JPH05314689A - トラックジャンプ装置 - Google Patents

トラックジャンプ装置

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JPH05314689A
JPH05314689A JP4120222A JP12022292A JPH05314689A JP H05314689 A JPH05314689 A JP H05314689A JP 4120222 A JP4120222 A JP 4120222A JP 12022292 A JP12022292 A JP 12022292A JP H05314689 A JPH05314689 A JP H05314689A
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track jump
track
displacement
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tracking actuator
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Kazuhiko Kono
和彦 甲野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラックジャンプ実行中或は終了時のトラッ
キングアクチュエータ変位を常に可動範囲に収めること
により、安定且つ高速なトラックジャンプ動作を可能に
する。 【構成】 変位検出手段20はトラックジャンプ要求手
段6のトラックジャンプ要求受付時点におけるトラッキ
ングアクチュエータ(4)変位を検出する。判断手段2
5はトラックジャンプ要求手段6から要求されたトラッ
クジャンプ方向及び本数と変位検出手段の出力とに基づ
いてトラックジャンプ要求を実行するかどうかを判断
し、トラックジャンプ終了時のトラッキングアクチュエ
ータ変位を予測し、その予測結果が可動範囲に収まると
判断した場合には選択手段14に実行指令を与えて多本
ジャンプ制御手段12によりトラックジャンプ動作を実
行させ、可動範囲に収まらない判断した場合には実行さ
せない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスクのトラックジ
ャンプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクは、民生用のオーディ
オ/ビデオ等への分野で応用が進み、トラックジャンプ
装置においてもローコストの機構を用いて安定且つ高速
にアクセス動作を行うことが重要になっている。
【0003】一般に、光ディスクにおいてディスク半径
方向に光ピックアップを移動してアクセス動作を行う場
合には、次に示すような粗アクセスと精アクセスの2つ
のステップを用いる場合が多い。先ず粗アクセスとし
て、粗動モータを用いて光ピックアップ全体を概略目標
トラック付近へ移動する。次に精アクセスとして、光ピ
ックアップ上のトラッキングアクチュエータを用いて対
物レンズ或はミラーを駆動して光ビームを現在トラック
から目標トラックに正確に移動(以下、トラックジャン
プ動作と呼ぶ)する。
【0004】ここで、特に民生用のオーディオ/ビデオ
等への分野では、コスト低減のために、粗アクセス時に
光ピックアップを光ディスクの半径方向に移動させる機
構として、リニアモータ等の高価な機構ではなく、DC
モータとネジ送り機構などの安価な機構を用いる場合が
多い。そのため粗アクセスの精度が悪く、粗アクセス終
了時点での目標トラックからの残留誤差が大きい。そこ
で、精アクセスにおいて多数本のトラックジャンプ動作
をいかに安定且つ高速に繰り返して実行できるかが、ア
クセス動作を高速化する一つの重要なポイントとなって
いる。
【0005】以下に、従来のトラックジャンプ装置につ
いて説明する。図9はこの従来のトラックジャンプ装置
のブロック図である。図9において、1は所定のトラッ
ク形態で情報信号が記録されている光ディスク、2は光
ディスク1を回転させる回転手段、3は光ディスク1の
情報面に光ビームを集光して光スポットを形成し、その
反射光を検出することによって、記録された情報信号及
びトラックと光スポットとのディスク半径方向の相対位
置誤差を出力する光ピックアップ、4は光ピックアップ
3を移動させ、光ビームをディスク半径方向に移動させ
るトラッキングアクチュエータ、5は光ピックアップ3
の相対位置誤差出力を入力して位相補償などを行い、光
ビームをトラックに追従させるトラッキング制御手段、
6はトラックジャンプ要求手段、7はトラックジャンプ
要求手段6のトラックジャンプ要求出力端子、8はトラ
ックジャンプ要求手段6のトラックジャンプ方向出力端
子、9はトラックジャンプ要求手段6のトラックジャン
プ本数出力端子、11は光スポットを現在追従している
トラックから他のトラックへ移動させるトラックジャン
プ制御手段である。12及び14はトラックジャンプ制
御手段11の構成要素であり、12はトラックジャンプ
要求手段6が出力するトラックジャンプ方向(出力端子
8)及び本数(出力端子9)に応じてトラックジャンプ
を行う多本ジャンプ制御手段、14は多本ジャンプ制御
手段12の出力とトラッキング制御手段5の出力を入力
してどちらかを選択して出力する選択手段である。15
〜17は選択手段14の入力端子であり、15は多本ジ
ャンプ制御手段12の出力を入力する入力端子、16は
トラッキング制御手段5の出力を入力する入力端子、1
7は入力選択用の制御信号入力端子である。18は選択
手段14の出力を入力としてトラッキングアクチュエー
タ4を駆動する駆動手段である。
【0006】以上のように構成されたトラックジャンプ
装置について、以下その動作について説明する。
【0007】まず、光ディスク1から情報信号を読み取
る場合には、選択手段14で入力端子16を選択する。
ここでは、ディスク半径方向の相対位置誤差が光ピック
アップ3で検出され、トラッキング制御手段5でトラッ
キング制御を安定化するための位相補償などを行い、そ
の出力を選択手段14を通してトラッキング駆動手段1
8に加え、トラッキングアクチュエータ4を駆動する。
これにより、光スポットを記録トラックに追従させ、記
録トラック上の情報信号を読み取ることができる。
【0008】次に、トラックジャンプを実行する場合で
ある。まず、トラックジャンプ要求手段6が出力するト
ラックジャンプ方向(出力端子8)及び本数(出力端子
9)を多本ジャンプ制御手段12に与えることによっ
て、トラックジャンプ制御手段11におけるトラックジ
ャンプ方向及び本数が設定される。
【0009】同時に、トラックジャンプ要求手段6の出
力端子7から選択手段14の制御信号入力端子17に対
してトラックジャンプ要求信号を与えることにより、選
択手段14で入力端子15を選択し、駆動手段18でト
ラッキングアクチュエータ4を駆動することによりトラ
ックジャンプが実行される。
【0010】ここで、アクセス動作を高速化するために
は、一度にトラックジャンプする本数をできるだけ多く
することが望ましい。しかし一般に、光ピックアップ全
体を移動させる粗アクセス機構はトラッキングアクチュ
エータ4に比べて応答速度が遅いために、トラックジャ
ンプ動作中にはほとんど応答しない。すなわち、トラッ
クジャンプ動作の瞬間には、トラッキングアクチュエー
タ4はその機械的中心位置からジャンプ本数に応じた変
位を持つことになる。ここで、トラッキングアクチュエ
ータの可動範囲は、光学的軸ずれや機械的非線形性等の
要因によって制限されるため限界があり(一般的にはト
ラック本数換算でせいぜい100〜数百本以内)、トラ
ッキングアクチュエータ変位がこの限界を越えると光学
的軸ずれや機械的非線形性等によってトラックジャンプ
動作或はトラッキングサーボ動作が不安定になる。故に
従来は、トラックジャンプ要求手段6で指定するトラッ
クジャンプ本数を、トラッキングアクチュエータの可動
範囲内で可能な限り大きな値とすることによって、精ア
クセス動作を高速化していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、トラックジャンプ要求に応じて無条件に
トラックジャンプ動作を実行するために、トラックジャ
ンプ要求受付時点でのトラッキングアクチュエータ変位
がディスク偏心などの原因により予め機械的中心位置か
らずれていた場合(特に、そのずれの方向がトラックジ
ャンプ方向と一致していた場合)、トラックジャンプ実
行中或は終了時にトラッキングアクチュエータ変位が可
動範囲を越えて、トラックジャンプ動作或はジャンプ終
了時のトラッキングサーボ動作が不安定になるという問
題点を有していた。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、任意の時点、任意の時間間隔、任意の本数或は加減
速パルスでトラックジャンプ要求を行っても、トラック
