JPH05327574A - 情報通信網の擬似試験評価方式 - Google Patents
情報通信網の擬似試験評価方式Info
- Publication number
- JPH05327574A JPH05327574A JP3118190A JP11819091A JPH05327574A JP H05327574 A JPH05327574 A JP H05327574A JP 3118190 A JP3118190 A JP 3118190A JP 11819091 A JP11819091 A JP 11819091A JP H05327574 A JPH05327574 A JP H05327574A
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- JP
- Japan
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】宇宙基地と地球局間に介在する情報通信網に対
して、データ通信の擬似試験をコンピュータのソフトウ
ェアにより行い評価する。 【構成】宇宙基地８と地上局９との間に複数の静止衛星
１，２，３と複数の地上局４〜７とを経由してデータ伝
送を行う情報通信網モデルの擬似試験評価方式であっ
て、使用されるコンピュータ内では情報の発生時間，大
きさ，伝送経路をファイルに保管してそのファイルをソ
フトウェア内で移動させ、情報通信網には静止衛星との
通信による伝送路遅延も設定し伝送中のエラーに対して
再送の機能を設定しこれらの機能を利用して擬似的に宇
宙基地と地上局間の情報通信網を試験し情報の伝達時間
と伝送路上での遅延と回線の使用状況を評価する。
して、データ通信の擬似試験をコンピュータのソフトウ
ェアにより行い評価する。 【構成】宇宙基地８と地上局９との間に複数の静止衛星
１，２，３と複数の地上局４〜７とを経由してデータ伝
送を行う情報通信網モデルの擬似試験評価方式であっ
て、使用されるコンピュータ内では情報の発生時間，大
きさ，伝送経路をファイルに保管してそのファイルをソ
フトウェア内で移動させ、情報通信網には静止衛星との
通信による伝送路遅延も設定し伝送中のエラーに対して
再送の機能を設定しこれらの機能を利用して擬似的に宇
宙基地と地上局間の情報通信網を試験し情報の伝達時間
と伝送路上での遅延と回線の使用状況を評価する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は情報通信網の擬似試験評
価方式に関し、特に宇宙基地と地上局間の情報通信網に
おける擬似試験評価方式に関する。
価方式に関し、特に宇宙基地と地上局間の情報通信網に
おける擬似試験評価方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、情報通信網の擬似試験評価方式
は、地上回線等のある２局間だけでの評価方式が行われ
ていた。
は、地上回線等のある２局間だけでの評価方式が行われ
ていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の情報通
信網の擬似試験評価方式は、地上にある２局間情報通信
だけの評価なので、宇宙基地と地上局間の情報通信網の
ように大きな遅延のある静止衛星との通信を含んだ情報
通信網を評価出来ないという欠点がある。
信網の擬似試験評価方式は、地上にある２局間情報通信
だけの評価なので、宇宙基地と地上局間の情報通信網の
ように大きな遅延のある静止衛星との通信を含んだ情報
通信網を評価出来ないという欠点がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の擬似試験評価方
式は、宇宙基地と地上局との間に複数の静止衛星と複数
の地上局とを経由してデータ伝送を行う情報通信網モデ
ルの擬似試験評価方式であって、使用されるコンピュー
タ内では情報の発生時間，大きさ，伝送経路をファイル
に保管してそのファイルをソフトウェア内で移動させ、
情報通信網には静止衛星との通信による伝送路遅延も設
定し伝送中のエラーに対して再送の機能を設定しこれら
の機能を利用して擬似的に宇宙基地と地上局間の情報通
信網を試験し情報の伝達時間と伝送路上での遅延と回線
の使用状況を評価する。
式は、宇宙基地と地上局との間に複数の静止衛星と複数
の地上局とを経由してデータ伝送を行う情報通信網モデ
ルの擬似試験評価方式であって、使用されるコンピュー
タ内では情報の発生時間，大きさ，伝送経路をファイル
に保管してそのファイルをソフトウェア内で移動させ、
情報通信網には静止衛星との通信による伝送路遅延も設
定し伝送中のエラーに対して再送の機能を設定しこれら
の機能を利用して擬似的に宇宙基地と地上局間の情報通
信網を試験し情報の伝達時間と伝送路上での遅延と回線
の使用状況を評価する。
【０００５】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例の擬似試験を行う情報通信
網モデルの構成図である、図１の実施例は宇宙基地８と
地上局９が存在し、宇宙基地８から衛星８（静止衛星）
を介して地上の局４に衛星回線で接続される。さらに局
４は衛星３（静止衛星）を介して地上の局５，６，７に
多元接続されている。局７はさらに衛星２（静止衛星）
を介して地上局９に接続されている。宇宙基地８と地上
局９とはそれぞれ情報通信網の端に当る局で、乱数によ
り、情報の発生時間、パケット長、伝送経路を擬似的に
決めて、それを１つのファイルとしてソフトウェアで作
成した情報通信網に送っている。宇宙基地８と地上局９
においては、ファイルの発生時と到着時にそれぞれの時
刻を記録し、その時刻から伝送時間を求めて表示する。
局４、局５、局６、局７は情報通信局を表している。情
報を持ったファイルはこれらの局においては、同時に、
１つしか通過出来なくなっており、そこでの通過の待ち
具合によって遅延が生じる。各局４，５，６はファイル
の到着時間をそれぞれ表示する。また局７は分岐点にな
っていて、伝送路がファイルによって分れていく。静止
衛星１、静止衛星２、静止衛星３は通信衛星になってい
て伝送時間が地上回線に比べると伝搬遅延が大きくなっ
ている。また静止衛星３は分岐点になっていて、伝送路
がファイルによって分れていく。局、静止衛星を結んで
いる線は回線を表わし、データ長の大きさに比例して到
着時間に遅延が生じる。この情報通信網モデルで擬似試
験を行うことにより、実際情報通信網の評価を行う。
今、宇宙基地８から地上局９までの衛星回線による伝搬
遅延を図１に示した遅延時間Ｔ１，Ｔ２，Ｔ３，Ｔ４，
Ｔ５とし、局４，５，７によるデータ伝送遅延時間をＤ
４，Ｄ５，Ｄ７とする。これらの遅延時間Ｔ１〜Ｔ４
と、データ伝送遅延Ｄ４〜Ｄ７を個別のデータ長の時間
に加算して宇宙基地から地上局９までの全体の到着時間
を算出する。この算出時間と宇宙基地８，地上局９で記
録されたデータ発生時間とデータ到着時間の差と比較し
て擬似試験の評価を行う。
る。図１は本発明の一実施例の擬似試験を行う情報通信
網モデルの構成図である、図１の実施例は宇宙基地８と
地上局９が存在し、宇宙基地８から衛星８（静止衛星）
を介して地上の局４に衛星回線で接続される。さらに局
４は衛星３（静止衛星）を介して地上の局５，６，７に
多元接続されている。局７はさらに衛星２（静止衛星）
を介して地上局９に接続されている。宇宙基地８と地上
局９とはそれぞれ情報通信網の端に当る局で、乱数によ
り、情報の発生時間、パケット長、伝送経路を擬似的に
決めて、それを１つのファイルとしてソフトウェアで作
成した情報通信網に送っている。宇宙基地８と地上局９
においては、ファイルの発生時と到着時にそれぞれの時
刻を記録し、その時刻から伝送時間を求めて表示する。
局４、局５、局６、局７は情報通信局を表している。情
報を持ったファイルはこれらの局においては、同時に、
１つしか通過出来なくなっており、そこでの通過の待ち
具合によって遅延が生じる。各局４，５，６はファイル
の到着時間をそれぞれ表示する。また局７は分岐点にな
っていて、伝送路がファイルによって分れていく。静止
衛星１、静止衛星２、静止衛星３は通信衛星になってい
て伝送時間が地上回線に比べると伝搬遅延が大きくなっ
ている。また静止衛星３は分岐点になっていて、伝送路
がファイルによって分れていく。局、静止衛星を結んで
いる線は回線を表わし、データ長の大きさに比例して到
着時間に遅延が生じる。この情報通信網モデルで擬似試
験を行うことにより、実際情報通信網の評価を行う。
今、宇宙基地８から地上局９までの衛星回線による伝搬
遅延を図１に示した遅延時間Ｔ１，Ｔ２，Ｔ３，Ｔ４，
Ｔ５とし、局４，５，７によるデータ伝送遅延時間をＤ
４，Ｄ５，Ｄ７とする。これらの遅延時間Ｔ１〜Ｔ４
と、データ伝送遅延Ｄ４〜Ｄ７を個別のデータ長の時間
に加算して宇宙基地から地上局９までの全体の到着時間
を算出する。この算出時間と宇宙基地８，地上局９で記
録されたデータ発生時間とデータ到着時間の差と比較し
て擬似試験の評価を行う。
【０００６】
【発明の効果】以上説明したように本発明は宇宙基地と
地上局間の情報通信網における各衛星回線の伝搬遅延時
間、地上局のデータ伝送遅延時間を通信モデルに従って
擬似的に算定して加算することにより、衛星回線を含む
情報通信網の擬似評価試験を実回線と同等に行うことが
できる効果がある。
地上局間の情報通信網における各衛星回線の伝搬遅延時
間、地上局のデータ伝送遅延時間を通信モデルに従って
擬似的に算定して加算することにより、衛星回線を含む
情報通信網の擬似評価試験を実回線と同等に行うことが
できる効果がある。
【図１】本発明の一実施例の情報通信網モデルを示す構
成図である。
成図である。
１，２，３ 衛星（静止衛星） ４，５，６，７ 局 ８ 宇宙基地 ９ 地上局 Ｔ１〜Ｔ５ 伝搬遅延時間 Ｄ４〜Ｄ７ データ伝送遅延時間
Claims (1)
- 【請求項１】 宇宙基地と地上局との間に複数の静止衛
星と複数の地上局とを経由してデータ伝送を行う情報通
信網モデルの擬似試験評価方式であって、使用されるコ
ンピュータ内では情報の発生時間，大きさ，伝送経路を
ファイルに保管してそのファイルをソフトウェア内で移
動させ、情報通信網には静止衛星との通信による伝送路
遅延も設定し伝送中のエラーに対して再送の機能を設定
しこれらの機能を利用して擬似的に宇宙基地と地上局間
の情報通信網を試験し情報の伝達時間と伝送路上での遅
延と回線の使用状況を評価することを特徴とする情報通
信網の擬似試験評価方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3118190A JPH05327574A (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 情報通信網の擬似試験評価方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3118190A JPH05327574A (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 情報通信網の擬似試験評価方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05327574A true JPH05327574A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=14730387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3118190A Withdrawn JPH05327574A (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 情報通信網の擬似試験評価方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05327574A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104865844A (zh) * | 2015-03-26 | 2015-08-26 | 中国电子科技集团公司第五十四研究所 | 一种基于分布式平台的空间信息网络综合评估演示方法 |
-
1991
- 1991-05-23 JP JP3118190A patent/JPH05327574A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104865844A (zh) * | 2015-03-26 | 2015-08-26 | 中国电子科技集团公司第五十四研究所 | 一种基于分布式平台的空间信息网络综合评估演示方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980806 |