JPH05324550A - スプリットバス - Google Patents

スプリットバス

Info

Publication number
JPH05324550A
JPH05324550A JP4151273A JP15127392A JPH05324550A JP H05324550 A JPH05324550 A JP H05324550A JP 4151273 A JP4151273 A JP 4151273A JP 15127392 A JP15127392 A JP 15127392A JP H05324550 A JPH05324550 A JP H05324550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
acknowledge
command
identification number
module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4151273A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0731655B2 (ja
Inventor
Shigehiro Asano
滋博 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP4151273A priority Critical patent/JPH0731655B2/ja
Publication of JPH05324550A publication Critical patent/JPH05324550A/ja
Publication of JPH0731655B2 publication Critical patent/JPH0731655B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bus Control (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、スプリットバスにおいて、応答のた
めの信号線を、応答を待っているバスマスタごとに独立
に設ける。 【構成】モジュール1、2、3、4をバス5上に接続す
るとともに、このバス5と独立してアクノリッジのため
に専用信号線ACK1、ACK2を設け、これら専用信
号線ACK1、ACK2をモジュール1、2、3、4の
リクエスタがバスマスタとなってバスに要求を出したと
きに割り当てられる固有の識別番号に対応させ、その要
求がレスポンダによってスプリットされたとき、レスポ
ンダはそのバスマスタがどの識別番号に対応しているか
を認識し、アクノリッジを対応する専用信号線ACK
1、ACK2を用いて応答するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチプロセッサシス
テムに用いられるスプリットバスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】マルチプロセッサシステムでは、プロセ
ッサ間の通信、共有メモリのアクセス、あるいはI/O
アクセスをバスを介して行うようにしている。このよう
なバスによる結合は、実装が容易で、しかも安価である
ため、システム構成の一般的な手段として多く用いられ
ている。
【0003】ところが、このようなバス結合では、プロ
セッサの台数が増加してプロセッサ間の通信、共有メモ
リのアクセス、あるいはI/Oアクセスのためにバスが
頻繁に使用されるようになると、バスの能力が容易に飽
和してしまい、処理の効率が上がらない。
【0004】そこで、バスの転送能力を増大する手段と
してスプリットバスが考えられている。かかるスプリッ
トバスは、バスマスタがバスに要求を出してから、応答
が返るまでにバス上に有効な情報が乗ってない時間があ
ることを利用して、この間に他のモジュールにバスを使
用させるようにしたものである。
【0005】このような方法を用いれば、バスをより効
率的に利用できるので実効的な転送能力が向上し、シス
テム全体の性能向上が実現できる。
【0006】例えば文献IEEE P896.1R/D
8.2ではFuturebus+におけるスプリットバ
ス制御の具体的方法が開示されている。
【0007】Futurebus+では、要求を出すモ
ジュールをリクエスタ、応答をするモジュールをレスポ
ンダと呼び、リクエスタより要求が出されてからレスポ
ンダから応答が返るまでをトランザクションと称してい
る。以下の説明でも、この語句を使用する。
【0008】かかるトランザクションでは、まずリクエ
スタがバス権を獲得し、バスマスタとなって、バスにア
ドレスとコマンドを送ることで開始される。バスをスプ
リットしない場合はレスポンダがスレーブとなって応答
し、トランザクションの終了となる。しかし、バスをス
プリットする場合には、レスポンダがSR*(スプリッ
ト)信号をアサートし、バスマスタがバスを離し、その
後、応答すべきレスポンダが新たにバス権を得てバスマ
スタとなり、応答をバスに送出しトランザクションの終
了となる。なお、SR*信号はオープンコレクタで接続
されており、複数のスレーブがアサートすることができ