ジャンプ要求受付時点でのトラッキングアクチュエータ
変位によらず、トラックジャンプ実行中或は終了時のト
ラッキングアクチュエータ変位を常に可動範囲に収める
ことにより、安定且つ高速なトラックジャンプ動作を可
能とするトラックジャンプ装置を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のトラックジャンプ装置は、トラックジャンプ
方向とトラックジャンプ本数或は加減速パルスの振幅や
印加時間の指定を伴うトラックジャンプ要求手段と、ト
ラッキングアクチュエータ変位を検出する変位検出手段
と、変位検出手段の出力とトラックジャンプ方向とトラ
ックジャンプ本数に基づいてトラックジャンプ要求を実
行するかどうかを判断して実行指令信号を出力する判断
手段、或は、変位検出手段の出力とトラックジャンプ方
向と加減速パルスの振幅や印加時間に基づいてトラック
ジャンプ要求を実行するかどうかを判断して実行指令信
号を出力する第2の判断手段、或は、変位検出手段の出
力とトラックジャンプ方向とトラックジャンプ本数に基
づいてトラックジャンプ要求を実行するかどうかを継続
的に判断し実行すると判断したタイミングで実行指令信
号を出力する第3の判断手段、或は、変位検出手段の出
力とトラックジャンプ方向と加減速パルスの振幅や印加
時間に基づいてトラックジャンプ要求を実行するかどう
かを継続的に判断し実行すると判断したタイミングで実
行指令信号を出力する第4の判断手段、或は、変位検出
手段の出力とトラックジャンプ方向に基づいてトラック
ジャンプ本数をある範囲に制限して出力する制限手段、
或は、変位検出手段の出力とトラックジャンプ方向に基
づいて加減速パルスの振幅や印加時間をある範囲に制限
して出力する第2の制限手段、或は、変位検出手段の出
力とトラックジャンプ方向に基づいてトラックジャンプ
本数を決定するトラックジャンプ本数決定手段、或は、
変位検出手段の出力とトラックジャンプ方向に基づいて
加減速パルスの振幅や印加時間を決定する加減速パルス
決定手段の構成を有している。
【0014】
【作用】本発明は上記した構成により、トラックジャン
プ要求受付時点のトラッキングアクチュエータ変位とト
ラックジャンプ方向とトラックジャンプ本数に基づいて
トラックジャンプ実行中或は終了時のトラッキングアク
チュエータ変位を予測し、予測値が可動範囲に収まる場
合にのみ実行する。
【0015】或は、トラックジャンプ要求受付時点のト
ラッキングアクチュエータ変位とトラックジャンプ方向
と加減速パルスの振幅や印加時間に基づいてトラックジ
ャンプ実行中或は終了時のトラッキングアクチュエータ
変位を予測し、予測値が可動範囲に収まる場合にのみ実
行する。
【0016】或は、トラックジャンプ要求受付時点のト
ラッキングアクチュエータ変位とトラックジャンプ方向
とトラックジャンプ本数に基づいてトラックジャンプ実
行中或は終了時のトラッキングアクチュエータ変位を予
測し、予測値が可動範囲に収まる状態になってから実行
する。
【0017】或は、トラックジャンプ要求受付時点のト
ラッキングアクチュエータ変位とトラックジャンプ方向
と加減速パルスの振幅や印加時間に基づいてトラックジ
ャンプ実行中或は終了時のトラッキングアクチュエータ
変位を予測し、予測値が可動範囲に収まる状態になって
から実行する。
【0018】或は、トラックジャンプ要求受付時点のト
ラッキングアクチュエータ変位とトラックジャンプ方向
とトラックジャンプ本数に基づいてトラックジャンプ実
行中或は終了時のトラッキングアクチュエータ変位を予
測し、予測値が可動範囲に収まるようにトラックジャン
プ本数を制限する。
【0019】或は、トラックジャンプ要求受付時点のト
ラッキングアクチュエータ変位とトラックジャンプ方向
と加減速パルスの振幅や印加時間に基づいてトラックジ
ャンプ実行中或は終了時のトラッキングアクチュエータ
変位を予測し、予測値が可動範囲に収まるように加減速
パルスの振幅や印加時間を制限する。
【0020】或は、トラックジャンプ要求受付時点のト
ラッキングアクチュエータ変位とトラックジャンプ方向
に基づいてトラックジャンプ実行中或は終了時のトラッ
キングアクチュエータ変位が所定値になるようにトラッ
クジャンプ本数を決定する。
【0021】或は、トラックジャンプ要求受付時点のト
ラッキングアクチュエータ変位とトラックジャンプ方向
に基づいてトラックジャンプ実行中或は終了時のトラッ
キングアクチュエータ変位が所定値になるように加減速
パルスの振幅や印加時間を決定するものである。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0023】図1は本発明の第1の実施例におけるトラ
ックジャンプ装置のブロック図である。図1において、
1〜9,11,12,14〜18は、従来例の図9と同
様であるので説明を省略する。
【0024】20はトラックジャンプ要求手段6によっ
てトラックジャンプ要求が生じた時点におけるトラッキ
ングアクチュエータ変位を直接或は間接に検出する変位
検出手段であり、21,22は変位検出手段20の構成
要素である。21はトラッキングアクチュエータ変位を
直接或は間接に計測する変位計測手段であり、例えば光
学的センサ等を用いて直接的に計測する或はトラッキン
グサーボループが閉じている場合のトラッキングアクチ
ュエータ駆動信号の低域成分を用いて間接的に計測する
等の方法がある。
【0025】22はトラックジャンプ要求手段6の出力
端子7から出力されるトラックジャンプ要求信号に応じ
て、トラックジャンプ要求が発生した時点における変位
計測手段21の出力を記憶する記憶手段であり、23は
記憶手段22のトラックジャンプ要求信号入力端子であ
る。25は変位検出手段20の出力とトラックジャンプ
要求手段6が出力するトラックジャンプ方向とトラック
ジャンプ本数に基づいて、トラックジャンプ要求を実行
するかどうかを判断して実行指令信号を出力する判断手
段である。26,27は判断手段25の構成要素であ
り、26は変位検出手段20の出力とトラックジャンプ
要求手段6が出力するトラックジャンプ方向とトラック
ジャンプ本数に基づいて、トラックジャンプ実行中或は
終了時のトラッキングアクチュエータ変位を予測する変
位予測手段、27は変位予測手段26の出力変位と予め
設定した所定変位を比較してトラックジャンプ実行指令
信号を出力する比較手段である。
【0026】以上のように構成された本実施例のトラッ
クジャンプ装置について、以下その動作について説明す
る。
【0027】まず、光ディスク1から情報信号を読み取
る場合は、選択手段14で入力端子16を選択する。こ
れについては、従来例の動作と同様であるので、詳細は
省略する。
【0028】次に、トラックジャンプする場合である。
トラックジャンプ制御手段11におけるトラックジャン
プ方向とトラックジャンプ本数は、トラックジャンプ要
求手段6が出力するトラックジャンプ方向(出力端子
8)とトラックジャンプ本数(出力端子9)によって設
定される。
【0029】ここまでは従来例と同様である。本実施例
が従来例と異なるのは、従来例ではトラックジャンプ要
求手段6のトラックジャンプ要求(出力端子7)が直接
選択手段14に与えられてるのに対し、本実施例では変
位検出手段20及び判断手段25を介して選択手段14
に与えている点である。すなわち、従来例ではトラック
ジャンプ要求に応じて無条件にトラックジャンプを実行
しているのに対し、本実施例ではある条件を満たす場合
にのみ実行している。これについて以下詳細に説明す
る。
【0030】まず、変位計測手段21はトラッキングア
クチュエータ変位を常時計測している。ここで、トラッ
クジャンプ要求手段6で出力端子7にトラックジャンプ
要求が出されると、記憶手段22はその時点における変
位計測手段21の出力を記憶する。すなわち記憶手段2
2の出力は、トラックジャンプ要求時点におけるトラッ
キングアクチュエータ変位となる。次に変位予測手段2
6は、トラックジャンプ要求時点におけるトラッキング
アクチュエータ変位(記憶手段22の出力)とトラック
ジャンプ方向(出力端子8)とトラックジャンプ本数
(出力端子9)とを入力して、これらに基づいて例えば
以下のような式(1)を用いてトラックジャンプ終了時
点でのトラッキングアクチュエータ変位を予測する。
【0031】 X1=X0+KJ・(NJ・D) (1) ただし、X0はトラックジャンプ要求時点でのトラッキ
ングアクチュエータ変位(検出値)、KJはトラックジ
ャンプ方向係数(外周方向:K=+1、内周方向:K=
−1)、NJはトラックジャンプ本数、Dはトラックピ
ッチ、X1はトラックジャンプ終了時点でのトラッキン
グアクチュエータ変位(予測値)である。
【0032】比較手段27では、変位予測手段26で予
測したトラックジャンプ終了時点でのトラッキングアク
チュエータ変位を所定変位と比較して、所定変位を越え
ない場合にのみトラックジャンプ実行指令信号を出力
し、これを選択手段14の制御信号入力端子17に加
