JPH05316099A - 暗号化された制御信号の通信システム - Google Patents
暗号化された制御信号の通信システムInfo
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- JPH05316099A JPH05316099A JP4142079A JP14207992A JPH05316099A JP H05316099 A JPH05316099 A JP H05316099A JP 4142079 A JP4142079 A JP 4142079A JP 14207992 A JP14207992 A JP 14207992A JP H05316099 A JPH05316099 A JP H05316099A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 暗号化された制御信号の解読を困難にし、ハ
ードウェーアおよびソフトウェーアの負担を軽減する暗
号化された制御信号の通信システムを提供する。 【構成】 暗号化回路は制御信号が割り振られる有効ビ
ットを指定する有効ビット指定手段、その有効ビット指
定手段により指定されたビット以外に無効ビットを付加
して暗号化する暗号化手段、上記有効ビット指定手段に
より指定された有効ビットを示す有効ビット識別データ
を上記暗号化された制御信号に付加する有効ビット識別
データ付加手段を備え、上記復号化回路は上記有効ビッ
ト識別データを基に疑似暗号復号化手段により復号化を
行う。
ードウェーアおよびソフトウェーアの負担を軽減する暗
号化された制御信号の通信システムを提供する。 【構成】 暗号化回路は制御信号が割り振られる有効ビ
ットを指定する有効ビット指定手段、その有効ビット指
定手段により指定されたビット以外に無効ビットを付加
して暗号化する暗号化手段、上記有効ビット指定手段に
より指定された有効ビットを示す有効ビット識別データ
を上記暗号化された制御信号に付加する有効ビット識別
データ付加手段を備え、上記復号化回路は上記有効ビッ
ト識別データを基に疑似暗号復号化手段により復号化を
行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電力分野における配
電系統の設備運用を自動化する際に用いて好適な暗号化
された制御信号の通信システムに関し、さらに詳しく
は、容易に構成でき、さらに第三者による制御信号の解
読を困難にする暗号化された制御信号の通信システムに
関するものである。
電系統の設備運用を自動化する際に用いて好適な暗号化
された制御信号の通信システムに関し、さらに詳しく
は、容易に構成でき、さらに第三者による制御信号の解
読を困難にする暗号化された制御信号の通信システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、電力分野における配電系統の設
備運用を自動化する際に用いられる従来の制御信号通信
システムの構成を示す説明図である。
備運用を自動化する際に用いられる従来の制御信号通信
システムの構成を示す説明図である。
【0003】図において、51は営業所であり、この営
業所51は親局52と一般端末用データ生成部54と混
合器55とを備えている。
業所51は親局52と一般端末用データ生成部54と混
合器55とを備えている。
【0004】親局52は、制御信号生成部52aと乱数
鍵生成部52bと暗号化回路52cとを備えている。
鍵生成部52bと暗号化回路52cとを備えている。
【0005】乱数鍵生成部52bは乱数列データを生成
し出力する。
し出力する。
【0006】一般端末用データ生成部54は、CATV
あるいは電力メータの自動検針等を行う際の各種データ
信号を生成する。
あるいは電力メータの自動検針等を行う際の各種データ
信号を生成する。
【0007】TLは同軸ケーブルにより構成された共用
双方向伝送路、D1およびD2は、前記共用双方向伝送
路TLに接続された分配器である。
双方向伝送路、D1およびD2は、前記共用双方向伝送
路TLに接続された分配器である。
【0008】57は前記分配器D1に接続された子局で
あり、図示していない開閉器を制御する。この子局57
は、制御信号復号装置58と開閉器制御回路59とから
構成されている。
あり、図示していない開閉器を制御する。この子局57
は、制御信号復号装置58と開閉器制御回路59とから
構成されている。
【0009】制御信号復号装置58は、乱数鍵生成部5
8aと復号回路58bとから構成されている。
8aと復号回路58bとから構成されている。
【0010】乱数鍵生成部58aは乱数列データを生成
し出力する。この乱数列データは前記親局52の乱数鍵
生成部52aが生成し出力する乱数列データと同一であ
る。
し出力する。この乱数列データは前記親局52の乱数鍵
生成部52aが生成し出力する乱数列データと同一であ
る。
【0011】61は前記分配器D1に接続された端末で
あり、前記子局57の開閉器制御回路59により開閉さ
れる開閉器により電力が供給される。
あり、前記子局57の開閉器制御回路59により開閉さ
れる開閉器により電力が供給される。
【0012】62は分配器D2に接続された前記子局5
7と同様に構成された他の子局である。63は分配器D
2に接続された端末であり、前記端末61と同様に子局
62の開閉器制御回路により開閉される開閉器により電
力が供給される。
7と同様に構成された他の子局である。63は分配器D
2に接続された端末であり、前記端末61と同様に子局
62の開閉器制御回路により開閉される開閉器により電
力が供給される。
【0013】次に動作について説明する。
【0014】この制御信号通信システムでは、開閉器を
制御するための制御信号は、親局52により暗号化され
る。
制御するための制御信号は、親局52により暗号化され
る。
