JPH05344664A - エネルギー貯蔵装置 - Google Patents

エネルギー貯蔵装置

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JPH05344664A
JPH05344664A JP4153847A JP15384792A JPH05344664A JP H05344664 A JPH05344664 A JP H05344664A JP 4153847 A JP4153847 A JP 4153847A JP 15384792 A JP15384792 A JP 15384792A JP H05344664 A JPH05344664 A JP H05344664A
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JP
Japan
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rotor
energy
armature
stator
stored
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Withdrawn
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JP4153847A
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English (en)
Inventor
Takeshi Moriyama
毅 森山
Sukehiro Akama
助広 赤間
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/16Mechanical energy storage, e.g. flywheels or pressurised fluids

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  • Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易システムで容易に、しかも効率的に交流
電気エネルギーを貯蔵し、貯蔵されたエネルギーを再び
交流電気エネルギーに再変換する。 【構成】 周辺に短絡環7および複数個の並設された
N、S、…のマグネット8をそれぞれ周設したロータ2
を基台に支承してステータ4の内周に設け、ステータ
は、ロータの短絡環に対向して周設されロータを回転さ
せて回転運動エネルギーとして貯蔵するための交流電力
が印加される入力電機子9と、ロータのマグネットに対
向して周設されロータに貯蔵された回転運動エネルギー
を交流電力として取り出す出力電機子10とから成る。 【効果】 交流電気エネルギーを貯蔵し、貯蔵されたエ
ネルギーを再び交流電気エネルギーとして効率良く取り
出すことができ、しかも設計の自由度が大きいため、大
電力用や小電力用の用途に合わせた貯蔵装置を比較的簡
単に提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エネルギー貯蔵装置に
関し、特に、交流電気エネルギーを回転運動エネルギー
として貯蔵し、貯蔵された回転運動エネルギーを交流電
気エネルギーとして取り出すのに好適なエネルギー貯蔵
装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来から、機械エネルギーをフライホィ
ールに貯蔵し、必要なときに、機械エネルギーとして再
度取り出す機械エネルギー貯蔵装置が知られている(特
公昭62−43052号公報)。一方、直流電気エネル
ギーを化学エネルギーとして貯蔵し、貯蔵された化学エ
ネルギーを直流電気エネルギーとして取り出すものとし
て蓄電池が広く知られている。
【0003】また、交流電気エネルギーを位置エネルギ
ーに変換して貯蔵し、必要に応じて交流電気エネルギー
として取り出すものとして、ダムを利用した揚水式発電
システムが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
公昭62−43052号公報記載の貯蔵装置および蓄電
池は、交流電気エネルギーを貯蔵および再変換するもの
ではない。一方、揚水式発電システムは、交流電気エネ
ルギーを貯蔵および再変換することができるが、ダムを
利用することから多額の建設費用と広大な土地が必要で
あり、しかも大電力の貯蔵・発電システムであって、必
要に応じた電力量の貯蔵システムとして柔軟性が乏し
く、加えて近年では建設場所にも限りがあり、実質的に
開発困難な状況にあるという不都合があった。
【0005】
【目的】本発明は叙上の点に鑑みなされたもので、その
目的は、簡易システムで容易に、しかも効率的に交流電
気エネルギーを貯蔵し、貯蔵されたエネルギーを再び交
流電気エネルギーに再変換可能なエネルギー貯蔵装置を
提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のエネルギー貯蔵装置は、周辺に短絡環およ
び複数個の並設されたN、S、N、S、…のマグネット
をそれぞれ周設したロータを基台に支承してステータの
内周に設け、ステータは、ロータの短絡環に対向して周
設されロータを回転させて回転運動エネルギーとして貯
蔵するための交流電力が印加される入力電機子と、ロー
タのマグネットに対向して周設されロータに貯蔵された
回転運動エネルギーを交流電力として取り出す出力電機
