JPH05333289A - 光フロント・エンド - Google Patents

光フロント・エンド

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Publication number
JPH05333289A
JPH05333289A JP14416292A JP14416292A JPH05333289A JP H05333289 A JPH05333289 A JP H05333289A JP 14416292 A JP14416292 A JP 14416292A JP 14416292 A JP14416292 A JP 14416292A JP H05333289 A JPH05333289 A JP H05333289A
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JP
Japan
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polarization
light
optical
coupler
birefringent plate
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Withdrawn
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JP14416292A
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English (en)
Inventor
Haruhiko Tabuchi
晴彦 田淵
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光フロント・エンドに関し、二段直列接続し
た光ファイバ・カプラを用いたものに比較して小型であ
り、また、分岐比の偏波依存性がなく、しかも、その分
岐比の制御性が良好であるようにしようとする。 【構成】 入射ポート12A及び12Bから入射される
光をそれぞれTE偏波とTM偏波に分離して出射ポート
13A及び13Bからそれぞれ出射する光導波路或いは
偏波分離ファイバ・カプラからなる方向性結合器型偏波
分離器である偏波分離カプラ1と、法線が結晶の光学基
準軸Zに0°より大きく90°より小さい傾きで傾斜す
る面で平行に切断研磨された複屈折性を有する透明材料
からなり且つ偏波分離カプラ1から入射される光の強度
を1/2に分岐する例えばTiO2や方解石からなる複
屈折板2とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コヒーレント光通信で
偏波ダイバーシティ受信方式を採用した場合に好適な光
フロント・エンドに関する。例えば、ヘテロダイン型光
受信器、或いは、ホモダイン型光受信器では、光ファイ
バ中の偏波状態揺らぎが原因になって受信感度の劣化が
起こり、その偏波状態揺らぎを解消する一つの手段とし
て偏波ダイバーシティ受信方式が知られている。
【0002】偏波ダイバーシティ受信方式では、二つの
直交する偏波成分を別々にヘテロダイン検波し、得られ
た中間周波信号を増幅器中で電気的に加算したり、或い
は、ベース・バンドで加算する。そして、二つの信号の
レベルと位相関係を適正に選択することができれば、偏
波不整合がないヘテロダイン型光受信器と完全に同等の
信号対雑音比を達成することができる。
【0003】然しながら、偏波ダイバーシティ受信方式
に用いる従来の光受信器には、例えば、大型であるこ
と、挿入損失が大きいこと、温度に対して不安定である
こと、組み立てが容易でないことなど種々と問題がある
ので、これ等を解決しなければならない。
【0004】
【従来の技術】図20は偏波ダイバーシティ受信方式に
用いる光受信器に備えられている光フロント・エンドの
従来例を表す要部説明図である。図に於いて、1Cは偏
波分離ファイバ・カプラ、4A及び4Bはデュアル・バ
ランス型光検知器、12A及び12Bは偏波分離ファイ
バ・カプラ1Cへの信号光入射ポート、12C及び12
Dは偏波保持型ファイバ・カプラ91への局部発振光入
射ポート、13A及び13Bは偏波分離ファイバ・カプ
ラ1Cからの出射ポート、91,92,93は偏波保持
型ファイバ・カプラを示している。
【0005】この光フロント・エンドでは、入射ポート
12Aから信号光を入射し、入射ポート12Dから局部
発振光を入射する。信号光は偏波分離ファイバ・カプラ
1CでTE偏波とTM偏波に分離され、出射ポート13
AにTE成分が、そして、出射ポート13BにTM成分
