JPH0532234A - 瓶用包装袋及び包装瓶の製造方法及びその製造装置 - Google Patents

瓶用包装袋及び包装瓶の製造方法及びその製造装置

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JPH0532234A
JPH0532234A JP3206451A JP20645191A JPH0532234A JP H0532234 A JPH0532234 A JP H0532234A JP 3206451 A JP3206451 A JP 3206451A JP 20645191 A JP20645191 A JP 20645191A JP H0532234 A JPH0532234 A JP H0532234A
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征生 大川
Naoyuki Horigome
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Abstract

(57)【要約】 【構成】長尺の熱収縮性筒状フイルムシートの先端部を
間欠的に切断融着台上に繰り出して、固定し、その先端
部にアーチ状ヒートシール刃と直線状切断刃をほぼ同時
に密接させ、その先端部からスクラップ片と包装袋をほ
ぼ同時に切り離し、そのスクラップ片を先端融着台から
機械的に排出することにより、瓶用包装袋を連続的に製
造し、さらにその瓶用包装袋を瓶にかぶせて熱収縮させ
て包装瓶を製造する。 【効果】熱収縮性フイルムシートからスクラップを連続
的に円滑に除去することができ、瓶用包装袋の製造工程
及び包装瓶の製造工程の省力化と連続化により製造効率
が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱収縮性フイルムによ
る瓶用包装袋の製造方法及びその製造装置並びに熱収縮
性フイルムによる包装瓶の製造方法及びその製造装置に
関するものである。さらに詳しくは、熱収縮性フイルム
製包装袋を細口瓶の口に上からかぶせてから、熱収縮さ
せてフイルムの収縮力で瓶を瓶形状のままに包装するた
めの熱収縮性瓶用包装袋の連続的な製造方法及びその製
造装置、並びに熱収縮性フイルム袋を瓶の上からかぶせ
て、フイルムの収縮力で瓶の形状のままにフイルムを瓶
表面に密着させて包装する包装瓶の製造方法及びその製
造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、熱収縮性フイルムによる瓶の
包装は広く行われていた。熱収縮性フイルムによる瓶包
装体は、筒状フイルムの一方を融着によって閉鎖して形
成する図6のような熱収縮性フイルム袋を瓶の上からか
ぶせて、これを熱収縮させて瓶の形状のままにフイルム
を密着させて包装瓶を形成することができる。図6のよ
うに閉鎖部をアーチ状にするのは、熱収縮の際に瓶の栓
にフイルムが密着するようにするためであり、収縮袋の
閉鎖部が直線的であると熱収縮した場合に袋の角が瓶表
面から浮き上がり密着しない。このような形状の袋状包
装フイルムは瓶の形状のままに収縮するものであり、収
縮の際に瓶のキャップを固定して、いわゆるバージンシ
ールとして機能するとともに、該フイルムの表面に印刷
を施工しておけば、瓶表面に直接印刷が困難な瓶のラベ
ルとしての機能も果たす。従来の熱収縮性フイルムによ
る瓶の包装は、まず、図7に示すような閉鎖部Tがアー
チ状に融着して形成したスクラップ片S付き包装用袋を
製造して、これを積み重ねてから、スクラップ片Sを手
作業で剥ぎとり、図6のような袋Rとして、この袋の積
み重ねを一旦包装機の袋供給箱に保存し、この袋を一枚
ずつ包装台に取り出して、所定の瓶の外に該袋をかぶせ
てから加熱して袋を収縮させて包装していた。この方法
は、袋製造工程に手作業が入り、また包装工程で袋のブ
ロッキングや空気抜きが容易に行えないなどの点で効率
が悪い上、熱収縮の際にフイルムの位置がずれて、印刷
のずれや、収縮の不均一ができたりする不良包装の割合
が多くなる欠点がある。また、従来の熱収縮袋による包
装瓶の製造は、種々試みはされているが、瓶の自動的充
填工程が円滑に実施できない欠点があった。これは、熱
収縮させることにより、瓶の形状に密着させる必要上か
ら、瓶の径より包装袋の径をあまり大きくすることがで
きないことに原因がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来方法の
上記欠点を解決して、省力化とともに、長尺のフイルム
シートから連続的に効率よく瓶用熱収縮性包装袋を製造
できる方法及びこの方法に使用する装置を提供すること
