JPH05322204A - 天井埋込型室内ユニット - Google Patents
天井埋込型室内ユニットInfo
- Publication number
- JPH05322204A JPH05322204A JP4135186A JP13518692A JPH05322204A JP H05322204 A JPH05322204 A JP H05322204A JP 4135186 A JP4135186 A JP 4135186A JP 13518692 A JP13518692 A JP 13518692A JP H05322204 A JPH05322204 A JP H05322204A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- condensed water
- indoor
- indoor heat
- ceiling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、部品点数の削減化、室内側熱交換
器の吸込抵抗の減少化を図り、室内側熱交換器で生じる
凝縮水を処理することを主要な特徴とする。 【構成】上下方向に対して傾斜している室内側熱交換器
11を、上側部分22のフィン24を伝わる凝縮水が境
部分へ流下するような角度で略逆くの字状に屈曲させ、
その屈曲部23又はその近くの熱交換器部分に前記上側
部分22のフィン24を伝わって流下する凝縮水を受け
る受皿30を設け、この受皿30で受けた凝縮水を筐体
5外へ導出させた。これにより、室内側熱交換器11に
配置する受皿の数量を減少させて室内側熱交換器11の
吸込抵抗を小さくし、室内側熱交換器11の屈曲によっ
て良好な熱交換性を確保するようにもした。
器の吸込抵抗の減少化を図り、室内側熱交換器で生じる
凝縮水を処理することを主要な特徴とする。 【構成】上下方向に対して傾斜している室内側熱交換器
11を、上側部分22のフィン24を伝わる凝縮水が境
部分へ流下するような角度で略逆くの字状に屈曲させ、
その屈曲部23又はその近くの熱交換器部分に前記上側
部分22のフィン24を伝わって流下する凝縮水を受け
る受皿30を設け、この受皿30で受けた凝縮水を筐体
5外へ導出させた。これにより、室内側熱交換器11に
配置する受皿の数量を減少させて室内側熱交換器11の
吸込抵抗を小さくし、室内側熱交換器11の屈曲によっ
て良好な熱交換性を確保するようにもした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、室内の天井に据付け
られる天井埋込型室内ユニットに関する。
られる天井埋込型室内ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置には、図9に示されるよう
に室内ユニット1を室内の天井部分に埋込み、この室内
ユニット1を、冷媒配管2を介し、室外に設置した室外
ユニット3に接続して、冷凍サイクルを構成するように
したものがある。この天井埋込型の室内ユニット1に
は、図10および図11に示されるような平板状の熱交
換器と室内ファンとを組合わせた構造が用いられてい
る。
に室内ユニット1を室内の天井部分に埋込み、この室内
ユニット1を、冷媒配管2を介し、室外に設置した室外
ユニット3に接続して、冷凍サイクルを構成するように
したものがある。この天井埋込型の室内ユニット1に
は、図10および図11に示されるような平板状の熱交
換器と室内ファンとを組合わせた構造が用いられてい
る。
【0003】すなわち、この従来の室内ユニット1の構
成について説明すれば、本体となる箱形の筐体5は室内
の天井部分に収納されている。そして、この筐体5の下
部に設けた、並列にならぶ、帯状の開口で構成された各
吸込口6と吹出口7とは、室内の天井面に開口してい
て、吹出口6から室内空気を吸込み、吹出口7から冷風
(あるいは温風)を吹出すようにしてある。なお、8は
吸込口6に設けたフィルタ−、9は吹出口7に設けたル
−バである。
成について説明すれば、本体となる箱形の筐体5は室内
の天井部分に収納されている。そして、この筐体5の下
部に設けた、並列にならぶ、帯状の開口で構成された各
吸込口6と吹出口7とは、室内の天井面に開口してい
て、吹出口6から室内空気を吸込み、吹出口7から冷風
(あるいは温風)を吹出すようにしてある。なお、8は
吸込口6に設けたフィルタ−、9は吹出口7に設けたル
−バである。
【0004】筐体5の内部には、吸込口6と吹出口7と
を連通する風路10が構成されている。そして、吸込口
6の後側の風路部分に平板状の空気熱交換器で構成され
た室内側熱交換器11(多数の帯板状のフィン11aに
伝熱パイプ11bを貫通させてなる)が設けられる。ま
た室内側熱交換器11に隣接して、室内ファンを構成す
る横流ファン12が並行に設けられる。
を連通する風路10が構成されている。そして、吸込口
6の後側の風路部分に平板状の空気熱交換器で構成され
た室内側熱交換器11(多数の帯板状のフィン11aに
伝熱パイプ11bを貫通させてなる)が設けられる。ま
た室内側熱交換器11に隣接して、室内ファンを構成す
る横流ファン12が並行に設けられる。
【0005】室内側熱交換器11は、横流ファン12に
向うにしたがって下るよう、上下方向に対し傾斜して据
付けられる。この傾斜した室内側熱交換器11は、風路
部分を斜めに横切るように配置されていて、横流ファン