【0015】図8に暗号化された制御信号を示す。
【0016】この暗号化された制御信号は、混合器55
により一般端末使用データ生成部54で生成されたCA
TVあるいは自動検針等を行う際の各種データ信号と合
成され、双方向伝送路TLに送出される。暗号化された
制御信号は、分配器D1および分配器D2で分配され、
子局57と子局62に出力される。
により一般端末使用データ生成部54で生成されたCA
TVあるいは自動検針等を行う際の各種データ信号と合
成され、双方向伝送路TLに送出される。暗号化された
制御信号は、分配器D1および分配器D2で分配され、
子局57と子局62に出力される。
【0017】子局57に供給される暗号化された制御信
号は制御信号復号装置58で復号され、元の制御信号に
戻される。この制御信号は、開閉器制御回路59に供給
される。開閉器制御回路59は、送られてきた制御信号
を基に開閉器の開閉を行う。
号は制御信号復号装置58で復号され、元の制御信号に
戻される。この制御信号は、開閉器制御回路59に供給
される。開閉器制御回路59は、送られてきた制御信号
を基に開閉器の開閉を行う。
【0018】親局52における制御信号の暗号化は、制
御信号生成部52aで生成された制御信号と、乱数鍵生
成部52bから出力される乱数列データとを暗号化回路
52cで排他的論理和演算することにより行う。
御信号生成部52aで生成された制御信号と、乱数鍵生
成部52bから出力される乱数列データとを暗号化回路
52cで排他的論理和演算することにより行う。
【0019】また、前記乱数鍵生成部52bにおける乱
数鍵の生成方法を図9,図10,図11に示す。
数鍵の生成方法を図9,図10,図11に示す。
【0020】子局57の制御信号復号装置58による暗
号化された制御信号の復号は、暗号化された制御信号と
乱数鍵生成部58aが生成する乱数列データとを復号回
路58bで排他的論理和演算することにより行う。この
ようにして、暗号化された制御信号を元の制御信号に戻
す。
号化された制御信号の復号は、暗号化された制御信号と
乱数鍵生成部58aが生成する乱数列データとを復号回
路58bで排他的論理和演算することにより行う。この
ようにして、暗号化された制御信号を元の制御信号に戻
す。
【0021】一方、子局57から親局51に制御信号を
送るときには、子局57で制御信号を暗号化し、暗号化
した制御信号は、親局52で復号化され元の制御信号に
戻される。
送るときには、子局57で制御信号を暗号化し、暗号化
した制御信号は、親局52で復号化され元の制御信号に
戻される。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従来の制御信号通信シ
ステムは以上のように構成されているので、乱数鍵また
は乱数鍵生成部のアルゴリズムが第三者に知られた場
合、暗号化された制御信号が容易に解読されてしまう問
題点があった。
ステムは以上のように構成されているので、乱数鍵また
は乱数鍵生成部のアルゴリズムが第三者に知られた場
合、暗号化された制御信号が容易に解読されてしまう問
題点があった。
【0023】また乱数を用いて暗号化するので、この際
に用いられる乱数列を得るために大容量のメモリが必要
となり、また非線形関数演算処理が必要となったりして
ハードウェーアおよびソフトウェーア両面で負担が増大
する問題点があった。
に用いられる乱数列を得るために大容量のメモリが必要
となり、また非線形関数演算処理が必要となったりして
ハードウェーアおよびソフトウェーア両面で負担が増大
する問題点があった。
【0024】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、暗号化された制御信号が容易に
解読されることがなく、さらにハードウェーアおよびソ
フトウェーアの負担が軽減できる暗号化された制御信号
の通信システムを提供することを目的とする。
ためになされたもので、暗号化された制御信号が容易に
解読されることがなく、さらにハードウェーアおよびソ
フトウェーアの負担が軽減できる暗号化された制御信号
の通信システムを提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】この請求項1の発明に係
る暗号化された制御信号の通信システムは、親局は暗号
化された制御信号の有効ビットを指定する有効ビット指
定手段と、その有効ビット指定手段により指定されたビ
ット以外に無効ビットを付加して真の制御信号を暗号化
する暗号化手段と、上記有効ビット指定手段により指定
された有効ビットを示す有効ビット識別データを上記暗
号化された制御信号に付加する有効ビットデータ付加手
段とを備え、子局は暗号化されて送られてきた制御信号
に付加された上記有効ビット識別データを基に暗号化さ
れた制御信号から真の制御信号を取り出す疑似暗号復号
化手段を備えたものである。
る暗号化された制御信号の通信システムは、親局は暗号
化された制御信号の有効ビットを指定する有効ビット指
定手段と、その有効ビット指定手段により指定されたビ
ット以外に無効ビットを付加して真の制御信号を暗号化
する暗号化手段と、上記有効ビット指定手段により指定
された有効ビットを示す有効ビット識別データを上記暗
号化された制御信号に付加する有効ビットデータ付加手
段とを備え、子局は暗号化されて送られてきた制御信号
に付加された上記有効ビット識別データを基に暗号化さ
れた制御信号から真の制御信号を取り出す疑似暗号復号
化手段を備えたものである。
【0026】この請求項2の発明に係る暗号化された制
御信号の通信システムは、親局は制御信号を暗号化する
際の有効ビットを必要に応じて可変して指定する有効ビ
ット指定可変手段と、その有効ビット指定可変手段によ
り指定されたビット以外に無効ビットを付加して真の暗
号化する暗号化手段と、上記有効ビット指定可変手段に