を目的とするものである。また、本発明は、従来方法の
上記欠点を解決して、省力化とともに、フイルムシート
から効率よく包装瓶を製造できる方法及びこの方法に使
用する装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来の方
法において、袋の製造工程を連続的にできなかった原因
は、袋製造の際に図7に示す切除部分のスクラップ片S
を機械的に除去できなかった点に主たる原因があること
を突き止めた。そして、該スクラップを除去するには、
袋の開口部に相当する部分を先端に有する熱可塑性フイ
ルムシートを供給し、図3の直線A及び曲線Bで示すス
クラップ片の両側の切断をほぼ同時に施工して、スクラ
ップ片をほぼ同時に両側のフイルム端から分離すれば、
スクラップ片Sの処理が容易となり、製造工程外に円滑
に排出できることを見い出した。本発明はこの知見に基
づき完成したものである。
【0005】すなわち、本発明は次の各項の発明よりな
るものである。 1 熱収縮性フイルムを材質とする長尺の筒状フイルム
シートの先端部を切断単位の長さだけ間欠的に切断融着
台上に繰り出して該筒状フイルムシートの先端部を該切
断融着台上の所定の位置に固定し、筒状フイルムシート
の先端から切断単位内で製造されるべき袋の閉鎖部を融
着し、かつその閉鎖部周縁を切断するアーチ状ヒートシ
ール刃及びアーチ状ヒートシール刃と間隔を空けて設け
られている袋の開口部縁を切断する直線状切断刃により
筒状フイルムシートの先端からの所定の単位長の包装袋
及びスクラップ片をほぼ同時に切り離し、切断されたス
クラップ片を機械的に排出することにより袋を連続的に
製造することを特徴とする瓶用包装袋の製造方法。
【0006】2 熱収縮性フイルムからなる長尺の筒状
フイルムシートの先端部を袋単位長毎に切断融着台に間
欠的に供給する手段及びフイルムシートの間欠的供給に
タイミングを合わせて、該フイルムの先端部を切断融着
台上に断続的に固定する手段を有し、筒状フイルムシー
トの先端から切断単位内で製造されるべき袋の閉鎖部を
融着し、かつその閉鎖部の周縁を切断するアーチ状ヒー
トシール刃及びアーチ状ヒートシール刃と間隔を空けて
設けられている袋の開口部を切断する直線状切断刃とを
有し、筒状フイルムシートの先端部を切断融着台に固定
しているタイミングに同調してアーチ状ヒートシール刃
及び直線状切断刃を往復摺動させて該筒状フイルムシー
トの先端部から包装袋及びスクラップ片をほぼ同時に切
り離すとともに、切り離した袋側のアーチ状閉鎖部を融
着する機構を有し、このとき切除されたスクラップ片を
排出する手段を有することを特徴とする切断融着装置か
らなる瓶用包装袋の連続製造装置。
【0007】3 第1工程 熱収縮性フイルムを材質とする長尺の筒状フイルムシー
トの先端部を切断単位の長さだけ間欠的に切断融着台上
に繰り出して該筒状フイルムシートの先端部を所定の位
置に固定し、筒状フイルムシートの先端から切断単位内
で製造されるべき袋の閉鎖部を融着し、かつその閉鎖部
周縁を切断するアーチ状ヒートシール刃及び該アーチ状
ヒートシール刃と間隔を空けて設けられている袋の開口
部を切断する直線状切断刃を該筒状フイルムシート面に
密接させて、該ヒートシール刃及び該切断刃により包装
袋及びスクラップ片を筒状フイルムシート先端部からほ
ぼ同時に切り離し、切断された該スクラップ片を切断融
着台から機械的に排出することにより袋を自動的に製造
する工程 第2工程 第1工程で製造された包装袋の開口部を開口して、これ
に瓶を押し込み瓶の外に該袋をかぶせる工程及び 第3工程 袋フイルム付き瓶の袋を加熱して、瓶上の袋フイルムを
収縮させて瓶の包装を形成する工程からなる包装瓶の連
続製造方法。
【0008】4 下記A、B、C及びDの装置を有する
包装瓶連続製造装置。 A 熱収縮性フイルムからなる長尺の筒状フイルムシー
トの先端部を切断単位長毎に切断融着台に間欠的に供給
する手段 B フイルム供給装置から供給された長尺の筒状フイル
ムシートの先端部を周期的に切断融着台上に固定及び解
放する手段を有し、筒状フイルムシートの先端から切断
単位内で製造されるべき袋の閉鎖部を融着し、かつその
閉鎖部周縁を切断するアーチ状ヒートシール刃及び袋の
開口部を切断する直線状切断刃とを該フイルムシート面
に密接及び離反の往復摺動により目的とする包装袋及び
スクラップ片を該筒状フイルムシートの先端部からほぼ
同時に分離する機構を有し、さらに、切除されたスクラ
ップ片を切断融着台から排出する機構を有する切断融着
手段 C 切断部で形成された袋の開口部を袋の外側から真空
パッドで保持して袋を開口させる機構及び開口操作に呼
応して該開口部に所定の瓶を押し込む手段 D 袋付き瓶の袋を加熱する熱収縮手段