子とから成るものである。
【0007】
【作用】このエネルギー貯蔵装置によれば、ステータの
入力電機子に交流を印加して通電すれば、短絡環に渦電
流が流れる。入力電機子の通電動作が順次繰り返されて
誘導モータが構成されるためロータが回転され、交流電
気エネルギーは回転運動エネルギーとして貯蔵される。
【0008】貯蔵エネルギーを交流電気エネルギーとし
て引出す場合には、ロータが回転しているため、ロータ
のN、S、N、S、…に並設されたマグネットにより磁
界が交番的に変化し、この交番磁界がステータの出力電
機子のコイルを交叉し、コイルには誘導電流が発生し、
交流が出力される。このようにして貯蔵された回転運動
エネルギーを再び交流電気エネルギーとして取り出すこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明のエネルギー貯蔵装置を適用し
た実施例につき図面を参照して説明する。図1〜図3に
おいて、このエネルギー貯蔵装置は、ステンレス製の基
台1にはロータ2がベアリング3により支承されてステ
ータ4の内周に設けられている。別法として、ロータ2
は、このような機械的なベアリング3を用いず、超伝導
による磁気浮上方式で基台1に支承して回転摩擦を軽減
することができる。
【0010】ロータ2は、アルミニューム合金製のフラ
イホイール5を回転円板とし、周辺に鉄、ニッケルなど
比透磁率の大きい磁性材料製で無電解ニッケルメッキを
施した磁性リング6が全周に亘って周設され、さらにそ
の周辺下部に銅板製の短絡環7と、その上部にサマリウ
ムコバルト製のN、S、N、S、…と互い違いに並設さ
れた複数個のマグネット8とがそれぞれ全周に亘って周
設されている(図4〜図7)。
【0011】複数個の並設されたN、S、N、S、…の
マグネット8はロータ2の磁性リング6上に所定開角で
周設され、各マグネット8は逆平行四辺形状に形成され
ている(図4、図6)。ステータ4は、ロータ2の短絡
環7に対向して周設されロータ2を回転させて回転運動
エネルギーとして貯蔵するための交流電力が印加される
入力電機子9と、ロータ2のマグネット8に対向して周
設されロータ2に貯蔵された回転運動エネルギーを交流
電力として取り出す出力電機子10とから成る。したが
って、短絡環7と、マグネット8とがロータ2の軸線方
向下部、上部においてロータ2の外周に設けられている
ことに対応して、入力電機子9は出力電機子10に対し
てロータ2の軸線方向に偏倚して配設されている。この
ため、同量のエネルギーを貯蔵する場合に、装置を比較
的小さな寸法にする必要がなくなり、製造が容易にな
る。
【0012】ステータ4の入力電機子9は、ステータ4
の周開角Xの領域において基台1にステンレス製のスペ
ーサ11を介して設けられ、スペーサ11には入力電機
子9の鉄、ニッケルなど比透磁率の大きい磁性材料製で
無電解ニッケルメッキを施したヨーク12が固定され、
そのコアー13にはコイル14が巻回されている。コア
ー13には平行四辺形状のポールピース15(図3〜図
5)が形成されている。この平行四辺形状のポールピー
ス15は、ロータ2の短絡環7に対向して配設されてい
る。なお、入力電機子9は、カバー21で覆われてい
る。
【0013】ステータ4の出力電機子10は、ステータ
4の周開角Yの領域において基台1にステンレス製のス
ペーサ16を介して設けられ、スペーサ16には出力電
機子10の鉄、ニッケルなど比透磁率の大きい磁性材料
製で無電解ニッケルメッキを施したヨーク17が固定さ
れ、そのコアー18にはコイル19が巻回されている。
コアー18には平行四辺形状のポールピース20(図
3、図6〜図7)が形成されている。この平行四辺形状
のポールピース20は、ロータ2の逆平行四辺形状のマ
グネット8に対向して配設されている。ステータ4の出
力電機子10における隣接する電機子相互の開角は、ロ
ータ2のマグネット8における隣接するマグネット相互
の開角と等角である。なお、出力電機子10は、カバー
22で覆われている。
【0014】ステータ4の入力電機子9は、電機子3個
を1組として3相交流U、V、W(図8)が印加されて
3相誘導モータが構成されるように結線されている。入
力電機子9に流れる3相交流の電流は、3相交流の位相
によるスイッチングにより図3〜図4に示すように→
→とずれて通電される。また、ステータ4の出力電
機子10も、電機子3個を1組として3相交流が出力さ
れるように結線されている。
【0015】このように構成されたエネルギー貯蔵装置
において、電力需要の少ない夜間においてステータ4の
入力電機子9のコイル14に3相交流U、V、Wを印加
すれば、電機子3個を1組として入力電機子9のコイル
14に流れる3相交流の電流は、3相交流の位相による
スイッチングにより図3〜図4に示すように→→
とずれて通電される。その回転原理について説明する
と、コイル14のが通電されてポールピース15に磁
界を発生すると、短絡環7に渦電流が流れる。なお、短
絡環7は銅板製であるため渦電流が流れ易い。このコイ
ル14の磁界と反発する方向で磁界が発生する。次に、
3相交流の位相によるスイッチングによりコイル14の
が通電されて磁界を発生すると、コイル14ので通
電で発生した短絡環7の磁界を吸引し、ロータ2が回転
させられる。同様に、3相交流の位相によるスイッチン
グによりコイル14のが通電されて磁界を発生する
と、コイル14ので通電で発生した短絡環7の磁界を
吸引し、ロータ2が回転させられる。この動作が繰り返