より指定された有効ビットを示す有効ビット識別データ
を上記暗号化された制御信号に付加する有効ビットデー
タ付加手段とを備え、子局は暗号化されて送られてきた
制御信号に付加された上記有効ビット識別データを基に
暗号化された制御信号から真の制御信号を取り出す疑似
暗号復号化手段を備えたものである。
御信号の通信システムは、親局は制御信号を暗号化する
際の有効ビットを必要に応じて可変して指定する有効ビ
ット指定可変手段と、その有効ビット指定可変手段によ
り指定されたビット以外に無効ビットを付加して真の暗
号化する暗号化手段と、上記有効ビット指定可変手段に
より指定された有効ビットを示す有効ビット識別データ
を上記暗号化された制御信号に付加する有効ビットデー
タ付加手段とを備え、子局は暗号化されて送られてきた
制御信号に付加された上記有効ビット識別データを基に
暗号化された制御信号から真の制御信号を取り出す疑似
暗号復号化手段を備えたものである。
【0027】この請求項3の発明に係る暗号化された制
御信号の通信システムは、親局は真の制御信号が割り当
てられる有効ワードを指定する有効ワード指定手段と、
その有効ワード指定手段により指定されたワード以外に
無効ワードを付加して真の制御信号を暗号化する暗号化
手段と、上記有効ワード指定手段により指定された有効
ワードを示す有効ワード識別データを上記暗号化された
制御信号に付加する有効ワードデータ付加手段とを備
え、子局は暗号化されて送られてきた制御信号に付加さ
れた上記有効ワード識別データを基に真の制御信号を取
り出し復号を行う疑似暗号復号化手段を備えたものであ
る。
御信号の通信システムは、親局は真の制御信号が割り当
てられる有効ワードを指定する有効ワード指定手段と、
その有効ワード指定手段により指定されたワード以外に
無効ワードを付加して真の制御信号を暗号化する暗号化
手段と、上記有効ワード指定手段により指定された有効
ワードを示す有効ワード識別データを上記暗号化された
制御信号に付加する有効ワードデータ付加手段とを備
え、子局は暗号化されて送られてきた制御信号に付加さ
れた上記有効ワード識別データを基に真の制御信号を取
り出し復号を行う疑似暗号復号化手段を備えたものであ
る。
【0028】この請求項4の発明に係る暗号化された制
御信号の通信システムは、親局は真の制御信号が割り当
てられる有効ワードを必要に応じて可変して指定する有
効ワード指定可変手段と、その有効ワード指定可変手段
により指定されたワード以外に無効ワードを付加して真
の制御信号を暗号化する暗号化手段と、上記有効ワード
指定可変手段により指定された有効ワードを示す有効ワ
ード識別データを上記暗号化された制御信号に付加する
有効ワードデータ付加手段とを備え、子局は暗号化され
て送られてきた制御信号に付加された上記有効ワード識
別データを基に真の制御信号を取り出し復号を行う疑似
暗号復号化手段を備えたものである。
御信号の通信システムは、親局は真の制御信号が割り当
てられる有効ワードを必要に応じて可変して指定する有
効ワード指定可変手段と、その有効ワード指定可変手段
により指定されたワード以外に無効ワードを付加して真
の制御信号を暗号化する暗号化手段と、上記有効ワード
指定可変手段により指定された有効ワードを示す有効ワ
ード識別データを上記暗号化された制御信号に付加する
有効ワードデータ付加手段とを備え、子局は暗号化され
て送られてきた制御信号に付加された上記有効ワード識
別データを基に真の制御信号を取り出し復号を行う疑似
暗号復号化手段を備えたものである。
【0029】
【作用】この請求項1の発明における暗号化された制御
信号の通信システムは、制御信号に無効ビットを付加し
て暗号化し、さらに有効ビットを示す有効ビット識別デ
ータを上記暗号化された制御信号に付加して親局と子局
との間で送受信し、暗号化された制御信号に付加された
上記有効ビット識別データを基に有効ビットを拾い出
し、真の制御信号を取り出し復号化を行う。
信号の通信システムは、制御信号に無効ビットを付加し
て暗号化し、さらに有効ビットを示す有効ビット識別デ
ータを上記暗号化された制御信号に付加して親局と子局
との間で送受信し、暗号化された制御信号に付加された
上記有効ビット識別データを基に有効ビットを拾い出
し、真の制御信号を取り出し復号化を行う。
【0030】このように、乱数を用いることなく簡単な
ハードウェーアおよびソフトウェーアにより暗号化およ
び復号化を行うことができるので、暗号化された制御信
号が容易に解読されることがなく、さらに暗号化および
復号化を行うに際してのハードウェーアおよびソフトウ
ェーアの負担が軽減できる。
ハードウェーアおよびソフトウェーアにより暗号化およ
び復号化を行うことができるので、暗号化された制御信
号が容易に解読されることがなく、さらに暗号化および
復号化を行うに際してのハードウェーアおよびソフトウ
ェーアの負担が軽減できる。
【0031】この請求項2の発明における暗号化された
制御信号の通信システムは、制御信号を暗号化する際の
有効ビットを必要に応じて可変し、上記有効ビット以外
に無効ビットを付加して制御信号を暗号化し、有効ビッ
トを示す有効ビット識別データを上記暗号化された制御
信号に付加して親局と子局との間で送受信し、暗号化さ
れた制御信号に付加された上記有効ビット識別データを
基に有効ビットを拾い出し、真の制御信号を取り出し復
号化を行う。
制御信号の通信システムは、制御信号を暗号化する際の
有効ビットを必要に応じて可変し、上記有効ビット以外
に無効ビットを付加して制御信号を暗号化し、有効ビッ
トを示す有効ビット識別データを上記暗号化された制御
信号に付加して親局と子局との間で送受信し、暗号化さ
れた制御信号に付加された上記有効ビット識別データを
基に有効ビットを拾い出し、真の制御信号を取り出し復
号化を行う。
【0032】このように、乱数を用いることなく簡単な
