JPH05322613A - 流体振動式流量計 - Google Patents

流体振動式流量計

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JPH05322613A
JPH05322613A JP12502992A JP12502992A JPH05322613A JP H05322613 A JPH05322613 A JP H05322613A JP 12502992 A JP12502992 A JP 12502992A JP 12502992 A JP12502992 A JP 12502992A JP H05322613 A JPH05322613 A JP H05322613A
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JP
Japan
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flow
receiver
side wall
ultrasonic
fluid
Prior art date
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Application number
JP12502992A
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English (en)
Inventor
Tatsuro Kuromaru
達郎 黒丸
Shigenori Okamura
繁憲 岡村
Hiroshi Ueda
浩史 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Tokico Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は流量に比例した流体の振動を高感度
に検出できるよう構成した流体振動式流量計を提供する
ことを目的とする。 【構成】 流量計本体1には噴出ノズル2、柱状ターゲ
ット3、絞り部5が順次形成され、噴出ノズル2から噴
出された噴流は柱状ターゲット3の作用により振動す
る。流路拡大部4の壁面には噴流の振動周波数を検出す
る超音波送信器17a,17bと超音波受信器18a,
18bとが埋設されている。流量に比例した噴流の振動
は超音波受信器18a,18bからの信号の位相差によ
り検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体振動式流量計に係
り、特に広い測定範囲にわたる高精度の流量計測が可能
な流体振動式流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、流量計本体内に、順次下流に向っ
て、噴出ノズル、柱状ターゲット及び絞り部が形成され
てなる流体振動式の流量計が知られている。これは、噴
出ノズルから噴出した噴流の向きが、流体の物性によら
ず、流量に比例した振動数で柱状ターゲットの両側に交
互に偏向する現象(流体振動)を利用し、圧力センサに
より検知したこの流体振動の振動数にもとづてい流量を
演算しこれを表示するものである。
【0003】又、実公平3−13692号公報に見られ
るように、柱状ターゲットにより振動する流体が流れる
流路内壁に高分子圧電体膜を取付け、振動する流体の圧
力変化を検出する構成の流量計もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に流量に比例した流体の振動に伴う圧力変化を圧力セン
サ又は高分子圧電体膜により検出する構成とされた流体
振動式流量計では、圧力変化により検出された検出信号
が流速の2乗で変化するため、小流量域での計測時には
流速も小さくなって検出信号のレベルが低下して正確な
流量計測が難しくなる。さらに、流体振動を高感度で検
出し、より大きなレベルの検出信号を得るためには、セ
ンサが直接流体に接する構成とする必要があり、特に流
体の流量を計測する場合圧力を検出するセンサ部内に液
体が侵入して正確な圧力検出が難しく、流体振動の圧力
変化検出の信頼性が劣るといった課題がある。
【0005】又、上記圧力センサ等では外部振動により
誤動作してしまうことがあり、配管振動等の外部振動が
発生しやすい場所での計測精度が低く、設置場所が制限
されるといった課題もある。
【0006】さらに、上記流量計は、機械的可動部がな
く、流体の物性に依存しないという優れたものである
が、改善すべき問題点を有していた。すなわち、流量の
