JPH0535641Y2 - - Google Patents

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JPH0535641Y2
JPH0535641Y2 JP7443687U JP7443687U JPH0535641Y2 JP H0535641 Y2 JPH0535641 Y2 JP H0535641Y2 JP 7443687 U JP7443687 U JP 7443687U JP 7443687 U JP7443687 U JP 7443687U JP H0535641 Y2 JPH0535641 Y2 JP H0535641Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はフアクシミリ装置に係り、特にその
紙送り機構に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は従来のフアクシミリ装置の断面図であ
る。図において1は筐体で、この筐体1内にはロ
ール上に巻かれ受信紙として使用する記録紙2、
記録紙2に他のフアクシミリ装置からの受信画像
を記録する出力ヘツド3、記録紙2を送る記録紙
送りローラ4がそれぞれ設けられ、記録紙送りロ
ーラの近傍の筐体1には記録された記録紙2が排
出される排出口5が形成されている。更に、筐体
1内には他のフアクシミリ装置に送る送信紙6上
に書き込まれている送信画像を読み取る入力ヘツ
ド7、送信紙6を送る送信紙送りローラ8がそれ
ぞれ設けられ、これら入力ヘツド7及び送信紙送
りローラ8の上下の筐体1には送信紙6の挿入口
9及び排出口10がそれぞれ形成されている。
また、このフアクシミリ装置は送信紙6の画像
を入力ヘツド7が読み取り、これを受けて出力ヘ
ツド3が記録紙2に記録するような複写機能も兼
ね備えている。
従来のフアクシミリ装置は上記のように構成さ
れ、送信紙6を挿入口9から挿入すると、送信紙
6は送信紙送りローラ8により送られつつ、入力
ヘツド7により送信紙6上の画像が読み取られた
後、排出口10から排出される。これにより送信
紙6上の画像が他のフアクシミリ装置に送信され
る。一方、他のフアクシミリ装置から受信する場
合は、受信画像を出力ヘツド3により記録紙2に
記録し、記録された記録紙2は排出口5から排出
される。
また、複写機能を働かせるときには、送信紙6
上の画像を入力ヘツド7が読み取り、これを受け
て出力ヘツド3が記録紙2上に記録する。
第6図は従来のフアクシミリ装置の他の例を示
す断面図である。これは、フアクシミリ装置の簡
易型とも言うべきもので、所謂メモ電話と呼ばれ
るもので、ロール条に巻かれた記録紙2の表面を
送信紙とし裏面を受信紙として使えるようにした
ものである。すなわち、記録紙2のロール状に巻
かれた部分は筐体1外部に配置され、筐体1の内
部には記録紙2の送られる通路上に巻戻しローラ
11、入力ヘツド7、出力ヘツド3及び記録紙送
りローラ4がそれぞれ設けられている。また、筐
体1には送信画像を書き込むための入力面12が
形成されている。
このように構成された従来のフアクシミリ装置
は、送信するときには入力面12上に露出した記
録紙2の表面に送信画像を書き込んだ後記録紙送
りロール4により記録紙2が送られつつ入力ヘツ
ド7により書き込まれた送信画像が読み取られ、
他のフアクシミリ装置に送信される。一方受信す
るときには出力ヘツド3により記録紙2の裏面
に、受信された画像を記録しつつ記録紙送りロー
ル4にて記録紙2が送られる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のフアクシミリ装置は第5図にように構成
されているので、紙をまつすぐに送るための精度
の高い研磨が必要な高価な紙送りローラが、記録
紙側と送信紙側とで2本必要であり、コストアツ
プを招くと共に部品点数も多くなるという問題点
があつた。
また、第6図に示す従来のフアクシミリ装置は
送・受信の際の紙送りローラを1本で兼用してお
り、上記の問題点は解消されているものの、これ
は簡易型であり、記録紙以外の他の原稿を用いこ
れを複写する機能を持たすことはできないという
問題点があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、コスト低減及び部品点数の削
減が可能で、しかも複写機能を持たすことができ
るフアクシミリ装置を得ることを目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るフアクシミリ装置は、互いに紙
幅の異なる記録紙と送信紙とが同時に通過可能な
通路途中に、記録紙と送信紙との双方に接触可能
な1本の紙送りローラと、送信画像を読み取る入
力ヘツドと、記録動作を行う出力ヘツドとを設け
る構成としたものである。
〔作用〕
この考案におけるフアクシミリ装置は、互いに
紙幅の異なる記録紙と送信紙とが同時に通過可能
な通路を設け、この通路途中に記録紙と送信紙と
を送る紙送りローラを設けたので、紙送りローラ
が1本で済み、コスト低減及び部品点数の削減を
可能にすると共に、複写機能を持たせることがで
きる。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。
第1図はフアクシミリ装置の要部の断面図で、
筐体1には上部側に送信紙6の挿入口9が、下部
側に送信紙6及び送信紙6より幅の広い記録紙2
の排出口10がそれぞれ形成されている。挿入口
9と排出口10との間には、記録紙2と送信紙6
とが同時に通過可能な通路13が形成されてい
る。この通路13の途中の挿入口9側かつ送信紙
6側には、1本の紙送りローラ14が設けられ、
紙送りローラ14に対向して紙送りローラ14側
に図示しないばね等により押し付けられる出力ヘ
ツド3が設けられている。更に、通路13の紙送
りローラ14より排出口10側には入力ヘツド7
が設けられている。
送信紙6は記録紙2より紙幅が狭く、したがつ
て第1図の上面図である第2図に示すように、筐
体1の挿入口9には記録紙2の紙幅より紙幅方向
が狭い送信紙挿入用切欠部15が形成されてい
る。この切欠部15の紙幅方向の中心線aと記録
紙2の紙幅方向の中心線bとは略一致している。
このため、記録紙2と送信紙6とを同時に通路1
3に挿入した場合、紙送りローラ14は両サイド
の円筒部を除く中央部全体の円筒部で送信紙6に
接触する一方、両サイドの円筒部にて記録紙2に