【0009】以下、本発明をさらに詳しく説明する。本
発明で製造又は使用される熱収縮性フイルム袋は、筒状
フイルムの一方を融着により閉鎖したものであり、該閉
鎖部はアーチ状の曲線形状で形成されている。ここにア
ーチ状とは、適用される瓶の形状に応じて適宜選択され
るものであり、瓶に上からかぶせて熱収縮させたときに
フイルムの角部が瓶の表面に浮き上がらないような曲線
形状のものは本発明のアーチ状形状に該当する。本発明
に用いる熱収縮性フイルムは、熱収縮性を有するフイル
ムは全て該当するが、例えば、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリエステル、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル
などの熱可塑性樹脂の一軸又は二軸延伸フイルム、特に
好ましくはポリ塩化ビニルの一軸又は二軸延伸フイルム
を使用することができる。本発明に用いるフイルムは一
軸延伸フイルムが好ましく、特に縦方向の熱収縮率が0
〜30%、横方向の熱収縮率が20〜60%のものが好
ましい。本発明に用いるフイルムの熱収縮率は特に限定
されるものではないが、通常5〜85%、好ましくは1
0〜50%程度のものを適宜選択して使用することがで
きる。本発明に用いる熱収縮性筒状フイルムの厚みは、
特に限定されるものではなく、要求される性能に応じて
適宜選定すれば良いが、通常10〜100μm、好まし
くは10〜50μmの範囲である。
【0010】本発明を適用する瓶は形状又は寸法につい
て特に制限はないが、形状としては断面が略円形又は略
楕円形の細口瓶が好ましく、例えば、化粧品、食品、洗
剤などの商品を収納したものを挙げることができる。本
発明を適用する瓶に応じて製造すべき袋の寸法及びアー
チ状閉鎖部の形状が選択される。また、本発明を適用す
る瓶の材質は、特に限定されるものではなく、ガラス、
金属、紙又はこれらの複合材などが挙げられる。
【0011】本発明では長尺の筒状フイルムシートの先
端部を間欠的に包装袋製造装置の切断融着台上に送り出
す方法は、公知の製袋工程で用いられる方法により実施
することができ、例えば、周期的に一定時間だけ作動す
るロールを用いる方法又はフイルムシートの印刷マーク
を光電管が検知して送り出しピンチロールが停止して、
所定の動作と連動して再びピンチロールが回転する方法
などを使用することができる。ここで、長尺の筒状フイ
ルムシートの先端部とは、切断すべき単位の長さ程度の
範囲をいう。本発明における熱収縮性の長尺の筒状フイ
ルムシートの一回の送り量は、切断すべき単位の長さに
一致する。
【0012】本発明の送り出す筒状フイルムシートの先
端は、袋の開口部である。包装袋を製造する切断融着台
に筒状フイルムシートの先端部が供給されると、該先端
部はフイルム押さえ治具によって切断融着台上に固定さ
れる。この切断融着台は水平面に設けられてもよく、ま
た垂直面に設けられてもよい。切断融着台の上方には、
筒状フイルムシートの供給に連動して摺動するアーチ状
ヒートシール刃と直線状の切断刃が設けられている。
【0013】このアーチ状ヒートシール刃を筒状フイル
ムシート面に密接することにより、筒状フイルムシート
を融着し袋の閉鎖部を形成し、その閉鎖部の周縁を溶断
することができる。溶断させやすくするために、融着後
にスクラップ片と融着部を遠ざけることが好ましい。ス
クラップ片と融着部を遠ざける手段は、種々のものが用
いられるが、例えば、スクラップ片を押え具で押さえて
遠ざける方法がある。遠ざける方向は、種々の方向にす
ることが可能であるが、融着面に直交する方向がスクラ
ップ片を切り離しやすいので好ましい。なお、アーチ状
ヒートシール刃と直線状切断刃はヒートシール刃先と切
断刃先をほぼ同一平面にして、切断融着台に向けて固定
されている摺動ブロックにすることが、ほぼ同時にスク
ラップ片を切断できやすいので好ましい。
【0014】この摺動ブロックを台上に保持されている
筒状フイルムシートに密接させると、アーチ状ヒートシ
ール刃によって、製造すべき袋の閉鎖部が融着され、そ
してその縁が溶断され、直線状切断刃によって、別の単
位の袋の開口部が切断されて形成される。摺動ブロック
を融着面から直交方向に遠ざけることにより、筒状フイ
ルムシートから分離されたスクラップ片を、摺動ブロッ
クの切断操作に連動して台上から排除でき、例えば、空
気の吸引又は噴射などを用いて、台上から排除すること
ができるので好ましい。
【0015】スクラップ片の該排除手段は、切断工程の
直後にこれと連動して作動する。本発明の包装瓶の製造
方法は、前記方法で製造された袋の開口部を開口し、こ