12の作動により、室内空気を室内側熱交換器11へ通
風させることができるようにしている。
向うにしたがって下るよう、上下方向に対し傾斜して据
付けられる。この傾斜した室内側熱交換器11は、風路
部分を斜めに横切るように配置されていて、横流ファン
12の作動により、室内空気を室内側熱交換器11へ通
風させることができるようにしている。
【0006】これにより、空気調和装置を冷房運転し
て、圧縮機(図示しない)を作動させて冷凍サイクルを
運転するとともに、横流ファン12を作動させると、吸
込口6から吸込まれた室内空気は、室内側熱交換器11
を通過するときに、同室内側熱交換器11の配管内を流
れる冷媒と熱交換して冷やされる。このときの冷風が吹
出口7から室内へ吹き出される。
て、圧縮機(図示しない)を作動させて冷凍サイクルを
運転するとともに、横流ファン12を作動させると、吸
込口6から吸込まれた室内空気は、室内側熱交換器11
を通過するときに、同室内側熱交換器11の配管内を流
れる冷媒と熱交換して冷やされる。このときの冷風が吹
出口7から室内へ吹き出される。
【0007】ところで、上記のように横流ファン12に
傾斜した室内側熱交換器11を並行に配置して組合わせ
た天井埋込形の室内ユニット1において、良好な熱交換
性能を確保するためには、室内側熱交換器11は広い面
積を要し、しかも同室内側熱交換器11に有効に室内空
気を通風させることが必要となる。
傾斜した室内側熱交換器11を並行に配置して組合わせ
た天井埋込形の室内ユニット1において、良好な熱交換
性能を確保するためには、室内側熱交換器11は広い面
積を要し、しかも同室内側熱交換器11に有効に室内空
気を通風させることが必要となる。
【0008】このためには、天井埋込形の室内ユニット
1は、図10および図11に示されるように広い面積を
有する室内側熱交換器11を、横流ファン12の径に対
応した高さの範囲で傾斜させることが行われる、このた
め、構造上、室内側熱交換器11の傾斜角θは小さい。
1は、図10および図11に示されるように広い面積を
有する室内側熱交換器11を、横流ファン12の径に対
応した高さの範囲で傾斜させることが行われる、このた
め、構造上、室内側熱交換器11の傾斜角θは小さい。
【0009】さて、冷房運転を行うと、室内側熱交換器
11との熱交換のとき、室内空気中に含まれる水分が、
室内側熱交換器11を構成するフィン11aおよび伝熱
パイプ11bの表面(伝熱面)で凝縮(結露)するが、
上記のように傾斜角θが小さいと、凝縮水がフィン11
aを伝わって、室内側熱交換器11の最下位置に設けた
ドレンパン13へ向って伝わる途中で、その凝縮水が滴
下してしまう。
11との熱交換のとき、室内空気中に含まれる水分が、
室内側熱交換器11を構成するフィン11aおよび伝熱
パイプ11bの表面(伝熱面)で凝縮(結露)するが、
上記のように傾斜角θが小さいと、凝縮水がフィン11
aを伝わって、室内側熱交換器11の最下位置に設けた
ドレンパン13へ向って伝わる途中で、その凝縮水が滴
下してしまう。
【0010】そこで、従来の天井埋込形の室内ユニット
1は、こうしたことがないよう、図10および図11に
示されるように室内側熱交換器11の吸込口6側の側面
に、受皿14a〜14eを複数段に設けて、室内側熱交
換器11の伝熱面から伝わり落ちる凝縮水を受けるよう
にし、これら受皿14a〜14eに溜まった凝縮水を接
続パイプ(図示しない)を用いて、ドレンパン13へ導
き、さらにこのドレンパン13の凝縮水を同ドレンパン
13の最下部に接続したドレン排出パイプ15を用い
て、筐体外(室内ユニット外)に排出することが行われ
ている。
1は、こうしたことがないよう、図10および図11に
示されるように室内側熱交換器11の吸込口6側の側面
に、受皿14a〜14eを複数段に設けて、室内側熱交
換器11の伝熱面から伝わり落ちる凝縮水を受けるよう
にし、これら受皿14a〜14eに溜まった凝縮水を接
続パイプ(図示しない)を用いて、ドレンパン13へ導
き、さらにこのドレンパン13の凝縮水を同ドレンパン
13の最下部に接続したドレン排出パイプ15を用い
て、筐体外(室内ユニット外)に排出することが行われ
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】こうした凝縮水の処理
構造は、複数の受皿14a〜14eの設置により、室内
側熱交換器11の吸込側から室内空気が入りずらくな
る、つまり吸込抵抗が大きくなる。
構造は、複数の受皿14a〜14eの設置により、室内
側熱交換器11の吸込側から室内空気が入りずらくな
る、つまり吸込抵抗が大きくなる。
【0012】このため、その抵抗の増加分により低下す
る能力を補償すべく、従来の室内ユニット1は、横流フ
ァン12を径の大きなものを使用する、横流ファン12
の回転数を増加させるべく大きなファンモ−タ(図示し
ない)を使用することが余儀無くされていて、その分、
室内ユニット1の全体が大形になるという不都合があっ
た。また凝縮水を処理するために必要な部品の数量は多
く、これが室内ユニット1のコスト高を発生する一つの
要因ともなっている。
る能力を補償すべく、従来の室内ユニット1は、横流フ
ァン12を径の大きなものを使用する、横流ファン12
の回転数を増加させるべく大きなファンモ−タ(図示し
ない)を使用することが余儀無くされていて、その分、
室内ユニット1の全体が大形になるという不都合があっ
