JPH0532Y2 - - Google Patents

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JPH0532Y2
JPH0532Y2 JP1988094308U JP9430888U JPH0532Y2 JP H0532 Y2 JPH0532 Y2 JP H0532Y2 JP 1988094308 U JP1988094308 U JP 1988094308U JP 9430888 U JP9430888 U JP 9430888U JP H0532 Y2 JPH0532 Y2 JP H0532Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は台所等に設置する水切パイプ棚であ
つて、パイプ棚の下側に更に補助棚として吊棚を
吊設し、多段に棚を設ける場合における吊棚の吊
手装置に関するものである。
「従来の技術」 実開昭57−72952号公報に紹介された補助棚は、
棚本体と棚本体を主棚に吊設する逆U字状の吊腕
とから成り、吊腕の両縦杆の下端には対向する両
縦杆のなす面上のU字状係止部を形成し、上記棚
本体の側枠は、載置面両側端から立上る立壁と、
その立壁の上縁から外方に向う上壁と、上壁の先
端縁から下方に向う背壁とから構成され、立壁に
は、吊腕の両係止部がそれぞれ嵌まり込む長孔状
の挿入孔を形成すると共にその挿入孔から上壁先
端縁に亘る係止孔を形成し、この両係止孔に吊腕
の縦杆を嵌め込んだ際、吊腕の両縦杆間を拡張又
は縮小する弾力によつて縦杆が係止孔の縁に圧接
するようになつており、かつ、吊腕の横杆には上
記主棚への吊腕固定具が設けられていることを特
徴とする補助棚。である。
従つて、この補助棚の主棚への吊設手段とする
吊腕装置は、逆U字形の吊腕の両縦杆下端の係止
部を棚本体の側枠(第2図によると、断面形が両
片不同の逆U字形である。)の上壁に設けた挿入
孔に挿嵌し、吊腕の上端横杆の中央部を固定具に
より主棚の棚棧へ挟持固定させるものである。
「考案が解決しようとする課題」 ところで、前記補助棚の吊腕装置においては、
吊腕の両縦杆下端部の係止部を側枠の係止孔内へ
弾力的に挿嵌し係止孔縁に圧接させるとしても、
両縦杆は上方へ長く延びているから衝撃により補
助棚が左右方向へ横振れして動揺する惧れがあ
り、且つ又、吊腕の上端横杆の中央部を固定具で
主棚へ挟持させているので、その挟持部において
も左右方向へ捻れ易く、吊腕の上下部において相
呼応して動揺が起り易く補助棚が不安定である。
そこで、本願考案においては、前記従来技術の
吊棚における欠点を排除し、主棚に対して補助棚
が安定よく吊設できる吊手装置とすると共に、補
助棚(吊棚)の取付け取外しが容易であり、且つ
主棚の伸縮操作上にも差し支えない吊手装置を提
供しようとするものである。
「課題を解決するための手段」 前記課題解決の手段として次のような吊手装置
を構成するものである。
水平状の中間片の一辺から上側に上端片を平行
状に折り返し曲成し、同中間片の他辺から下側に
開口部を設けて下端片を平行状に折り返し曲成
し、開口部の外側折曲部上端の稜線上に沿つて前
後一対の条孔を開設したレール材と、水平部の両
端から夫夫立上片を曲成し、該立上片の上端部に
鉤部を形成した吊手とから成り、レール材の上端
片を吊棚の側枠に係合させ、吊手の両立上片をレ
ール材の開口部から両条孔へ挿通して水平部を開
口部内に嵌入支持させ、両立上片の上端鉤部を上
方のパイプ棚の棚棧に引掛けて吊持させるように
した吊棚における吊手装置となすものである。
「作用」 吊手の両立上片をレール材の開口部から両条孔
へ挿通して水平部を開口部内に嵌入支持させるこ
とにより、吊手の下端水平部全体をレール材の開
口部内に密接して係嵌できるから、吊手とレール
材間に動揺が起らず、吊棚の横振れを防止して安
定させる。
なお、吊手の両立上片の上端鉤部を棚棧から浮
かすことで吊棚の位置を左右へ移動でき、鉤部の
係脱により吊棚の着脱が容易であり、吊得を棚棧
