JPH05325068A - 送電線近接監視システム - Google Patents
送電線近接監視システムInfo
- Publication number
- JPH05325068A JPH05325068A JP4156223A JP15622392A JPH05325068A JP H05325068 A JPH05325068 A JP H05325068A JP 4156223 A JP4156223 A JP 4156223A JP 15622392 A JP15622392 A JP 15622392A JP H05325068 A JPH05325068 A JP H05325068A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission line
- cable
- distance
- power transmission
- radio wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】送電線や送電鉄塔と、その近辺で作業する建設
機械などとの離隔距離を監視するものにおいて、送電線
が休眠状態でも常に送電線と建設機械との離隔距離を正
確に検出して、建設機械の運転者に離隔距離を常に表示
したり警報を発したりする送電線近接監視システムを得
ることである。 【構成】送電鉄塔に漏洩ケーブルを架設し、高周波発振
器によってこの漏洩ケーブルから高周波の漏洩電波を放
射させ、建設機械などのブームの先端に設けられて漏洩
ケーブルから放射される漏洩電波をセンサにより検出し
て漏洩電波の強度を検出し、この強度に基づき前記漏洩
ケーブルと前記センサとの離隔距離を計算して出力する
ようにしたものである。また、前記漏洩ケーブルを利用
して処理結果を監視情報として監視所などの遠隔監視装
置に送信するようにしたものである。
機械などとの離隔距離を監視するものにおいて、送電線
が休眠状態でも常に送電線と建設機械との離隔距離を正
確に検出して、建設機械の運転者に離隔距離を常に表示
したり警報を発したりする送電線近接監視システムを得
ることである。 【構成】送電鉄塔に漏洩ケーブルを架設し、高周波発振
器によってこの漏洩ケーブルから高周波の漏洩電波を放
射させ、建設機械などのブームの先端に設けられて漏洩
ケーブルから放射される漏洩電波をセンサにより検出し
て漏洩電波の強度を検出し、この強度に基づき前記漏洩
ケーブルと前記センサとの離隔距離を計算して出力する
ようにしたものである。また、前記漏洩ケーブルを利用
して処理結果を監視情報として監視所などの遠隔監視装
置に送信するようにしたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、送電線の付近で作業を
行なっているクレーンなどの建設機械と前記送電線との
離隔距離を常に監視する送電線近接監視装置に関するも
のである。また、必要に応じて、前記離隔距離を表示す
るとともに、送電線に異常接近した場合は警報装置によ
り前記建設機械の運転者に対して警報を発して感電や送
電線切断などの事故を未然に防止するための送電線近接
監視装置に関するものである。
行なっているクレーンなどの建設機械と前記送電線との
離隔距離を常に監視する送電線近接監視装置に関するも
のである。また、必要に応じて、前記離隔距離を表示す
るとともに、送電線に異常接近した場合は警報装置によ
り前記建設機械の運転者に対して警報を発して感電や送
電線切断などの事故を未然に防止するための送電線近接
監視装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、送電線との離隔距離を検出する装
置としては、前記クレーンなどのブームの先端に電界セ
ンサを設け、送電電流によって送電線の周囲に生じる電
界の強度を検出するものがあった。この装置は、前記電
界強度が送電線からの距離に反比例することを利用して
送電線と建設機械のブームの先端との離隔距離を検出す
るものである。
置としては、前記クレーンなどのブームの先端に電界セ
ンサを設け、送電電流によって送電線の周囲に生じる電
界の強度を検出するものがあった。この装置は、前記電
界強度が送電線からの距離に反比例することを利用して
送電線と建設機械のブームの先端との離隔距離を検出す
るものである。
【０００３】また、実開昭６３−１１０９９４号などに
開示されているように、送電線の前面に光ビームを走査
させて光幕を形成し、建設機械のブームの先端部に受光
装置を設け、建設機械のブームが送電線に近接して受光
装置が前記光幕に達すると、この受光装置が前記光ビー