小さい範囲では、性能が安定せず計測誤差が非常に大き
くなるという問題があった。これは、従来の流量計が、
前記噴流の一部が噴出ノズル側に戻る流れ、すなわち帰
還流と呼ばれるものにより前記流体振動を発生させる構
成をとっていたことに起因することが大きかった。
【0007】そこで、本発明は上記課題を解決した流体
振動式流量計を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、筐体
内部に、矩形状の室を形成する流路拡大部と、該流路拡
大部の内部に設けられた柱状ターゲットと、該流路拡大
部の上流側に設けられた噴出ノズルと、該流路拡大部の
下流側に設けられた絞り部とを有し、該柱状ターゲット
により振動する流体の流れの変化より流量を計測する流
体振動式流量計であって、前記流体の流れに超音波を伝
播させ、前記流量に比例した流体の流れの変化を検出す
る超音波送受信器を前記筐体に設けたことを特徴とす
る。
【0009】又、請求項2の発明は、前記超音波送受信
器が、前記流路拡大部の側面に沿う流れに超音波を伝播
させるように前記流路拡大部の上流側壁面、下流側壁面
の対向する位置に取付けられたことを特徴とする。
【0010】又、請求項3の発明は、前記超音波送受信
器が2組設けられ、前記一方の超音波送受信器を前記流
路拡大部の一方の側壁に沿う流れを検出するよう上流側
壁面、下流側壁面に設け、前記他方の超音波送受信器を
前記流路拡大部の他方の側壁に沿う流れを検出するよう
上流側壁面、下流側壁面に設けたことを特徴とする。
又、請求項4の発明は、前記超音波送受信器が2組設け
られ、前記一方の超音波送受信器を前記流路拡大部のい
ずれか一方の側壁に沿う流れを検出するよう上流側壁
面、下流側壁面の上部に設け、前記他方の超音波送受信
器を前記流路拡大部の一方の側壁に沿う流れを検出する
よう上流側壁面、下流側壁面の下部に設け、前記2組の
超音波送受信器の超音波伝播方向が逆向きとなるように
したことを特徴とする。
【0011】又、請求項5の発明は、前記超音波送受信
器が、前記流路拡大部の対向する両側壁に取付けられた
ことを特徴とする。
【0012】又、請求項6の発明は、前記超音波送受信
器が、前記絞り部の対向する両側壁に取付けられたこと
を特徴とする。
【0013】又、請求項7の発明は、前記超音波送受信
器が、前記流路拡大部の上流側壁面と下流側壁面との対
角方向に超音波を伝播させるよう取付けられたことを特
徴とする。
【0014】又、請求項8の発明は、前記超音波送受信
器が、上下方向で対向するよう前記流路拡大部の底部と
前記流路拡大部の上部を覆う蓋とに取付けられたことを
特徴とする。
【0015】又、請求項9の発明は、前記超音波送受信
器が、上下方向で対向する前記流路拡大部の底部又は前
記流路拡大部の上部を覆う蓋に反射した超音波を受信す
るように前記蓋又は底部に取付けられたことを特徴とす
る。
【0016】又、請求項10の発明は、前記超音波送受
信器が、前記柱状ターゲットに反射した超音波を受信す
るように前記流路拡大部の壁部に取付けられたことを特
徴とする。
【0017】
【作用】超音波送受信器により流体の振動周波数を検出
することができるので、流速の小さい小流量域でも正確
な流量計測が可能となり、しかも液体の流量計測も支障
なく行なえるばかりか外部振動の影響を受けることなく
流量を計測しうる。
【0018】又、超音波送受信器の取付位置は流路拡大
部あるいは絞り部のどの方向に超音波を発振しても良い
ので設計の自由度が高い。
【0019】
【実施例】図1乃至図3に本発明になる流体振動式流量
計の第1実施例を示す。
【0020】各図中、流体振動式流量計は流量計本体1
の内部に下流に向って噴出ノズル2、流路拡大部4及び
流路絞り部5が順次形成され、さらに前記流路拡大部4
内の中心線J上には柱状ターゲット3が設けられてい
る。
【0021】なお、噴出ノズル2、流路拡大部4及び流
路絞り部5の軸直角断面形状はすべて矩形されている。
すなわち、図2において紙面を直交する方向には内部形
状が変化しないように流量計本体1の下部での横断面形
状と流量計本体1の上部での横断面形状とは同一形状で
ある。
【0022】流量計本体1は流入口7と連通する流入室
8と、流出口9と連通する流出室10とを有し、流入室
8と流路拡大部4との間に噴出ノズル2が設けられ、流
路拡大部4と流出室10との間に流路絞り部5が設けら
れている。又、流量計本体1の上面1aには略長方形形
状のOリング溝11が設けられ、上面1aの四隅にはね
じ孔1bが設けられている。