た。また凝縮水を処理するために必要な部品の数量は多
く、これが室内ユニット1のコスト高を発生する一つの
要因ともなっている。
【0013】この発明は、このような事情に着目してな
されたもので、その目的とするところは、部品点数の削
減化、室内側熱交換器の吸込抵抗を減少化を図りつつ、
室内側熱交換器で発生する凝縮水を処理することができ
る天井埋込型室内ユニットを提供することにある。
されたもので、その目的とするところは、部品点数の削
減化、室内側熱交換器の吸込抵抗を減少化を図りつつ、
室内側熱交換器で発生する凝縮水を処理することができ
る天井埋込型室内ユニットを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の天井埋込型室内ユニットは、横流フ
ァンと並んで、上下方向に対し傾斜させて据付けられる
室内側熱交換器の一部に、この同部分を境とした上側部
分を、同部分で生じる凝縮水がフィンを伝わって流下す
るような角度で屈曲させる屈曲部を設け、この屈曲部又
はその近くの熱交換器部分に前記上側部分のフィンを伝
わって流下する凝縮水を受ける第1の受体を設け、前記
屈曲部を境とした室内側熱交換器の下側部分に、同部分
からの凝縮水を受ける第2の受体を設け、かつ第1の受
体、第2の受体で受けた凝縮水を前記本体外へ導出させ
る導出手段を設けたことにある。
に請求項1に記載の天井埋込型室内ユニットは、横流フ
ァンと並んで、上下方向に対し傾斜させて据付けられる
室内側熱交換器の一部に、この同部分を境とした上側部
分を、同部分で生じる凝縮水がフィンを伝わって流下す
るような角度で屈曲させる屈曲部を設け、この屈曲部又
はその近くの熱交換器部分に前記上側部分のフィンを伝
わって流下する凝縮水を受ける第1の受体を設け、前記
屈曲部を境とした室内側熱交換器の下側部分に、同部分
からの凝縮水を受ける第2の受体を設け、かつ第1の受
体、第2の受体で受けた凝縮水を前記本体外へ導出させ
る導出手段を設けたことにある。
【0015】請求項2に記載の天井埋込型室内ユニット
は、横流ファンと並んで、上下方向に対し傾斜させて据
付けられる室内側熱交換器の一部に、この同部分を境と
した上側部分を、同部分で生じる凝縮水がフィンを伝わ
って流下するような角度で屈曲させる屈曲部を設け、こ
の屈曲部又はその近くの熱交換器部分に、前記上側熱交
換器のフィンを伝わって流下する凝縮水を、反対の下側
部分へ流下させるガイドを設け、前記屈曲部を境とした
室内側熱交換器の下側部分に、同部分からの凝縮水と一
緒に前記上側部分からの凝縮水を受ける受体を設け、か
つこの受体で受けた凝縮水を前記本体外へ導出させる導
出手段を設けたことにある。
は、横流ファンと並んで、上下方向に対し傾斜させて据
付けられる室内側熱交換器の一部に、この同部分を境と
した上側部分を、同部分で生じる凝縮水がフィンを伝わ
って流下するような角度で屈曲させる屈曲部を設け、こ
の屈曲部又はその近くの熱交換器部分に、前記上側熱交
換器のフィンを伝わって流下する凝縮水を、反対の下側
部分へ流下させるガイドを設け、前記屈曲部を境とした
室内側熱交換器の下側部分に、同部分からの凝縮水と一
緒に前記上側部分からの凝縮水を受ける受体を設け、か
つこの受体で受けた凝縮水を前記本体外へ導出させる導
出手段を設けたことにある。
【0016】
【作用】請求項1に記載の天井埋込型室内ユニットによ
ると、冷房運転時、室内側熱交換器のうち、屈曲部を境
とした上側部分に発生する凝縮水は、同部分のフィンを
伝わって下方へ流れ、第1の受体に集溜される。また反
対側の下側部分に発生する凝縮水は、第2の受体に集溜
される。そして、これら第1および第2の受体に集溜さ
れた凝縮水は、導出手段により本体外に排出される。こ
れにより、室内側熱交換器の屈曲部を境とした上側部分
では、一つの受体で凝縮水の滴下を防ぐことができるよ
うになる。
ると、冷房運転時、室内側熱交換器のうち、屈曲部を境
とした上側部分に発生する凝縮水は、同部分のフィンを
伝わって下方へ流れ、第1の受体に集溜される。また反
対側の下側部分に発生する凝縮水は、第2の受体に集溜
される。そして、これら第1および第2の受体に集溜さ
れた凝縮水は、導出手段により本体外に排出される。こ
れにより、室内側熱交換器の屈曲部を境とした上側部分
では、一つの受体で凝縮水の滴下を防ぐことができるよ
うになる。
【0017】このことは、従来に比べ、室内側熱交換器
に配置する受体の数量を、かなり減少させることが可能
となる。と同時に、その減少分、接続パイプの数量も少
なくてすむようになる。
に配置する受体の数量を、かなり減少させることが可能
となる。と同時に、その減少分、接続パイプの数量も少
なくてすむようになる。
【0018】しかも、屈曲によって、上側部分は、傾斜
角が大きくとも、横流ファンの径に対応した高さの範囲
で傾斜させられるから、良好な熱交換性を確保しつつ、
室内側熱交換器の吸込抵抗を小さくできることとなる。
したがって、部品点数の削減化、室内側熱交換器の吸込
抵抗を減少化を図りつつ、室内側熱交換器で発生する凝
縮水の処理ができるようになる。よって、大形の横流フ
ァンを用いたり、高能力のファンモ−タを用いたりせず
にすむようになり、その分、室内ユニットの全体の小形
化が図れる。
角が大きくとも、横流ファンの径に対応した高さの範囲
で傾斜させられるから、良好な熱交換性を確保しつつ、