ムを検出して警報を発するものがあった。
開示されているように、送電線の前面に光ビームを走査
させて光幕を形成し、建設機械のブームの先端部に受光
装置を設け、建設機械のブームが送電線に近接して受光
装置が前記光幕に達すると、この受光装置が前記光ビー
ムを検出して警報を発するものがあった。
【０００４】さらに、これらの監視装置からの監視情報
を送電線の監視所などにおいて集中的に監視しようとす
る場合、鉄塔に架設された信号ケーブルを介して監視情
報を監視所などに設置された遠隔監視装置に送信してい
た。
を送電線の監視所などにおいて集中的に監視しようとす
る場合、鉄塔に架設された信号ケーブルを介して監視情
報を監視所などに設置された遠隔監視装置に送信してい
た。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の送電線近
接監視装置のうち、前者は、まず第１に送電線が活線状
態、すなわち実際に送電されて送電電流がある状態でな
ければ使用できず、例えば送電線が建設途上であったり
保守点検などのため無電圧状態の場合には使用できな
い。また、商用電力の送電線は三相導体であるため、電
界強度は送電線からの距離に対して一様に分布しておら
ず、離隔距離を誤認しやすいという問題点があった。
接監視装置のうち、前者は、まず第１に送電線が活線状
態、すなわち実際に送電されて送電電流がある状態でな
ければ使用できず、例えば送電線が建設途上であったり
保守点検などのため無電圧状態の場合には使用できな
い。また、商用電力の送電線は三相導体であるため、電
界強度は送電線からの距離に対して一様に分布しておら
ず、離隔距離を誤認しやすいという問題点があった。
【０００６】後者の送電線近接監視装置は、光ビームに
よる平面的な光幕により近接を検出するものであるた
め、受光装置が前記光幕の位置に達したときだけこれを
検出するものであって、送電線と建設機械のブームとの
離隔距離を常に監視するものではなく、危険な距離に接
近して警報が発せられるまでその離隔距離が判らないと
いう問題点があった。
よる平面的な光幕により近接を検出するものであるた
め、受光装置が前記光幕の位置に達したときだけこれを
検出するものであって、送電線と建設機械のブームとの
離隔距離を常に監視するものではなく、危険な距離に接
近して警報が発せられるまでその離隔距離が判らないと
いう問題点があった。
【０００７】また、受光装置が前記光幕を瞬時に通過し
た場合、光ビームの走査速度によっては、光ビームを検
出できない場合がある。これを防止するためには、光ビ
ームを相当な速度で走査しなければならず、走査を速く
すれば、受光装置に入力する光ビームの量が減り受光装
置の感度を上げなければならない。受光装置の感度を上
げれば、他の光による誤動作が増えるという問題点があ
った。
た場合、光ビームの走査速度によっては、光ビームを検
出できない場合がある。これを防止するためには、光ビ
ームを相当な速度で走査しなければならず、走査を速く
すれば、受光装置に入力する光ビームの量が減り受光装
置の感度を上げなければならない。受光装置の感度を上
げれば、他の光による誤動作が増えるという問題点があ
った。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
問題点を解決するためになされたもので、送電鉄塔に漏
洩ケーブルを架設し、高周波発振器によってこの漏洩ケ
ーブルに高周波電流を注入して高周波の漏洩電波を放射
させ、建設機械などのブームの先端に設けられて前記漏
洩ケーブルから放射される高周波の漏洩電波をセンサに
より高周波電流信号として検出し、このセンサから出力
された高周波電流信号の強度を検出し、この強度に基づ
き前記漏洩ケーブルと前記センサとの離隔距離を計算し
て出力するようにしたものである。また、前記漏洩ケー
ブルを利用して処理結果を監視情報として監視所などの
遠隔監視装置に送信するようにしたものである。
問題点を解決するためになされたもので、送電鉄塔に漏
洩ケーブルを架設し、高周波発振器によってこの漏洩ケ
ーブルに高周波電流を注入して高周波の漏洩電波を放射
させ、建設機械などのブームの先端に設けられて前記漏
洩ケーブルから放射される高周波の漏洩電波をセンサに
より高周波電流信号として検出し、このセンサから出力
された高周波電流信号の強度を検出し、この強度に基づ
き前記漏洩ケーブルと前記センサとの離隔距離を計算し
て出力するようにしたものである。また、前記漏洩ケー
ブルを利用して処理結果を監視情報として監視所などの
遠隔監視装置に送信するようにしたものである。
【０００９】