へ引掛けたままでパイプ棚の伸縮操作が行える。
「実施例」 本考案の実施例を添付図面に従つて説明する。
第1図及び第2図は本考案のパイプ置棚二例の
外観を示す斜視図であつて、両者は共に同様な伸
縮式パイプ置棚であるが、両側脚体だけの構成を
異にし、第1図は二段のパイプ棚を伸ばした状態
を示し、第2図はそれを縮めた状態を示す。
そこで、両者の共通部分であるパイプ棚につい
て述べると、これらのパイプ棚1,1′は、大小
異径の両パイプ群1a,1bを摺動自在に差合わ
せて各両側端部を側枠2で結合してなる伸縮自在
なパイプ棚であり、大径パイプ群1aの中間部に
おいて波形の間隔保持用連結帯1cを嵌着してあ
る。
また、前記両図で共通する網棚3と水受皿4に
ついて述べると、第3図に分解して示すように網
棚3は網板3aの前後両縁を割りパイプ状の両縁
材3b,3b′で挟持し、左右両側端に平帯状の押
縁材3c,3c′を添設し、該左右両側端部を溝形
の側枠2′の溝内に挿入して押縁材をねじ止めし
て固定するものであるが、そのねじ止めは次に述
べるレール材5と一緒に側枠の下壁上に重合して
行われる。
前記レール材5は、第3図に示すように断面形
を〓形上に曲成した曲板でなり、水平状の中間片
5cの一辺から上側に上端片5aを平行状に折り
返し曲成し、同中間片の他辺から下側に開口部5
bを設けて下端片5eを平行状に折り返し曲成
し、開口部5bの外側折曲部上端の稜線上に沿つ
て前後一対の条孔5dを開設したもので、その上
端片5aを網棚の側枠2′の溝内に係入して側枠
下壁上に重合係止し、開口部5b内から締付ねじ
(図示を省略)を中間片5cに挿通し側枠下壁と
上端片5aを経てこれを網棚側端の押縁材3cに
螺入することにより各重合部材を一緒に締付けて
一体化する。
吊手6は、第3図に示すように、下端水平部6
bの両端から夫夫立上片6aを曲成し、該両立上
片の上端部に鉤部6cを形成してあり、前記両立
上片6a,6aをレール材5の開口部5bから両
条孔5d,5dへ挿通し、水平部6bをレール材
5の開口部5b内に嵌入して折曲部の稜線内側に
接して支持させ、両立上片の上端鉤部6c,6c
を上方のパイプ棚1′の大径パイプ棧に引掛けて
吊持させる。
水受皿4は、横長矩形の平板の周縁部をそれぞ
れ上方と外方とへ折曲げて四角皿状に形成したも
のであつて、その左右両側端部を前記両レール材
5,5の開口部5b内に前後摺動自在に挿入して
レール材の下端片5e上に支承させる。
次に、第1図と第2図に示す両パイプ棚間で相
違する脚体7と8について説明すると、第1図に
おける脚体7は、大小相似形一対の逆U形曲線材
7a,7bを一定間隔Gを保有させて内外に重合
した複線材を角棒状の水平基台7c上に植立する
ことにより前後双脚7A,7Bを構成し、前後双
脚間に四本の横継ぎ線材7d……を四段状に架着
したもので、水平基台7cの前後両端底面には接
面用足片7eをねじこみにより突設してある。
そして、この脚体7をパイプ棚の一側枠2の外
端面に接して、条孔を形成した間隔Gに外方から
挿通した締付ねじ9を側枠2に螺入することによ
りパイプ棚を締付け固定する。
又、第2図に示す脚体8は、帯状の平板を逆U
字形に曲成した折曲げ両片で形成する前後脚杆8
a,8bの中心線に沿つて複数個の長孔8dを列
設した双脚体を角棒状の水平基台8c上に植立さ
せてなり、水平基端8cの底面前後部に足片8e
をねじこみ対設してある。
尚、第1図及び第2図の両パイプ棚共に、左右
両脚体の各後脚間には、上段または下段のパイプ
棚下側に伸縮調整横棧10が架設されてあつてこ
の伸縮調整横棧10の詳細な構造を第4図に示し
てあり、この伸縮調整横棧10は基端部に固着し
た固定片10cを脚体の後脚内側に接し、締付ね
じ9′にて脚体の後脚に固定したあり、その構造
は、大径溝形材10aと小径溝形材10bとを摺
動自在に差合わし、両溝形材の各基端部には中心
螺孔10jを有する固定片10cを固着すると共
に、小径溝形材10bの先端部内側に半円形帯板
の基端部を少し外方へ折曲げてなる弾片10dを
配してその折曲げ基端部を溝形材内面に溶着し、
先端部を窓孔10gから外方へ突出させ該先端部
を大径溝形材10aの摺接面に弾接させるように
設けてあり、また、小径溝形材10bの差合わせ
部中間に設けた螺孔10hに締付ねじ10fを螺
合してその突端が大径溝形材10aの摺接面に圧
接して締付けられるよう設けてある。
また、大径溝形材10aの先端寄り部摺接面に
係合孔10eを設けてあり、この横棧を引伸ばし
た場合に弾片先端がこの係合孔に嵌合係止される
よう両者を対応させて設けてある。
「考案の効果」 本願考案における吊棚の吊手装置は、U字形吊
手の下端水平部がレール材の開口内に密接嵌合し
てレール材を介して吊棚が支承されるから、吊手
の前後両立上片の下端部が吊棚の側枠外側面に当
接しており、左右両吊手は互に捩れることがな
く、且つ前後左右に動揺することもなく、両吊手
が常に垂直姿勢で一定方向に揃つているので、吊
棚の水平姿勢を保持し、横揺れすることなく安定
する。
また、吊手の引掛け位置を変更する場合にも両
吊手が揃つて一定方向であるからパイプ棧との引
掛け位置変更と着脱操作が容易迅速である。
なお、吊手の立上片上端部を鉤部によりパイプ
棚のパイプ棧へ引掛けて吊持させることにより、
鉤部が左右方向に摺動可能であり、吊棚の位置変
更は鉤部の摺動操作のみで行い得られる。
なおまた、パイプ棚の伸縮操作は吊棚を吊設し
たままの状態で行い得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例のパイプ棚を示す斜視
図、第2図は他の実施例を示す斜視図、第3図
は、前二例の網棚と水受皿を分離して示す分解斜
視図、第4図は前二例中の伸縮調整横棧を拡大し
て示す一部切欠の斜視図である。 1,1′……パイプ棚、2,2′……側枠、3…
…網棚、4……水受皿、5……レール材、5a…
…上端片、5b……開口部、5c……中間片、5
d……条孔、5e……下端片、6……吊手、6a
……立上片、6b……水平部、6c……鉤部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平状の中間片の一辺から上側に上端片を平行
    状に折り返し曲成し、同中間片の他辺から下側に
    開口部を設けて下端片を平行状に折り返し曲成
    し、開口部の外側折曲部上端の稜線上に沿つて前
    後一対の条孔を開設したレール材と、水平部の両
    端から夫夫立上片を曲成し、該両立上片の上端部
    に鉤部を形成した吊手とから成り、レール材の上
    端片を吊棚の側枠に係合させ、吊手の両立上片を
    レール材の開口部から両条孔へ挿通して水平部を
    開口部に嵌入支持させ、両立上片の上端鉤部を上
    方パイプ棚の棚棧に引掛けて吊持させるようにし
    た吊棚における吊手装置。
JP1988094308U 1988-07-16 1988-07-16 Expired - Lifetime JPH0532Y2 (ja)

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JP1988094308U JPH0532Y2 (ja) 1988-07-16 1988-07-16

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JPH0216134U JPH0216134U (ja) 1990-02-01
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4873144U (ja) * 1971-12-17 1973-09-12
JPS5772952U (ja) * 1980-10-21 1982-05-06

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JPH0216134U (ja) 1990-02-01

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