JPH05342006A - オブジェクト指向プログラミングシステム - Google Patents

オブジェクト指向プログラミングシステム

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JPH05342006A
JPH05342006A JP3208577A JP20857791A JPH05342006A JP H05342006 A JPH05342006 A JP H05342006A JP 3208577 A JP3208577 A JP 3208577A JP 20857791 A JP20857791 A JP 20857791A JP H05342006 A JPH05342006 A JP H05342006A
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cip
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ロバート、ロー、アブラハム
Floyd W Shackelford
フロイド、ウェイン、サッケルフォード
Richard E Moore
リチャード、ユージーン、ムーア
Thomas P Moorman
トーマス、ポール、ムーアマン
April D E Stiles
エープリル、ダウン、エンブリー、スティルズ
Jane E Schrock
ジェーン、エリザベス、シュロック
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/465Distributed object oriented systems

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 オブジェクト指向プログラミングシステムに
おいて、リモート及びバッチ両処理を可能にすること。 【構成】 システムにおいて、通信インタフェースパケ
ット(CIP)は、リモートまたはバッチ環境のいずれ
かにおける処理を可能にする。CIPオブジェクトは、
データまたは属性に対する方法または行動によって囲ま
れるかまたはカプセル様に封じ込められたデータまたは
属性を含む。アプリケーションプログラミングインタフ
ェース(API)方法は、リモート処理を可能にする。
API方法の逆であるIPA方法は、リモートまたはバ
ッチシステムにおいて実行さるべきCIPオブジェクト
を作る。そして作られた後で、バッチシステムへ提出さ
れる前、或いは、リモートシステムに送る前に、平板化
或いは書式化されなければならない。CIPオブジェク
トは、リモートあるいはバッチシステムで使用するため
に、PDIFファイルとして知られる平板順次的ファイ
ル内に入れられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】当発明の分野は、全体的に対象指
向プログラミングシステムに関する。更に詳細には、当
発明は、通信インタフェースパケット(CIP)対象を
用いるシステムにおけるリモート及びバッチ処理に関す
る。
【0002】
【従来の技術】対象指向プログラミングシステム(OO
PS)及び処理は、データ処理環境における技術水準に
おいて多くの調査及び関心の対象とされる主題である。
対象指向プログラミングは、再使用可能であり容易に拡
張できるプログラムを供給するコンピュータプログラミ
ングパッケージング技術である。新しい機能的要求及び
新しいタイプのデータに容易には適応できない他の従来
のプログラミング技術とは対照的に、対象指向プログラ
ムは、新しい要求の発生に伴って再使用及び拡張が可能
である。コンピュータを基調とするシステムが益々複雑
化するにつれて、対象指向プログラミングに対する関心
が高くなり、調査が盛んになった。対象指向プログラミ
ングに関する更に詳細な記述については多数の参考文献
がある、すなわち、Sally Shlaer及びSt
ephen J.Mellorによる対象指向システム
分析(Yourdon Press Computin
gSeries,1988)、Grady Booch
によるアプリケーションを用いた対象指向設計(The
Benjamin/Cummings Publis
hing Company,1990)、及び、Ber
trand Meyerによる対象指向ソフトウエアの
構造(Prentice Hall,1988)などで
ある。
【0003】従来のプログラミング技術においては、特
定のデータセットに実施される方法が強調される。しか
し、対象指向プログラミングシステムにおいては、その
代りに、属性及びそれらの属性に作用する行動を持つ実
世界対象が強調される。対象とは、特定のシステム及び
そのユーザーにとって関心のある或る物に関する情報を
含むデータ構造である。例えば、製造システムにおい
て、関心の対象は製造システムの一部またはプロセスに
くわえられる工学的改変に関する情報を含む「工学的改
変」(EC)であり得る。このEC対象は、ECの所有
者、ECの数、または、ECが作られた日付に関係した
情報を持つ筈である。同様の特性及び共通の行動を持つ
対象は、対象のクラスに属する事例対象として知られて
いる。従って、事例対象はシステム内の物事に関する情
報を含み、クラス対象は事例対象に関する情報を含む。
【0004】対象指向プログラミングシステムにおい
て、メッセージは対象に送られる。メッセージは3つの
部分を持つ。第1の部分は対象であり、第2の部分は行
動である。特定メッセージの対象は、特定の対象すなわ
ち事例を含むデータ片を簡単に識別する。次に、メッセ
ージ内の行動は、そのデータ片または事例片で何をする
かを指定する。最後に、第3の部分は、行動が使用する
ためのオプションとしてのパラメータを含む。
【0005】従来のプログラミングシステムと同様に、
幾つかのタイプの処理が、対象指向プログラミングシス
テムで起きる。この種のタイプの処理の例には、対話
型、バッチおよびリモート処理が含まれる。ユーザーが
コンピュータターミナルを用い、リアルタイムにおい
て、対象指向プログラミングシステムで作業する場合に
対話型処理が行われる。対話型処理中、ユーザーは、更
に処理するために、対話型ユーザーコマンドを対象指向
プログラミングシステムに提出する。対象指向プログラ
ミングシステムは、従来どおりにメッセージを対象に発
行することにより対話型ユーザーコマンドを処理する。
次に、メッセージは方法を呼び出し、方法は、対話型ユ
ーザーコマンドによって指定された機能を遂行する。
【0006】幾分後で処理するために、ユーザーがバッ
チユーザーコマンドを対象指向プログラミングシステム
に提出した場合に、バッチ処理がおきる。対象指向プロ
グラミングシステムにおいては、従来どうりに、バッチ
ユーザーコマンドは、1つまたはそれ以上の対象によっ
て表される。これらの対象は、待機中のメッセージリケ
ストと呼ばれ、対象指向プログラミングシステムによっ
て後でスケジュールおよび処理するために待ち列に入れ
られる。
【0007】リモート処理は、遠隔計算環境において処
理するために、ユーザーがリモートユーザーコマンドを
対象指向プログラミングシステムに提出する場合に起き
る。従来の対象指向プログラミングシステムにおいて
は、これらのリモートユーザーコマンドも、同様に、待
機中のメッセージリケストによって表される。これら待
機中のメッセージリケストは、更に処理するために、遠
隔計算環境に送られる。当発明は、対象指向プログラミ
ングシステムにおけるバッチ及びリモート処理に主とし
て関係し、従って、当開示の残りの部分を通じて、これ
らの環境におけるオペレーションについて重点的に記述
する。
【0008】対象指向プログラミングシステムにおい
て、作業は、いくらかのデータを含むか封じこめている
対象に行動リケストを送ることによって達成される。こ
の対象は、次に、その発表された仕様に従い、データに
対してリケストされた行動を実施する。この種行動の要
請者は、実際のデータがどのように見えるか、または、
対象がデータをどのように操作するかを知る必要がな
い。この技術は、包含された環境において、或いは、所
定のプログラミングシステム内で非常に良く作動する。
しかし、遠隔環境内の指定された対象、例えば他の計算
システムに対して行動を実行するためには、情報をカプ
セル様に封じ込め、他のシステムへ転送するための或る
手段を備えなければならない。次に、情報を受け取るシ
ステムは、その情報を解釈し、関連パラメータと共に所
要の行動を再構成し、該当する対象に行動を作用させる
ことが可能でなくてはならない。データは1つのメモリ
ー要素から他のメモリー要素へと動いているので、バッ
チ処理環境においも同様な問題が起きる。メモリーの1
つの要素から他の要素、従って、1つのメモリーアドレ
ススペースから他のスペースへ移動するデータは、どう
にかしてカプセル様に封じ込め、送る方のメモリー要素
から受け取る方のメモリー要素まで転送されなければな
らない。次に、受け取る方のメモリー要素は、その情報
を解釈し、そのパラメータと共に所要の行動を再構成
し、該当する対象に行動を作用させることが可能でなく
てはならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、改良された対
象指向プログラミングシステムを提供することは当発明
の目的である。
【0010】対象指向プログラミングシステムにおい
て、リモート及びバッチ両処理を可能にすることは、当
発明の他の目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】指定された行動を指定さ
れた対象に作用させるために、リモートシステムまたは
バッチ環境のいずれかにおいて必要とされる全ての情報
を含む通信インタフェースパッケージ(CIP)を供給
することにより、これら及び他の目的は、当発明に応じ
て達成される。CIPは、対象指向プログラミングシス
テムにおける対象である。CIP対象は、他の対象と同
様に、方法または行動によって包囲またはカプセル様に
封じ込まれたデータまたは属性を含む。行動、対象、及
び、パラメータを含む属性はCIP対象にとって一意的
である。行動は、実行さるべき行動または方法番号の識
別である。CIP内の対象は、行動が作用すべき対象の
識別であり、この識別は対象識別である。CIP対象の
属性内に含まれるパラメータはCIPを実行するよう要
求され、他の対象、固定した値または可変値であり得
る。
【0012】リモート処理環境において、CIP対象の
標的対象のクラスはリモート環境内に存在しなければな
らない。バッチまたはリモート処理のいずれかを可能に
するには、特定の2つの方法は、標的対象と関連してい
なければならない。第1のこの種の方法は、アプリケー
ションプログラミングインタフェース(API)方法で
ある。リモート処理を実施するためには、このAPI方
法がリモートシステム内に存在しなければならない。標
的対象にとって必要な他の方法はIPA方法として知ら
れ、同様に標的対象内に含まれていなければならない。
IPA方法はAPI方法の逆であり、アプリケーション
プログラミングインタフェースを介してリモートまたは
バッチシステムにおいて実行さるべきCIP対象を作
る。
【0013】CIP対象は、作成された後で、バッチシ
ステムに提出可能であるか、或いは、リモートシステム
へ供給するために非同期通信サーバーへ送信可能であ
る。しかし、バッチシステムへ実際に提出されるか、ま
たは、リモートシステムへ実際に供給される前に、非持
続対象であるCIP対象は、「平板化」または書式化さ
れなければならない。この「平板化」または書式化によ
り、CIP対象は、リモート又はバッチシステムのいず
れかで使用するために、「プロダクトデータインタフェ
ースフォーマット」(PDIF)として知られる平板順
次ファイル内に置かれる。PDIFファイルは3つの主
区分を持つ。第1の区分は管理見出し部であり、CIP
対象に関する情報を含む。PDIFファイルの第2の主
区分は、関連属性によってマップされる属性である。P
DIFファイルの第3すなわち最後の区分は対象データ
を含み、この種対象の事例を含む。PDIFファイルは
この平板順次フォーマット内に入れられてから、バッチ
システム或いはリモートシステムのいずれかに送られ
る。平板化されたPDIFファイルは、バッチまたはリ
モートシステムにおいて、この種システムで使用するた
めに、「非平板化」または不定様式化される。
【0014】
【実施例】当発明の好ましい実施例を示す添付図面を参
照し、当発明についてさらに詳細に記述することとす
る。しかし、当発明は多くの異なった形に具現可能であ
ってここに示す実施例のみに制限されるものではなく、
当実施例は当開示によって当技術の熟達者に当発明の適
用範囲を充分かつ完全に伝達するために提示されるもの
である。
【0015】図1は1つの対象を表し、この対象を構成
する方法は1つの枠を包囲する。対象がデータ構造及び
そのデータ構造にアクセスする一組のオペレーションで
あることを想起されたい。データ構造は、多くのスロッ
トを備えたフレームとして表すことが可能であり、それ
ぞれのスロットにはスロット内のデータの属性が含まれ
るものとする。属性は、基本要素、すなわち整数または
列、あるいは、別の対象事例に対するポインタとしての
対象参照であるものとする。
【0016】データ構造にアクセスすることのできるそ
れぞれの行動(機能)を方法と称する。対象の一例を図
2に示す。この例において、データ構造は、従業員デー
タ、及び、このデータ構造を囲む多数の方法に関係す
る。例えば、1つの方法は、1人の従業員の年令を含
む。定義された各対象は、一般に、多数の事例で表され
るものとする。各事例は、対象の特定の例に対する特定
のデータ構造を含む。例えば、ジョン・スミスという名
前の一人の個人従業員に対応する対象は従業員としての
対象の事例である。
【0017】OOPSの主要特性をカプセル封じ込めと
称する。図1に示すように、フレームは、各個別データ
の周辺に配置されたコードの壁を持つ方法すなわち機能
によってカプセルに封じ込められている。フレームへの
あらゆるアクセスは、周囲の方法によって扱われる。対
象の持つデータ構造にアクセスできるのは対象のが持つ
方法だけであるので、データに独立性が備わることとな