室内側熱交換器の吸込抵抗を小さくできることとなる。
したがって、部品点数の削減化、室内側熱交換器の吸込
抵抗を減少化を図りつつ、室内側熱交換器で発生する凝
縮水の処理ができるようになる。よって、大形の横流フ
ァンを用いたり、高能力のファンモ−タを用いたりせず
にすむようになり、その分、室内ユニットの全体の小形
化が図れる。
【0019】請求項2に記載の天井埋込型室内ユニット
によると、冷房運転時、室内側熱交換器のうち、屈曲部
を境とした上側部分に発生する凝縮水は、同部分のフィ
ンを伝わって下方へ流れ、ガイドに至る。このガイドに
より、上側部分の凝縮水は、屈曲部を境とした反対側の
下側部分へ流下される。そして、この凝縮水が、下方部
分から発生する凝縮水と一緒に受体に収容され、その
後、導出手段により本体外に排出される。これにより、
室内側熱交換器の屈曲部を境とした上側部分では、受体
を必要とせずして、凝縮水の滴下を防ぐことができるよ
うになる。
によると、冷房運転時、室内側熱交換器のうち、屈曲部
を境とした上側部分に発生する凝縮水は、同部分のフィ
ンを伝わって下方へ流れ、ガイドに至る。このガイドに
より、上側部分の凝縮水は、屈曲部を境とした反対側の
下側部分へ流下される。そして、この凝縮水が、下方部
分から発生する凝縮水と一緒に受体に収容され、その
後、導出手段により本体外に排出される。これにより、
室内側熱交換器の屈曲部を境とした上側部分では、受体
を必要とせずして、凝縮水の滴下を防ぐことができるよ
うになる。
【0020】このことは、従来に比べ、室内側熱交換器
に配置する受体の受体の数量を、かなり減少させること
が可能となる。と同時に、その減少分、接続パイプの数
量も少なくてすむようになる。
に配置する受体の受体の数量を、かなり減少させること
が可能となる。と同時に、その減少分、接続パイプの数
量も少なくてすむようになる。
【0021】しかも、屈曲によって、上側部分は、傾斜
角が大きくとも、横流ファンの径に対応した高さの範囲
で傾斜させられるから、良好な熱交換性を確保しつつ、
室内側熱交換器の吸込抵抗を小さくできることとなる。
角が大きくとも、横流ファンの径に対応した高さの範囲
で傾斜させられるから、良好な熱交換性を確保しつつ、
室内側熱交換器の吸込抵抗を小さくできることとなる。
【0022】したがって、先の請求項1に記載の発明と
同様、部品点数の削減化、室内側熱交換器の吸込抵抗を
減少化を図りつつ、室内側熱交換器で発生する凝縮水の
処理ができるようになり、大形の横流ファンを用いた
り、高能力のファンモ−タを用いたりせずにすむように
なる。
同様、部品点数の削減化、室内側熱交換器の吸込抵抗を
減少化を図りつつ、室内側熱交換器で発生する凝縮水の
処理ができるようになり、大形の横流ファンを用いた
り、高能力のファンモ−タを用いたりせずにすむように
なる。
【0023】
【実施例】以下、請求項1に記載の発明を図1および図
2に示す一実施例にもとづいて説明する。但し、図面に
おいて、先の「従来の技術」の項で述べた部品ないし部
分と同じ部位には同一符号を付して、その説明を省略
し、この項では異なる部位(発明の要部)について説明
することにする。本実施例は、室内側熱交換器11にお
ける凝縮水の処理構造の点で相違するものである。
2に示す一実施例にもとづいて説明する。但し、図面に
おいて、先の「従来の技術」の項で述べた部品ないし部
分と同じ部位には同一符号を付して、その説明を省略
し、この項では異なる部位(発明の要部)について説明
することにする。本実施例は、室内側熱交換器11にお
ける凝縮水の処理構造の点で相違するものである。
【0024】すなわち、室内側熱交換器11は、上下方
向の中央部から上下に分離してある。この分離した上側
熱交換器21(本願の上側部分に相当)と下側熱交換器
22(本願の下側部分に相当)とは、略逆くの字状をな
すように、相対向する端部分同志が接続され、中央部に
屈曲部23を有する室内側熱交換器11を構成してい
る。むろん、図示はしないが屈曲部23を挟んで、上側
熱交換器21の伝熱パイプ21aと下側熱交換器22の
伝熱パイプ22aとは接続される。
向の中央部から上下に分離してある。この分離した上側
熱交換器21(本願の上側部分に相当)と下側熱交換器
22(本願の下側部分に相当)とは、略逆くの字状をな
すように、相対向する端部分同志が接続され、中央部に
屈曲部23を有する室内側熱交換器11を構成してい
る。むろん、図示はしないが屈曲部23を挟んで、上側
熱交換器21の伝熱パイプ21aと下側熱交換器22の
伝熱パイプ22aとは接続される。
【0025】この室内側熱交換器11のうち、屈曲部2
3を境として下側に配置されている下側熱交換器22
は、先の「従来の技術」の項で述べたときの同じ傾斜角
θ、ならびに同じ向きで、筐体5内に設けられる。そし
て、この下側熱交換器22の下端部には、先の「従来の
技術」の項で述べたときと同様、ドレン排出パイプ15
(導出手段)と最下部の受皿14e(本願の第2の受体
に相当)とが設けられたドレンパン13が据付けられ、
下側熱交換器22のフィン27を伝わり落ちる凝縮水を
受けられるようにしてある。
3を境として下側に配置されている下側熱交換器22
は、先の「従来の技術」の項で述べたときの同じ傾斜角
θ、ならびに同じ向きで、筐体5内に設けられる。そし
て、この下側熱交換器22の下端部には、先の「従来の
技術」の項で述べたときと同様、ドレン排出パイプ15
