JPH0535185U - ツリー型すべり台 - Google Patents

ツリー型すべり台

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JPH0535185U
JPH0535185U JP9265091U JP9265091U JPH0535185U JP H0535185 U JPH0535185 U JP H0535185U JP 9265091 U JP9265091 U JP 9265091U JP 9265091 U JP9265091 U JP 9265091U JP H0535185 U JPH0535185 U JP H0535185U
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JP
Japan
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downhill
tree
cylindrical
slide
ground
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Withdrawn
Application number
JP9265091U
Other languages
English (en)
Inventor
直美 大隅
Original Assignee
株式会社マクロテツク
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 すべり台を一層楽しく、かつ安全なものに
し、さらに鑑賞用としても優れたものにする。 【構成】 円筒状の支柱12を地上に立設し、この支柱
12の内部に螺旋階段14を設け、この支柱12の上方
に開設された開口部20から地上に至るまでの間に、任
意の方向に湾曲させられた滑降路16を全体として末広
がりになるように装設することにより、外側から見れば
クリスマスツリーのように見えるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はすべり台に関し、さらに詳しくは、外観が木の形状をしたツリー型す べり台に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来よりすべり台には種々のものがあるが、安全性などの理由から高さが2〜 3m程度のものがほとんどであった。したがってすべり降りる距離は短く、いま ひとつ面白味に欠けるものであった。また、雨や雪が降ると遊ぶことができない という問題もあった。これに対し、ウォタースライダーには比較的高いものもあ ったが、夏期だけで一年中は使用することができなかった。
【0003】 そこで、本考案者はこれらの問題を解決し、安全で楽しいすべり台を提供する ため鋭意検討をした結果、本考案に至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るツリー型すべり台の要旨とするところは、地上に立設される円筒 状の支柱と、該支柱に設けられた階段と、該支柱の上方に開設された開口部から 地上に至るまでの間に装設された複数本の滑降路とから構成されたことにある。
【0005】 また、かかるツリー型すべり台において、前記滑降路が円筒状であることにあ る。
【0006】 さらに、前記円筒状の滑降路の少なくとも上半分の一部又は全部が透明又は半 透明であることにある。
【0007】 一方、かかるツリー型すべり台において、前記滑降路が半円筒状であることに ある。
【0008】 また、かかるツリー型すべり台において、全体にイルミネーションが飾り付け られたことにある。
【0009】 また、かかるツリー型すべり台において、前記滑降路の出口の前方に緩衝材が 配設されたことにある。
【0010】
【作用】
かかるツリー型すべり台は、遊園地や公園などに設置されて使用されるもので ある。まず階段で支柱の上方まで登って行き、そこから滑降路で地上まで滑り降 りて遊ぶのである。これらの滑降路は、たとえば螺旋状に湾曲させられていたり 、任意の方向に湾曲させられているので、滑り降りるとスリルがあって非常に楽 しい。一方、これらの滑降路は外側から見るとクリスマスツリーのように見える ので非常に楽しい。ここで、滑降路が全体として末広がりになるように装設され ているというのは、たとえば滑降路がその途中で一旦内側方向に湾曲させられて いても再び外側方向に湾曲させられているなどの様子を表している。
【0011】 また、滑降路が円筒状であるから滑降者が途中で落下することはない。さらに 円筒状の滑降路の全部が透明もしくは半透明(以下「透明等」という。)、又は 円筒状の滑降路の上半分の一部もしくは全部が透明等であるから、滑降路の内部 は明るく、滑降者に不安感を与えることはない。しかも、滑降者は周りの景色を 見ながら滑り降りることができ、他の人は外側からこの様子を確認することがで きる。一方、滑降路が円筒状でなく半円筒状である場合も同様に、滑降者は周り の景色を見ながら滑り降りることができ、他の人はこの様子を確認することがで きる。
【0012】 さらに、支柱や滑降路など全体に飾り付けられたイルミネーションが夜間に点 滅させられると、より一層クリスマスツリーらしくなる。さらに滑降者が滑降路 の出口から勢いよく飛び出した場合であっても、前方に配設された緩衝材でその 勢いは緩められるので大変安全である。
【0013】
【実施例】
次に、本考案に係るツリー型すべり台の実施例について詳しく説明する。 図1に示すように、本考案に係るツリー型すべり台10は、円筒状の支柱12 が地上に立設され、この支柱12の内部に螺旋階段14が設けられ、この支柱1 2の上方から地上まで滑り降りるための滑降路16が3本装設されて構成されて いる。
【0014】 この支柱12の下方には入口18が1つ開設され、上方には円形の開口部20 が3つ開設されている。滑降路16はこれらの開口部20から延び出し、任意の 方向に湾曲させられながら地上まで達しているが、途中で一旦内側方向に湾曲さ せられても再び外側方向に湾曲させられていて、全体的な外観としては地上に近 づくに連れて徐々に広がっていき、およそ円錐状になっている。すなわち、滑降 路16は開口部20から地上に至るまでの間で全体として末広がりになるように 装設されているのである。また、滑降路16は円筒状で、その全部が透明になっ ている。
【0015】 また、支柱12の頂上には星型の飾り22が取り付けられ、支柱12や滑降路 16などの全体には所定間隔で点滅するイルミネーション(図示せず)が飾り付 けられている。さらに、滑降路16の出口24の前方には多数のボールなどで満 たされた緩衝材26が配設されている。
