JPH0532132Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0532132Y2 JPH0532132Y2 JP14225788U JP14225788U JPH0532132Y2 JP H0532132 Y2 JPH0532132 Y2 JP H0532132Y2 JP 14225788 U JP14225788 U JP 14225788U JP 14225788 U JP14225788 U JP 14225788U JP H0532132 Y2 JPH0532132 Y2 JP H0532132Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- syringe
- injection needle
- injection
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 26
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 26
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 10
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 10
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 2
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 2
- 208000015181 infectious disease Diseases 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、使用済み注射器の注射針取りはず
し器に関するものである。
し器に関するものである。
(従来の技術)
従来は、手ではずすか、又は第5図に示すよう
に、挿入口10の両脇が、くさび形になつてお
り、この部分に最小円筒8部を入れ注射器を下方
に押すと、注射針7と注射筒8との間にくさびが
食い込む状態となり注射針がはずれる。
に、挿入口10の両脇が、くさび形になつてお
り、この部分に最小円筒8部を入れ注射器を下方
に押すと、注射針7と注射筒8との間にくさびが
食い込む状態となり注射針がはずれる。
(考案が解決しようとする課題)
しかしこの場合の欠点は
(イ) 手ではずす場合、注射針7が手に刺さつた
り、付着した血液による感染の危険があつた。
り、付着した血液による感染の危険があつた。
(ロ) 第5図に示す構造の場合、注射針7がはずれ
る為の力の方向が、注射器に加える力の方向に
対して直角な為に効率が悪くてはずれにくかつ
た。
る為の力の方向が、注射器に加える力の方向に
対して直角な為に効率が悪くてはずれにくかつ
た。
(ハ) 最小円筒9の部分を、挿入口10に入れにく
かつた。
かつた。
(ニ) 挿入口10は、樹脂製で摩耗しやすく長持ち
しなかつた。
しなかつた。
以上のような大きな欠点があつた。
(課題を解決するための手段)
本案の使用済み注射器の注射針取りはずし器
は、注射器から注射針を取り外して注射針収納箱
内に落下させる注射針脱落手段が、注射器の最小
円筒をその軸方向と直角の方向に両側から押圧す
るための一対のスプリングと、該スプリングの付
勢力の方向と平行な方向にのみ移動可能で互いに
押し合う部分の中央に注射針を挿入する方向を中
心軸とし注射針脱落側が該最小円筒と同径で注射
針挿入側へ広がりを持つシユート形の開口部を有
する一対のスライド部材と、該スプリングを両端
に、該スライド部材を内側に隣接して直列配置で
きる空間を持ち、該スライド部材の開口部の中心
を同じ中心とし、注射針挿入側には、注射筒を挿
入可能な径の孔、注射針脱落側には注射針を挿入
通過しうる孔を持つガイドケースから構成されて
なることを特徴とする。
は、注射器から注射針を取り外して注射針収納箱
内に落下させる注射針脱落手段が、注射器の最小
円筒をその軸方向と直角の方向に両側から押圧す
るための一対のスプリングと、該スプリングの付
勢力の方向と平行な方向にのみ移動可能で互いに
押し合う部分の中央に注射針を挿入する方向を中
心軸とし注射針脱落側が該最小円筒と同径で注射
針挿入側へ広がりを持つシユート形の開口部を有
する一対のスライド部材と、該スプリングを両端
に、該スライド部材を内側に隣接して直列配置で
きる空間を持ち、該スライド部材の開口部の中心
を同じ中心とし、注射針挿入側には、注射筒を挿
入可能な径の孔、注射針脱落側には注射針を挿入
通過しうる孔を持つガイドケースから構成されて
なることを特徴とする。
(作用)
本案の使用済み注射器の注射針取りはずし器に
あつては注射針をガイドケースの空間に直列配置
した一対のスライド部材の互いに押し合う部分に
設けたシユート形の開口部に挿入すれば、該スラ
イド部材は両側へ広がり注射針の最大径の部分が
開口部を通過後、該スライド部材の両端に隣接し
て配置した一対のスプリングの付勢力によつて開
口部は縮小し、注射器の最小円筒を挟んだ状態と
なる。そこで注射針を挿入した向きとは逆向きに