【0023】12は平板状の蓋で、四隅には取付用の孔
13が穿設されている。この蓋12は流量計本体1の上
面1aにOリング14を介在して載置され、4本の取付
ボルト15が各孔13に挿入されてねじ孔1bにねじ込
まれることにより流量計本体1に固定される。尚、流量
計本体1と蓋12とにより筐体16が形成される。
【0024】柱状ターゲット3は横断面形状が長方形状
に形成されており、噴出ノズル2に対向する前面3aの
幅寸法aと、前面3aの両端より後方に延在する側面3
b,3cの厚さ寸法bとがa>bとなるように設定され
ている。そして、柱状ターゲット3の前面3aの両端角
部には半径Rの円弧状の曲面3d,3eが形成されてい
る。従って、前面3aの両端と側面3b,3cとは曲面
3d,3eを介して連続する。
【0025】流量計本体1の中心線Jを含み柱状ターゲ
ット3に直交する平面(図1においては紙面)上におい
て、噴出ノズル2の中心線Jより一側の出口内面の端部
2aから接線状に延び中心線Jと交差して柱状ターゲッ
ト3の中心線Jより他側の角部の曲面3dと接する円弧
6aの延長線、あるいは、噴出ノズル2出口内面の端部
2bから接線状に延び中心線Jと交差して柱状ターゲッ
ト3の角部の曲面3eと接する円弧6bの延長線が、そ
れぞれ流量計本体1内の絞り部5を形成する壁面5b,
5aに達するように各部の寸法が設定されている。
【0026】即ち、上記構成になる流体振動式流量計の
各部分は以下のような特徴的な構成とされている。
【0027】まず、第一に柱状ターゲット3の前面3a
の幅aと、前面3aの両端角部に設けられた曲面3d,
3eの半径Rとが次式(1)を満足するように設定され
る。 R/a≦0.05 …(1) 第二に、噴出ノズル2の幅tは柱状ターゲットの幅aと
が次式(2)を満足するように設定されている。
【0028】 1.0≦a/t≦1.4 …(2) 第三に、柱状ターゲット3の前面3aの幅aと柱状ター
ゲット3の側面3b,3cの厚さbとが次式(3)を満
足するように設定されている。
【0029】 b/a≦0.6 …(3) 第四に、柱状ターゲット3に直交する平面上において、
図1に示す如く噴出ノズル2の出口内面の一方の端部2
aより接線方向に出て、軸線Jに対して前記端部2aと
反対側に位置する柱状ターゲット3の端部3bに接する
円弧6aの延長線が、流路拡大部4の内側面4bに達す
る手前で、絞り部5から延びる壁面5bに達し、また円
弧6bについても同様の条件が満足されるように、噴出
ノズル2の幅t、噴出ノズル2から柱状ターゲット3ま
での距離H、噴出ノズル2から絞り部5までの距離L、
絞り部5の幅T、流路拡大部4の幅Wが設定されてい
る。第五に、前記壁面5a,5bと流路拡大部4の内側
面4a,4bとはそれぞれ明らかに分離した形状とされ
ている。すなわち、なだらかな曲面で接続されておら
ず、噴出ノズル2からの噴流が前記壁面5a,5bに当
っても噴出ノズル2側に戻り帰還流が生じにくい形状と
されている。
【0030】第六に、噴出ノズル2の出口から絞り部5
までの距離Lと、噴出ノズル2の出口から柱状ターゲッ
ト3までの距離Hとが、次式(4)を満足するように設
定されている。
【0031】 H/L≧0.5 …(4) 第七に、前記円弧6a,6bの延長線のそれぞれが前記
壁面5b,5aと交差する各点間の距離Cと、柱状ター
ゲット3の幅a及び絞り部5の幅Tとが、次式(5)を
満足するように設定されている。
【0032】 a≦T≦C …(5) 今、上記流量計本体1を被測流体が流れる流路に接続す
ると、図3において、噴出ノズル2から噴出した噴流1
9は、柱状ターゲット3の作用によってどちらかに偏向
し、例えば壁面5aに向う流れとなる。すると、柱状タ
ーゲット3の下流側に図3に示すような渦20が発生
し、この渦20によって柱状ターゲット3の廻りに循環
流21が発生する。この循環流21は、噴流19を反対
側へ偏向させる向きに発生するので、これによって噴流
19はその流れ方向が壁面5bに向うように切換わる。
そして、この切換えが交互に発生し、流量に比例した周
波数の流体振動となる。
【0033】上記噴流19の流れにより流路拡大部4の
側面4a又は4bに沿う循環流22が発生する。この循
環流22は噴流19が壁面5aに向う流れるとき側面4
aに沿って逆流するように循環し、噴流19が壁面5b
に向う流れのとき側面4bに沿って逆流するよう循環す
る。
【0034】流量計本体1の内部には上記流体振動を検
出するための超音波センサが2組設けられており、この
超音波センサは超音波を送信する第1,第2の超音波送
信器(以下、送信器という)17a,17bと、超音波