がそれぞれ出力される。
【0006】局部発振光は偏波保持型ファイバ・カプラ
91で1:1に分割され、信号光の各偏波成分と偏光と
が一致するように偏波保持型ファイバ・カプラ92及び
93に入力される。偏波保持型ファイバ・カプラ92及
び93に於いて信号光と局部発振光とが混合され、その
混合された光はデュアル・バランス型光検知器4A及び
4B内の光検知素子に入射され、信号光と局部発振光と
のビート成分が電気信号に変換される。
【0007】図21は偏波ダイバーシティ受信方式に用
いる光受信器に備えられている光フロント・エンドの他
の従来例を表す要部説明図である。図に於いて、2は複
屈折性が大きいルチル板で構成され偏波を分離すること
ができる複屈折板(偏光分離板)、3A及び3Bは偏波
保持光ファイバ、4は光検知器、45は中間周波前置増
幅器、86は平板マイクロ・レンズ、94は分岐比の偏
波依存性が小さく且つ偏波保存機能をもっているガラス
導波路型カプラをそれぞれ示している。
【0008】この光フロント・エンドでは、偏波保持光
ファイバ3Aに信号光を入射し、偏波保持光ファイバ3
Bには局部発振光を入射する。ガラス導波路型カプラ9
4は、入射された信号光と局部発振光との光軸を一致さ
せ、且つ、略等しい強度に分離して出力するものであ
り、また、ガラス導波路型カプラ94内では、信号光及
び局部発振光に於ける偏波の一致する成分が干渉を起こ
し、ビート成分を持つようになる。偏波保持光ファイバ
3Bに入射される局部発振光は、偏光分離板2に依る偏
波分離後の光強度が1:1となるような偏波で入射させ
る。このようにすると、水平な偏波側(図21の右側)
と垂直な偏波側(図21の左側)に分岐される局部発振
光の強度が一致する為、偏波変動に対する受信感度変動
が低減される。この光フロント・エンドでは、ガラス導
波路型カプラ94に依って、図の上側と下側に分岐され
るビート成分の位相反転、及び、ビート成分がもつエネ
ルギの分割が行われる。また、偏光分離板2に依って、
信号光に於ける偏波の分離と、各々の偏波成分と干渉す
る局部発振光に於ける強度の分割が行われる。従って、
この光フロント・エンドでは、直列に接続された受光素
子に依る同相信号の除去能力は、ガラス導波路型カプラ
94の分岐比精度で決定される。尚、ヘテロダイン型光
受信器に於いては、同相信号の除去能力は、雑音除去能
力と考えて良い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図20に見られる光フ
ロント・エンドに於いては、カプラを光ファイバを用い
て構成する為、スプライスと呼ばれている手段で光ファ
イバを溶接することが可能であって、光通信の伝送路及
び局部発振光を送出するファイバ付きレーザのピグテイ
ル・ファイバとの接続が容易であって、しかも、その接
続損失は極めて小さく、性能的には優れているが、光フ
ァイバ・カプラを二段直列接続しなければならないこと
から小型化が困難である旨の欠点がある。
【0010】図21に見られる光フロント・エンドに於
いては、通常、寸法が7〔mm〕×8〔mm〕×40
〔mm〕程度のガラス導波路型カプラ94を用い、ま
た、厚さが約2.5〔mm〕のルチル板である偏光分離
板2を用いているので、全体として小型化することが可
能である。ここで用いているガラス導波路型カプラ94
としては、比較的、偏波依存性が小さいものを使用する
のであるが、完全に偏波フリーにすることはできず、通
常は±2〔%〕程度の偏波依存性をもっている。前記し
たように、直列に接続された受光素子に依る同相信号の
除去能力は、ガラス導波路型カプラ94に於ける分岐比
精度で決定され、そして、その誤差に比例する。具体的
には、±2〔%〕の分岐誤差があると、同相信号除去能
力は28〔dB〕未満に制限される。従って、雑音除去
能力が28〔dB〕未満に制限される旨の欠点がある。
分岐比の偏波依存性以外に、分岐比精度そのものも同相
信号除去能力に影響するが、ガラス導波路で作成したも
のは、分岐比精度が固定され、作成後の調整は不可能で
ある。また、ガラス導波路型カプラ94と偏波保持光フ
ァイバ3A及び3Bとの光結合を必要とする旨の欠点も
ある。このような光結合部分が存在することは、その組
み立て工程が必要であること、そして、温度の如何で位
置ずれを起こし易く、信頼性が低下するおそれがあるな
どの問題を生ずる。
【0011】本発明は、二段直列接続した光ファイバ・
カプラを用いたものに比較して小型であり、また、分岐
比が変動する原因を排除することが可能で、しかも、そ
の分岐比を組み立て時に制御することができる光フロン
