JPH0533112Y2 - - Google Patents

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JPH0533112Y2
JPH0533112Y2 JP5577086U JP5577086U JPH0533112Y2 JP H0533112 Y2 JPH0533112 Y2 JP H0533112Y2 JP 5577086 U JP5577086 U JP 5577086U JP 5577086 U JP5577086 U JP 5577086U JP H0533112 Y2 JPH0533112 Y2 JP H0533112Y2
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backlight
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nits
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は液晶パネル用バツクライト装置に関す
る。
〔従来の技術〕
液晶テレビに用いられる液晶表示装置は、光の
シヤツターとして動作するので、光源が必要とな
り、自然光を利用した方式もあるが、一般的には
螢光管を用いたバツクライトが採用されている。
バツクライト回路の消費電力と螢光管の輝度はほ
ぼリニアな関係にあり、消費電力はバツクライト
回路の設計条件、液晶表示装置の透過率、導光系
の効率、製品の電池寿命及び液晶表示装置のコン
トラスト比により決定される。
液晶表示装置のコントラスト比によりバツクライ
ト回路の消費電力、すなわち液晶テレビの管面輝
度が決定されるのは以下の理由による。
人間の眼に黒レベルが黒く感じられる管面輝度
は5〜10ニツトであり、10ニツトを超えると黒レ
ベルが浮き上つて見える。
一方白レベルは管面輝度が高ければ高い程輝い
た美しい白が得られるが、通常の室内の使用条
件、照度100〜500ルツクスでは、白レベルが白と
認められ、かつ管面が暗いと感じさせない最低管
面輝度は80〜100ニツトである。
ブラウン管を用いたテレビでは、ブラウン管の
コントラスト比が約50あり、黒レベル約5ニツト
白レベル約250ニツト(=5×50)として、明る
い画面と高コントラストを両立している。
従来の液晶テレビに用いられる液晶表示装置
は、コントラスト比が8〜10程度であり、黒レベ
ルの条件と画面の明るさの条件から、黒レベルを
約10ニツト、白レベルを80〜100ニツトとして実
用性能をかろうじてクリアしている。
従つてコントラスト比が8〜10程度の液晶表示
装置を用いたテレビの白レベルを、バツクライト
回路の消費電力を増加させて250ニツトとしても、
黒レベルが25〜30ニツトとなるので、黒レベルが
浮き上つて黒く見えず実用性がない。そこで内部
電源使用時の放電初期、放電末期、及び外部電源
使用時にかかわらず、常に黒レベル、白レベルが
一定となる様にバツクライト回路の消費電力を制
御するのが従来の技術である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
液晶表示装置の性能向上には著しいものがあ
り、カラーフイルタの製法、駆動法等の技術開発
により、コントラスト比20〜30の高コントラスト
比液晶表示装置がすでに実現している。
例えばコントラスト比20の液晶表示装置を用い
たテレビの場合、黒レベルの条件と画面の明るさ
の条件から、黒レベル約10ニツト、白レベル約
200ニツトの管面輝度重視型から、黒レベル約5
ニツト、白レベル約100ニツトの消費電力重視型
迄の選択の幅がある。
従来の技術ではバツクライト回路の消費電力が
一定の制御となるので、消費電力により決定され
る電池寿命と管面輝度の妥協点に設定することに
なる。
本考案はこの問題を解決するためになされたも
のであり、その目的とするところは、内部電源使
用時には電池寿命を考慮してバツクライト回路の
消費電力を消費電力重視型とし、外部電源使用時
には管面輝度重視型として液晶表示装置の性能を
100%引出した、商品性の高い液晶テレビを市場
に提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の液晶テレビのバツクライト回路は、内
部電源、外部電源のいずれを使用しているかを、
外部電源入力端子の入力に連動した、電気的又は
機械的な検出手段により検出し、バツクライト回
路の消費電力を、外部電源使用時に増加させて輝
度を向上させる。
〔実施例〕
第1図は本考案液晶テレビのバツクライト回路
の実施例であり、以下にその動作を説明する。
電源により直接駆動される発振回路の出力を、
コンバータトランスで数百ボルトへステツプアツ
プして螢光管を駆動する。
コンバータトランスと螢光管の間には、螢光管
入力電力を検出するための電力検出回路が設置さ
れ、螢光管入力電力を負の直流電圧に変換してい
る。電力制御回路は安定化した電源により駆動さ
れるオペアンプにより構成され、マイナス端子の
基準電圧と、螢光管入力電力により変化するプラ
端子の電圧が一致する様に、発振回路のデユーテ
イ比を制御する。
マイナス端子に接続されたVR1は、基準電圧を
可変することにより、螢光管入力電力を調整する
パワー調整ボリユームである。外部電源入力端子
に接続されたダイオードD1は、誤使用で逆極性
の外部電源を使用した場合に回路を保護するため
のものであり、そのアノード電圧は内部電源使用
時に開放、外部電源使用時に約0.7ボルトとなる。
実施例では逆極性防止ダイオードD1のアノー
ドと、電力制御用オペアンプのマイナス端子を
R4で接続することにより、内部電源使用時には
マイナス端子電圧1.2ボルト、バツクライト回路
消費電力0.9ワツトを、外部電源使用時にはマイ
ナス端子電圧1.0ボルト、バツクライト回路消費
電力1.2ワツトに変化させている。その結果、内
部電源使用時は液晶表示装置の管面輝度は、白レ
ベル120ニツト、黒レベル6ニツト、コントラス
ト比20となり、外部電源使用時の白レベル160ニ
ツト、黒レベル8ニツト、コントラスト比20とし
ている。
以上の様に実施例では、R4のの抵抗1本の追
加ので、内部電源使用時に比較して外部電源使用
時のバツクライト回路の消費電力を増加させて輝
度を向上し、電池寿命と管面輝度という各々の電
源使用時の条件を両立している。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案の液晶パネル用バツクライ
ト装置は、「内部電源と外部電源とを切り換えて
使用する液晶パネル用バツクライト装置におい
て、内部電源と外部電源のいずれを使用している
かを検出する電源検出手段と、前記電源検出手段
からの検出信号により、前記外部電源使用時は前
記内部電源使用時よりバツクライトの消費電力を
増加させるバツクライト消費電力変化手段とを有
すること」を特徴とするから、内部電源を使用す
る時にはバツクライト装置の消費電力を低くして
電池寿命を向上させることができ、外部電源を使
用する時にはバツクライト装置の消費電力を高く
して管面輝度を高くすることができ、液晶テレビ
等の携帯型液晶表示装置に要求される相反する性
能を満たすことができる。なお、本考案は、電池
等の内部電源使用時には、バツクライトの消費電
力が外部電源使用時より低くされているため、電
池等の温度上昇を抑えることができるという効果
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す、液晶テレビバ
ツクライト回路のブロツク図。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部電源と外部電源とを切り換えて使用する液
    晶パネル用バツクライト装置において、 内部電源と外部電源のいずれを使用しているか
    を検出する電源検出手段と、 前記電源検出手段からの検出信号により、前記
    外部電源使用時は前記内部電源使用時よりバツク
    ライトの消費電力を増加させるバツクライト消費
    電力変化手段とを有することを特徴とする液晶パ
    ネル用バツクライト装置。
JP5577086U 1986-04-14 1986-04-14 Expired - Lifetime JPH0533112Y2 (ja)

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JPS62167466U JPS62167466U (ja) 1987-10-23
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JP3487595B2 (ja) * 1990-03-23 2004-01-19 松下電器産業株式会社 情報処理装置
JP3369164B2 (ja) * 1990-03-23 2003-01-20 松下電器産業株式会社 液晶表示素子
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