る。
【0009】ところで、上述とした応答としては、
(a)データが必要な場合、(b)アクノリッジだけが
必要な場合、(c)データとアクノリッジの両方が必要
な場合の3つの場合がある。
【0010】そして、これら3つの場合について上述の
Futurebus+で規定している並列キャッシュで
は、次のように位置付けている。
【0011】(a)の場合はキャッシュがリードミスに
よりメモリからデータを読む場合である。また、(b)
の場合は、共有していて、しかもクリーンなキャッシュ
ブロックに書き込む場合である。この場合、共有してい
る他のキャッシュと違う内容を書き込んでは一貫性が保
てないので、共有している他のキャッシュを無効化(イ
ンバリデート)することが必要である。また、全ての無
効化の要求が受け付けられる前にキャッシュに書き込む
と、矛盾した状態に陥ることがあるのでアクノリッジ返
るのをまたなければならない。そして、(c)の場合
は、フェッチをしてから書き込みをする場合である。こ
の場合には、フェッチするデータが必要となるが、共有
しているキャッシュブロックが存在する場合には(b)
の場合と同様の理由で無効化の応答を待つ必要がある。
【0012】また、これら3つの場合に、いくつのレス
ポンダが存在しうるかを考えると、まず、データを返す
場合は、データを返すレスポンダ((a)および(b)
の場合)は必ず1つであることがキャッシュプロトコ
ル、バスプロトコルの両面から保証されている。しか
し、(b)や(c)の場合、アクノリッジを返すレスポ
ンダは、複数のキャッシュがインバリデートされるべき
データを保持している可能性があるので、レスポンダが
複数存在することがある。また、書き込みはインバリデ
ートが完了してから、つまり、すべてのレスポンダが応
答をしてはじめて行われる。これはプロセッサからデー
タを矛盾なく書き込めることを保証するための必要な条
件である。
【0013】そこで、インバリデートの応答のようにレ
スポンダが複数存在する場合は、次のようにして複数の
レスポンダが応答したことを保証するようにしている。
【0014】バスをスプリットしない場合は全てのレス
ポンダがオープンコレクタで接続されているAK*信号
をネゲートするまでインバリデートは終了していないと
みなす。AK*信号はオープンコレクタでつながってい
るので、全てのモジュールが応答し、AK*信号をネゲ
ートするまで、この信号はネゲートされないからであ
る。
【0015】また、応答をスプリットした場合には、そ
の応答はリクエスタの出力したアドレスと応答のコマン
ドをレスポンダがバスに送ることでなされる。この場
合、複数のレスポンダから複数の応答は別々に返ってく
るので、レスポンダの数だけバスにコマンドを出さなけ
ればいけなくなり効率が悪い。そこでFuturebu
s+では次のような方法でレスポンダの数より応答コマ
ンドの数を減らすことに成功している。
【0016】あるレスポンダがアクノリッジを返したと
き、別のレスポンダがまだアクノリッジを返す状態でな
かったらSR*をアサートして応答が無効であることを
示す。応答にSR*をアサートしたレスポンダは、自分
がアクノリッジを返せるようになったら応答を返す。ア
クノリッジはリクエスタが出したアドレスと同じものを
返すことで、どのリクエスタに対する応答かが認識され
る。また、レスポンダを待っているリクエスタはSR*
のアサートされない応答があるとすべてのレスポンダが
応答を完了したことを知る。
【0017】図6は、このような動作を具体的に説明す
るためのもので、ここではモジュールA、B、C、Dが
バス上に接続される場合を示している。
【0018】この場合、時刻1でモジュールAがcom
mand1を出力すると、モジュールBまたはC、Dが
バスのスプリット信号を出力してcommand1はス
プリットされる。
【0019】次に、時刻2でモジュールBがcomma
nd2を出力すると、モジュールAまたはC、Dがバス
のスプリット信号を出力してcommand2はスプリ
ットされる。
【0020】その後、時刻nにおいてモジュールBおよ
びCがアクノリッジを返すためにresponse1を
返し、ここでモジュールDがアクノリッジを返せないで
いるとresponse1はSR*をアサートすること
によりスプリットされる。また、SR*によりモジュー
ルAはresponse1が無効な応答であることを知
る。
【0021】次に、時刻n+1でモジュールAおよびD
がアクノリッジとしてresponse2を返すが、こ
のときモジュールCがアクノリッジを返せないでいると
response2はSR*をアサートすることにより
スプリットされる。また、SR*によりモジュールBは
response2が無効な応答であることを知る。
【0022】さらに時刻n+2で、モジュールDがアク
ノリッジを返せるようになるとresponse3でc
ommand1に対する応答が得られ、最後に時刻n+
3でモジュールCがアクノリッジを返せるようになる
と、response4でcommand2に対する応
答が得られるようになる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