【作用】漏洩ケーブルに注入された高周波電流は、漏洩
ケーブルから微弱な漏洩電波として放射される。この漏
洩電波の強度は、漏洩ケーブルの距離に反比例し、この
漏洩電波の強度を測定することにより離隔距離が測定さ
れる。測定された離隔距離は監視情報として遠隔監視装
置に送信される。
ケーブルから微弱な漏洩電波として放射される。この漏
洩電波の強度は、漏洩ケーブルの距離に反比例し、この
漏洩電波の強度を測定することにより離隔距離が測定さ
れる。測定された離隔距離は監視情報として遠隔監視装
置に送信される。
【００１０】
【実施例】つぎに、本発明の第１実施例を図１ないし図
３に基づいて説明する。図２は、送電線１を架設した送
電鉄塔２の正面図であり、この送電鉄塔２には前記送電
線１の他に、漏洩ケーブル３が適当な高さに架設されて
いる。この漏洩ケーブル３は、送電線と同様に多数の送
電鉄塔２、２…に架設されて、発電所や中継地に設けら
れた監視所４の遠隔監視装置５に接続されている。遠隔
監視装置５は、図１に示すように、漏洩ケーブル３を電
流方向弁別器６を介して高周波Ｆ1 を発信する高周波発
振器７と受信機８に接続されている。
３に基づいて説明する。図２は、送電線１を架設した送
電鉄塔２の正面図であり、この送電鉄塔２には前記送電
線１の他に、漏洩ケーブル３が適当な高さに架設されて
いる。この漏洩ケーブル３は、送電線と同様に多数の送
電鉄塔２、２…に架設されて、発電所や中継地に設けら
れた監視所４の遠隔監視装置５に接続されている。遠隔
監視装置５は、図１に示すように、漏洩ケーブル３を電
流方向弁別器６を介して高周波Ｆ1 を発信する高周波発
振器７と受信機８に接続されている。
【００１１】図２において、９はブーム１０の伸びた建
設機械であり、そのブーム１０の先端には、漏洩電波を
検出して高周波電流信号として出力するセンサ１１が設
けられ、このセンサ１１の出力は、前記建設機械の運転
席内に設けられた警報装置１２に接続されている。セン
サ１１には、漏洩電波（高周波Ｆ1 ）に共振しやすいア
ンテナが用いられる。
設機械であり、そのブーム１０の先端には、漏洩電波を
検出して高周波電流信号として出力するセンサ１１が設
けられ、このセンサ１１の出力は、前記建設機械の運転
席内に設けられた警報装置１２に接続されている。セン
サ１１には、漏洩電波（高周波Ｆ1 ）に共振しやすいア
ンテナが用いられる。
【００１２】警報装置１２内には、前記センサ１１から
の高周波電流信号を処理する信号処理回路１３と、その
処理結果に基づいて送電線１とセンサ１１（ブーム１０
の先端）との離隔距離を表示する表示器１４と、離隔距
離が予め設定した値より小さくなったときに警報を発す
るブザーなどの警報器１５とが設けられている。さら
に、警報装置１２内には、前記信号処理回路１３の処理
結果を送信する監視情報の送信機１６が設けられてい
る。
の高周波電流信号を処理する信号処理回路１３と、その
処理結果に基づいて送電線１とセンサ１１（ブーム１０
の先端）との離隔距離を表示する表示器１４と、離隔距
離が予め設定した値より小さくなったときに警報を発す
るブザーなどの警報器１５とが設けられている。さら
に、警報装置１２内には、前記信号処理回路１３の処理
結果を送信する監視情報の送信機１６が設けられてい
る。
【００１３】つぎに、以上の実施例の作用について説明
する。漏洩ケーブル３には、高周波発振器７により高周
波Ｆ1 の電流が注入され、漏洩ケーブル３から周囲に向
かって高周波Ｆ1 の微弱な漏洩電波が放射される。この
漏洩電波の強度（振幅）は、漏洩ケーブル３からの距離
に反比例する。
する。漏洩ケーブル３には、高周波発振器７により高周
波Ｆ1 の電流が注入され、漏洩ケーブル３から周囲に向
かって高周波Ｆ1 の微弱な漏洩電波が放射される。この
漏洩電波の強度（振幅）は、漏洩ケーブル３からの距離
に反比例する。
【００１４】前記漏洩電波Ｆ1 はブーム１０の先端に設
けられたセンサ１１に検出されて高周波電流信号として
信号処理回路１３に送られ、この高周波電流信号の強度
が信号処理回路１３によって検出される。検出された高
周波電流信号の強度に基づいて送電線１とセンサ１１と
の離隔距離が計算され、表示器１４で表示されるととも
に監視情報として送信機１６から漏洩ケーブルに向かっ
て電波Ｆ2 で発信される。送信機１６から発信された電
波Ｆ2 の監視情報は、漏洩ケーブル３がアンテナとなっ
て遠隔監視装置５の電流方向弁別器６を介して受信機８
に入力され、監視所４で監視される。
けられたセンサ１１に検出されて高周波電流信号として
信号処理回路１３に送られ、この高周波電流信号の強度
が信号処理回路１３によって検出される。検出された高