え、トラックジャンプを実行する。ここで、所定変位を
トラッキングアクチュエータ可動範囲付近に設定してお
くと、トラックジャンプ終了時点でのトラッキングアク
チュエータ変位がトラッキングアクチュエータ可動範囲
に収まると予測した場合にはトラックジャンプを実行
し、反対に、トラックジャンプ終了時点でのトラッキン
グアクチュエータ変位がトラッキングアクチュエータ可
動範囲に収まらないと予測した場合にはトラックジャン
プ要求を実行しないことになり、トラックジャンプ動作
中或は終了時にトラッキングアクチュエータが可動範囲
を越えることによりトラックジャンプ動作或はトラッキ
ングサーボが不安定になることを防止することができ
る。
【0033】本実施例の方式では、ディスク偏心が大き
い場合、或は多本ジャンプを連続して要求する場合等に
大きな効果が期待できる。従来はトラックジャンプ要求
を無条件に実行していたので、ディスク偏心が大きい場
合は、実行時点での偏心位置によりトラッキングアクチ
ュエータ変位が機械的中心位置からトラックジャンプ方
向にずれていた場合には、トラッキングアクチュエータ
可動範囲を越える可能性が高かった。また、多本ジャン
プを連続して要求する場合には、光ピックアップ全体を
移動させる粗アクセク機構が追従するまで充分な時間間
隔を空けて要求を行う必要があり、それでも粗アクセク
機構の摩擦力ばらつきなどによって充分に追従していな
い場合はトラッキングアクチュエータ可動範囲を越える
可能性があった。しかし本実施例によれば、ディスク偏
心や粗アクセス機構の追従性等はいっさい意識せずに、
任意の時点で且つ任意の時間間隔でトラックジャンプ要
求を行っても、常に安定にトラックジャンプを実行する
ことができる。
【0034】以上のように本実施例によれば、トラック
ジャンプ方向及び本数の指定を伴うトラックジャンプ要
求手段6と、トラッキングアクチュエータ変位を検出す
る変位検出手段20と、変位検出手段の出力とトラック
ジャンプ方向とトラックジャンプ本数に基づいてトラッ
クジャンプ要求を実行するかどうかを判断して実行指令
信号を出力する判断手段25を備えることにより、任意
の時点、任意の時間間隔、任意の本数でトラックジャン
プ要求を行っても、トラッキングアクチュエータ変位が
可動範囲に収まると予測した場合にのみトラックジャン
プを実行することが可能であり、常に安定且つ高速にト
ラックジャンプが実行される。
【0035】次に、本発明の第2の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図2は本発明の第2の実施
例におけるトラックジャンプ装置のブロック図である。
図2において、1〜8,14〜18,20〜23は第1
の実施例の図1と同様であるので、説明を省略する。
【0036】10はトラックジャンプ要求手段6の加減
速パルスの振幅や印加時間出力端子、13はトラックジ
ャンプ要求手段6が出力するトラックジャンプ方向(出
力端子8)と加減速パルスの振幅や印加時間(出力端子
10)に応じてトラックジャンプを行う第2の多本ジャ
ンプ制御手段、19は光スポットを現在追従しているト
ラックから他のトラックへ移動させる第2のトラックジ
ャンプ制御手段、28は変位検出手段20の出力とトラ
ックジャンプ要求手段6が出力するトラックジャンプ方
向と加減速パルスの振幅や印加時間に基づいて、トラッ
クジャンプ要求を実行するかどうかを判断して実行指令
信号を出力する第2の判断手段である。27,29は第
2の判断手段28の構成要素であり、29は変位検出手
段20の出力とトラックジャンプ要求手段6が出力する
トラックジャンプ方向と加減速パルスの振幅や印加時間
に基づいて、トラックジャンプ実行中或は終了時のトラ
ッキングアクチュエータ変位を予測する第2の変位予測
手段、27は第2の変位予測手段29の出力変位と予め
設定した所定変位を比較してトラックジャンプ実行指令
信号を出力する比較手段である。
【0037】以上のように構成された第2の実施例のト
ラックジャンプ装置について、以下その動作について説
明する。
【0038】まず、光ディスク1から情報信号を読み取
る場合は、選択手段14で入力端子16を選択する。こ
れについては、従来例の動作と同様であるので、詳細は
省略する。
【0039】次に、トラックジャンプを実行する場合で
あるが、選択手段14で入力端子15を選択する点、変
位検出手段20の動作などは第1の実施例と同様であ
る。
【0040】第2の実施例が第1の実施例と異なるの
は、第1の実施例では要求されたトラックジャンプ本数
に応じてトラックジャンプするのに対して、第2の実施
例では要求された加減速パルスの振幅や印加時間に応じ
てトラックジャンプするという点である。すなわち、加
減速パルスの振幅や印加時間が大きい場合はジャンプ本
数は多くなり、加減速パルスの振幅や印加時間が小さい
場合はジャンプ本数は少なくなる。言い換えると、ほぼ
加減速パルスの振幅や印加時間に応じた距離でジャンプ
することになる。このような方式はトラックジャンプ本
数を指定しないので、本数の精度は悪いが、比較的高速
にトラックジャンプすることができる。
【0041】これにより、第2の実施例の第2のトラッ
クジャンプ制御手段19には、加減速パルスの振幅や印
加時間を設定する必要がある。そのために、トラックジ
ャンプ要求手段6が出力するトラックジャンプ方向(出
力端子8)及び加減速パルスの振幅や印加時間(出力端
子10)を、第2の多本ジャンプ制御手段13に与えて
いる。
【0042】また第2の変位予測手段29は、トラック
ジャンプ要求時点におけるトラッキングアクチュエータ
変位(記憶手段22の出力)とトラックジャンプ方向
(出力端子8)と加減速パルスの振幅や印加時間(出力
端子10)を入力して、これらに基づいてトラックジャ
ンプ終了時点でのトラッキングアクチュエータ変位を予
測する。ここで簡単のために、トラッキングアクチュエ
ータに加速パルスのみを印加して、この印加時間によっ
てトラックジャンプ距離を制御するとすれば、トラック
ジャンプ終了時点でのトラッキングアクチュエータ変位
は例えば以下のような式(2)を用いて予測することが
できる。
【0043】 X1=X0+KJ・(0.5・Ka・TJ2) (2) ただし、X0はトラックジャンプ要求時点でのトラッキ
ングアクチュエータ変位(検出値)、KJはトラックジ
ャンプ方向係数(外周方向:K=+1、内周方向:k=
−1)、TJ2はトラッキングアクチュエータ加速パル
スの印加時間、Kaはトラッキングアクチュエータ加速
パルスの加速度(定数)、X1はトラックジャンプ終了
時点でのトラッキングアクチュエータ変位(予測値)、
(0.5・Ka・TJ2)は加速パルスの印加(加速
度:Ka、印加時間:Tj)によるトラッキングアクチ
ュエータ変位量である。
【0044】比較手段27では、第2の変位予測手段2
9で予測したトラックジャンプ終了時点でのトラッキン
グアクチュエータ変位を所定変位と比較して、所定変位
を越えない場合にのみトラックジャンプ実行指令信号を
出力し、選択手段14で比較手段27の出力するトラッ
クジャンプ実行指令信号に応じて入力端子15を選択す
ることにより、トラックジャンプを実行する。このあた
りの動作は第1の実施例と全く同様である。以下、第1
の実施例と同様に、所定変位をトラッキングアクチュエ
ータ可動範囲付近に設定しておくと、トラックジャンプ
終了時点でのトラッキングアクチュエータ変位がトラッ
キングアクチュエータ可動範囲に収まると予測した場合
にはトラックジャンプを実行し、反対に、トラックジャ
ンプ終了時点でのトラッキングアクチュエータ変位がト
ラッキングアクチュエータ可動範囲に収まらないと予測
した場合にはトラックジャンプ要求を実行しないことに
なり、トラックジャンプ動作中或は終了時にトラッキン
グアクチュエータが可動範囲を越えることによりトラッ
クジャンプ動作或はトラッキングサーボが不安定になる
ことを防止することができる。
【0045】以上のように第2の実施例によれば、トラ
ックジャンプ方向及び加減速パルスの振幅や印加時間の
指定を伴うトラックジャンプ要求手段6と、トラッキン
グアクチュエータ変位を検出する変位検出手段20と、
変位検出手段の出力とトラックジャンプ方向と加減速パ
ルスの振幅や印加時間に基づいてトラックジャンプ要求
を実行するかどうかを判断して実行指令信号を出力する
第2の判断手段28を備えることにより、任意の時点、
任意の時間間隔、任意の加減速パルスでトラックジャン
プ要求を行っても、トラッキングアクチュエータ変位が
可動範囲に収まると予測した場合にのみトラックジャン
プを実行することが可能であり、常に安定且つ高速にト
ラックジャンプが実行される。
【0046】次に、本発明の第3の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図3は本発明の第3の実施
例におけるトラックジャンプ装置のブロック図である。
図3において、1〜9,11〜12,14〜18は、第
1の実施例の図1と同様であるので、説明を省略する。
