JPH0532790U - 水中軸流ポンプ - Google Patents

水中軸流ポンプ

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Publication number
JPH0532790U
JPH0532790U JP8888591U JP8888591U JPH0532790U JP H0532790 U JPH0532790 U JP H0532790U JP 8888591 U JP8888591 U JP 8888591U JP 8888591 U JP8888591 U JP 8888591U JP H0532790 U JPH0532790 U JP H0532790U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axial flow
main shaft
submersible
pump
suction port
Prior art date
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Pending
Application number
JP8888591U
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English (en)
Inventor
治男 辻本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsurumi Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tsurumi Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】共有の筒状ケーシング内で協動作動する2枚の
軸流羽根によってポンプ効率が高く、構造簡潔でローコ
ストに製造し得られる水中軸流ポンプを構成せしめるこ
と。 【構成】吸込口2側へ主軸5を導出させた態様で筒状ケ
ーシング1内に水中モーター4を収容してその外周に水
路6を形成させ、主軸5の先端部に第1軸流羽根10を
装着すると共に、上記主軸5と反対方向へ回転する外軸
7を上記主軸5の外周に嵌合させ、主軸5の先端部に第
1軸流羽根10を装着すると共に、該第1軸流羽根10
とは羽根板の捻り方向を逆にした第2軸流羽根11を外
軸7に装着する。そして水中モーター4の駆動により、
吸込口2から吸水し水路6を経て吐出口3から吐出する
というポンプ作用が、両軸流羽根10,11により協動
的に行われる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の技術分野】
本考案は、2枚の軸流羽根を用いた水中軸流ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ポンプ効率を高めるため、2枚以上の羽根車を用いた多段渦巻ポンプは公知で ある。他方、船舶の推進器において、互いに羽根板の捻り方向および回転方向を 異にする2枚のプロペラーにより後方への強力な水流を発生させて、前方への推 進効率を高めるという技術的思想も広く知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述の多段ポンプにおいては、各羽根車ごとに渦巻ケーシングが繞設され、か つ、各渦巻ケーシング内の渦流室間を連通させるための通水路を曲成する必要が あるため、構造複雑で製造コストが高くなるという憾みがある。また、上記推進 器の原理を軸流ポンプに適用するについて可能性は期待し得ても、それを軸流ポ ンプとして実効性のあるものとするためには具体的に特定の構造が必要となる。
【0004】 本考案の目的は、前述の推進器の原理を水中ポンプに応用して、ポンプ効率が 高く、しかも構造簡潔でローコストに製造し得られる水中軸流ポンプを構成せし めることにある。
【0005】
【問題を解決するための手段】
本考案に係る水中軸流ポンプでは、一端を吸込口とし他端を吐出口とする筒状 ケーシング内において、吸込口側へ主軸を導出させた態様で水中モーターを収容 して該水中モーターの外側に水路を形成させ、回転方向変換機構により上記主軸 と反対方向へ回転する外軸を上記主軸の外周に嵌合させ、主軸の導出先端部に第 1軸流羽根を装着すると共に、該第1軸流羽根とは羽根板の捻り方向を逆にした 第2軸流羽根を外軸に装着する。
【0006】
【作用】
吸込口を水中へ開口させた状態で水中モーターを駆動させると、主軸と外軸と はそれぞれ反対方向に回転し、従ってそれらに装着された第1軸流羽根と第2軸 流羽根も互いに反対方向へ回転するが、両者は羽根板の捻り方向も互いに逆方向 となっているため、両者によってポンプ作用が協動的に行われ、吸込口から吸い 込まれた水は水中モーター外側の水路を経て吐出口から吐出される。
【0007】
【実施例】
以下実施例の図面により説明をする。
【0008】 1は一端を吸込口2とし他端を吐出口3とする筒状ケーシング、4は筒状ケー シング1内において吸込口2側へ主軸5を導出させた態様で収容された水中モー ター、6は吸込口2から吐出口3へ通ずるよう水中モーター4の外周に形成され た水路、7は主軸5の外周と嵌合する外軸、8はギヤーボックス9内に装着され た回転方向変換構であって、例えば図2に示すようなギヤー構成により主軸5と 反対方向の回転を外軸7に伝える作用を司る。10は主軸5の導出先端部に装着 された第1軸流羽根、11は外軸7に装着された第2軸流羽根であって、これら 両軸流羽根10,11は互いに羽根板の捻り方向が逆になっている。
【0009】 本考案水中軸流ポンプの使用時には、例えば吸込口2を水槽内に開口させ、吐 出口3に吐出導管(図示せず)を接続してこれを槽外の所定場所へ導延し、水中 モーター4を駆動させると主軸5と共に第1軸流羽根10が一定方向に回転し、 同時に外軸7と共に第2軸流羽根11が上記とは逆方向に回転するが、第2軸流 羽根11は羽根板の捻りも第1軸流羽根10と逆方向になっているため、吸水口 2から吸水し水路6を経て吐出口3から吐水するというポンプ作用が両軸流羽根 10,11より協動的に行われ、ポンプ効率が高められることになる。そして吐 出口3からは吐出導管を通って所定の場所に送水されるのである。
【0010】
【考案の効果】
本考案水中軸流ポンプにおいては、第1軸流羽根10および第2軸流羽根11 の協動作動によりポンプ効率が高められる。単一の軸流羽根を用いた場合および 2枚の軸流羽根を同一方向に回転させた場合に比し、顕著にポンプ効率の高いこ とが考案者の実験結果によって確認された。しかも従来の多段渦巻ポンプのよう に各羽根車ごとに渦巻ケーシングを繞設し、かつ、、各渦巻ケーシング内の渦流 室間を連通させるための通水路を曲設するという必要がなく、構造簡潔でローコ ストに製造し得られるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案水中軸流ポンプの要部縦断側面図であ
る。
【図2】本考案水中軸流ポンプにおける回転方向変換機
構を例示した要部縦断側面図である。
【符号の説明】
1 筒状ケーシング 2 吸込口 3 吐出口 4 水中モーター 5 主軸 6 水路 7 外軸 8 回転方向変換機構 10 第1軸流羽根 11 第2軸流羽根

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端を吸込口(2)とし他端を吐出口(3)とする筒状
    ケーシング(1)内において、吸込口(2)側へ主軸
    (5)を導出させた態様で水中モーター(4)を収容し
    て該水中モーター(4)の外側に水路(6)を形成さ
    せ、回転方向変換機構(8)により上記主軸と反対方向
    へ回転する外軸(7)を上記主軸(5)の外周に嵌合さ
    せ、主軸(5)の導出先端部に第1軸流羽根(10)を
    装着すると共に、該第1軸流羽根(10)とは羽根板の
    捻り方向を逆にした第2軸流羽根(11)を外軸(7)
    に装着してなる水中軸流ポンプ。
JP8888591U 1991-10-03 1991-10-03 水中軸流ポンプ Pending JPH0532790U (ja)

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JP8888591U JPH0532790U (ja) 1991-10-03 1991-10-03 水中軸流ポンプ

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JP8888591U JPH0532790U (ja) 1991-10-03 1991-10-03 水中軸流ポンプ

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JPH0532790U true JPH0532790U (ja) 1993-04-30

Family

ID=13955443

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JP8888591U Pending JPH0532790U (ja) 1991-10-03 1991-10-03 水中軸流ポンプ

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