【0016】 このツリー型すべり台10は遊園地などに設置されて使用されるもので、まず 入口18から入って螺旋階段14で支柱12の上方まで登って行く。そして3つ ある開口部20のうち1つを選び、その滑降路16で地上まで滑り降りて行くの である。
【0017】 これらの滑降路16はいろいろな方向に湾曲させられているので、スリルがあ って非常に楽しいが、円筒状になっているので途中で落下する心配はない。また 滑降路16の全部が透明になっているので内部は明るく、滑っていてもそれほど 不安な感じはしない。反対に、周りの景色を見ながら滑り降りることができるの で非常に楽しく、外側からは滑っている様子を確認することもできるので非常に 安心である。さらに滑降路16の出口24から勢いよく飛び出した場合でも、緩 衝材26が配設されているので安全で、時には多数のボールの中に埋もれたりす るなど非常に楽しいものである。
【0018】 一方、支柱12の頂上には星型の飾り22が取り付けられ、全体にはイルミネ ーションが飾り付けられているので、外側から見ればクリスマスツリーのように 見え、クリスマスの時期にはクリスマスツリーの代用として使用することができ る。さらにエコロジーの象徴である「木」を表現したものであるから、自然の中 に渾然一体として溶け込み、現代に適合したもである。
【0019】 このように、本考案に係るツリー型すべり台10は遊具として安全で楽しいこ とはもちろん、鑑賞物としても非常に優れたものである。また、このツリー型す べり台10はウォータースライダーのように夏期だけでなく一年中使用すること ができるので、非常に有用ものである。さらに動力機械などを一切使用していな いので安価に作製することができ、その後の維持費なども安価である。
【0020】 以上、本考案に係るツリー型すべり台の一実施例について詳述したが、本考案 は上述した実施例に限定されるものではなく、その他の態様でも実施し得るもの である。
【0021】 たとえば図2に示すように、滑降路28が螺旋状に湾曲させられたツリー型す べり台30でも良い。これらの滑降路28は支柱32の上方に開設された相対向 する2つの開口部34からそれぞれ延び出し螺旋状に湾曲させられていて、地上 に近づくに連れて徐々に大きな円を描くように装設されている。したがって全体 としては円錐状を成し、外側から見るとクリスマスツリーのように見える。この ツリー型すべり台30は、前述したツリー型すべり台10よりも滑降路28の形 状が単純でその本数も少ないので、比較的安価に作製することができる。
【0022】 また図3に示すように、滑降路36のほぼ下半分を半透明なFRPや鉄板など で作製し、残りの部分に透明樹脂38をはめ込んだものでも良い。この場合、そ の全部を透明樹脂で作製するよりも安価に作製することができる。本例から明ら かなように、滑降路の少なくとも上半分の一部が透明であれば良い。また図示は 省略するが、滑降路は円筒状でなく半円筒状でも良い。この場合、より安価にな るが、安全性を考慮して滑降路の勾配を少し緩めにしておく必要がある。
【0023】 また、支柱の内部に設ける階段は螺旋階段でなくても良く、普通の階段でも良 い。また支柱の内部を数階の部屋に仕切って交互に梯子を架けたものでも良い。 すなわち、階段とは梯子をも含む概念である。また、支柱の外壁を透明にして外 側から内部が見えるようにしても良い。さらに、緩衝材は柔軟なマットでも良い が、トランポリンなどを配設すれば滑り降りて来た人がそこで飛び跳ねるなどし て、より楽しいものになる。また、滑降路の勾配が出口付近で徐々に緩やかにな るようにしておけば滑り降りる速度は徐々に弱まるので、特に緩衝材を配設しな くても良い。
【0024】 さらに、大きさは設置スペースに応じて変更すれば良く、何ら限定されるもの ではない。また、滑降路の長さも予算などに応じて変更すれば良く、滑降路の長 さや勾配などによっては幼児から大人まで楽しめるものになる。また、滑降路の 出口から支柱の入口までの間に適当な屋根などを設ければ、雨や雪の日でも遊ぶ ことができる。さらに丈夫なシートなどを敷いて滑れば、滑り易くなるとともに 衣服が摩擦で傷んだりすることもない。
【0025】 その他、支柱を茶色に、滑降路を緑色に塗装して適当なデザインを施せば、さ らにクリスマスツリーらしくなる。また、クリスマスには本物のもみの木を植え 付けたり、七夕には笹などを飾り付けたりすれば季節感が出てより一層楽しいも のになるなど、本考案はその主旨を逸脱しない範囲内で当業者の知識に基づき種 々なる改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものである。
【0026】
【考案の効果】
本考案に係るツリー型すべり台は、支柱の上方に開設された開口部から地上に 至るまでの間に装設された複数本の滑降路を備えているため、これらを滑り降り るときはスリルがあって非常に楽しく、これらを外側から見るとクリスマスツリ ーのように見えて非常に楽しいものである。また、滑降路が円筒状であるため滑 降者が途中で落下することはなく、雨や雪が降っても遊ぶことができる。さらに 、円筒状の滑降路の少なくとも上半分の一部又は全部が透明等であるため滑降路 の内部は明るく、滑降者に不安感を与えることはない。しかも滑降者は周りの景 色を見ながら滑り降りることができ、他の人はこの様子を外側から確認すること ができる。また、滑降路が円筒状でなく半円筒状である場合も同様に、滑降者は 周りの景色を見ながら滑り降りることができ、他の人はこの様子を外側から確認 することができる。
【0027】 また、全体にイルミネーションが飾り付けられているため、より一層クリスマ スツリーらしいものになる。また、滑降路の出口の前方に緩衝材が配設されてい るため、滑降者が勢いよく飛び出した場合であっても安全で怪我をすることはな い。
【0028】 さらに本考案に係るツリー型すべり台は、ウォータースライダーのように夏期 だけでなく一年中使用することができ、クリスマスの時期にはクリスマスツリー の代用として使用することもできる。さらにエコロジーの象徴である「木」を表 現したものであるから自然の中に渾然一体として溶け込み、現代に適合したもで あるなど、優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るツリー型すべり台の一実施例を示
す斜視図である。
【図2】本考案に係るツリー型すべり台の他の実施例を
示す斜視図である。
【図3】本考案に係るツリー型すべり台における滑降路
の他の実施例を示す一部斜視図である。
【符号の説明】
10,30;ツリー型すべり台 12,32;支柱 14;螺旋階段 16,28,36;滑降路 20,34;開口部 24;出口 26;緩衝材

