JPH05347596A - 同期端局装置の回線設定装置 - Google Patents
同期端局装置の回線設定装置Info
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- JPH05347596A JPH05347596A JP4155191A JP15519192A JPH05347596A JP H05347596 A JPH05347596 A JP H05347596A JP 4155191 A JP4155191 A JP 4155191A JP 15519192 A JP15519192 A JP 15519192A JP H05347596 A JPH05347596 A JP H05347596A
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Abstract
ようにした同期端局装置の回線設定装置を提供すること
にある。 【構成】回線設定装置のシグナリング系回線設定処理系
はシグナリングデータをシグナリングデータ処理用のフ
レームのデータ伝送速度に速度変換し、有効データのみ
を抽出する抽出手段24,25 と、この抽出された有効デー
タを主信号のチャネル対応に保持し、主信号の回線設定
に対応して読出して回線設定済みのシグナリングデータ
として出力するメモリ手段28,29,30と、この出力された
シグナリングデータをシグナリングデータ伝送用のフレ
ームに組み直し、多重化して出力する多重化手段31,32,
33,34 とより構成する。
Description
装置に関するものである。
ークにおいてはディジタル化が進んでおり、このような
ユーザの通信ネットワークでは伝送路をリンクするため
に端局装置が用いられる。
間を特定のチャネルを使用して固定的に接続し、そのチ
ャネルを使用して当該特定端末間で通信を行うことがで
きるようにするものである。
に設けられ、特定のチャネルは特定の端末間での通信に
利用するように固定的に回線設定して、データ伝送を行
うための装置であるが、近年ではディジタル化が進み、
端局装置内部に設けられた回線接続設定を行うための回
線設定回路(TSI;Time Slot Interchanger)におい
ても、ディジタル信号のまま電子的に回線設定を行うた
め、回線の接続設定の変更も容易となった。
と呼ぶが、この同期端局装置は図3のように構成してあ
る。図において、11は伝送路インタフェース、12は
多重化処理部、13は端末インタフェースであり、これ
らのうち、伝送路インタフェース11は光ファイバ等に
よる伝送路Lやディジタル無線機等と、多重化処理部1
2とのインタフェースをとるものである。
らの信号を終端し、装置内のフレーム位相に統一する機
能を有する。また、伝送路インタフェース11はPCM
一次群および二次群同期多重インタフェースやスタッフ
多重方式によるPCM二次群および三次群の多重変換ユ
ニット、PCM三次群までの光ファイバ・インタフェー
ス等を内蔵させることにより伝送路側の条件に合うかた
ちでインタフェースすることができる。
Mbpsの伝送速度の同期多重インタフェース、6.3
M IF 11bは6.3Mbpsの伝送速度の同期多重イ
ンタフェース、6.3M STF IF 11cは6.3M
bpsの伝送速度のスタッフ多重インタフェース、32
M STF IF 11dは32Mbpsの伝送速度のスタ
ッフ多重インタフェース、32M光IF 11eは32Mb
psの伝送速度の光インタフェース、6.3M光IF 1
1fは6.3Mbpsの伝送速度の光インタフェース、
1.5M光IF 11gは1.5Mbpsの伝送速度の光イ
ンタフェースである。
-3,12-4 と6チャネル用回線設定回路12-1、および1チ
ャネル用の各回線設定回路12-1,12-2 とを有している。
多重化処理部12は伝送路インタフェース11より入力
される各伝送路等からの受信多重化フレームを主信号と
ST信号に分離した後、それぞれを分離して各チャネル
別のデータにし、これを回線設定回路における回線設定
に基づきチャネル別に対応の分配先に仕分けし、分配先
別に多重化して端末インタフェース13における対応の