ト・エンドを実現しようとする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を解
説する為の光フロント・エンドを表す要部説明図であ
り、図20及び図21に於いて用いた記号と同記号は同
部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0013】図に於いて、1は方向性結合器型偏波分離
手段である偏波分離カプラ、1Aは偏波分離カプラ1内
に於ける偏波分離の様子を表す矢印、2A及び2Bは複
屈折性を有する透明材料からなる複屈折板、12A及び
12Bは偏波分離カプラ1に於ける入射ポート、13A
及び13Bは同じく出射ポート、IN1 及びIN2 は入
力端、OT1 及びOT2 は出力端、PSは信号光、PL
は局部発振光、XとYは方向を決める基準軸、PIN1
入力端IN1 に於ける信号光PSの偏波状態、PIN2
入力端IN2 に於ける局部発振光PLの偏波状態、P
SL1 は偏波分離カプラ出力光、PSL2 は偏波分離カプラ
出力光、PSOT1は出力端OT1 に於ける信号光の偏波状
態、PLOT1は出力端OT1 に於ける局部発振光の偏波状
態、PSOT2は出力端OT2 に於ける信号光の偏波状態、
LOT2は出力端OT2 に於ける局部発振光の偏波状態、
P1とP2は複屈折板2Aで偏波二等分された出力光、
P3とP4は複屈折板2Bで偏波二等分された出力光を
それぞれ示している。尚、基準軸Xは紙面に平行で且つ
下向きの方向を指示し、そして、基準軸Yは紙面に垂直
で且つ裏から表に向かう方向である。また、入力端IN
1 及びIN2 、出力端OT1 及びOT2 は光ファイバ内
の点を想定しても、或いは、空間に仮想される点であっ
ても良い。
【0014】この光フロント・エンドに於いては、偏波
分離カプラ1内でTE波はそのまま通過し、また、TM
波はそれぞれ反対側の導波路に結合して進行する。
【0015】図2は偏波分離カプラ1の動作を説明する
為の光フロント・エンドを表す要部説明図であり、図1
に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同
じ意味を持つものとする。
【0016】図に於いて、3A及び3Bは光ファイバ、
11A及び11Bは光導波路、LCは光導波路の結合
長、XS は信号光のX偏波成分、YS は信号光のY偏波
成分、XL は局部発振光のX偏波成分、YL は局部発振
光のY偏波成分をそれぞれ示している。
【0017】図3は図2に見られる光フロント・エンド
の光導波路に於ける結合長とTE波及びTM波の結合度
との関係を説明する為の線図であり、横軸に結合長を、
そして、縦軸に結合度をそれぞれ採ってある。
【0018】図では、光導波路11Aと光導波路11B
との結合長LC が変化した場合に於けるX偏波であるT
E波並びにY偏波であるTM波の結合度の変化が示され
ている。
【0019】ここで、結合度とは、例えば、図2に見ら
れる光導波路11Aから光導波路11Bに光パワーが移
る割合であり、図3から判るように、結合長LC に対す
るTE波とTM波の変化の周期は異なっている為、結合
長LC と方向性結合器が偏波分離カプラとして作用する
波長LPBS とが等しい場合、TE波の結合度は0、そし
て、TM波の結合度は1となることから偏波分離が行わ
れるのである。この現象は、TE波とTM波とで光導波
路中の光伝播定数が相違することに起因していて、光導
波路の形状を適切に選択すると、如何なる光導波路を用
いた場合でも起こる。
【0020】図4は前記のような方向性結合器、即ち、
偏波分離カプラの出力を説明する為の要部説明図であ
り、図1及び図2に於いて用いた記号と同記号は同部分
を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0021】図に於いて、11A並びに11Bは光導波
路、TE1は信号光PSのTE波成分、TM1は信号光
PSのTM波成分、TE2は局部発振光PLに於けるT
E波成分、TM2は局部発振光PLに於けるTM波成分
をそれぞれ示している。
【0022】図から判るように、偏波分離カプラ1にT
E1及びTM1なる成分をもつ信号光PSとTE2及び
TM2なる成分をもつ局部発振光PLとを入射させる
と、出射ポート13Aからは成分TE1及び成分TM2
をもつ偏波分離カプラ出力光が出射され、そして、出射
ポート13Bからは成分TE2及び成分TM1をもつ偏
波分離カプラ出力光が出射される。
【0023】図5は複屈折板に光を入射させた場合に於
ける光の進行状況を解説する為の要部説明図である。
【0024】図に於いて、2は方解石或いはルチル(T