したものは、時刻n+3でモジュールAが動作可能にな
るとともに、時刻n+4になってモジュールBが動作可
能になることから、各モジュールが動作可能になるまで
に時間がかかり、さらに時刻n+4になるまでは別のコ
マンドを発行することもできない、つまり、従来では、
バスをスプリットした場合にリクエスタの待ち時間が長
くかかり、バスの使用率の低下とともに、処理速度の低
下を招く欠点があった。
【0024】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、リクエスタの待ち時間の短縮を可能とし、バスの使
用率の向上を図るとともに、処理速度の改善も可能にし
たスプリットバスを提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のモジュ
ールをバス上に接続するとともに、該バスと独立してア
クノリッジのために複数の専用信号線を設け、これら専
用信号線をモジュールのリクエスタがバスマスタとなっ
てバスに要求を出したときに割り当てられる固有の識別
番号に対応させ、前記バスマスタの要求がレスポンダに
よってスプリットされると、レスポンダはそのバスマス
タがどの識別番号に対応しているかを認識するととも
に、該識別番号に対応する専用信号線を用いてアクノリ
ッジを返すように構成されている。
【0026】
【作用】本発明ではアクノリッジのために専用信号線を
設けレスポンダはこの信号線を用いてアクノリッジを返
すことで、バスの実効的な容量を増加可能にしている。
この専用信号線は、レスポンダがリクエスタが要求を出
したときに割り当てられる固有の識別番号に対応して使
用され、これら識別番号は同時に二つ以上のリクエスタ
により使用されないよう管理される。そして、リクエス
タがバスマスタになってバスに要求を送出し、その要求
がレスポンダによってスプリットされたとき、レスポン
ダはそのバスマスタがどの識別番号に対応しているかを
認識し、アクノリッジ信号を返す場合に、対応するアク
ノリッジ専用の信号線を用いて応答をするのでバス使用
権を獲得するためのアービトレーションは必要なく、ま
たバスのデータラインを使用する必要もない。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従い説明す
る。
【0028】図1は同実施例の該略構成を示している。
図において、1、2、3、4はモジュールで、これらモ
ジュール1、2、3、4はバス5上に接続されている。
【0029】この場合、バス5の調停は、アービタ6に
より行われる。また、バス5の信号線は、データ、アド
レス、コマンド、ステータスの他に、アクノリッジ専用
の信号としてACK1、ACK2の2本の信号線が用意
されている。
【0030】図2は、モジュール1、2、3、4の概略
構成を示している。この場合、バス5上のコマンドを、
識別番号生成回路7より与えられる識別番号、アドレス
/データなどとともにコマンドキュー8に書き込む。そ
して、このコマンドキュー8より制御回路9に対してコ
マンドを順に与え、バス5上のコマンドを処理するよう
にしている。
【0031】一方、モジュール1〜4がバス5に対して
コマンドを出力する場合は、コマンドのアドレスをアド
レスレジスタ10に保持する。そして、このアドレスレ
ジスタ10の値とコマンドキュー8のアドレスの値をコ
ンパレータ11によって比較し、一致するエントリが存
在する場合に制御回路9に対して通知を行うようにして
いる。これは同じアドレスを持つ2つのコマンドがスプ
リットされて存在するのを防ぐためである。
【0032】図3は識別番号生成回路7の概略構成を示
している。図において、12はプライオリティエンコー
ダで、このプライオリティエンコーダ12は、識別番号
空きフラグ13、14の状態に応じて、識別番号(ID
1)151と識別番号(ID2)152のうち、その時
点で使用されていない識別番号の一つを選択して出力す
るようにしている。
【0033】ここでのプライオリティエンコーダ7は、
識別番号空きフラグ13の出力をA、識別番号空きフラ
グ14の出力をB、識別番号(ID1)151をX、識
別番号(ID2)152をYとすると
【0034】
【数1】 により表現することができる。
【0035】識別番号空きフラグ13は、アンドゲート
16の出力によりセットされ、エッジ検出部17の出力
によりリセットされ、識別番号空きフラグ14は、アン
ドゲート18の出力によりセットされ、エッジ検出部1
9の出力によりリセットされるようになっている。
【0036】アンドゲート16は、リクエスタのコマン
ド(command)20、このコマンドがスプリット
された時のsplit信号21および識別番号(ID
1)151により出力を発生し、アンドゲート18は、
リクエスタのコマンド(command)20、このコ
マンドがスプリットされた時のsplit信号21およ
び識別番号(ID1)152により出力を発生するよう
にしている。また、エッジ検出部17は信号線ACK1
のACK1信号の立ち上がりを検出して出力を発生し、
エッジ検出部19は信号線ACK2のACK2信号の立
ち上がりを検出して出力を発生するようにしている。
【0037】図4はエッジ検出部17、19の概略構成
