JPH0531763U - 立置チリトリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用後、本体を立てて置いても、ゴム板の反
撥力により柄は絶対に倒れないし、せまい場所にホーキ
と一体として置ける。構造簡単で破損しにくいチリトリ
を提供する。 【構成】 チリトリの柄（１）の下部両端にゴム板
（６）の一方を固定し、もう一方を箱型本体（２）の両
側面に設けた支持板（５）に固定連結させることを特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、チリトリの柄と本体をゴム板で連結させた立置チリトリに関する ものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、本体底部に台を設けたり、引金、を設けた物は有った。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは、次のような欠点が有った。 （イ）本体に台を付けても柄をとめる物が無い為に少いショクで柄が倒れてしま う。 （ロ）柄に引金等を付けて有る物は、構造が機械的であり使用がめんどうである 。 本考案はこれらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

チリトリの柄（１）の下部両端に、ゴム板（６）を設ける一方箱型本体（２） の両側面に支持板（５）を設け、柄と本体とをゴム板により連結させる。 本考案は、以上のような構成よりなる立置チリトリである。

【０００５】

【作用】

取手（４）を持ち少し力を加えつつチリトリ本体を前に転がすようにするとゴ ム板（６）は湾曲し、本体が開口する。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 （イ）チリトリの柄の下部両端にゴム板（６）を固定する。 （ロ）箱型本体の両側面に支持板（５）を設ける。 （ハ）柄（１）に固定したゴム板の一方を本体支持板（５）に固定連結させる。 （ニ）箱型本体下部に本体取手（８）を設ける。 （ホ）柄（１）に取手（４）を設ける。 （ヘ）柄（１）に動く蓋（３）を取り付ける。 （ト）柄（１）にホーキハサミ（７）を設ける。 本案は以上のような構造であるからこれを使用する時は、取手（４）をしっか りにぎり、少し力を加えつつ本体を前方に転がすように押し倒すとゴム板が湾曲 し本体は開口する。使用後はつり下げればゴムの弾力で元にもどり、そのまま地 面に立てて置いても柄の倒れることはない。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は、本体と柄との継ぎ手部分に強力なゴム板を使用しているので、破損 する事がきわめて少なく、構造も簡単で、使いやすく、使用後は図１の如くホー キと一体として立てて置くことが出来るものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の側面図である

【図２】本考案の斜視図である

【図３】本考案の開口した時の側面図である

【符号の説明】

（１）柄 （２）箱型本体 （３）蓋 （４）取手 （５）本体支持板 （６）ゴム板 （７）ホーキハサミ （８）本体取手

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 箱型チリトリ本体の両側面に本体支持板
   （５）を設け、一方、柄（１）の下部両端にゴム板
   （６）の一方を固定し、もう一方を本体支持板（５）に
   固定連結させた立置チリトリ。