インタフェース部に与える。
インタフェース部から送られてくる多重化されたフレー
ムを主信号とST信号に分離した後、チャネル別に分離
し、これを分配先別に仕分けし、分配先別に多重化して
伝送路インタフェース部11における対応のインタフェ
ースに出力すると云った動作をする。
は、例えば、2次群インタフェースである6.3Mbp
s同期多重インタフェースの場合、96チャネル(64
Kbps換算)の主信号を伝送できる構成になってお
り、これを6チャネル毎のグループであるハンドリング
グループ(HG)に分けて、それぞれのHG毎に1つの
シグナリング情報伝送用にSTビットを割り当て、ST
ビットは8マルチフレームのSTフレームを構成するこ
とにより、1つのSTフレームで6チャネル分のシグナ
リング情報を伝送することができるようになっている。
ェースの伝送フレームは96チャネル分の主信号用(=
16HG用)に96タイムスロット、16HG用のST
フレーム伝送用に2タイムスロット(=16ビット)、
マルチフレームおよびフレーム同期用に5ビットの合計
789ビット(96タイムスロット+5ビット)で1フ
レームを構成している。そして、使用するにあたって回
線設定単位は1チャネル単位または6チャネル単位とす
ることができる。
ル交換機や映像符号化装置、音声端末、低速データ端末
などの各端末からの信号を終端し、装置内のフレーム位
相に統一するものである。端末インタフェース13には
アナログ交換機とインタフェースするための音声4線I
F(音声4線インタフェース)13a 、音声2線IF(音
声2線インタフェース)13b 、ディジタル交換機とイン
タフェースするための2M IF(2Mbpsの伝送速
度のインタフェース)13c 、低速データIF(低速デー
タ用のインタフェース)13d 、局内回線終端装置13e 等
がある。
タを送信する場合、その端末からの送信データは端末イ
ンタフェース部13における該端末の接続されたインタ
フェースを介して多重化処理部12に送られ、主信号と
STデータを分離した後、それぞれをその端末の使用チ
ャネルの該当する仕向け先に回線設定を行い、各仕向け
先毎にフレームに多重されて主信号にSTデータを多重
化し、伝送路インタフェース部11の当該仕向け先のイ
ンタフェースに送られる。そして、そのインタフェース
を介して伝送される。
送路インタフェース部11における当該伝送路対応のイ
ンタフェースを介して受信され、多重化処理部12に送
られて主信号とSTデータを分離した後、それぞれを多
重/分離部12-4により一旦、回線設定単位である6チャ
ネルまたは1チャネルのチャネル別に分離された後、回
線設定回路12-1,12-2 における回線設定に基づき、対応
の分配先に仕分けし、主信号にSTデータを多重化した
後、多重/分離部12-3により分配先別に多重化して端末
インタフェース13における対応のインタフェース部に
与え、そのインタフェース部より端末へと送られる。
ダイヤル発呼により、その電話機を収容している交換機
はダイヤル情報に基づく着呼先を認識し、該交換機収容
内線に対する発信であればその内線に対する呼びを行う
が、該交換機収容外の回線への発信であれば、その回線
に割り当てられているチャネルを使用し、ダイヤル情報
を送り、多重化処理部12ではこのチャネルからのデー
タを仕分けして着信先の回線へのフレームに多重し伝送
路インタフェース部11または端末インタフェース部1
3における当該着呼先回線収容交換機対応のインタフェ
ースに送り出す。そして、着呼先からの信号は逆のルー
トを辿り、発呼元の電話機に送られる。このようにして
特定のチャネルは特定の相手先に伝送されるように仕分
けされることにより、特定端末間で通信を行うことがで
きる。
ータの他に、各種の状態信号であるシグナリング・ビッ
トが多重されて送られるが、音声の場合、シグナリング
・ビットはダイヤル情報となる。そして、シグナリング
・ビットはシグナリング・ビット伝送用のフレームであ
るSTフレームを使用して伝送される。
に含まれるチャネルに関するビットデータ列をオール
“1”とすることによってAIS信号(Alarm Indicati
on Signal ;警報信号)としても使用される。すなわ