を受信する第1,第2の超音波受信器(以下、受信器と
いう)18a,18bとよりなる。
【0035】送信器17a,17bは流路拡大部4の壁
面5a,5bの端部に埋設されている。又、受信器18
A,18Bは送信器17a,17bと対向するように壁
面2c,2dに埋設されている。送信器17a,17b
から発信された超音波は流路拡大部4の壁面4a,4b
に沿って進行するため、前述した噴流19の流体振動に
より発生する循環流22の中を伝播することになる。
【0036】又、本実施例では、柱状ターゲット3の前
面3aの幅aと、柱状ターゲット3の前面3aの幅a
と、柱状ターゲット3の前面3aと側面3b,3cとの
角部が半径Rの曲面3d,3eとが前記(1)式を満足
するように設定されているため、小流量域でも渦及び循
環流が安定的に発生する。従って、測定可能な最小流量
をより一層下げることができ、その結果広範囲な流量計
測が可能となる。
【0037】超音波センサの送信器17a,17bと受
信器18a,18bとは同様な構成であるので、ここで
は送信器17aについて説明する。
【0038】図4に示す如く、送信器17aは、有底筒
状のホルダ23と、ホルダ23の収納室23aの内に収
納され底面23bに当接する超音波素子24と、超音波
素子24に当接する保持部材25と、保持部材25を超
音波素子24に押圧するさらばね26と、さらばね26
に当接し収納室23aの開口に螺入されたナット27と
よりなる。28はリード線で、ナット27及び保持部材
25を貫通して超音波素子24に接続されている。
【0039】従って、送信器17aは超音波素子24が
ホルダ23及びナット27により囲まれて被測流体と接
しないように取付けられており、気体だけでなく液体を
計測するのにも適した構成となっている。
【0040】又、本実施例では、図5に示す如く、送信
器17a,17bは発振回路30に接続され、受信器1
8a,18bは位相比較回路31に接続されている。そ
して、位相比較回路31から出力された信号はフィルタ
回路32、増幅回路33、波形整形回路34により流量
パルスとされ、この流量パルスは演算回路35で積算さ
れて流量値に変換される。
【0041】ここで、上記流体振動の周波数を検出する
流量計測動作につき説明する。
【0042】図6に示す如く、流入室8から噴流ノズル
2を通過した噴流19は柱状ターゲット3の作用により
壁面5bに向う流れとなり、さらに絞り部5へ向う噴流
36となって流出する。その際、柱状ターゲット3の下
流側に渦20が発生し、この渦20により柱状ターゲッ
ト3の廻りに循環流21が発生する。これと同時に噴流
19より分流した循環流22が壁面4bに沿って発生す
る。そして、送信器17a,17bは発振回路30から
の発振信号S1 ,S2 の供給により超音波素子24が発
振して流体中に超音波を放射する。
【0043】送信器17a,17bからの超音波は壁面
4a,4bに沿って進行し、受信器18a,18bで受
信され、超音波素子24により電気信号に変換される。
【0044】又、循環流21は噴流19を反対側へ偏向
される向きに発生するため、噴流19は図7に示すよう
に反対側、つまり壁面5aに向う流れに切換わる。この
噴流19の流れ方向の切換えは交互に行なわれ、この噴
流19の振動周波数が流量に比例している。
【0045】本実施例では、この噴流19の切換による
流れの変化を超音波センサを使用しており、受信器18
a,18bが受信した超音波の位相差により噴流19の
切換動作による振動周波数を検出する。
【0046】即ち、発振回路30からの発振信号S1
2 は次式(6)で表わせる。
【0047】 S1 =S2 =A sin ωt …(6) 但し、ω=2πf〔rad/s〕 fは超音波振動周波数、 Aは超音波信号の振幅である。
【0048】送信器17a,17bの超音波素子24が
発振回路30からの発振信号S1 ,S2 により超音波を
発生すると、図6においては送信器17bからの超音波
が循環流22の流れの中を同方向に伝播する。そのた
め、受信器18bに受信される超音波は循環流22の流
速分の変調を受けた信号となり流体中を伝播する。これ
に対し、反対側の送信器17aから放射された超音波は
ほとんど流れのない流体中を伝播するため、流れによる
変調を受けない信号のまま受信器18aに受信される。
【0049】従って、循環流22が発生した流体中を伝
播する超音波を受信した受信器18bから出力される受
信信号S2 ’では次式(7)で表わせる。
【0050】 S2 ’=A sin (ωt−φ) …(7) 又、循環流21の作用により噴流19の流れ方向が図7
