JPH0535856A - 指紋特徴抽出装置 - Google Patents

指紋特徴抽出装置

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JPH0535856A
JPH0535856A JP3211510A JP21151091A JPH0535856A JP H0535856 A JPH0535856 A JP H0535856A JP 3211510 A JP3211510 A JP 3211510A JP 21151091 A JP21151091 A JP 21151091A JP H0535856 A JPH0535856 A JP H0535856A
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JP
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JP3211510A
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English (en)
Inventor
Seiichi Hiratsuka
誠一 平塚
Ritsuko Omori
律子 大森
Yukio Hoshino
幸夫 星野
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NIPPON DENKI SECURITY SYST KK
NEC Corp
Original Assignee
NIPPON DENKI SECURITY SYST KK
NEC Corp
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指紋特徴抽出装置に於いて、指紋画像の品質
が悪い場合であっても、正確な指紋特徴を得られるよう
にする。 【構成】 表示装置116に表示されている指紋画像に
不要な指紋,汚れ等のノイズがある場合、オペレータは
指示装置118を用いて指紋画像中の処理対象部分を指
示する。また、表示装置116に表示されている指紋画
像に階調がはっきりしない部分が存在する場合、オペレ
ータは指示装置118を用いてその部分を指示する。対
話型指紋切り出し部112は指紋画像から指示装置11
8によって指示された部分を切り出し、対話型画像強調
部113は指示装置118によって指示された部分に対
して画像強調処理を行なう。特徴抽出部107は対話型
指紋切り出し部112,対話型画像強調部113による
処理が行なわれた指紋画像を用いて指紋特徴を抽出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は指紋の特徴を抽出する指
紋特徴抽出装置に関し、特に、遺留指紋のような低品質
の指紋画像に対しても高い精度で特徴を抽出することが
できる指紋特徴抽出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】採取指紋の特徴を抽出し、予め登録され
ている指紋の特徴と照合することにより個人を識別する
システムは、指紋が「万人不同」及び「終生不変」の特
性を有するため、極めて高い信頼性を有する。
【0003】ところで、採取指紋の特徴を抽出する場
合、従来は、採取画像の品質にかかわらず、同じ画像処
理(例えば、画像強調処理,芯線化処理等)を行なった
後、指紋の特徴を抽出するようにしている(例えば、特
開昭55−138174号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、採取画像の品質にかかわらず、同一処理方法で特徴
抽出を行なっていたため、図8に示すように、採取画像
71中に文字74等が混在している場合や特徴抽出を行
なう指紋72以外の指紋73が存在する場合、或いは図
9に示すように、他の指紋81等が重なっている場合や
極端に濃度が薄い部分82がある場合のように、採取画
像の品質が悪い場合は正しい特徴を抽出することができ
ず、偽特徴を抽出してしまうという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、採取画像の品質が悪い場
合に於いても、正しい指紋の特徴を得ることができる指
紋特徴抽出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、 (A)採取画像を表示する表示手段と、該表示手段に表
示された採取画像の一部を指示する指示手段と、該指示
手段によって指示された部分を切り出す切り出し手段
と、該切り出し手段が切り出した画像に基づいて指紋の
特徴を抽出する特徴抽出手段とを設けたものである。
【0007】また、本発明は上記目的を達成するため、 (B)採取画像を表示する表示手段と、該表示手段に表
示された採取画像の一部を指示する指示手段と、該指示
手段によって指示された部分を強調する強調手段と、該
強調手段による強調が行なわれた後の採取画像に基づい
て指紋の特徴を抽出する特徴抽出手段とを設けたもので
ある。