ち、伝送路異常などによりデータ授受が行えないような
場合に、伝送下流側の装置の監視装置により、当該伝送
下流側の装置がその下流側に対して警報を与えるべく、
STフレームはビットデータ列をオール“1”としたA
IS信号を送る。
号データとSTデータは分離してそれぞれ別系統で取り
扱う必要があるために、主信号用のバッファメモリと、
STデータ用のバッファメモリとを用意している。
タの書き込みと読出しの操作は伝送フレームに同期して
順に読出しアドレスを進めるとこれを回線設定に合うよ
うにその時々のタイムスロットに渡すべきチャネルのデ
ータが格納されたアドレスをバッファメモリに与えるこ
とができるようにアドレス変換してバッファメモリに与
えることができるよう、アドレス・コントロ−ル・メモ
リにアドレス・データを書き込んでおく必要がある。
チャネル数とSTデータのチャネル数が異なるため、主
信号と同じ伝送速度のままで上述のような仕分け処理を
行うと、バッファメモリの書き込みおよび読出しの制御
が主信号の回線設定とSTビットの回線設定が一致しな
いため、複雑になるから、主信号データ用およびSTデ
ータ用の各アドレス・コントロ−ル・メモリに書き込む
バッファメモリアクセス用のアドレス・データの並び順
が複雑となってしまう。
期をとりながら処理するが、このSTフレームは主信号
の伝送フレーム1フレーム分(125μs)の1/6の
チャネル数であり、図2に示すようにSTデータは1フ
レーム当たり、有効データが1ブロック分(フレーム当
たり6分割したものを1ブロックとした場合)に対し
て、無効分は5ブロック分にもなる。
化処理部の回線設定回路ではデータ量の少ないSTデー
タも主信号と同じ伝送速度のまま処理しているために、
処理可能な回線数が制約される他、回線設定情報を記憶
するためのアドレスコントロ−ルメモリも主信号用とS
Tデータ用の2つを別々に用意しているために、アドレ
スコントロ−ルメモリへのアクセスが複雑になると云う
欠点があり、また、STデータ系の処理はSTデータが
主信号よりも少ないデータ量であるため、主信号と同じ
速度のままで処理しようとすると、STフレームには無
効データが5/6も含まれることになり、そのまま処理
をする構成としていることは高速処理のデバイスをいた
ずらに浪費していることになる。
合理的な回路構成にすることができ、STデータ系の処
理に使用するデバイスもアクセスタイムの遅いもので十
分対応可能にでき、また、アドレスコントロ−ルメモリ
も主信号用とSTデータ用で共用化できるようにした回
線設定回路を提供することにある。
め、本発明は次のように構成する。すなわち、所定チャ
ネル分をひとまとまりの伝送単位として主信号をフレー
ム伝送すると共に、各チャネルのシグナリングデータ処
理用のフレームをこの主信号のフレームに多重化して伝
送する同期端局装置であって、入側の分離部により主信
号とシグナリングデータとを分離して回線設定装置に与
え、主信号はこの回線設定装置の主信号回線設定処理系
により、また、シグナリングデータ系はシグナリング系
回線設定処理系により回線設定処理し、各チャネルのデ
ータを所望の伝送先のチャネルに振り分けることにより
回線設定し、回線設定処理後のデータは出側の多重部に
より多重化して出力するようにした同期端局装置におい
て、前記回線設定装置のシグナリング系回線設定処理系
はシグナリングデータ処理用のフレームの同期をとる同
期手段と、同期手段により同期をとられたシグナリング
データを速度変換して有効データのみを抽出する抽出手
段と、この抽出された有効データをシグナリングデータ
処理用のフレームよりチャネル単位にシグナリングデー
タを分離して保持し、主信号の回線設定に対応して読出
して回線設定済みのシグナリングデータとして出力する
メモリ手段と、この出力されたシグナリングデータをシ
グナリングデータ処理用のフレームに組み直し、多重化
して出力する多重化手段とより構成する。
ング系回線設定処理系においては、主信号から分離され
たシグナリングデータについて、同期手段によりシグナ
リングデータ処理用のフレームの同期をとりながら、抽
出手段によりシグナリングデータを速度変換し、有効デ