周波電流信号の強度に基づいて送電線１とセンサ１１と
の離隔距離が計算され、表示器１４で表示されるととも
に監視情報として送信機１６から漏洩ケーブルに向かっ
て電波Ｆ2 で発信される。送信機１６から発信された電
波Ｆ2 の監視情報は、漏洩ケーブル３がアンテナとなっ
て遠隔監視装置５の電流方向弁別器６を介して受信機８
に入力され、監視所４で監視される。
【００１５】つぎに、本発明の第２実施例について説明
する。第１実施例で説明した建設機械９の近傍の適当な
場所に、図３に示すように、補正器１７が置かれてお
り、この補正器１７は、前記高周波Ｆ1 と干渉や混信し
ない程度に接近した周波数の基準電波Ｆ3 を一定出力で
発信する発信器からなっている。また、建設機械９側に
は、この基準電波Ｆ3 を検出する基準センサ１８が前記
補正器１７からの距離が変化しないように設けられてい
る。
する。第１実施例で説明した建設機械９の近傍の適当な
場所に、図３に示すように、補正器１７が置かれてお
り、この補正器１７は、前記高周波Ｆ1 と干渉や混信し
ない程度に接近した周波数の基準電波Ｆ3 を一定出力で
発信する発信器からなっている。また、建設機械９側に
は、この基準電波Ｆ3 を検出する基準センサ１８が前記
補正器１７からの距離が変化しないように設けられてい
る。
【００１６】つぎに、この第２実施例の作用について説
明する。補正器１７からの基準電波Ｆ3 が基準センサ１
８から入力して信号処理回路１３に送られ、この基準電
波Ｆ3 の強度が信号処理回路１３によって検出されて、
一定距離における電波強度の基準信号として前記センサ
１１からの信号を比較、計算して送電線１とブーム１０
との離隔距離が表示器１４により表示され、以下第１実
施例と同じである。
明する。補正器１７からの基準電波Ｆ3 が基準センサ１
８から入力して信号処理回路１３に送られ、この基準電
波Ｆ3 の強度が信号処理回路１３によって検出されて、
一定距離における電波強度の基準信号として前記センサ
１１からの信号を比較、計算して送電線１とブーム１０
との離隔距離が表示器１４により表示され、以下第１実
施例と同じである。
【００１７】以上の実施例では、送電線１とブーム１０
先端との離隔距離を表示器１４で表示し、ブーム１０の
先端が送電線に危険な距離まで接近したときに警報をブ
ザーなどの警報器で運転者に警告するようにしたが、本
発明はこれに限られるものではなく、例えば、危険な距
離まで接近する前であっても、ブザー音の大きさで離隔
距離を表わし、危険な距離まで接近するとブザー音が最
大または音色を変化させて警報するようにしてもよい。
先端との離隔距離を表示器１４で表示し、ブーム１０の
先端が送電線に危険な距離まで接近したときに警報をブ
ザーなどの警報器で運転者に警告するようにしたが、本
発明はこれに限られるものではなく、例えば、危険な距
離まで接近する前であっても、ブザー音の大きさで離隔
距離を表わし、危険な距離まで接近するとブザー音が最
大または音色を変化させて警報するようにしてもよい。
【００１８】
【発明の効果】本発明は以上のように、漏洩ケーブルか
ら周囲に一様に放射され、離隔距離に反比例する漏洩電
波の強度により、送電線と建設機械との離隔距離を検出
するようにしたので、離隔距離を正確に検出でき、距離
の誤認による感電や接触事故がない。また、補正器によ
り基準信号を生成するようにすれば、天候に影響され
ず、さらに正確な離隔距離の検出ができる。さらに、本
発明の実施にあたっては、漏洩ケーブルをアンテナとし
て利用して監視情報を監視所などに設置された遠隔監視
装置に送信するようにしたので、漏洩電波を発する漏洩
ケーブルと監視情報を送信する信号ケーブルを鉄塔に併
架する必要がない。
ら周囲に一様に放射され、離隔距離に反比例する漏洩電
波の強度により、送電線と建設機械との離隔距離を検出
するようにしたので、離隔距離を正確に検出でき、距離
の誤認による感電や接触事故がない。また、補正器によ
り基準信号を生成するようにすれば、天候に影響され
ず、さらに正確な離隔距離の検出ができる。さらに、本
発明の実施にあたっては、漏洩ケーブルをアンテナとし
て利用して監視情報を監視所などに設置された遠隔監視
装置に送信するようにしたので、漏洩電波を発する漏洩
ケーブルと監視情報を送信する信号ケーブルを鉄塔に併
架する必要がない。
【図１】本発明の送電線近接監視システムのブロック図
である。
である。
【図２】送電鉄塔および送電線と建設機械を示す正面図
である。
である。
【図３】第２図の側面図である。
１…送電線、２…送電鉄塔、３…漏洩ケーブル、４…監
視所、５…遠隔監視装置、６…電流方向弁別器、７…高