を示している。この場合、ACK1信号またはACK2
信号とCLOCKが与えられるD型フリップフロップ2
2と、このフリップフロップ22のQ −出力とACK信
号が与えられるアンドゲート23より構成され、ACK
1信号またはACK2信号の立ち上がりを検出して識別
番号空きフラグ13、14をリセットする出力を発生す
るようにしている。
【0038】次に、以上のように構成した実施例の動作
を図5に従い説明する。
【0039】いま、モジュール1、2のリクエスタがバ
スマスタになってそれぞれコマンドを発行する場合を説
明する。
【0040】まず、時刻1でモジュール1より1つめの
コマンドcommand1を発行すると、モジュール2
または3、4によってスプリットされる。この時点で
は、全てのモジュールで識別番号空きフラグ13、14
がセットされていないので、プライオリティエンコーダ
12によって識別番号(ID1)151が選択される。
また、この時点では、各モジュールでは、アンドゲート
16の入力としてリクエスタのコマンド(comman
d1)20とコマンドがスプリットされた時のspli
t信号21が与えられるので、識別番号空きフラグ13
がセットされる。
【0041】この状態で、各モジュールでは、バス5上
のcommand1を、識別番号生成回路7より与えら
れる識別番号(ID1)151、アドレス/データなど
とともにコマンドキュー8に取り込み、これを制御回路
9に対して順に与えることで、バス5上のcomman
d1を処理するようになる。
【0042】次に、時刻2でモジュール2が次のコマン
ドcommand2を発行すると、このcommand
2もモジュール1または3、4によってスプリットされ
る。この場合は、各モジュールでは、識別番号空きフラ
グ13、14のうちで使用されていない識別番号が選択
される。この場合は、識別番号(ID1)151が選択
されているので、プライオリティエンコーダ12の出力
は識別番号2(542)となり、ゲート(522)の出
力により識別番号空きフラグの2番(502)がセット
される。
【0043】この状態でも、各モジュールではバス5上
のcommand2を、識別番号生成回路7より与えら
れる識別番号(ID1)152、アドレス/データなど
とともにコマンドキュー8に取り込み、これを制御回路
9に対して順に与えることでバス5上のcommand
2を処理するようになる。
【0044】その後、時刻nになるとモジュール2およ
び3がcommand1に対してACK of com
mand1 by2、ACK of command1
by3によりアクノリッジを返そうとするが、モジュ
ール4がACK of command1 by4によ
るアクノリッジをまだ返さないのでACK1信号線上の
ACK1信号は「L」のままで応答が返ったことになら
ない。
【0045】そして、時刻n+1になってモジュール4
がcommand1に対してACKof comman
d1 by4によりアクノリッジを返すようになると、
command1に対する全てのアクノリッジが揃った
ことになり、ACK1信号が「H」になる。これによ
り、各モジュールでは、エッジ検出器17がACK1の
立上がりを検出することで識別番号空きフラグ13がリ
セットされ、command1に対するトランザクショ
ンを終了する。
【0046】また、時刻n+1でモジュール1および4
がcommand2に対してACKof comman
d1 by1、ACK of command1 by
4によりアクノリッジを返そうとするが、モジュール3
がACK of command1 by3によるアク
ノリッジをまだ返さないのでACK2信号線上のACK
2信号は「L」のままで応答が返ったことにならない。
【0047】そして、時刻n+2になってモジュール3
がcommand1に対してACKof comman
d1 by3によりアクノリッジを返すようになると、
command2に対する全てのアクノリッジが揃った
ことになり、ACK2信号が「H」になる。これによ
り、各モジュールでは、エッジ検出器17がACK1の
立上がりを検出することで識別番号空きフラグ14がリ
セットされ、command2に対するトランザクショ
ンを終了する。
【0048】なお、ここでは理解を容易にするために、
図5においてACK1of command by 1
などの信号が示されているが、実際にはバス5上にはこ
れらのための信号線はない。これらの信号は各モジュー
ルから出力され、信号線ACK1、ACK2に与えられ
る。信号線ACK1、ACK2はオープンコレクタの信
号線であり、これら信号線ACK1、ACK2の値は各
モジュールからの信号の倫理積となる。
【0049】従って、このようにすると、時刻n+2か
らモジュール1の動作は可能になり、時刻n+3でモジ
ュール2の動作が可能になるので、従来の時刻n+3で
モジュール1が、時刻n+4でモジュール2がそれぞれ
動作可能になるのに比べ、各モジュールが動作可能にな
るまでの時間を大幅に短縮できる。また、例えば、バス
5のスプリットを2つまで許しているので、時刻n+2
にさらに別のcommand3を発行することもできる
ようにもなり、従来の時刻n+4になるまで別のコマン