れに瓶を充填し、熱収縮する方法である。袋の開口手段
及び充填手段は公知の製袋工程で使用される方法をすべ
て使用することができるが、特に、開口部の両側から真
空パッドにより開口し、開口部に瓶の頭部から挿入する
方法により実施するのが好適である。また、真空パッド
による開口に併せて、空気などを吹き付けることが好ま
しい。瓶の袋への挿入の前に、瓶の円滑な挿入をガイド
するフラッパーを挿入し、該フラッパーに瓶を挿入する
のが望ましい。この際に瓶をピストンロッドの先端に固
定して、該ロッドをピストン往復させて、往のストロー
ク時に袋に瓶を挿入して、ストロークの最大伸長時に瓶
をロッドから外して、復のストロークで手前に戻り、次
の瓶をロッドの先端に固定して次の袋に挿入する。ロッ
ドの先端に固定する瓶の部分は、特に限定されるもので
はないが、特に瓶の底が好ましい。なお、瓶の形状によ
ってはピストンロッドの先端の減圧吸引は必要がない
が、減圧吸引するとロッドの先端に瓶をしっかり固定し
易いので好ましい。
【0016】次いで、瓶の外側にかぶせた収縮フイルム
袋を熱により収縮させることにより包装瓶を製造するこ
とができる。熱収縮は使用フイルムの熱収縮温度までフ
イルムを加熱することにより実施する。加熱は、瓶の内
容物にも応じて、公知の方法を適宜選択することがで
き、例えば、シュリンクトンネルをコンベアで通過させ
たり、熱風の噴射又は赤外線の照射などにより実施する
ことができる。本発明製造方法においては、特に、予備
的熱収縮により、袋フイルムを仮に固定するのが望まし
い。本発明における予備収縮は袋の開口部付近を加熱し
て開口部を収縮して固定することができる。袋に充填し
た瓶の底より袋の開口部の縁が少し長い状態で開口部の
部分熱収縮をさせると袋が底と瓶の栓との間で伸長され
て、しっかりと瓶表面に袋を仮固定することができ、さ
らに望ましい。該予備熱収縮によって、瓶の充填工程か
ら熱収縮までの間の瓶のコンベアなどによる移送におい
て、瓶が衝撃を受けても、袋がずれて包装が不完全にな
るのを防ぐことができる。熱収縮工程の前に、通常実施
される空気穴を針であけて、熱収縮の際の内部空気を逃
がして、袋が瓶に密着するようにすることができる。こ
のようにして、包装瓶を連続的に製造することができ
る。
【0017】
【実施例】本発明を実施例の図面によりさらに詳細に説
明する。図1及び図2は、本発明の装置の一例であり、
この装置は、図3に示す先端が袋の開口部である筒状フ
イルムシートに袋の開口部Aの切断、アーチ状閉鎖部の
縁Bの切断、アーチ状閉鎖部Tの融着、空気穴Kの穿孔
及びミシン目Mの穿孔を実施して、かつ、スクラップ片
Sを円滑に除去して熱収縮性瓶用包装袋を連続的に製造
する装置である。
【0018】本実施例の装置は、主として、中央部にス
クラップ片排出孔2がある切断融着台1、これに固定し
た支柱にシリンダー5のピストンの作動によって摺動す
る摺動ブロック9及び切断融着台1の排出孔2に、スク
ラップ片排出手段として設けたスクラップ受け4からな
る。該切断融着台1は水平面に設置されており、アーチ
状ヒートシール刃3の先端は直線状切断刃7の先端の水
平面より少し高い水平面上になるように摺動ブロック9
に固定されている。摺動ブロック9は、シリンダー5の
ピストン作動により上下に摺動して、その最下降位置で
は、アーチ状ヒートシール刃3の先端が切断融着台1の
面に密着し、直線状切断刃の先端は切断融着台1の表面
の水準より中央部の穴の縁に突き出す状態になる。切断
融着台1の中央部の穴に対するスクラップ受け4、直線
状切断刃7及びアーチ状ヒートシール刃3の位置関係は
上からの投影図である図4のようになっている。すなわ
ち、直線状切断刃7は排出孔2の縁とスクラップ受け4
の縁の間に突き出す位置に設けてある。従って、直線状
切断刃の先は切断融着台にあたることはない。
【0019】縁Dの曲線形状は、袋の閉鎖部T又はスク
ラップ片のアーチ状切断線Bの形状の曲線と同一であ
り、アーチ状ヒートシール刃3は、切断融着台1のアー
状先端部に当たるように配置されており、縁Dはアーチ
状ヒートシール刃3の受け台となっている。また、穴の
縁Cと縁Dの間隔は、スクラップフイルムの幅より僅か
に広くしてある。穴の縁Eと縁Fの間隔幅は筒状フイル
ムシートの幅より広くしてある。本実施例の摺動ブロッ
ク9には、このほかに、ミシン目用の鋸刃13及び空気
穴用針10が設けられている。
【0020】次に本実施例装置の機能を説明する。ま
ず、切断融着台1に間欠的に長尺の筒状フイルムシート
の先端部を常法により供給する。例えば、周期的に一定
時間だけ作動するロールを用いる方法又は筒状フイルム
シートの印刷マークを光電管が検知して送り出しピンチ
