JPH05321814A - ペルトン水車ニードルの付着物除去装置 - Google Patents
ペルトン水車ニードルの付着物除去装置Info
- Publication number
- JPH05321814A JPH05321814A JP4151425A JP15142592A JPH05321814A JP H05321814 A JPH05321814 A JP H05321814A JP 4151425 A JP4151425 A JP 4151425A JP 15142592 A JP15142592 A JP 15142592A JP H05321814 A JPH05321814 A JP H05321814A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- cylinder
- built
- recess
- servomotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Hydraulic Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】内蔵形のニードルサーボモータを備えたペルト
ン水車において、ニードル摺動面の摩擦力を低減させ
る。 【構成】ニードルサーボモータのシリンダ下流側端部の
内径側に穿たれた凹部４ｄ内のブッシュ８の上流側及び
下流側に挿入された環状のダストシールパッキン９を設
け、ニードル２を出し入れするとき、ダストシールパッ
キン９によってニードル表面の付着物７を削ぎ落とすの
で、ニードル２の表面は滑らかとなり、ニードル表面と
シリンダ内径側との間の摩擦力を低減させる。
ン水車において、ニードル摺動面の摩擦力を低減させ
る。 【構成】ニードルサーボモータのシリンダ下流側端部の
内径側に穿たれた凹部４ｄ内のブッシュ８の上流側及び
下流側に挿入された環状のダストシールパッキン９を設
け、ニードル２を出し入れするとき、ダストシールパッ
キン９によってニードル表面の付着物７を削ぎ落とすの
で、ニードル２の表面は滑らかとなり、ニードル表面と
シリンダ内径側との間の摩擦力を低減させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、内蔵形ニードルサー
ボモータを備えたペルトン水車のニードルの付着物を除
去する付着物除去装置に関する。
ボモータを備えたペルトン水車のニードルの付着物を除
去する付着物除去装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ぺルトン水車では、入口曲管により導か
れた圧力水はノズルパイプで加速され、ジェットとなっ
てランナのバケットにあたりランナに回転力を与えた
後、放水面に自然落下する。ノズルパイプ内のニードル
は、調速機と連動するニードルサーボモータにより負荷
に応じて開閉操作され、流量を調整する。図３は内蔵形
ニードルサーボモータを備えたニードルの断面図であ
る。ノズルパイプ１は、図示しない入口曲管に接続され
ていて、先端にノズルチップ１ａを有し、ノズルパイプ
１の中に上部リブ６ａと下部リブ６ｂとにより支持され
た油圧操作式のニードルサーボモータ４を内蔵してい
る。ニードルサーボモータ４は、シリンダ４ａ，ピスト
ン４ｂ，ピストンロッド４ｃを備える。ニードル２はシ
リンダ４ａ内に移動可能に構成されている。図示しない
給水口から圧油を供給すると、ニードル２は右側へ移動
してノズルパイプ１を閉じ、別の圧油口から圧油を供給
するとニードル２は左側へ移動してノズルパイプ１を開
く。ニードル２にはニードル２を閉じる方向のニードル
水推力が働く。従来、ニードル水推力と反対の力を作用
させるためシリンダ４ａの下流側底に圧力取入穴５を設
け、バランスピストン室３ａに流水を導入していた。そ
のため、ニードル２にはニードル２を開く方向のバラン
スピストン力が作用する。
れた圧力水はノズルパイプで加速され、ジェットとなっ
てランナのバケットにあたりランナに回転力を与えた
後、放水面に自然落下する。ノズルパイプ内のニードル
は、調速機と連動するニードルサーボモータにより負荷
に応じて開閉操作され、流量を調整する。図３は内蔵形
ニードルサーボモータを備えたニードルの断面図であ
る。ノズルパイプ１は、図示しない入口曲管に接続され
ていて、先端にノズルチップ１ａを有し、ノズルパイプ
１の中に上部リブ６ａと下部リブ６ｂとにより支持され
た油圧操作式のニードルサーボモータ４を内蔵してい
る。ニードルサーボモータ４は、シリンダ４ａ，ピスト
ン４ｂ，ピストンロッド４ｃを備える。ニードル２はシ
リンダ４ａ内に移動可能に構成されている。図示しない
給水口から圧油を供給すると、ニードル２は右側へ移動
してノズルパイプ１を閉じ、別の圧油口から圧油を供給
するとニードル２は左側へ移動してノズルパイプ１を開
く。ニードル２にはニードル２を閉じる方向のニードル
