JPH0531681A - 調節自在な用具保持装置 - Google Patents

調節自在な用具保持装置

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JPH0531681A
JPH0531681A JP3295958A JP29595891A JPH0531681A JP H0531681 A JPH0531681 A JP H0531681A JP 3295958 A JP3295958 A JP 3295958A JP 29595891 A JP29595891 A JP 29595891A JP H0531681 A JPH0531681 A JP H0531681A
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47FSPECIAL FURNITURE, FITTINGS, OR ACCESSORIES FOR SHOPS, STOREHOUSES, BARS, RESTAURANTS OR THE LIKE; PAYING COUNTERS
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    • A47F5/08Show stands, hangers, or shelves characterised by their constructional features secured to the wall, ceiling, or the like; Wall-bracket display devices
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種用具類等の柄付きの物品を壁面に垂直に
掛けておけるようにする保持装置において、物品の保持
と取外しとを素早く行なえ、しかも、物品の柄の太さに
合わせた調節を行なえるようにする。 【構成】 第一部材に転動及び移動自在に取り付けたロ
ーラ30と、第二部材に形成した壁部68との間に、物
品の柄を挟んで把持する保持装置10。ローラは第一部
材の傾斜孔に沿って、第一部材の壁部32に当接して転
動しながら斜め上下方向に移動することにより、第二部
材の壁部に対して接近ないし離隔して柄を把持する。第
一部材と第二部材との間の相対位置を調節できる構成と
している。保持装置は直接壁面に取り付けることもで
き、壁面に取り付けた支持ブラケットに支持させること
もできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柄付きの物品を保持す
るための調節自在な保持装置であって、重力の作用を受
けて動作し、物品を素早く取り外すことのできる、保持
装置に関するものである。この保持装置は、例えば、ほ
うき、モップ、それに各種用具等の、柄付きの物品を、
壁面に垂直に掛けておけるようにする装置である。
【0002】
【従来の技術及び発明の概要】本発明の主たる目的は、
柄付きの物品を保持するための調節自在な保持装置を提
供することにある。この保持装置は、様々な幅即ち太さ
の柄を備えた、種々の柄付きの物品を保持することがで
きるように、調節自在とした装置である。更にこの調節
自在な保持装置は、取付部材を用いて直接壁面に取り付
けることもできる装置である。
【0003】本発明の更なる目的は、この調節自在な保
持装置を、一体形の保持装置とする代わりに、米国特許
第4852747号に示されている支持ブラケットによ
って支持される装置とすることにある。この支持ブラケ
ットは、適当な高分子材料を使用して押出し加工によっ
て製作したものであり、また、この支持ブラケットの形
状は、必要に応じて他の同形のブラケットと連結するこ
とによって連続した支持面を形成することができると共
に、調節自在な保持装置を係合させたときに、その保持
装置を、この支持ブラケットに対して相対的に移動させ
ることができる形状としてある。この支持ブラケットに
は、複数個の調節自在な保持装置を係合させることがで
きる。更に、この支持ブラケットに、複数個の調節自在
な保持装置を係合させたときには、止着部材を用いて、
それらの支持ブラケットと調節自在な保持装置とを、直
接壁面に固定することもできる。
【0004】以上の目的及びその他の目的、並びにそれ
ら目的に付随する種々の利点は、添付図面並びに以下の
詳細な説明を参照することによって、更に明瞭になる。
【0005】
【実施例】これより図面を参照して説明する。調節自在
な保持装置10は、ほうき、モップ、各種用具類等々の
物品の細長い柄を、図1に示すように垂直に立てた姿勢
で壁面20に保持し、しかも、保持した物品を素早く取
り外せるように、保持する装置である。この調節自在な
保持装置は、細長い柄Hを、素早く、しかも簡単に挟み
込むことができ、また、素早く、しかも簡単に取り外し
て使用することができるようにした装置である。この保
持装置は調節自在であるため、様々な太さの細長い柄を
備えた物品を、素早く挟み込み、また取り外すことがで
きる。
【0006】本発明の調節自在な保持装置10は、高分
子材料で一体的に形成されたU字形のフレームであっ
て、図3に示すように、第一部材11と、第二部材16
とから成る。第一部材11は、平板状の基部18を備え
ている。この基部18は、表面20と裏面22、それに
上面24と下面26を有しており、また更に、上面24
と下面26との間を延在する傾斜孔28と、この傾斜孔
28内を転動しながら上下に移動できるように軸支され
た円筒状のシャフト30と、この第一部材の基部18の
側縁部34から概ね直角に延出した概ね平坦な壁部32
とを有する。第一部材の基部18の、側縁部34とは反
対側の側縁部36からは、細長いフランジ部38が延出
している。このフランジ部38は、表面39と裏面4
1、それに上面40と下面42を有する。この細長いフ
ランジ部38には、互いに平行な複数列の開口列44
を、少なくとも2列、そして好ましくは3列、形成して
あり、それら開口列44を構成している各々の開口は、
このフランジ部38の表面39から裏面41までを貫通
して延在している。また、互いに平行なそれら開口列4
4は、フランジ部38の上面40と下面42との間を垂
直方向に延在しており、即ち、それら開口列は縦列であ
る。1本の縦列44は、少なくとも3個の、そして好ま
しくは5個の、互いに間隔を空けて形成した開口から構
成する。複数本の縦列とした、それら開口列44は、夫
々の列どうしの間で開口の位置を揃えてあるため、互い
に平行な複数列の開口列51が、少なくとも3列、そし
て好ましくは5列、このフランジ部38上を水平方向に
延在する横列として形成されることになる。一方、第二
部材16は基部58を備えている。この基部58は、表
面60と裏面62、それに上面64と下面66を有して
おり、また、この第二部材の基部58の側縁部70から
は、概ね平坦な壁部68が概ね直角に延出している。第
一部材11の壁部32を形成してある側縁部34と、第
二部材16の壁部68を形成してある側縁部70とは、
それらの夫々の基部18と58とに対して、互いに反対
側に位置するように形成してある。第二部材の基部58
は、図4に示すように、その裏面62に、少なくとも2
個の、そして好ましくは3個の、係止突起72を備えて
いる。これら係止突起72は、基部58の裏面62に一
体的に形成してあり、また、その形状は円筒形である。
第二部材の基部58には、更に、この基部58の表面6
0から裏面62まで貫通させた、少なくとも1個の、そ
して好ましくは2個の、開口74を形成してある。図示
例では開口74を2個形成してあり、それら開口74
を、この第二部材の基部58の上面64から下面66ま
での間に、上下方向に並べて形成してある。係止突起7
2と開口74とは、第二部材の基部58の上に、交互に
形成してある。係止突起72は、第一部材11の細長い
フランジ部38に形成した複数列の開口列44のうちの
1列に嵌め込めるようにしたものであり、嵌め込むこと
によって、第一部材11と第二部材16とを連結するこ
とができる。係止突起72を第一部材に嵌め込んだとき
には、第一部材11に形成してある開口と、第二部材1
6に形成してある開口とは、互いの位置が揃って重なり
合うようにしてある。図5に示したように、第二部材1
6の係止突起72を、第一部材11のいずれか1列の開
口列44に嵌め込んだときには、それによって、第一部
材11と第二部材16とが左右に分離することが防止さ
れる。また、それら係止突起72を、第一部材11に形
成した互いに平行な複数列の開口列44のうちの、異な
った開口列に嵌め込むことによって、この保持装置を、
異なった調節位置に合わせることができる。このよう
に、保持装置を異なった調節位置に合わせることができ
るため、この保持装置は、細長い柄を備えた物品を保持
する際に、その柄の幅、即ち太さが様々に異なる物品を
保持することができる能力を備えている。第二部材16
の係止突起72を、第一部材11のいずれか1列の開口
列44に嵌め込んだときには、第一部材11の壁部32
と第二部材16の壁部68とによって、図1に示すよう
に、V字形の喉部が形成される。第二部材16の係止突
起72は、第一部材11のいずれか1列の開口列44の
5個の開口のうちの3個の開口に嵌め込まれる。そし
て、その開口列44の中の、残りの2個の開口は、第二
部材16に形成されている開口74と位置が揃って重な
り合う。長板110は、スペーサ手段としての機能を果
たしており、図4に示すように、フランジ部38の裏面
41に形成してある。この長板110は、また、フラン
ジ部38の水平方向の開口列(即ち横列)51を更に補
強するための、補強手段としての機能も果たしている。
長板110には複数の開口112を形成してあり、この
長板110は、フランジ部38の裏面22の面上を、水
平に延在している。長板110に形成したそれら開口1
12は、フランジ部38の水平方向の開口列51の夫々
の開口に、位置を揃えて形成してある。長板110は開
口列51の背面に固定してあり、この開口列51の開口
には、係止突起72は嵌め込まれない。更に、第一部材
11のこの開口列51の開口は、第二部材16の開口7
4に、位置を揃えて形成してある。そして、図5に示す
ように、第一部材11と、第二部材16と、長板110
の、互いに重なりあった開口に、止着部材122を挿通
できるようにしてあり、それによって、この調節自在な
保持装置10を、壁面20に直接取り付けられるように
している。
【0007】長板110は、第一部材11の基部18の
裏面22と、この調節自在な保持装置10を取り付ける
壁面20との間に、空間120を確保するための、スト
ッパとして機能し得るものである。この空間120が確
保されているため、シャフト30の円筒状のヘッド部分
104が、傾斜孔28に対して、転動しつつ自由に相対
的に移動できるようになっている。調節自在な保持装置
10を壁面20に不動に止着するための止着部材122
としては、例えば、平頭ネジや、丸頭ネジ等を使用する
ことができる。調節自在な保持装置10を壁面20に取
り付けたときには、第一部材11の表面20及び裏面2
2と、第二部材16の表面60及び裏面62とは、その
各々が、壁面20に対して略々平行な平面内に位置する
ようになる。一方、第一部材11の上面24及び下面2
6と、第二部材16の上面64及び下面66とは、その
各々が、床面に対して略々平行な平面内に位置するよう
になる。更に、第一部材11の壁部32は、床面に対し
て急な角度を持つ傾斜した平面内に位置するようにな
り、第二部材16の壁部68は、床面に対して略々垂直
な平面内に位置するようになる。壁部32と壁部68と
は、いずれも、図3に示すように、複数本の補強リブ1
30を備えており、それら補強リブ130は、U字形が
変形することのないように、抵抗力を高めるためのもの
である。第一部材11の細長いフランジ部38も、壁面
20に対して略々平行になる。図1に示したように、ロ
ーラ・シャフト30は、その軸心が第一部材の基部18
に対して略々垂直な方向を向いており、また、傾斜した
壁部32に近接して位置している第一部分100と、傾
斜孔28の中に位置する小径の部分である第二部分10
2と、円筒状のヘッド部分104とを含んでおり、特に
ヘッド部分104は、第一部材の基部18の裏面22か
ら後方へ延出しており、このシャフト30を傾斜孔28
に取り付けている部分である。図4に示すように、シャ
フト30の第一部分100には、例えばラバー等の耐久
性を有するエラストマーで製作した円筒部材106を被
せてあり、これによって、第一部分100が、滑ること
なく柄と係合するようにしてある。シャフト30の重量
は、このシャフト30が、重力の作用を受けて、常時、