ドを発行することができないのに比べても、バスを効率
よく利用することもできる。つまり、上述の実施例によ
れば、スプリットのための待ち時間を短縮でき、バスを
効率よく使用することができるとともに、処理速度の改
善も実現できることになる。
【0050】なお、本発明は上記実施例にのみ限定され
ず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
例えば、上述の実施例ではモジュール1、2がリクエス
タになって2つのコマンドを発行する場合についてのみ
説明したが、他のモジュールがリクエスタになることも
可能であり、また、2以上のコマンドを発行する場合に
も適用することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、バスをスプリットした
場合のリクエスタの待ち時間を短縮することができるだ
けでなく、バスの使用率の改善も得られ、処理速度の向
上も実現することができる。また、専用のアクノリッジ
信号をバス上に設けるだけでよく、実現も容易である利
点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成を示す図。
【図2】実施例に用いられるモジュールの概略構成を示
す図。
【図3】実施例に用いられる識別番号生成回路の概略構
成を示す図。
【図4】実施例に用いられるエッジ検出部の概略構成を
示す図。
【図5】実施例の動作を説明するためのタイムチャー
ト。
【図6】従来のスプリットバスを説明するためのタイム
チャート。
【符号の説明】
1、2、3、4…モジュール、5…バス、6…アービ
タ、7…識別番号生成回路、8…コマンドキュー、9…
制御回路、10…アドレスレジスタ、11…コンパレー
タ、12…プライオリティエンコーダ、13、14…識
別番号空きフラグ、151、152…識別番号、16、
18…アンドゲート、17、19…エッジ検出部、20
…コマンド、21…split信号、22…フリップフ
ロップ、23…アンドゲート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のモジュールをバス上に接続すると
    ともに、該バスと独立してアクノリッジのための複数の
    専用信号線を設け、これら専用信号線をモジュールのリ
    クエスタがバスマスタとなってバスに要求を出したとき
    に割り当てられる固有の識別番号に対応させ、前記バス
    マスタの要求がレスポンダによってスプリットされると
    該レスポンダはそのバスマスタがどの識別番号に対応し
    ているかを認識するとともに該識別番号に対応する専用
    信号線を用いてアクノリッジを返送することを特徴とす
    るスプリットバス。
JP4151273A 1992-05-20 1992-05-20 マルチプロセッサシステム Expired - Lifetime JPH0731655B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4151273A JPH0731655B2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 マルチプロセッサシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4151273A JPH0731655B2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 マルチプロセッサシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05324550A true JPH05324550A (ja) 1993-12-07
JPH0731655B2 JPH0731655B2 (ja) 1995-04-10

Family

ID=15515072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4151273A Expired - Lifetime JPH0731655B2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 マルチプロセッサシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0731655B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007299315A (ja) * 2006-05-02 2007-11-15 Ricoh Co Ltd データ転送装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007299315A (ja) * 2006-05-02 2007-11-15 Ricoh Co Ltd データ転送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0731655B2 (ja) 1995-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6128711A (en) Performance optimization and system bus duty cycle reduction by I/O bridge partial cache line writes