周波発振器、８…受信機、９…建設機械、１０…ブー
ム、１１…センサ、１２…警報装置、１３…信号処理回
路、１４…表示器、１５…警報器、１６…送信機、１７
…補正器、１８…基準センサ。
視所、５…遠隔監視装置、６…電流方向弁別器、７…高
周波発振器、８…受信機、９…建設機械、１０…ブー
ム、１１…センサ、１２…警報装置、１３…信号処理回
路、１４…表示器、１５…警報器、１６…送信機、１７
…補正器、１８…基準センサ。
Claims (4)
- 【請求項１】送電鉄塔に架設された漏洩ケーブルと、 この漏洩ケーブルに高周波電流を注入する高周波発振器
と、 建設機械などのブームの先端に設けられ、前記漏洩ケー
ブルから放射される高周波の漏洩電波を検出し高周波電
流信号として出力するセンサと、 このセンサから出力された高周波電流信号の強度を検出
し、この強度に基づき前記漏洩ケーブルと前記センサと
の離隔距離を計算して出力する信号処理回路とからなる
ことを特徴とする送電線近接監視システム。 - 【請求項２】信号処理回路から出力された信号に基づい
て漏洩ケーブルとセンサとの離隔距離を表示する表示器
と、 前記離隔距離が予め設定された警報距離以下になったと
きに警報を発する警報器を具備してなることを特徴とす
る送電線近接監視システム。 - 【請求項３】信号処理回路の処理結果を監視情報として
漏洩ケーブルに向けて発信する監視情報発信器と、 前記漏洩ケーブルに接続され、前記監視情報発信器から
の監視情報信号を受信して、送電線全線に亘る監視情報
を集中監視する遠隔監視装置を具備してなる請求項１記
載の送電線近接監視システム。 - 【請求項４】漏洩ケーブルは、電流方向弁別器を介して
高周波発振器と遠隔監視装置に接続したことを特徴とす
る請求項２記載の送電線近接監視システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15622392A JP3150765B2 (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 送電線近接監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15622392A JP3150765B2 (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 送電線近接監視システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05325068A true JPH05325068A (ja) | 1993-12-10 |
| JP3150765B2 JP3150765B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=15623053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15622392A Expired - Fee Related JP3150765B2 (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 送電線近接監視システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3150765B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009026219A (ja) * | 2007-07-23 | 2009-02-05 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 安全確認方法 |
| US8477021B2 (en) | 2010-10-25 | 2013-07-02 | John Slack | Worksite proximity warning and collision avoidance system |
| CN106950435A (zh) * | 2017-05-26 | 2017-07-14 | 云南电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种机械臂安全距离监测装置及方法 |