ハードウェーアおよびソフトウェーアにより暗号化およ
び復号化を行うことができるので、暗号化された制御信
号が容易に解読されることがなく、さらに暗号化および
復号化を行うに際してのハードウェーアおよびソフトウ
ェーアの負担が軽減できる。
ハードウェーアおよびソフトウェーアにより暗号化およ
び復号化を行うことができるので、暗号化された制御信
号が容易に解読されることがなく、さらに暗号化および
復号化を行うに際してのハードウェーアおよびソフトウ
ェーアの負担が軽減できる。
【0033】この請求項3の発明における暗号化された
制御信号の通信システムは、制御信号に無効ワードを付
加して暗号化し、制御信号が割り当てられた有効ワード
を示す有効ワード識別データを、暗号化された制御信号
に付加して親局と子局との間で送受信し、暗号化されて
送られてきた制御信号に付加された上記有効ワード識別
データを基に有効ワードを拾い出し、真の制御信号を取
り出し復号化を行う。
制御信号の通信システムは、制御信号に無効ワードを付
加して暗号化し、制御信号が割り当てられた有効ワード
を示す有効ワード識別データを、暗号化された制御信号
に付加して親局と子局との間で送受信し、暗号化されて
送られてきた制御信号に付加された上記有効ワード識別
データを基に有効ワードを拾い出し、真の制御信号を取
り出し復号化を行う。
【0034】このように、乱数を用いることなく簡単な
ハードウェーアおよびソフトウェーアにより暗号化およ
び復号化を行うことができるので、暗号化された制御信
号が容易に解読されることがなく、さらに暗号化および
復号化を行うに際してのハードウェーアおよびソフトウ
ェーアの負担が軽減できる。
ハードウェーアおよびソフトウェーアにより暗号化およ
び復号化を行うことができるので、暗号化された制御信
号が容易に解読されることがなく、さらに暗号化および
復号化を行うに際してのハードウェーアおよびソフトウ
ェーアの負担が軽減できる。
【0035】この請求項4の発明における暗号化された
制御信号の通信システムは、制御信号を暗号化する際の
有効ワードを必要に応じて可変し、上記有効ワード以外
に無効ワードを付加して制御信号を暗号化し、有効ワー
ドを示す有効ワード識別データを上記暗号化された制御
信号に付加して親局と子局との間で送受信し、暗号化さ
れた制御信号に付加された上記有効ワード識別データを
基に有効ワードを拾い出し、真の制御信号を取り出し復
号化を行う。
制御信号の通信システムは、制御信号を暗号化する際の
有効ワードを必要に応じて可変し、上記有効ワード以外
に無効ワードを付加して制御信号を暗号化し、有効ワー
ドを示す有効ワード識別データを上記暗号化された制御
信号に付加して親局と子局との間で送受信し、暗号化さ
れた制御信号に付加された上記有効ワード識別データを
基に有効ワードを拾い出し、真の制御信号を取り出し復
号化を行う。
【0036】このように、乱数を用いることなく簡単な
ハードウェーアおよびソフトウェーアにより暗号化およ
び復号化を行うことができるので、暗号化された制御信
号が容易に解読されることがなく、さらに暗号化および
復号化を行うに際してのハードウェーアおよびソフトウ
ェーアの負担が軽減できる。
ハードウェーアおよびソフトウェーアにより暗号化およ
び復号化を行うことができるので、暗号化された制御信
号が容易に解読されることがなく、さらに暗号化および
復号化を行うに際してのハードウェーアおよびソフトウ
ェーアの負担が軽減できる。
【0037】
【実施例】実施例1.以下、この請求項1の発明の一実
施例を図について説明する。
施例を図について説明する。
【0038】図1において、1は営業所であり、親局2
と一般端末用データ生成部4と混合器5とを備えてい
る。
と一般端末用データ生成部4と混合器5とを備えてい
る。
【0039】親局2は、制御信号生成部2aと疑似暗号
化処理部2bとから構成されている。
化処理部2bとから構成されている。
【0040】一般端末用データ生成部4は、CATVあ
るいは自動検針等を行う際の各種データ信号を生成す
る。
るいは自動検針等を行う際の各種データ信号を生成す
る。
【0041】TLは同軸ケーブルにより構成された共用
双方向伝送路、6および7は前記共用双方向伝送路TL
に接続された分配器である。
双方向伝送路、6および7は前記共用双方向伝送路TL
に接続された分配器である。
【0042】8は前記分配器6に接続された子局であ
り、図示していない開閉器を制御する。
り、図示していない開閉器を制御する。
【0043】この子局8は、制御信号復号装置9と図示
していない開閉器の開閉を行う開閉器制御回路12とを
備えている。
していない開閉器の開閉を行う開閉器制御回路12とを
備えている。
【0044】制御信号復号装置9は、疑似暗号復号化回
路9aを備えている。
路9aを備えている。
【0045】13は前記分配器6に接続された端末、1
4は分配器7に接続された子局であり、前記子局8と同
様に構成されている。15は分配器7に接続された端末
である。
4は分配器7に接続された子局であり、前記子局8と同
様に構成されている。15は分配器7に接続された端末
である。
【0046】次に動作について説明する。
【0047】この暗号化された制御信号の通信システム
では、親局2の制御信号生成部2aで生成された制御信
号が疑似暗号化処理部2bに出力される。
では、親局2の制御信号生成部2aで生成された制御信
号が疑似暗号化処理部2bに出力される。
【0048】図2は、制御信号を疑似暗号化する場合の
説明図であり、図2の(イ)は元の制御信号、図2の
(ロ)は疑似暗号化された制御信号を示す。
説明図であり、図2の(イ)は元の制御信号、図2の
(ロ)は疑似暗号化された制御信号を示す。
【0049】制御信号のビットデータの挿入されるスロ
ット位置は、図2の(イ)に示すように11ビットで構
成されるワードの第2スロットから第9スロットまでの
