられ、ユニット住宅が建てられている。また、1階 住宅ユニット10内には台所13が設けられており、その上部にはキッチンレンジフ ード14が取付けられている。
【0008】 本実施例の台所用排気装置1は、図1に示すように、前記1階住宅ユニット10 の天井裏15に設置されている。 すなわち、台所用排気装置1は、キッチンレンジフード14の上方に設けられた 換気扇2と、一端がこの換気扇2に連結し他端は1階住宅ユニット10の外壁11を 貫通して外気側に開口されたフレキシブルダクト3と、このフレキシブルダクト 3に接続された防火ダンパ4と第2の防火ダンパ5とを備えて構成されている。
【0009】 前記換気扇2は、前述したように1階住宅ユニット10の天井裏15に枠体6を介 して設けられ、キッチンレンジフード14側の排気等を吸入するように配置されて いる。
【0010】 前記枠体6には、接続金具7を介して第2の防火ダンパ5が接続されており、 この第2の防火ダンパ5には、フレキシブルダクト3の一端が連結されている。 このフレキシブルダクト3は、耐熱性が高く、かつ、可撓性のある例えば炭素繊 維や、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)等で形成された蛇腹状のダクト とされており、複数の支持金具8等に支持されて前記外壁11近傍まで略水平に延 設されている。 このフレキシブルダクト3の他端は、前記水平部から下方に曲がり所定の垂直 部から再び水平に曲がる屈曲部9を経て、建物の外壁11を貫通して外気側に開口 されている。
【0011】 前記フレキシブルダクト3の他端開口部に接続された防火ダンパ4は、外壁11 に明けられた貫通穴11A に挿入されて固定される。 これらの防火ダンパ4,第2の防火ダンパ5は、通常使用される市販のもので あり、所定の温度に達したらダンパを支持している温度ヒューズが切断し、ダン パがダクト3の通路を閉じて外気を遮断する機構のものが使用されている。
【0012】 次に、本実施例の台所用排気装置1の取付け手順とその作用を説明する。 建設現場において、1階住宅ユニット10の上に2階住宅ユニット20が載せられ 互いに組合わされてユニット住宅が建てられるが、本台所用排気装置1は予め工 場で、1階住宅ユニット10の天井裏15に設置する。 すなわち、まず1階住宅ユニット10の天井材16の下部にキッチンレンジフード 14を取付け、天井材16の上部には枠体6を介して換気扇2を取付ける。
【0013】 次いで、この枠体6に接続金具7を介して第2の防火ダンパ5を取付け、さら に、この防火ダンパ5にフレキシブルダクト3の一端を連結し、複数の支持金具 8で支持させるとともに、フレキシブルダクト3の他端を1階住宅ユニット10の 外壁11を貫通して設けられた防火ダンパ4に接続させる。この際、枠体6から延 設された水平部を、そこより低い位置に設けられ外壁11を貫通する防火ダンパ4 に接続させるため、2つの防火ダンパ4,5の間に所定形状の屈曲部9を形成す る。
【0014】 このような台所用排気装置1を稼働させると、台所13内の熱を含んだ空気や煙 等の排気は、換気扇2によりキッチンレンジフード14を経由して吸入され、フレ キシブルダクト3から室外に排出される。 2つの防火ダンパ4,5は通常フレキシブルダクト3の通路を開いており、従 って、台所13内の排気等の排出には何ら支障はないが、油が溜まり易い屈曲部9 に発火が起きた際は、高熱によりダンパを支持している温度ヒューズが切断し、 防火ダンパ4,5内のダンパがダクト3の通路を閉じて外気を遮断する。
【0015】 前述のような本実施例によれば、次のような効果がある。 すなわち、本実施例ではフレキシブルダクト3が使用されているので、屈曲部 9が簡単かつ容易に形成できる。従って、天井裏15の狭い位置でも、台所用排気 装置1の設置の作業効率が向上するという効果がある。
【0016】 また、フレキシブルダクト3の換気扇2から1階住宅ユニット10の外壁11に至 る途中には、屈曲部9が形成されているが、この屈曲部9を挟んだ両側には、そ れぞれ防火ダンパ4,第2の防火ダンパ5が設けられているので、屈曲部9で発 火が起きてもこれらの防火ダンパ4,5が作動しその発火を直ちに抑えることが できる。
【0017】 なお、本考案は前述の実施例に限定されるものではなく、次に示すような変形 等を含むものである。 すなわち、前記実施例では換気扇2から1階住宅ユニット10の外壁11に至るダ クトを、すべてフレキシブルダクト3で形成したが、これに限らず、例えば図2 に示すようにしてもよい。 同図によれば、換気扇2から1階住宅ユニット10の外壁11に至るダクトの内、 屈曲部9はフレキシブルダクト3Aで形成されており、他の水平部はスパイラルダ クト3Bで形成されている。ここで第2の防火ダンパ5は、屈曲部9の一端に取付 けられている。このようにすれば、前述の実施例の効果の他、ダクトの水平部に 油等が溜まる虞れがなくなるという効果を付加できる。
【0018】 また、前記実施例では台所用排気装置1をユニット住宅に使用したが、これに 限らず、在来工法の住宅にも利用できる。
【0019】 その他、本考案の実施の際の具体的な構造および形状等は、本考案の目的を達 成できる範囲であれば他の構造等でもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案の台所用排気装置によれば、安全性を維持しな がら簡単かつ容易に設置でき、作業効率の向上が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る台所用排気装置の全体
図である。
【図2】本実施例の変形例に係る台所用排気装置の全体
図である。
【符号の説明】
1 台所用排気装置 2 換気扇 3 フレキシブルダクト 3B スパイラルダクト 4 防火ダンパ 5 第2の防火ダンパ 9 屈曲部 10 1階住宅ユニット 11 外壁 13 台所

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 換気扇と、この換気扇に一端部が連結さ
    れるとともに他端部は建物の外壁を貫通して外気側に開
    口し、かつ、途中に屈曲部を有するダクトと、このダク
    トの他端開口部に設けられた防火ダンパとを備えた台所
    用排気装置において、前記ダクトの少なくとも屈曲部を
    不燃材からなるフレキシブルダクトとするとともに、こ
    のフレキシブルダクトに前記屈曲部を挟んで前記防火ダ
    ンパとは反対側に第2の防火ダンパを設けたことを特徴
    とする台所用排気装置。
JP1991092591U 1991-10-15 1991-10-15 台所用排気装置 Expired - Lifetime JP2522211Y2 (ja)

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JPH0536229U true JPH0536229U (ja) 1993-05-18
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102267010B1 (ko) * 2020-04-08 2021-06-18 소성영 레인지 후드용 관 연결상태 확인 검출회로

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JPH01169754U (ja) * 1988-05-19 1989-11-30
JPH02140545A (ja) * 1988-11-22 1990-05-30 Fujita Corp ダクト用換気扇取付工法

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