ロールが停止して、切断融着作業終了の動作と連動して
再びピンチロールが回転する方法などを使用することが
できる。本発明における熱収縮性筒状フイルムシートの
一回の送り量は、切断すべき単位の長さに一致する。
【0021】筒状フイルムシート先端部の供給に同調し
て、本実施例装置のアーチ状ヒートシール刃3および直
線状切断刃7の前、中間及び後の3箇所に位置するフイ
ルム押さえ14、15、16が切断融着台1の面まで下
降して、フイルムシートを台上に固定する。このフイル
ム押さえの下降と同調して、スクラップ受け4が上昇し
て中間のフイルム押さえ15と呼応してスクラップ片と
なるべきフイルムを挟持して固定する。スクラップ受け
4がフイルムに接するときに、スクラップ受け4の上面
に設けた吸気孔が吸引を開始しフイルムを吸着する。こ
のようにして、筒状フイルムシートの先端部が切断融着
台1の表面に固定されてから、切断及び融着が施工され
るため、切断時におけるフイルムの張力により位置がず
れることがない。
【0022】フイルム押さえの下降より僅かに遅れて、
摺動ブロック9が下降し、直線状切断刃7及びアーチ状
ヒートシール刃3が筒状フイルムシートを切断および融
着する。アーチ状ヒートシール刃3は、先端に僅かに幅
のある鉄製などのヒートシール刃であり、ヒータ11に
より加熱され、これを縁Dに押し付けて上下2枚のフイ
ルムを融着して袋の閉鎖部Tを形成する。このアーチ状
ヒートシール刃3の先端は、直線状切断刃7の先端より
僅かに高い位置に固定されていて、直線状切断刃7がフ
イルムシートを切断するのとほぼ同時に袋の閉鎖部を融
着することができる。袋のアーチ状閉鎖部が融着により
形成された後、続いてスクラップ受け4およびフイルム
押さえ15は、スクラップ片Sをしっかり保持したまま
下降し、それによりスクラップ片Sが袋のアーチ状閉鎖
部から引きちぎられてフイルムシートから切断され分離
する。この結果、直線状切断刃7による切断とアーチ状
ヒートシール刃3の溶断がほぼ同時に行われ、スクラッ
プ片Sが筒状フイルムシートから容易に切断される。
【0023】前記切断によって、フイルムシートから分
離したスクラップ片Sはスクラップ片受け4の上に吸引
されて保持され、フイルム押さえ15は上昇する。スク
ラップ受け4は、さらに下降して、圧縮空気ノズル6の
位置まで来たときに吸引が解除されスクラップ片Sは解
放される。このときに、圧縮空気ノズル6及び/又はス
クラップ受けの吸引孔から空気を噴射して空気流によっ
てスクラップ片溜めに排出する。噴射ノズルに変えて機
械的にスクラップ片を掻き出す方法を採用することもで
きる。本発明のスクラップ片の排出手段としては、スク
ラップ受けによる吸引を行わず単に切断融着台1の排出
孔から系外に流れる空気流を減圧ポンプ又は圧縮ポンプ
などの空気流発生装置により発生せしめて行うこともで
きる。
【0024】一方、袋及びスクラップ片の切断後摺動ブ
ロック9が上昇し、摺動ブロック9の上昇とともに、フ
イルム押さえ14、15、16も上昇して製造された袋
及び次の単位のフイルムシートの先端を切断融着台上か
ら解放して、製造された袋は次の工程に移送され、その
後に次の単位の袋になる筒状フイルムシートの先端が前
進して、同様の工程を繰り返す。上記装置におけるフイ
ルム押さえやスクラップ受けの下降又は上昇の駆動は、
シリンダーのピストン作動による直線的な上下の往復
動、アームの円運動による曲線的な往復動などの公知の
駆動方法により行うことができる。この装置により、厚
み30μm、収縮率が縦20%、横50%の一軸延伸ポ
リ塩化ビニルフイルムの筒状フイルムシートを用いて包
装袋を製造したところ、連続的に包装袋が製造できた。
【0025】上記本実施例製造方法及び装置では、供給
フイルムシートの流れの順に直線状切断刃及びアーチ状
ヒートシール刃を配置したが、この順序を逆にしてアー
チ状ヒートシール刃及び直線状切断刃の順に配置するこ
とも本発明の実施態様の一つである。後者の場合、筒状
フイルムシートの供給方向と瓶の供給方向を同一にする
ことができる。本発明のスクラップ片の排出手段として
は、スクラップ受けによる吸引を行わず単に切断融着台
1の先端から系外に流れる空気流を減圧ポンプ又は圧縮
ポンプなどの空気流発生装置により発生せしめて行うこ
ともできる。
【0026】実際には、本発明の包装袋の製造方法及び
製造装置は図5に示すような一連の包装工程の一部とし
て好適に実施される。すなわち、図5左の熱収縮性フイ
ルムは、長尺の筒状フイルムを巻いたロール状フイルム
シート25からフイルムシートの先端部を間欠的に包装
袋製造装置の切断融着台1上に所定の切断長さのピッチ
毎に移送する。この切断長さは、瓶の寸法、スクラップ