【0008】更に、本発明は上記目的を達成するため、 (C)採取画像に基づいて指紋の特徴を抽出する特徴抽
出手段と、該特徴抽出手段が抽出した指紋の特徴と前記
採取画像とを表示する表示手段と、該表示手段に表示さ
れた指紋の特徴に対する修正指示を入力する指示手段
と、該指示手段の指示に従って前記表示手段に表示され
ている指紋の特徴を修正する特徴修正手段とを設けたも
のである。
【0009】
【作用】(A)の構成に於いては、表示手段に採取画像
が表示され、オペレータは表示手段に表示された採取画
像を見て処理対象とする指紋以外の指紋や文字等の雑音
が採取画像中に存在する場合、指示手段を操作して雑音
を含まない部分を指示する。切り出し手段は指示手段に
指示された部分を切り出し、特徴抽出手段は切り出し手
段が切り出した画像に基づいて指紋の特徴を抽出する。
【0010】(B)の構成に於いては、表示手段に採取
画像が表示され、オペレータは表示手段に表示された採
取画像を見て指紋の隆線部分と紙地部分とに階調がはっ
きりしない部分が存在する場合、指示手段を用いて階調
がはっきりしない部分を指定する。強調手段は指示手段
の操作によって指定された部分に対して強調処理を行な
い、特徴抽出手段は強調済みの採取画像を用いて指紋の
特徴を抽出する。
【0011】(C)の構成に於いては、表示手段に指紋
画像と特徴抽出手段が抽出した指紋の特徴とが表示され
る。オペレータは表示手段の表示を見て指紋の特徴に誤
りがある場合は指示手段を用いて指紋の特徴に対する修
正指示を入力する。特徴抽出手段は指示手段からの指示
に従って表示手段に表示されている指紋の特徴を修正す
る。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の実施例のブロック図であ
り、画像入力装置101と、処理制御装置102と、C
RT等の表示装置116と、キーボード等の入力装置1
17と、マウス等の指示装置118と、出力装置120
とから構成されている。
【0014】処理制御装置102は入力部103と、画
像強調部104と、隆線方向抽出部105と、2値化芯
線化部106と、特徴抽出部107と、隆線数カウント
部108と、出力部109と、対話処理部110と、表
示部111と、対話型指紋切り出し部112と、対話型
画像強調部113と、対話型隆線方向修正部114と、
対話型特徴修正部115と、データ部119とを含んで
いる。
【0015】図2,図3は処理制御装置102の処理例
を示す流れ図であり、以下各図を参照して本実施例の動
作を説明する。
【0016】採取画像100は画像入力装置101によ
って走査され、2次元量子化画像データに変換されて処
理制御装置102に加えられる。
【0017】画像入力装置101からの2次元量子化画
像データは入力部103によってデータ部119に格納
され、更に、表示部111によって表示装置116に表
示される (ステップ200)。
【0018】表示装置116に指紋画像が表示される
と、オペレータは表示された指紋画像に基づいて対話型
指紋切り出し部112を起動させる必要があるか否かを
判断する。即ち、オペレータは表示装置116上に表示
された画像の中に特徴を抽出しようとする指紋以外の指
紋,文字,汚れ等の雑音が存在する場合や、指紋に不鮮
明な部分が存在する場合等、対話型指紋切り出し部11
2を起動させる必要があると判断する。
【0019】そして、対話型指紋切り出し部112を起
動させる必要があると判断した場合は、オペレータは入
力装置117を用いて指紋切り出し指示を入力し、その
後、マウス等の指示装置118を用いて指紋の特徴を抽
出する処理範囲、即ち指紋が明確な部分を指定する。
【0020】対話処理部110は入力装置117から指
紋切り出し指示が入力されると (ステップ201がYE
Sとなると)、対話型指紋切り出し部112を起動す
る。
【0021】対話型指紋切り出し部112は起動される
と、指示装置118の指示に従った切り出し処理を行な
う (ステップ203)。即ち、対話型指紋切り出し部1
12はデータ部119に処理対象データとして格納され
ている2次元量子化画像データの内の指示装置118に
よって指定された範囲外のデータを紙地部分と同値に
し、それを新たな処理対象データとする。
【0022】対話型指紋切り出し部112によるステッ
プ203の処理が終了した場合、或いはステップ201
の判断結果がNOとなった場合は、対話処理部110は
画像強調部104を起動する。
【0023】画像強調部104は起動されると、先ず、
画像入力装置101が採取画像100を走査する時に発
生した量子化雑音を取り除くための平滑化処理をデータ
部119に格納されている処理対象データに対して行な
い、その後、N×Nの荷重フィルタを用いた画像強調処
理を行ない、強調処理の済んだ2次元量子化画像データ
を新たな処理対象データとしてデータ部119に格納す
ると共に、表示装置116に表示させる (ステップ20
2)。尚、平滑化処理,強調処理としては、公知の方法
(例えば、電子情報通信学会論文誌 D−II vol.