ータのみを抽出し、メモリ手段はこの抽出された有効デ
ータをチャネル単位に分離してこれを主信号のチャネル
対応に保持し、主信号の回線設定に対応して読出して回
線設定済みのシグナリングデータとして出力する。そし
て、この出力されたシグナリングデータを多重化手段に
より多重化して主信号系と同じ元の速度に戻す。
ナリングデータ)を伝送速度を変換して有効ブロックの
み抽出して必要なもののみを低速で処理するようにし、
また、STデータは各回線毎に分離することによって主
信号の各回線のデータと同様に扱えるようにし、これに
よって、主信号系と同じ読出し方をすれば、主信号の各
回線のデータ(伝送するチャネル対応のデータ)に対応
させて該当のSTデータを得ることができるようにし、
これによって、シグナリング系は主信号系と同一の読出
し制御を適用できるようにして(主信号系の読出しアド
レス制御をするアドレス・コントロ−ル・メモリからの
出力によって)回線設定を共通の制御系で実施できて構
成の簡易化を図れるようになり、また、回線設定を行っ
た後は再び、多重化手段によりSTフレームを組み直し
て多重化し速度変換前の速度に変換して出力するように
しているので、シグナリング系では遅い伝送速度で処理
でき、しかも、無効データ分の処理はしないで済むた
め、使用するデバイスのアクセスタイムは遅いもので十
分対処できるようになり、コストダウンを図ることがで
きる。
照して説明する。図1は本発明の一実施例を示すブロッ
ク図であって、図3で示した同期端局装置における回線
設定回路12-1,12-2に相当する。
ァメモリ、22は1フレームの周期で回るシーケンシャ
ルカウンタ、23は主信号データとSTデータ共用のア
ドレス・コントロ−ル・メモリ、24は速度変換回路、
25はSTフレーム同期回路、26はSTフレーム番号
識別用のSTフレーム用マルチフレームカウンタ、27
は低速処理側のフレームカウンタ、28はSTフレーム
同期回路25からのSTビット識別用信号をアドレス・
コントロ−ル・メモリ23からの出力信号と同形態に変
換するためのアドレス変換回路、29はSIG(シグナ
リング・ビット)回線設定用デュアルポートメモリ、3
0はHG BAIS転送用デュアルポートメモリ、31
はSTフレーム多重用デュアルポートメモリ、32はブ
ロックカウンタ、33はHGナンバをカウントするため
のHGカウンタ、34は多重回路である。
データ、103 はフレームパルス、104 は1に主信号を書
き込むためのシーケンシャルなアドレス信号、105 は主
信号系のカウンタ22とST系のフレームカウンタ27
を関係付けるためのロード(LOAD)信号、106 は回線設定
通りに主信号およびSTを並べ換えるための読出しアド
レス信号、107 は出力主信号、108 はマルチフレームカ
ウント信号、109 は無効データを除いた後の低速側ST
信号、110 は低速側フレームカウント信号、111 はST
フレーム同期引き込み後のST信号、112 はHG AI
S(警報)およびHG REC(フレーム同期外れ)検
出信号、113 は同期引き込み後のST位相を示す信号、
114 はアドレス変換後の信号、115 はHG BAIS転
送信号(AIS またはREC を受けたとき受信出来なかった
ことを送信側に知らせるための信号)、116 はSTフレ
ームナンバを示すHGカウント値、117 はブロックナンバ
を示すブロックカウント値、118 はアドレスコントロ−
ルメモリに従って読み出されたSTデータ、119 はST
フレームのかたちに再編成されたST信号、120 は出力
STデータである。尚、HGはハンドリンググループを
示すもので、複数チャネル分(通常は6チャネル分)を
まとめたものを示す。
されるデータの伝送フレーム周期でカウントを1周する
カウンタであり、伝送フレームは複数のタイムスロット
に分割されているので、シーケンシャル・カウンタ22
のカウントはこのタイムスロットに合わせたタイミング
で行われる。
のシーケンシャルカウンタ22のカウント値を書き込み
アドレスとしてnビットパラレルの入力主信号101 をそ
の書き込みアドレスに書き込むと共に、アドレス・コン
トロール・メモリ23からの読出しアドレスデータを受