(導出手段)と最下部の受皿14e(本願の第2の受体
に相当)とが設けられたドレンパン13が据付けられ、
下側熱交換器22のフィン27を伝わり落ちる凝縮水を
受けられるようにしてある。
【0026】屈曲部23を境として上側に配置されてい
る上側熱交換器21は、上側熱交換器21で生じる凝縮
水が、同上側熱交換器21を構成するフィン24をその
まま伝わって屈曲部23へ流下させるようにした、大き
な傾斜角θ1 (θ<θ1 )で傾斜している。この屈曲に
より、横流ファン12の径に対応した範囲に上側熱交換
器21を配置させている。
る上側熱交換器21は、上側熱交換器21で生じる凝縮
水が、同上側熱交換器21を構成するフィン24をその
まま伝わって屈曲部23へ流下させるようにした、大き
な傾斜角θ1 (θ<θ1 )で傾斜している。この屈曲に
より、横流ファン12の径に対応した範囲に上側熱交換
器21を配置させている。
【0027】また屈曲部23には、上側熱交換器21の
下端部を囲うように受皿25(本願の第1の受体に相
当)が設けられている。この受皿25にて、上側熱交換
器21のフィン24を伝わり流下してくる上側熱交換器
21からの凝縮水を集溜できるようにしてある。またこ
の受皿25の最下部には、上記ドレンパン13につなが
る接続パイプ26(ドレン排出パイプ15と共に本願の
導出手段を構成するもの)が接続されていて、上側熱交
換器21からの凝縮水を、ドレンパン13,ドレン排出
パイプ15を通じて、下側熱交換器22からの凝縮水と
共に筐体5の外部に排出させるようにしてある。
下端部を囲うように受皿25(本願の第1の受体に相
当)が設けられている。この受皿25にて、上側熱交換
器21のフィン24を伝わり流下してくる上側熱交換器
21からの凝縮水を集溜できるようにしてある。またこ
の受皿25の最下部には、上記ドレンパン13につなが
る接続パイプ26(ドレン排出パイプ15と共に本願の
導出手段を構成するもの)が接続されていて、上側熱交
換器21からの凝縮水を、ドレンパン13,ドレン排出
パイプ15を通じて、下側熱交換器22からの凝縮水と
共に筐体5の外部に排出させるようにしてある。
【0028】しかして、このように構成された天井埋込
型の室内ユニット1で冷房を行うときは、圧縮機(図示
しない)を作動して冷凍サイクルを運転するとともに、
横流ファン12を作動する。
型の室内ユニット1で冷房を行うときは、圧縮機(図示
しない)を作動して冷凍サイクルを運転するとともに、
横流ファン12を作動する。
【0029】これにより、フィルタ−付の吸込口6から
室内空気が吸込まれ、風路10に取込まれる。そして、
この室内空気が上側熱交換器21および下側熱交換器2
2を通過するときに、同熱交換器21,22の配管内を
流れる冷媒と熱交換して冷媒が蒸発して室内空気が冷や
され、冷風が吹出口7から室内へ吹き出される。
室内空気が吸込まれ、風路10に取込まれる。そして、
この室内空気が上側熱交換器21および下側熱交換器2
2を通過するときに、同熱交換器21,22の配管内を
流れる冷媒と熱交換して冷媒が蒸発して室内空気が冷や
され、冷風が吹出口7から室内へ吹き出される。
【0030】この室内側熱交換器11と熱交換すると
き、室内空気中に含まれる水分が、上側熱交換器21,
下側熱交換器22を構成するフィン24,27および伝
熱パイプ21a,22aの表面で凝縮(結露)する。
き、室内空気中に含まれる水分が、上側熱交換器21,
下側熱交換器22を構成するフィン24,27および伝
熱パイプ21a,22aの表面で凝縮(結露)する。
【0031】このうち上側熱交換器21の各部に発生す
る凝縮水は、同熱交換器21のフィン面を伝わりながら
下方へ流れ、下端から受皿25へ滴下する。これによ
り、上側熱交換器21からの凝縮水は受皿25に集溜さ
れ、さらに接続パイプ26を通ってドレンパン13へ導
出されていく。
る凝縮水は、同熱交換器21のフィン面を伝わりながら
下方へ流れ、下端から受皿25へ滴下する。これによ
り、上側熱交換器21からの凝縮水は受皿25に集溜さ
れ、さらに接続パイプ26を通ってドレンパン13へ導
出されていく。
【0032】また反対の下側熱交換器22の各部に発生
する凝縮水は、従来と同様、同熱交換器22のフィン面
を伝わり落ちたり、伝わる途中で滴下したりして、受皿
14eおよびドレンパン13に集溜される。そして、ド
レンパン13に溜まった上側熱交換器21および下側熱
交換器22からの凝縮水がドレン排出パイプ15から筐
体外へ排出されていく。こうした凝縮水の処理構造によ
ると、屈曲部23を境とした上側熱交換器21は、一つ
の受皿25にて凝縮水の滴下を防ぐことができることと
なる。
する凝縮水は、従来と同様、同熱交換器22のフィン面
を伝わり落ちたり、伝わる途中で滴下したりして、受皿
14eおよびドレンパン13に集溜される。そして、ド
レンパン13に溜まった上側熱交換器21および下側熱
交換器22からの凝縮水がドレン排出パイプ15から筐
体外へ排出されていく。こうした凝縮水の処理構造によ
ると、屈曲部23を境とした上側熱交換器21は、一つ
の受皿25にて凝縮水の滴下を防ぐことができることと
なる。
【0033】しかるに、従来に比べ、室内側熱交換器1
1に配置する受皿の数量を、かなり減少させることがで
きる。と同時に、その減少分、受皿からの凝縮水を導出
させるための接続パイプの数量も減少させることができ
る。しかも、屈曲部23によって、上側熱交換器21