る。対象内部のデータ構造を知っているのは、その対象
に関連性をもつ方法だけに限られる。
【0018】対象指向システムにおいて、高水準のルー
チンは、対象が何を為すべきかを告げるメッセージを対
象に送ることによって、その対象のもつ方法のうちの1
つを実施するよう対象に要求する。メッセージを受けと
る対象は、メッセージに応答して、メッセージの名前を
実行する方法を選択し、この方法を実行してから、コー
ルしている高水準のルーチンに、その方法の結果と共に
コントロールを返す。
【0019】OOPSは、大型データベースでオペレー
ト可能であり、拡張も適応も可能なデータベース管理シ
ステムとして使用できる。OOPSデータベース管理シ
ステムにおいて、データベース内のデータは、データベ
ース内の当該データに対応する対象の事例と共に対象別
に組織され、カプセルに入れられる。同様に、データベ
ースマネージャーは、ある対象から別の対象へメッセー
ジを送ることによって実施されるデータベース管理オペ
レーションと共に一組の対象として組織することができ
る。目標すなわち受けとる側の対象は、その対象が備え
ている方法を用いて、要求された動作を対象が持つ属性
に作用させる。
【0020】OOPSは、対象識別子よって参照され、
対象クラス別にまとめられる対象事例を含む。図3
は、既知の対象事例102を図形的に表現したものであ
る。対象事例102は、対象識別子QQQQによって参
照される。対象事例102は、属性として知られるデー
タ114、及び、方法として知られる機能104、10
6、108、110、及び、112を含む。対象事例1
02は、対話型処理に際して対話型ユーザーコマンドを
表すために作られた対象事例を表すすこともできる。そ
の代りに、対象事例102は、バッチユーザーコマンド
またはリモートユーザーコマンドを表すリケストにより
バッチ処理又はリモート処理に際して作られた待機メッ
セージリケストを表すこともできる。
【0021】図4は、その中で当発明が作動する計算環
境を図形的に表現したものである。一般に、対象事例
は、持続性すなわち不揮発性または非持続性すなわち揮
発性のいずれかである。図3に示す対象事例102は持
続性対象事例である。図4に示すように、持続性対象事
例102と関連したデータ114は外部データベース2
34に記憶される。外部データベース234は、2次記
憶装置224に維持される。
【0022】持続性対象事例102は、外部のデータベ
ース234からデータ114を読み込むために実体化方
法106を備える。持続性対象事例102は、外部のデ
ータベース234にデータ114を書き込むための非実
体化方法108をもそなえます。データ114を外部の
データベース234に委託する事とは同じ出ないことに
注意されたい。具体的に説明すれば、非実体化方法10
8を用いて外部のデータベース234に書き込まれるデ
ータ114は、そのデータ114が委託コマンドを用い
て外部のデータベース234に委託されるまでは、外部
のデータベース234内で可視でない。実体化方法10
6は、方法104、110、及び、112によって処理
するためにデータ114を主なメモリー212に装填す
るために用いられる。処理に際して方法104、11
0、及び、112は、非実体化方法108に、データ1
14を外部のデータベース234に書き込ませる。方法
104、110、及び、112が、そのデータ114が
一貫性のある状態にあることを決定すると、方法10
4、110、及び、112は委託コマンドを用いてデー
タ114を外部のデータベース234に委託する。非持
続性対象事例と関連するデータ114は、外部のデータ
ベース234には記憶されない。更に、非持続性対象事
例は、実体化方法106および非実体化方法108をそ
なえていない。
【0023】メッセージQQCQ.RUN 116は、
端末220経由でユーザー232から、或いは、他の対
象事例と関連する方法から対象114に送られる。メッ
セージ116内のQQQQは、行き先対象事例102を
識別する。メッセージ116内のRUNは、実行さるべ
き方法を識別し、それによって、対象事例102内の方
法112を呼び出す。
【0024】呼出されると、方法112は、対象事例Z
ZZZ内の方法CALCを呼び出すメッセージ118と
共に、付加的メッセージ118、120、及び、122
を発行する。同様に、メッセージ120は、対象事例X
XXX内の方法SAVEを呼び出し、メッセージ122
は、対象事例YYYY内の方法DELを呼び出す。
【0025】図4に示すように、当発明は、コンピュー
タプラットホーム202で作動するコンピュータアプリ
ケーションプログラム238を含む。プラットホーム2
02は、中央処理ユニット(CPU)214、ランダム
アクセスメモリー(RAM)212、及び、入力/出力
インタフェース216を備えるハードウェアユニット2
10を含む。RAM212は、主メモリー212とも称
する。更に、コンピュータプラットホーム202は、マ
イクロインストラクションコード208、オペレーティ
ングシステム206、及び、データベースマネージャー
204を含む。例えば、端末220、データ記憶装置2
24、及び、印刷装置228のような様々の周囲コンポ
ーネントは、コンピュータプラットホーム202に接続
することができる。データ記憶装置224は、副記憶装
置224とも呼ばれ、ハードディスク、及び、テープド
ライブを含むことができる。データ記憶装置224は、
委託コマンドをサポートし、外部データベース234を
含む非揮発性記憶装置を表す。
【0026】当発明の好ましい実施例238において、
コンピュータプラットホーム202は、IBMシステム
370アーキテクチャを持つコンピュータを含み、そこ
でランするオペレーティングシステムはIBM多重仮想
記憶装置(MVS)である。データベースマネージャー
204はIBM DB2であり、これは、関係データベ
ースマネージャーである。最終的に、アプリケーション
プログラム238は、Cコンピューター言語の対象指向
方言である中間Cで書かれる。中間CはC++コンピュ
ータプログラミング言語に類似することに注意された
い。コンピュータアプリケーションプログラム238
は、アプリケーションモジュール230と対象指向計算
環境モジュール236を含む。概念的には、アプリケー
ションモジュール230は対象指向計算環境モジュール
236上で作動し、この環境モジュールはデータベース
マネージャー204上で作動する。
【0027】CIP対象302を図5に示す。CIP対
象302独特の特性は、対象314、行動316、及
び、パラメータ318を含む属性312を持つことであ
る。CIP対象302は、他の対象と同様に、その方法
によって包囲されており、この場合の方法とはEXEC
UTE 304、CREATE 306、PUT PA
RAMETERS 308、及び、GET PARAM
ETERS 310である。CIPは、リモート処理或
いはバッチ処理のいずれかで用いられる対象/行動対の
形をとる。リモート処理或いはバッチ処理のための特定
の方法をサポートする対象は、2つのクラス方法にわた
るこの特殊CIPインタフェースを提供する。第一のク
ラス方法は、対象事例及び行動(方法)のために、例え
ばCIP302のようなCIPを作るために用いられ、
IPAと称する。作成されるCIPは、図5に示すよう
に、リケストと関連した対象事例、方法番号及びパラメ
ータを含む。標的対象内に存在するSPA方法は、リケ
ストの行動に基づいてCIP内にパラメータを準備しな
ければならない。もう一方のクラス方法はAPIとして
知られ、CIP対象302が必要とする特定の行動を呼
び出すためのクラス方法である。CIP対象302に対
する適切なメッセージコールは、CIP 302の行動
または方法番号に応じて作られる。特定のクラスにおい
てサポートされる各行動に対して、APIは、CIP3
02から適切なパラメータ318を入手し、メッセージ
コールによって方法または行動316を呼び出す。 C
IP対象302は、リモート処理或いはバッチ処理のた
めに送ることができるようになる以前に、図6に示すP
DIFファイルとして知られる平面順次ファイル内に配
置しなければならない。リモート処理するには、持続性
および非持続性対象は、PDIFファイル402内に平
面化または書式化しなければならない。バッチ処理する
には、非持続対象だけを、例えばPDIFファイル40
2のような書式内に配置することが必要である。PDI
Fファイル402は、3つの区分を含む。第1の区分は
管理見出し部404であり、一般的な記述的情報、およ
び、異なるシステムの間の連絡のために必要な情報の両
方を含む。管理見出し区分404は、区分記録、見出し
対象内の属性について記述する属性記述、および、見出
し対象の実データを含む属性データで構成される。管理
見出し区分内に表示される唯一の対象は、PDIFファ
イル402内の見出しデータについて記述する対象の見
出しクラス名である。図6に示すように、管理見出し部
404は、各属性の名前及び各属性の基本タイプを含
む。属性データは属性記述の直後に続く見出しクラス対
象の実データである。定義される各属性は、セミコロン
によって分離され、コロンによって終る対応するエント
リーを持つことに注意されたい。更にコロンを追加する
ことにより、全ての対象を終わらせる。
【0028】データ辞書区分406は、管理見出し区分
404に後続し、PDIFファイル402の対象データ
区分408内に対応する対象を持つ全てのクラスのクラ
ス名、属性名、及び、属性タイプを含む。PDIFファ
イル402に含まれる全ての対象は、そのクラス名と関
連したデータディクショナリに指定された属性名及び属
性タイプを持つ。PDIFファイル402内の同じクラ
スに属する複数の対象は、データディクショナリ区分4
06にただ1度だけ記述されることに注意されたい。デ
ータディクショナリ406の対象データ区分内の対象
は、データディクショナリ区分406内のクラスの該当
する定義識別(DEFID)を参照する。
【0029】図6に示すように、データディクショナリ
区分406は、区分記録、および、PDIFファイル4
02に含まれる全ての対象の属性を記述するクラス定義
で構成される。DEFIDは、データディクショナリ区
分406内の定義の番号を提供するキーワードである。
「定義識別子」は、区分406内の定義を一意的に識別
する番号である。当発明によれば、定義‐id番号は、
数1で始まり、最大限32,000まで1ずつ増加可能
である。さらに、データディクショナリ区分406に
は、記述される対象のクラス名、各属性の名前、及び、
各属性の基本タイプがふくまれる。
【0030】対象データ区分408は、PDIFファイ
ル402内のデータディクショナリ区分406に後続
し、人が読める形に準ずる形で、各事例属性の実データ
を含む。各対象は、PDIFファイル402のデータデ
ィクショナリ区分406における定義に従って、そのク
ラス定義確認(DEFID)を参照する。各対象も同様
に一意的な対象識別によって識別され、この一意的な対
象識別は、システムから送られる場合には、その一意的
なデータベース識別であることに注意されたい。対象デ
ータ区分408は、区分記録および、特定の対象対象ク
ラスに対して、データディクショナリ区分406におい
て定義される全ての対象属性に関する属性データでこう
せいされる。「定義識別子」、「対象識別子」、及び、
「属性データ値」は、対象データ区分内の属性データに
ついて記述する。「定義識別子」は、特定対象の属性を
記述するデータ辞書区分406内の定義の番号を記述す
る。「対象識別子」は、対象の一意的な識別を提供し、
「属性データ値」は、データ辞書区分406において定
義される属性に対する実データを提供する。属性データ
値は、データ辞書区分406内の属性タイプに応じて書
式化されることに注意されたい。
【0031】既に述べたように、CIP 302は、あ
るリモートリケストを発信したシステムとは別のシステ
ム内で実行さるべきリモートリケストを準備するために
作成されるか、あるいは、リケストを後に遅らせるた
め、すなわち、バッチ処理のために用いられる。全ての
対象または全ての方法がCIPインタフェースをサポー
トするとは限らない。 CIP 302は、別のシステ
ムあるいはバッチ環境において実行される以前に、その
システムまたはバッチ環境へ伝達するためにPDIFフ
ァイル402に変換される。対象704、行動706お
よびパラメータエリア708を持つCIP 702を図
7Aに示す。更に、対称704は、属性710,属性7
12および属性714を含む。その中にCIP 702
が平板化されるか或いは書式化される相当PDIFファ
イル722を図7Bに示す。図7Bに示すように、PD
IFファイル722は、管理見出し部724、データ辞
書区分726、及び、対称データ区分728を含む。P
DIFファイル722の管理見出し部724が属性名
「OBJ ACTION」、及び、属性タイプ「LON
G」を含むことに注意されたい。管理見出し部は、更
に、属性名「OBJ CLASS」および属性タイプ
「LONG」を含み、属性名「CCSID」、及び、関
連CIP 702に対する値も、管理見出し区分724
に含まれる。
【0032】PDIFファイル722のデータ辞書72
6は、CIP 702に対するDEFID、定義―i
d、クラス名、属性名、及び、属性タイプを含む。デー
タ辞書726に示すように、属性710の名前はATT
R1であり、列属性である。属性712の名前はATT
R2であり、短属性である。また、属性714の名前は
ATTR3であり、列属性である。同様に、対称データ
区分728に示すように、CIP 702の属性710
の属性データ値は「テキスト1」であり、属性712の
属性データ値は「222」であり、CIP 702の属
性714の属性データ値は「テキスト3」である。
【0033】図8Aは、リモートシステムに伝達された
か、或いは、バッチ処理のために送られたPDIFファ
イル802を示す。PDIFファイル802は、他のP
DIFファイルと同様に、管理見出し区分804、デー
タ辞書区分806、及び、対称データ区分808を含
む。PDIFファイル802内のデータは、リモートシ
ステムで作動可能にするか、あるいは、バッチモードで
処理可能にするには、事前に、不定書式化してそのCI