部分の幅によって選択することができる。ロールフイル
ムからのフイルムシートの間欠移送は一対のピンチロー
ル27によって行うが、ピンチロールの停止は、光電管
によるフイルムシート上の印刷マークを検知して実施す
ることができる。
【0027】ピンチロール27の直前に設けた印字器2
6によってフイルムシートに製造年月日などを印刷する
ことができる。ついで、本発明包装袋製造装置で前述の
方法で製造された袋は次の瓶充填装置に移送される。瓶
充填装置に供給された袋は、その開口部の両外面を真空
パッド30で吸引し、さらに好ましくはフイルム端面を
エアーブローしながら開口部を開き、真空パッド30は
開口部を保持しながら図5の充填台の右側に設置された
フラッパー31の先まで運搬して、これにかぶせる。
【0028】一方、減圧ポンプに連結しているロッド3
2の先端の真空パッド34に、包装すべき円柱形状の瓶
33の底をにより固定して、頭を先にして瓶がフラッパ
ー31の中にロッド32を必要に応じ回転しながら押し
込まれる。なお、ロッド32の先端にある真空パッド3
4は必ずしも必要ではなく、瓶の形状によってはなくて
も良いが、しっかり固定し易いので好ましい。瓶の先端
が袋の閉鎖部の先端に達したとき開口部の縁を吸引して
いた真空パッドの減圧を解除して、さらにロッドを押し
込むと袋の開口部がフラッパーから滑って外れる。この
ときに、充填台の中央付近に設けた熱風ノズル35から
熱風が瓶上の袋の開口部付近に噴射されて、袋開口部を
部分的に収縮させて袋を仮固定する。このときに袋開口
部分の収縮が瓶の底に僅かにかかるようにすると仮固定
がより強固になる上に、ロッド32から瓶を部分収縮後
に外すことができて便利である。なお、瓶充填方法とし
ては、次の瓶充填装置を用いることもできる。
【0029】図8の瓶充填装置には、真空パッド46と
真空パッド47を作動させるシリンダー45とシリンダ
ー48がレールの上を左右に摺動するブラケット44に
固定して設けられている。瓶充填装置に供給された袋4
1は、位置をずらして設けた真空パッド46及び真空パ
ッド47により開口部の上下両側から吸引して、シリン
ダー45を引きあげることにより袋の上面を上げて開口
部を開き、真空パッド46と真空パッド47で開口部を
保持しながら図8の充填台の右側に配置されたフラッパ
ー54の左端まで、シリンダー43の作動でブラケット
44が移動する。
【0030】この移動によって、開口部を空けた袋がフ
ラッパー54とガイド55で形成される挿入口にかぶせ
られる。この際、フラッパー54はスプリング52によ
って右側の挿入口が大きく開くように作動する。一方、
瓶充填装置の右側には、真空系に連結している挿入ロッ
ドの先端に着けた大型真空パッド63を回転しながらピ
ストン往復運動させる回転シリンダー機構64が設けて
あり、この大型真空パッド63が右側にある時に、これ
にコンベアで移送されてきた瓶の底をあてがい強力に吸
引して大型真空パッド63に瓶を固定する。次に、包装
袋41がフラッパー54にかぶせられるのと同調させ
て、挿入ロッドを伸長させて、図9に示すように、ロッ
ドとともに瓶62をフラッパー54とガイド55で形成
された挿入口の中に挿入する。この挿入の際に瓶の形状
によっては回転させなくてもよいが、ロッドを緩やかに
回転させて、包装袋と瓶の引っ掛かりを防止するのが望
ましい。ロッドの回転は、瓶の断面が円形でないときは
回転させずに左右に小回転の振動運動にすることができ
る。
【0031】挿入ロッドにより、瓶の頭が袋の閉鎖部を
押してフラッパー54から袋の開口部を解放する。これ
によって瓶は図10に示すようにフラッパー54を貫通
して瓶充填装置内に水平に維持される。このとき、挿入
ロッドを回転させながら充填装置の内部に設けた複数個
の熱風ノズル66から熱風が噴射して、包装袋の開口部
付近を加熱して開口部縁を部分的に熱収縮させる。瓶の
排出方法は種々の方法が適用できるが、例えば、部分的
熱収縮が終了したときに大型真空パッド63の減圧を解
除すると、瓶受けガイドバー56が傾斜して包装袋着き
瓶はコンベア67に落とされる。このように、部分収縮
により仮固定した包装袋付き瓶は、例えば、次にシュリ
ンクトンネル36までコンベアで移送され、高温のシュ
リンクトンネル36の中を通過することによって、瓶の
表面全体に熱収縮性フイルムが密着して、目的とする包
装瓶が得られる。なお、本発明は瓶の包装に適用される
ものであるが、瓶以外の他の容器の包装にも同様に適用
可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明の製造方法及び製造装置による
と、熱収縮性筒状フイルムシートからスクラップ片を連