は、大きな傾斜角θ1 でも、横流ファン12の径に対応
した高さの範囲に納まる。このことは、良好な熱交換性
能を確保しつつ、室内側熱交換器11の吸込抵抗を小さ
くできることとなる。したがって、部品点数の削減、室
内側熱交換器11の吸込抵抗の減少化を図りつつ、室内
側熱交換器11の凝縮水の処理を行うことができる。
1に配置する受皿の数量を、かなり減少させることがで
きる。と同時に、その減少分、受皿からの凝縮水を導出
させるための接続パイプの数量も減少させることができ
る。しかも、屈曲部23によって、上側熱交換器21
は、大きな傾斜角θ1 でも、横流ファン12の径に対応
した高さの範囲に納まる。このことは、良好な熱交換性
能を確保しつつ、室内側熱交換器11の吸込抵抗を小さ
くできることとなる。したがって、部品点数の削減、室
内側熱交換器11の吸込抵抗の減少化を図りつつ、室内
側熱交換器11の凝縮水の処理を行うことができる。
【0034】よって、大形の横流ファンを用いたり、高
能力のファンモ−タを用いたりせずとも、所定の冷房
(暖房)能力を確保することができるようになり、その
分、室内ユニット1の全体の小形化が図れる。
能力のファンモ−タを用いたりせずとも、所定の冷房
(暖房)能力を確保することができるようになり、その
分、室内ユニット1の全体の小形化が図れる。
【0035】なお、この一実施例では、接続パイプ26
を用いて、受皿25に溜まる凝縮水をドレンパン13に
導くことで、外部に凝縮水を排出するようにしたが、こ
れに限らず、他の構造ないし手段で受皿25の凝縮水を
外部に排出させるようにしてもよい。図3ないし図5
は、請求項2に記載の発明の一実施例を示す。
を用いて、受皿25に溜まる凝縮水をドレンパン13に
導くことで、外部に凝縮水を排出するようにしたが、こ
れに限らず、他の構造ないし手段で受皿25の凝縮水を
外部に排出させるようにしてもよい。図3ないし図5
は、請求項2に記載の発明の一実施例を示す。
【0036】本実施例は、先の図1および図2の実施例
に示す受皿25および接続パイプ26の代わりに、屈曲
部23の段部に流下ガイド30(本願のガイドに相当)
を設けて、上側熱交換器21で生じた凝縮水をそのま
ま、下側熱交換器22へ流下させようとしたものであ
る。
に示す受皿25および接続パイプ26の代わりに、屈曲
部23の段部に流下ガイド30(本願のガイドに相当)
を設けて、上側熱交換器21で生じた凝縮水をそのま
ま、下側熱交換器22へ流下させようとしたものであ
る。
【0037】詳しくは、流下ガイド30の本体30a
は、図4および図5に示されるように断面が三角形状を
なし、両端が端壁31で閉塞された樋体から構成されて
いる。この流下ガイド30の一方の側壁32は、例えば
フィン24の幅に対応した奥行寸法を有している。また
この側壁32には、上側熱交換器22のフィン間に応じ
た間隔で切欠いてなる櫛状のフィン差込部33が設けら
れている。
は、図4および図5に示されるように断面が三角形状を
なし、両端が端壁31で閉塞された樋体から構成されて
いる。この流下ガイド30の一方の側壁32は、例えば
フィン24の幅に対応した奥行寸法を有している。また
この側壁32には、上側熱交換器22のフィン間に応じ
た間隔で切欠いてなる櫛状のフィン差込部33が設けら
れている。
【0038】流下ガイド30は、フィン差込部33を、
屈曲部23の近くにある上側熱交換器22のフィン群の
部位に対して、横流ファン12とは反対側から差し込む
ことにより、据付られている。この差込みにより、フィ
ン間とフィン差込部33との相互が噛合い、フィン群の
隙間に堰34を構成するようにしている。
屈曲部23の近くにある上側熱交換器22のフィン群の
部位に対して、横流ファン12とは反対側から差し込む
ことにより、据付られている。この差込みにより、フィ
ン間とフィン差込部33との相互が噛合い、フィン群の
隙間に堰34を構成するようにしている。
【0039】そして、この堰34にて、上側熱交換器2
1からの凝縮水を、上側熱交換器21と下側熱交換器2
2とが接触している屈曲部23の接触部分35へ導い
て、下側熱交換器22に流下させるようにしている。
1からの凝縮水を、上側熱交換器21と下側熱交換器2
2とが接触している屈曲部23の接触部分35へ導い
て、下側熱交換器22に流下させるようにしている。
【0040】この構造によると、冷房運転時、屈曲部2
3を境として、上側熱交換器21に発生する凝縮水は、
同部分のフィン24を伝わって下方へ流れ、フィン差込
部33で構成される堰34で堰止められる。そして、こ
の堰34を溢れた凝縮水が端から接触部分35へ流下し
て、下側熱交換器22のフィン27に流れる。
3を境として、上側熱交換器21に発生する凝縮水は、
同部分のフィン24を伝わって下方へ流れ、フィン差込
部33で構成される堰34で堰止められる。そして、こ
の堰34を溢れた凝縮水が端から接触部分35へ流下し
て、下側熱交換器22のフィン27に流れる。
【0041】この下側熱交換器22へ流下した凝縮水
が、下方側熱交換器22からの凝縮水と一緒にドレンパ
ン13に集溜されて後、ドレン排出パイプ15から筐体
5外に排出される。
が、下方側熱交換器22からの凝縮水と一緒にドレンパ
ン13に集溜されて後、ドレン排出パイプ15から筐体
5外に排出される。
【0042】こうした凝縮水の処理構造によると、屈曲
部23を境とした上側熱交換器21は、従来のような受