Pへ戻しておかなければならない。この場合のCIP
822を図8Bに示す。従って、PDIF 802内の
ファイル情報は、対象824、動作826及びパラメー
タエリア828を含むCIP822に不定書式化され
る。対象824は、3つの属性、すなわち、属性83
0、属性832、及び、属性834を含むことに注意さ
れたい。PDIFファイルへのCIP平板化および、こ
のように平板化されたファイルのリモートシステム或い
はバッチファイルへのエクスポートについては、図l4
及び15に関して後で検討することとする。同様に、C
IPへのPDIFファイル不定書式化については、図l
6に関して後で説明する。
【0034】リモート処理あるいはバッチ処理するため
にデータを送信可能にするには、事前に、アプリケーシ
ョンモジュール902は多数のタスクを実施しなければ
ならない。第一のタスクは、CIPを作ることである。
アプリケーション902は、平板化または書式化可能で
あって送らるべき対象のCIPをコールすることにより
CIPを作る。既に述べたように、この種のCIPは、
対象参照と行動及び必要なあらゆるパラメータを含むは
ずである。作動に際して、アプリケーション902はI
PA方法を呼び出す。このIPA方法はCIPを作り、
標的対象、行動および標的対象行動のためのパラメータ
を含む。CIPの作成が終わった後で、配布リストも作
られる。この配布は、送信クラス事例の連結されたリス
トである。この配布リストのためのパラメータは、例え
ばネットワーク、節、及び、CIPの送り先であるユー
ゼリドなどの特定の情報を必要とする。最後に、送信さ
れ得るクラスの事例が作られる。この事例は、次に示す
パラメータ、すなわち、CIP、配布リスト、送信リケ
スト用理由コードおよび通知インジケータを必要とす
る。アプリケーション902は、これらの前提条件タス
クを完成した後で、実際にデータを送るために、新しく
作られた送信され得るクラス事例に対する送信方法を呼
び出す。アプリケーション902から出るデータの流れ
を図9に示す。
【0035】アプリケーション902は、送信リケスト
を処理するために、送信され得るクラス事例の送信方法
904をコールする。配分リストが局所配布リスト構成
要素を含む場合には、CIPは、ブロック906内で局
所的に実行される。しかし、配布リストが何らかのリモ
ート配布リスト構成要素を含む場合には、送信リケスト
はブロック908内で遠隔的に実行される。リモート実
行は、PDIFファイル912の管理見出し作成に使わ
れる通信見出しクラスを作ることから始まる。既に説明
したように、PDIFファイル912は、CIPおよび
送信しようとする全ての対象事例を含む。送信され得る
クラスは、送信リケストを完成するために必要な情報を
提供するネットワーク制御表914を呼び出す。ネット
ワーク制御表914は愛称表を含む。愛称表は、システ
ムユーザーが持つ愛称の順序無しリストである。一般
に、特定の表の所有者は、交信しようとする局所または
遠隔ユーザーのユーゼリドに愛称を割り当てる。ユーゼ
リドが、ユーザーのロゴ識別子、節、及び、ネットワー
クを含むことに注意されたい。ネットワーク制御表91
4に含まれるネットワーク構成表は、システムが通信に
使用できる各ネットワークまたは節に関する情報を含
む。ネットワーク構成表は、システム、システムの同期
通信管理者識別子、ネットワークの節およびユゼリド、
最大許容ジョブサイズ、局所管理者、および、使用され
る省略時イネイブラーを識別する。ネットワーク制御表
914に含まれる据え置き行動表は、バッチまたは対話
型モードで送信され得る対象及び行動を識別する。据え
置き行動表は、送信リケストをバッチモードまたは対話
型モードのいずれで実行させるかを指示し、バッチモー
ドを選定した場合にバッチ処理のために使用するJCL
テンプレートを供給する。同様に、センダブルクラス9
04は、必要データの送信を実施するために、適切なイ
ネイブラー916を呼び出す。選定された1つのイネイ
ブラーは、所定の行き先、この場合には非同期通信管理
者(ACM)識別子918またはネットワーク節ユーザ
ー識別子920にデータを送る。非同期通信とは、デー
タが自動的に受信され、ユーザーの直接的な関与を必要
としない通信出あることに注意されたい。非同期通信
は、ユーザーのリケストに直接応答してデータが受信さ
れる同期通信と対照的である。
【0036】送信システム1002から通信サーバー1
020を通るデータの流れを図10に示す。通信サーバ
ー1020は、ACM 1008を介して、非同期日的
にデータを受信する。ACM 1008は、送信された
データに対して、JESキュー1004の規則正しく時
間規制されたチェックを連続的に実施する。ACM10
08は、JESキュー1004からファイルを受信する
ためには、受け取るために、通信見出しおよびCIPを
備えた特有のPDIFフォーマットでファイルを受信し
なければならない。
【0037】作動中は、送信システム1002は、受信
システムJESキュー1004にデータを送る。既に述
べたように、ACM 1008は連続的に作動して、送
信されたデータに関するJESキユー1004をチェッ
クする。ACM 1008は、JESキユー1004内
にデータを見付けると、そのファイルを受信する。当発
明によれば、ファイルは、MVSシステムに受け取られ
る。ACM 1008は、対応するPDIFファイルの
管理見出しを、通信見出し対象1010へインポートす
るPDIFファイルクラスいんぽーと見出し方法をコー
ルする。この対象は、安全チェックを行うために必要な
情報を提供する。次に、ACM 1008は、応答バッ
ク1006を送信システム1002に送る。ACM 1
008は、次に、受信したCIPをどのように実施する
か、すなわち、バッチモードまたは対話型モードのいず
れにおいて実施するかを、据え置き行動表1012から
決定する。ACM 1008は、次に、PDIFファイ
ルをシステム対象にインポートするPDIFファイルク
ラスインポートファイル1014方法をコールしてか
ら、CIP 1016を実行する。最後に、ACM 1
008は、送信システム1002に応答を送り、CIP
1016の実行に成功したか、あるいは、失敗したか
を、表示する。
【0038】2つのシステム1102と1104の間で
どのようにしてデータが転送されるかを図11に示す。
システム1102はアプリケーション1106、通信サ
ーバー1108及びACM 1110を含み、システム
1104はアプリケーション1116、通信サーバー1
114及びACM 1112を含むことに注意された
い。ファイルの転送に際して、通信サーバーの送信設備
と受信設備がどのようにして一緒に作動するかを図11
に示す。例えば、CIPをシステム1104に送信する
ことをアプリケーション1106がリケストした場合、
通信サーバー1108は、必要な妥当性検査及び安全保
護検査を実施し、次に、プロダクトデータインタフェー
スをコールし、システム1104にインポートするため
に、対象をPDIFファイルに変換する。通信サーバー
1108は、PDIFファイルを作った後で、そのファ
イルをシステム1104のACM 1112に送るため
に、適切なイネイブラーをコールする。通信サーバー1
108は、ファイルを送信した後で、コントロールをア
プリケーション1106に返す。
【0039】ACM 1112は、そのJESキューか
らファイルを受け取り、PDIFファイルの通信見出し
を読み取り、通信サーバー1114をコールして、ファ
イルの受信を確認する応答を送信する。通信サーバー1
114は、応答をACM 1110に送り返す。ACM
1110は、この応答を受け取り、処理する。次に、通
信サーバー1114は、コントロールをACM 111
2に返し、ACMは、PDIFファイルを変換するため
に、PDIFシステム1104をコールする。次に、A
CM 1112はCIPを実行する。アプリケーション
1116は、受信したCIPの行動を実施し、処理する
ことのコントロールをACM 1112に返す。ACM
1112は、自身の占有通信サーバーをコールし、第
2の応答を送って、CIPの実行に成功したことを表示
する。通信サーバー1114は、適切なイネイブラーを
コールして応答する。ACM 1110は、そのJES
キューから応答を受け取り、送信されたPDIFファイ
ルの通信見出しを読み取る。ACM 1110は、次
に、PDIをコールし、PDIFファイルを対象に変換
する。次に、通信サーバー1108は、その時応答を処
理し、通知が要求されている場合には、通知メッセージ
をユーザーのバスケット内に置く。通信サーバー110
8は、次に、処理のコントロールをACM 1110に
返し、ACM1110は待ちサイクルを再開させる。
【0040】図12及び13を参照し、バッチ処理につ
いて更に詳細に検討することとする。アプリケーション
1202は、CIP 1204を造り、そのデータベー
スに全ての持続性対象を記憶することによってバッチサ
ービスを要求する。バッチ処理を始めるために、メタク
ラス1208内のスタート方法が呼び出される。バッチ
ジョブに必要なバッチ情報をユーザーが指定できるよう
に、事例が作られる。バッチ事例は、ユーザーバッチオ
プション1206のコピーを受け取り、次に、ユーザー
は、省略時のバッチオプションを使用するか、或いは、
これらの省略値を修正するかを決定する。このクラスが
完了した後で、結果として得られた事例は、ジョブのた
めのバッチ対象情報として使われる。メタクラス120
8に対するスタート方法は、メタクラス1212のサブ
ミットジョブ方法を呼び出すことによって、その事例内
のバッチオプション情報をパラメータとしてパスする。
適切なJCLテンプレートライブラリ1210も、据え
置き行動表に記憶された値いて、パスされる。次に、サ
ブミットジョブ方法は、バッチジョブファイルを作る処
理を開始させる。その代わりに、アプリケーションは、
ユーザーバッチオプション1206をバイパスすること
ができる。サブミットジョブ方法はJCLテンプレート
をコピーし、その場合、JCLテンプレートの各レコー
ドは走査され、置き換えパラメータに出会う度に、バッ
チオプション情報を用いて、パラメータの置き換えが実
施される。JCLテンプレート内の1つの記録は、据え
置きメッセージファイル1214に対する参照を含む。
この記録に遭遇すると、サブミットジョブ方法はPDI
を呼び出し、そのファイルを作る。この据え置きメッセ
ージファイルを作ることは、CIP 1204を書式化
し、書式化されたCIPおよび関連非持続性対象を、バ
ッチ処理へエクスポートするために、ディスク順次ファ
イルに記憶することに関係する。最後に、サブミットジ
ョブ方法は、バッチジョブファイルの各記録をJES内
部リーダー1216に書き込む。この処理が完全である
場合には、JES 1302は、バッチ環境においてそ
のジョブを実行するために、必要な資源をスケジュール
する。
【0041】ジョブエントリーサブシステム(JES)
1302は、バックグラウンドジョブをスタートさせる
ために使われるオペレーティングシステムサービスであ
る。バッチジョブをランさせるために必要な全ての資源
をJES 1302が獲得した後で、コントロールは、
時分割オプション(TSO)コマンド処理装置1308
にパスされる。次に、TSOコマンド処理装置1308
はスタート方法を呼び出し、バッチ処理を始めさせる。
バッチジョブ見出し記録1304は、1つのインストリ
ームデータセットとして、バッチジョブファイルに記憶
される。これらの見出し記録は、ジョブ所有者ユーザー
識別子、指定されたインバスケットユーザー識別子、ジ
ョブ名、及び、そのジョブのための通告フラグを入手す
るために用いられる。据え置きメッセージファイル13
06は、CIP 1204を不定書式化するためにイン
ポートされる。CIP 1204及び全ての関連した非
持続性対象は、次に、不定書式化され、バッチメモリー
内で作り直される。その時、CIP 1204は、メタ
クラス1310によって実行される。ジョブメッセージ
ログ1312は、ジョブ開始済みメッセージ、ジョブ完
了済みメッセージ及び、あらゆるバッチ生成済みエラー
メッセージを含む。
【0042】既に説明したように、プロダクトデータイ
ンタフェース(PDI)は、当発明に基づくOOPSに
対するデータのインタフェースを表す。PDIは、OO
PS環境内の既存のアプリケーションおよび将来のアプ
リケーションに対し、データを他のOOPSと交換可能
にする。この種のデータ交換は、PDIによって作られ
たPDIFファイルを用いて達成される。PDIFファ
イルは、他のシステムに対し、プロダクトデータインタ
フェースを介して、エクスポートおよびインポートさ
れ、PDIFファイルから読み取られたデータは、対象
を作るために使われる。
【0043】当発明によれば、他のシステムへエクスポ
ートされるためには、OOPS対象は平板化可能、すな
わち、平板状の順次ファイルに書式化可能でなくてはな
らない。これを達成するには、対象は、平板化可能クラ
ス、または、平板化可能(書式化可能)クラスのある種
の派生クラスを引き継ぐことが可能ではくてはならな
い。この場合の平板化可能クラスは、PDIが対象を書
式化または平板化できるようにする方法、および、ビュ
ーリスト内で参照される対象及び他の対象事例を設定す
る方法を提供する。ビューリストは、対象事例を参照す
る、概念的に樹木構造に似たリストである。この事例の
リストは、エクスポートされた対象を定義する。この種
のビューリストの例を図l4に示す。エクスポート手順
に際して、エクスポートされようとしている対象は、翻
訳クラスによってコールされたそのビュ方法を持つ。図
14に対象A 1402として示される対象をトップ対
象と称する。ビュー方法は、その自身の対象を含む、す
なわち、対象A 1405がエクスポートされようとし
ているという理由に基づき、それ自身の対象、すなわ
ち、対象A 1402を含む。対象A 1402のビュ
ー方法は、エクスポートであるという理由に基づき、ト
ップ対象が参照する各々の事例のビュー方法をコールす
る。この例においては、対象 A 1402は、対象B
1404及び対象C 1406を参照する。同様に、
対象B1404及び対象C1406のビュー方法は、そ