J72−D−II No.5 pp.724−732
1989年5月)を用いることができる。
【0024】画像強調処理202が終了し、表示装置1
16に強調処理の済んだ指紋画像が表示されると、オペ
レータは表示された指紋画像に基づいて対話型画像強調
部113を起動させる必要があるか否かを判断する。即
ち、オペレータは表示装置116に表示された指紋画像
に紙地部分と隆線部分との階調がはっきりしない部分が
ある場合、対話型画像強調部分113を起動させる必要
があると判断する。
【0025】そして、対話型画像強調部113を起動さ
せる必要があると判断した場合は、オペレータは入力装
置117を用いて画像強調指示を入力し、更に、指示装
置118,入力装置117を用いて明確でない部分を指
示すると共に、強調の方法を指示する。
【0026】対話処理部110は入力装置117から画
像強調指示が入力されると (ステップ204がYESと
なると)、対話型画像強調部113を起動する。
【0027】対話型画像強調部113は起動されると、
データ格納部119に処理対象データとして格納されて
いる2次元量子化画像データ中の指示装置118によっ
て指定された領域内のデータに対して入力装置117に
よって指定された方法の画像強調を行ない、強調後の2
次元量子化画像データを新たな処理対象データとしてデ
ータ部119に格納すると共に、それを表示装置116
に表示させる (ステップ206)。
【0028】対話型画像強調部113によるステップ2
06の処理が終了した場合、或いはステップ204の判
断結果がNOの場合は、対話処理部110は隆線方向抽
出部105を起動する。
【0029】隆線方向抽出部105は起動されると、デ
ータ部119に格納されている処理対象データに基づい
て、図4に示すように、指紋の隆線31の流れを示す隆
線方向32を抽出し、データ部119に格納されている
処理対象データに抽出した隆線方向32を付加したもの
を新たな処理対象データとしてデータ部119に格納す
ると共に、新たな処理対象データに従って表示装置11
6に指紋画像と隆線方向とを表示する (ステップ20
5)。尚、隆線方向の抽出方法としては公知の方法(例
えば電子情報通信学会論文誌 D−II vol.J72
−D−II No.5 pp.724−732 1989
年5月)を用いることができる。
【0030】オペレータは表示装置116に指紋画像と
隆線方向が表示されると、それに基づいて対話型隆線方
向修正部114を起動させる必要があるか否かを判断す
る。即ち、オペレータは指紋の隆線の流れと隆線方向と
が一致していない場合、対話型隆線方向修正部114を
起動させる必要があると判断するものである。
【0031】そして、対話型隆線方向修正部114を起
動させる必要があると判断した場合は、オペレータは入
力装置117を用いて隆線方向修正指示を入力し、更
に、入力装置117,指示装置118を用いて隆線方向
が隆線の流れと異なっている局所領域を指定すると共に
正しい隆線方向を入力する。
【0032】対話処理部110は入力装置117から隆
線方向修正指示が入力されると(ステップ207がYE
Sとなると)、対話型隆線方向修正部114を起動す
る。
【0033】対話型隆線方向修正部114は起動される
と、データ部119に格納されている処理対象データ中
の指示装置118によって指定された局所領域に存在す
る隆線方向を、入力装置117によって指定された方向
に修正し、修正の済んだデータを新たな処理対象データ
とすると共に、新たな処理対象データに従った表示を表
示装置116に対して行なう (ステップ210)。
【0034】対話型隆線方向修正部114によるステッ
プ210の処理が終了した場合、或いはステップ207
の判断結果がNOの場合は、対話処理部110は2値化
芯線化部106を起動する。
【0035】2値化芯線化処理部106は起動される
と、データ部119に格納されている処理対象データ中
の指紋画像に対して隆線方向(ステップ205或いはス
テップ210で求めた隆線方向)の荷重フィルタを用い
た画像強調処理を行ない、その後、2値化処理,芯線化
処理を行ない、2値化処理,芯線化処理の済んだデータ
を新たな処理対象データとすると共に、新たな処理対象
データに従った表示を表示装置116に対して行なう。
尚、2値化処理,芯線化処理の方法としては公知の方法
(例えば電子情報通信学会論文誌 D−II vol.