皿は必要とせずして、凝縮水の滴下を防ぐことができる
こととなる。この凝縮水の流下をガイドする構造でも、
先の請求項1の発明で説明したような効果を奏すること
ができる。
部23を境とした上側熱交換器21は、従来のような受
皿は必要とせずして、凝縮水の滴下を防ぐことができる
こととなる。この凝縮水の流下をガイドする構造でも、
先の請求項1の発明で説明したような効果を奏すること
ができる。
【0043】なお、この構造は請求項2の発明でなく、
先に説明した請求項1の発明にも適用できるものであ
る。すなわち、このときの構成としては、上側熱交換器
21のフィン群に差し込んで据付けた流下ガイド30の
最下部に、先の図1および図2で示されるようなドレン
パン13につながる接続パイプ26を接続して、流下ガ
イド30に溜まる凝縮水をドレンパン13に導出させれ
ばよい。図6ないし図8は、請求項2の発明の変形例を
示す。
先に説明した請求項1の発明にも適用できるものであ
る。すなわち、このときの構成としては、上側熱交換器
21のフィン群に差し込んで据付けた流下ガイド30の
最下部に、先の図1および図2で示されるようなドレン
パン13につながる接続パイプ26を接続して、流下ガ
イド30に溜まる凝縮水をドレンパン13に導出させれ
ばよい。図6ないし図8は、請求項2の発明の変形例を
示す。
【0044】本実施例は、屈曲部23の外側に形成され
る断面が三角形状の段部空間23aに、同段差空間23
aを埋めるように構成した、くし形部材40(本願のガ
イドに相当)を嵌め込んで、上側熱交換器21からの凝
縮水をそのまま、下側熱交換器22へ流下させようとし
たものである。
る断面が三角形状の段部空間23aに、同段差空間23
aを埋めるように構成した、くし形部材40(本願のガ
イドに相当)を嵌め込んで、上側熱交換器21からの凝
縮水をそのまま、下側熱交換器22へ流下させようとし
たものである。
【0045】詳しくは、図8に示されるようにくし形部
材40は、段部空間23aの大きさにより、若干、大き
な三角柱状のブロック体を本体41として、段部空間2
3aへ差し込めるようにしてある。そして、この本体4
1の差込み側には、上側熱交換器21、下側熱交換器2
2のフィン間に応じた間隔で切欠いてなる櫛状のフィン
差込部42が設けられていて、屈曲部23にフィン差込
部42を差込んで噛み合わせると、屈曲部23の上側熱
交換器21と下側熱交換器22との間に櫛状の中継流下
路が構成される。この中継流下路を伝わって、上側熱交
換器21からの凝縮水を下側熱交換器22へ流下させる
ようにしていて、このようにしても同様の効果を奏す
る。
材40は、段部空間23aの大きさにより、若干、大き
な三角柱状のブロック体を本体41として、段部空間2
3aへ差し込めるようにしてある。そして、この本体4
1の差込み側には、上側熱交換器21、下側熱交換器2
2のフィン間に応じた間隔で切欠いてなる櫛状のフィン
差込部42が設けられていて、屈曲部23にフィン差込
部42を差込んで噛み合わせると、屈曲部23の上側熱
交換器21と下側熱交換器22との間に櫛状の中継流下
路が構成される。この中継流下路を伝わって、上側熱交
換器21からの凝縮水を下側熱交換器22へ流下させる
ようにしていて、このようにしても同様の効果を奏す
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように請求項1および請求
項2に記載の発明によれば、部品点数の削減化、室内側
熱交換器の吸込抵抗を減少化を図りつつ、室内側熱交換
器で発生する凝縮水を処理することができる。
項2に記載の発明によれば、部品点数の削減化、室内側
熱交換器の吸込抵抗を減少化を図りつつ、室内側熱交換
器で発生する凝縮水を処理することができる。
【0047】よって、大形の横流ファンを用いたり、高
能力のファンモ−タを用いたりせずとも、所定の冷房
(暖房)能力を確保することができ、その分、室内ユニ
ットの全体の小形化を図ることができる。
能力のファンモ−タを用いたりせずとも、所定の冷房
(暖房)能力を確保することができ、その分、室内ユニ
ットの全体の小形化を図ることができる。
【図1】請求項1の発明の一実施例の天井埋込型室内ユ
ニットを示す一部切欠した斜視図。
ニットを示す一部切欠した斜視図。
【図2】同天井埋込型室内ユニットの室内側熱交換器回
りを概略的に示す図。
りを概略的に示す図。
【図3】請求項2の発明の一実施例の天井埋込型室内ユ
ニットを示す一部切欠した斜視図。
ニットを示す一部切欠した斜視図。
【図4】同天井埋込型室内ユニットの室内側熱交換器回
りを概略的に示す図。
りを概略的に示す図。
【図5】同室内側熱交換器の流下ガイドの構造を説明す
るための斜視図。
るための斜視図。
【図6】請求項2の発明の他の実施例の天井埋込型室内
ユニットを示す一部切欠した斜視図。
ユニットを示す一部切欠した斜視図。
【図7】同天井埋込型室内ユニットの室内側熱交換器回
りを概略的に示す図。
りを概略的に示す図。
【図8】同室内側熱交換器のくし形部材の構造を説明す
るための斜視図。
るための斜視図。
【図9】天井埋込型室内ユニットの据付状態を示す斜視
図。
図。
【図10】従来の天井埋込型室内ユニットを示す一部切
欠した斜視図。
欠した斜視図。
【図11】同天井埋込型室内ユニットの室内側熱交換器
回りを概略的に示す図。
回りを概略的に示す図。
5…筐体(本体)、11…室内側熱交換器、12…横流