注射器を引けば、注射針は該スライド部材の開口
部に引つかかり、注射針は注射器から取りはずさ
れる。
あつては注射針をガイドケースの空間に直列配置
した一対のスライド部材の互いに押し合う部分に
設けたシユート形の開口部に挿入すれば、該スラ
イド部材は両側へ広がり注射針の最大径の部分が
開口部を通過後、該スライド部材の両端に隣接し
て配置した一対のスプリングの付勢力によつて開
口部は縮小し、注射器の最小円筒を挟んだ状態と
なる。そこで注射針を挿入した向きとは逆向きに
注射器を引けば、注射針は該スライド部材の開口
部に引つかかり、注射針は注射器から取りはずさ
れる。
(実施例)
以下、図面にもとずいて本案の使用済み注射器
の注射針取りはずし器を説明する。
の注射針取りはずし器を説明する。
第1図は該注射針取りはずし器と注射針収納箱
との構成を示す一実施例の概略斜視図である。
との構成を示す一実施例の概略斜視図である。
第2図は注射器本体と注射針7が分離した状態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
第3図はガイドケース5の内部空間に一対のス
ライド部材1、スライド部材2、その両端に一対
のスプリング3、スプリング4が直列配置された
状態を示す平面図とa−b断面図である。
ライド部材1、スライド部材2、その両端に一対
のスプリング3、スプリング4が直列配置された
状態を示す平面図とa−b断面図である。
一対のスライド部材1,2の互いに押し合う部
分(開口部)の形状が、注射針挿入方向を中心軸
とし注射針挿入側へ広がりを持ち、注射針脱落側
の端に第2図の最小円筒9と同じ径の孔を持つシ
ユート形であるため該注射針7の各部の径に応じ
て開口部10は拡大縮小をすることになる。開口
部10の斜辺部は直線的でもいいが、実施例では
第3図に示すような曲面であるほうが、よりスム
ーズに挿入できた。
分(開口部)の形状が、注射針挿入方向を中心軸
とし注射針挿入側へ広がりを持ち、注射針脱落側
の端に第2図の最小円筒9と同じ径の孔を持つシ
ユート形であるため該注射針7の各部の径に応じ
て開口部10は拡大縮小をすることになる。開口
部10の斜辺部は直線的でもいいが、実施例では
第3図に示すような曲面であるほうが、よりスム
ーズに挿入できた。
開口部10に使用済み注射器の注射針7を挿入
すれば該注射針7の最大径の部分が前記注射針脱
落側の端を通過した瞬間に一対のスライド部材
1、スライド部材2は、一対のスプリング3、ス
プリング4の付勢力によつて押されるため開口部
10は第4図に示すように注射器の最小円筒9を
挟んだ状態にまで縮小する。この時注射針7と開
口部10の接する部分の径は開口部10のほうが
大きい、よつて注射器7を開口部10に挿入した
向きとは逆向きに注射筒8を引つ張れば注射針7
は開口部10にひつかかり注射器本体から取りは
ずされる。
すれば該注射針7の最大径の部分が前記注射針脱
落側の端を通過した瞬間に一対のスライド部材
1、スライド部材2は、一対のスプリング3、ス
プリング4の付勢力によつて押されるため開口部
10は第4図に示すように注射器の最小円筒9を
挟んだ状態にまで縮小する。この時注射針7と開
口部10の接する部分の径は開口部10のほうが
大きい、よつて注射器7を開口部10に挿入した
向きとは逆向きに注射筒8を引つ張れば注射針7
は開口部10にひつかかり注射器本体から取りは
ずされる。
(考案の効果)
この考案は、使用済みの汚染された注射針7を
手で触れることなしに取りはずせる為、注射針7
を手に刺す危険や、血液感染を防止することがで
きる。
手で触れることなしに取りはずせる為、注射針7
を手に刺す危険や、血液感染を防止することがで
きる。
第1図は本考案の斜視図である。第2図は注射
器の各部分名称を示す図である。第3図はガイド
ケース5内を示す平面図及び側面からの断面図で
ある。第4図は使用状態を示す断面図である。第
5図は従来の注射針取りはずし器を示す。 1,2……スライド部材、3,4……スプリン
グ、5……ガイドケース、6……注射針収納箱の
蓋、7……注射針、8……注射筒、9……最小円
筒、10……開口部。
器の各部分名称を示す図である。第3図はガイド
ケース5内を示す平面図及び側面からの断面図で
ある。第4図は使用状態を示す断面図である。第
5図は従来の注射針取りはずし器を示す。 1,2……スライド部材、3,4……スプリン
グ、5……ガイドケース、6……注射針収納箱の
蓋、7……注射針、8……注射筒、9……最小円
筒、10……開口部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 注射器から注射針を取り外して注射針収納箱内
に落下させる注射針脱落手段が、注射器の最小円
筒をその軸方向と直角の方向に両側から押圧する
ための一対のスプリングと、 該スプリングの付勢力の方向と平行な方向にの
み移動可能で互いに押し合う部分の中央に注射針
を挿入する方向を中心軸とし注射針脱落側が該最
小円筒と同径で注射針挿入側へ広がりを持つシユ
ート形の開口部を有する一対のスライド部材と、 該スプリングを両端に、該スライド部材を内側
に隣接して直列配置できる空間を持ち、該スライ
ド部材の開口部の中心を同じ中心とし、注射針挿