に示すように壁面5aに向う流れに切換わると、側壁4
aに沿う循環流22が発生する。そのため、送信器17
aからの超音波が循環流22の流れの中を同方向に伝播
することになり、受信器18aに受信される超音波は循
環流22の流速分加速される。これに対し、反対側の送
信器17bから放射された超音波はほとんど流れのない
流体中を伝播するため、流れによる変調を受けない信号
のまま受信器18bに受信される。
【0051】位相比較回路31では一対の受信器18
a,18bより出力された受信信号S 1 ’,S2 ’が入
力され、両信号S1 ’,S2 ’の位相差を検出し、
1 ’>S 2 ’又はS1 ’<S2 ’に切換わるとき、即
ち噴流19の流れ方向が図6又は図7に示すように切換
わるとき、その検出信号を出力する。そして、演算回路
35は位相比較回路31からの信号がフィルタ回路3
2、増幅回路33、波形整形回路34を介して入力され
ると、そのパルス数を積算して流量を算出する。
【0052】このように受信器18aと18bからの信
号の位相差により流量計測できるので、流速の小さい小
流量域から大流量域まで流速に拘わりなく正確に流量計
測することが可能になり、しかも上記超音波センサを使
用しているので、液体でも気体でも良好に計測できる。
又、外部振動の影響も受けにくく、流量計の取付場所が
制限されない。
【0053】尚、送信器17a,17b及び受信器18
a,18bの取付位置は上記実施例に限らず、例えば送
信器17a,17bと受信器18a,18bとの位置を
逆にしても良い。その場合、上記循環流22の流れ方向
は送信器17a,17bから放射された超音波の伝播方
向と逆向きになる。この場合、受信器18a,18bか
ら出力される受信信号S1 ’,S2 ’は次式(8)で表
わせる。
【0054】 S1 ’=S2 ’=A sin (ωt+φ’) …(8) そして、上記と同様位相比較回路31により両信号の位
相差が検出されて噴流19の振動周波数が計測される。
【0055】図8に本発明の第2実施例を示す。
【0056】同図中、2組の超音波センサが片側の壁面
に設けられ、夫々超音波の伝播方向が逆向きとなるよう
に設けられている。即ち、柱状ターゲット3の左側に位
置する壁面5bに第1の送信器17aと第2の受信器1
8bとが縦方向にずらして設けられている。又、壁面5
bに対向する壁面2dには第1の受信器18aと第2の
送信器17bとが縦方向にずらして設けられている。
【0057】従って、第1の送信器17aからの超音波
は循環流22と同方向に伝播し、第2の送信器17bか
らの超音波は循環流22と逆方向に伝播する。
【0058】そのため、流量計測時、柱状ターゲット3
の左側に噴流19が流れ循環流22が側壁4bに沿って
発生したとき、上側の送信器17aからの超音波は循環
流22の流速分位相の進む方へ変調され、下側の送信器
17bからの超音波は循環流22の流速分位相の遅れた
方へ変調される。よって、受信器18aと18bとから
出力された信号の位相差は2倍となる。
【0059】一方、噴流19の流れ方向が柱状ターゲッ
ト3の右側へ切換ると循環流22は側壁4aに沿って発
生する。そのため、循環流22が発生しない左側では送
信器17a,17bからの超音波が同位相で受信器18
a,18bに受信される。
【0060】よって、位相比較回路31での噴流19の
切換動作の検出感度が第1実施例よりも高められ、小流
量域においてもより正確な流量計測が可能となる。
【0061】図9に本発明の第3実施例を示す。
【0062】同図中、流量計本体1には1組の超音波セ
ンサが設けられている。つまり、流路拡大部4の壁面5
bには送信器17aが埋設され、対向する壁面2cには
受信器17ヘが埋設されている。
【0063】本実施例では噴流19が柱状ターゲット3
の左側を流れ、循環流22が側壁4bに沿って発生する
と、送信器17aからの超音波が加速されて受信され
る。しかし、噴流19が柱状ターゲット3の右側を流れ
ると循環流22も反対側の側壁4aに沿って発生するた
め、送信器17aからの超音波は位相を進ませるよう変
調されずに受信される。
【0064】そして、位相比較回路31では受信器18
aから出力された信号S1 ’と発振回路30からの発信
信号S1 とが入力され、両信号間の位相差を検出してい
る。従って、噴流19が図9に示すように柱状ターゲッ
ト3の左側を通過する流れのときのみ、位相差が検出さ
れ、その信号が増幅、波形整形されて演算回路35へ出
力される。
【0065】本実施例の場合、1組の超音波センサによ