傾斜孔28の最下部へ向かって移動しようとするよう
に、充分な大きさとしてある。
【0008】第一部材11の開口と第二部材16の開口
とを、互いに重ね合わせた状態にしたときには、第二部
材16の壁部68とシャフト30とが、図1に示すよう
に、固定把持部材と可動把持部材とを画成する。このう
ち、可動把持部材の方を画成するシャフト30は、固定
把持部材68に対して、接近及び離隔しつつ上下方向へ
移動自在であるように、傾斜孔28の中に支持されてい
る。このシャフト30の移動の方向は、固定把持部材6
8に対して傾斜した方向である。このシャフト30移動
によって、このシャフト30と固定把持部材68との間
に挿し込まれた物品の柄Hに作用する、把持力が発生す
る。また、第一部材11の壁部32は傾斜面33を備え
ており、この壁部32が、もう1つの固定把持部材を画
成している。即ち、ラバー製の円筒部材106が転動し
つつ上下方向へ移動する際には、この円筒部材106
が、壁部32の傾斜面33に当接した状態で、移動する
ようにしてある。これによって、柄Hからシャフト30
へ作用する横方向の力が、ヘッド部分104が構成して
いる連結部に良くない影響を及ぼすことを抑えると共
に、第二部材16の壁部68との協働作用によって、柄
Hへ、確実に、しかも良好に把持力が伝達されるように
してある。
【0009】使用法について説明する。先ず、この保持
装置10の下面26の近くへ柄Hを持ってくるように
し、そこから、その柄Hを、その軸方向に上方へ持ち上
げて、壁部32と壁部68との間へ挿し込む。これによ
って、シャフト30は上方へずらされて、図5に示すよ
うに、その柄Hの幅に適合した位置へ移動する。また、
壁部32と壁部68との間の調節を行なうことができ
る。即ち、第一部材11の開口と第二部材16の開口と
の位置合せを適宜行なうことによって、異なった幅ない
し太さの柄を備えた柄付きの物品に適合させることがで
きる。摩擦を伴った把持力が働くため、柄がずり落ちる
という不都合も防止されている。装置に保持させておい
た柄付きの物品が必要となった場合には、ユーザは、柄
Hを、その軸方向に上方へ押し上げた後に、壁部32と
壁部68との間から取り外す。柄Hを上方へ押し上げる
ことによって、ローラ・シャフト30も上方へ移動す
る。柄Hが外れたならば、ローラ・シャフト30は、傾
斜孔28の中を下方へ落下し、それによってこの装置は
再び使用可能な状態になる。
【0010】この調節自在な保持装置は、図2に示すよ
うに、米国特許第4852747号に説明されている支
持ブラケットの中に組み付けることも可能である。支持
ブラケット14は、適当な高分子材料を使用した押出し
加工によって、角張ったC字形の断面形状となるように
製作したものである。更に、この支持ブラケット14の
形状は、必要に応じて他の同形のブラケットと連結する
ことによって連続した支持面を形成することができると
共に、調節自在な保持装置10を係合させたときに、そ
の保持装置10を、この支持ブラケット14に対して相
対的に移動させることができる形状としてある。複数本
の支持ブラケットを連結すれば、その中に、調節自在な
保持装置10を幾つも保持することができる。長板11
0と、縁部90、92、94、及び96とで、第一部材
の基部18の裏面22と、ブラケット14の表面48と
の間に、空間120が確保されている。この空間120
があるため、シャフト30の円筒状のヘッド部分104
は、傾斜孔28の中で自由に転動及び相対移動をするこ
とができる。第二部材の基部58の裏面62には、円筒
形の係止突起72が一体的に形成されている。この第二
部材の基部58には更に、少なくとも1個の、そして好
ましくは2個の、開口74を形成してあり、それら開口
74は、この基部58の表面60と裏面62との間を貫
通して延在しており、また、この基部58の上面64と
下面66との間に、上下方向に延在する列を成すように
並べて形成してある。第二部材16の係止突起72は、
第一部材11の開口に嵌め込むようにし、それによっ
て、第一部材11と第二部材16とを連結する。次に、
その保持装置10を、支持ブラケット14に嵌装する。
こうして複数の保持装置を嵌装したならば、それら保持