けてそのアドレス・データ対応のアドレスの記憶データ
を読出し、回線交換済みの出力主信号107 として多重/
分離部側に出力するものである。
ーケンシャル・カウンタ22のカウント値を読出しアド
レスとして受け、そのアドレスに格納されているデータ
を主信号用ダブルバッファ・メモリ21に読出しアドレ
スとして与えるもので、回線設定に合わせて入力主信号
のどのタイムスロットで送られてきたデータ(どのチャ
ネルのデータ)が、出力主信号のどのタイムスロット
(どのチャネル)に渡されるかにより、伝送フレームの
タイムスロットに対応付けた読出しアドレスが記憶され
ている。
タイムスロットのタイミングでそのタイミングにおける
タイムスロットに渡すべきチャネルのデータを読出すこ
とができるよう、それらの対応を以て読出しアドレスの
データが格納されている。
効データを取り除いて、有効部分のみ低速度に速度変換
し、低速度のSTデータ109 としてSTフレーム同期回
路25に与えるものである。
ャルカウンタ22が所定のカウント値になると、該シー
ケンシャルカウンタ22が出力するロード信号105 を受
けてカウントを行い、STフレームナンバを識別するた
めの低速側フレームカウント信号110 (STフレームナ
ンバに対応する)を出力するものであり、マルチフレー
ム・カウンタ26はこの低速側フレームカウンタ27の
カウント値が所定値に達する毎にカウントを進めてST
データ伝送用のフレームであるSTフレーム用のマルチ
フレームに対応するカウント値(マルチフレームカウン
ト信号108 )を得るものである。
24の出力する低速度に速度変換されたSTデータ109
を受け、マルチフレーム・カウンタ26の出力108 およ
び低速側フレームカウンタ27の低速側フレームカウン
ト信号110 をもとに同期引き込みをしてHG AISおよびHG
REC検出信号112 、STフレーム位相信号113 と共にS
T信号111 として出力するものである。
信号113 と低速側フレームカウント信号110 とを読出し
アドレスデータとして受けて、そのアドレスに格納され
ているデータを読出しアドレスデータとして出力するも
のである。このアドレス変換回路28にはSTフレーム
位相と低速側フレームカウント信号110 により得られる
STフレームナンバ対応にSIG ビット設定用デュアルポ
ート・メモリ29とHGBAIS 転送用のデュアルポート・
メモリ30の書き込みアドレスが格納される。
29はアドレス変換回路28より与えられる書き込みア
ドレスにSTデータ111 を書き込み、アドレスコントロ
ールメモリ23より与えられる読出しアドレス106 を読
出しアドレスとしてそのアドレスに格納されているデー
タを読出してSIG ビットデータ118 としてSTフレーム
多重用のデュアルポート・メモリ31に出力するもので
ある。
30はアドレス変換回路28より与えられる書き込みア
ドレスにSTフレーム同期回路25からのHG AISおよび
HG REC検出信号112 を書き込み、ブロックカウンタ32
の出力であるブロックカウント値117 とHGカウンタ3
3の出力であるSTフレームナンバを示すHGカウント値
116 を読出しアドレスとして受けて現在のブロックおよ
びSTフレームナンバ対応の読出しデータとして当該ア
ドレスのデータを読出し、これをHG BAIS 転送信号115
として出力するものである。
リンググループをカウントするものであり、ブロックカ
ウンタ32は出力側の現在のブロックをカウントするも
のである。
モリ31はSTフレームナンバを示すHGカウント値116
とブロックカウント値117 とを書き込みアドレスとし
て、そのアドレスにSIG ビットデータ118 を書き込み、
また、マルチフレームカウント値108 およびHGカウント
値116 を読出しアドレスとし、そのアドレスに書き込ま
れているデータを読出して多重回路14に与えるもので
ある。
ント値108 を受けて、このカウント値108 に応じてHG B
AIS 転送信号115 とSTデータ119 とを多重して出力S
Tデータ120 として出力するものである。
多重されて送られてきた被回線設定信号である主信号10