り噴流19の振動周波数を検出できるので第1,第2実
施例よりも超音波センサを減らして構成の簡略化及び組
立及び加工工程の手間を削減できる。
【0066】図10に本発明の第4実施例を示す。
【0067】同図中、送信器17aは柱状ターゲット3
の右側に位置する側壁4aに埋設され、受信器18aは
柱状ターゲット3の左側に位置する側壁4bに埋設さ
れ、噴流19の流れ方向の切換えを検出する。送信器1
7aと受信器18aとは柱状ターゲット3の上流側で対
向するように設けられており、送信器17aから放射さ
れた超音波は流路拡大部4内を横切って送信器18aに
到達する。
【0068】従って、超音波は噴流9の横方向から伝播
することになる。しかし、噴流19は壁面5a又は5b
に向う湾曲した流れとなるため、超音波の伝播経路を斜
め通過する。従って、噴流19が壁面5bに向う流れの
とき超音波は位相を進ませるように変調され、噴流19
が壁面5aに向う流れのとき超音波は位相を遅らせる変
調となる。
【0069】又、受信器18aから出力された受信信号
1 ’を振幅変調することにより、噴流19の振動周波
数を検出できる。これを波形図で表わすと、図11
(A),(B)に示す如くとなり、発振回路30から送
信器17aに一定振幅の発振信号S1 が入力されると、
受信器18aは噴流19の偏向により大きく振幅変調さ
れた受信信号S1 ’を出力する。この受信信号S1 ’の
包絡線、即ち変調された振幅の周波数は噴流19の振動
周波数と一致する。
【0070】従って、受信器18から出力された受信信
号S1 ’は位相復調回路37に入力され、位相復調回路
37は位相変調された周波数を検出し、その信号をフィ
ルタ回路32、増幅回路33、波形整形回路34を介し
て演算回路35に出力する。図12に本発明の第5実施
例を示す。
【0071】同図中、送信器17a及び受信器18aは
柱状ターゲット3の下流側の側壁4a,4bに設けても
良い。この場合も上記第4実施例と同様位相復調回路3
7により噴流19の振動周波数が検出される。
【0072】第4,5実施例のように、超音波が流路拡
大部4を横切る構成では流量計本体1の側面1c,1d
に取付孔38を穿設し、この取付孔38に送信器17
a、受信器18aを挿入してキャップ39をねじ込むこ
とにより容易に取付けることができる。
【0073】図13に本発明の第6実施例を示す。
【0074】同図中、送信器17aは絞り部5の右側の
側壁5cに埋設され、受信器18aは対向する左側の側
壁5dに埋設されている。送信器17aから放射された
超音波は絞り部5を横切って受信器18aに到達する。
そして、絞り部5には柱状ターゲット3を通過した噴流
36が渦20を迂回するように中心線Jに対して斜めに
流入する。従って、噴流36は上流側の噴流19の振動
周波数と同一の周波数で渦20の右側又は左側へ流れ方
向を切換える。
【0075】そのため、送信器17aからの超音波は噴
流36の振動により変調されて受信器18aに受信され
る。そして、位相復調回路37は受信器18aより出力
された受信信号S1 ’より位相変調の周波数を検出し、
その検出信号を演算回路35へ出力する。本実施例の場
合、送信器17aと受信器18aとの距離が短く、且つ
絞り部5を流れる噴流36が主流となるため、噴流36
以外の流体の流れがノイズとなって検出されず、受信器
18aの受信レベルがより高められている。
【0076】図14に本発明の第7実施例を示す。
【0077】同図中、流路拡大部4を囲む壁面2c,2
d及び5a,5bの角部には2組の超音波センサが設け
られている。即ち、上流側の壁面2cの角部には第1の
送信器17aが埋設され、反対側の壁面2dの角部には
第2の送信器17bが埋設されている。そして、下流側
の壁面5bの角部には第1の受信器18aが埋設され、
反対側の壁面5aの角部には第2の受信器18bが埋設
されている。さらに、送信器17a,17bと受信器1
8a,18bとは対角線上で対向するように各壁面2
c,2d,5a,5bに対して傾斜して設けられてい
る。
【0078】そのため、送信器17aからの超音波は壁
面5bに向う噴流19と同方向に伝播し、送信器17b
からの超音波は壁面5aに向う噴流19と同方向に伝播
する。
【0079】従って、噴流19の振動周波数と同じ周波
数で受信器18a,18bに受信される超音波が交互に
変調される。よって、位相比較回路31は受信器18
a,18bより出力された受信信号S1 ’,S2 ’を比
較して噴流19の振動周波数の検出信号を出力する。本
実施例では噴出ノズル2から噴出した噴流19の中を超