8ビットに決められている。
ット位置は、図2の(イ)に示すように11ビットで構
成されるワードの第2スロットから第9スロットまでの
8ビットに決められている。
【0050】疑似暗号化処理部2bは、まず制御信号の
ビットデータを挿入するスロット位置を指定する。
ビットデータを挿入するスロット位置を指定する。
【0051】このスロット位置の指定は、前記8ビット
のうちで偶数ビットあるいは奇数ビットのいずれかが指
定される。
のうちで偶数ビットあるいは奇数ビットのいずれかが指
定される。
【0052】すなわち、偶数ビットが指定されたときに
は、偶数番のスロット位置に制御信号のビットデータが
割り振られ、一方奇数ビットが指定されたときには奇数
番のスロット位置に制御信号のビットデータが割り振ら
れることになる。
は、偶数番のスロット位置に制御信号のビットデータが
割り振られ、一方奇数ビットが指定されたときには奇数
番のスロット位置に制御信号のビットデータが割り振ら
れることになる。
【0053】この実施例では、奇数番のスロット位置が
指定された場合を説明する。
指定された場合を説明する。
【0054】疑似暗号化処理部2bに供給された制御信
号は、前記指定された奇数番のスロット位置に割り振ら
れる。
号は、前記指定された奇数番のスロット位置に割り振ら
れる。
【0055】また、指定されなかったスロット位置には
ダミービットが挿入される。このダミービットは、直前
のスロット位置に割り振られた制御信号のビットデータ
の符合と逆符合とする。すなわち、直前のスロットに割
り振られた制御信号のビットデータが「1」であるとき
には、「0」のダミービットを挿入し、制御信号のビッ
トデータが「0」であるときには、「1」のダミービッ
トを挿入する。
ダミービットが挿入される。このダミービットは、直前
のスロット位置に割り振られた制御信号のビットデータ
の符合と逆符合とする。すなわち、直前のスロットに割
り振られた制御信号のビットデータが「1」であるとき
には、「0」のダミービットを挿入し、制御信号のビッ
トデータが「0」であるときには、「1」のダミービッ
トを挿入する。
【0056】制御信号がこのように疑似暗号化される
と、今度は制御信号のビットデータが挿入されたスロッ
ト位置が偶数番目か、奇数番目かを識別するための有効
ビット識別データが前記疑似暗号化された制御信号の直
前のワードUSに付加される。
と、今度は制御信号のビットデータが挿入されたスロッ
ト位置が偶数番目か、奇数番目かを識別するための有効
ビット識別データが前記疑似暗号化された制御信号の直
前のワードUSに付加される。
【0057】図2の(ロ)は、このようにして疑似暗号
化された制御信号であり、HSは疑似暗号化された制御
信号の先頭を示すヘッダ、USは有効ビット識別データ
が割り当てられたワード、SS1およびSS2は疑似暗
号化された制御信号の割り当てられたワードである。制
御信号は、ダミービットが挿入されるためワード(I)
とワード(II)にわたって割り当てられることになる。
化された制御信号であり、HSは疑似暗号化された制御
信号の先頭を示すヘッダ、USは有効ビット識別データ
が割り当てられたワード、SS1およびSS2は疑似暗
号化された制御信号の割り当てられたワードである。制
御信号は、ダミービットが挿入されるためワード(I)
とワード(II)にわたって割り当てられることになる。
【0058】このようにして疑似暗号化された制御信号
は、子局8の疑似暗号復号化回路9aに供給される。
は、子局8の疑似暗号復号化回路9aに供給される。
【0059】疑似暗号復号化回路9aでは、疑似暗号化
された制御信号に付されている有効ビット識別データを
検出し、検出した有効ビット識別データを基に制御信号
のビットデータが割り振られたスロット位置が偶数番目
であるか、あるいは奇数番目であるかを判別し、この場
合、奇数番のスロット位置のビットデータを取り出す。
された制御信号に付されている有効ビット識別データを
検出し、検出した有効ビット識別データを基に制御信号
のビットデータが割り振られたスロット位置が偶数番目
であるか、あるいは奇数番目であるかを判別し、この場
合、奇数番のスロット位置のビットデータを取り出す。
【0060】取り出されたビットデータは、親局1から
送られてきた制御信号であり、開閉器制御回路12に出
力され、開閉器の開閉が行われる。
送られてきた制御信号であり、開閉器制御回路12に出
力され、開閉器の開閉が行われる。
【0061】以上説明したようにこの実施例では、乱数
列データを用いる代わりに、ダミービットを挿入するこ
とにより制御信号を疑似暗号化するので、乱数列データ
を用いる場合に比べ、簡単なハードウェーアおよびソフ
トウェーアにより暗号化および復号化を行うことがで
き、ハードウェーアおよびソフトウェーアの負担が軽減
でき、さらに暗号化された制御信号が容易に解読される
ことがない。また、ダミービットを挿入する場合、ダミ
ービットの「1」,「0」の生起確立を考慮して決定す
ることにより、スクランブラ機能を兼ねることができ
る。生起確立を考慮してダミービットを挿入する場合の
フローチャートを図3に示す。
列データを用いる代わりに、ダミービットを挿入するこ
とにより制御信号を疑似暗号化するので、乱数列データ
を用いる場合に比べ、簡単なハードウェーアおよびソフ
トウェーアにより暗号化および復号化を行うことがで
き、ハードウェーアおよびソフトウェーアの負担が軽減
でき、さらに暗号化された制御信号が容易に解読される
ことがない。また、ダミービットを挿入する場合、ダミ
ービットの「1」,「0」の生起確立を考慮して決定す
ることにより、スクランブラ機能を兼ねることができ
る。生起確立を考慮してダミービットを挿入する場合の
フローチャートを図3に示す。
【0062】実施例2.この実施例では、有効ビット識
別データにより指定される有効ビットは、制御信号を送