24はトラッキングアクチュエータ変位を直接或は間接
に且つ継続的に計測する第2の変位検出手段で、例えば
光学的センサ等を用いて直接的に計測する或はトラッキ
ングサーボループが閉じている場合のトラッキングアク
チュエータ駆動信号の低域成分を用いて間接的に計測す
る等の方法がある。34は第2の変位検出手段24の出
力とトラックジャンプ要求手段6で与えられるトラック
ジャンプ方向(出力端子8)とトラックジャンプ本数
(出力端子9)に基づいて、トラックジャンプ要求を実
行するかどうかを継続的に判断し、実行すると判断した
タイミングで実行指令信号を出力する第3の判断手段で
ある。26,27,30は第3の判断手段34の構成要
素であり、26は第2の変位検出手段24の出力とトラ
ックジャンプ要求手段6で与えられるトラックジャンプ
方向(出力端子8)とトラックジャンプ本数(出力端子
9)に基づいて、トラックジャンプ実行中或は終了時の
トラッキングアクチュエータ変位を予測する変位予測手
段、27は変位予測手段26の出力変位と予め設定した
所定変位を比較して実行指令信号を出力する比較手段、
30はトラックジャンプ要求手段6が出力するトラック
ジャンプ要求(出力端子7)に応じて、比較手段27の
出力する実行指令信号を選択して選択手段14に与える
第2の選択手段である。31,32,33は第2の選択
手段30の入力端子であり、31は比較手段27の出力
を入力する入力端子、32は接地レベルを入力する入力
端子、33は制御信号入力端子である。
【0047】以上のように構成された第3の実施例のト
ラックジャンプ装置について、以下その動作について説
明する。
【0048】まず、ディスク1から情報信号を読み取る
場合は、選択手段14で入力端子16を選択する。これ
については、従来例の動作と同様であるので、詳細は省
略する。
【0049】次に、トラックジャンプを実行する場合で
ある。トラックジャンプ制御手段11におけるトラック
ジャンプ方向とトラックジャンプ本数は、トラックジャ
ンプ要求手段6が出力するトラックジャンプ方向(出力
端子8)とトラックジャンプ本数(出力端子9)によっ
て設定される。この点は第1の実施例と同様である。
【0050】第3の実施例が第1の実施例と異なる点
は、第1の実施例がトラックジャンプ実行中或は終了時
のトラッキングアクチュエータ変位を予測して可動範囲
に収まると判断した場合にのみ実行し、他の場合は実行
しなかったのに対して、第3の実施例では、トラックジ
ャンプ実行中或は終了時のトラッキングアクチュエータ
変位をトラックジャンプ要求発生後に継続的に予測し
て、可動範囲に収まると判断されたタイミングで実行す
る点である。この点について、以下詳細に説明する。
【0051】まず、トラックジャンプ要求が無い場合
は、第2の選択手段30は入力端子32を選択し、選択
手段14の制御信号入力端子17にはトラックジャンプ
実行指令信号が入力されないので、通常のトラッキング
サーボ動作が実行されている。
【0052】ここで、トラックジャンプ要求手段6でト
ラックジャンプ要求が発生すると、第2の選択手段30
は入力端子31を選択し、比較手段27の出力を選択手
段14の制御信号入力端子17に与える。同時に変位予
測手段26は、第2の変位検出手段24の出力とトラッ
クジャンプ要求手段6で与えられるトラックジャンプ方
向(出力端子8)とトラックジャンプ本数(出力端子
9)に基づいて、トラックジャンプ実行中或は終了時の
トラッキングアクチュエータ変位を予測する。この予測
方法は第1の実施例と同様であるので、例えば式(1)
のような計算式で予測することができる。比較手段27
は、変位予測手段26が出力する予測結果を所定変位と
比較する。トラックジャンプ要求発生時点で予測結果が
所定変位を越えない場合には、即時にトラックジャンプ
実行指令信号が出力される。しかし、トラックジャンプ
要求発生時点で予測結果が所定変位を越えている場合に
は、越えなくなるまで比較動作を継続する。そして、第
2の変位検出手段24で検出する変位が変化することに
よって予測結果が所定変位を越えなくなったら、そのタ
イミングで実行指令信号を出力する。これが第2の選択
手段30を通して選択手段14の入力端子17に加えら
れ、トラックジャンプ動作が実行される。
【0053】以上の動作は、例えば多本ジャンプを連続
して実行した場合などに、粗アクセス機構が追従するま
でトラックジャンプ実行を自動的に遅延することを意味
する。すなわち、ディスク偏心や粗アクセス機構の追従
性等をいっさい意識せずに、任意の時点で且つ任意の時
間間隔でトラックジャンプ要求を行っても、常にトラッ
キングアクチュエータ可動範囲内で安定にトラックジャ
ンプを実行することができる。
【0054】以上のように第3の実施例によれば、トラ
ックジャンプ方向とトラックジャンプ本数の指定を伴う
トラックジャンプ要求手段6と、トラッキングアクチュ
エータ変位を検出する変位検出手段24と、変位検出手
段の出力とトラックジャンプ方向とトラックジャンプ本
数に基づいてトラックジャンプ要求を実行するかどうか
を継続的に判断し、実行すると判断したタイミングで実
行指令信号を出力する第3の判断手段34を備えること
により、任意の時点、任意の時間間隔、任意の本数でト
ラックジャンプ要求を行っても、トラッキングアクチュ
エータ変位が可動範囲に収まると予測される状態になる
までトラックジャンプ実行を自動的に遅延することが可
能であり、常に安定且つ高速にトラックジャンプが実行
される。
【0055】次に、本発明の第4の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図4は本発明の第4の実施
例におけるトラックジャンプ装置のブロック図である。
図4において、1〜8,10,13〜19,27,29
は第2の実施例の図2と同様であり、24,30〜33
は第3の実施例の図3と同様であるので、説明を省略す
る。35は第2の変位検出手段24の出力とトラックジ
ャンプ要求手段6で与えられるトラックジャンプ方向
(出力端子8)と加減速パルスの振幅や印加時間(出力
端子10)に基づいてトラックジャンプ要求を実行する
かどうかを継続的に判断し、実行すると判断したタイミ
ングで実行指令信号を出力する第4の判断手段である。
【0056】以上のように構成された第4の実施例のト
ラックジャンプ装置について、以下その動作について説
明する。
【0057】光ディスク1から情報信号を読み取る場合
は、選択手段14で入力端子16を選択する。これにつ
いては、従来例の動作と同様であるので、詳細は省略す
る。
【0058】トラックジャンプ制御手段19におけるト
ラックジャンプ方向と加減速パルスの振幅や印加時間
は、トラックジャンプ要求手段6が出力するトラックジ
ャンプ方向(出力端子8)と加減速パルスの振幅や印加
時間(出力端子10)によって設定される。この点は第
2の実施例と同様である。
【0059】トラックジャンプ実行条件に関しては、基
本的に第3の実施例に類似している。すなわち、トラッ
クジャンプ要求発生後に、トラックジャンプ実行中或は
終了時のトラッキングアクチュエータ変位を継続的に予
測し且つ所定変位と比較して、可動範囲に収まると判断
されたタイミングで実行する点においては、第3の実施
例も第4の実施例も同様である。異なるのは、トラック
ジャンプ終了時点でのトラッキングアクチュエータ変位
の予測方法が、第3の実施例では、トラックジャンプ要
求時点におけるトラッキングアクチュエータ変位とトラ
ックジャンプ方向とトラックジャンプ本数に基づいてい
るのに対し、第4の実施例では、トラックジャンプ要求
時点におけるトラッキングアクチュエータ変位とトラッ
クジャンプ方向と加減速パルスの振幅や印加時間に基づ
いていると言う点である。このような予測方法は第2の
実施例と同様であるので、例えば式(2)のようにして
算出することができる。
【0060】すなわち第4の実施例では、第2の変位予
測手段29において、第2の変位検出手段24の出力と
トラックジャンプ要求手段6で与えられるトラックジャ
ンプ方向(出力端子8)と加減速パルスの振幅や印加時
間(出力端子10)に基づいて、トラックジャンプ実行
中或は終了時のトラッキングアクチュエータ変位を予測
し、比較手段27において、第2の変位予測手段29が
出力する予測結果を所定変位と比較し、トラックジャン
プ要求発生時点で予測結果が所定変位を越えない場合に
は即時にトラックジャンプ実行指令信号が出力される
が、トラックジャンプ要求発生時点で予測結果が所定変
位を越えている場合には、越えなくなるまで比較動作を
継続する。そして、第2の変位検出手段24で検出する
変位が変化することによって予測結果が所定変位を越え
なくなったら、そのタイミングで実行指令信号を出力す
る。これが第2の選択手段30を通して選択手段14の
入力端子17に加えられ、トラックジャンプ動作が実行
される。
【0061】以上のように第4の実施例によれば、トラ
ックジャンプ方向と加減速パルスの振幅や印加時間の指