続的に円滑に除去することができ、瓶用包装袋の製造方
法及び包装瓶の製造工程の省力化と連続化により製造効
率が向上する利点が得られる。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明装置の一実施例の正面図である。
【0034】
【図2】図2はその側面図である。
【0035】
【図3】図3はその装置が筒状フイルムに施工する作業
箇所を示す図である。
【0036】
【図4】図4は該実施例装置の切断融着台の排出孔に対
する直線状切断刃、アーチ状ヒートシール刃、スクラッ
プ受け及びフイルムシート先端の位置関係を示す上方か
らの投影図である。
【0037】
【図5】図5は本発明装置を用いて瓶包装を行う全工程
を示す説明図である。
【0038】
【図6】図6は瓶包装に用いる熱収縮性袋の斜視図であ
る。
【0039】
【図7】図7は従来の瓶包装用袋の製造中間物の平面図
である。
【0040】
【図8】図8は本発明の包装瓶製造工程の瓶充填装置の
一実施例の工程を説明する側面図である。
【0041】
【図9】図9は本発明の包装瓶製造工程の瓶充填装置の
一実施例の工程を説明する側面図である。
【0042】
【図10】図10は本発明の包装瓶製造工程の瓶充填装
置の一実施例の工程を説明する側面図である。
【0043】
【図11】図11は、それぞれ図8のA線、図10のB
線で切断したときの断面図である。
【0044】
【図12】図12は、それぞれ図8のA線、図10のB
線で切断したときの断面図である。
【0045】
【符号の説明】
1 切断融着台 2 排出孔 3 アーチ状ヒートシール刃 4 スクラップ受け 5 シリンダー 6 噴射ノズル 7 直線状切断刃 8 アーチ状切断刃 9 摺動ブロック 10 空気孔針 11 ヒータ 12 ピストン 13 ミシン刃 14 フイルム押さえ 15 フイルム押さえ 16 フイルム押さえ 17 支柱 18 プレート 19 フイルムシート 25 ロール状フイルムシート 26 印字器 27 ピンチロール 30 真空パッド 31 フラッパー 32 ロッド 33 瓶 34 真空パッド 35 熱風ノズル 36 シュリンクトンネル 41 包装袋 42 シリンダー取り付け台 43 シリンダー 44 ブラケット 45 シリンダー 46 真空パッド 47 真空パッド 48 シリンダー 49 切断融着台 50 フラッパー取り付け具 51 ピン 52 スプリング 53 シリンダー 54 フラッパー 55 ガイド 56 ガイドバー 59 サポート 60 フレーム 61 ガイド取り付けプレート 62 瓶 63 大型真空パッド 64 回転シリンダー 65 レバー 66 熱風ノズル 67 コンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大川 征生 愛媛県新居浜市惣開町5番2号 住友重機 械工業株式会社新居浜製造所内 (72)発明者 堀米 直行 愛媛県新居浜市惣開町5番2号 住友重機 械工業株式会社新居浜製造所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱収縮性フイルムを材質とする長尺の筒状
    フイルムシートの先端部を切断単位の長さだけ間欠的に
    切断融着台上に繰り出して該筒状フイルムシートの先端
    部を該切断融着台上の所定の位置に固定し、筒状フイル
    ムシートの先端からの切断単位内で製造されるべき袋の
    閉鎖部を融着し、かつその閉鎖部周縁を切断するアーチ
    状ヒートシール刃と該アーチ状ヒートシール刃と間隔を
    空けて設けられている袋の開口部を切断する直線状切断
    刃により包装袋及びスクラップ片を該筒状フイルムシー
    トの先端部からほぼ同時に切り離し、該スクラップ片を
    切断融着台から機械的に排出することにより袋を連続的
    に製造することを特徴とする瓶用包装袋の製造方法。
  2. 【請求項2】アーチ状ヒートシール刃と直線状切断刃が
    同一の摺動ブロックに固定されており、アーチ状ヒート
    シール刃の刃先と直線状切断刃の刃先がほぼ同時に筒状
    フイルムシートに当たるようにほぼ同一平面に揃うよう
    に固定されている請求項1記載の瓶用包装袋の製造方
    法。
  3. 【請求項3】第1工程 熱収縮性フイルムを材質とする長尺の筒状フイルムシー
    トの先端部を切断単位の長さだけ間欠的に切断融着台上
    に繰り出して該筒状フイルムシートの先端部を該切断融
    着台上の所定の位置に固定し、筒状フイルムシートの先
    端からの切断単位内で製造されるべき袋の閉鎖部を融着