1 とSTデータ102 は、受け側(入側)の多重分離部に
より分離され、それぞれ別の系統にて処理される。
回線設定用のメモリである主信号用ダブルバッファ・メ
モリ21に入力され、ここに一旦、順番に記憶される。
これは主信号用ダブルバッファ・メモリ21にはフレー
ムパルス103 に同期してこのフレーム周期でカウントを
1周するシーケンシャルカウンタ22のカウント出力10
4 が書き込みアドレスとして与えられるので、このアド
レスを書き込みアドレスとして主信号101 はダブルバッ
ファ・メモリ21に書き込まれることで順番に記憶され
ることになる。
き込まれた主信号101 は、アドレスコントロ−ル・メモ
リ23に記憶されている回線設定データ106 を読出しア
ドレスとして、当該アドレス位置のデータが読み出さ
れ、出力主信号107 として出側に送り出されることで回
線設定、すなわち、仕分けされる。
メモリで構成されており、一方の系統が書き込みモード
のとき、他方の系統が読出しモードとなるように制御し
て、書き込みと読出しが同一のメモリで行われないよう
に切り替えて使用している。このようにして主信号用ダ
ブルバッファ・メモリ21から読出されるが、このとき
のアドレス・コントロ−ル・メモリ23に加えられる読
出しアドレスはシーケンシャルカウンタ22のカウント
出力104 である。この出力104 は伝送フレームに同期し
たカウント出力であり、各アドレスに記憶されているデ
ータはその時々の出側のタイムスロットに渡すべき主信
号が格納されている主信号用ダブルバッファ・メモリ読
出しアドレスである。
出力104 の値(読出しアドレス)対応に仕分け先のタイ
ムスロットに渡すべきチャネルのデータの格納アドレス
をアドレス・コントロ−ル・メモリ23に書き込んでお
くことにより、回線設定に合わせてそのカウント出力10
4 の値(読出しアドレス)対応に仕分け先のタイムスロ
ットに渡すべきチャネルのデータを渡すことができる。
リ23に与えられる読出しアドレスは伝送フレームに同
期したシーケンシャル・カウンタ22のカウント出力10
4 であり、アドレス・コントロ−ル・メモリ23には、
回線設定に合わせてそのカウント出力104 の値(読出し
アドレス)対応に仕分け先のタイムスロットに渡すべき
チャネルのデータが格納されている主信号用ダブルバッ
ファメモリ21の読出しアドレスをデータとして書き込
んであることにより、仕分け先に合わせた回線設定がで
きる。これにより、主信号用ダブルバッファ・メモリ2
1から読出されて得られた出力データ107 は回線設定さ
れたことになる。一方、多重分離部で分離されて入力さ
れたSTデータ102 は、まず、速度変換回路24にて無
効データが取り除かれ、有効部分のみ低速度に変換され
る。
タ109 はマルチフレーム・カウンタ26および低速側フ
レームカウンタ27の出力108 および低速側フレームカ
ウント信号110 をもとに動作するSTフレーム同期回路
25によって同期引き込みがなされ、HG AISおよびHG R
EC検出信号112 、STフレーム位相信号113 と共にST
信号111 が抽出されて出力される。
のうち、STフレーム位相信号113はSTフレームナン
バを識別するための低速側フレームカウント信号110 と
共にアドレス変換回路28に入力され、このアドレス変
換回路28においてアドレス・コントロ−ル・メモリ2
3に記憶されている回線設定データ106 と同じフォーマ
ットにアドレス変換される。
114 は書き込みアドレスとしてSIGビット設定用デュア
ルポート・メモリ29およびHG BAIS 転送用のデュアル
ポート・メモリ30に与えられ、STデータ111 はSIG
ビット設定用デュアルポート・メモリ29に、また、HG
BAIS 転送のためのHG AISおよびHG REC検出信号112
はHG BAIS 転送用のデュアルポート・メモリ3
0にそれぞれ当該書き込みアドレス位置に書き込まれ
る。
29からの読出しは、アドレス・コントロール・メモリ
23からの出力106 をアドレスとして行われる。そし
て、このSIG ビット設定用デュアルポート・メモリ29
から読出されたデータ118 は今度はブロックカウンタ3
2からのブロックカウント値117 およびHGカウンタ3