定を伴うトラックジャンプ要求手段6と、トラッキング
アクチュエータ変位を検出する変位検出手段24と、変
位検出手段の出力とトラックジャンプ方向と加減速パル
スの振幅や印加時間に基づいてトラックジャンプ要求を
実行するかどうかを継続的に判断し、実行すると判断し
たタイミングで実行指令信号を出力する第4の判断手段
35を備えることにより、任意の時点、任意の時間間
隔、任意の加減速パルスでトラックジャンプ要求を行っ
ても、トラッキングアクチュエータ変位が可動範囲に収
まると予測される状態になるまでトラックジャンプ実行
を自動的に遅延することが可能であり、常に安定且つ高
速にトラックジャンプが実行される。
【0062】次に、本発明の第5の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図5は本発明の第5の実施
例におけるトラックジャンプ装置のブロック図である。
図5において、1〜9,11〜12,14〜18,20
〜23は第1の実施例の図1と同様であるので説明を省
略する。37は変位検出手段20の出力とトラックジャ
ンプ要求手段6の出力するトラックジャンプ方向(出力
端子8)に基づいてトラックジャンプ要求手段6の出力
するトラックジャンプ本数(出力端子9)をある範囲に
制限して出力する制限手段である。38,42,43,
44は制限手段37の構成要素であり、38はトラック
ジャンプ要求手段6が出力するトラックジャンプ方向に
基づいて正の所定変位(+a)と負の所定変位(−a)
を選択して出力する第3の選択手段、42は第3の選択
手段38の出力変位から変位検出手段20の出力変位を
減算してその絶対値を出力する減算手段、43は減算手
段42の出力値(変位)をトラックジャンプ本数に換算
するトラック本数換算手段、44はトラックジャンプ要
求手段6が出力するトラックジャンプ本数(出力端子
9)をトラック本数換算手段43の出力と比較して、ト
ラックジャンプ要求手段6が出力するトラックジャンプ
本数にリミット処理を施して出力するリミット手段であ
る。39,40,41は第3の選択手段38の構成要素
であり、39は正の所定変位(+a)入力端子、40は
負の所定変位(−a)入力端子、41はトラックジャン
プ要求手段6のトラックジャンプ方向出力(出力端子
8)に応じて入力を選択する制御信号入力端子である。
【0063】以上のように構成された第5の実施例のト
ラックジャンプ装置について、以下その動作について説
明する。
【0064】まず、光ディスク1から情報信号を読み取
る場合は、選択手段14で入力端子16を選択する。こ
れについては、従来例の動作と同様であるので、詳細は
省略する。
【0065】次に、トラックジャンプを実行する場合で
ある。まず、トラックジャンプ制御手段11において、
トラックジャンプ方向はトラックジャンプ要求手段6が
出力するトラックジャンプ方向(出力端子8)によって
設定される。同時に、トラックジャンプ要求手段6の出
力端子7から選択手段14の制御信号入力端子17に対
してトラックジャンプ要求信号を与えることにより、選
択手段14で入力端子15を選択し、駆動手段18でト
ラッキングアクチュエータ4を駆動することによりトラ
ックジャンプが実行される。ここまでは、従来例と同様
である。第5の実施例が従来例と異なる点は、従来例
が、トラックジャンプ要求手段6で要求されたトラック
ジャンプ本数をそのままトラックジャンプ制御手段11
に与えるのに対して、第5の実施例では、トラックジャ
ンプ要求手段6で要求されたトラックジャンプ本数にあ
る条件で制限を加えてからトラックジャンプ制御手段1
1に与えている点である。この点について、以下詳細に
説明する。
【0066】まず、トラックジャンプ要求手段6が出力
するトラックジャンプ方向(出力端子8)に応じて、第
3の選択手段38で入力を選択する。ここで、外周方向
にトラックジャンプするとトラッキングアクチュエータ
変位が正方向に変化し、内周方向にトラックジャンプす
るとトラッキングアクチュエータ変位が負方向に変化す
るとすれば、第3の選択手段38において、トラックジ
ャンプ方向が外周方向の場合は入力端子39(正の所定
変位=+a)を、内周方向の場合は入力端子40(負の
所定変位=−a)を選択して出力する。ここで、正の所
定変位(+a)をトラッキングアクチュエータ可動範囲
の正側の限界付近の変位とし、負の所定変位(−a)を
トラッキングアクチュエータ可動範囲の負側の限界付近
の変位とすると、第3の選択手段38の出力値はトラッ
クジャンプ動作時のトラッキングアクチュエータ変位の
許容限界値となる。次に減算手段42において、第3の
選択手段38の出力変位から、変位検出手段20で検出
したトラックジャンプ要求時点でのトラッキングアクチ
ュエータ変位を減算してその絶対値を求める。この絶対
値は、トラックジャンプ動作によって変化するトラッキ
ングアクチュエータ変位の許容限界値を示す。これをト
ラック本数換算手段43でトラックジャンプ本数に換算
する(トラックピッチが判れば、容易に換算できる)
と、その出力値は、トラックジャンプ動作によって移動
するトラック本数の許容限界値となる。そしてリミット
手段44において、トラックジャンプ要求手段6で要求
されたトラックジャンプ本数を上記トラック本数の許容
限界値と比較して、許容限界値を越える場合はリミット
処理を施してトラックジャンプ制御手段11に与える。
すなわち、要求されたトラックジャンプ本数で実行する
とトラックジャンプ終了時点でのトラッキングアクチュ
エータ変位が許容限界値を越えると判断した場合には、
要求されたトラックジャンプ本数を制限して実行するこ
とによって、トラックジャンプ動作が不安定になること
を防止している。
【0067】以上のように第5の実施例によれば、トラ
ックジャンプ方向とトラックジャンプ本数の指定を伴う
トラックジャンプ要求手段6と、トラッキングアクチュ
エータ変位を検出する変位検出手段20と、変位検出手
段の出力とトラックジャンプ方向に基づいてトラックジ
ャンプ本数をある範囲に制限して出力する制限手段37
を備えることにより、任意の時点、任意の時間間隔、任
意の本数でトラックジャンプ要求を行っても、トラッキ
ングアクチュエータ変位が可動範囲に収まるようにトラ
ックジャンプ本数を制限することが可能であり、常に安
定且つ高速にトラックジャンプが実行される。
【0068】次に、本発明の第6の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図6は本発明の第6の実施
例におけるトラックジャンプ装置のブロック図である。
図6において、1〜8,10,13〜23は第2の実施
例の図2と同様である。45は変位検出手段20の出力
とトラックジャンプ要求手段6の出力するトラックジャ
ンプ方向(出力端子8)に基づいてトラックジャンプ要
求手段6の出力する加減速パルスの振幅や印加時間(出
力端子10)をある範囲に制限して出力する第2の制限
手段である。38〜42,46,47は第2の制限手段
45の構成要素であり、38〜42は第5の実施例の図
5と同様である。46は減算手段42の出力値(変位)
を加減速パルスの振幅や印加時間に換算する加減速パル
ス換算手段、47はトラックジャンプ要求手段6が出力
するトラックジャンプ本数(出力端子10)を加減速パ
ルス換算手段46の出力と比較して、トラックジャンプ
要求手段6が出力する加減速パルスの振幅や印加時間に
リミット処理を施して出力する第2のリミット手段であ
る。
【0069】以上のように構成された第6の実施例のト
ラックジャンプ装置について、以下その動作について説
明する。
【0070】まず、光ディスク1から情報信号を読み取
る場合は、選択手段14で入力端子16を選択する。こ
れについては、従来例の動作と同様であるので、詳細は
省略する。
【0071】次に、トラックジャンプを実行する場合で
ある。まず、トラックジャンプ制御手段19におけるト
ラックジャンプ方向は、トラックジャンプ要求手段6が
出力するトラックジャンプ方向(出力端子8)によって
設定される。同時に、トラックジャンプ要求手段6の出
力端子7から選択手段14の制御信号入力端子17に対
してトラックジャンプ要求信号を与えることにより、選
択手段14で入力端子15を選択し、駆動手段18でト
ラッキングアクチュエータ4を駆動することによりトラ
ックジャンプが実行される。ここまでは従来例とほぼ同
様である。第6の実施例が従来例と異なる点は、従来例
が、トラックジャンプ要求手段6で要求されたトラック
ジャンプ本数(出力端子9)をそのままトラックジャン
プ制御手段11に与えるのに対して、第6の実施例で
は、トラックジャンプ要求手段6で要求されるのがトラ
ックジャンプ本数ではなく加減速パルスの振幅や印加時
間であり、更にそれに対して、所定の条件で制限を加え
てからトラックジャンプ制御手段19に与えている点で
ある。この点について、以下詳細に説明する。
【0072】まず、トラックジャンプ要求手段6が出力