接触し、両者を同時に送ることが可能である。
上記のように構成されたフアクシミリ装置にお
いては、まず受信するときには紙送りローラ14
の回転により記録紙2のみが送られつつ、出力ヘ
ツド3により記録紙2上に他のフアクシミリ装置
からの受信画像が記録され、排出口10より排出
される。次に送信するときには、送信紙6を挿入
口9から挿入する。送信紙6が挿入されると、紙
送りローラ14は中央で送信紙6に、両サイドで
記録紙2にそれぞれ溶解するので、送信紙6及び
記録紙2の双方が同時に送られる。この時入力ヘ
ツド7により送信紙6の送信画像が読み取られ、
他のフアクシミリ装置に送信画像が送信される。
送信動作が終了したら送信紙6は排出口10から
排出される。
なお、上記したように送信するときに送信紙6
と共に記録紙2も送られてしまうので、無用に送
られる記録紙2の巻戻し機構を設けることによ
り、記録紙2の無駄な消費を防ぐことができる。
また、記録紙2と送信紙6とを同時に送ること
ができるので、送信紙6を原稿としてこの原稿上
の画像を入力ヘツドが読み取り、これを受けて出
力ヘツド3が記録紙2上に記録する複写機能を持
たせることができる。
このように、このフアクシミリ装置では送・受
信はもちろんのこと、複写動作においても記録紙
2及び送信紙6は1本の紙送りローラ14で送れ
るので、従来2本使用していたものに比べ部品点
数の削減及びそれに付随してコストの低減が可能
となる。
第4図は、この考案をフアクシミリ装置の簡易
型であるメモ電話に採用した例を示す。筐体1内
にはロール状の記録紙2が収納され、記録紙2は
メモ電話として使用する場合に、表面2aを送信
紙とし裏面2bを受信紙として両者を兼用する。
筐体2には入力面12が形成され、入力面12の
上端部に挿入口9が、筐体1の後面に排出口10
がそれぞれ形成されている。そして、挿入口9と
排出口10との間には記録紙2と送信紙6とが同
時に通過可能な通路13が設けられている。
この通路13は挿入口9側から下方に延長され
る垂直通路13aと排出口10側から左方に延長
される水平通路13bとが連通する屈曲形状とな
つている。そして、入力ヘツド7は垂直通路13
aの送信紙6側に、また出力ヘツド3は垂直通路
13aと水平通路13bとの連通部位近くの記録
紙2側にそれぞれ設けられ、出力ヘツド7に対向
して送信紙6側には紙送りローラ14が設けられ
ている。
この場合も、記録紙2の紙幅は送信紙6の紙幅
より広く、したがつて1本の紙送りローラ14が
記録紙2と送信紙6との双方に接触し両者を同時
に送ることができる。
上記のように構成されたフアクシミリ装置にお
いては、送信紙6を用いて送信するときには送信
紙6を挿入口9から挿入すると、送信紙6は紙送
りローラ14にて送られつつ送信紙6上の送信画
像を入力ヘツド7が読み取つた後、排出口10か
ら排出される。一方、受信するときは記録紙2が
紙送りローラ14にて送られつつ出力ヘツド3に
より受信画像が記録紙2上に記録され、排出口1
0から排出される。
また、送信紙6を原稿としてこれを複写する際
には送信紙6を挿入口9から挿入し、送信紙6上
の画像を入力ヘツド7が読み取り、これを受けて
出力ヘツド3が記録紙2上に記録する。更に、入
力面12上に露出した記録紙2上に、送信したい
画像を書き込み、これを紙送りローラ14が送り
つつ入力ヘツド7が読み取ることで、メモ電話と
して使用できる。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、互いに紙幅の
異なる記録紙と送信紙とが同時に通過可能な通路
途中に、両者を同時に送れる紙送りローラを1本
設ける構成したので、部品点数が削減されると共
にコストも下がり、しかも複写機能も兼ね備える
ことも可能となり、経済的なフアクシミリ装置が
得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるフアクシミ
リ装置の要部の断面図、第2図は第1図の上面
図、第3図は第2図の筐体部分を省略した説明
図、第4図はこの考案をメモ電話に適用した例を
示す断面図、第5図及び第6図は共に従来のフア
クシミリ装置の断面図である。 図において、2は記録紙、3は出力ヘツド、6
は送信紙、7は入力ヘツド、13は通路、14は
紙送りローラである。なお、図中同一符号は同
一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに紙幅の異なる記録紙と送信紙とが同時に
    通過可能な通路を設け、この通路途中に、前記記
    録紙と送信紙との双方に接触可能な1本の紙送り
    ローラと、送信画像を読み取る入力ヘツドと、記
    録動作を行なう出力ヘツドとを設けたことを特徴
    とするフアクシミリ装置。
JP7443687U 1987-05-20 1987-05-20 Expired - Lifetime JPH0535641Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7443687U JPH0535641Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20

Applications Claiming Priority (1)

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JP7443687U JPH0535641Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63183745U JPS63183745U (ja) 1988-11-25
JPH0535641Y2 true JPH0535641Y2 (ja) 1993-09-09

Family

ID=30919652

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7443687U Expired - Lifetime JPH0535641Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20

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JPS63183745U (ja) 1988-11-25

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