J72−D−IINo.5 pp.724−732 19
89年5月)を使用することができる。
【0036】2値化芯線化処理106によるステップ2
08の処理が終了すると、対話処理部110は特徴抽出
部107を起動する。
【0037】特徴抽出部107は起動されると、データ
部119に格納されている処理対象データに基づいて図
5に示す指紋の方向41,指紋の中心位置42や、図6
に示す隆線51の端点52,分岐点53等の特徴点の位
置,分岐点の角度55,端点の方向56や、図7に示す
明領域61と不明領域62との区別等を指紋特徴として
抽出し、それらをデータ部119に格納すると共に、そ
れらを示す情報を表示装置116に表示する(ステップ
209)。
【0038】表示装置116に指紋の中心位置や特徴点
の位置等の指紋特徴が表示されると、オペレータはその
表示に基づいて対話型特徴修正部115を起動する必要
があるか否かを判断する。即ち、オペレータは表示装置
116に表示されている特徴点の位置等に誤りがあると
判断した場合、対話型特徴修正部115を起動する必要
があると判断するものである。
【0039】そして、対話型特徴修正部115を起動す
る必要があると判断した場合は、オペレータは入力装置
117を用いて特徴修正指示を入力し、その後、指示装
置118,入力装置117を用いて修正が必要な指紋特
徴を指示すると共に修正値を入力する。
【0040】特徴修正指示が入力されると(ステップ2
11がYESとなると)、対話処理部110は対話型特
徴修正部115を起動する。
【0041】対話型特徴修正部115は起動されると、
入力装置117,指示装置118からの指示に従ってデ
ータ部119に格納されている指紋特徴に関するデータ
を修正すると共に、修正済みのデータに基づいた表示を
表示装置116に対して行なう (ステップ213)。
【0042】対話型特徴修正部115によるステップ2
13の処理が終了した場合、或いはステップ211の判
断結果がNOの場合は、対話処理部110は隆線数カウ
ント部108を起動する。
【0043】隆線数カウント部108は起動されると、
データ部119に格納されている処理対象データに基づ
いて図6に示すように、特徴点間54に存在する隆線の
数をカウントし、そのカウント値をデータ部119に格
納すると共に、表示装置116に表示する (ステップ2
12)。
【0044】表示装置116に特徴点間54に存在する
隆線の数が表示されると、オペレータは目視によりそれ
が正しいか否かを判断し、正しくない場合は入力装置1
17,指示装置118を用いて修正する隆線数を指示す
ると共に、修正値を入力する。
【0045】図3に示すように、対話処理部110は特
徴修正指示が入力装置117から入力されると(ステッ
プ214がYESとなると)、対話型特徴修正部115
を起動し、入力装置117,指示装置118から入力さ
れた情報に従ってデータ部119に格納されている隆線
数を修正すると共に、表示装置116に修正後の隆線数
を表示する (ステップ213)。
【0046】その後、オペレータは表示装置116に表
示されている指紋画像,特徴点等の指紋特徴を示す情報
に基づいて、ステップ218の出力処理に処理を進める
のか、ステップ203の対話型切り出し処理に処理を戻
すのか、ステップ206の対話型画像強調処理に処理を
戻すのか、ステップ210の対話型隆線方向修正処理に
処理を戻すのか、ステップ213の対話型特徴修正処理
に処理を戻すのかを判断する。
【0047】そして、ステップ218に処理を進めると
判断した場合は入力装置117から出力指示を入力し、
ステップ203に処理を戻すと判断した場合は指紋切り
出し指示を入力し、ステップ206に処理を戻すと判断
した場合は画像強調指示を入力し、ステップ210に処
理を戻すと判断した場合は隆線方向修正指示を入力し、
ステップ213に処理を戻すと判断した場合は特徴修正
指示を入力する。
【0048】対話処理部110は特徴修正指示が入力さ
れると (ステップ214がYESとなると)、対話型特
徴修正部115を起動して対話型特徴修正処理 (ステッ
プ213)を行なわせ、隆線方向修正指示が入力される
と(ステップ215がYESとなると)、対話型隆線方
向修正部114を起動して対話型隆線方向修正処理 (ス
テップ210)を行なわせ、画像強調指示が入力される
と (ステップ216がYESとなると)、対話型画像強
調部113を起動して対話型画像強調処理 (ステップ2
06)を行なわせ、指紋切り出し指示が入力されると
(ステップ217がYESとなると)、対話型指紋切り
出し部112を起動して対話型指紋切り出し処理を行な
わせる。
【0049】また、対話処理部110は出力指示が入力