するトラックジャンプ方向(出力端子8)に応じて、第
3の選択手段38で入力を選択し、減算手段42におい
て、第3の選択手段38の出力値(変位)から変位検出
手段20で検出したトラックジャンプ要求時点でのトラ
ッキングアクチュエータ変位を減算して絶対値を求める
ことによって、トラックジャンプ動作によって変化する
トラッキングアクチュエータ変位の許容限界値が求めら
れる。ここまでの動作は第5の実施例と同様であるので
詳細な説明は省略する。次に、減算手段42で求めた許
容限界値(変位)を加減速パルス換算手段46で加減速
パルスの振幅や印加時間に換算する(加減速パルスの振
幅即ち加速度と印加時間が判れば容易に換算できる)
と、その出力値は、トラックジャンプ動作時に印加する
加減速パルスの振幅や印加時間の許容限界値となる。そ
して第2のリミット手段47において、トラックジャン
プ要求手段6が出力する加減速パルスの振幅や印加時間
(出力端子10)を加減速パルス換算手段46が出力す
る許容限界値と比較して、許容限界値を越える場合はリ
ミット処理を施してトラックジャンプ制御手段19に与
える。すなわち、トラックジャンプの実行によって、ト
ラックジャンプ終了時点でのトラッキングアクチュエー
タ変位が許容限界値を越えると判断した場合には、要求
された加減速パルスの振幅や印加時間を制限して実行す
ることによって、トラックジャンプ動作が不安定になる
ことを防止している。
【0073】以上のように第6の実施例によれば、トラ
ックジャンプ方向と加減速パルスの振幅や印加時間の指
定を伴うトラックジャンプ要求手段6と、トラッキング
アクチュエータ変位を検出する変位検出手段20と、変
位検出手段の出力とトラックジャンプ方向に基づいて加
減速パルスの振幅や印加時間をある範囲に制限して出力
する第2の制限手段45を備えることにより、任意の時
点、任意の時間間隔、任意の加減速パルスでトラックジ
ャンプ要求を行っても、トラッキングアクチュエータ変
位が可動範囲に収まるように加減速パルスの振幅や印加
時間を制限することが可能であり、常に安定且つ高速に
トラックジャンプが実行される。
【0074】次に、本発明の第7の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図7は本発明の第7の実施
例におけるトラックジャンプ装置のブロック図である。
図7において、1〜8,11〜12,14〜18,20
〜23は第1の実施例の図1と同様である。ここで、ト
ラックジャンプ要求手段6はトラックジャンプ方向(出
力端子8)のみを指定し、トラックジャンプ本数、加減
速パルスの振幅や印加時間等の情報は指定しない。48
は変位検出手段20の出力とトラックジャンプ要求手段
6が出力するトラックジャンプ方向(出力端子8)に基
づいてトラックジャンプ本数を決定して出力するトラッ
クジャンプ本数決定手段である。38〜43はトラック
ジャンプ本数決定手段48の構成要素であり、これらは
第5の実施例の図5と同様である。
【0075】以上のように構成された第7の実施例のト
ラックジャンプ装置について、以下その動作について説
明する。
【0076】まず、光ディスク1から情報信号を読み取
る場合は、選択手段14で入力端子16を選択する。こ
れについては、従来例の動作と同様であるので、詳細は
省略する。
【0077】次に、トラックジャンプを実行する場合で
ある。まず、トラックジャンプ制御手段11におけるト
ラックジャンプ方向は、トラックジャンプ要求手段6が
出力するトラックジャンプ方向(出力端子8)によって
設定される。同時に、トラックジャンプ要求手段6の出
力端子7から選択手段14の制御信号入力端子17に対
してトラックジャンプ要求信号を与えることにより、選
択手段14で入力端子15を選択し、駆動手段18でト
ラッキングアクチュエータ4を駆動することによりトラ
ックジャンプが実行される。ここまでは、従来例と同様
である。第7の実施例が従来例と異なる点は、従来例
が、トラックジャンプ要求手段6で要求されたトラック
ジャンプ本数(出力端子9)をそのままトラックジャン
プ制御手段11に与えるのに対して、第7の実施例で
は、トラックジャンプ要求手段6ではトラックジャンプ
本数の要求は行わずに、トラックジャンプ本数決定手段
48で決定した本数をトラックジャンプ制御手段11に
与えている点である。この点について、以下詳細に説明
する。
【0078】まず、トラックジャンプ要求手段6が出力
するトラックジャンプ方向に応じて、第3の選択手段3
8で入力を選択し、減算手段42において、第3の選択
手段38の出力値(変位)から変位検出手段20で検出
したトラックジャンプ要求時点でのトラッキングアクチ
ュエータ変位を減算して絶対値を求めることによって、
トラックジャンプ動作によって変化するトラッキングア
クチュエータ変位の許容限界値が求められる。次に、減
算手段42で求めた許容限界値(変位)をトラックジャ
ンプ本数換算手段43でトラックジャンプ本数に換算す
る(トラックピッチが解れば容易に換算できる)と、そ
の出力値は、トラックジャンプ動作によって移動するト
ラック本数の許容限界値となる。ここまでの動作は第5
の実施例と同様であるので詳細な説明は省略する。
【0079】第5の実施例では、トラックジャンプ本数
換算手段43の出力をリミット手段44へ与えていた
が、第7の実施例ではこれをそのままトラックジャンプ
制御手段11へ与える。これはすなわち、トラックジャ
ンプ終了時点でのトラッキングアクチュエータ変位が許
容限界値付近に一致するように、自動的にトラックジャ
ンプ本数を決定しているということであり、常にトラッ
キングアクチュエータ変位の可動範囲内で最大本数のト
ラックジャンプを実行することができ、安定性と高速性
を両立したトラックジャンプ動作が可能である。
【0080】以上のように第7の実施例によれば、トラ
ックジャンプ方向の指定を伴うトラックジャンプ要求手
段6と、トラッキングアクチュエータ変位を検出する変
位検出手段20と、変位検出手段の出力とトラックジャ
ンプ方向に基づいてトラックジャンプ本数を決定するト
ラックジャンプ本数決定手段48を備えることにより、
任意の時点、任意の時間間隔でトラックジャンプ要求を
行っても、常にトラッキングアクチュエータ変位の可動
範囲内で最大本数のトラックジャンプを実行するので、
安定且つ極めて高速にトラックジャンプが実行される。
【0081】次に、本発明の第8の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図8は本発明の第8の実施
例におけるトラックジャンプ装置のブロック図である。
図8において、1〜8,13〜23は第6の実施例の図
6と同様である。ここで、トラックジャンプ要求手段6
はトラックジャンプ方向(出力端子8)のみを指定し、
トラックジャンプ本数、加減速パルスの振幅や印加時間
等の情報は指定しない。49は変位検出手段20の出力
とトラックジャンプ要求手段6が出力するトラックジャ
ンプ方向(出力端子8)に基づいて加減速パルスの振幅
や印加時間を決定して出力する加減速パルス決定手段で
ある。38〜42,46は加減速パルス決定手段49の
構成要素であり、これらは第6の実施例の図6と同様で
ある。
【0082】以上のように構成された第8の実施例のト
ラックジャンプ装置について、以下その動作について説
明する。
【0083】まず、光ディスク1から情報信号を読み取
る場合は、選択手段14で入力端子16を選択する。こ
れについては、従来例の動作とほぼ同様であるので、詳
細は省略する。
【0084】次に、トラックジャンプを実行する場合で
ある。まず、トラックジャンプ制御手段19におけるト
ラックジャンプ方向は、トラックジャンプ要求手段6が
出力するトラックジャンプ方向(出力端子8)によって
設定される。同時に、トラックジャンプ要求手段6の出
力端子7から選択手段14の制御信号入力端子17に対
してトラックジャンプ要求信号を与えることにより、選
択手段14で入力端子15を選択し、駆動手段18でト
ラッキングアクチュエータ4を駆動することによりトラ
ックジャンプが実行される。ここまでは、従来例と同様
である。第8の実施例が従来例と異なる点は、従来例
が、トラックジャンプ要求手段6で要求されたトラック
ジャンプ本数(出力端子8)をそのままトラックジャン
プ制御手段11に与えるのに対して、第8の実施例で
は、トラックジャンプ要求手段6ではトラックジャンプ
本数、加減速パルスの振幅や印加時間等の要求は行わず
に、加減速パルス決定手段49で決定した加減速パルス
をトラックジャンプ制御手段19に与えている点であ
る。この点について、以下詳細に説明する。
【0085】まず、トラックジャンプ要求手段6が出力
するトラックジャンプ方向(出力端子8)に応じて、第
3の選択手段38で入力を選択し、減算手段42におい
て、第3の選択手段38の出力値(変位)から変位検出
手段20で検出したトラックジャンプ要求時点でのトラ
ッキングアクチュエータ変位を減算して絶対値を求める