iO2 )からなる複屈折板、21は光学軸、22は入射
光、23及び24は出射光、25は入射光22のうち紙
面に垂直な偏波成分、26は入射光22のうち紙面に平
行な偏波成分、φは複屈折板2に於けるカット面と光学
軸21とがなす角度、tは複屈折板2の厚さ、dは出射
光23と出射光24との間隔をそれぞれ示している。
【0025】図から明らかなように、偏波成分25並び
に偏波成分26として表されているように、両方に偏波
した入射光22が複屈折板2に入った場合、偏波分離さ
れた出射光23及び24が得られる。尚、出射光23及
び24の間隔dは、複屈折板2の厚さt、角度φ、複屈
折の大きさで決まる。
【0026】図6はX1軸に対して斜めに直線偏波した
光が複屈折板を通過して偏波分離される様子を表す要部
斜面説明図であり、図5に於いて用いた記号と同記号は
同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0027】図に於いて、θは入射光22と基準軸X1
とがなす角度、PX は入射光22のX1偏波成分、PY
は入射光22のY1偏波成分、Aは複屈折板2に於ける
一つの面である。
【0028】複屈折板2の光学軸であるZC 軸は、面A
に平行であって図示のような方向に位置し、また、基準
軸X1に対する入射光22に於ける偏波の角度θが45
°、或いは、135°の場合、出射光23及び24の強
度は等しくなる。更にまた、入射光22は任意の楕円偏
波であっても偏波分離され、そして、円偏波である場合
には、出射光23及び24の強度は等しくなる。
【0029】図7は直進する光が複屈折板に入射して分
岐及び混合(干渉)される原理を解説する為の要部説明
図であり、図5及び図6に於いて用いた記号と同記号は
同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0030】図に於いて、(A)は要部側面、(B)は
(A)の点Oに於ける光の偏波、4はデュアル・バラン
ス型光検知器、41及び42は光検知素子、θ1及びθ
2は偏波と基準軸X1とがなす角度をそれぞれ示してい
る。尚、図に見られるX及びYは図1及び図2に見られ
るX及びYと同じ基準軸であり、X1及びY1は図6に
見られるX1及びY1と同じ基準軸である。
【0031】図示された点Oに於ける偏波は波長を異に
する偏波状態PLOT1の信号光と偏波状態PSOT1の局部発
振光であって、このような偏波をもつ入射光22が複屈
折板2に入射すると、信号光であれ、局部発振光であ
れ、そのX1偏波成分を出射光23として送出し、ま
た、同様にY1偏波成分を出射光24として送出するよ
うに機能し、角度θ1を45°にした場合、出射光23
及び24の強度は等しくなるので、デュアル・バランス
型光検知器4には強度が等しい光が入射されることにな
る。
【0032】ところで、出射光23及び24の干渉光は
位相が反転する。この為、図7に見られるような接続が
なされた光検知素子41及び42を有するデュアル・バ
ランス型光検知器4で受信を行うと、ビート成分の電流
が各々の光検知素子41及び42に逆相で流れて強め合
い、雑音成分は同相電流となって相殺されるようにな
る。
【0033】前記した偏波分離カプラ及び複屈折板に関
する説明を踏まえ、図1に見られる光フロント・エンド
の動作について解説する。図8乃至図10は図1に見ら
れる光フロント・エンドの要所に於ける偏波の状態を解
説する為の線図であり、図1乃至図7に於いて用いた記
号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つもの
とし、また、図8では(A)が信号光に関する偏波の状
態を、(B)が局部発振光に関する偏波の状態をそれぞ
れ表し、図9では(A)が出射ポート13Aに於ける偏
波の状態を、(B)が出射ポート13Bに於ける偏波の
状態をそれぞれ表し、図10では(A)が複屈折板2A
の出力光に関する偏波の状態を、(B)が複屈折板2B
の出力光に関する偏波の状態をそれぞれ表している。
【0034】図1に見られる光フロント・エンドに於い
て、信号光PSは、図8の(A)に見られるように楕円
偏波になっていて、偏波分離カプラ1を通過するとX偏
波成分であるXS とY偏波成分であるYS に偏波分離さ
れる。
【0035】局部発振光PLは、図8の(B)に見られ
るように、X方向に対して45°の角度で偏波してい
て、偏波分離カプラ1を通過するとX偏波成分であるX
L とY偏波成分であるYL とに偏波分離される。局部発
振光PLは、偏波分離カプラ1に45°の角度で入射さ
せると、必ず、1:1に分岐される。従って、偏波分離