された場合 (ステップ217がNOの場合)は、出力部
109を起動する。
【0050】出力部109は起動されると、データ部1
19に格納されている指紋画像,指紋画像の中心位置及
び方向,特徴点の位置及び方向,特徴点間の隆線数等を
照合に供される形式に変換して出力装置120に出力す
る。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、オペレ
ータが指示手段によって指示した部分を採取画像から切
り出す切り出し手段を設け、切り出し手段によって切り
出された画像を用いて指紋の特徴を抽出するものである
ので、採取画像に特徴を抽出する指紋以外の指紋,文
字,汚れ等が存在する場合でも、正しい指紋特徴を得る
ことができる効果がある。
【0052】また、本発明は、採取画像中のオペレータ
が指示手段によって指示した部分を強調する強調手段を
設け、強調手段によって強調処理が行なわれた後の採取
画像に基づいて指紋特徴を抽出するものであるので、採
取画像の隆線部分と紙地部分との階調がはっきりしない
場合でも、正しい指紋特徴を得ることができる効果があ
る。
【0053】また、本発明は特徴抽出手段が抽出した指
紋特徴と指紋画像とを表示する表示手段と、表示手段に
表示された指紋特徴をオペレータが操作する指示手段か
らの指示に従って修正する修正手段を備えたものである
ので、特徴抽出手段が抽出した指紋特徴に誤りがある場
合も、正しい指紋特徴を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】処理制御装置の処理例を示す流れ図である。
【図3】処理制御装置の処理例を示す流れ図である。
【図4】隆線と隆線方向との関係を示す図である。
【図5】指紋の方向と中心位置とを示す図である。
【図6】指紋の特徴を示す図である。
【図7】明領域と不明領域とを示す図である。
【図8】採取画像を示す図である。
【図9】採取画像を示す図である。
【符号の説明】
100…採取画像 101…画像入力装置 102…処理制御装置 103…入力部 104…画像強調部 105…隆線方向抽出部 106…2値化芯線化部 107…特徴抽出部 108…隆線数カウント部 109…出力部 110…対話処理部 111…表示部 112…対話型指紋切り出し部 113…対話型画像強調部 114…対話型隆線方向修正部 115…対話型特徴修正部 116…表示装置 117…入力装置 118…指示装置 119…データ部 120…出力装置
フロントページの続き (72)発明者 星野 幸夫 東京都港区芝浦二丁目11番5号 日本電気 セキユリテイシステム株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 採取画像を表示する表示手段と、 該表示手段に表示された採取画像の一部を指示する指示
    手段と、 該指示手段によって指示された部分を切り出す切り出し
    手段と、 該切り出し手段が切り出した画像に基づいて指紋の特徴
    を抽出する特徴抽出手段とを含むことを特徴とする指紋
    特徴抽出装置。
  2. 【請求項2】 採取画像を表示する表示手段と、 該表示手段に表示された採取画像の一部を指示する指示
    手段と、 該指示手段によって指示された部分を強調する強調手段
    と、 該強調手段による強調が行なわれた後の採取画像に基づ
    いて指紋の特徴を抽出する特徴抽出手段とを含むことを
    特徴とする指紋特徴抽出装置。
  3. 【請求項3】 採取画像に基づいて指紋の特徴を抽出す
    る特徴抽出手段と、 該特徴抽出手段が抽出した指紋の特徴と前記採取画像と
    を表示する表示手段と、 該表示手段に表示された指紋の特徴に対する修正指示を
    入力する指示手段と、 該指示手段の指示に従って前記表示手段に表示されてい
    る指紋の特徴を修正する特徴修正手段とを含むことを特
    徴とする指紋特徴抽出装置。
JP3211510A 1991-07-29 1991-07-29 指紋特徴抽出装置 Pending JPH0535856A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001319233A (ja) * 2000-05-10 2001-11-16 Nec Software Chubu Ltd 照合装置および方法
CN107038360A (zh) * 2016-06-01 2017-08-11 深圳信炜科技有限公司 移动终端的指纹注册方法和指纹识别方法

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