音波が伝播するため、受信器18a,18bの受信感度
が高まり、より正確な流量計測が行える。
【0080】図15及び図16に本発明の第8実施例を
示す。
【0081】両図中、流路拡大部4の底面4cと、流路
拡大部4を閉塞する蓋12の下面12aとには2組の超
音波センサが設けられている。即ち、蓋12の下面12
aには送信器17a,17bが埋設され、流路拡大部4
の底面4cには受信器18a,18bが埋設されてい
る。又、送信器17a,17b及び受信器18a,18
bは噴出ノズル2から噴出した噴流19に超音波を斜め
に交差させるようにやや傾いて設けられている。
【0082】従って、噴流19が柱状ターゲット3の左
側に偏向されたときは受信器18aで受信される超音波
が変調され、噴流19が柱状ターゲット3の右側に偏向
されたときは受信器18aで受信される超音波が変調さ
れる。よって、変調の周波数は噴流19の振動周波数と
一致する。そのため、受信器18a,18bから出力さ
れた受信信号S1 ’,S2 ’が位相比較回路31に入力
されると、噴流19と同一周波数の位相変調の検出信号
が出力されて流量が算出される。
【0083】本実施例では蓋12に送信器17a,17
bが設けられているので、送信器17a,17bの組立
が容易に行える。
【0084】図17に本発明の第9実施例を示す。
【0085】同図中、流路拡大部4の底面4cには1組
の超音波センサ、つまり送信器17aと受信器18aと
が埋設されている。送信器17aは蓋12の下面12a
の中央に向けて傾斜して取付けられ、反対側に位置する
受信器18aも蓋12の下面12aの中央に向けて傾斜
して取付けられいてる。従って、送信器17aから放射
された超音波は蓋12の下面12aで反射して受信器1
8aに到達する。
【0086】噴出ノズル2から噴出された噴流19は、
柱状ターゲット3の左側を通過するとき送信器17aか
ら放射された超音波と交差し、柱状ターゲット3の右側
を通過するとき蓋12で反射した超音波と交差する。そ
のため、受信器18aで受信される超音波は噴流19の
振動周波数と同一周波数で変調される。従って、受信器
18aからの信号S1 ’が位相復調回路37に入力され
ると、この信号S1 ’より位相変調の周波数が検出さ
れ、その検出信号が演算回路35で積算されて流量が算
出される。
【0087】図18に本発明の第10実施例を示す。
【0088】同図中、流路拡大部4の一方の側壁4aに
は1組の送信器17aと受信器18aとが柱状ターゲッ
ト3の側面に対して傾斜して設けられている。
【0089】そのため、送信器17aからの超音波は柱
状ターゲット3の側面を通過する噴流と交差する方向に
進行して柱状ターゲット3に到達する。そして、柱状タ
ーゲット3で反射した超音波は壁面4a側へ反射して受
信器18aで受信される。従って、受信器18aに受信
される超音波は、噴流19の振動周波数と同じ周波数で
変調される。
【0090】その結果、上記第9実施例と同様、演算回
路35により流量が算出される。
【0091】
【発明の効果】上述の如く、本発明になる流体振動式流
量計は、超音波送受信器により流量に比例して発生する
流体の振動周波数を検出することができるので、流速の
小さい小流量域でも流体振動を高感度に検出でき、より
正確な流量計測が可能となり、小流量域から大流量域ま
で計測範囲を拡げることができる。しかも、超音波送受
信器は外部振動の影響を受けにくい構造のため、流量計
の設置場所が制限されず外部振動が伝わりやすい環境で
も正確な流量計測が可能である。さらに、超音波送受信
器を超音波素子が直接流体に接触しない構造にできるの
で、液体を計測する場合でも流量計測等の信頼性を高め
ることができる。
【0092】又、上記第1〜第10実施例に示すように
超音波送受信器の取付位置を選択することができるので
設計の自由度が高く流量計の特性に合わせて取付位置を
決めることができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる流体振動式流量計の第1実施例の
分解斜視図である。
【図2】流量計本体の横断面図である。
【図3】流体の流れを説明するための平面図である。
【図4】超音波送受信器の縦断面図である。
【図5】信号検出の回路図である。
【図6】第1実施例の流量計測動作を示す横断面図であ
る。
【図7】第1実施例の流体振動を示す横断面図である。
【図8】本発明の第2実施例の斜視図である。
【図9】本発明の第3実施例の横断面図である。
【図10】本発明の第4実施例の横断面図である。