水推力が働く。従来、ニードル水推力と反対の力を作用
させるためシリンダ４ａの下流側底に圧力取入穴５を設
け、バランスピストン室３ａに流水を導入していた。そ
のため、ニードル２にはニードル２を開く方向のバラン
スピストン力が作用する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来、ニードル摺動面
に付着物が付着すると摺動面の摩擦力が増大し、ニード
ルが開閉不能となる恐れがあった。しかし、従来はニー
ドル摺動面の付着物を取り除く対策は特に考慮されてい
なかった。
に付着物が付着すると摺動面の摩擦力が増大し、ニード
ルが開閉不能となる恐れがあった。しかし、従来はニー
ドル摺動面の付着物を取り除く対策は特に考慮されてい
なかった。
【０００４】この発明は、ノズルパイプ内に内蔵された
内蔵形のニードルサーボモータを備えたペルトン水車に
おいて、ニードル摺動面の摩擦力を低減させるニードル
の付着物除去装置を提供することを目的とする。
内蔵形のニードルサーボモータを備えたペルトン水車に
おいて、ニードル摺動面の摩擦力を低減させるニードル
の付着物除去装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】ノズルパイプナイに内蔵
された内蔵形のニードルサーボモータと、このニードル
サーボモータのシリンダ下流側端部の内径側に穿たれた
凹部に取り付けた環状のブッシュとを備えたペルトン水
車において、前記凹部内の前記ブッシュの上流側及び下
流側に挿入された環状のダストシールパッキンを設けた
ことによって、上記目的を達成する。
された内蔵形のニードルサーボモータと、このニードル
サーボモータのシリンダ下流側端部の内径側に穿たれた
凹部に取り付けた環状のブッシュとを備えたペルトン水
車において、前記凹部内の前記ブッシュの上流側及び下
流側に挿入された環状のダストシールパッキンを設けた
ことによって、上記目的を達成する。
【０００６】また、ダストシールパッキンはウレタンゴ
ムから構成すれば、ニードル表面の付着物を削ぎ落とす
上に好適である。
ムから構成すれば、ニードル表面の付着物を削ぎ落とす
上に好適である。
【０００７】
【作用】この発明においては、ニードルサーボモータの
シリンダ下流側端部の内径側に穿たれた凹部内で、かつ
凹部に取り付けた環状のブッシュの上流側及び下流側に
環状のダストシールパッキンを設けたので、ニードルを
出し入れするとニードルの表面の付着物は、ダストシー
ルパッキンにより削ぎ落とされるので、ニードルの表面
は滑らかとなりニードル表面とシリンダ内径側との摩擦
力を低減させる。
シリンダ下流側端部の内径側に穿たれた凹部内で、かつ
凹部に取り付けた環状のブッシュの上流側及び下流側に
環状のダストシールパッキンを設けたので、ニードルを
出し入れするとニードルの表面の付着物は、ダストシー
ルパッキンにより削ぎ落とされるので、ニードルの表面
は滑らかとなりニードル表面とシリンダ内径側との摩擦
力を低減させる。
【０００８】
【実施例】図１はこの発明の実施例の付着物除去装置を
備えたニードルの断面図である。ノズルパイプ１は、内
部に上部リブ６ａと下部リブとにより支持された油圧操
作式のニードルサーボモータを内蔵している。ニードル
サーボモータ４は、シリンダ４ａ，ピストン４ｂ，ピス
トンロッド４ｃを備える。図示しない給油口から圧油を
供給すると、ニードル２は右側へ移動してノズルパイプ
１を閉じ、別の圧油口から圧油を供給すると、ニードル
２は左側へ移動してノズルパイプ１を開く。ニードル２
にはニードル２を閉じる方向のニードル水推力が働く。
備えたニードルの断面図である。ノズルパイプ１は、内
部に上部リブ６ａと下部リブとにより支持された油圧操
作式のニードルサーボモータを内蔵している。ニードル
サーボモータ４は、シリンダ４ａ，ピストン４ｂ，ピス
トンロッド４ｃを備える。図示しない給油口から圧油を
供給すると、ニードル２は右側へ移動してノズルパイプ
１を閉じ、別の圧油口から圧油を供給すると、ニードル
２は左側へ移動してノズルパイプ１を開く。ニードル２
にはニードル２を閉じる方向のニードル水推力が働く。
【０００９】図２は図１のII部拡大図である。また、ニ
ードルサーボモータのシリンダ４ａ下流端部に穿たれた
ニードル２の外周には、付着物である酸化鉄がたまる。
ニードルサーボモータ４の凹部４ｄには、ニードル２と
の摺動面に黄銅製のブッシュ８を取り付けてあった。こ
の発明においては、凹部４ｄ内のブッシュ８の上流側及
び下流側に挿入された環状のダストシールパッキン９を
設けた。ダストールパッキン９はウレタンゴムから構成
される。ニードル２を出し入れすると、シリンダの凹部
４ｄに挿入されたダストシールパッキン９がニードル２
の表面の付着物７を削ぎ落とす。
ードルサーボモータのシリンダ４ａ下流端部に穿たれた
ニードル２の外周には、付着物である酸化鉄がたまる。