信するたびに可変するように構成する。このため、図4
に示す複数の有効ビット指定データC1,C2,・・・
CNが格納されたテーブルTBLが親局と子局に設けら
れている。これらの有効ビット指定データは、アドレス
A1,A2,・・・ANにより指定されるエリアにそれ
ぞれ格納されている。さらに、これらのアドレス値A
1,A2,・・・ANは、親局と子局間で行われたポー
リングの回数を示すカウンタ値に対応しており、またこ
のカウンタ値は、親局と子局間で通信が行われるたびに
「1」加算されるものである。そして、このカウンタ値
を基に有効ビット指定データが図4に示すテーブルTB
Lから読み出される。図5に親局での有効ビット指定コ
ードを可変するときのフローチャートを示し、図6に子
局で復号化するときのフローチャートを示す。さらにま
た、単に1〜Nのバイナリカウンタ値データを有効ビッ
ト指定コードと無関係に設け、親局からのポーリングご
とに「1」カウントアップするように構成し、子局では
前記バイナリカウンタ値が「1」ずつ進んでいることを
もって真の親局からの信号と判断するように構成しても
よい。この場合は、リプレイアタックを防止できる効果
がある。
別データにより指定される有効ビットは、制御信号を送
信するたびに可変するように構成する。このため、図4
に示す複数の有効ビット指定データC1,C2,・・・
CNが格納されたテーブルTBLが親局と子局に設けら
れている。これらの有効ビット指定データは、アドレス
A1,A2,・・・ANにより指定されるエリアにそれ
ぞれ格納されている。さらに、これらのアドレス値A
1,A2,・・・ANは、親局と子局間で行われたポー
リングの回数を示すカウンタ値に対応しており、またこ
のカウンタ値は、親局と子局間で通信が行われるたびに
「1」加算されるものである。そして、このカウンタ値
を基に有効ビット指定データが図4に示すテーブルTB
Lから読み出される。図5に親局での有効ビット指定コ
ードを可変するときのフローチャートを示し、図6に子
局で復号化するときのフローチャートを示す。さらにま
た、単に1〜Nのバイナリカウンタ値データを有効ビッ
ト指定コードと無関係に設け、親局からのポーリングご
とに「1」カウントアップするように構成し、子局では
前記バイナリカウンタ値が「1」ずつ進んでいることを
もって真の親局からの信号と判断するように構成しても
よい。この場合は、リプレイアタックを防止できる効果
がある。
【0063】実施例3.この実施例では、有効ビットを
指定するのではなく、真の制御信号が割り当てられたワ
ードを有効ワードとして指定するようにし、有効ワード
を指定する有効ワード識別データを疑似暗号化した制御
信号に付加し、有効ワード以外に無効ワードを挿入して
疑似暗号化し、この結果得られる疑似暗号化された制御
信号を送受信し、復号化するときには前記有効ワードを
指定する有効ワード識別データを基に真の制御信号が割
り当てられたワードを拾い出し、真の制御信号を取り出
すように構成する。
指定するのではなく、真の制御信号が割り当てられたワ
ードを有効ワードとして指定するようにし、有効ワード
を指定する有効ワード識別データを疑似暗号化した制御
信号に付加し、有効ワード以外に無効ワードを挿入して
疑似暗号化し、この結果得られる疑似暗号化された制御
信号を送受信し、復号化するときには前記有効ワードを
指定する有効ワード識別データを基に真の制御信号が割
り当てられたワードを拾い出し、真の制御信号を取り出
すように構成する。
【0064】実施例4.この実施例では、有効ワード識
別データにより指定される有効ワードは、制御信号を送
信するたびに可変するように構成する。また、この場合
にはカウンタ値を付加することによりリプレイアタック
も防止できる効果がある。
別データにより指定される有効ワードは、制御信号を送
信するたびに可変するように構成する。また、この場合
にはカウンタ値を付加することによりリプレイアタック
も防止できる効果がある。
【0065】
【発明の効果】以上のように、この請求項1の発明によ
れば、制御信号を乱数列データを用いて暗号化するので
はなく、ダミービットを挿入することにより制御信号を
疑似暗号化するので、乱数列データを用いる場合に比
べ、簡単なハードウェーアおよびソフトウェーアにより
実現でき、ハードウェーアおよびソフトウェーアの負担
が軽減でき、暗号化された制御信号を容易に解読される
ことがない。
れば、制御信号を乱数列データを用いて暗号化するので
はなく、ダミービットを挿入することにより制御信号を
疑似暗号化するので、乱数列データを用いる場合に比
べ、簡単なハードウェーアおよびソフトウェーアにより
実現でき、ハードウェーアおよびソフトウェーアの負担
が軽減でき、暗号化された制御信号を容易に解読される
ことがない。
【0066】請求項2の発明によれば、ダミービットを
挿入する位置を制御信号を送信する毎に可変すること
で、暗号化された制御信号の解読をより困難にすること
ができる。この場合には、カウンタ値を付加することに
よりリプレイアタックも防止できる効果がある。
挿入する位置を制御信号を送信する毎に可変すること
で、暗号化された制御信号の解読をより困難にすること
ができる。この場合には、カウンタ値を付加することに
よりリプレイアタックも防止できる効果がある。
【0067】請求項3の発明によれば、有効ビットを指
定するのではなく、制御信号が割り当てられる有効ワー
ドを指定するようにし、指定された有効ワード以外に無
効ワードを挿入して疑似暗号化し、この結果得られる疑
似暗号化された制御信号を送受信するようにしたので、
乱数列データを用いる場合に比べ、簡単なハードウェー
アおよびソフトウェーアにより実現でき、ハードウェー
アおよびソフトウェーアの負担が軽減でき、暗号化され
た制御信号を容易に解読されることがない。
定するのではなく、制御信号が割り当てられる有効ワー