入側には、注射筒を挿入可能な径の孔、注射針脱
落側には注射針を挿入通過しうる孔を持つガイド
ケースから構成されてなることを特徴とする使用
済み注射器の注射針取りはずし器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14225788U JPH0532132Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14225788U JPH0532132Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0263857U JPH0263857U (ja) | 1990-05-14 |
JPH0532132Y2 true JPH0532132Y2 (ja) | 1993-08-18 |
Family
ID=31408054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14225788U Expired - Lifetime JPH0532132Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0532132Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP14225788U patent/JPH0532132Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0263857U (ja) | 1990-05-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4329988A (en) | Plural injection assembly | |
US3713533A (en) | Hemostatic clip holder | |
US5961473A (en) | Holder for a blood collection needle | |
US4139011A (en) | Device for driving a needle into a patient | |
JP2788249B2 (ja) | 廃棄式プリッカ | |
US4931060A (en) | Device for the injection of posts into ear lobes | |
US4892191A (en) | Container having injection needle-detaching means | |
EP0364387A1 (en) | Disposable syringe | |
CA2059426A1 (en) | Axial eject hypodermic syringe holder | |
US5069341A (en) | Disposable single-use drip-feed device with a cover for the needle after use | |
RU2020860C1 (ru) | Векорасширитель | |
DE69819288T2 (de) | Verbesserung an lanzetten zum punktieren der haut | |
US5588966A (en) | Device for removing a needle from a syringe | |
JPH0532132Y2 (ja) | ||
DE4312817A1 (de) | Ohrdurchstechvorrichtung für einen nicht entfernbaren Ohrring mit Kupplung | |
US4844245A (en) | Blood collection needle disposal system | |
DE19652218C2 (de) | Vorrichtung zum Entfernen von Zecken | |
US4763388A (en) | Manually operated bag closure device | |
US4191190A (en) | Earlobe piercing instrument holder | |
GB2162786A (en) | A toy fastener insertion and removal tool for use in a toy construction system | |
EP0589506A2 (en) | Needle holding device for penetration of a needle into the body, such as a needle for intravenous infusion, dialysis and similar uses | |
JPH069639Y2 (ja) | 使用済み注射器具の注射針除去装置 | |
JPH02164375A (ja) | 使用済み注射針、採血針の兼用取りはずし器 | |
JPH035823B2 (ja) | ||
KR890004905Y1 (ko) | 재사용 방지용 1회용 주사기 |