ニードルサーボモータ４の凹部４ｄには、ニードル２と
の摺動面に黄銅製のブッシュ８を取り付けてあった。こ
の発明においては、凹部４ｄ内のブッシュ８の上流側及
び下流側に挿入された環状のダストシールパッキン９を
設けた。ダストールパッキン９はウレタンゴムから構成
される。ニードル２を出し入れすると、シリンダの凹部
４ｄに挿入されたダストシールパッキン９がニードル２
の表面の付着物７を削ぎ落とす。
【００１０】
【発明の効果】この発明によれば、ニードルサーボモー
タのシリンダ下流側端部の内径側に穿たれた凹部内に、
かつこの凹部に取り付けた環状のブッシュの上流側及び
下流側にダストシールパッキンを設け、ニードルを出し
入れするとニードル表面の付着物が削ぎ落とされるの
で、ニードル表面は滑らかとなる。従ってニードルとシ
リンダとの摺動面の摩擦力は常に一定となり、ニードル
が動作不良を起こす恐れはない。
タのシリンダ下流側端部の内径側に穿たれた凹部内に、
かつこの凹部に取り付けた環状のブッシュの上流側及び
下流側にダストシールパッキンを設け、ニードルを出し
入れするとニードル表面の付着物が削ぎ落とされるの
で、ニードル表面は滑らかとなる。従ってニードルとシ
リンダとの摺動面の摩擦力は常に一定となり、ニードル
が動作不良を起こす恐れはない。
【図１】この発明の実施例の付着物除去装置を備えたニ
ードルの断面図である。
ードルの断面図である。
【図２】図１のII部拡大図である。
【図３】従来の内蔵形ニードルサーボモータを備えたニ
ードルの断面図である。
ードルの断面図である。
１ ノズルパイプ ２ ニードル ３ バランスピストン ３ａ バランスピストン室 ４ ニードルサーボモータ ４ａ シリンダ ４ｄ 凹部 ６ａ 上部リブ ６ｂ 下部リブ ７ 付着物 ８ ブッシュ ９ ダストシールパッキン
Claims (2)
- 【請求項１】ノズルパイプ内に内蔵された内蔵形のニー
ドルサーボモータと、このニードルサーボモータのシリ
ンダ下流側端部の内径側に穿たれた凹部に取り付けた環
状のブッシュとを備えたペルトン水車において、前記凹
部内の前記ブッシュの上流側及び下流側に挿入された環
状のダストシールパッキンを設けたことを特徴とするペ
ルトン水車ニードルの付着物除去装置。 - 【請求項２】請求項１記載のペルトン水車ニードルの付
着物除去装置において、ダストシールパッキンはウレタ
ンゴムからなることを特徴とするペルトン水車ニードル
の付着物除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4151425A JPH05321814A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | ペルトン水車ニードルの付着物除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4151425A JPH05321814A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | ペルトン水車ニードルの付着物除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05321814A true JPH05321814A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15518344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4151425A Pending JPH05321814A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | ペルトン水車ニードルの付着物除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05321814A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010002066A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Daikin Ind Ltd | タービン発電機及びそれを備えた冷凍装置 |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP4151425A patent/JPH05321814A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010002066A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Daikin Ind Ltd | タービン発電機及びそれを備えた冷凍装置 |
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