れら自身の対象をビューリスト内に含み、対象B140
4及び対象C1406が参照する事例に関するビュー方
法をコールする。この場合、対象B 1404は、対象
D 1408及び対象E 1410の両方を参照する。
同様に、対象C 1406は、対象F 1412及び対
象G 1414を参照する。この処理は、参照された全
ての対象に対して継続し、それによって、PDIFファ
イルへの変換のための対象のビューリストを設定する。
【0044】PDIがビューリストをPDIFの順次フ
ァイルに変換する場合、対象事例及びそれらの属性は、
データ辞書、及び、関連したPDIFファイルの対象デ
ータ区分内に、階層順に現れる。図14に示す例から作
られたこの種のPDIFファイルのデータ辞書対象デー
タ区分は、対象事例及びそれらの属性を、下記の順序で
含む、すなわち、対象A 1402;対象B 140
4;対象D 1408;対象E 1410;対象C 1
406;対象F 1412;及び対象G 1414。
【0045】ビューリストに加えて、例えば図14に示
すように、書式化可能な対象は、PDIに対してこの種
の対象をPDIFファイルに書式化可能にするために、
メタデータとして知られる特性もPDIに提供する。メ
タデータは、対象クラスおよびその事例属性について記
述する自己定義データである。この種のメタデータは、
例えば対象クラス名のような情報を含み、対象の各事例
属性に関しても下記項目を含む:属性の名前;属性のタ
イプ;PDI用法仕様(例えばINCLUDED、EX
CLUDED、IGNORE、または、REQUIRE
D);対象のフレーム内のオフセット;属性がストリン
グタイプであれば属性の最大の長さ;および、最終的に
、属性がスロット参照タイプ属性であれば スロット
クラスID。
【0046】対象のメタデータ内に含まれる上記のPD
I用法仕様についてここで定義することとする。すなわ
ち、INCLUDEは特定の属性をエクスポートするこ
とを意味する。EXCLUDEはの属性をエクスポート
しないことを意味する。IGNOREは、他のシステム
から属性をインポートしないことを意味する。
【0047】最後に、REQUIREDは、他のシステ
ムからのインポートに際して属性が存在しない場合には
エラーを生成することを意味する。1つのシステムから
データをエクスポートするか、あるいは、他のシステム
からデータをインポートする場合に、PDIは、上記お
よびここで述べるメタデータ構造を使用する。この種の
メタデータは有用性を備え、それによって、PDIに対
し、OOPSの対象指向事例を自動的に書式化および不
定様式化可能にする。この種のメタデータなしでは、各
対象は、メタデータを使用する代りにそれ自身で書式化
および不定様式化しなければならず、非常に非能率的な
処理となります。
【0048】エキスポートリケストに答えて、PDIを
通るデータの流れを図15に示す。クラス1508のエ
クスポート制御方法1510は、PDI処理を取り扱う
ためにエクスポートプロセス方法1512をコールす
る。エクスポート制御方法1510は、エクスポート制
御インタフェース1502から情報を受け取り、エクス
ポートプロセス方法1512は、エクスポートプロセス
インタフェース1504から情報を受け取る。次に、エ
クスポートプロセス方法1512は、トップ書式化可能
対象1518のビュー方法1522をコールする。これ
により、他のシステムへエクスポートさるべき対象事例
のビューリストが設定される。次に、エクスポートプロ
セス方法1512は、PDIFファイルを造る順序で、
PDIファイルクラス1516のエクスポートファイル
1520をコールする。PDIファイルクラス1516
は、PDIFファイルを作るために、ビュー方法152
2によって設定されたビューリストを使用する。PDI
Fファイルクラス1516は、そのメタデータ及び書式
化方法を用いて、通信見出しクラス事例からPDIFフ
ァイルの管理見出し区分を造る。PDIファイルクラス
1516は、次に、ビュー方法1522によって作られ
たビューリスト内の全ての対象からメタデータ方法15
24を用いて、PDIFファイルのデータ辞書区分を造
る。PDIファイルクラス1516は、次に、メタクラ
ス及び書式化方法を用いて、対象データ区分を造る。P
DIファイルクラス1516が、他のシステムへのエク
スポートのためにPDIFファイルを造った後で、翻訳
リストクラス1508、明確にはエクスポート方法15
12は、必要に応じて、ファイルを別の書式に翻訳する
ために、外部トランスレータ1514をコールする。
【0049】アプリケーションは、翻訳リストクラス1
508のエクスポート制御方法1510をコールする場
合、エクスポート制御インタフェース1502を用い
る。次に、この方法は、他のパネルからのPDI処理リ
ケストを取り扱う。エクスポート制御インタフェース1
502を使用するには、アプリケーションは、最初に、
翻訳リストクラス1508の事例を作る。アプリケーシ
ョンは、次に、事例を作り、それらの事例を、翻訳リス
トクラス1508の対象に挿入し、作られた対象の属性
を、適切な翻訳要請情報と共に割り当てる。アプリケー
ションは、次に、エクスポートされたファイルとして使
用さるべきPDIファイルクラス1516の事例を作
り、そのPDIファイルクラス1516の事例を、以前
に作られた対象の属性として割り当てる。
【0050】アプリケーションは、翻訳リストクラス1
508のエクスポートプロセス方法1512をコールす
る場合、エクスポートプロセスインタフェース1504
を使用する。エクスポートプロセス方法1512は、次
に、内部PDI処理を取り扱う。アプリケーションがエ
クスポートプロセスインタフェース1504を使用する
には、先ず、翻訳リストクラス1508の事例を作らね
ばならない。翻訳リストクラス1508の対象は、事例
のリンクされたリストであることに注意されたい。アプ
リケーションは、続いて、この種の事例を作り、翻訳リ
ストクラス1508の対象に挿入し、適切な翻訳リケス
ト情報と共に、この種対象の属性を割り当てる。次に、
アプリケーションは、他のシステムエ4クスポートする
ためのファイルとして使用するPDIファイルクラス1
516の事例を作り、これらのPDIファイルクラス1
516事例を、作られた対象の属性として割り当てる。
最後に、アプリケーションは、翻訳リストクラス150
8の事例のエクスポートプロセス方法1512をコール
する。アプリケーションは、クラス1516をコールす
る場合、エクスポートファイルインタフェース1506
を用いる。次に、エクスポートファイル方法1520
は、ビューリストからPDIFファイルを造り、翻訳リ
ストクラス1508のエクスポートプロセス方法151
2は、この低い方のレベルインタフェースを用いる。
【0051】図16は、インポートリケストに答えてP
DIを通るデータの流れを示す。翻訳リストクラス16
10のインポート制御方法1612は、PDI処理を始
めるために、インポートロセス方法1614をコールす
る。ファイルをその現在の書式から、それで作動するP
DIFファイルに翻訳する必要のある場合には、翻訳リ
ストクラス1610は、外部トランスレータ1616を
コールすることができる。翻訳リストクラス1610の
インポートプロセス方法1614は、受信したPDIF
ファイルから対象を作るPIDファイルクラス1618
のインポートファイル方法をコールする。インポートフ
ァイル1620は、インポートファイルインタフェース
1606を経て、システムの非同期通信管理者によって
コールされる。PDIファイルクラス1618のインポ
ートファイル方法1620は、メタデータ方法1626
および書式化可能対象1624の非平板方法1630を
用いて、を用いてコミュニケーションヘッダクラス対象
をPDIFファイルの管理見出しから通信見出しクラス
対象を作るインポート見出し方法1622をコールす
る。インポート見出し方法1622は、システムの非同
期通信サーバにより、インポート見出しインタフェース
を介して直接コールされる。PDIファイルクラス16
18のインポートファイル方法1620は、データ辞書
およびPDIFファイルの対象データ区分から対象を造
る。これを達成するために、メタデータ方法1626、
非平板的方法1630、及び、書式化可能対象1624
のポスト非平板的方法1632が、PDIFファイルク
ラス1618によってコールされる。同様に、PDIF
ファイルクラス1618のインポートファイル方法16
20は、アサインデータ方法1628、及び、書式化可
能対象1624のポスト非平板的二方法1634をコー
ルすることにより、初期データベース負荷をサポートす
る。
【0052】図及び明細書に、当発明の好ましい多数の
実施例について開示してきた。これらの実施例は、特定
の用語を使用したが、例として呈示したものであって、
制限を意味するものではない。従って、当発明の趣旨及
び範囲は、前述の実施例のいずれによっても制限される
べきものでない。
【図面の簡単な説明】
【図1】対象の概要表現を示す。
【図2】対象の例の概要表現を示す。
【図3】対象事例の図形的表現を示す。
【図4】当発明が作動する計算環境の図形的表現を示
す。
【図5】通信インタフェースパケット(CIP)対象の
概要表現を示す。
【図6】プロダクトデータインタフェース(PDI)フ
ァイルの概要表現を示す。
【図7】A,Bは、CIP、及び、CIPが書式化され
る関連PDIFファイルの概要表現を示す。
【図8】A,Bは、PDIFファイル、及び、PDIF
ファイルが不定様式化される関連CIPの概要表現を示
す。
【図9】当発明に基づき、アプリケーションから通信サ
ーバを通るデータの流れの図形的表現を示す。
【図10】当発明に基づき、非同期通信管理者(AC
M)を用いた送信システムから通信サーバを通るデータ
の流れの図形的表現をしめす。
【図11】当発明に基づき、送信システムと受信システ
ムの2つのシステム間のデータ移動の図形的表現を示
す。
【図12】当発明に基づき、バッチジョブ及びその関連
提出プロセスの作成の図形的表現を示す。
【図13】当発明に基づき、バッチジョブのための実行
プロセスの図形的表現を示す。
【図14】対象事例の参照リストであるビューリストの
図形的表現を示す。
【図15】データをエクスポートするための要請に答え
てPDIFを通るデータの流れの図形的表現を示す。
【図16】データをインポートするための要請に答えて
PDIFを通るデータの流れを示す。
【符号の簡単な説明】
230 アプリケーションモジュール 236 対象指向環境モジュール 204 データベース管理者 206 オペレーティングシステム 208 マイクロインストラクションコード 220 ターミナル 224 データ記憶装置 234 外部データベース 228 プリンター 232 ユーザー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 オブジェクト指向プログラミングシ
ステム
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】当発明の分野は、全体的にオブジ
ェクト指向プログラミングシステムに関する。更に詳細
には、当発明は、通信インタフェースパケット(CI
P)オブジェクトを用いるシステムにおけるリモート及
びバッチ処理に関する。
【0002】
【従来の技術】オブジェクト指向プログラミングシステ
ム(OOPS)及び処理は、データ処理環境における技
術水準において多くの調査及び関心のオブジェクトとさ
れる主題である。オブジェクト指向プログラミングは、
再使用可能であり容易に拡張できるプログラムを供給す
るコンピュータプログラミングパッケージング技術であ
る。新しい機能的要求及び新しいタイプのデータに容易
には適応できない他の従来のプログラミング技術とは対
照的に、オブジェクト指向プログラムは、新しい要求の
発生に伴って再使用及び拡張が可能である。コンピュー
タを基調とするシステムが益々複雑化するにつれて、オ
ブジェクト指向プログラミングに対する関心が高くな
り、調査が盛んになった。オブジェクト指向プログラミ
ングに関する更に詳細な記述については多数の参考文献
がある、すなわち、SallyShlaer及びSte
phen J.Mellorによるオブジェクト指向シ
ステム分析(Yourdon Press Compu
ting Series,1988)、Grady B
oochによるアプリケーションを用いたオブジェクト
指向設計(The Benjamin/Cumming
sPublishing Company,199
0)、及び、BertrandMeyerによるオブジ
ェクト指向ソフトウエアの構造(PrenticeHa
ll,1988)などである。
【0003】従来のプログラミング技術においては、特
定のデータセットに実施される方法が強調される。しか
し、オブジェクト指向プログラミングシステムにおいて
は、その代りに、属性及びそれらの属性に作用する行動
を持つ実世界オブジェクトが強調される。オブジェクト
とは、特定のシステム及びそのユーザーにとって関心の
ある或る物に関する情報を含むデータ構造である。例え
ば、製造システムにおいて、関心のオブジェクトは製造
システムの一部またはプロセスにくわえられる工学的改
変に関する情報を含む「工学的改変」(EC)であり得
る。このECオブジェクトは、ECの所有者、ECの
数、または、ECが作られた日付に関係した情報を持つ
筈である。同様の特性及び共通の行動を持つオブジェク
トは、オブジェクトのクラスに属する事例オブジェクト
として知られている。従って、事例オブジェクトはシス
テム内の物事に関する情報を含み、クラスオブジェクト
は事例オブジェクトに関する情報を含む。
【0004】オブジェクト指向プログラミングシステム
において、メッセージはオブジェクトに送られる。メッ
セージは3つの部分を持つ。第1の部分はオブジェクト
であり、第2の部分は行動である。特定メッセージのオ
ブジェクトは、特定のオブジェクトすなわち事例を含む
データ片を簡単に識別する。次に、メッセージ内の行動
は、そのデータ片または事例片で何をするかを指定す
る。最後に、第3の部分は、行動が使用するためのオプ
ションとしてのパラメータを含む。
【0005】従来のプログラミングシステムと同様に、
幾つかのタイプの処理が、オブジェクト指向プログラミ
ングシステムで起きる。この種のタイプの処理の例に
は、対話型、バッチおよびリモート処理が含まれる。ユ
ーザーがコンピュータターミナルを用い、リアルタイム
において、オブジェクト指向プログラミングシステムで
作業する場合に対話型処理が行われる。対話型処理中、
ユーザーは、更に処理するために、対話型ユーザーコマ
ンドをオブジェクト指向プログラミングシステムに提出
する。オブジェクト指向プログラミングシステムは、従
来どおりにメッセージをオブジェクトに発行することに
より対話型ユーザーコマンドを処理する。次に、メッセ
ージは方法を呼び出し、方法は、対話型ユーザーコマン
ドによって指定された機能を遂行する。
【0006】幾分後で処理するために、ユーザーがバッ
チユーザーコマンドをオブジェクト指向プログラミング
システムに提出した場合に、バッチ処理がおきる。オブ
ジェクト指向プログラミングシステムにおいては、従来
どうりに、バッチユーザーコマンドは、1つまたはそれ
以上のオブジェクトによって表される。これらのオブジ
ェクトは、待機中のメッセージリケストと呼ばれ、オブ
ジェクト指向プログラミングシステムによって後でスケ
ジュールおよび処理するために待ち列に入れられる。
【0007】リモート処理は、遠隔計算環境において処
理するために、ユーザーがリモートユーザーコマンドを
オブジェクト指向プログラミングシステムに提出する場
合に起きる。従来のオブジェクト指向プログラミングシ
ステムにおいては、これらのリモートユーザーコマンド
も、同様に、待機中のメッセージリケストによって表さ
れる。これら待機中のメッセージリケストは、更に処理
するために、遠隔計算環境に送られる。当発明は、オブ
ジェクト指向プログラミングシステムにおけるバッチ及
びリモート処理に主として関係し、従って、当開示の残
りの部分を通じて、これらの環境におけるオペレーショ
ンについて重点的に記述する。
【0008】オブジェクト指向プログラミングシステム
において、作業は、いくらかのデータを含むか封じこめ
ているオブジェクトに行動リケストを送ることによって
達成される。このオブジェクトは、次に、その発表され
た仕様に従い、データに対してリケストされた行動を実
施する。この種行動の要請者は、実際のデータがどのよ
うに見えるか、または、オブジェクトがデータをどのよ
うに操作するかを知る必要がない。この技術は、包含さ
れた環境において、或いは、所定のプログラミングシス
テム内で非常に良く作動する。しかし、遠隔環境内の指
定されたオブジェクト、例えば他の計算システムに対し
て行動を実行するためには、情報をカプセル様に封じ込
め、他のシステムへ転送するための或る手段を備えなけ
ればならない。次に、情報を受け取るシステムは、その
情報を解釈し、関連パラメータと共に所要の行動を再構
成し、該当するオブジェクトに行動を作用させることが
可能でなくてはならない。データは1つのメモリー要素
から他のメモリー要素へと動いているので、バッチ処理
環境においも同様な問題が起きる。メモリーの1つの要
素から他の要素、従って、1つのメモリーアドレススペ
ースから他のスペースへ移動するデータは、どうにかし
てカプセル様に封じ込め、送る方のメモリー要素から受
け取る方のメモリー要素まで転送されなければならな
い。次に、受け取る方のメモリー要素は、その情報を解
釈し、そのパラメータと共に所要の行動を再構成し、該
当するオブジェクトに行動を作用させることが可能でな
くてはならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、改良されたオ
ブジェクト指向プログラミングシステムを提供すること
は当発明の目的である。
【0010】オブジェクト指向プログラミングシステム
において、リモート及びバッチ両処理を可能にすること
は、当発明の他の目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】指定された行動を指定さ
れたオブジェクトに作用させるために、リモートシステ
ムまたはバッチ環境のいずれかにおいて必要とされる全
ての情報を含む通信インタフェースパッケージ(CI
P)を供給することにより、これら及び他の目的は、当
発明に応じて達成される。CIPは、オブジェクト指向
プログラミングシステムにおけるオブジェクトである。
CIPオブジェクトは、他のオブジェクトと同様に、方
法または行動によって包囲またはカプセル様に封じ込ま
れたデータまたは属性を含む。行動、オブジェクト、及
び、パラメータを含む属性はCIPオブジェクトにとっ
て一意的である。行動は、実行さるべき行動または方法
番号の識別である。CIP内のオブジェクトは、行動が
作用すべきオブジェクトの識別であり、この識別はオブ
ジェクト識別である。CIPオブジェクトの属性内に含
まれるパラメータはCIPを実行するよう要求され、他
のオブジェクト、固定した値または可変値であり得る。
【0012】リモート処理環境において、CIPオブジ
ェクトの標的オブジェクトのクラスはリモート環境内に
存在しなければならない。バッチまたはリモート処理の
いずれかを可能にするには、特定の2つの方法は、標的
オブジェクトと関連していなければならない。第1のこ
の種の方法は、アプリケーションプログラミングインタ
フェース(API)方法である。リモート処理を実施す
るためには、このAPI方法がリモートシステム内に存
在しなければならない。標的オブジェクトにとって必要
な他の方法はIPA方法として知られ、同様に標的オブ
ジェクト内に含まれていなければならない。IPA方法
はAPI方法の逆であり、アプリケーションプログラミ
ングインタフェースを介してリモートまたはバッチシス
テムにおいて実行さるべきCIPオブジェクトを作る。
【0013】CIPオブジェクトは、作成された後で、
バッチシステムに提出可能であるか、或いは、リモート
システムへ供給するために非同期通信サーバーへ送信可
能である。しかし、バッチシステムへ実際に提出される
か、または、リモートシステムへ実際に供給される前
に、非持続オブジェクトであるCIPオブジェクトは、
「平板化」または書式化されなければならない。この
「平板化」または書式化により、CIPオブジェクト
は、リモート又はバッチシステムのいずれかで使用する
ために、「プロダクトデータインタフェースフォーマッ
ト」(PDIF)として知られる平板順次ファイル内に
置かれる。PDIFファイルは3つの主区分を持つ。第
1の区分は管理見出し部であり、CIPオブジェクトに
関する情報を含む。PDIFファイルの第2の主区分
は、関連属性によってマップされる属性である。PDI
Fファイルの第3すなわち最後の区分はオブジェクトデ
ータを含み、この種オブジェクトの事例を含む。PDI
Fファイルはこの平板舶次フォーマット内に入れられて
から、バッチシステム或いはリモートシステムのいずれ
かに送られる。平板化されたPDIFファイルは、バッ
チまたはリモートシステムにおいて、この種システムで
使用するために、「非平板化」または不定様式化され
る。
【0014】
【実施例】当発明の好ましい実施例を示す添付図面を参
照し、当発明についてさらに詳細に記述することとす
る。しかし、当発明は多くの異なった形に具現可能であ
ってここに示す実施例のみに制限されるものではなく、
当実施例は当開示によって当技術の熟達者に当発明の適
用範囲を充分かつ完全に伝達するために提示されるもの
である。
【0015】図1は1つのオブジェクトを表し、このオ
ブジェクトを構成する方法は1つの枠を包囲する。オブ
ジェクトがデータ構造及びそのデータ構造にアクセスす
る一組のオペレーションであることを想起されたい。デ
ータ構造は、多くのスロットを備えたフレームとして表
すことが可能であり、それぞれのスロットにはスロット
内のデータの属性が含まれるものとする。属性は、基本
要素、すなわち整数または列、あるいは、別のオブジェ
クト事例に対するポインタとしてのオブジェクト参照で
あるものとする。
【0016】データ構造にアクセスすることのできるそ
れぞれの行動(機能)を方法と称する。オブジェクトの
一例を図2に示す。この例において、データ構造は、従
業員データ、及び、このデータ構造を囲む多数の方法に
関係する。例えば、1つの方法は、1人の従業員の年令
を含む。定義された各オブジェクトは、一般に、多数の
事例で表されるものとする。各事例は、オブジェクトの
特定の例に対する特定のデータ構造を含む。例えば、ジ
ョン・スミスという名前の一人の個人従業員に対応する
オブジェクトは従業員としてのオブジェクトの事例であ
る。
【0017】OOPSの主要特性をカプセル封じ込めと
称する。図1に示すように、フレームは、各個別データ
の周辺に配置されたコードの壁を持つ方法すなわち機能
によってカプセルに封じ込められている。フレームへの
あらゆるアクセスは、周囲の方法によって扱われる。オ
ブジェクトの持つデータ構造にアクセスできるのはオブ
ジェクトのが持つ方法だけであるので、データに独立性
が備わることとなる。オブジェクト内部のデータ構造を
知っているのは、そのオブジェクトに関連性をもつ方法
だけに限られる。
【0018】オブジェクト指向システムにおいて、高水
準のルーチンは、オブジェクトが何を為すべきかを告げ
るメッセージをオブジェクトに送ることによって、その
オブジェクトのもつ方法のうちの1つを実地するようオ
ブジェクトに要求する。メッセージを受けとるオブジェ
クトは、メッセージに応答して、メッセージの名前を実
行する方法を選択し、この方法を実行してから、コール
している高水準のルーチンに、その方法の結果と共にコ
ントロールを返す。
【0019】00PSは、大型データベースでオペレー
ト可能であり、拡張も適応も可能なデータベース管理シ
ステムとして使用できる。OOPSデータベース管理シ
ステムにおいて、データベース内のデータは、データベ
ース内の当該データに対応するオブジェクトの事例と共
にオブジェクト別に組織され、カプセルに入れられる。
同様に、データベースマネージャーは、あるオブジェク
トから別のオブジェクトへメッセージを送ることによっ
て実施されるデータベース管理オペレーションと共に一
組のオブジェクトとして組織することができる。目標す
なわち受けとる側のオブジェクトは、そのオブジェクト
が備えている方法を用いて、要求された動作をオブジェ
クトが持つ属性に作用させる。
【0020】OOPSは、オブジェクト識別子よって参
照され、オブジェクトクラス別にまとめられるオブジェ
クト事例を含む。図3は、既知のオブジェクト事例10
2を図形的に表現したものである。オブジェクト事例1
02は、オブジェクト識別子QQQQによって参照され
る。オブジェクト事例102は、属性として知られるデ
ータ114、及び、方法として知られる機能104、1
06、108、110、及び、112を含む。オブジェ
クト事例102は、対話型処理に際して対話型ユーザー
コマンドを表すために作られたオブジェクト事例を表す
すこともできる。その代りに、オブジェクト事例102
は、バッチユーザーコマンドまたはリモートユーザーコ
マンドを表すリケストによりバッチ処理又はリモート処
理に際して作られた待機メッセージリケストを表すこと
もできる。
【0021】図4は、その中で当発明が作動する計算環
境を図形的に表現したものである。一般に、オブジェク
ト事例は、持続性すなわち不揮発性または非持続性すな
わち揮発性のいずれかである。図3に示すオブジェクト
事例102は持続性オブジェクト事例である。図4に示
すように、持続性オブジェクト事例102と関連したデ
ータ114は外部データベース234に記憶される。外
部データベース234は、2次記憶装置224に維持さ
れる。
【0022】持続性オブジェクト事例102は、外部の
データベース234からデータ114を読み込むために
実体化方法106を備える。持続性オブジェクト事例1
02は、外部のデータベース234にデータ114を書
き込むための非実体化方法108をもそなえます。デー
タ114を外部のデータベース234に委託する事とは
同じ出ないことに注意されたい。具体的に説明すれば、
非実体化方法108を用いて外部のデータベース234
に書き込まれるデータ114は、そのデータ114が委
託コマンドを用いて外部のデータベース234に委託さ
れるまでは、外部のデータベース234内で可視でな
い。実体化方法106は、方法104、110、及び、
112によって処理するためにデータ114を主なメモ
リー212に装填するために用いられる。処理に際して
方法104、110、及び、112は、非実体化方法1
08に、データ114を外部のデータベース234に書
き込ませる。方法104、110、及び、112が、そ
のデータ114が一貫性のある状態にあることを決定す
ると、方法104、110、及び、112は委託コマン
ドを用いてデータ114を外部のデータベース234に
委託する。非持続性オブジェクト事例と関連するデータ
114は、外部のデータベース234には記憶されな
い。更に、非持続性オブジェクト事例は、実体化方法1
06および非実体化方法108をそなえていない。
【0023】メッセージQQCQ.RUN 116は、
端末220経由でユーザー232から、或いは、他のオ
ブジェクト事例と関連する方法からオブジェクト114
に送られる。メッセージ116内のQQQQは、行き先
オブジェクト事例102を識別する。メッセージ116
内のRUNは、実行さるべき方法を識別し、それによっ
て、オブジェクト事例102内の方法112を呼び出
す。
【0024】呼出されると、方法112は、オブジェク
ト事例ZZZZ内の方法CALCを呼び出すメッセージ
118と共に、付加的メッセージ118、120、及
び、122を発行する。同様に、メッセージ120は、
オブジェクト事例XXXX内の方法SAVEを呼び出
し、メッセージ122は、オブジェクト事例YYYY内
の方法DELを呼び出す。
【0025】図4に示すように、当発明は、コンピュー
タプラットホーム202で作動するコンピュータアプリ
ケーションプログラム238を含む。プラットホーム2
02は、中央処理ユニット(CPU)214、ランダム
アクセスメモリー(RAM)212、及び、入力/出力
インタフエース216を備えるハードウェアユニット2
10を含む。RAM212は、主メモリー212とも称
する。更に、コンピュータプラットホーム202は、マ
イクロインストラクションコード208、オペレーティ
ングシステム206、及び、データベースマネージャー
204を含む。例えば、端末220、データ記憶装置2
24、及び、印刷装置228のような様々の周囲コンポ
ーネントは、コンピュータプラットホーム202に接続
することができる。データ記憶装置224は、副記憶装
置224とも呼ばれ、ハードディスク、及び、テープド
ライブを含むことができる。データ記憶装置224は、
委託コマンドをサポートし、外部データベース234を
含む非揮発性記憶装置を表す。
【0026】当発明の好ましい実施例238において、
コンピュータプラットホーム202は、IBMシステム
370アーキテクチャを持つコンピュータを含み、そこ
でランするオペレーティングシステムはIBM多重仮想
記億装置(MVS)である。データベースマネージャー
204はIBM DB2であり、これは、関係データベ
ースマネージャーである。最終的に、アプリケーション
プログラム238は、Cコンピューター言語のオブジェ
クト指向方言である中間Cで書かれる。中間CはC++
コンピュータプログラミング言語に類似することに注意
されたい。コンピュータアプリケーションプログラム2
38は、アプリケーションモジュール230とオブジェ
クト指向計算環境モジュール236を含む。概念的に
は、アプリケーションモジュール230はオブジェクト
指向計算環境モジュール236上で作動し、この環境モ
ジュールはデータベースマネージャー204上で作動す
る。
【0027】CIPオブジェクト302を図5に示す。
CIPオブジェクト302独特の特性は、オブジェクト
314、行動316、及び、パラメータ318を含む属
性312を持つことである。CIPオブジェクト302
は、他のオブジェクトと同様に、その方法によって包囲
されており、この場合の方法とはEXECUTE 30
4、CREATE 306、PUT PARAMETE
RS 308、及び、GET PARAMETERS
310である。CIPは、リモート処理或いはバッチ処
理のいずれかで用いられるオブジェクト/行動対の形を
とる。リモート処理或いはバッチ処理のための特定の方
法をサポートするオブジェクトは、2つのクラス方法に
わたるこの特殊CIPインタフェースを提供する。第一
のクラス方法は、オブジェクト事例及び行動(方法)の
ために、例えばCIP 302のようなCIPを作るた
めに用いられ、IPAと称する。作成されるCIPは、
図5に示すように、リケストと関連したオブジェクト事
例、方法番号及びパラメータを含む。標的オブジェクト
内に存在するSPA方法は、リケストの行動に基づいて
CIP内にパラメータを準備しなければならない。もう
一方のクラス方法はAPIとして知られ、CIPオブジ
ェクト302が必要とする特定の行動を呼び出すための
クラス方法である。CIPオブジェクト302に対する
適切なメッセージコールは、CIP 302の行動また
は方法番号に応じて作られる。特定のクラスにおいてサ
ポートされる各行動に対して、APIは、CIP302
から適切なパラメータ318を入手し、メッセージコー
ルによって方法または行動316を呼び出す。 CIP
オブジェクト302は、リモート処理或いはバッチ処理
のために送ることができるようになる以前に、図6に示
すPDIFファイルとして知られる平面順次ファイル内
に配置しなければならない。リモート処理するには、持
続性および非持続性オブジェクトは、PDIFファイル
402内に平面化または書式化しなければならない。バ
ッチ処理するには、非持続オブジェクトだけを、例えば
PDIFファイル402のような書式内に配置すること
が必要である。PDIFファイル402は、3つの区分
を含む。第1の区分は管理見出し部404であり、一般
的な記述的情報、および、異なるシステムの間の連絡の
ために必要な情報の両方を含む。管理見出し区分404
は、区分記録、見出しオブジェクト内の属性について記
述する属性記述、および、見出しオブジェクトの実デー
タを含む属性データで構成される。管理見出し区分内に
表示される唯一のオブジェクトは、PDIFファイル4
02内の見出しデータについて記述するオブジェクトの
見出しクラス名である。図6に示すように、管理見出し
部404は、各属性の名前及び各属性の基本タイプを含
む。属性データは属性記述の直後に続く見出しクラスオ
ブジェクトの実データである。定義される各属性は、セ
ミコロンによって分離され、コロンによって終る対応す
るエントリーを持つことに注意されたい。更にコロンを
追加することにより、全てのオブジェクトを終わらせ
る。
【0028】データ辞書区分406は、管理見出し区分
404に後続し、PDIFファイル402のオブジェク
トデータ区分408内に対応するオブジェクトを持つ全
てのクラスのクラス名、属性名、及び、属性タイプを含
む。PDIFファイル402に含まれる全てのオブジェ
クトは、そのクラス名と関連したデータディクショナリ
に指定された属性名及び属性タイプを持つ。PDIFフ
ァイル402内の同じクラスに属する複数のオブジェク
トは、データディクショナリ区分406にただ1度だけ
記述されることに注意されたい。データディクショナリ
406のオブジェクトデータ区分内のオブジェクトは、
データディクショナリ区分406内のクラスの該当する
定義識別(DEFID)を参照する。
【0029】図6に示すように、データディクショナリ
区分406は、区分記録、および、PDIFファイル4
02に含まれる全てのオブジェクトの属性を記述するク
ラス定義で構成される。DEFIDは、データディクシ
ョナリ区分406内の定義の番号を提供するキーワード
である。「定義識別子」は、区分406内の定義を一意
的に識別する番号である。当発明によれば、定義−id
番号は、数1で始まり、最大限32,000まで1ずつ
増加可能である。さらに、データディクショナリ区分4
06には、記述されるオブジェクトのクラス名、各属性
の名前、及び、各属性の基本タイプがふくまれる。
【0030】オブジェクトデータ区分408は、PDI
Fファイル402内のデータディクショナリ区分406
に後続し、人が読める形に準ずる形で、各事例属性の実
データを含む。各オブジェクトは、PDIFファイル4
02のデータディクショナリ区分406における定義に
従って、そのクラス定義確認(DEFID)を参照す
る。各オブジェクトも同様に一意的なオブジェクト識別
によって識別され、この一意的なオブジェクト識別は、
システムから送られる場合には、その一意的なデータベ
ース識別であることに注意されたい。オブジェクトデー
タ区分408は、区分記録および、特定のオブジェクト
オブジェクトクラスに対して、データディクショナリ区
分406において定義される全てのオブジェクト属性に
関する属性データでこうせいされる。「定義識別子」、
「オブジェクト識別子」、及び、「属性データ値」は、
オブジェクトデータ区分内の属性データについて記述す
る。「定義識別子」は、特定オブジェクトの属性を記述
するデータ辞書区分406内の定義の番号を記述する。
「オブジェクト識別子」は、オブジェクトの一意的な識
別を提供し、「属性データ値」は、データ辞書区分40
6において定義される属性に対する実データを提供す
る。属性データ値は、データ辞書区分406内の属性タ
イプに応じて書式化されることに注意されたい。
【0031】既に述べたように、CIP 302は、あ
るリモートリケストを発信したシステムとは別のシステ
ム内で実行さるべきリモートリケストを準備するために
作成されるか、あるいは、リケストを後に遅らせるた
め、すなわち、バッチ処理のために用いられる。全ての
オブジェクトまたは全ての方法がCIPインタフェース
をサポートするとは限らない。 CIP 302は、別
のシステムあるいはバッチ環境において実行される以前
に、そのシステムまたはバッチ環境へ伝達するためにP
DIFファイル402に変換される。オブジェクト70
4、行動706およびパラメータエリア708を持つC
IP 702を図7Aに示す。更に、対称704は、属
性710,属性712および属性714を含む。その中
にCIP702が平板化されるか或いは書式化される相
当PDIFファイル722を図7Bに示す。図7Bに示
すように、PDIFファイル722は、管理見出し部7
24、データ辞書区分726、及び、対称データ区分7
28を含む。PDIFファイル722の管理見出し部7
24が属性名「OBJ ACTION」、及び、属性タ
イプ「LONG」を含むことに注意されたい。管理見出
し部は、更に、属性名「OBJ CLASS」および属
性タイプ「LONG」を含み、属性名「CCSID」、
及び、関連CIP 702に対する値も、管理見出し区
分724に含まれる。
【0032】PDIFファイル722のデータ辞書72
6は、CIP 702に対するDEFID、定義−i
d、クラス名、属性名、及び、属性タイプを含む。デー
タ辞書726に示すように、属性710の名前はATT
R1であり、列属性である。属性712の名前はATT
R2であり、短属性である。また、属性714の名前は
ATTR3であり、列属性である。同様に、対称データ
区分728に示すように、CIP 702の属性710
の属性データ値は「テキスト1」であり、属性712の
属性データ値は「222」であり、CIP 702の属
性714の属性データ値は「テキスト3」である。
【0033】図8Aは、リモートシステムに伝達された
か、或いは、バッチ処理のために送られたPDIFファ
イル802を示す。PDIFファイル802は、他のP
DIFファイルと同様に、管理見出し区分804、デー
タ辞書区分806、及び、対称データ区分808を含
む。PDIFファイル802内のデータは、リモートシ
ステムで作動可能にするか、あるいは、バッチモードで
処理可能にするには、事前に、不定書式化してそのCI
Pへ戻しておかなければならない。この場合のCIP
822を図8Bに示す。従って、PDIF 802内の
ファイル情報は、オブジェクト824、動作826及び
パラメータエリア828を含むCIP822に不定書式
化される。オブジェクト824は、3つの属性、すなわ
ち、属性830、属性832、及び、属性834を含む
ことに注意されたい。PDIFファイルへのCIP平板
化および、このように平板化されたファイルのリモート
システム或いはバッチファイルへのエクスポートについ
ては、図14及び15に関して後で検討することとす
る。同様に、CIPへのPDIFファイル不定書式化に
ついては、図16に関して後で説明する。
【0034】リモート処理あるいはバッチ処理するため
にデータを送信可能にするには、事前に、アプリケーシ
ョンモジュール902は多数のタスクを実施しなければ
ならない。第一のタスクは、CIPを作ることである。
アプリケーション902は、平板化または書式化可能で
あって送らるべきオブジェクトのCIPをコールするこ
とによりCIPを作る。既に述べたように、この種のC
IPは、オブジェクト参照と行動及び必要なあらゆるパ
ラメータを含むはずである。作動に際して、アプリケー
ション902はIPA方法を呼び出す。このIPA方法
はCIPを作り、標的オブジェクト、行動および標的オ
ブジェクト行動のためのパラメータを含む。CIPの作
成が終わった後で、配布リストも作られる。この配布
は、送信クラス事例の連結されたリストである。この配
布リストのためのパラメータは、例えばネットワーク、
節、及び、CIPの送り先であるユーゼリドなどの特定
の情報を必要とする。最後に、送信され得るクラスの事
例が作られる。この事例は、次に示すパラメータ、すな
わち、CIP、配布リスト、送信リケスト用理由コード
および通知インジケータを必要とする。アプリケーショ
ン902は、これらの前提条件タスクを完成した後で、
実際にデータを送るために、新しく作られた送信され得
るクラス事例に対する送信方法を呼び出す。アプリケー
ション902から出るデータの流れを図9に示す。
【0035】アプリケーション902は、送信リケスト
を処理するために、送信され得るクラス事例の送信方法
904をコールする。配分リストが局所配布リスト構成
要素を含む場合には、CIPは、ブロック906内で局
所的に実行される。しかし、配布リストが何らかのリモ
ート配布リスト構成要素を含む場合には、送信リケスト
はブロック908内で遠隔的に実行される。リモート実
行は、PDIFファイル912の管理見出し作成に使わ
れる通信見出しクラスを作ることから始まる。既に説明
したように、PDIFファイル912は、CIPおよび
送信しようとする全てのオブジェクト事例を含む。送信
され得るクラスは、送信リケストを完成するために必要
な情報を提供するネットワーク制御表914を呼び出
す。ネットワーク制御表914は愛称表を含む。愛称表
は、システムユーザーが持つ愛称の順序無しリストであ
る。一般に、特定の表の所有者は、交信しようとする局
所または遠隔ユーザーのユーゼリドに愛称を割り当て
る。ユーゼリドが、ユーザーのロゴ識別子、節、及び、
ネットワークを含むことに注意されたい。ネットワーク
制御表914に含まれるネットワーク構成表は、システ
ムが通信に使用できる各ネットワークまたは節に関する
情報を含む。ネットワーク構成表は、システム、システ
ムの同期通信管理者識別子、ネットワークの節およびユ
ゼリド、最大許容ジョブサイズ、局所管理者、および、
使用される省略時イネイブラーを識別する。ネットワー
ク制御表914に含まれる据え置き行動表は、バッチま
たは対話型モードで送信され得るオブジェクト及び行動
を識別する。据え置き行動表は、送信リケストをバッチ
モードまたは対話型モードのいずれで実行させるかを指
示し、バッチモードを選定した場合にバッチ処理のため
に使用するJCLテンプレートを供給する。同様に、セ
ンダブルクラス904は、必要データの送信を実施する
ために、適切なイネイブラー916を呼び出す。選定さ
れた1つのイネイブラーは、所定の行き先、この場合に
は非同期通信管理者(ACM)識別子918またはネッ
トワーク節ユーザー識別子920にデータを送る。非同
期通信とは、データが自動的に受信され、ユーザーの直
接的な関与を必要としない通信出あることに注意された
い。非同期通信は、ユーザーのリケストに直接応答して
データが受信される同期通信と対照的である。