されて3相誘導モータが構成されるためロータ2が回転
され、交流電気エネルギーは回転運動エネルギーとして
貯蔵される。なお、この場合、対向して配設されている
ロータ2におけるマグネット8は逆平行四辺形状に、ス
テータ4における出力電機子10のコアー18のポール
ピース20は平行四辺形状に形成されているので、マグ
ネット8と出力電機子10のコアー18のポールピース
20とは平行四辺形の斜辺の角度により漸進的に対向し
て通過するから、ロータ2の回転に対して逆トルクとし
て作用する吸引力、反発力を緩和する効果を呈する。
【0016】電力需要の多い昼間において、貯蔵された
回転運動エネルギーは交流電気エネルギーとして次のよ
うに取り出される。ロータ2が回転しているため、ロー
タ2のN、S、N、S、…に並設されたマグネット8に
より磁界が交番的に変化し、この交番磁界がポールピー
ス20を介してステータ4の出力電機子10のコイル1
9を交叉し、コイル19には電機子3個を1組として誘
導電流が発生し、3相交流U、V、Wが出力される。な
お、マグネット8から発生する磁束は、比透磁率の大き
な磁性リング6によりマグネット8の並設されたN極か
らS極へ流れが良好に行われる。このようにして貯蔵さ
れた回転運動エネルギーを再び交流電気エネルギーとし
て効率良く取り出すことができる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のエネルギー貯蔵装置によれば、周辺に短絡環および
複数個の並設されたN、S、N、S、…のマグネットを
それぞれ周設したロータを基台に支承してステータの内
周に設け、ステータは、ロータの短絡環に対向して周設
されロータを回転させて回転運動エネルギーとして貯蔵
するための交流電力が印加される入力電機子と、ロータ
のマグネットに対向して周設されロータに貯蔵された回
転運動エネルギーを交流電力として取り出す出力電機子
とから構成したことにより、交流電気エネルギーを回転
運動エネルギーとして貯蔵し、貯蔵された回転運動エネ
ルギーを再び交流電気エネルギーとして効率良く取り出
すことができ、しかも設計の自由度が大きいため、大電
力用や小電力用の用途に合わせたエネルギー貯蔵装置を
比較的簡単に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエネルギー貯蔵装置の平面図。
【図2】図1におけるエネルギー貯蔵装置のA一A’矢
視断面図。
【図3】図1におけるエネルギー貯蔵装置を一部破断し
た平面図。
【図4】エネルギー貯蔵装置における入力電機子とロー
タの部分展開説明図。
【図5】エネルギー貯蔵装置における入力電機子とロー
タの対応を示す部分断面図。
【図6】エネルギー貯蔵装置における出力電機子とロー
タの部分展開説明図。
【図7】エネルギー貯蔵装置における出力電機子とロー
タの対応を示す部分断面図。
【図8】エネルギー貯蔵装置における入力電機子、出力
電機子の3相接続関係を示す説明図。
【符号の説明】
1……基台 2……ロータ 4……ステータ 7……短絡環 8……マグネット 9……入力電機子 10……出力電機子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周辺に短絡環および複数個の並設された
    N、S、N、S、…のマグネットをそれぞれ周設したロ
    ータを基台に支承してステータの内周に設け、前記ステ
    ータは、前記ロータの前記短絡環に対向して周設され前
    記ロータを回転させて回転運動エネルギーとして貯蔵す
    るための交流電力が印加される入力電機子と、前記ロー
    タの前記マグネットに対向して周設され前記ロータに貯
    蔵された回転運動エネルギーを交流電力として取り出す
    出力電機子とから成ることを特徴とするエネルギー貯蔵
    装置。
JP4153847A 1992-06-12 1992-06-12 エネルギー貯蔵装置 Withdrawn JPH05344664A (ja)

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JP4153847A JPH05344664A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 エネルギー貯蔵装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4153847A JPH05344664A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 エネルギー貯蔵装置

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JPH05344664A true JPH05344664A (ja) 1993-12-24

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ID=15571406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4153847A Withdrawn JPH05344664A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 エネルギー貯蔵装置

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Effective date: 19990831