ファン、13,14e…ドレンパン,受皿(第2の受
体)、15…ドレン排出パイプ(導出手段)、21…上
側熱交換器(上側部分)、21a…伝熱パイプ、22…
下側熱交換器(下側部分)、22…伝熱パイプ、23…
屈曲部、24…フィン、25…受皿(第1の受体)、2
6…接続パイプ(導出手段)、30,40…流下ガイ
ド,くし形部材(ガイド)。
ファン、13,14e…ドレンパン,受皿(第2の受
体)、15…ドレン排出パイプ(導出手段)、21…上
側熱交換器(上側部分)、21a…伝熱パイプ、22…
下側熱交換器(下側部分)、22…伝熱パイプ、23…
屈曲部、24…フィン、25…受皿(第1の受体)、2
6…接続パイプ(導出手段)、30,40…流下ガイ
ド,くし形部材(ガイド)。
Claims (2)
- 【請求項1】室内の天井に開口する吸込口を有した本体
を設け、かつ前記吸込口の後側に位置して、平板状の室
内側熱交換器を上下方向に対し傾斜させて据付け、さら
に室内側熱交換器と並んで前記本体に横流ファンを内蔵
してなり、前記横流ファンの作動にしたがって、吸込口
からの室内空気を前記室内側熱交換器に通風させるよう
にした天井埋込型室内ユニットにおいて、 前記室内側熱交換器の一部に、この同部分を境とした上
側部分を、同部分で生じる凝縮水がフィンを伝わって流
下するような角度で屈曲させる屈曲部を設け、 この屈曲部又はその近くの熱交換器部分に、前記上側部
分のフィンを伝わって流下する凝縮水を受ける第1の受
体を設け、 前記屈曲部を境とした室内側熱交換器の下側部分に、同
部分の凝縮水を受ける第2の受体を設け、 かつ前記第1の受体、第2の受体で受けた凝縮水を前記
本体外へ導出させる導出手段を設けたことを特徴とする
天井埋込型室内ユニット。 - 【請求項2】室内の天井に開口する吸込口を有した本体
を設け、かつ前記吸込口の後側に位置して、平板状の室
内側熱交換器を上下方向に対し傾斜させて据付け、さら
に室内側熱交換器と並んで前記本体に横流ファンを内蔵
してなり、前記横流ファンの作動にしたがって吸込口か
ら吸込まれた室内空気を前記室内側熱交換器に通過させ
るようにした天井埋込型室内ユニットにおいて、 前記室内側熱交換器の一部に、この同部分を境とした上
側部分を、同部分で生じる凝縮水がフィンを伝わって流
下するような角度で屈曲させる屈曲部を設け、 この屈曲部又はその近くの熱交換器部分に、前記上側部
分のフィンを伝わって流下する凝縮水を、反対の下側部
分へ流下させるガイドを設け、 前記屈曲部を境とした室内側熱交換器の下側部分に、同
部分の凝縮水と一緒に前記上側部分からの凝縮水を受け
る受体を設け、 かつこの受体で受けた凝縮水を前記本体外へ導出させる
導出手段を設けたことを特徴とする天井埋込型室内ユニ
ット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4135186A JPH05322204A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 天井埋込型室内ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4135186A JPH05322204A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 天井埋込型室内ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05322204A true JPH05322204A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15145851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4135186A Pending JPH05322204A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 天井埋込型室内ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05322204A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030043465A (ko) * | 2001-11-28 | 2003-06-02 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기의 실내기 |
CN107965902A (zh) * | 2018-01-04 | 2018-04-27 | 扬子江空调设备有限公司 | 空调接水盘 |
-
1992
- 1992-05-27 JP JP4135186A patent/JPH05322204A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030043465A (ko) * | 2001-11-28 | 2003-06-02 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기의 실내기 |
CN107965902A (zh) * | 2018-01-04 | 2018-04-27 | 扬子江空调设备有限公司 | 空调接水盘 |
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