JPH0534458U - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPH0534458U JPH0534458U JP8230591U JP8230591U JPH0534458U JP H0534458 U JPH0534458 U JP H0534458U JP 8230591 U JP8230591 U JP 8230591U JP 8230591 U JP8230591 U JP 8230591U JP H0534458 U JPH0534458 U JP H0534458U
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- JP
- Japan
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- gas
- liquid
- nozzle
- main body
- pressurized liquid
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大きい気液接触面積を持ち、小型で高い効率
を発揮できる直接接触式の熱交換器を提供すること。 【構成】 本体１にその内部に向かって加圧液体を噴射
するノズル２を設ける。またノズル２の近傍の加圧液体
の噴射による負圧発生領域に気体導入孔３を形成し、本
体１の内部で気液接触による熱交換を行わせる。
を発揮できる直接接触式の熱交換器を提供すること。 【構成】 本体１にその内部に向かって加圧液体を噴射
するノズル２を設ける。またノズル２の近傍の加圧液体
の噴射による負圧発生領域に気体導入孔３を形成し、本
体１の内部で気液接触による熱交換を行わせる。
Description
【０００１】
本考案は高温の液体の持つ熱を低温の気体へ移動したり、逆に高温の気体の持 つ熱を低温の液体へ移動するために用いられる直接接触式の熱交換器に関するも のである。
【０００２】
液体と気体との間で熱交換を行わせる熱交換器には各種のものがあるが、両者 を直接接触させる形式のものとしては、上方から液体を落下させるとともに、下 方からこれに対向させて送風を行うクーリングタワー方式が一般的である。 しかしこのような従来の熱交換器において気液の接触面積を十分に取るために は装置を大型化しなければならず、また気液の接触が比較的低速度で行われるた めに、熱交換効率の点でも未だ満足できない点が残されていた。
【０００３】
本考案は上記のような従来の問題点を解消して、気液の接触を高速度下におい て十分に行わせ、これによって小さい容積で大きい気液接触面積を確保すること ができる熱交換効率の高い熱交換器を提供するために完成されたものである。
【０００４】
上記の課題を解決するためになされた本考案は、本体にその内部に向かって加 圧液体を噴射するノズルを設けるとともに、このノズルの近傍の加圧液体の噴射 による負圧発生領域に気体導入孔を形成し、加圧液体と気体との間で熱交換を行 わせることを特徴とするものである。
【０００５】
本考案の熱交換器においては、ノズルから加圧液体を高速度で噴射すると、そ れによって生じた負圧によって負圧発生領域に形成された気体導入孔から気体が 本体内に吸引され、液体と気体とが激しく混合されながら両者間で熱交換が行わ れる。このために本体の容積当りの気液接触面積は十分に大きくなり、高い熱交 換効率を達成することができる。また本考案の熱交換器は構造が小型かつ簡単で あり、しかも送風用の動力を必要としない。 次に本考案の実施例を示す。
【０００６】
図１は本考案の第１の実施例を示す図であり、１は円筒状の本体、２はこの本 体１の上面に設けられたノズルである。矢印で示すようにこれらのノズル２から 加圧液体が本体１の内部に向かって高速度で噴射される。加圧液体の圧力は特に 限定されるものではないが、例えばゲージ圧で１〜10kg/cm2程度とするのが適当 である。
【０００７】 ３は本体１の側面に形成された気体導入孔である。この気体導入孔３は加圧液 体の噴射によって負圧が生ずる負圧発生領域に形成されており、加圧液体の噴射 に伴い矢印のように気体が吸引され、本体１の内部で加圧液体との間で激しく混 合される。これにより気液間において十分な気液接触面積が確保されるとともに 効率良く熱伝達が行われ、高い熱交換効率が達成されることとなる。なお気体と 液体とは本体１の下方において分離されることとなる。
【０００８】 図２は本考案の第２の実施例を示すもので、ノズル２が２段に形成されている とともに、１段目のノズル２と２段目のノズル２との間にも気体導入孔３を形成 してある。この実施例においては気液の混合がより十分に行われ、高い効率を達 成することができる。
【０００９】 図３に示す第３の実施例では、本体１の内部に絞り部４が形成され、その内部 をノズル２としてある。またノズル２の中心にも円筒状の気体導入孔３を形成し てある。この構造ではノズル２から加圧液体を噴射するとともに、中央の気体導 入孔３から気体を吸引させることができるが、気体導入孔３から加圧気体を導入 してもよい。
【００１０】 図４に示す第４の実施例は、第３の実施例の絞り部４を拡大するとともに、こ の部分にも気体導入孔３を形成してある。このような構造とすれば、気体導入孔 ３からの気体の吸引をより十分に行わせることができる。なおこの実施例におい ても、実施例３と同様にノズル２の中央の気体導入孔３から加圧気体を導入する こともできる。
【００１１】
以上に説明したように、本考案の熱交換器は加圧液体の噴射により発生する負 圧を利用して気体を導入させ、加圧液体と気体との間で熱交換を行わせるように したものであるから、気液の接触を高速度下において十分に行わせることができ 、これによって大きい気液接触面積を確保することができ、高い熱交換効率を達 成できるものである。よって本考案は小型で効率の高い新規な熱交換器として、 その実用的価値は極めて高いものである。
【図１】本考案の第１の実施例を示す断面図である。
【図２】本考案の第２の実施例を示す断面図である。
【図３】本考案の第３の実施例を示す断面図である。
【図４】本考案の第４の実施例を示す断面図である。
１ 本体 ２ ノズル ３ 気体導入孔 ４ 絞り部
Claims (1)
- 【請求項１】 本体にその内部に向かって加圧液体を噴
射するノズルを設けるとともに、このノズルの近傍の加
圧液体の噴射による負圧発生領域に気体導入孔を形成
し、加圧液体と気体との間で熱交換を行わせることを特
徴とする熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8230591U JPH0534458U (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8230591U JPH0534458U (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0534458U true JPH0534458U (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=13770843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8230591U Pending JPH0534458U (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0534458U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200025087A (ko) * | 2018-08-29 | 2020-03-10 | 정진우 | 빙축열 냉각시스템의 축열조 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5720363A (en) * | 1980-07-11 | 1982-02-02 | Ricoh Co Ltd | Method of fixing very small ball in position |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP8230591U patent/JPH0534458U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5720363A (en) * | 1980-07-11 | 1982-02-02 | Ricoh Co Ltd | Method of fixing very small ball in position |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200025087A (ko) * | 2018-08-29 | 2020-03-10 | 정진우 | 빙축열 냉각시스템의 축열조 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19950411 |