3からの出力であるSTフレームナンバを示すHGカウン
ト値116 を書き込みアドレスとしてSTフレーム多重用
のデュアルポート・メモリ31に書き込む。
モリ31に書き込まれたデータ118の当該デュアルポー
ト・メモリ31からの読出しは、マルチフレームカウン
ト値108 およびHGカウント値116 をアドレスとして行わ
れ、これによって読み出されたSTデータ119 は多重回
路14にてHG BAIS 転送信号115 と多重される。この結
果、出力STデータ120 はSTフレームの中まで回線設
定され、しかも、元の主信号の伝送フレームでの伝送速
度に戻されたことになる。
低速度に速度変換して有効ブロックのみ抽出してからこ
れを回線設定処理して出力するようにしたため、必要な
データのみを回線設定処理すれば済むようになり、ST
データの処理系である速度同期回路25、アドレス変換
回路28およびSIG ビット設定用デュアルポート・メモ
リ29、HG BAIS 転送用のデュアルポートメモリ30の
書き込み処理までは低速処理が可能なことから、使用す
るデバイスのアクセスタイムの上限まで回線設定処理能
力を高めることができる。
に、1フレーム中、5/6を無効データ分が占めるが、
この無効データ分の処理はしないで済むため、必要な回
線設定能力は1/6で済ませることができるようにな
る。
が大幅に低速なデバイスを利用可能になり、システムの
コストダウンを図ることができる。また、STフレーム
内部の回線設定は主信号系と同じHG単位でカウントす
るHGカウンタ32より得たHGカウント値116 で処理で
きるように変換を行っているために、アドレス・コント
ロ−ル・メモリを主信号系とSTデータ系で共用化でき
る。
ナリングデータ)の伝送速度を変換して有効ブロックの
み抽出して必要なもののみを低速で処理するようにし、
また、STデータは各回線毎に分離することによって主
信号の各回線のデータと同様に扱えるようにし、これに
よって、主信号系と同じ読出し方をすれば、主信号の各
回線のデータ(伝送するチャネル対応のデータ)に対応
させて該当のSTデータを得ることができるようにし、
これによって、シグナリング系は主信号系と同一の読出
し制御を適用できるようにして(主信号系の読出しアド
レス制御をするアドレス・コントロ−ル・メモリからの
出力によって)回線設定を共通の制御系で実施できて構
成の簡易化を図れるようになり、また、回線設定を行っ
た後は再び、多重化手段によりSTフレームを組み直し
て多重化し速度変換前の速度に変換して出力するように
しているので、シグナリング系では遅い伝送速度で処理
でき、しかも、1フレーム中、5/6を占める無効デー
タ分の処理はしないで済むため、使用するデバイスのア
クセスタイムは遅いもので十分対処できるようになり、
コストダウンを図ることができる。尚、本発明は上記
し、且つ、図面に示す実施例に限定することなく、その
要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施し得ること
はもちろんである。
ば、合理的な回路構成にすることができ、STデータ系
の処理に使用するデバイスもアクセスタイムの遅いもの
で十分対応可能にでき、また、アドレスコントロ−ルメ
モリも主信号用とSTデータ用で共用化できるようにし
た同期端局装置の回線設定装置を提供することができ
る。
図。
を示す図。
の図。
ームの周期で回るシーケンシャルカウンタ、23…アド
レスコントロ−ル・メモリ、24…速度変換回路、25
…STフレーム同期回路、26…STフレーム用マルチ
フレームカウンタ、27…低速処理側のフレームカウン
タ、28…アドレス変換回路、29…SIG(シグナリ
ングビット)回線設定用デュアルポートメモリ、30…
HG BAIS転送用デュアルポート・メモリ、31…STフレ
ーム多重用デュアルポート・メモリ、32…ブロックカ
ウンタ、33…HGナンバをカウントするためのHGカ
ウンタ、34…多重回路、101 …入力主信号、102 …入
力STデータ、103 …フレームパルス、104 …主信号を
書き込み用のシーケンシャルなアドレス信号、105…主
信号系のカウンタ22とST系のフレームカウンタ27