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上に立設される円筒状の支柱と、該支
    柱に設けられた階段と、該支柱の上方に開設された開口
    部から地上に至るまでの間に装設された複数本の滑降路
    とから構成されたツリー型すべり台。
  2. 【請求項2】 前記滑降路が円筒状であることを特徴と
    する請求項1に記載のツリー型すべり台。
  3. 【請求項3】 前記円筒状の滑降路の少なくとも上半分
    の一部又は全部が透明又は半透明であることを特徴とす
    る請求項2に記載のツリー型すべり台。
  4. 【請求項4】 前記滑降路が半円筒状であることを特徴
    とする請求項1に記載のツリー型すべり台。
  5. 【請求項5】 全体にイルミネーションが飾り付けられ
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに
    記載のツリー型すべり台。
  6. 【請求項6】 前記滑降路の出口の前方に緩衝材が配設
    されたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれ
    かに記載のツリー型すべり台。
JP9265091U 1991-10-15 1991-10-15 ツリー型すべり台 Withdrawn JPH0535185U (ja)

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JP9265091U JPH0535185U (ja) 1991-10-15 1991-10-15 ツリー型すべり台

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JPH0535185U true JPH0535185U (ja) 1993-05-14

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ID=14060338

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009055555A2 (en) * 2007-10-24 2009-04-30 Technifex Products, Llc Amusement slide with lighting effect
KR20160139868A (ko) * 2015-05-29 2016-12-07 어드벤처닷케이알(주) 다목적 개폐구 및 안전장치가 구비된 원통형 슬라이딩 시설물
JP2017176691A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 株式会社エム・ジー・アール 光るボールプール

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