ドを指定するようにし、指定された有効ワード以外に無
効ワードを挿入して疑似暗号化し、この結果得られる疑
似暗号化された制御信号を送受信するようにしたので、
乱数列データを用いる場合に比べ、簡単なハードウェー
アおよびソフトウェーアにより実現でき、ハードウェー
アおよびソフトウェーアの負担が軽減でき、暗号化され
た制御信号を容易に解読されることがない。
【0068】請求項4の発明によれば、無効ワードを挿
入する位置を制御信号を送信する毎に可変することで、
暗号化された制御信号の解読をより困難にすることがで
きる。この場合には、カウンタ値を付加することにより
リプレイアタックも防止できる効果がある。
入する位置を制御信号を送信する毎に可変することで、
暗号化された制御信号の解読をより困難にすることがで
きる。この場合には、カウンタ値を付加することにより
リプレイアタックも防止できる効果がある。
【図1】この発明の一実施例による暗号化された制御信
号の通信システムの構成を示す説明図である。
号の通信システムの構成を示す説明図である。
【図2】制御信号の疑似暗号化を説明するための説明図
である。
である。
【図3】生起確立を考慮してダミービットを挿入する場
合のフローチャートである。
合のフローチャートである。
【図4】複数の有効ビットデータが格納されたデータテ
ーブルTBLを示す説明図である。
ーブルTBLを示す説明図である。
【図5】親局で有効ビット指定データを可変するときの
フローチャートである。
フローチャートである。
【図6】送られてきた制御信号を子局で復号化するとき
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図7】従来の暗号化された制御信号の通信システムの
構成を示す説明図である。
構成を示す説明図である。
【図8】従来の暗号化された制御信号を示す説明図であ
る。
る。
【図9】乱数鍵の生成方法を示す説明図である。
【図10】関数変換の方法を示す説明図である。
【図11】乱数列データの生成方法を示す説明図であ
る。
る。
1 営業所 2 親局 2a 制御信号生成部 2b 疑似暗号化処理部(有効ビット指定手段,暗号化
手段,有効ビットデータ付加手段,有効ビット指定可変
手段,有効ワード指定手段,有効ワードデータ付加手
段,有効ワード指定可変手段) 8 子局 9 制御信号復号装置 9a 疑似暗号復号化回路(疑似暗号復号化手段) TL 共用双方向伝送路
手段,有効ビットデータ付加手段,有効ビット指定可変
手段,有効ワード指定手段,有効ワードデータ付加手
段,有効ワード指定可変手段) 8 子局 9 制御信号復号装置 9a 疑似暗号復号化回路(疑似暗号復号化手段) TL 共用双方向伝送路
Claims (4)
- 【請求項1】 親局内あるいは子局内で暗号化された制
御信号を他のデータ信号と共に共用伝送路を介して上記
子局と親局間で送受信し、上記子局あるいは親局は受信
した上記暗号化された制御信号を復号化して真の制御信
号を取り出す暗号化された制御信号の通信システムにお
いて、上記親局は暗号化された制御信号の有効ビットを
指定する有効ビット指定手段と、その有効ビット指定手
段により指定されたビット以外に無効ビットを付加して
真の制御信号を暗号化する暗号化手段と、上記有効ビッ
ト指定手段により指定された有効ビットを示す有効ビッ
ト識別データを上記暗号化された制御信号に付加する有
効ビットデータ付加手段とを備え、上記子局は暗号化さ
れて送られてきた制御信号に付加された上記有効ビット
識別データを基に暗号化された制御信号から真の制御信
号を取り出し復号を行う疑似暗号復号化手段を備えたこ
とを特徴とする暗号化された制御信号の通信システム。 - 【請求項2】 親局内あるいは子局内で暗号化された制
御信号を他のデータ信号と共に共用伝送路を介して上記
子局と親局間で送受信し、上記子局あるいは親局は受信
した上記暗号化された制御信号を復号化して真の制御信
号を取り出す暗号化された制御信号の通信システムにお
いて、上記親局は制御信号を暗号化する際の有効ビット
を必要に応じて可変して指定する有効ビット指定可変手
段と、その有効ビット指定可変手段により指定されたビ
ット以外に無効ビットを付加して真の暗号化する暗号化
手段と、上記有効ビット指定可変手段により指定された
有効ビットを示す有効ビット識別データを上記暗号化さ
れた制御信号に付加する有効ビットデータ付加手段とを
備え、上記子局は暗号化されて送られてきた制御信号に
付加された上記有効ビット識別データを基に暗号化され
た制御信号から真の制御信号を取り出し復号を行う疑似
暗号復号化手段を備えたことを特徴とする暗号化された
制御信号の通信システム。 - 【請求項3】 親局内あるいは子局内で暗号化された制
御信号を他のデータ信号と共に共用伝送路を介して上記
子局と親局間で送受信し、上記子局あるいは親局は受信
した上記暗号化された制御信号を復号化して真の制御信
号を取り出す暗号化された制御信号の通信システムにお
いて、上記親局は真の制御信号が割り当てられる有効ワ
ードを指定する有効ワード指定手段と、その有効ワード
指定手段により指定されたワード以外に無効ワードを付
加して真の制御信号を暗号化する暗号化手段と、上記有
効ワード指定手段により指定された有効ワードを示す有
効ワード識別データを上記暗号化された制御信号に付加
する有効ワードデータ付加手段とを備え、上記子局は暗
号化されて送られてきた制御信号に付加された上記有効
ワード識別データを基に真の制御信号を取り出し復号を
行う疑似暗号復号化手段を備えたことを特徴とする暗号
化された制御信号の通信システム。 - 【請求項4】 親局内あるいは子局内で暗号化された制
御信号を他のデータ信号と共に共用伝送路を介して上記
子局と親局間で送受信し、上記子局あるいは親局は受信
した上記暗号化された制御信号を復号化して真の制御信