【0036】送信システム1002から通信サーバー1
020を通るデータの流れを図10に示す。通信サーバ
ー1020は、ACM 1008を介して、非同期日的
にデータを受信する。ACM 1008は、送信された
データに対して、JESキュー1004の規則正しく時
間規制されたチェックを連続的に実施する。ACM10
08は、JESキュー1004からファイルを受信する
ためには、受け取るために、通信見出しおよびCIPを
備えた特有のPDIFフォーマットでファイルを受信し
なければならない。
【0037】作動中は、送信システム1002は、受信
システムJESキュー1004にデータを送る。既に述
べたように、ACM 1008は連続的に作動して、送
信されたデータに関するJESキユー1004をチェッ
クする。ACM 1008は、JESキユー1004内
にデータを見付けると、そのファイルを受信する。当発
明によれば、ファイルは、MVSシステムに受け取られ
る。ACM 1008は、対応するPDIFファイルの
管理見出しを、通信見出しオブジェクト1010へイン
ポートするPDIFファイルクラスいんぽーと見出し方
法をコールする。このオブジェクトは、安全チェックを
行うために必要な情報を提供する。次に、ACM 10
08は、応答バック1006を送信システム1002に
送る。ACM 1008は、次に、受信したCIPをど
のように実施するか、すなわち、バッチモードまたは対
話型モードのいずれにおいて実施するかを、据え置き行
動表1012から決定する。ACM 1008は、次
に、PDIFファイルをシステムオブジェクトにインポ
ートするPDIFファイルクラスインポートファイル1
014方法をコールしてから、CIP 1016を実行
する。最後に、ACM 1008は、送信システム10
02に応答を送り、CIP 1016の実行に成功した
か、あるいは、失敗したかを、表示する。
【0038】2つのシステム1102と1104の間で
どのようにしてデータが転送されるかを図11に示す。
システム1102はアプリケーション1106、通信サ
ーバー1108及びACM 1110を含み、システム
1104はアプリケーション1116、通信サーバー1
114及びACM 1112を含むことに注意された
い。ファイルの転送に際して、通信サーバーの送信設備
と受信設備がどのようにして一緒に作動するかを図11
に示す。例えば、CIPをシステム1104に送信する
ことをアプリケーション1106がリケストした場合、
通信サーバー1108は、必要な妥当性検査及び安全保
護検査を実施し、次に、プロダクトデータインタフェー
スをコールし、システム1104にインポートするため
に、オブジェクトをPDIFファイルに変換する。通信
サーバー1108は、PDIFファイルを作った後で、
そのファイルをシステム1104のACM 1112に
送るために、適切なイネイブラーをコールする。通信サ
ーバー1108は、ファイルを送信した後で、コントロ
ールをアプリケーション1106に返す。
【0039】ACM 1112は、そのJESキューか
らファイルを受け取り、PDIFファイルの通信見出し
を読み取り、通信サーバー1114をコールして、ファ
イルの受信を確認する応答を送信する。通信サーバー1
114は、応答をACM 1110に送り返す。ACM
1110は、この応答を受け取り、処理する。次に、通
信サーバー1114は、コントロールをACM 111
2に返し、ACMは、PDIFファイルを変換するため
に、PDIFシステム1104をコールする。次に、A
CM 1112はCIPを実行する。アプリケーション
1116は、受信したCIPの行動を実施し、処理する
ことのコントロールをACM 1112に返す。ACM
1112は、自身の占有通信サーバーをコールし、第
2の応答を送って、CIPの実行に成功したことを表示
する。通信サーバー1114は、適切なイネイブラーを
コールして応答する。ACM 1110は、そのJES
キューから応答を受け取り、送信されたPDIFファイ
ルの通信見出しを読み取る。ACM 1110は、次
に、PDIをコールし、PDIFファイルをオブジェク
トに変換する。次に、通信サーバー1108は、その時
応答を処理し、通知が要求されている場合には、通知メ
ッセージをユーザーのバスケット内に置く。通信サーバ
ー1108は、次に、処理のコントロールをACM 1
110に返し、ACM 1110は待ちサイクルを再開
させる。
【0040】図12及び13を参照し、バッチ処理につ
いて更に詳細に検討することとする。アプリケーション
1202は、CIP 1204を造り、そのデータベー
スに全ての持続性オブジェクトを記憶することによって
バッチサービスを要求する。バッチ処理を始めるため
に、メタクラス1208内のスタート方法が呼び出され
る。バッチジョブに必要なバッチ情報をユーザーが指定
できるように、事例が作られる。バッチ事例は、ユーザ
ーバッチオプション1206のコピーを受け取り、次
に、ユーザーは、省略時のバッチオプションを使用する
か、或いは、これらの省略値を修正するかを決定する。
このクラスが完了した後で、結果として得られた事例
は、ジョブのためのバッチオブジェクト情報として使わ
れる。メタクラス1208に対するスタート方法は、メ
タクラス1212のサブミットジョブ方法を呼び出すこ
とによって、その事例内のバッチオプション情報をパラ
メータとしてパスする。適切なJCLテンプレートライ
ブラリ1210も、据え置き行動表に記憶された値い
て、パスされる。次に、サブミットジョブ方法は、バッ
チジョブファイルを作る処理を開始させる。その代わり
に、アプリケーションは、ユーザーバッチオプション1
206をバイパスすることができる。サブミットジョブ
方法はJCLテンプレートをコピーし、その場合、JC
Lテンプレートの各レコードは走査され、置き換えパラ
メータに出会う度に、バッチオプション情報を用いて、
パラメータの置き換えが実施される。JCLテンプレー
ト内の1つの記録は、据え置きメッセージファイル12
14に対する参照を含む。この記録に遭遇すると、サブ
ミットジョブ方法はPDIを呼び出し、そのファイルを
作る。この据え置きメッセージファイルを作ることは、
CIP 1204を書式化し、書式化されたCIPおよ
び関連非持続性オブジェクトを、バッチ処理へエクスポ
ートするために、ディスク順次ファイルに記憶すること
に関係する。最後に、サブミットジョブ方法は、バッチ
ジョブファイルの各記録をJES内部リーダー1216
に書き込む。この処理が完全である場合には、JES
1302は、バッチ環境においてそのジョブを実行する
ために、必要な資源をスケジュールする。
【0041】ジョブエントリーサブシステム(JES)
1302は、バックグラウンドジョブをスタートさせる
ために使われるオペレーティングシステムサービスであ
る。バッチジョブをランさせるために必要な全ての資源
をJES 1302が獲得した後で、コントロールは、
時分割オプション(TSO)コマンド処理装置1308
にパスされる。次に、TSOコマンド処理装置1308
はスタート方法を呼び出し、バッチ処理を始めさせる。
バッチジョブ見出し記録1304は、1つのインストリ
ームデータセットとして、バッチジョブファイルに記憶
される。これらの見出し記録は、ジョブ所有者ユーザー
識別子、指定されたインバスケットユーザー識別子、ジ
ョブ名、及び、そのジョブのための通告フラグを入手す
るために用いられる。据え置きメッセージファイル13
06は、CIP 1204を不定書式化するためにイン
ポートされる。CIP 1204及び全ての関連した非
持続性オブジェクトは、次に、不定書式化され、バッチ
メモリー内で作り直される。その時、CIP 1204
は、メタクラス1310によって実行される。ジョブメ
ッセージログ1312は、ジョブ開始済みメッセージ、
ジョブ完了済みメッセージ及び、あらゆるバッチ生成済
みエラーメッセージを含む。
【0042】既に説明したように、プロダクトデータイ
ンタフェース(PDI)は、当発明に基づくOOPSに
対するデータのインタフェースを表す。PDIは、OO
PS環境内の既存のアプリケーションおよび将来のアプ
リケーションに対し、データを他のOOPSと交換可能
にする。この種のデータ交換は、PDIによって作られ
たPDIFファイルを用いて達成される。PDIFファ
イルは、他のシステムに対し、プロダクトデータインタ
フェースを介して、エクスポートおよびインポートさ
れ、PDIFファイルから読み取られたデータは、オブ
ジェクトを作るために使われる。
【0043】当発明によれば、他のシステムヘエクスポ
ートされるためには、OOPSオブジェクトは平板化可
能、すなわち、平板状の順次ファイルに書式化可能でな
くてはならない。これを遠成するには、オブジェクト
は、平板化可能クラス、または、平板化可能(書式化可
能)クラスのある種の派生クラスを引き継ぐことが可能
ではくてはならない。この場合の平板化可能クラスは、
PDIがオブジェクトを書式化または平板化できるよう
にする方法、および、ビューリスト内で参照されるオブ
ジェクト及び他のオブジェクト事例を設定する方法を提
供する。ビューリストは、オブジェクト事例を参照す
る、概念的に樹木構造に似たリストである。この事例の
リストは、エクスポートされたオブジェクトを定義す
る。この種のビューリストの例を図14に示す。エクス
ポート手順に際して、エクスポートされようとしている
オブジェクトは、翻訳クラスによってコールされたその
ビユ方法を持つ。図14にオブジェクトA 1402と
して示されるオブジェクトをトップオブジェクトと称す
る。ビュー方法は、その自身のオブジェクトを含む、す
なわち、オブジェクトA 1405がエクスポートされ
ようとしているという理由に基づき、それ自身のオブジ
ェクト、すなわち、オブジェクトA 1402を含む。
オブジェクトA 1402のビュー方法は、エクスポー
トであるという理由に基づき、トップオブジェクトが参
照する各々の事例のビュー方法をコールする。この例に
おいては、オブジェクト A 1402は、オブジェク
トB 1404及びオブジェクトC 1406を参照す
る。同様に、オブジェクトB1404及びオブジェクト
C1406のビュー方法は、それら自身のオブジェクト
をビューリスト内に含み、オブジェクトB1404及び
オブジェクトC1406が参照する事例に関するビュー
方法をコールする。この場合、オブジェクトB 140
4は、オブジェクトD 1408及びオブジェクトE
1410の両方を参照する。同様に、オブジェクトC
1406は、オブジェクトF 1412及びオブジェク
トG 1414を参照する。この処理は、参照された全
てのオブジェクトに対して継続し、それによって、PD
IFファイルへの変換のためのオブジェクトのビューリ
ストを設定する。
【0044】PDIがピューリストをPDIFの順次フ
ァイルに変換する場合、オブジェクト事例及びそれらの
属性は、データ辞書、及び、関連したPDIFファイル
のオブジェクトデータ区分内に、階層順に現れる。図1
4に示す例から作られたこの種のPDIFファイルのデ
ータ辞書オブジェクトデータ区分は、オブジェクト事例
及びそれらの属性を、下記の順序で含む、すなわち、オ
ブジェクトA 1402;オブジェクトB 1404;
オブジェクトD 1408;オブジェクトE1410;
オブジェクトC 1406;オブジェクトF 141
2;及びオブジェクトG 1414。
【0045】ビューリストに加えて、例えば図14に示
すように、書式化可能なオブジェクトは、PDIに対し
てこの種のオブジェクトをPDIFファイルに書式化可
能にするために、メタデータとして知られる特性もPD
Iに提供する。メタデータは、オブジェクトクラスおよ
びその事例属性について記述する自己定義データであ
る。この種のメタデータは、例えばオブジェクトクラス
名のような情報を含み、オブジェクトの各事例属性に関
しても下記項目を含む:属性の名前;属性のタイプ;P
DI用法仕様(例えばINCLUDED、EXCLUD
ED、IGNORE、または、REQUIRED);オ
ブジェクトのフレーム内のオフセット;属性がストリン
グタイプであれば属性の最大の長さ;および、最終的に
、属性がスロット参照タイプ属性であれば スロット
クラスID。
【0046】オブジェクトのメタデータ内に含まれる上
記のPDI用法仕様についてここで定義することとす
る。すなわち、INCLUDEは特定の属性をエクスポ
ートすることを意味する。EXCLUDEはの属性をエ
クスポートしないことを意味する。IGNOREは、他
のシステムから属性をインポートしないことを意味す
る。
【0047】最後に、REQUIREDは、他のシステ
ムからのインポートに際して属性が存在しない場合には
エラーを生成することを意味する。1つのシステムから
データをエクスポートするか、あるいは、他のシステム
からデータをインポートする場合に、PDIは、上記お
よびここで述べるメタデータ構造を使用する。この種の
メタデータは有用性を備え、それによって、PDIに対
し、OOPSのオブジェクト指向事例を自動的に書式化
および不定様式化可能にする。この種のメタデータなし
では、各オブジェクトは、メタデータを使用する代りに
それ自身で書式化および不定様式化しなければならず、
非常に非能率的な処理となります。
【0048】エキスポートリケストに答えて、PDIを
通るデータの流れを図15に示す。クラス1508のエ
クスポート制御方法1510は、PDI処理を取り扱う
ためにエクスポートプロセス方法1512をコールす
る。エクスポート制御方法1510は、エクスポート制
御インタフェース1502から情報を受け取り、エクス
ポートプロセス方法1512は、エクスポートプロセス
インタフェース1504から情報を受け取る。次に、エ
クスポートプロセス方法1512は、トップ書式化可能
オブジェクト1518のビュー方法1522をコールす
る。これにより、他のシステムヘエクスポートさるべき
オブジェクト事例のピューリストが設定される。次に、
エクスポートプロセス方法1512は、PDIFファイ
ルを造る順序で、PDIファイルクラス1516のエク
スポートファイル1520をコールする。PDIファイ
ルクラス1516は、PDIFファイルを作るために、
ビュー方法1522によって設定されたビューリストを
使用する。PDIFファイルクラス1516は、そのメ
タデータ及び書式化方法を用いて、通信見出しクラス事
例からPDIFファイルの管理見出し区分を造る。PD
Iファイルクラス1516は、次に、ビュー方法152
2によって作られたビューリスト内の全てのオブジェク
トからメタデータ方法1524を用いて、PDIFファ
イルのデータ辞書区分を造る。PDIファイルクラス1
516は、次に、メタクラス及び書式化方法を用いて、
オブジェクトデータ区分を造る。PDIファイルクラス
1516が、他のシステムへのエクスポートのためにP
DIFファイルを造った後で、翻訳リストクラス150
8、明確にはエクスポート方法1512は、必要に応じ
て、ファイルを別の書式に翻訳するために、外部トラン
スレータ1514をコールする。
【0049】アプリケーションは、翻訳リストクラス1
508のエクスポート制御方法1510をコールする場
合、エクスポート制御インタフェース1502を用い
る。次に、この方法は、他のパネルからのPDI処理リ
ケストを取り扱う。エクスポート制御インタフェース1
502を使用するには、アプリケーションは、最初に、
翻訳リストクラス1508の事例を作る。アプリケーシ
ョンは、次に、事例を作り、それらの事例を、翻訳リス
トクラス1508のオブジェクトに挿入し、作られたオ
ブジェクトの属性を、適切な翻訳要請情報と共に割り当
てる。アプリケーションは、次に、エクスポートされた
ファイルとして使用さるべきPDIファイルクラス15
16の事例を作り、そのPDIファイルクラス1516
の事例を、以前に作られたオブジェクトの属性として割
り当てる。
【0050】アプリケーションは、翻訳リストクラス1
508のエクスポートプロセス方法1512をコールす
る場合、エクスポートプロセスインタフェース1504
を使用する。エクスポートプロセス方法1512は、次
に、内部PDI処理を取り扱う。アプリケーションがエ
クスポートプロセスインタフェース1504を使用する
には、先ず、翻訳リストクラス1508の事例を作らね
ばならない。翻訳リストクラス1508のオブジェクト
は、事例のリンクされたリストであることに注意された
い。アプリケーションは、続いて、この種の事例を作
り、翻訳リストクラス1508のオブジェクトに挿入
し、適切な翻訳リケスト情報と共に、この種オブジェク
トの属性を割り当てる。次に、アプリケーションは、他
のシステムエ4クスポートするためのファイルとして使
用するPDIファイルクラス1516の事例を作り、こ
れらのPDIファイルクラス1516事例を、作られた
オブジェクトの属性として割り当てる。最後に、アプリ
ケーションは、翻訳リストクラス1508の事例のエク
スポートプロセス方法1512をコールする。アプリケ
ーションは、クラス1516をコールする場合、エクス
ポートファイルインタフェース1506を用いる。次
に、エクスポートファイル方法1520は、ビューリス
トからPDIFファイルを造り、翻訳リストクラス15
08のエクスポートプロセス方法1512は、この低い
方のレベルインタフェースを用いる。
【0051】図16は、インポートリケストに答えてP
DIを通るデータの流れを示す。翻訳リストクラス16
10のインポート制御方法1612は、PDI処理を始
めるために、インポートロセス方法1614をコールす
る。ファイルをその現在の書式から、それで作動するP
DIFファイルに翻訳する必要のある場合には、翻訳リ
ストクラス1610は、外部トランスレータ1616を
コールすることができる。翻訳リストクラス1610の
インポートプロセス方法1614は、受信したPDIF
ファイルからオブジェクトを作るPIDファイルクラス
1618のインポートファイル方法をコールする。イン
ポートファイル1620は、インポートファイルインタ
フェース1606を経て、システムの非同期通信管理者
によってコールされる。PDIファイルクラス1618
のインポートファイル方法1620は、メタデータ方法
1626および書式化可能オブジェクト1624の非平
板方法1630を用いて、を用いてコミュニケーション
ヘッダクラスオブジェクトをPDIFファイルの管理見
出しから通信見出しクラスオブジェクトを作るインポー
ト見出し方法1622をコールする。インポート見出し
方法1622は、システムの非同期通信サーバにより、
インポート見出しインタフェースを介して直接コールさ
れる。PDIファイルクラス1618のインポートファ
イル方法1620は、データ辞書およびPDIFファイ
ルのオブジェクトデータ区分からオブジェクトを造る。
これを達成するために、メタデータ方法1626、非平
板的方法1630、及び、書式化可能オブジェクト16
24のポスト非平板的方法1632が、PDIFファイ
ルクラス1618によってコールされる。同様に、PD
IFファイルクラス1618のインポートファイル方法
1620は、アサインデータ方法1628、及び、書式
化可能オブジェクト1624のポスト非平板的二方法1
634をコールすることにより、初期データベース負荷
をサポートする。
【0052】図及び明細書に、当発明の好ましい多数の
実施例について開示してきた。これらの実施例は、特定
の用語を使用したが、例として呈示したものであって、
制限を意味するものではない。従って、当発明の趣旨及
び範囲は、前述の実施例のいずれによっても制限される
べきものでない。
【図面の簡単な説明】
【図1】オブジェクトの概要表現を示す。
【図2】オブジェクトの例の概要表現を示す。
【図3】オブジェクト事例の図形的表現を示す。
【図4】当発明が作動する計算環境の図形的表現を示
す。
【図5】通信インタフェースパケット(CIP)オブジ
ェクトの概要表現を示す。
【図6】プロダクトデータインタフェース(PDI)フ
ァイルの概要表現を示す。
【図7】A,Bは、CIP、及び、CIPが書式化され
る関連PDIFファイルの概要表現を示す。
【図8】A,Bは、PDIFファイル、及び、PDIF
ファイルが不定様式化される関連CIPの概要表現を示
す。
【図9】当発明に基づき、アプリケーションから通信サ
ーバを通るデータの流れの図形的表現を示す。
【図10】当発明に基づき、非同期通信管理者(AC
M)を用いた送信システムから通信サーバを通るデータ
の流れの図形的表現をしめす。
【図11】当発明に基づき、送信システムと受信システ
ムの2つのシステム間のデータ移動の図形的表現を示
す。
【図12】当発明に基づき、バッチジョブ及びその関連
提出プロセスの作成の図形的表現を示す。
【図13】当発明に基づき、バッチジョブのための実行
プロセスの図形的表現を示す。
【図14】オブジェクト事例の参照リストであるビュー
リストの図形的表現を示す。
【図15】データをエクスポートするための要請に答え
てPDIFを通るデータの流れの図形的表現を示す。
【図16】データをインポートするための要請に答えて
PDIFを通るデータの流れを示す。
【符号の説明】 230 アプリケーションモジュール 236 オブジェクト指向環境モジュール 204 データベース管理者 206 オペレーティングシステム 208 マイクロインストラクションコード 220 ターミナル 224 データ記憶装置 234 外部データベース 228 プリンター 232 ユーザー
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図5】
【図4】
【図14】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図13】
【図11】
【図12】
【図15】
【図16】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート、ロー、アブラハム アメリカ合衆国ジョージア州、マリエッ タ、ウィレオ、クリーク、ポイント、1993 (72)発明者 フロイド、ウェイン、サッケルフォード アメリカ合衆国ジョージア州、バフォー ド、ハノーバー、ドライブ、3510 (72)発明者 リチャード、ユージーン、ムーア アメリカ合衆国ジョージア州、マリエッ タ、プリンセス、レーン、2592 (72)発明者 トーマス、ポール、ムーアマン アメリカ合衆国ジョージア州、アトラン タ、リバーサイド、ウェイ、7170 (72)発明者 エープリル、ダウン、エンブリー、スティ ルズ アメリカ合衆国ジョージア州、アトラン タ、アデアー、アベニュ、エヌ、イー、 865 (72)発明者 ジェーン、エリザベス、シュロック アメリカ合衆国ジョージア州、ケネソー、 バーナム、ウェイ、3295

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶装置、データ処理装置、及び、前記デ
    ータ処理装置で作動するアプリケーションを含む対象指
    向プログラミングシステムであり:データ構造を定義す
    る前記記憶装置内の1つの対象、前記対象は前記アプリ
    ケーションからのメッセージに答えて前記対象への行動
    を実施するためのデータ及び関連した方法を含む少なく
    とも1つの属性を持ち;そして,対象のデータ構造を持
    つ1つのパケットを含み、前記パケットは対象を含む属
    性と前記対象への行動を実施するための方法を含む対象
    指向プログラミングシステム。
  2. 【請求項2】請求項1において、更に、前記パケットを
    作るための手段を含み、前記手段は:標的対象内に方法
    を含み、前記の方法は対象と方法をパケットに提供する
    対象指向プログラミングシステム。
  3. 【請求項3】請求項1において、更に、前記パケットの
    実行を開始するための手段を含み、前記手段は:前記ア
    プリケーションからのメッセージに答えて前記パケット
    内に行動を引き起こすための方法を標的対象内に含む対
    象指向プログラミングシステム。
  4. 【請求項4】請求項2において、前記方法がIPA方法
    を含む対象指向プログラミングシステム。
  5. 【請求項5】請求項3において、前記方法がAPI方法
    を含む対象指向プログラミングシステム。
  6. 【請求項6】請求項1において、更に、前記パケットを
    平板順次ファイルへ書式化するための手段を含む対象指
    向プログラミングシステム。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記平板順次ファイル
    が管理見出し区分、データ辞書区分及び対象データ区分
    を含む複数の区分を含む対象指向プログラミングシステ
    ム。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記管理見出し区分が
    属性の名前とタイプおよび属性のデータ値を含む対象指
    向プログラミングシステム。
  9. 【請求項9】請求項7において、前記データ辞書区分が
    前記対象データ区分内の対象の記述を含み、前記記述が
    クラス名、属性名及び前記対象の属性のタイプを含む対
    象指向プログラミングシステム。
  10. 【請求項10】請求項7において、前記データ対象区分
    が前記ファイル内の各対象に対する一意的な識別を含む
    対象指向プログラミングシステム。
  11. 【請求項11】請求項6において、更に、階層的樹木構
    造の対象のリストを生成するための手段を含み、前記樹
    木構造の最上部は前記パケットを含み、前記樹木構造内
    の降順レベルが前記樹木構造内の連続的に更に高いレベ
    ルの対象によって参照される少なくとも1つの対象を含
    む対象指向プログラミングシステム。
  12. 【請求項12】請求項11において、前記リストが更に
    前記階層的樹木構造内の各対象に対して関連した1つの
    方法を含む対象指向プログラミングシステム。
  13. 【請求項13】請求項12において、前記階層的樹木構
    造内のあるレベルにおける方法がその関連した対象を生
    成し、更に、前記の関連した対象によって参照された更
    に低いレベルの各方法を呼び出す対象指向プログラミン
    グシステム。
  14. 【請求項14】記憶装置、データ処理装置、及び、前記
    データ処理装置で作動するアプリケーションを含む対象
    指向プログラミングシステムであり:データ構造を定義
    する前記記憶装置内の1つの対象、前記対象は前記アプ
    リケーションからのメッセージに答えて前記対象への行
    動を実施するためのデータ及び関連した方法を含む少な
    くとも1つの属性を持ち;そして,対象のデータ構造を
    持つ1つのパケットを含み、前記パケットは対象を含む
    属性、前記対象への行動を実施するための方法および更
    に前記方法の行動を定義するパラメータを含む対象指向
    プログラミングシステム。
  15. 【請求項15】請求項14において、更に、前記パケッ
    トを作るための手段を含み、前記手段は:標的対象内に
    方法を含み、前記の第一の方法は対象、方法およびパラ
    メータをパケットに提供する対象指向プログラミングシ
    ステム。
JP3208577A 1990-10-23 1991-07-25 オブジェクト指向プログラミングシステム Expired - Fee Related JPH0827765B2 (ja)

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US07/602,434 US5327559A (en) 1990-10-23 1990-10-23 Remote and batch processing in an object oriented programming system
US602434 1990-10-23

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JPH05342006A true JPH05342006A (ja) 1993-12-24
JPH0827765B2 JPH0827765B2 (ja) 1996-03-21

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