装置は、その1つ1つを、この支持ブラケット14の中
で、互いに独立して移動させることができる。支持ブラ
ケット14は、表面48及び裏面50と、上部チャネル
部52及び下部チャネル部54とを有する。上部チャネ
ル部52と下部チャネル部54とは、互いに平行に、水
平方向に延在している。上部チャネル部52の幅寸法
は、第一部材の縁部90と第二部材の縁部94とを嵌装
することができる寸法にしてある。下部チャネル部54
の幅寸法は、第一部材の縁部92と第二部材の縁部96
とを嵌装することができる寸法にしてある。これら上部
チャネル部52ないし下部チャネル部54は、縁部9
0、92、94、及び96と、がたつきなく係合するよ
うにしてあり、それによって、調節自在な保持装置10
を、取り付け済みのブラケット14によって規制される
水平位置のうちの、選択した位置に、支持することがで
きるようにしてある。保持装置10を装着した支持ブラ
ケット14は、例えば止着部材200によって、壁面に
取り付けることができる。支持ブラケット14を壁面に
取り付けた後でも、保持装置の第一部材11と第二部材
16とに対し、異なった幅の柄を備えた柄付きの物品に
適合させるための調節を施すことは可能である。ただ
し、第一部材11と第二部材16とを調節して、異なっ
た幅の柄を備えた柄付きの物品に適合させるときには、
支持ブラケット14から保持装置を一旦取り外す必要が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】想像線で描いた柄付きの物品を把持した状態に
ある、調節自在な保持装置の斜視図である。
【図2】複数の柄付きの物品を並べて掛けておけるよう
に、複数個の調節自在な保持装置を支持させた、支持ブ
ラケットの斜視図である。
【図3】調節自在な保持装置の第一部材及び第二部材の
正面図である。
【図4】調節自在な保持装置の第一部材及び第二部材の
背面図である。
【図5】調節自在な保持装置の正面図である。
【図6】図5の6−6線に沿った、調節自在な保持装置
の断面図であり、開口を示した図である。
【図7】図5の7−7線に沿った、調節自在な保持装置
の断面図であり、開口とシャフトとを示した図である。
【図8】図2の8−8線に沿った、支持ブラケット及び
調節自在な保持装置の断面図である。
【符号の説明】
10 保持装置 11 第一部材 14 支持ブラケット 16 第二部材 18 第一部材の基部 20 第一部材の基部の表面 22 第一部材の基部の裏面 24 第一部材の基部の上面 26 第一部材の基部の下面 28 傾斜孔 30 ローラ・シャフト 32 第一部材の壁部 34 第一部材の基部の側縁部 36 第一部材の基部の側縁部 38 第一部材のフランジ部 39 第一部材のフランジ部の表面 40 第一部材のフランジ部の上面 41 第一部材のフランジ部の裏面 42 第一部材のフランジ部の下面 44 開口列 48 支持ブラケットの表面 50 支持ブラケットの裏面 52 上部チャネル部 54 下部チャネル部 58 第二部材の基部 60 第二部材の基部の表面 62 第二部材の基部の裏面 64 第二部材の基部の上面 66 第二部材の基部の下面 68 第二部材の壁部 70 第二部材の基部の側縁部 72 係止突起 74 開口 90、92 第一部材の縁部 94、96 第二部材の縁部 100 ローラ・シャフトの第一部分 102 ローラ・シャフトの第二部分 104 ローラ・シャフトのヘッド部分 106 円筒状ボディ 110 長板 112 開口 120 空間 122 止着部材 130 補強リブ 200 止着部材 H 柄付きの物品の柄

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を取外し自在に保持するための保持
    装置において、第一部材と、第二部材と、前記第二部材
    に対する前記第一部材の相対的な位置を調節するための
    調節手段とを備えたことを特徴とする保持装置。
  2. 【請求項2】 前記第一部材と前記第二部材とが、可動
    把持手段、第一固定把持手段、及び第二固定把持手段を
    構成しており、前記可動把持手段と前記第一固定把持手
    段とは、前記第一部材と前記第二部材との間に挿し込ま