カプラ1に於いては、従来のカプラに見られる分岐比の
偏波依存性の問題は皆無である。
【0036】通常、TM偏波は反対側のポートにクロス
し、TE偏波はそのままスルーで通過する為、出射ポー
ト13Aからは図9の(A)に見られるように信号光P
SのX1偏波成分XS と局部発振光PLのY1偏波成分
L が直交して出射されて偏波分離カプラ出力光PSL1
となり、また、出射ポート13Bからは図9の(B)に
見られるように信号光PSのY偏波成分YS と局部発振
光PLのX偏波成分X L とが直交して出射されて偏波分
離カプラ出力光PSL2 となる。
【0037】さて、複屈折板2A及び2Bを光軸を中心
に45°回転させ、且つ、光軸に垂直に配置して図9の
(A)に見られる光や図9の(B)に見られる光を通過
させると、図10に出力光P1並びにP2、出力光P3
並びにP4として見られるように偏波の分離と合成が行
われる。尚、図10に見られるX及びYは、図9に見ら
れるX及びYと同じ基準軸であり、また、X1及びY1
は、図6に見られるX1及びY1と同じ基準軸である。
前記偏波の「分離」と「合成」とは、例えば図10に見
られる(A)に於いて、XS とYL の両方がX1成分と
Y1成分に分離されることが「分離」であり、そして、
各々のX1成分とY1成分が干渉することが「合成」で
ある。このような偏波の分離と合成によって生成された
P1とP2をデュアル・バランス型光検知器で受信する
構成を採れば、同相雑音除去能力が高い偏波ダイバーシ
ティ方式の光受信器が得られる。
【0038】図11は前記説明した光フロント・エンド
を用いた偏波ダイバーシティ方式の光受信器を解説する
為の要部説明図であり、図1乃至図10に於いて用いた
記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つも
のとする。図に於いて、5は信号伝達用光ファイバ、6
は局部発振器を構成する半導体レーザ、41A,42
A,41B,42Bは光検知素子、SP1は光ファイバ
3Aと光ファイバ5とのスプライス部分をそれぞれ示し
ている。
【0039】前記したところから、本発明に依る偏波ダ
イバーシティ方式の光受信器に用いる光フロント・エン
ドに於いては、
【0040】(1)二つの光入射ポート(例えば入射ポ
ート12A及び12B)から入射される光をそれぞれT
E偏波とTM偏波に分離して二つの光出射ポート(例え
ば出射ポート13A及び13B)からそれぞれ出射する
光導波路からなる方向性結合器型偏波分離器(例えば偏
波分離カプラ1)と、法線が結晶の光学基準軸Zに0°
より大きく90°より小さい傾きで傾斜する面で平行に
切断研磨された複屈折性を有する透明材料からなり且つ
前記方向性結合器型偏波分離器から入射される光を分岐
する複屈折板(例えばTiO2 や方解石からなる複屈折
板2)とを備えてなることを特徴とするか、或いは、
【0041】(2)前記(1)に於いて、方向性結合器
型偏波分離器から入射される光のTE偏波及びTM偏波
の何れについてもそれぞれ強度を1/2に分岐し得る角
度に複屈折板が配置されてなることを特徴とするか、或
いは、
【0042】(3)前記(1)に於いて、光導波路を偏
波分離ファイバ・カプラ(例えば光ファイバを用いて作
成した偏波分離素線カプラ1E)とした方向性結合器型
偏波分離器を備えてなることを特徴とするか、或いは、
【0043】(4)前記(1)或いは(2)或いは
(3)に於いて、方向性結合器型偏波分離器と複屈折板
との間に直線偏波を円偏波に変換する光学部品(例えば
水晶からなる1/4波長板2E)を配置してなることを
特徴とするか、或いは、
【0044】(5)前記(1)或いは(2)或いは
(3)に於いて、方向性結合器型偏波分離器と複屈折板
との間に直線偏波を45°回転させる光学部品(例えば
磁界中に置かれたYIGからなる旋光素子2F)を配置
し且つ前記光学部品を透過した光のTE偏波及びTM偏
波の何れについてもそれぞれ強度を1/2に分岐し得る
角度に前記複屈折板を配置してなることを特徴とする。
【0045】
【作用】前記手段を採ることに依り、偏波分離カプラ
は、光導波路形式、或いは、光ファイバ形式の何れであ
っても一個で済むので、二段直列接続された光ファイバ
・カプラを用いたものに比較すると遙に小型化すること
ができ、また、分岐比は偏波分離カプラに光を入射させ
る角度に依って決定されるので、偏波分離カプラに光を
入射させる角度を制御することで分岐比を選択すること
ができるから、分岐比の制御は簡単且つ容易に行うこと
ができ、従って、分岐の精度を向上させて高い同相雑音
除去能力を得ることができる。