    し、かつその閉鎖部周縁を切断するアーチ状ヒートシー
    ル刃と該アーチ状ヒートシール刃と間隔を空けて設けら
    れている袋の開口部を切断する直線状切断刃により、包
    装袋及びスクラップ片を筒状フイルムシートの先端部か
    らほぼ同時に切り離し、該スクラップ片を切断融着台か
    ら機械的に排出することにより袋を自動的に製造する工
    程 第2工程 第1工程で製造された包装袋の開口部を開口して、これ
    に瓶を押し込み瓶の外に該袋をかぶせる工程及び 第3工程 袋フイルム付き瓶の袋を加熱して、瓶上の袋フイルムを
    収縮させて瓶の包装を形成する工程からなる包装瓶の連
    続製造方法。
  4. 【請求項4】アーチ状ヒートシール刃と直線状切断刃が
    同一の摺動ブロックに固定されており、アーチ状ヒート
    シール刃の刃先と直線状切断刃の刃先がほぼ同時に筒状
    フイルムシートに当たるようにほぼ同一平面に揃うよう
    に固定されている請求項3記載の包装瓶の連続製造方
    法。
  5. 【請求項5】熱収縮を、まず袋の開口部付近のみを部分
    加熱して袋の開口部周辺のみを収縮させて袋を瓶の表面
    に仮固定する工程及び該仮固定された袋付き瓶を全体的
    に加熱して、瓶の表面上に袋フイルムを熱収縮させて瓶
    の形状に密着した包装を形成する工程の2段階に分けて
    実施する請求項3又は4記載の包装瓶の製造方法。
  6. 【請求項6】熱収縮性フイルムを材質とする長尺の筒状
    フイルムシートの先端部を切断単位長毎に切断融着台に
    間欠的に供給する手段及び筒状フイルムシートの間欠的
    供給にタイミングを合わせて、該筒状フイルムシートの
    先端部を切断融着台上に断続的に固定する手段を有し、
    筒状フイルムシートの先端からの切断単位内で製造され
    るべき袋の閉鎖部を融着し、かつその閉鎖部の周縁を切
    断するアーチ状ヒートシール刃と袋の開口部を切断する
    直線状切断刃とを有し、筒状フイルムシートの先端部を
    切断融着台に固定しているタイミングに同調してアーチ
    状ヒートシール刃及び直線状切断刃を往復摺動させて該
    筒状フイルムシートの先端部から包装袋及びスクラップ
    片をほぼ同時に切り離すとともに、このとき切除された
    スクラップ片を切断融着台から排出する手段を有するこ
    とを特徴とする切断融着装置からなる瓶用包装袋の連続
    製造装置。
  7. 【請求項7】下記A、B、C及びDの手段を有する包装
    瓶連続製造装置。 A 熱収縮性フイルムを材質とする長尺の筒状フイルム
    シートの先端部を切断単位長毎に切断融着台に間欠的に
    供給する手段 B 筒状フイルムシートの間欠的供給にタイミングを合
    わせて、該筒状フイルムシートの先端部を切断融着台上
    に断続的に固定する手段を有し、筒状フイルムシートの
    先端からの切断単位内で製造されるべき袋の閉鎖部を融
    着し、かつその閉鎖部の周縁を切断するアーチ状ヒート
    シール刃と袋の開口部を切断する直線状切断刃とを有
    し、筒状フイルムシートの先端部を切断融着台に固定し
    ているタイミングに同調してアーチ状ヒートシール刃及
    び直線状切断刃を往復摺動させて該筒状フイルムシート
    の先端部から包装袋及びスクラップ片をほぼ同時に切り
    離すとともに、このとき切除されたスクラップ片を切断
    融着台から排出する手段を有することを特徴とする切断
    融着手段 C 切断融着装置で形成された袋の開口部を袋の外側か
    ら真空パッドで保持して袋を開口させる機構及び開口操
    作に呼応して該開口部に所定の瓶を押し込む手段 D 袋付き瓶の袋を加熱する熱収縮手段
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021017269A (ja) * 2019-07-21 2021-02-15 大森機械工業株式会社 シュリンク包装装置及びシュリンク包装方法
CN112478309A (zh) * 2020-12-05 2021-03-12 山东鲁地源天然药物有限公司 一种快速封口装置及利用其实现封口的方法

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CN112478309A (zh) * 2020-12-05 2021-03-12 山东鲁地源天然药物有限公司 一种快速封口装置及利用其实现封口的方法
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