を関係付けるためのロード(LOAD)信号、106 …回線設定
通りに主信号およびSTデータを並べ換えるための読出
しアドレス信号、107 …出力主信号、108 …マルチフレ
ームカウント信号、109 …無効データを除いた後の低速
側ST信号、110 …低速側フレームカウント信号、111
…STフレーム同期引き込み後のST信号、112 …HG A
IS(警報)およびHG REC(フレーム同期外れ)検出信
号、113 …同期引き込み後のST位相を示す信号、114
…アドレス変換後の信号、115 …HG BAIS 転送信号、11
6…STフレームナンバを示すHGカウント値、117 …ブ
ロックナンバを示すブロックカウント値、118 … ACMに
従って読み出されたSTデータ、119 …STフレームの
かたちに再編成されたST信号、120 …出力STデー
タ。
Claims (1)
- 【請求項1】 所定チャネル分をひとまとまりの伝送単
位として主信号をフレーム伝送すると共に、各チャネル
のシグナリングデータ伝送用のフレームをこの主信号の
フレームに多重化して伝送する同期端局装置であって、
入側の分離部により主信号とシグナリングデータとを分
離して回線設定装置に与え、主信号はこの回線設定装置
の主信号回線設定処理系により、また、シグナリングデ
ータ系はシグナリング系回線設定処理系により回線設定
処理し、各チャネルのデータを所望伝送先の割り当てチ
ャネルに振り分けることにより回線設定し、回線設定処
理後のデータは出側の多重部により多重化して出力する
ようにした同期端局装置において、 前記回線設定装置のシグナリング系回線設定処理系はシ
グナリングデータ処理用のフレームの同期をとる同期手
段と、 この同期をとったシグナリングデータを速度変換して有
効データのみを抽出する抽出手段と、 この抽出された有効データを主信号のチャネル対応にチ
ャネル単位にシグナリングデータを分離して保持し、回
線設定に対応して読出して回線設定済みのシグナリング
データとして出力するメモリ手段と、 この出力されたシグナリングデータをシグナリングデー
タ処理用のフレームに組み直し、多重化して出力する多
重化手段とより構成することを特徴とする同期端局装置
の回線設定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4155191A JPH05347596A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 同期端局装置の回線設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4155191A JPH05347596A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 同期端局装置の回線設定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05347596A true JPH05347596A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=15600485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4155191A Pending JPH05347596A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 同期端局装置の回線設定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05347596A (ja) |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP4155191A patent/JPH05347596A/ja active Pending
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Legal Events
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