【0046】
【実施例】図12は本発明一実施例を解説する為の光フ
ロント・エンドを表す要部斜面説明図であり、また、図
13はその要部平面説明図であり、図1乃至図11に於
いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意
味を持つものとする。各図に於いて、1は偏波分離カプ
ラ、2は複屈折板、3A及び3Bは光ファイバ、4は集
積化したデュアル・バランス型光検知器、14及び27
は金鍍金膜、41A,42A,41B,42Bは光検知
素子、101はガラス基板、102は金鍍金膜、Sは光
導波路に於ける結合部の長さ、Wは光導波路の幅、LC
は光導波路の結合長、PSは信号光、PLは局部発振光
をそれぞれ示している。
【0047】図から明らかなように、本実施例では、一
枚のガラス基板101上に偏波分離カプラ1及び複屈折
板2を固着して一体化してあり、偏波分離カプラ1を通
過した光は複屈折板2に、また、複屈折板2を通過した
光は光検知素子41Aなどが1チップに集積化されたデ
ュアル・バランス型光検知器4にそれぞれ光ファイバな
どを介することなく直接入射するようになっている。
【0048】図12及び図13に見られる実施例は、小
型化の面で、最も有効な構成になっていて、また、組み
立ても容易である。尚、本実施例の動作は、図1などに
ついて説明した動作と全く変わりない。本実施例に於い
て用いた偏波分離カプラ1に関する主要なデータを例示
すると次の通りである。
【0049】材料:LiNbO3 寸法:10〔mm〕×30〔mm〕×0.3〔mm〕
(厚さ) 導波路:LiNbO3 にTiを拡散して形成 幅W:8〔μm〕 Ti拡散深さ:5〔μm〕 結合部の間隔S:3〔μm〕 結合部の長さLC :10〔mm〕
【0050】図14は複屈折板となる結晶板について解
説する為の要部斜面説明図であり、ここで説明する結晶
板は、他の実施例にも複屈折板として共通に用いること
ができるものである。
【0051】図示の結晶板は、材料がルチル(Ti
2 )であって、基準軸X1,Y1,Z1に対して、基
準軸X1を中心に45°回転した結晶の光学基準軸
C ,YC ,ZC のうち、基準軸ZC に対して45°で
カットした結晶板C1、或いは、その結晶板C1に対し
て45°傾いた軸である基準軸X,Y,Zに対して三つ
の辺が平行になるように切り出した結晶板C2を本発明
に於ける複屈折板として使用する。
【0052】結晶板C1に於ける面Aは基準軸Zに平
行、また、辺O−Pは基準軸Xに平行となっていて、対
角線と直線偏波の方向とが一致するように配置され、ま
た、結晶板C2の場合には、各辺と直線偏波の方向とが
一致するように配置され、更にまた、結晶板C1及びC
2は共に直方体であり、常に、光軸に対して垂直に配置
される。但し、反射防止の為、極僅かに傾けて配置する
場合もある。
【0053】図12及び図13について説明した実施例
に於いては、図14について説明した結晶板C2を複屈
折板2として用いているのであるが、結晶板としてC1
を用いる場合には、偏波分離カプラ1と複屈折板2との
間、即ち、図13に矢印Qで指示してある部分に偏波を
45°回転させる素子、或いは、直線偏波を円偏波に変
換する素子を介挿することで結晶板C1を回転させるこ
となく使用することができる。
【0054】図15は直線偏波を円偏波に変換する素子
を用いた実施例を解説する為の要部斜面説明図であり、
図1乃至図14に於いて用いた記号と同記号は同部分を
表すか或いは同じ意味を持つものとする。図に於いて、
2Eは水晶からなる1/4波長板を示している。図から
明らかなように、偏波分離カプラ1から出射された光
は、1/4波長板2Eを通過することで円偏波に変換さ
れ、これをTiO2 からなる複屈折板2に依ってTM波
とTE波とに偏波分離している。尚、このように、直線
偏波を円偏波に変換する素子を使用した場合、複屈折板
2の偏光基準軸は、光の進行軸を中心に回転されていて
も良く、その回転される角度については制約を受けな
い。但し、偏波は常に図6に見られるようにY1方向に
分離されるので、偏波の分離方向と光検知素子の配置を
一致させることが必要である。
【0055】図16は同じく偏波を45°回転させる素
子を用いた実施例を解説する為の要部斜面説明図であ
り、図1乃至図16に於いて用いた記号と同記号は同部
分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。図に於い
て、2Fは磁界中に置かれたYIGからなる旋光素子を
示している。図から明らかなように、偏波分離カプラか
ら出射された光は、旋光素子2Fを通過することで偏波
が45°回転し、これをTiO2 からなる複屈折板2に
依ってTM波とTE波とに偏波分離している。尚、この
例では、偏波分離された光は複屈折板2の対角線方向、
即ち、水平に対して45°の方向に分かれる。
【0056】前記説明した何れの実施例に於いても、方
向性結合器型偏波分離手段である偏波分離カプラ1とし
て、光導波路形式のものを用いて小型化を達成してい
る。この光導波路形式のものに比較すると、光ファイバ
形式のものは、大型化することは回避できないが、接続
損失が小さいこと、接続が簡易であること、安定性が高
いことなどからすると捨て難い魅力がある。本発明に依
ると、光ファイバ形式の偏波分離カプラを用いても、従
来のものに比較すると小型化することができる。
【0057】図17、図18、図19は光ファイバを用
いた偏波分離カプラを解説する為の要部斜面説明図であ
り、図1乃至図16に於いて用いた記号と同記号は同部
分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0058】図17に於いて、1Eは偏波面保存型光フ
ァイバの一種であるパンダ(PANDA)光ファイバを
用いて作成した素線状態の偏波分離カプラ、81は石英
からなるブロック、81Aは光ファイバを受容するV
溝、81Bは素線状態の偏波分離カプラの主としてテー
パ部分を受容する凹所をそれぞれ示している。
【0059】図18に於いて、84は石英からなる蓋
板、84Aは複屈折板などを貼着する為の研磨面をそれ
ぞれ示している。尚、ブロック81と蓋板84は紫外線
硬化性樹脂で接着した。
【0060】図19に於いて、パッケージの研磨面には
TiO2 からなる複屈折板2が貼着されて、その複屈折
板2の光出射側は光検知素子41A等が集積化された光
検知器4と対向している。尚、Wはブロック81及び蓋
板84からなるパッケージの幅、Dは同じくパッケージ
の奥行き、Hは同じくパッケージの高さをそれぞれ示
し、例えば、W=4〔mm〕、D=40〔mm〕、H=
3〔mm〕である。この実施例では、光ファイバ形式の
偏波分離カプラと複屈折板を組み合わせてあるので、光
ファイバ・カプラを二段直列接続した従来のものに比較
すれば遙に小型になる。
【0061】
【発明の効果】本発明の偏波ダイバーシティ光受信器に
於ける光フロント・エンドでは、二つの光入射ポートか
ら入射される光をTE偏波とTM偏波に分離して二つの
光出射ポートから出射する光導波路からなる方向性結合
器型偏波分離器と、法線が結晶の光学基準軸Zに0°よ
り大きく90°より小さい傾きで傾斜する面で平行に切
断研磨された複屈折性を有する透明材料からなり且つ前
記方向性結合器型偏波分離器から入射される光を分岐す
る複屈折板とを備える。
【0062】前記構成を採ることに依り、偏波分離カプ
ラは、光導波路形式、或いは、光ファイバ形式の何れで
あっても一個で済むので、二段直列接続された光ファイ
バ・カプラを用いたものに比較すると遙に小型化するこ
とができる。また、光の強度分割手段に偏波分離カプラ
を用いているので、偏波分離カプラに光を入射させる角
度を制御することで分岐比を選択することができるか
ら、分岐比の制御は簡単且つ容易に行うことができ、従
って、分岐の精度を向上させて高い同相雑音除去能力を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を解説する為の光フロント・エン
ドを表す要部説明図である。
【図2】偏波分離カプラ1の動作を説明する為の光フロ
ント・エンドを表す要部説明図である。
【図3】図2に見られる光フロント・エンドの光導波路
に於ける結合長とTE波及びTM波の結合度との関係を
説明する為の線図である。
【図4】前記のような方向性結合器、即ち、偏波分離カ
プラの出力を説明する為の要部説明図である。
【図5】複屈折板に光を入射させた場合に於ける光の進
行状況を解説する為の要部説明図である。
【図6】偏波した光が複屈折板を通過して偏波分離され
る様子を表す要部斜面説明図である。
【図7】直進する光が複屈折板に入射して分岐及び混合
(干渉)される原理を解説する為の要部説明図である。
【図8】図1に見られる光フロント・エンドの要所に於
ける偏波の状態を解説する為の線図である。
【図9】図1に見られる光フロント・エンドの要所に於
ける偏波の状態を解説する為の線図である。
【図10】図1に見られる光フロント・エンドの要所に
於ける偏波の状態を解説する為の線図である。
【図11】光フロント・エンドを用いた偏波ダイバーシ
ティ方式の光受信器を解説する為の要部説明図である。
【図12】本発明一実施例を解説する為の光フロント・
エンドを表す要部斜面説明図である。
【図13】本発明一実施例を解説する為の光フロント・
エンドを表す要部平面説明図である。
【図14】複屈折板となる結晶板について解説する為の
要部斜面説明図である。
【図15】偏波を45°回転させる素子を用いた実施例
を解説する為の要部斜面説明図である。
【図16】偏波を45°回転させる素子を用いた実施例
を解説する為の要部斜面説明図である。
【図17】光ファイバを用いた偏波分離カプラを解説す
る為の要部斜面説明図である。
【図18】光ファイバを用いた偏波分離カプラを解説す
る為の要部斜面説明図である。
【図19】光ファイバを用いた偏波分離カプラを解説す
る為の要部斜面説明図である。
【図20】偏波ダイバーシティ受信方式に用いる光受信
器に備えられている光フロント・エンドの従来例を表す
要部説明図である。
【図21】偏波ダイバーシティ受信方式に用いる光受信
器に備えられている光フロント・エンドの他の従来例を
表す要部説明図である。
【符号の説明】
1 方向性結合器型偏波分離手段である偏波分離カプラ 1A 偏波分離カプラ1内に於ける偏波分離の様子を表
す矢印 2A 複屈折性を有する透明材料からなる複屈折板 2B 複屈折性を有する透明材料からなる複屈折板 12A 偏波分離カプラ1に於ける入射ポート 12B 偏波分離カプラ1に於ける入射ポート 13A 同じく出射ポート 13B 同じく出射ポート IN1 入力端 IN2 入力端 OT1 出力端 OT2 出力端 PS 信号光 PL 局部発振光 X 方向を決める基準軸 Y 方向を決める基準軸 Z 方向を決める基準軸 X1 方向を決める基準軸 Y1 方向を決める基準軸 Z1 方向を決める基準軸 XC 方向を決める基準軸 YC 方向を決める基準軸 ZC 方向を決める基準軸 PIN1 入力端IN1 に於ける信号光PSの偏波状態 PIN2 入力端IN2 に於ける局部発振光PLの偏波状
態 PSL1 偏波分離カプラ出力光 PSL2 偏波分離カプラ出力光 PSOT1 出力端OT1 に於ける信号光の偏波状態 PLOT1 出力端OT1 に於ける局部発振光の偏波状態 PSOT2 出力端OT2 に於ける信号光の偏波状態 PLOT2 出力端OT2 に於ける局部発振光の偏波状態 P1 複屈折板2Aで偏波二等分された出力光 P2 複屈折板2Aで偏波二等分された出力光 P3 複屈折板2Bで偏波二等分された出力光 P4 複屈折板2Bで偏波二等分された出力光

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つの光入射ポートから入射される光をそ
    れぞれTE偏波とTM偏波に分離して二つの光出射ポー
    トからそれぞれ出射する光導波路からなる方向性結合器
    型偏波分離器と、 法線が結晶の光学基準軸Zに0°より大きく90°より
    小さい傾きで傾斜する面で平行に切断研磨された複屈折
    性を有する透明材料からなり且つ前記方向性結合器型偏
    波分離器から入射される光を分岐する複屈折板とを備え
    てなることを特徴とする偏波ダイバーシティ光受信器に
    於ける光フロント・エンド。
  2. 【請求項2】方向性結合器型偏波分離器から入射される
    光のTE偏波及びTM偏波の何れについてもそれぞれ強
    度を1/2に分岐し得る角度に複屈折板が配置されてな
    ることを特徴とする請求項1記載の偏波ダイバーシティ
    光受信器に於ける光フロント・エンド。
  3. 【請求項3】光導波路を偏波分離ファイバ・カプラとし
    た方向性結合器型偏波分離器を備えてなることを特徴と
    する請求項1記載の偏波ダイバーシティ光受信器に於け
    る光フロント・エンド。
  4. 【請求項4】方向性結合器型偏波分離器と複屈折板との
    間に直線偏波を円偏波に変換する光学部品を配置してな
    ることを特徴とする請求項1或いは請求項2或いは請求
    項3記載の偏波ダイバーシティ光受信器に於ける光フロ
    ント・エンド。
  5. 【請求項5】方向性結合器型偏波分離器と複屈折板との
    間に直線偏波を45°回転させる光学部品を配置し且つ
    前記光学部品を透過した光のTE偏波及びTM偏波の何
    れについてもそれぞれ強度を1/2に分岐し得る角度に
    前記複屈折板を配置してなることを特徴とする請求項1
    或いは請求項2或いは請求項3記載の偏波ダイバーシテ
    ィ光受信器に於ける光フロント・エンド。
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