JPH05314320A - 認識距離の差と候補順を利用した認識結果の評価方式 - Google Patents

認識距離の差と候補順を利用した認識結果の評価方式

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JPH05314320A
JPH05314320A JP4116417A JP11641792A JPH05314320A JP H05314320 A JPH05314320 A JP H05314320A JP 4116417 A JP4116417 A JP 4116417A JP 11641792 A JP11641792 A JP 11641792A JP H05314320 A JPH05314320 A JP H05314320A
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JP
Japan
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reliability
similarity
difference
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JP4116417A
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English (en)
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Kimu Kiyunho Rooken
キム キュンホ ローケン
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 信頼度の高い認識候補を得る。 【構成】 入力データが加わると認識部11は入力デー
タの特徴を求めるとともにこの辞書の特徴データと求め
た入力データの特徴との距離を求める。候補ラティス記
憶部12はこのデータを記憶する。ラティス探索部13
はラティス記憶部12に記憶されている各候補の距離を
探索し順次距離の短いものを求め、その候補のコードと
類似度等を候補類似度記憶部15に記憶する。認識候補
計算部16は類似度記憶部15に格納されている候補の
情報をもとに候補順を計算する。候補間認識距離差計算
部17では上記類似度の差も考慮し全体の信頼度を評価
する。候補選定部14は上記信頼度をもとに最終候補を
決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は認識装置に係り、さらに
詳しくは信頼度によって候補を選定する認識距離の差と
候補順を利用した認識結果の評価方式に関する。
【0002】
【従来の技術】認識装置は、音声や手紙文字等を入力と
する分野で要求されている。現在では、規定の方法で複
数の文字の特徴を求め、複数の候補として辞書に記憶し
ている。そしてその辞書を用いて入力した文字の特徴と
比較し、どの文字が最適であるかを求めている。
【0003】図6は従来の構成図である。入力した入力
データは認識部1で特徴化される。すなわち特徴抽出が
なされる。この入力は例えば音声や文字等の情報であ
る。さらに、認識部1内ではその特徴抽出したデータと
予め記憶している辞書データとを比較する。この比較は
例えばそれぞれの文字の特徴間の距離である。
【0004】それぞれの候補に対しすなわち辞書に設け
られたそれぞれの文字の特徴のうち、その距離の和が少
ないものを候補として複数出力する。換言するならば候
補ラティスを出力する。
【0005】認識部1より出力される候補ラティスは候
補ラティス記憶部2で記憶される。そしてラティス探索
部3により探索され、特定の数の候補とする。そして、
その結果を候補選定部4に出力する。例えば入力データ
が文字であったならば候補の単語の各文字の認識類似度
の大小を判断の基準とし、候補文あるいは候補単語の信
頼性を評価する。そして信頼の例えば高いものを結果と
して出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した処理すなわち
類似度の値は候補の可能性としての信頼性は高い。しか
しながら、類似度の値そのものは変化が大きいため、候
補の認識の正解を表わす基準として利用することは難し
いという問題を有していた。
【0007】本発明は信頼度の高い認識候補を出力する
認識装置を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る認識
距離の差と候補順を利用した認識結果の評価方式の原理
ブロック図である。
【0009】認識手段5は候補の特徴データを有し、入
力するデータの特徴データを求めて、候補の特徴データ
との比較から入力するデータを認識して候補ラティスを
求める。
【0010】計算手段6は前記認識手段5の結果から各
候補の信頼度を求める。例えばその計算手段6は要素単
位での当該候補と次順位候補との類似度の差分で表わさ
れる関数の値や、認識ランクで表わされる関数の値や、
それらに重み付けした値とを組み合わせた和の関数の値
を求める。
【0011】候補選定手段7は候補ラティスと信頼度と
から少なくとも1個の候補を決定する。
【0012】
【作用】認識すべきデータが入力すると認識手段5が動
作し、あらかじめ記憶している候補データとの例えば距
離を求める。そしてその求めた候補ラティスから計算手
段6は各認識すべき要素単位での類似度の差分や認識ラ
ンクやそれらに重み付けをした値とから信頼度を求め
る。信頼度はその優先すべき情報から予め求めた例えば
傾向を元に決定するものであり、候補選定手段7はその
信頼度をもとに少なくとも1個の候補を決定する。
【0013】候補ラティスと信頼度とから候補を決定す
るので、候補選定手段7により選定された候補は確実な
ものとなる。
【0014】
【実施例】以下、図面を用いて本発明を詳細に説明す
る。図2は本発明の第1の実施例の構成図である。音声
や文字等の認識すべき認識データが認識部11に加わる
と、認識部11は動作を開始する。
【0015】本発明の第1の実施例においては認識部1
1内に予め候補になる全ての種類の候補の特徴データを
記憶する辞書を有し、入力データが加わると認識部11
は入力データの特徴を求めるとともに、この辞書の特徴
データと求めた入力データの特徴との距離を求める。な
お、その入力データの特徴と辞書内に記憶されている特
徴データとの距離は辞書に記憶されているそれぞれの候
補に対して求められる。候補ラティス記憶部12にはこ
れらの結果が加わり、それを記憶する。
【0016】ラティス探索部13はこれらの候補ラティ
ス記憶部12に記憶されている各候補の距離を検索して
順次距離の短いもの、すなわち類似度の高いものを求
め、その候補のコードと類似度等を候補類似度記憶部1
5に記憶する。この候補類似度記憶部15で記憶する候
補は例えば上位から10位までの候補データである。
【0017】認識候補計算部16はこれらの類似度記憶
部15に格納されている候補の情報をもとに候補順を計
算する。例えば入力データが文字であったならば、各候
補文、あるいは候補単語の要素の認識ランク(候補順)
を考慮し、各候補文全体或いは単語の信頼度を評価す
る。
【0018】候補文あるいは単語のi番目の要素の信頼
度Ri を Ri =Rankk k はi番目要素のランク)・・・・・(1) で表わすと、候補文、或いは単語全体の信頼度Cは要素
信頼度の関数として C=f(R) ・・・・・(2) となる。例えばこのi番目の要素をもつ候補文の信頼度
【0019】
【数1】
【0020】である。そして、候補選定部14は認識候
補順計算部16で求めた信頼度から最終の候補を決定し
出力する。以上のような動作により信頼度を求め、その
信頼度から候補を決定しているので単なる距離の短いも
のに対して求めた候補に比べ確実な候補とすることがで
きる。
【0021】図3は本発明の第2の実施例の構成図であ
る。第2の実施例の構成は第1の実施例に候補間認識距
離差計算部17を設けたものである。なお、途中第1の
実施例と同一のものは同一符号を付して説明を略す。
【0022】認識候補順計算部16では認識ランクを考
慮して信頼度を求めていたが、その結果が加わる候補間
認識距離差計算部17ではこの類似度の差を考慮し各候
補文や単語、全体の信頼度を評価する。この単語のi番
目の要素の信頼度Diは Di=|類似度k −類似度k+1 | ・・・・・(4) で表わす。なお、ここでk はi番目要素のランクを示
す。この場合、単語全体の信頼度Cは C=f(D) ・・・・・(5) で表わされる。例えばi個の要素持つ候補文の信頼度は
i=1〜iまでのDiの加算で表わせ、
【0023】
【数2】
【0024】となる。前述したそれぞれの候補順に対し
認識度の差を求めると、図4の如く関係を有する。図4
において、横軸は候補間類似度の差の平均値を表すべき
候補の順位を表し、縦軸はそれぞれ第1候補と第2候補
の差、第2候補と第3候補の差、・・・を表している。
尚、図中△は入力単語が第1位として認識された場合の
類似度の差の平均値の分布、○印は入力単語が第2〜第
10位の間に認識された場合の類似度の差の平均値の分
布である。
【0025】図4から明確なように入力データを第1位
として候補を認識した場合、すなわち第1位に正解が存
在した場合、第2位、第3位の順にその差は少なくなっ
ている。これに対して第1位以外のところに認識してし
まった場合には第1位から第2位の差は少なく2位、3
位から、また3位、4位、5位等の差が1位、2位の差
分より大となっている。
【0026】このような傾向が存在するので、本発明の
実施例においては候補間認識距離計算部17と認識候補
順計算部16で求めた信頼度から、候補選定部14は入
力したデータの文や単語を決定する。
【0027】この場合、候補間認識距離計算部17で求
めたランクからの信頼度のみを用いてもよい。また、各
候補文あるいは各候補単語の要素の類似度とその要素の
次の要素の類似度の差、そして要素の認識ランクの両方
を考慮し、信頼度を求めても良い。例えば、この時の各
単語のi番目の要素の信頼度Reli を Reli =aDi +bRi ・・・・・(7) で表わす。尚aとbは重みであり、実験的に決まるもの
である。この時候補文あるいは全単語の信頼度Cは要素
信頼度の関数で C=f(Rel) ・・・・・(8) で表す。このCを求めることにより信頼度の高い文字が
求められる。例えばこのCはiの要素を持つ候補文の信
頼度として
【0028】
【数3】
【0029】である。前述した本発明の実施例において
は、その信頼度は(1)〜(9)で表しているが本発明
はこれに限るものではなく、前述のReli +cMi
信頼度TReli としてもよい。なお、ここでcは重み
でありMi はi番目の要素の類似度である。
【0030】候補文、あるいは単語全体の信頼度Cは要
素信頼度の函数として C=f(TRel) ・・・・・(10) とする。例えば、i個の要素を持つ候補文の信頼度は
【0031】
【数4】
【0032】となる。このように種々の種類によりその
信頼度を求め、また前述した候補順位と認識率は候補順
位が図5で示す如く、1位で88.6、2位で 9.7、3位で
1.2となるが、この平均値(距離)の1位と2位の差は
大きく、この平均値いわゆる類似の逆数を求めることに
より1位、2位との差が的確に出ていれば判定に誤りが
ないと判断することができる。
【0033】本発明の認識装置は例えば音声認識装置あ
るいは文字認識装置に適用される。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、類似
度の差や認識ランクやそれらを合わせることにより、信
頼度を高めた認識結果を得ることができる。これは結果
的には認識結果の高評価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例の構成図である。
【図3】本発明の第2の実施例の構成図である。
【図4】認識候補順位と候補間類似度の差の関係図であ
る。
【図5】候補順位と認識率、平均値、標準偏差との関係
図表である。
【図6】従来の構成図である。
【符号の説明】
5 認識手段 6 計算手段 7 候補選定手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 候補の特徴データを有し、入力するデー
    タの特徴データを求めて、前記候補の特徴データとの比
    較から入力するデータを認識して候補ラティスを求める
    認識手段(5)と、 該認識手段(5)の結果から各候補の信頼度を求める計
    算手段(6)と、 前記候補ラティスと信頼度とから少なくとも1個の候補
    を決定する候補選定手段(7)とよりなることを特徴と
    する認識装置。
  2. 【請求項2】 前記計算手段(6)は要素単位での類似
    度の差分で表わされる関数の値を求めることを特徴とす
    る請求項1記載の認識装置。
  3. 【請求項3】 前記計算手段(6)は各要素単位での認
    識ランクで表わされる関数の値を求めることを特徴とす
    る請求項1記載の認識装置。
  4. 【請求項4】 前記計算手段(6)は各要素単位での類
    似度の差分と認識ランクとにそれぞれ重み付けした和の
    関数の値を求めることを特徴とする請求項1記載の認識
    装置。
  5. 【請求項5】 前記計算手段(7)は各要素単位での類
    似度の差分と認識ランクとにそれぞれ重み付けした値と
    類似度と重み付けをした和で表わされる関数の値を求め
    ることを特徴とする請求項1記載の認識装置。
JP4116417A 1992-05-08 1992-05-08 認識距離の差と候補順を利用した認識結果の評価方式 Withdrawn JPH05314320A (ja)

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Cited By (6)

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Effective date: 19990803