ことによって、トラックジャンプ動作によって変化する
トラッキングアクチュエータ変位の許容限界値が求めら
れる。次に、減算手段42で求めた許容限界値(変位)
を加減速パルス換算手段46で加減速パルスの振幅や印
加時間に換算する(加減速パルスの振幅即ち加速度と印
加時間が解れば容易に換算できる)と、その出力値は、
トラックジャンプ動作時に印加する加減速パルスの振幅
や印加時間の許容限界値となる。ここまでは第6の実施
例と同様である。
【0086】第6の実施例では、加減速パルス換算手段
46の出力を第2のリミット手段47へ与えていたが、
第8の実施例ではこれをそのままトラックジャンプ制御
手段19へ与える。これはすなわち、トラックジャンプ
終了時点でのトラッキングアクチュエータ変位が許容限
界値付近に一致するように、自動的に加減速パルスの振
幅や印加時間を決定しているということであり、常にト
ラッキングアクチュエータ変位の可動範囲内で最大変位
のトラックジャンプを実行するので、安定性と高速性を
両立したトラックジャンプ動作が可能である。
【0087】以上のように第8の実施例によれば、トラ
ックジャンプ方向の指定を伴うトラックジャンプ要求手
段6と、トラッキングアクチュエータ変位を検出する変
位検出手段20と、変位検出手段の出力とトラックジャ
ンプ方向に基づいて加減速パルスの振幅や印加時間を決
定する加減速パルス決定手段49を備えることにより、
任意の時点、任意の時間間隔でトラックジャンプ要求を
行っても、常にトラッキングアクチュエータ変位の可動
範囲内で最大変位のトラックジャンプを実行するので、
安定且つ極めて高速にトラックジャンプが実行される。
【0088】なお、本発明の第1〜第8の実施例におい
て、トラックジャンプ動作終了時のトラッキングアクチ
ュエータ変位を予測するのに、式(1),式(2)のよ
うな計算式を用いたが、必ずしも計算式を用いる必要は
なく、テーブル引き等の手法を用いても本発明の主旨に
何等変わりはない。
【0089】また、本発明の第1〜第8の実施例におい
て、トラックジャンプ動作終了時のトラッキングアクチ
ュエータ変位を予測して求めたが、必ずしもこれを直接
予測して求める必要はない。すなわち、判断手段、第2
〜第4の判断手段、制限手段、第2の制限手段、トラッ
クジャンプ本数決定手段、加減速パルス決定手段におい
て、判断、制限、決定を行えば良く、図1〜図8のブロ
ック図は本発明の技術範囲を限定するものでないことは
言うまでもない。
【0090】また、本発明の第1〜第8の実施例におけ
る各手段は、ハードウエア、ソフトウエア、アナログ処
理、ディジタル処理、いずれの方法によっても実現可能
であることは言うまでもない。
【0091】
【発明の効果】以上のように本発明は、任意の時点、任
意の時間間隔、任意の本数或は加減速パルスでトラック
ジャンプ要求を行っても、トラックジャンプ要求受付時
点でのトラッキングアクチュエータ変位によらず、トラ
ックジャンプ実行中或は終了時のトラッキングアクチュ
エータ変位を常に可動範囲に収めることにより、安定且
つ高速なトラックジャンプ動作を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるトラックジャン
プ装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例におけるトラックジャン
プ装置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施例におけるトラックジャン
プ装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の第4の実施例におけるトラックジャン
プ装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第5の実施例におけるトラックジャン
プ装置の構成を示すブロック図
【図6】本発明の第6の実施例におけるトラックジャン
プ装置の構成を示すブロック図
【図7】本発明の第7の実施例におけるトラックジャン
プ装置の構成を示すブロック図
【図8】本発明の第8の実施例におけるトラックジャン
プ装置の構成を示すブロック図
【図9】従来例におけるトラックジャンプ装置の構成を
示すブロック図
【符号の説明】
6 トラックジャンプ要求手段 7 トラックジャンプ要求出力端子 8 トラックジャンプ方向出力端子 9 トラックジャンプ本数出力端子 10 加減速パルスの振幅,印加時間出力端子 11 トラックジャンプ制御手段 19 第2のトラックジャンプ制御手段 20 変位検出手段 24 第2の変位検出手段 25 判断手段 28 第2の判断手段 34 第3の判断手段 36 第4の判断手段 37 制限手段 45 第2の制限手段 48 トラックジャンプ本数決定手段 49 加減速パルス決定手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のトラック形態で情報信号が記録され
    ている光ディスクを回転させる回転手段と、 前記光ディスクの情報面に光ビームを集光して光スポッ
    トを形成しその反射光を検出することにより、前記情報
    信号及び前記トラックと前記光スポットのディスク半径
    方向の相対位置誤差を出力する光ピックアップと、 前記光スポットをディスク半径方向に移動させるトラッ
    キングアクチュエータと、 前記相対位置誤差を入力して前記光スポットを前記トラ
    ックに追従させるトラッキング制御手段と、 トラックジャンプ方向とトラックジャンプ本数の指定を
    伴うトラックジャンプ要求手段と、 前記光スポットを現在追従しているトラックから他のト
    ラックへ移動させるトラックジャンプ制御手段と、 前記トラッキング制御手段の出力或は前記トラックジャ
    ンプ制御手段の出力に応じて前記トラッキングアクチュ
    エータを駆動する駆動手段と、 前記トラックジャンプ要求時点或はその付近におけるト
    ラッキングアクチュエータ変位を直接或は間接に検出す
    る変位検出手段と、 前記変位検出手段の出力と前記トラックジャンプ方向と
    前記トラックジャンプ本数に基づいて前記トラックジャ
    ンプ要求を実行するかどうかを判断して実行指令信号を
    出力する判断手段とを備え、 前記トラックジャンプ制御手段は、前記実行指令信号と
    前記トラックジャンプ方向と前記トラックジャンプ本数
    に応じてトラックジャンプを実行することを特徴とする
    トラックジャンプ装置。
  2. 【請求項2】所定のトラック形態で情報信号が記録され
    ている光ディスクを回転させる回転手段と、 前記光ディスクの情報面に光ビームを集光して光スポッ
    トを形成しその反射光を検出することにより、前記情報
    信号及び前記トラックと前記光スポットのディスク半径
    方向の相対位置誤差を出力する光ピックアップと、 前記光スポットをディスク半径方向に移動させるトラッ
    キングアクチュエータと、 前記相対位置誤差を入力して前記光スポットを前記トラ
    ックに追従させるトラッキング制御手段と、 トラックジャンプ方向と加減速パルスの振幅や印加時間
    の指定を伴うトラックジャンプ要求手段と、 前記光スポットを現在追従しているトラックから他のト
    ラックへ移動させる第2のトラックジャンプ制御手段
    と、 前記トラッキング制御手段の出力或は前記第2のトラッ
    クジャンプ制御手段の出力に応じて前記トラッキングア
    クチュエータを駆動する駆動手段と、 前記トラックジャンプ要求時点或はその付近におけるト
    ラッキングアクチュエータ変位を直接或は間接に検出す
    る変位検出手段と、 前記変位検出手段の出力と前記トラックジャンプ方向と
    前記加減速パルスの振幅や印加時間に基づいて前記トラ
    ックジャンプ要求を実行するかどうかを判断して実行指
    令信号を出力する第2の判断手段とを備え、 前記第2のトラックジャンプ制御手段は、前記実行指令
    信号と前記トラックジャンプ方向と前記加減速パルスの
    振幅や印加時間に応じてトラックジャンプを実行するこ
    とを特徴とするトラックジャンプ装置。
  3. 【請求項3】所定のトラック形態で情報信号が記録され
    ている光ディスクを回転させる回転手段と、 前記光ディスクの情報面に光ビームを集光して光スポッ
    トを形成しその反射光を検出することにより、前記情報
    信号及び前記トラックと前記光スポットのディスク半径
    方向の相対位置誤差を出力する光ピックアップと、 前記光スポットをディスク半径方向に移動させるトラッ
    キングアクチュエータと、前記相対位置誤差を入力して
    前記光スポットを前記トラックに追従させるトラッキン
    グ制御手段と、 前記光スポットを現在追従しているトラックから他のト
    ラックへ移動させるトラックジャンプ制御手段と、 前記トラッキング制御手段の出力或は前記トラックジャ