号を取り出す暗号化された制御信号の通信システムにお
いて、上記親局は真の制御信号が割り当てられる有効ワ
ードを必要に応じて可変して指定する有効ワード指定可
変手段と、その有効ワード指定可変手段により指定され
たワード以外に無効ワードを付加して真の制御信号を暗
号化する暗号化手段と、上記有効ワード指定可変手段に
より指定された有効ワードを示す有効ワード識別データ
を上記暗号化された制御信号に付加する有効ワードデー
タ付加手段とを備え、上記子局は暗号化されて送られて
きた制御信号に付加された上記有効ワード識別データを
基に真の制御信号を取り出し復号を行う疑似暗号復号化
手段を備えたことを特徴とする暗号化された制御信号の
通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4142079A JP3007226B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 暗号化された制御信号の通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4142079A JP3007226B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 暗号化された制御信号の通信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05316099A true JPH05316099A (ja) | 1993-11-26 |
JP3007226B2 JP3007226B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=15306953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4142079A Expired - Fee Related JP3007226B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 暗号化された制御信号の通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3007226B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1145508A (ja) * | 1997-07-30 | 1999-02-16 | Sony Corp | データ記録装置および方法、データ再生装置および方法、並びに伝送媒体 |
JP2003157402A (ja) * | 1993-12-16 | 2003-05-30 | Open Market Inc | オープンネットワーク販売システム及び取引トランザクションのリアルタイムでの承認を行う方法 |
JP2006151582A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-15 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ用データ伝送システム |
JP6821092B1 (ja) * | 2019-03-11 | 2021-01-27 | 三菱電機株式会社 | データ管理装置、データ管理システム、データ管理方法及びプログラム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62237483A (ja) * | 1986-04-09 | 1987-10-17 | 三菱電機株式会社 | 情報の暗号化及び解読方法 |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP4142079A patent/JP3007226B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62237483A (ja) * | 1986-04-09 | 1987-10-17 | 三菱電機株式会社 | 情報の暗号化及び解読方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003157402A (ja) * | 1993-12-16 | 2003-05-30 | Open Market Inc | オープンネットワーク販売システム及び取引トランザクションのリアルタイムでの承認を行う方法 |
JPH1145508A (ja) * | 1997-07-30 | 1999-02-16 | Sony Corp | データ記録装置および方法、データ再生装置および方法、並びに伝送媒体 |
JP2006151582A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-15 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ用データ伝送システム |
JP6821092B1 (ja) * | 2019-03-11 | 2021-01-27 | 三菱電機株式会社 | データ管理装置、データ管理システム、データ管理方法及びプログラム |
US11363003B2 (en) | 2019-03-11 | 2022-06-14 | Mitsubishi Electric Corporation | Data management device, data management system, data management method, and program |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3007226B2 (ja) | 2000-02-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |