JPH0535287Y2 - - Google Patents

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JPH0535287Y2
JPH0535287Y2 JP1985197178U JP19717885U JPH0535287Y2 JP H0535287 Y2 JPH0535287 Y2 JP H0535287Y2 JP 1985197178 U JP1985197178 U JP 1985197178U JP 19717885 U JP19717885 U JP 19717885U JP H0535287 Y2 JPH0535287 Y2 JP H0535287Y2
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setting needle
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は設定針付計器に関するものである。
(従来の技術およびその問題点) 圧力計、温度計等の計器類において、圧力、温
度等の目標設定値を示す設定針を設けたものがあ
る。
第7図に示すものは、設定針を設けた従来の計
器の一例を示す正面図である(実開昭60−98026
号)。
この計器においては、設定針10を、断面コの
字状をなすクリツプ部12とこのクリツプ部12
から延出する針部14とで構成し、該クリツプ部
12で文字板16外周縁に挟着することで、文字
板16外周縁に沿つてスライド自在に設け、移動
位置で任意の目標設定値を指示できるようにして
いる。
上記の計器によれば設定針10を極めて簡易に
構成できるという利点がある。
しかしながら、断面コの字状のクリツプ部12
で文字板16外周縁を挟圧するのみでは挟持力が
低く、設定針10が文字板16上で動いてしまう
おそれがある。
特にこのような計器類は、ポンプ等、振動する
動力源を有する装置類に取り付けられる場合も多
く、このような状況においては、上記の設定針1
0がクリツプ部12のみによる、いわば片持ち支
持であることから、例え僅かな振動であつても、
絶えまない振動によつて設定針10が次第にずれ
てしまうという問題点がある。
クリツプ部12での挟持力を大とするには、ク
リツプ部12のコの字の深さを大きくすればよい
が、このようにすると文字板16外周部を広く覆
い隠すことになり、必要な文字部分を隠してしま
つたりするだけでなく、外見上も好ましくない。
あるいは同図のごとくクリツプ部12を長寸に
することも考えられるが、設定針10の移動範囲
が狭くなり、また摩擦増加により移動も容易でな
くなり、さらに外見上も好ましくない。
そこで本考案は上記問題点を解消すべくなされ
たものであり、その目的とするところは、設定針
が簡易な構成でありながら文字板上に堅固に保持
され、振動の激しい装置等に用いてもずれてしま
うことのない設定針付計器を提供するにある。
(考案の概要) 上記問題点を解消するため本考案は次の構成を
備える。
すなわち、圧力等の目標設定値を示す設定針を
有する計器において、前記設定針は、一端に断面
コの字状をなす挟持部が形成され、他端にほぼL
字状をなす当接部が形成され、この挟持部と当接
部とを連結する連結部に湾曲部が形成され、前記
挟持部が計器の文字板外周縁を両側から挟み、前
記当接部が文字板の軸孔内壁に前記湾曲部が弾性
に抗して引き伸ばされることによつて生じる湾曲
部の弾性力によつて弾接して前記文字板に装着さ
れて成り、前記文字板外周縁を両側から挟む前記
挟持部の文字板表側の舌片が目標設定値を支持す
るための指示片に形成されていることを特徴とす
る。
(実施例) 以下本考案の好適な実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。
第1図は本考案に係る設定針付計器の一例を示
す正面説明図、第2図はその断面説明図である。
20はケーシング、22は内部機構である。2
4は文字板であり、内部機構22の適所にねじ2
6あるいはリベツト等によつて固定されている。
28は指針であり、文字板24の中央に設けた
軸孔30を挿通する軸32の先端に固定されてい
る。34はケーシング20に取り外し自在に螺着
されている蓋体である。
36は設定針である。設定針36は第3図、第
4図から明らかなように、一端側が断面コの字状
をなす挟持部38に形成され、他端側は同方向に
断面L字状をなす当接部40に形成され、挟持部
38と当接部40とを連結する連結部42の中途
部は後方に若干湾曲されるごとく形成されて成
る。挟持部38の第3図上左側の舌片44が目標
設定値を指示するための指示片に形成されてい
る。
そして設定針36の挟持部38と当接部40の
間隔lは文字板24の軸孔30の縁と外周縁との
間隔mよりも若干小さくなるように設定されてい
る。
しかして設定針36は、舌片44が文字板24
の表側になるようにして挟持部38により文字板
24の外周縁を挟むと共に、連結部42の湾曲部
位がその弾性に抗して若干引き伸ばされるように
して当接部40を軸孔30内に押入することで文
字板24上に装着される。
そして設定針36はその連結部42の弾性力に
よつて、挟持部38および当接部40が文字板2
4の外周壁および軸孔30の内周壁に弾接するか
ら、その接触摩擦力によつて文字板24上の設定
位置から容易にはずれることがない。特に本考案
においては設定針36が挟持部38と当接部40
とによつて両持ち支持されるから、計器が絶えず
振動の生ずる装置等に取り付けられている場合に
あつても、設定針36がずれるおそれがないもの
である。なお設定値を変更するため設定針36を
スライドさせる際にはしぶさがあるが、常時行う
ものではないから別段不都合ではない。
前記の実施例においては、連結部42を後方に
湾曲させたが前方に湾曲させてもよい、また第5
図に示すように側方に湾曲させてもよい。側方に
湾曲させれば計器の前後方向の厚みに影響がない
ので有利である。
当接部40は、第6図a,bに示すように浅い
コの字状に形成することもでき、これにより、さ
らに文字板24から当接部40がはずれにくくな
る。
(考案の効果) 以上のように本考案に係る設定針付計器によれ
ば、設定針が、その連結部の湾曲部が弾性に抗し
て引き伸ばされることによつて生じる弾性力によ
つて挟持部、当接部が文字板の外周壁、内周壁に
弾接し、しかも両持ち支持の形で文字板上に装着
され、設定針が文字板上の設定位置から容易にず
れることがない。
また設定針を簡易に構成できるという著効を奏
する。
以上本考案につき好適な実施例を挙げて種々説
明したが、本考案はこの実施例に限定されるもの
ではなく、考案の精神を逸脱しない範囲内で多く
の改変を施し得るのはもちろんのことである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る設定針付計器の一例を示
す正面説明図、第2図はその断面説明図、第3図
は設定針の側面図、第4図は設定針を文字板に装
着した状態の説明図である。第5図は設定針の他
の実施例を示す説明図、第6図は設定針の当接部
を浅いコの字状に設けた例を示す説明図である。
第7図は従来の設定針付計器を示す正面図であ
る。 10……設定針、12……クリツプ部、14…
…針部、16……文字板、20……ケーシング、
22……内部機構、24……文字板、26……ね
じ、28……指針、30……軸孔、32……軸、
34……蓋体、36……設定針、38……挟持
部、40……当接部、42……連結部、44……
舌片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 圧力等の目標設定値を示す設定針を有する計器
    において、 前記設定針は、一端に断面コの字状をなす挟持
    部が形成され、他端にほぼL字状をなす当接部が
    形成され、この挟持部と当接部とを連結する連結
    部に湾曲部が形成され、前記挟持部が計器の文字
    板外周縁を両側から挟み、前記当接部が文字板の
    軸孔内壁に前記湾曲部が弾性に抗して引き伸ばさ
    れることによつて生じる湾曲部の弾性力によつて
    弾接して前記文字板に装着されて成り、前記文字
    板外周縁を両側から挟む前記挟持部の文字板表側
    の舌片が目標設定値を指示するための指示片に形
    成されていることを特徴とする設定針付計器。
JP1985197178U 1985-12-21 1985-12-21 Expired - Lifetime JPH0535287Y2 (ja)

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JP1985197178U JPH0535287Y2 (ja) 1985-12-21 1985-12-21

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JPS62104114U JPS62104114U (ja) 1987-07-02
JPH0535287Y2 true JPH0535287Y2 (ja) 1993-09-08

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59163916U (ja) * 1983-04-18 1984-11-02 ヤンマーディーゼル株式会社 計器の作動範囲指示機構
JPS60161823U (ja) * 1983-08-03 1985-10-28 パ−フェクトゲ−ジ工業株式会社 文字板上に設定針をもつ計器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62104114U (ja) 1987-07-02

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