    ンプ制御手段の出力に応じて前記トラッキングアクチュ
    エータを駆動する駆動手段と、 トラックジャンプ方向とトラックジャンプ本数の指定を
    伴うトラックジャンプ要求手段と、 トラッキングアクチュエータ変位を直接或は間接に継続
    的に計測する第2の変位検出手段と、 前記第2の変位検出手段の出力と前記トラックジャンプ
    方向と前記トラックジャンプ本数に基づいて前記トラッ
    クジャンプ要求を実行するかどうかを継続的に判断し、
    実行すると判断したタイミングで実行指令信号を出力す
    る第3の判断手段とを備え、 前記トラックジャンプ制御手段は、前記実行指令信号と
    前記トラックジャンプ方向と前記トラックジャンプ本数
    に応じてトラックジャンプを実行することを特徴とする
    トラックジャンプ装置。
  4. 【請求項4】所定のトラック形態で情報信号が記録され
    ている光ディスクを回転させる回転手段と、 前記光ディスクの情報面に光ビームを集光して光スポッ
    トを形成しその反射光を検出することにより、前記情報
    信号及び前記トラックと前記光スポットのディスク半径
    方向の相対位置誤差を出力する光ピックアップと、 前記光スポットをディスク半径方向に移動させるトラッ
    キングアクチュエータと、 前記相対位置誤差を入力して前記光スポットを前記トラ
    ックに追従させるトラッキング制御手段と、 トラックジャンプ方向と加減速パルスの振幅や印加時間
    の指定を伴うトラックジャンプ要求手段と、 前記光スポットを現在追従しているトラックから他のト
    ラックへ移動させる第2のトラックジャンプ制御手段
    と、 前記トラッキング制御手段の出力或は前記第2のトラッ
    クジャンプ制御手段の出力に応じて前記トラッキングア
    クチュエータを駆動する駆動手段と、 トラッキングアクチュエータ変位を直接或は間接に継続
    的に計測する第2の変位検出手段と、 前記第2の変位検出手段の出力と前記トラックジャンプ
    方向と前記加減速パルスの振幅や印加時間に基づいて前
    記トラックジャンプ要求を実行するかどうかを継続的に
    判断し、実行すると判断したタイミングで実行指令信号
    を出力する第4の判断手段とを備え、 前記第2のトラックジャンプ制御手段は、前記実行指令
    信号と前記トラックジャンプ方向と前記加減速パルスの
    振幅や印加時間に応じてトラックジャンプを実行するこ
    とを特徴とするトラックジャンプ装置。
  5. 【請求項5】所定のトラック形態で情報信号が記録され
    ている光ディスクを回転させる回転手段と、 前記光ディスクの情報面に光ビームを集光して光スポッ
    トを形成しその反射光を検出することにより、前記情報
    信号及び前記トラックと前記光スポットのディスク半径
    方向の相対位置誤差を出力する光ピックアップと、 前記光スポットをディスク半径方向に移動させるトラッ
    キングアクチュエータと、 前記相対位置誤差を入力して前記光スポットを前記トラ
    ックに追従させるトラッキング制御手段と、 トラックジャンプ方向とトラックジャンプ本数の指定を
    伴うトラックジャンプ要求手段と、 前記光スポットを現在追従しているトラックから他のト
    ラックへ移動させるトラックジャンプ制御手段と、 前記トラッキング制御手段の出力或は前記トラックジャ
    ンプ制御手段の出力に応じて前記トラッキングアクチュ
    エータを駆動する駆動手段と、 前記トラックジャンプ要求時点或はその付近におけるト
    ラッキングアクチュエータ変位を直接或は間接に検出す
    る変位検出手段と、 前記変位検出手段の出力と前記トラックジャンプ方向に
    基づいて前記トラックジャンプ本数をある範囲に制限し
    て出力する制限手段とを備え、 前記トラックジャンプ制御手段は、前記トラックジャン
    プ要求と前記トラックジャンプ方向と前記制限手段の出
    力値に応じてトラックジャンプを実行することを特徴と
    するトラックジャンプ装置。
  6. 【請求項6】所定のトラック形態で情報信号が記録され
    ている光ディスクを回転させる回転手段と、 前記光ディスクの情報面に光ビームを集光して光スポッ
    トを形成しその反射光を検出することにより、前記情報
    信号及び前記トラックと前記光スポットのディスク半径
    方向の相対位置誤差を出力する光ピックアップと、 前記光スポットをディスク半径方向に移動させるトラッ
    キングアクチュエータと、 前記相対位置誤差を入力して前記光スポットを前記トラ
    ックに追従させるトラッキング制御手段と、 トラックジャンプ方向と加減速パルスの振幅や印加時間
    の指定を伴うトラックジャンプ要求手段と、 前記光スポットを現在追従しているトラックから他のト
    ラックへ移動させる第2のトラックジャンプ制御手段
    と、 前記トラッキング制御手段の出力或は前記第2のトラッ
    クジャンプ制御手段の出力に応じて前記トラッキングア
    クチュエータを駆動する駆動手段と、 前記トラックジャンプ要求時点或はその付近におけるト
    ラッキングアクチュエータ変位を直接或は間接に検出す
    る変位検出手段と、 前記変位検出手段の出力と前記トラックジャンプ方向に
    基づいて前記加減速パルスの振幅や印加時間をある範囲
    に制限して出力する第2の制限手段とを備え、前記第2
    のトラックジャンプ制御手段は、前記トラックジャンプ
    要求と前記トラックジャンプ方向と前記第2の制限手段
    の出力値に応じてトラックジャンプを実行することを特
    徴とするトラックジャンプ装置。
  7. 【請求項7】所定のトラック形態で情報信号が記録され
    ている光ディスクを回転させる回転手段と、 前記光ディスクの情報面に光ビームを集光して光スポッ
    トを形成しその反射光を検出することにより、前記情報
    信号及び前記トラックと前記光スポットのディスク半径
    方向の相対位置誤差を出力する光ピックアップと、 前記光スポットをディスク半径方向に移動させるトラッ
    キングアクチュエータと、 前記相対位置誤差を入力して前記光スポットを前記トラ
    ックに追従させるトラッキング制御手段と、 トラックジャンプ方向の指定を伴うトラックジャンプ要
    求手段と、 前記光スポットを現在追従しているトラックから他のト
    ラックへ移動させるトラックジャンプ制御手段と、 前記トラッキング制御手段の出力或は前記トラックジャ
    ンプ制御手段の出力に応じて前記トラッキングアクチュ
    エータを駆動する駆動手段と、 前記トラックジャンプ要求時点或はその付近におけるト
    ラッキングアクチュエータ変位を直接或は間接に検出す
    る変位検出手段と、 前記変位検出手段の出力と前記トラックジャンプ方向に
    基づいてトラックジャンプ本数を決定するトラックジャ
    ンプ本数決定手段とを備え、 前記トラックジャンプ制御手段は、前記トラックジャン
    プ要求と前記トラックジャンプ方向と前記トラックジャ
    ンプ本数に応じてトラックジャンプを実行することを特
    徴とするトラックジャンプ装置。
  8. 【請求項8】所定のトラック形態で情報信号が記録され
    ている光ディスクを回転させる回転手段と、 前記光ディスクの情報面に光ビームを集光して光スポッ
    トを形成しその反射光を検出することにより、前記情報
    信号及び前記トラックと前記光スポットのディスク半径
    方向の相対位置誤差を出力する光ピックアップと、 前記光スポットをディスク半径方向に移動させるトラッ
    キングアクチュエータと、前記相対位置誤差を入力して
    前記光スポットを前記トラックに追従させるトラッキン
    グ制御手段と、 トラックジャンプ方向の指定を伴うトラックジャンプ要
    求手段と、 前記光スポットを現在追従しているトラックから他のト
    ラックへ移動させる第2のトラックジャンプ制御手段
    と、 前記トラッキング制御手段の出力或は前記第2のトラッ
    クジャンプ制御手段の出力に応じて前記トラッキングア
    クチュエータを駆動する駆動手段と、 前記トラックジャンプ要求時点或はその付近におけるト
    ラッキングアクチュエータ変位を直接或は間接に検出す
    る変位検出手段と、 前記変位検出手段の出力と前記トラックジャンプ方向に
    基づいて加減速パルスの振幅や印加時間を決定する加減
    速パルス決定手段とを備え、 前記第2のトラックジャンプ制御手段は前記トラックジ
    ャンプ要求と前記トラックジャンプ方向と前記加減速パ
    ルスの振幅や印加時間に応じてトラックジャンプを実行
    することを特徴とするトラックジャンプ装置。
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