【図11】発振信号、受信信号の波形図である。
【図12】本発明の第5実施例の斜視図である。
【図13】本発明の第6実施例の横断面図である。
【図14】本発明の第7実施例の横断面図である。
【図15】本発明の第8実施例の横断面図である。
【図16】図15中A−A線に沿う縦断面図である。
【図17】本発明の第9実施例の縦断面図である。
【図18】本発明の第10実施例に縦断面図である。
【符号の説明】 1 流量計本体 2 噴出ノズル 3 柱状ターゲット 4 流路拡大部 5 絞り部 8 流入室 10 流出室 12 蓋 16 筐体 17a,17b 超音波送信器 18a,18b 超音波受信器 19,36 噴流 22 循環流 24 超音波素子 30 発振回路 31 位相比較回路 35 演算回路 37 位相復調回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 繁憲 大阪府大阪市西区千代崎3丁目2番95号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 上田 浩史 大阪府大阪市西区千代崎3丁目2番95号 大阪瓦斯株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内部に、矩形状の室を形成する流路
    拡大部と、該流路拡大部の内部に設けられた柱状ターゲ
    ットと、該流路拡大部の上流側に設けられた噴出ノズル
    と、該流路拡大部の下流側に設けられた絞り部とを有
    し、該柱状ターゲットにより振動する流体の流れの変化
    より流量を計測する流体振動式流量計であって、 前記流体の流れに超音波を伝播させ、前記流量に比例し
    た流体の流れの変化を検出する超音波送受信器を前記筐
    体に設けたことを特徴とする流体振動式流量計。
  2. 【請求項2】 前記超音波送受信器は、前記流路拡大部
    の側面に沿う流れに超音波を伝播させるように前記流路
    拡大部の上流側壁面、下流側壁面の対向する位置に取付
    けられたことを特徴とする請求項1の流体振動式流量
    計。
  3. 【請求項3】 前記超音波送受信器は2組設けられ、前
    記一方の超音波送受信器を前記流路拡大部の一方の側壁
    に沿う流れを検出するよう上流側壁面、下流側壁面に設
    け、 前記他方の超音波送受信器を前記流路拡大部の他方の側
    壁に沿う流れを検出するよう上流側壁面、下流側壁面に
    設けたことを特徴とする請求項1の流体振動式流量計。
  4. 【請求項4】 前記超音波送受信器は2組設けられ、前
    記一方の超音波送受信器を前記流路拡大部のいずれか一
    方の側壁に沿う流れを検出するよう上流側壁面、下流側
    壁面の上部に設け、 前記他方の超音波送受信器を前記流路拡大部の一方の側
    壁に沿う流れを検出するよう上流側壁面、下流側壁面の
    下部に設け、 前記2組の超音波送受信器の超音波伝播方向が逆向きと
    なるようにしたことを特徴とする請求項1の流体振動式
    流量計。
  5. 【請求項5】 前記超音波送受信器は、前記流路拡大部
    の対向する両側壁に取付けられたことを特徴とする請求
    項1の流体振動式流量計。
  6. 【請求項6】 前記超音波送受信器は、前記絞り部の対
    向する両側壁に取付けられたことを特徴とする請求項1
    の流体振動式流量計。
  7. 【請求項7】 前記超音波送受信器は、前記流路拡大部
    の上流側壁面と下流側壁面との対角方向に超音波を伝播
    させるよう取付けられたことを特徴とする請求項1の流
    体振動式流量計。
  8. 【請求項8】 前記超音波送受信器は、上下方向で対向
    するよう前記流路拡大部の底部と前記流路拡大部の上部
    を覆う蓋とに取付けられたことを特徴とする請求項1の
    流体振動式流量計。
  9. 【請求項9】 前記超音波送受信器は、上下方向で対向
    する前記流路拡大部の底部又は前記流路拡大部の上部を
    覆う蓋に反射した超音波を受信するように前記蓋又は底
    部に取付けられたことを特徴とする請求項1の流体振動
    式流量計。
  10. 【請求項10】 前記超音波送受信器は、前記柱状ター
    ゲットに反射した超音波を受信するように前記流路拡大
    部の壁部に取付けられたことを特徴とする請求項1の流
    体振動式流量計。
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