US5953538A (en) Method and apparatus providing DMA transfers between devices coupled to different host bus bridges
US6021456A (en) Method for communicating interrupt data structure in a multi-processor computer system
US5327570A (en) Multiprocessor system having local write cache within each data processor node
US5588122A (en) Universal buffered interface for coupling multiple processors memory units, and I/O interfaces to a common high-speed interconnect
JP3529566B2 (ja) 情報処理方法および装置
US7752374B2 (en) Method and apparatus for host messaging unit for peripheral component interconnect busmaster devices
US6012118A (en) Method and apparatus for performing bus operations in a computer system using deferred replies returned without using the address bus
US6018792A (en) Apparatus for performing a low latency memory read with concurrent snoop
US5218690A (en) Vme-multibus ii interface adapter for protocol conversion and for monitoring and discriminating accesses on the multibus ii system bus
EP0559408A1 (en) A method and apparatus for performing bus arbitration using an arbiter in a data processing system
KR960015253A (ko) 컴퓨터 시스템, 버스 액세스 중재 방법 및 데이타 전송 방법
CA2124031A1 (en) System Direct Memory Access (DMA) Support Logic for PCI Based Computer System
JPH07281956A (ja) 順序付け改良型コヒーレンシ技法
US5659708A (en) Cache coherency in a multiprocessing system
JP2000082036A (ja) パイプライン化された応答バス上における隣接アドレス衝突の除去方法および装置
CA2116826C (en) Data processing system using a non-multiplexed, asynchronous address/data bus system
EP0512685B1 (en) Quadrature bus protocol for carrying out transactions in a computer system
US5991855A (en) Low latency memory read with concurrent pipe lined snoops
US6260091B1 (en) Method and apparatus for performing out-of-order bus operations in which an agent only arbitrates for use of a data bus to send data with a deferred reply
US5586274A (en) Atomic operation control scheme
US5708783A (en) Data bus arbiter for pipelined transactions on a split bus
JPH05324550A (ja) スプリットバス
KR100201325B1 (ko) 다중 프로세서 시스템에서 시스템 버스의 클럭속도를 향상시키는 방법
JP2670397B2 (ja) 競合最小化プロセッサおよびシステム・バス・システム

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term