JPH0532819U

JPH0532819U - 吸盤用プレート

Info

Publication number: JPH0532819U
Application number: JP10123191U
Authority: JP
Inventors: 薫西村
Original assignee: 薫西村
Priority date: 1991-10-07
Filing date: 1991-10-07
Publication date: 1993-04-30

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】吸盤の使用を簡易かつ広範囲に可能にする。【構成】画鋲３で係止させるための係止孔２をその縁に
穿設した、表面が滑かな合成樹脂製板本体１を補助具と
し、板本体１上に吸盤５を所要に応じ取付ける。【効果】吸盤５用板本体１は、縁の孔２にて画鋲３で固
定させるため壁等に当接させて容易に固定でき、またか
つて使用不可能であった室内の凹凸のある壁面において
も容易に吸盤５の使用が可能となり、よって、吸盤５の
使用範囲が広がる。また両面テープ、ボンド、糊等接着
剤が不用のため付け替えが容易にでき、取り外した際壁
面を傷つけることもない。更に、板本体１を利用し壁面
に取付けた家庭用品は、部屋の雰囲気を変えるために時
々移動させることができ、場所が限定されず大変便利で
ある。また市販のフックと組み合せることにより利用範
囲と用途が広がる。製作が容易なため生産コストも安価
であり大量生産ができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、吸盤の使用について簡易にしかも広範囲に可能にした吸盤用プレートに関するものである。即ち、吸盤を利用した日用雑貨品が簡易にしかも広範囲に使用できる様にしたものである。

【０００２】

【従来の技術】

今日壁等に係止させるための吸盤を使用した商品は多種類存在する。現在日用雑貨品としてタオル掛け、小物入、たわし入れ、調理器具等様々な所謂家庭用品特に生活必需品によく取付けられ利用されている。しかし、従来吸盤が取付けられる場所が限られていた。即ち、風呂場や洗面所のタイル面やガラス面、台所のステンレス面或は冷蔵庫の扉面等に吸着させるものであった。それは取付け面に凸凹が無く吸盤が容易に外れずに取付けられる場所に限られていたものである。しかして、家庭用品である生活必需品については使用頻度が多く希望の場所に取付けたいが、吸盤が壁の凹凸にてに使用できず不便を感じていたものである。特に、今日壁紙の発達により凹凸のある壁紙の使用や吸盤の使用が困難な所には、止むを得ず予めプラスチック板またはアルミユウム板等を接着剤で貼るか、また両面テープ等で接着した上で吸盤を取付けていたものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、このような取付け方法では、一度取付けた板を容易に取り外すことは困難であった。またその板を剥がした際に壁にボンドや糊等接着剤或は両面テープの接着剤が残ってしまうことが多かった。ボンドや糊或は両面テープの接着剤はその性質上奇麗に取り除くことが困難であり、無理に剥がした際には壁面等を損傷することが多かった。特に、借家やアパートにおいてはその様な取り付けが禁止されており、極めて不便さを感じていたものである。本考案は上述したような課題を解決したものであり、従来のように設置場所を限定されることもなく、特に凹凸のある壁面などにも容易に取付けられ、しかも取付け取外しが容易にできる吸盤用プレートを提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、上述した事情に鑑みてその問題点を解決し考案したものである。表面が滑らかな合成樹脂製の板を使用し、縁に係止孔を設けて壁に画鋲等にて固定することにより、ボンドや糊または両面テープ等の使用は不用となり取外しが容易に可能としたものである。

【０００５】

【作用】

表面が滑らかである合成樹脂製の板で画鋲等で係止させるための係止孔をその縁に穿設してなる事を特徴としたものである。

【０００６】

【実施例】

以下本考案を添付図面である一実施例に基いて説明する。図１は吸盤用プレートの正面図である。プラスチック板が、縦７ｃｍ横２０ｃｍ程度から各種の方形が可能であり、使用する吸盤の大小或は数により任意の形状にすることも可能である点明らかである。本体１の縁には、孔２が穿設してあり画鋲や釘等にて壁面等に固定できるものである。図２にあるような物入棚の吸盤を取付けて使用するか、また図３にあるようにフックが取付けてある吸盤を使用できるものである。

【０００７】

【考案の効果】

以上詳説したように本考案に係る吸盤用プレートは、縁の孔にて画鋲等で固定させるため壁等に当接させて容易に固定でき、またかつて使用不可能であった室内の凹凸のある壁面においても容易に吸盤の使用が可能となるものである。よって、斯かる考案によって吸盤の使用範囲は広がるものである。また両面テープ、ボンド、糊等接着剤が不用のため付け替えが容易にでき、取り外した際壁面を傷つけることもないものである。更に、該プレートを利用し壁面に取付けた家庭用品は、部屋の雰囲気を変えるために時々移動させることができ、場所が限定されず大変便利なものである。また従来より市販のフックと組み合せることにより利用範囲と用途は広がるものである。特に製作が容易なため生産コストも安価であり大量生産ができ、その効用極めて大なるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案によるプレートの正面図である。

【図２】吸盤付物入棚を示す斜視図である。

【図３】プレートの使用例正面図である。

【図４】プレートの使用例正面図である。

【符号の説明】

１・・本体２・・孔３・・画鋲４・・吸盤５・
・吸盤付き物入棚６・・吸盤付フック

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】表面が滑らかである合成樹脂製の板で画鋲
等で係止させるための係止孔をその縁に穿設してなる事
を特徴とした吸盤用プレート。