    れた物品の柄に対して作用する把持力を発生するもので
    あり、 前記第一部材は前記可動把持手段を構成しており、該第
    一部材は基部を備えており、該基部は該基部の表面と裏
    面との間を貫通している傾斜孔を有しており、更に前記
    第一部材は、該第一部材の前記基部と壁面ないし支持ブ
    ラケットとの間に空間を確保するためのスペーサ手段
    と、前記傾斜孔の中に軸支され一端部が前記スペーサ手
    段によって確保された前記空間の中に位置している円筒
    状シャフトとを備えており、前記可動把持手段は、該第
    一部材の前記基部から延出していると共に前記傾斜孔の
    中に転動自在に支持され、それによって、重力の作用に
    よる運動を生じるようにしてあり、この運動は、前記第
    二部材に対して接近及び離隔する、該第二部材に対して
    傾斜した方向の運動であり、更に前記第一部材は、細長
    いフランジ部を備えており、該フランジ部は複数の開口
    を有しており、それら複数の開口は、少なくとも2列の
    平行な開口列を成して形成されており、各開口列は少な
    くとも3個の開口から成り、更に、それら開口列は、該
    フランジ部の上面から該フランジ部の下面へ向かって延
    在しており、 前記第二部材は前記第一固定把持手段を構成しており、
    該第二部材は基部を備えており、該基部は正面と裏面と
    上面と下面とを有しており、更に前記第二部材は、該第
    二部材の前記基部から略々直角に延出している壁部を備
    えており、該壁部は、該壁部を補強するための少なくと
    も1本のリブを含んでおり、前記第二部材の前記基部は
    少なくとも2個の突起と少なくとも2個の開口とを有し
    ており、それら開口は、それら突起の間に間隔を空けて
    交互に配設してあり、更に、それら突起とそれら開口と
    は該第二部材の前記基部の前記上面から前記下面へ向け
    て上下方向に列を成して設けられており、該第二部材の
    前記突起は、前記第一部材の前記基部に形成した複数列
    の前記開口列のうちの1本の開口列の開口に嵌め込むも
    のであり、該第二部材の前記開口は、前記第一部材の当
    該開口列の開口と位置が揃うようにしてあり、 前記第二固定把持手段は、前記可動把持手段と協働し
    て、前記柄に加わる把持力を強化するものであり、該第
    二固定把持手段は、前記第一部材の前記基部から略々直
    角に延出している壁部を含んでおり、該壁部は、前記可
    動把持手段を支持するための、前記傾斜孔と同じ角度で
    傾斜した平面を画成しており、更に該壁部は、該壁部を
    補強するための少なくとも1本のリブを含んでいる、こ
    とを特徴とする請求項1記載の保持装置。
  3. 【請求項3】 前記保持装置を壁面に取り付けるための
    取付手段を備えており、該取付手段は、前記スペーサ手
    段、前記第一部材、及び前記第二部材の、互いに位置が
    揃った夫々の開口を貫通して延在する止着部材を含んで
    おり、該止着部材は、前記保持装置を壁面に不動に止着
    するための手段であり、更に、前記スペーサ手段が、前
    記第一部材と前記壁面との間に空間を確保していること
    を特徴とする請求項2記載の保持装置。
  4. 【請求項4】 前記保持装置が、略々垂直な壁面に水平
    に取り付けるようにした細長い支持ブラケットによって
    支持されており、該支持ブラケットは、高分子材料を使
    用した押出し加工によって、一対の水平に延在するチャ
    ネル部を画成する角張ったC字形の断面形状を有するよ
    うに製作したものであり、それら一対のチャネル部は、
    前記第一部材の前記基部と前記第二部材の前記基部の夫
    々の上面と下面とから延出している縁部を嵌装できる大
    きさとしてあり、前記縁部は、この保持装置を支持する
    と共に、前記支持ブラケットが画成する水平位置のうち
    の任意の所望の水平位置に、この保持装置を選択的に位
    置させることができるようにしており、 この保持装置は、この保持装置が前記支持ブラケットか
    ら不用意に外れることを防止する防止手段を備えてお
    り、前記スペーサ手段は、前記第一部材の前記基部と前
    記支持ブラケットとの間に空間を確保しており、更に、
    前記支持ブラケットを止着部材で前記壁面に止着してあ
    る、ことを特徴とする請求項2記載の保持装置。
  5. 【請求項5】 前記支持ブラケットが、複数の互いに同
    一の部材とした支持ブラケット部材の端部どうしを突き
    合わせて構成したものであることを特徴とする請求項4
    記載の保持装置。
  6. 【請求項6】 前記支持ブラケットに、複数の保持装置
    を支持させることによって、複数の細長い柄を並べて夫
    々に保持できるようにしたことを特徴とする請求項5記
    載の保持装置。
  7. 【請求項7】 調節自在な多連装式の保持装置であっ
    て、 高分子材料を使用した押出し加工によって、一対の水平
    に延在するチャネル部を画成する角張ったC字形の断面
    形状を有するように製作した、水平方向に延在する支持
    ブラケットを備え、前記一対のチャネル部の各々は、第
    一部材の基部と第二部材の基部の夫々の上面と下面とか
    ら延出している縁部を嵌装できる大きさとしてあり、前
    記チャネル部に装着された、保持した物品を素早く取り
    外すことができるようにした、調節自在な、互いに分離
    した複数の保持装置であって、その各々が、その他の保
    持装置からは独立して移動自在であり、且つ、その各々
    が、一つの物品の柄を取外し自在に保持できるようにし
    た、前記複数の保持装置を備え、 前記複数の保持装置の各々は、第一部材と第二部材とを
    含んでいる略々U字形のボディを備えている保持装置で
    あり、 前記第一部材は、基部と、該基部から略々直角に延出し
    た壁部と、細長いフランジ部とを含んでおり、前記第二
    部材は、基部と、該基部から略々直角に延出した壁部と
    を含んでおり、 前記第一部材と前記第二部材とは調節自在であり、調節
    することにより、様々な幅の柄を備えた柄付きの物品
    を、その柄付きの物品が前記第一部材の前記壁部と前記
    第二部材の前記壁部との間に挿し込まれたときに保持す
    ることができ、 前記第一部材の基部を前記支持ブラケットから離隔させ
    て、両者の間に空間を確保する、スペーサ手段を備え、 前記保持装置は、高分子材料を使用した型成形によっ
    て、一体的に製作したものであり、該保持装置は、その
    前記第一部材に、前記スペーサ手段を形成してあり、 前記保持装置が前記支持ブラケットから不用意に外れる
    ことを防止する、ストッパ手段を備え、 前記ストッパ手段は、前記支持ブラケットを貫通して延
    在する止着部材を含んでおり、該止着部材は、該支持ブ
    ラケットを壁面に不動に止着するための手段であり、 重力の作用を受けて動作するローラを備え、該ローラは
    両端部を有し、該両端部のうちの一方の端部は、前記空
    間の中にあって、回転自在に軸支されており、他方の端
    部は、前記第一部材の前記壁部に臨む位置にあって、前
    記第二部材の前記壁部に対して接近及び離隔しつつ上下
    方向へ移動自在としてあり、その移動によって、前記第
    一部材の前記壁部と前記第二部材の前記壁部との間に挿
    し込まれた柄付きの物品を把持するようにしてあり、前
    記第一部材の前記壁部と前記第二部材の前記壁部との各
    々は、当該壁部を補強するための1本以上の外側リブを
    含んでいる、ことを特徴とする保持装置。
  8. 【請求項8】 前記第一部材の前記基部と前記第二部材
    の前記基部の夫々の前記上面と前記下面とから延出して
    いる前記縁部の各々は、前記スペーサ手段によって、前
    記ブラケットに対する相対位置が定められており、且
    つ、それら縁部の各々は、夫々の前記チャネル部に、が
    たつきなく嵌合する寸法としてあることを特徴とする請
    求項7記載の保持装置。
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