| CN111145492A (zh) * | 2020-01-22 | 2020-05-12 | 广东电网有限责任公司 | 一种适用于电力线路的安全距离报警仪 |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP15622392A patent/JP3150765B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009026219A (ja) * | 2007-07-23 | 2009-02-05 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 安全確認方法 |
| US8477021B2 (en) | 2010-10-25 | 2013-07-02 | John Slack | Worksite proximity warning and collision avoidance system |
| CN106950435A (zh) * | 2017-05-26 | 2017-07-14 | 云南电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种机械臂安全距离监测装置及方法 |
| CN111145492A (zh) * | 2020-01-22 | 2020-05-12 | 广东电网有限责任公司 | 一种适用于电力线路的安全距离报警仪 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3150765B2 (ja) | 2001-03-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6285925B1 (en) | Method and safety device for the remote-control of self-propelling working machines | |
| US11035720B2 (en) | Warning device for preventing underground cables against accidental excavation | |
| JPH0327959B2 (ja) | ||
| US6512451B1 (en) | Manhole vehicle sensor | |
| JP3999047B2 (ja) | 無線通信用マンホール蓋、無線通信データ収集装置およびデータ収集システム | |
| JP3150765B2 (ja) | 送電線近接監視システム | |
| CN112396810A (zh) | 电力电缆破坏预警方法、装置和系统 | |
| CN214611199U (zh) | 一种用于起重机无线脉冲测距防撞系统 | |
| JP2000121740A (ja) | 地下埋設管路設備監視方法 | |
| US5150038A (en) | System for detecting the extraordinary approach of objects having earth potential toward a power transmission line | |
| JPH07294233A (ja) | 埋設管の損傷防止監視方法 | |
| US6437730B1 (en) | Method for checking an fm/cw type radio altimeter, and radio altimeter designed for the implementation of this method | |
| JP2013120488A (ja) | 架空送電線接触防止システム | |
| CN201955865U (zh) | 电气火灾综合监控设备 | |
| JP3739171B2 (ja) | 無線通信装置 | |
| GB704779A (en) | Improvements in and relating to intruder-operated alarm devices | |
| KR100725235B1 (ko) | 광통신용 맨홀의 원격 감시 시스템 | |
| CN210137328U (zh) | 一种基于干涉原理的长距离光缆动态监测系统 | |
| JP3159761B2 (ja) | 対象物検出装置 | |
| JPH0634400A (ja) | 地形変位検出装置 | |
| KR960012800A (ko) | 배선 선로 고장 원격 감시 방법 및 장치 | |
| CN210136536U (zh) | 警示桩 | |
| JPS60233528A (ja) | 自動車のエンジン診断装置 | |
| JPH0215703A (ja) | 空中線電力監視装置 | |
| JPH0516805A (ja) | 列車接近警報装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |