JPH05313940A - ネットワーク故障診断のためのモデルベース推理システム - Google Patents
ネットワーク故障診断のためのモデルベース推理システムInfo
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- JPH05313940A JPH05313940A JP3022325A JP2232591A JPH05313940A JP H05313940 A JPH05313940 A JP H05313940A JP 3022325 A JP3022325 A JP 3022325A JP 2232591 A JP2232591 A JP 2232591A JP H05313940 A JPH05313940 A JP H05313940A
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- G06F11/22—Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
- G06F11/2257—Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing using expert systems
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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- H04L41/06—Management of faults, events, alarms or notifications
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L43/00—Arrangements for monitoring or testing data switching networks
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- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S706/902—Application using ai with detail of the ai system
- Y10S706/911—Nonmedical diagnostics
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Computer Hardware Design (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンピュータネットワーク内の故障診断シス
テム。 【構成】 コンピュータネットワーク内の故障診断のた
めのモデルベース推理システムは、コンピュータネット
ワークについての情報を記憶している情報ベースを有す
る。この情報にはネットワークのトポロジー、コンポー
ネントライブラリ及び診断用専門知識を含むクラスハイ
アラキー、診断エピソードが含まれる。診断エンジンは
状態へのポインタを受ける。各々の状態には中心役割と
中心役割のための最汎用クラスが含まれる。この状態に
基づいて、診断エンジンは記憶された情報を使用して診
断エピソードを情報ベースに作り出す。
テム。 【構成】 コンピュータネットワーク内の故障診断のた
めのモデルベース推理システムは、コンピュータネット
ワークについての情報を記憶している情報ベースを有す
る。この情報にはネットワークのトポロジー、コンポー
ネントライブラリ及び診断用専門知識を含むクラスハイ
アラキー、診断エピソードが含まれる。診断エンジンは
状態へのポインタを受ける。各々の状態には中心役割と
中心役割のための最汎用クラスが含まれる。この状態に
基づいて、診断エンジンは記憶された情報を使用して診
断エピソードを情報ベースに作り出す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワーク故障診断、
更に言えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)の
故障を診断するモデルベース推理システムに関する。
更に言えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)の
故障を診断するモデルベース推理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ローカルネットワーク(LAN)のよう
なコンピュータネットワークは、多くの異なる相互結合
されたコンポーネントを持つ。そのようなネットワーク
は、故障が発生するであろう多数のエリアを持つ。一般
には、故障が発生した後に、人間の診断者が彼の従前の
故障検査の経験に基づいてLANの特定のコンポーネン
トに試験を行い、LANの故障発見を行っている。
なコンピュータネットワークは、多くの異なる相互結合
されたコンポーネントを持つ。そのようなネットワーク
は、故障が発生するであろう多数のエリアを持つ。一般
には、故障が発生した後に、人間の診断者が彼の従前の
故障検査の経験に基づいてLANの特定のコンポーネン
トに試験を行い、LANの故障発見を行っている。
【0003】コンピュータネットワークは異なる業者の
装置─異なるネットワークプロトコルで実行するもの
─、通信、顧客の要望に答えるための協調や競争によ
り、ますます色々な要素を持つものなってきている。。
現代のネットワーク故障検査方法は、複雑な、多数業者
によるネットワークを管理するのには充分ではない。顧
客に最高のサービスをするには、ネットワーク故障診断
のために新たなアプローチが必要である。
装置─異なるネットワークプロトコルで実行するもの
─、通信、顧客の要望に答えるための協調や競争によ
り、ますます色々な要素を持つものなってきている。。
現代のネットワーク故障検査方法は、複雑な、多数業者
によるネットワークを管理するのには充分ではない。顧
客に最高のサービスをするには、ネットワーク故障診断
のために新たなアプローチが必要である。
【0004】これまで、ルールベース推理を使用するよ
うなネットワーク診断への人工知能アプローチは既に提
案されている。この場合には、ルールがルール状態の達
成に基づきシステムの診断を特定している。このアプロ
ーチはとてももろく、それに有用な診断ツールを与える
のに充分な状態を扱うには極端に多くのルールのセット
が必要である。
うなネットワーク診断への人工知能アプローチは既に提
案されている。この場合には、ルールがルール状態の達
成に基づきシステムの診断を特定している。このアプロ
ーチはとてももろく、それに有用な診断ツールを与える
のに充分な状態を扱うには極端に多くのルールのセット
が必要である。
【0005】ルールベース推理に代わるアプローチは、
モデルベース推理であり、これは、コンピュータネット
ワークのコンポーネントやネットワークそれ自体の如き
対象物についての構造及び機能についての情報を、その
対象物のモデルから引き出すような人工知能技術であ
る。モデルベース推理により、診断へのより耐久力のあ
るアプローチが可能となる。しかしながら、モデルベー
ス推理アプローチは個々のネットワークコンポーネント
についての非常に「深い」知識を必要とするという点で
問題があった。従って、様々な異なる装置から成る任意
の複雑なコンピュータネットワークで故障を診断するこ
とが出来、その一方「深い」知識の必要性を克服するよ
うなモデルベース推理を使用するネットワーク故障検査
処理装置が必要とされてきている。そのようなシステム
は、ネットワークモデル、診断用専門知識モデル、そし
て報告された機能不全を含む行動記述を使用することに
より、構造的故障の特徴及びロケーションを推理する必
要がある。
モデルベース推理であり、これは、コンピュータネット
ワークのコンポーネントやネットワークそれ自体の如き
対象物についての構造及び機能についての情報を、その
対象物のモデルから引き出すような人工知能技術であ
る。モデルベース推理により、診断へのより耐久力のあ
るアプローチが可能となる。しかしながら、モデルベー
ス推理アプローチは個々のネットワークコンポーネント
についての非常に「深い」知識を必要とするという点で
問題があった。従って、様々な異なる装置から成る任意
の複雑なコンピュータネットワークで故障を診断するこ
とが出来、その一方「深い」知識の必要性を克服するよ
うなモデルベース推理を使用するネットワーク故障検査
処理装置が必要とされてきている。そのようなシステム
は、ネットワークモデル、診断用専門知識モデル、そし
て報告された機能不全を含む行動記述を使用することに
より、構造的故障の特徴及びロケーションを推理する必
要がある。
【0006】
【発明の概要】これらの及び他の必要性が本発明によっ
て解決される。本発明は故障診断プロセスに関連する情
報を適用することによって、コンピュータネットワーク
内のネットワーク故障を診断する装置を提供する。この
関連性は、ネットワークコンポーネントの構造、ネット
ワークのトポロジー、及びコンポーネント間における因
果関係あるいは相互作用によって─モデルベース推理を
使用して─決定される。本発明のモデルベース推理シス
テムでは汎用及び特定の診断技術を使用するため、推理
システムを異なるあるいは開発中のネットワークの診断
にも使用することが出来る。「最汎用クラス」と呼ばれ
る機構が、モデルベース推理システム内の適当な知識構
造を定めるために使用される。モデルベース推理システ
ムはコンピュータネットワークを積極的に探索し、必要
な時には、実行中の診断仮説を立証または拒絶するよう
なデータを引き出したり、診断戦略を洗練するために付
加的な情報を集める。推理システムはまた、故障検査活
動に関連するコスト及び利点を査定しそれに基づいて行
動をするチューナブルなアジェンダスケジュール機構も
提供する。推理システムは、ネットワークそれ自身に対
するインパクト及び人員要求それら両方の観点に立っ
て、故障を最小のコストで分離しようと試みるものであ
る。
て解決される。本発明は故障診断プロセスに関連する情
報を適用することによって、コンピュータネットワーク
内のネットワーク故障を診断する装置を提供する。この
関連性は、ネットワークコンポーネントの構造、ネット
ワークのトポロジー、及びコンポーネント間における因
果関係あるいは相互作用によって─モデルベース推理を
使用して─決定される。本発明のモデルベース推理シス
テムでは汎用及び特定の診断技術を使用するため、推理
システムを異なるあるいは開発中のネットワークの診断
にも使用することが出来る。「最汎用クラス」と呼ばれ
る機構が、モデルベース推理システム内の適当な知識構
造を定めるために使用される。モデルベース推理システ
ムはコンピュータネットワークを積極的に探索し、必要
な時には、実行中の診断仮説を立証または拒絶するよう
なデータを引き出したり、診断戦略を洗練するために付
加的な情報を集める。推理システムはまた、故障検査活
動に関連するコスト及び利点を査定しそれに基づいて行
動をするチューナブルなアジェンダスケジュール機構も
提供する。推理システムは、ネットワークそれ自身に対
するインパクト及び人員要求それら両方の観点に立っ
て、故障を最小のコストで分離しようと試みるものであ
る。
【0007】本発明のモデルベース推理システムは、状
態と呼ばれるデータ構造を使用する。この状態は、LA
Nあるいはそのコンポーネントのサブセットについて真
あるいは偽という主張を現すものである。熟練技術者か
らの故障検査の知識が、汎用及び特定の診断技術を実際
の状態に結びつけるために使用される。モデルベース推
理システムは、考察中のネットワークのモデル(つまり
ネットワークトポロジーモデル)及びオブジェクト志向
ネットワークコンポーネントクラスハイアラキーの両方
を使用することにより、適当な状態を例示する。
態と呼ばれるデータ構造を使用する。この状態は、LA
Nあるいはそのコンポーネントのサブセットについて真
あるいは偽という主張を現すものである。熟練技術者か
らの故障検査の知識が、汎用及び特定の診断技術を実際
の状態に結びつけるために使用される。モデルベース推
理システムは、考察中のネットワークのモデル(つまり
ネットワークトポロジーモデル)及びオブジェクト志向
ネットワークコンポーネントクラスハイアラキーの両方
を使用することにより、適当な状態を例示する。
【0008】各状態は、問題のネットワーク内のコンポ
ーネントに結び付けられている「役割」を持つ。ネット
ワークのコンポーネントのうちの1つ─あるいはコンポ
ーネントの集合─が「中心」役割を果たし、一方、他の
コンポーネント(あるいは集合)が状態の「サポート」
役割を果たす。1つのコンポーネントへのある役割の結
び付けは、現在のネットワークトポロジーモデルによっ
て決定され、そしてコンポーネントクラスハイアラキー
によって限定される。中心役割は、関連する状態をリン
クする診断情報を含むクラスハイアラキーへのインデッ
クスである。
ーネントに結び付けられている「役割」を持つ。ネット
ワークのコンポーネントのうちの1つ─あるいはコンポ
ーネントの集合─が「中心」役割を果たし、一方、他の
コンポーネント(あるいは集合)が状態の「サポート」
役割を果たす。1つのコンポーネントへのある役割の結
び付けは、現在のネットワークトポロジーモデルによっ
て決定され、そしてコンポーネントクラスハイアラキー
によって限定される。中心役割は、関連する状態をリン
クする診断情報を含むクラスハイアラキーへのインデッ
クスである。
【0009】報告された問題(ルート状態)の中心役割
のMGC(最汎用クラス)は、クラスハイアラキー内に
記憶された因果情報へのインデックスである。このエン
トリポイントから、因果ブランチが関連するサブ状態へ
のリンクを形成する。これらの因果関係的にリンクされ
たサブ状態が選択され且つ探査され、ルート状態が立証
されるかあるいは拒絶されるまで論理的にリンクサブ状
態を立証し拒絶する。この動的に引き出された状態と因
果ブランチとの組合せは、「診断ツリー」として現れる
のである。本発明のクラスハイアラキー及びMGC機構
は、診断されている特定のネットワークにしたがってブ
ランチ動作を限定する。MGC機構は、どの因果ブラン
チが診断されているネットワークと関連しているかを同
定することによって、考えるべきサブ状態の組を限定す
る。
のMGC(最汎用クラス)は、クラスハイアラキー内に
記憶された因果情報へのインデックスである。このエン
トリポイントから、因果ブランチが関連するサブ状態へ
のリンクを形成する。これらの因果関係的にリンクされ
たサブ状態が選択され且つ探査され、ルート状態が立証
されるかあるいは拒絶されるまで論理的にリンクサブ状
態を立証し拒絶する。この動的に引き出された状態と因
果ブランチとの組合せは、「診断ツリー」として現れる
のである。本発明のクラスハイアラキー及びMGC機構
は、診断されている特定のネットワークにしたがってブ
ランチ動作を限定する。MGC機構は、どの因果ブラン
チが診断されているネットワークと関連しているかを同
定することによって、考えるべきサブ状態の組を限定す
る。
【0010】ネットワークトポロジーモデル、コンポー
ネントクラスハイアラキー、及び診断ツリー構造を使用
し、モデルベース及び因果推理の両方を利用することに
より、本発明はネットワーク診断に実効的なシステムを
与える。更にこのシステムは、様々な製造業者によって
作られていてその詳細な情報が手に入らないようなコン
ポーネントを有するコンピュータネットワークにも適用
され得る。何故ならこのシステムは、汎用技術及び特定
技術の両方を使用しているからである。
ネントクラスハイアラキー、及び診断ツリー構造を使用
し、モデルベース及び因果推理の両方を利用することに
より、本発明はネットワーク診断に実効的なシステムを
与える。更にこのシステムは、様々な製造業者によって
作られていてその詳細な情報が手に入らないようなコン
ポーネントを有するコンピュータネットワークにも適用
され得る。何故ならこのシステムは、汎用技術及び特定
技術の両方を使用しているからである。
【0011】
【実施例】本発明は、ローカルエリアネットワーク(L
AN)故障を診断するための方法及び装置に関する。L
AN故障を診断するシステムが、図1に示されている。
このシステムは診断エンジン10を持つ。この診断エンジ
ン10は、より好ましい実施例では診断を実行する手続き
コードである。診断エンジン10は1つあるいはそれ以上
の基本的な汎用目的コンピュータで実行されることが可
能である。したがって、エンジン10の物理構造について
はこれ以上詳細には述べないことにする。
AN)故障を診断するための方法及び装置に関する。L
AN故障を診断するシステムが、図1に示されている。
このシステムは診断エンジン10を持つ。この診断エンジ
ン10は、より好ましい実施例では診断を実行する手続き
コードである。診断エンジン10は1つあるいはそれ以上
の基本的な汎用目的コンピュータで実行されることが可
能である。したがって、エンジン10の物理構造について
はこれ以上詳細には述べないことにする。
【0012】診断エンジン10は情報ベース12にアクセス
する。情報ベース12は概念的にネットワークトポロジー
14、クラスハイアラキー16、及び診断エピソード22に分
割されている。クラスハイアラキー16は更に、コンポー
ネントライブラリ18及び診断用専門知識19に概念上分割
されている。LAN20のようなネットワークは、ネット
ワークトポロジー14によって作られている。また、情報
ベース12は概念上、ネットワークモデル24と診断モデル
26から成るように示すことが出来る。
する。情報ベース12は概念的にネットワークトポロジー
14、クラスハイアラキー16、及び診断エピソード22に分
割されている。クラスハイアラキー16は更に、コンポー
ネントライブラリ18及び診断用専門知識19に概念上分割
されている。LAN20のようなネットワークは、ネット
ワークトポロジー14によって作られている。また、情報
ベース12は概念上、ネットワークモデル24と診断モデル
26から成るように示すことが出来る。
【0013】診断エンジン10に問題(「ルート状態」)
が存在する場合、診断エンジンは情報ベース12にアクセ
スし、LAN問題を診断し、LAN20のコンポーネント
の1つである故障フィールド置換可能装置(faulty fiel
d replaceable unit)(FRU)を決定する。診断エンジ
ン10が診断の段階に移行すると、状態のツリーが診断エ
ピソード22内に作り出される。
が存在する場合、診断エンジンは情報ベース12にアクセ
スし、LAN問題を診断し、LAN20のコンポーネント
の1つである故障フィールド置換可能装置(faulty fiel
d replaceable unit)(FRU)を決定する。診断エンジ
ン10が診断の段階に移行すると、状態のツリーが診断エ
ピソード22内に作り出される。
【0014】ネットワークトポロジー14は、個々のコン
ポーネント、これらのコンポーネントのサブコンポーネ
ント、及びLAN20を構成するコンポーネントの集合を
作る。例えば、ネットワークトポロジー14は、LAN20
のコンポーネントである特定のディスクドライブに関連
する特定の情報を含むであろう。診断用専門知識19は、
人間のネットワーク故障検査技術者から集められた故障
検査知識をエンコードする。この診断用専門知識19は、
ネットワークあるいはネットワークコンポーネントにつ
いての主張である知識構造、「状態」を含む。診断用専
門知識19は、「因果ブランチ」を含む。これは論理結合
が存在する2つの状態間をリンクする。診断用専門知識
19はまた、アクションを含む。このアクションはLAN
20への状態に関係し、それぞれが関連状態の真を確立
し、あるいはその状態に関連するネットワークエンティ
ティを同定する。
ポーネント、これらのコンポーネントのサブコンポーネ
ント、及びLAN20を構成するコンポーネントの集合を
作る。例えば、ネットワークトポロジー14は、LAN20
のコンポーネントである特定のディスクドライブに関連
する特定の情報を含むであろう。診断用専門知識19は、
人間のネットワーク故障検査技術者から集められた故障
検査知識をエンコードする。この診断用専門知識19は、
ネットワークあるいはネットワークコンポーネントにつ
いての主張である知識構造、「状態」を含む。診断用専
門知識19は、「因果ブランチ」を含む。これは論理結合
が存在する2つの状態間をリンクする。診断用専門知識
19はまた、アクションを含む。このアクションはLAN
20への状態に関係し、それぞれが関連状態の真を確立
し、あるいはその状態に関連するネットワークエンティ
ティを同定する。
【0015】コンポーネントライブラリ18はコンポーネ
ント明細についての情報、つまり、特定のコンポーネン
トタイプの全ての特定の例に共通するものは何かという
こと、を持っている。これはネットワークトポロジーと
対照し、コンポーネントの特定の「実例」についての情
報、つまり、もし両方のコンポーネントがクラスAであ
る場合に、何がコンポーネントA2 と異なるコンポーネ
ントA1 を作るかということ、を含む。このように、そ
こには少なくとも2つの型のコンポーネント情報、クラ
スワイド及び実例特定情報が存在し、これらは情報ベー
ス12に含まれる。このため、本発明の実施例では、ネッ
トワークモデルへのオブジェクト志向アプローチが使用
される。
ント明細についての情報、つまり、特定のコンポーネン
トタイプの全ての特定の例に共通するものは何かという
こと、を持っている。これはネットワークトポロジーと
対照し、コンポーネントの特定の「実例」についての情
報、つまり、もし両方のコンポーネントがクラスAであ
る場合に、何がコンポーネントA2 と異なるコンポーネ
ントA1 を作るかということ、を含む。このように、そ
こには少なくとも2つの型のコンポーネント情報、クラ
スワイド及び実例特定情報が存在し、これらは情報ベー
ス12に含まれる。このため、本発明の実施例では、ネッ
トワークモデルへのオブジェクト志向アプローチが使用
される。
【0016】オブジェクト志向システムでは、「クラ
ス」はそこに存在する対象物の種類を記述し、これらク
ラスの「実例」が実行対象物のコンピュータ表現であ
る。対象物は、クラス及び実例共に、「メッセージ」を
送信することによって互いに相互作用している。例えば
メッセージ「インクリメント」は、ある番号対象物に送
信されることが出来、インクリメントされた値を表す他
の番号対象物が返される。しかしながら個々のクラスで
は、それ自身のメッセージバージョンが実行されるであ
ろう。そこには例えば整数及び浮動少数点のための「イ
ンクリメント」の異なる手続き動作が存在する。これら
個々のクラス特定実行は、「方法」と呼ばれる。オブジ
ェクト志向システムは、メッセージが対象物に送信され
た時に、自動的に適当な方法を実行する。
ス」はそこに存在する対象物の種類を記述し、これらク
ラスの「実例」が実行対象物のコンピュータ表現であ
る。対象物は、クラス及び実例共に、「メッセージ」を
送信することによって互いに相互作用している。例えば
メッセージ「インクリメント」は、ある番号対象物に送
信されることが出来、インクリメントされた値を表す他
の番号対象物が返される。しかしながら個々のクラスで
は、それ自身のメッセージバージョンが実行されるであ
ろう。そこには例えば整数及び浮動少数点のための「イ
ンクリメント」の異なる手続き動作が存在する。これら
個々のクラス特定実行は、「方法」と呼ばれる。オブジ
ェクト志向システムは、メッセージが対象物に送信され
た時に、自動的に適当な方法を実行する。
【0017】オブジェクト志向システムでは、クラスが
階層的に編成されているので、個々のクラスは所定のメ
ッセージのためのそれ自身の方法を実行し、あるいは対
応するメッセージやそのスーパークラスの他の特徴を
「継承」することが出来る。多重継承システムでは、ク
ラスは2つ以上のスーパークラスを持つことが出来る。
例えば、トランシーバケーブルはイーサネットと2端ケ
ーブル(two-ended cable) の両方であり、これら2つの
両方のケーブルクラスの特性を継承する。
階層的に編成されているので、個々のクラスは所定のメ
ッセージのためのそれ自身の方法を実行し、あるいは対
応するメッセージやそのスーパークラスの他の特徴を
「継承」することが出来る。多重継承システムでは、ク
ラスは2つ以上のスーパークラスを持つことが出来る。
例えば、トランシーバケーブルはイーサネットと2端ケ
ーブル(two-ended cable) の両方であり、これら2つの
両方のケーブルクラスの特性を継承する。
【0018】本発明では、図2に示されたように、ネッ
トワークコンポーネント及びサブコンポーネント、ハー
ドウエア及びソフトウエア、個々のコンポーネント集合
コンポーネントは、容易に多重継承クラスハイアラキー
に編成される。より高位レベル(つまりより抽象的)ク
ラスを使用することにより、人間の診断技術者は、これ
らの大きなクラスの全ての対象物についての汎用情報
を、たった一度だけ特定することが出来る。技術者はこ
の情報を全てのサブクラスについて繰り返す必要はな
い。また、抽象クラスを効果的に使用することにより、
個々のコンポーネントに関する情報を欠く、LAN20に
接続された第3者コンポーネントの診断が容易になる。
トワークコンポーネント及びサブコンポーネント、ハー
ドウエア及びソフトウエア、個々のコンポーネント集合
コンポーネントは、容易に多重継承クラスハイアラキー
に編成される。より高位レベル(つまりより抽象的)ク
ラスを使用することにより、人間の診断技術者は、これ
らの大きなクラスの全ての対象物についての汎用情報
を、たった一度だけ特定することが出来る。技術者はこ
の情報を全てのサブクラスについて繰り返す必要はな
い。また、抽象クラスを効果的に使用することにより、
個々のコンポーネントに関する情報を欠く、LAN20に
接続された第3者コンポーネントの診断が容易になる。
【0019】図2に示されているクラスハイアラキー
は、LAN20のような実際のネットワークを示している
ものではなく、クラス及びサブクラスの関係を示してい
るものである。これによって本発明は、「最汎用クラ
ス」(MGC)と呼ばれるアプローチを使用し、LAN
20の特定のトポロジーに基づいた個々の状態の因果ブラ
ンチを同定することが出来る。MGCを使用することに
より、状態についての汎用情報を、調査されているネッ
トワーク20の特定の詳細に結合し、特定のLAN形態の
ために注文生産される診断エピソード22を作り出す。
は、LAN20のような実際のネットワークを示している
ものではなく、クラス及びサブクラスの関係を示してい
るものである。これによって本発明は、「最汎用クラ
ス」(MGC)と呼ばれるアプローチを使用し、LAN
20の特定のトポロジーに基づいた個々の状態の因果ブラ
ンチを同定することが出来る。MGCを使用することに
より、状態についての汎用情報を、調査されているネッ
トワーク20の特定の詳細に結合し、特定のLAN形態の
ために注文生産される診断エピソード22を作り出す。
【0020】前にも述べたように、コンピュータネット
ワーク、ネットワークコンポーネントのサブセット、あ
るいはネットワーク全体についての主張として状態を見
ることが出来る。状態は真あるいは偽を取ることが出
来、正しい動作及び故障を表すことが出来る。例えば、
人間の技術者あるいはネットワーク監視デバイスにより
報告された「症状」は、「ルート状態」によって表され
る。この状態のための真値は、その状態に関連するアク
ションの実行、あるいはサブ状態が真であることの調査
のいづれかによって制定されなくてはならない。
ワーク、ネットワークコンポーネントのサブセット、あ
るいはネットワーク全体についての主張として状態を見
ることが出来る。状態は真あるいは偽を取ることが出
来、正しい動作及び故障を表すことが出来る。例えば、
人間の技術者あるいはネットワーク監視デバイスにより
報告された「症状」は、「ルート状態」によって表され
る。この状態のための真値は、その状態に関連するアク
ションの実行、あるいはサブ状態が真であることの調査
のいづれかによって制定されなくてはならない。
【0021】状態の例が図3に示されている。状態は1
つまたはそれ以上の「役割」を有している。個々の役割
は、ネットワークコンポーネントあるいはコンポーネン
トの集合によって満たされている。このコンポーネント
(あるいは集合)は、役割の「プレーヤー」と呼ばれて
いる。各状態の中のある役割は、「中心役割」として区
別される。一方他の役割は「サポート」役割である。状
態を、そのサポート役割プレーヤーに関係する特定の中
心役割プレーヤーについての主張と見ることが出来る。
例えば、「サーバはロードしない」状態の中心役割プレ
ーヤーが問題のサーバである。サポート役割はネットワ
ークホストであって、それはサーバや、ホストとサーバ
を接続するネットワークパス、及びサーバとホストが駐
在する全ネットワークを果たすためにサポートされてい
る。
つまたはそれ以上の「役割」を有している。個々の役割
は、ネットワークコンポーネントあるいはコンポーネン
トの集合によって満たされている。このコンポーネント
(あるいは集合)は、役割の「プレーヤー」と呼ばれて
いる。各状態の中のある役割は、「中心役割」として区
別される。一方他の役割は「サポート」役割である。状
態を、そのサポート役割プレーヤーに関係する特定の中
心役割プレーヤーについての主張と見ることが出来る。
例えば、「サーバはロードしない」状態の中心役割プレ
ーヤーが問題のサーバである。サポート役割はネットワ
ークホストであって、それはサーバや、ホストとサーバ
を接続するネットワークパス、及びサーバとホストが駐
在する全ネットワークを果たすためにサポートされてい
る。
【0022】診断実行において、ルート状態で開始する
診断エンジン10は状態を調査し、状態が真かどうかを判
断する。真は、2つの方法のうちのいづれかによって確
立されるであろう。第1の方法は「アクション」の実行
による。アクションは手続きコードを状態と関連させ、
そしてシステムが人間の診断技術者あるいは診断されて
いるネットワークと相互作用できるようにする。アクシ
ョンは状態の真値を確立することが出来、その役割プレ
ーヤーの幾つかあるいは全て、またあるいは両方を同定
することが出来る。
診断エンジン10は状態を調査し、状態が真かどうかを判
断する。真は、2つの方法のうちのいづれかによって確
立されるであろう。第1の方法は「アクション」の実行
による。アクションは手続きコードを状態と関連させ、
そしてシステムが人間の診断技術者あるいは診断されて
いるネットワークと相互作用できるようにする。アクシ
ョンは状態の真値を確立することが出来、その役割プレ
ーヤーの幾つかあるいは全て、またあるいは両方を同定
することが出来る。
【0023】また、第2の方法で状態の真を得ることも
出来る。それは「因果ブランチ」の探査による。状態は
度々因果にリンクされる。例えば、「サーバはロードし
ない」は、もし第1状態内のロードホストが第2状態で
停止されたデバイスと同じものである場合には、「デバ
イスは実行していない」によってサポートされる。因果
ブランチは2つの状態間の論理関係をエンコードし、一
方、「役割対応」は2つの役割、「ロードホスト」及び
「停止ホスト」内のプレーヤーを同一の物とする。
出来る。それは「因果ブランチ」の探査による。状態は
度々因果にリンクされる。例えば、「サーバはロードし
ない」は、もし第1状態内のロードホストが第2状態で
停止されたデバイスと同じものである場合には、「デバ
イスは実行していない」によってサポートされる。因果
ブランチは2つの状態間の論理関係をエンコードし、一
方、「役割対応」は2つの役割、「ロードホスト」及び
「停止ホスト」内のプレーヤーを同一の物とする。
【0024】単一の状態から探査され得る多数の因果ブ
ランチが潜在的に存在する。しかしながら、ほんの少数
のものだけが所定のネットワークトポロジーに適用でき
る。状態のための適当な因果ブランチを同定するため、
MGCについて述べられた手順が本発明では使用され
る。一度でも状態が真あるいは偽に状態の調査によって
確立されると、それに関係する修復が主張される。全て
の状態が修復を主張するわけではない。なぜなら修復は
常に簡単に同定され得るわけではないからである。状態
のインクリネイション(inclination) は立証であり、拒
絶であり、またそれらの両方である。これにより、全診
断をサポートするためには状態がどのように使用され得
るかが述べられる。(例えば、インクリネイション「拒
絶」を持つ状態を「立証すること」は、診断を促進する
ものではない)。
ランチが潜在的に存在する。しかしながら、ほんの少数
のものだけが所定のネットワークトポロジーに適用でき
る。状態のための適当な因果ブランチを同定するため、
MGCについて述べられた手順が本発明では使用され
る。一度でも状態が真あるいは偽に状態の調査によって
確立されると、それに関係する修復が主張される。全て
の状態が修復を主張するわけではない。なぜなら修復は
常に簡単に同定され得るわけではないからである。状態
のインクリネイション(inclination) は立証であり、拒
絶であり、またそれらの両方である。これにより、全診
断をサポートするためには状態がどのように使用され得
るかが述べられる。(例えば、インクリネイション「拒
絶」を持つ状態を「立証すること」は、診断を促進する
ものではない)。
【0025】診断エピソードは因果ブランチによってリ
ンクされた状態のツリーから成る。ここでは、ルート状
態がこのツリーのルートである。適用可能な修復が同定
されるまでは、ルート状態の真の確立によって完全な診
断は構成されない。因果的なリンク状態は、故障FRU
が発見され修理が主張されるまで調査される。こうして
階層的な診断が実行される。
ンクされた状態のツリーから成る。ここでは、ルート状
態がこのツリーのルートである。適用可能な修復が同定
されるまでは、ルート状態の真の確立によって完全な診
断は構成されない。因果的なリンク状態は、故障FRU
が発見され修理が主張されるまで調査される。こうして
階層的な診断が実行される。
【0026】前に述べたように、各状態は役割を有して
いる。この役割はネットワーク内の問題となるコンポー
ネントに結び付けられている。役割が特定のネットワー
クコンポーネントに結び付けられたことは、ネットワー
クトポロジー14により判断され、そしてクラスハイアラ
キー16によって限定される。状態内の中心役割は満たさ
れていなくてはならない。なぜならそれは、クラスハイ
アラキー16に記憶されている診断情報へのインデックス
だからである。しかしながら、サポート役割はその必要
はなく、空のままでもよい。
いる。この役割はネットワーク内の問題となるコンポー
ネントに結び付けられている。役割が特定のネットワー
クコンポーネントに結び付けられたことは、ネットワー
クトポロジー14により判断され、そしてクラスハイアラ
キー16によって限定される。状態内の中心役割は満たさ
れていなくてはならない。なぜならそれは、クラスハイ
アラキー16に記憶されている診断情報へのインデックス
だからである。しかしながら、サポート役割はその必要
はなく、空のままでもよい。
【0027】図3に示された状態の例では、状態は「サ
ーバはロードしない」である。これ以降は状態1と呼
ぶ。インクリネイションは、その状態のためには何がな
されるべきか、つまり立証、拒絶あるいはそれら両方
を、診断の目的をサポートするために同定する。この場
合、診断エンジン10は、サーバはロードしない、を立証
しようとする。状態1ではクライアントが中心役割であ
り、最汎用クラス(MGC)が付加的に示されている。
この場合、クライアントのためのMGCは「サーバ」で
ある。この例で役割プレーヤーはサーバDS1であり、
それは図2のクラスハイアラキー16に見られるサーバ20
0 の実例である。残りの3つの役割はホスト、パス、及
びネットワークであり、この状態の役割をサポートして
いる。ホストのためのMGCは「コンピュータ」であっ
て、一方パスのためのMGCは「ネットワークパス」で
ある。状態の各役割のためのMGCは、人間の技術者に
よって特定される。ホストのための役割プレーヤーは
「ブータ」であるが、役割プレーヤーにはまだパスが決
定されていない。状態の役割はこのようにネットワーク
トポロジー14から引き出されたネットワークエンティテ
ィで満たされる。こうして、役割は状態を、診断されて
いる実際のネットワーク20に関連づける。
ーバはロードしない」である。これ以降は状態1と呼
ぶ。インクリネイションは、その状態のためには何がな
されるべきか、つまり立証、拒絶あるいはそれら両方
を、診断の目的をサポートするために同定する。この場
合、診断エンジン10は、サーバはロードしない、を立証
しようとする。状態1ではクライアントが中心役割であ
り、最汎用クラス(MGC)が付加的に示されている。
この場合、クライアントのためのMGCは「サーバ」で
ある。この例で役割プレーヤーはサーバDS1であり、
それは図2のクラスハイアラキー16に見られるサーバ20
0 の実例である。残りの3つの役割はホスト、パス、及
びネットワークであり、この状態の役割をサポートして
いる。ホストのためのMGCは「コンピュータ」であっ
て、一方パスのためのMGCは「ネットワークパス」で
ある。状態の各役割のためのMGCは、人間の技術者に
よって特定される。ホストのための役割プレーヤーは
「ブータ」であるが、役割プレーヤーにはまだパスが決
定されていない。状態の役割はこのようにネットワーク
トポロジー14から引き出されたネットワークエンティテ
ィで満たされる。こうして、役割は状態を、診断されて
いる実際のネットワーク20に関連づける。
【0028】状態の真値は、関連するプルーフアクショ
ンによって確立され、あるいは因果ブランチよって関連
づけられた状態の真値から推理される。これらの関係
は、図2に示されているようなネットワーククラスハイ
アラキー16内に記憶され、中心役割を使用してネットワ
ークトポロジーモデル14にリンクされる。例えば、状態
1が真であると仮定すると、「サーバはロードしない」
を状態2「コンピュータはダウンした」から引き出すこ
とが出来る。もし、(1)コンピュータQが状態1でロ
ードホスト役割(サポート役割)を果たし、また状態2
でハングコンピュータ役割(中心役割)を果たし、Qは
実行していない、ということが分かっている場合には、
第1状態の真は、第2状態から引き出される。
ンによって確立され、あるいは因果ブランチよって関連
づけられた状態の真値から推理される。これらの関係
は、図2に示されているようなネットワーククラスハイ
アラキー16内に記憶され、中心役割を使用してネットワ
ークトポロジーモデル14にリンクされる。例えば、状態
1が真であると仮定すると、「サーバはロードしない」
を状態2「コンピュータはダウンした」から引き出すこ
とが出来る。もし、(1)コンピュータQが状態1でロ
ードホスト役割(サポート役割)を果たし、また状態2
でハングコンピュータ役割(中心役割)を果たし、Qは
実行していない、ということが分かっている場合には、
第1状態の真は、第2状態から引き出される。
【0029】上で状態1及び2は、「Supported-by」関
係によって関連づけられている。「Supported-by」関係
というのは、論理関係、等価、及び交渉オペレータの集
合体である6つの因果関係のうちの1つである。因果関
係のリストは、これらに限られたものではないが、以下
のものを含む。 Supported-by Bが真ならばAは真。
係によって関連づけられている。「Supported-by」関係
というのは、論理関係、等価、及び交渉オペレータの集
合体である6つの因果関係のうちの1つである。因果関
係のリストは、これらに限られたものではないが、以下
のものを含む。 Supported-by Bが真ならばAは真。
【0030】 Supported-by-not Bが偽ならばAは真。 Denied-by Bが真ならばAは偽。 Denied-by-not Bが偽ならばAは偽。 Equivalent-to Bだけが真ならばAは
真。 Equivalent-to-not Bだけが偽ならばAは
真。 所定状態にとって因果ブランチ情報は、親状態を立証し
あるいは拒絶する子状態へのポインタとして考えること
が出来、クラスハイアラキー16内の線型サブツリー内に
見出すことが出来る。サブツリーの終了ポイントは、親
状態の中心役割のMGC及び、状態の中心役割プレーヤ
ーの特定クラスである。図3に示された状態1で、中心
役割のMGCはサーバであるので、図2のクラスハイア
ラキー16内のサーバがサブツリーの終了ポイントであ
る。中心役割プレーヤーの特定クラス( この状態でクラ
イアント) はサーバタイプ200 である。このように、サ
ーバ200 はサブツリーの他の終了ポイントを形成する。
真。 Equivalent-to-not Bだけが偽ならばAは
真。 所定状態にとって因果ブランチ情報は、親状態を立証し
あるいは拒絶する子状態へのポインタとして考えること
が出来、クラスハイアラキー16内の線型サブツリー内に
見出すことが出来る。サブツリーの終了ポイントは、親
状態の中心役割のMGC及び、状態の中心役割プレーヤ
ーの特定クラスである。図3に示された状態1で、中心
役割のMGCはサーバであるので、図2のクラスハイア
ラキー16内のサーバがサブツリーの終了ポイントであ
る。中心役割プレーヤーの特定クラス( この状態でクラ
イアント) はサーバタイプ200 である。このように、サ
ーバ200 はサブツリーの他の終了ポイントを形成する。
【0031】例えば報告された問題が、トップレベルで
開始されると、因果ブランチが探査され、トップレベル
状態が立証されあるいは拒絶され、適用可能な修復が主
張されるまで、サブ状態を立証し、拒絶する。同定され
探査される因果ブランチは、各々の親状態のための中心
役割クラス情報を代わる代わる使用することによって選
択される。こうして、ツリーのルートにおいて状態を立
証し、あるいは拒絶しようと試みることによって因果ブ
ランチの「ツリー」が構成される。言い換えれば、状態
A1 の原因は状態A1 を立証するサブ状態のパスを追跡
することによって説明出来る。同様に、信用できないA
1 の理由を、状態A1 を拒絶するパスを追跡することに
よって説明できる。因果ブランチがある親状態のための
説明を与えるものとして考えられるようになるために
は、その親状態をサポートするサブ状態に対する真が確
立されねばならない。
開始されると、因果ブランチが探査され、トップレベル
状態が立証されあるいは拒絶され、適用可能な修復が主
張されるまで、サブ状態を立証し、拒絶する。同定され
探査される因果ブランチは、各々の親状態のための中心
役割クラス情報を代わる代わる使用することによって選
択される。こうして、ツリーのルートにおいて状態を立
証し、あるいは拒絶しようと試みることによって因果ブ
ランチの「ツリー」が構成される。言い換えれば、状態
A1 の原因は状態A1 を立証するサブ状態のパスを追跡
することによって説明出来る。同様に、信用できないA
1 の理由を、状態A1 を拒絶するパスを追跡することに
よって説明できる。因果ブランチがある親状態のための
説明を与えるものとして考えられるようになるために
は、その親状態をサポートするサブ状態に対する真が確
立されねばならない。
【0032】状態のために一度に探査されるべき因果ブ
ランチが多数存在するであろう。次に探査される因果ブ
ランチの選択は、因果ブランチに関連する前提条件節を
用いてフィルターされる。例えば、サポート役割が結び
付けられていない間に特定状態を探査すると、有用な情
報は与えられない。前提条件節は、このような望ましく
ない行為を禁止する。更に状態間の因果ブランチは、役
割対応、親状態と子状態との間の役割の結び付けのマッ
ピングを特定することが出来る。特定の役割でのプレー
ヤーは、その役割のためのMGCのサブクラスの実例で
なければならない。
ランチが多数存在するであろう。次に探査される因果ブ
ランチの選択は、因果ブランチに関連する前提条件節を
用いてフィルターされる。例えば、サポート役割が結び
付けられていない間に特定状態を探査すると、有用な情
報は与えられない。前提条件節は、このような望ましく
ない行為を禁止する。更に状態間の因果ブランチは、役
割対応、親状態と子状態との間の役割の結び付けのマッ
ピングを特定することが出来る。特定の役割でのプレー
ヤーは、その役割のためのMGCのサブクラスの実例で
なければならない。
【0033】因果ブランチを探査する際、本発明の実施
例はチューナブルアジェンダスケジュール機構を使用
し、取るべき故障検査アクションに関するガイダンスを
与える。このガイダンスは、これらのアクションのコス
トと利益を査定したものに基づく。診断エンジン10は、
アジェンダスケジュール機構を持ち、LAN20それ自身
へのインパクトと必要人員により、LAN20内の故障を
最小のコストで分離しようと試みる。全ての因果ブラン
チが探査されるまでは、他のアクションは延期され
(「アジェンダへポストされる」)、僅かなコスト(つ
まり$ 500 より少ない)しかかからない即座に実行され
るべきアクションが、スケジュールのある実施例によっ
て引き起こされる。望ましくは、これらのブランチのう
ちの1つは、僅かなコストしかかけずに正しい診断を与
えるようなアクションを有しているであろう。もしこれ
がなければ、最終的には増大するコストの順番でポスト
されたアクションが実行される。
例はチューナブルアジェンダスケジュール機構を使用
し、取るべき故障検査アクションに関するガイダンスを
与える。このガイダンスは、これらのアクションのコス
トと利益を査定したものに基づく。診断エンジン10は、
アジェンダスケジュール機構を持ち、LAN20それ自身
へのインパクトと必要人員により、LAN20内の故障を
最小のコストで分離しようと試みる。全ての因果ブラン
チが探査されるまでは、他のアクションは延期され
(「アジェンダへポストされる」)、僅かなコスト(つ
まり$ 500 より少ない)しかかからない即座に実行され
るべきアクションが、スケジュールのある実施例によっ
て引き起こされる。望ましくは、これらのブランチのう
ちの1つは、僅かなコストしかかけずに正しい診断を与
えるようなアクションを有しているであろう。もしこれ
がなければ、最終的には増大するコストの順番でポスト
されたアクションが実行される。
【0034】LAN20の部分の例が図5に示されてい
る。ネットワークのこの部分はDSNetと名付けられ
ている。そこにはバックボーンケーブルBC−3があ
る。これはトランシーバTV−4、TV−5、TV−6
に結合されている。これらのトランシーバTV−4、T
V−5、TV−6は、クラストランシーバデバイス4000
の実例である。トランシーバTV−4は、トランシーバ
ケーブルTC−1を通じてDS1と名付けられたサーバ
200 に結合されている。BYSTANDERと名付けら
れたコンピュータ8800の実例は、トランシーバTV−6
にトランシーバケーブルTC−3を通じて結合されてい
る。BOOTERと名付けられたコンピュータ8800の他
の実例は、トランシーバTV−5にトランシーバケーブ
ルTC−2を通じて結合されている。LINKと名付け
られたネットワークパスの実例は、トランシーバケーブ
ルTC−1、トランシーバケーブルTV−4、バックボ
ーンケーブルBC−3、トランシーバTV−5、及びト
ランシーバケーブルTC−2を(この順で)備える。ネ
ットワークパス、LINKのこの実例は、DS1及びB
OOTER間のネットワークパスを形成するDSNet
内の、それらの特定のコンポーネントの集合である。
る。ネットワークのこの部分はDSNetと名付けられ
ている。そこにはバックボーンケーブルBC−3があ
る。これはトランシーバTV−4、TV−5、TV−6
に結合されている。これらのトランシーバTV−4、T
V−5、TV−6は、クラストランシーバデバイス4000
の実例である。トランシーバTV−4は、トランシーバ
ケーブルTC−1を通じてDS1と名付けられたサーバ
200 に結合されている。BYSTANDERと名付けら
れたコンピュータ8800の実例は、トランシーバTV−6
にトランシーバケーブルTC−3を通じて結合されてい
る。BOOTERと名付けられたコンピュータ8800の他
の実例は、トランシーバTV−5にトランシーバケーブ
ルTC−2を通じて結合されている。LINKと名付け
られたネットワークパスの実例は、トランシーバケーブ
ルTC−1、トランシーバケーブルTV−4、バックボ
ーンケーブルBC−3、トランシーバTV−5、及びト
ランシーバケーブルTC−2を(この順で)備える。ネ
ットワークパス、LINKのこの実例は、DS1及びB
OOTER間のネットワークパスを形成するDSNet
内の、それらの特定のコンポーネントの集合である。
【0035】上で述べられたネットワーク内の問題の診
断の例は、本発明の働きを明確にするであろう。したが
って、問題の例と診断ツリーが図4に示されているので
ある。この例のために以下の記号が使用されている。図
4にはそれらが現れている。 ∬ 状態 Å アクション * 因果ブランチ φ 空である役割 = Is equal to. << Is-supported-by. <〜 Is-supported-by-not. // Is-denied-by. /〜 Is-denied-by-not. == Is-equivalent-to. =〜 Is-equivalent-to-not. MGS=Most−general−class 役割のためのMGCは付加的に含まれている。 (役割の前にある「L−Client」中の「L」のよ
うな大文字は、特定の状態の役割を簡単に言っているも
のである) ユーザは、問題を診断エンジン10に記述する。この問題
というのは、ロードクライアント(L─Client)
がサーバDS1である場合、サーバはロードしない。診
断エンジン10は、DS1がサーバ及び例示のサブ実例で
あることを検査する。、というものである。
断の例は、本発明の働きを明確にするであろう。したが
って、問題の例と診断ツリーが図4に示されているので
ある。この例のために以下の記号が使用されている。図
4にはそれらが現れている。 ∬ 状態 Å アクション * 因果ブランチ φ 空である役割 = Is equal to. << Is-supported-by. <〜 Is-supported-by-not. // Is-denied-by. /〜 Is-denied-by-not. == Is-equivalent-to. =〜 Is-equivalent-to-not. MGS=Most−general−class 役割のためのMGCは付加的に含まれている。 (役割の前にある「L−Client」中の「L」のよ
うな大文字は、特定の状態の役割を簡単に言っているも
のである) ユーザは、問題を診断エンジン10に記述する。この問題
というのは、ロードクライアント(L─Client)
がサーバDS1である場合、サーバはロードしない。診
断エンジン10は、DS1がサーバ及び例示のサブ実例で
あることを検査する。、というものである。
【0036】∬1: サーバはロードしない L−Client(サーバ): DS1 L−Network(ネットワーク): φ L−Host(コンピュータ): φ L−path(ネットワークパス): φ ルート状態のためのインクリネイションは「立証」にセ
ットされる。
ットされる。
【0037】この状態(∬1)のための真のアクション
は存在しない。しかし、個々のサポート役割中のプレー
ヤーを同定する、コストの安いアクションは存在する。 Å1T L−Network Å1U L−Host Å1V L−Path 個々のアクションのコストは僅かなものであるが、実際
にはコストはかかる。最も値段の安いアクションはÅ1
Tである。このアクションは、L−NetworkをD
Snetに結び付ける。2番目に高価なのはÅ1Vであ
る。これは、L−Hostが始めに結び付けられなくて
はならないので、成功しない。これは診断機構ではな
く、アクションによって要求される。最後にL−Hos
tをBOOTER(コンピュータの実例)に結び付ける
Å1Uが試される。そして、アクションÅ1Vが再び実
行され、L−PathがLINK(ネットワークパスの
実例で、DS1からBOOTERへの特定のパスであ
る)に結び付けられる。
は存在しない。しかし、個々のサポート役割中のプレー
ヤーを同定する、コストの安いアクションは存在する。 Å1T L−Network Å1U L−Host Å1V L−Path 個々のアクションのコストは僅かなものであるが、実際
にはコストはかかる。最も値段の安いアクションはÅ1
Tである。このアクションは、L−NetworkをD
Snetに結び付ける。2番目に高価なのはÅ1Vであ
る。これは、L−Hostが始めに結び付けられなくて
はならないので、成功しない。これは診断機構ではな
く、アクションによって要求される。最後にL−Hos
tをBOOTER(コンピュータの実例)に結び付ける
Å1Uが試される。そして、アクションÅ1Vが再び実
行され、L−PathがLINK(ネットワークパスの
実例で、DS1からBOOTERへの特定のパスであ
る)に結び付けられる。
【0038】この時点で我々は、状態を持つことにな
る。 ∬1: サーバはロードしない L−Client(サーバ): DS1 L−Network(ネットワーク): DSnet L−Host(コンピュータ): BOOTER L−path(ネットワークパス): LINK ∬1の下にある4つの因果ブンランチが図4に示されて
いる。これらの因果ブランチは、状態∬1の中心役割内
のクラス情報を参照することにより、クラスハイアラキ
ー16から抽出されている。この場合、中心役割のMGC
はサーバである。中心役割プレーヤーの特定クラスはサ
ーバ200 である。4つの因果クラスは、 *1A デバイスハードウエアはOK 前提条件: φ 対応: L−Client=H−Device *1B コンピュータはロードホストとして形成されてい る。
る。 ∬1: サーバはロードしない L−Client(サーバ): DS1 L−Network(ネットワーク): DSnet L−Host(コンピュータ): BOOTER L−path(ネットワークパス): LINK ∬1の下にある4つの因果ブンランチが図4に示されて
いる。これらの因果ブランチは、状態∬1の中心役割内
のクラス情報を参照することにより、クラスハイアラキ
ー16から抽出されている。この場合、中心役割のMGC
はサーバである。中心役割プレーヤーの特定クラスはサ
ーバ200 である。4つの因果クラスは、 *1A デバイスハードウエアはOK 前提条件: φ 対応: L−Client=H−Device *1B コンピュータはロードホストとして形成されてい る。
【0039】 前提条件: φ 対応: L−Host=A−Host L−Client=A−Cinent *1C パス内に支障 前提条件: φ 対応: L−Path=T−Path *1D ネットワークデバイスはジャバリング(jabberin g)している 前提条件: φ 対応: L−Network=J−Network 各々の役割対応は親状態に属しており、第2役割は子状
態に属している。
態に属している。
【0040】4つのブランチは全て、そのインクリネイ
ションに基づいて親状態∬1をサポートしている。これ
らいづれのブランチも探査されるであろう。 ブランチ*1Aが任意に選択される。システムはH−デ
バイスをDS−1(L−Client役割を果たしてい
るコンポーネント)に結び付け、DS−1がデバイスの
サブ実例及び例示であることを検査する。 ∬11: デバイスハードウエアはOK H−Device(デバイス): DS1 親インクリネイションが立証ならば、関係は「<〜」な
ので、この状態のインクリネイションは「拒絶」にセッ
トされる。
ションに基づいて親状態∬1をサポートしている。これ
らいづれのブランチも探査されるであろう。 ブランチ*1Aが任意に選択される。システムはH−デ
バイスをDS−1(L−Client役割を果たしてい
るコンポーネント)に結び付け、DS−1がデバイスの
サブ実例及び例示であることを検査する。 ∬11: デバイスハードウエアはOK H−Device(デバイス): DS1 親インクリネイションが立証ならば、関係は「<〜」な
ので、この状態のインクリネイションは「拒絶」にセッ
トされる。
【0041】この状態(∬11)のためのアクションは
存在しない。2つの因果ブランチが存在する。 *11A / デバイスがパワーアップされ得る 前提条件: φ 対応: H−Device=U−Device *11B / デバイスが自己テストを通過 前提条件: φ 対応: H−Device=T−Device これら2つのブランチは両方とも拒絶し、状態∬11の
拒絶インクリネイションを整合する。
存在しない。2つの因果ブランチが存在する。 *11A / デバイスがパワーアップされ得る 前提条件: φ 対応: H−Device=U−Device *11B / デバイスが自己テストを通過 前提条件: φ 対応: H−Device=T−Device これら2つのブランチは両方とも拒絶し、状態∬11の
拒絶インクリネイションを整合する。
【0042】*11Bがその後選択される。システムは
T−デバイスをDS−1に結び付け(L−クライアント
から)、DS1がデバイスのサブ実例及び例示であるこ
とを検査する。 ∬112: デバイスは自己テストを通過 T−Device(デバイス): DS1 親インクリネイションが拒絶ならば、関係は「/〜」な
ので、この状態のインクリネイションは拒絶にセットさ
れる。
T−デバイスをDS−1に結び付け(L−クライアント
から)、DS1がデバイスのサブ実例及び例示であるこ
とを検査する。 ∬112: デバイスは自己テストを通過 T−Device(デバイス): DS1 親インクリネイションが拒絶ならば、関係は「/〜」な
ので、この状態のインクリネイションは拒絶にセットさ
れる。
【0043】この状態のために2つのアクションが存在
する。 Å112J: パワーサイクル及びLED2をチェ
ック Å112K: パワーサイクル及びコンソールメッ
セージを試験(自己テスト) これらのアクションは共にコストが高いため、アジェン
ダにポストされる。
する。 Å112J: パワーサイクル及びLED2をチェ
ック Å112K: パワーサイクル及びコンソールメッ
セージを試験(自己テスト) これらのアクションは共にコストが高いため、アジェン
ダにポストされる。
【0044】∬112の下には因果ブランチは存在しな
いので、診断エンジン10は∬11に戻る。この時点で、
*11A−−残りの探査されていないブランチ−−が選
択される。システムはU−DeviceをDS−1に結
び付け、DS1がデバイスのサブ実例及び例示であるこ
とを検査する。
いので、診断エンジン10は∬11に戻る。この時点で、
*11A−−残りの探査されていないブランチ−−が選
択される。システムはU−DeviceをDS−1に結
び付け、DS1がデバイスのサブ実例及び例示であるこ
とを検査する。
【0045】 ∬111 デバイスがパワーアップされ得る。 U−Device(デバイス): DS1 親インクリネイションが拒絶ならば、関係は「/〜」な
ので、この状態のためのインクリネイションは拒絶にセ
ットされる。この状態のために3つのアクションが存在
する。 Å111J: パワーサイクル及びLED1をチェ
ック Å111K: パワーサイクル及びコンソールメッ
セージ(その他)を検査 Å111L: テストパワーコードソケット 上のアクションは全てコストが高いため、アジェンダに
ポストされる。
ので、この状態のためのインクリネイションは拒絶にセ
ットされる。この状態のために3つのアクションが存在
する。 Å111J: パワーサイクル及びLED1をチェ
ック Å111K: パワーサイクル及びコンソールメッ
セージ(その他)を検査 Å111L: テストパワーコードソケット 上のアクションは全てコストが高いため、アジェンダに
ポストされる。
【0046】∬111下には因果ブランチが存在しない
のでコンピュータ10は∬11に戻る。因果ブランチ*1
Bは任意に選択される。システムは役割を結び付け、M
GC状態及び例示を検査する。 ∬12: コンピュータはロードホストとして形成され
る。
のでコンピュータ10は∬11に戻る。因果ブランチ*1
Bは任意に選択される。システムは役割を結び付け、M
GC状態及び例示を検査する。 ∬12: コンピュータはロードホストとして形成され
る。
【0047】 A−Host(コンピュータ): BOOTER A−Client(サーバ): DS1 親インクリネイションが立証ならば、関係は「<〜」な
ので、この状態のインクリネイションは拒絶にセットさ
れる。この状態には2つのアクションが存在する。
ので、この状態のインクリネイションは拒絶にセットさ
れる。この状態には2つのアクションが存在する。
【0048】 Å12J: ロード形態データベースをチェック Å12K: ロードホスト上のクライアントソフト
ウエアを検査 アクションは共にコストの安いものではないので、アク
ションは両方ともアジェンダにポストされる。
ウエアを検査 アクションは共にコストの安いものではないので、アク
ションは両方ともアジェンダにポストされる。
【0049】∬12の下には因果ブランチが存在しない
ので、診断エンジン10は∬1に戻る。この時点で*1D
が任意に選択される。∬1からのブランチ、*1Dは、 ∬14: ネットワークデバイスはジャバリング
している。
ので、診断エンジン10は∬1に戻る。この時点で*1D
が任意に選択される。∬1からのブランチ、*1Dは、 ∬14: ネットワークデバイスはジャバリング
している。
【0050】 J−Network(ネットワーク): DSNet J−Bridges(ブリッヂセット): . J−Subnets(サブネットワークセット):
. へ導く。親インクリネイションが立証ならば、関係は
「<<」なので、この状態のインクリネイションは立証
にセットされる。
. へ導く。親インクリネイションが立証ならば、関係は
「<<」なので、この状態のインクリネイションは立証
にセットされる。
【0051】この状態のために2つの役割プレーヤーア
クションが存在する。 Å14T: J−Bridges Å14U: J−Subnets そこには1つの真アクション(コストは安くない)が存
在する。 Å14J: ジャバリングがネットワーク内に存在 この真アクションはノイズのため:ネットワークをリッ
スンする。
クションが存在する。 Å14T: J−Bridges Å14U: J−Subnets そこには1つの真アクション(コストは安くない)が存
在する。 Å14J: ジャバリングがネットワーク内に存在 この真アクションはノイズのため:ネットワークをリッ
スンする。
【0052】∬14の下にはコストの安いブランチは存
在しないので、診断エンジン10は∬1に戻る。ブランチ
*1Cを探査している時、診断エンジン10は役割を結び
付け、MGC達成及び例示を検査する。 ∬13: パス内に支障 T−Path(ネットワークパス): LINK 親インクリネイションが立証ならば、関係は「<<」な
ので、この状態のインクリネイションは立証にセットさ
れる。
在しないので、診断エンジン10は∬1に戻る。ブランチ
*1Cを探査している時、診断エンジン10は役割を結び
付け、MGC達成及び例示を検査する。 ∬13: パス内に支障 T−Path(ネットワークパス): LINK 親インクリネイションが立証ならば、関係は「<<」な
ので、この状態のインクリネイションは立証にセットさ
れる。
【0053】この状態のために1つのアクションが存在
する。 Å13J: パスが完全であることを検査する これはパスの一端から他へメッセージを送信する。この
コストの安いものではないので、アジェンダにポストさ
れる。∬13の下には2つの因果ブランチが存在する。
第1は、 ∬131: コンポーネント内に支障 O−Component(コンポーネント): TC−
1 へ導く。
する。 Å13J: パスが完全であることを検査する これはパスの一端から他へメッセージを送信する。この
コストの安いものではないので、アジェンダにポストさ
れる。∬13の下には2つの因果ブランチが存在する。
第1は、 ∬131: コンポーネント内に支障 O−Component(コンポーネント): TC−
1 へ導く。
【0054】アクションÅ131J(コンポーネントを
通じてメッセージを送信)のコストは安くないので、ア
ジェンダにポストされる。そして他の因果ブランチ(*
13B)が探査される。それは、 ∬132: パス内に支障 T−Path(ネットワークパス): TV−4、BC
−3、TV−5、TC−2 へ導く。この状態は、パスLINK内の第1のコンポー
ネント(TC−1)を除き、残りのネットワークパス内
に支障がないかどうかを調べる。∬132は同じ状態ク
ラスの第2の実例「パス内に支障」である、ということ
に気をつけてもらいたい。更に、サブ状態がそれぞれ探
査され、コンポーネントのなかの1つが支障であるとい
うことが示されるまで、その度毎に、他のコンポーネン
トをパス(元のLINK)から取り除く。例えば∬13
2からは、∬1321と∬1322といった2つの因果
ブランチが存在する。第1の状態は、 ∬1321: コンポーネント内に支障 O−Component(コンポーネント): TV−
4 もしコンポーネントTV−4内に支障が存在した場合
(つまり∬1321が真である場合)、TV−4の修復
あるいは置換が主張される。そうでなければ、パス内の
残りが他の因果ブランチ内に探査される。
通じてメッセージを送信)のコストは安くないので、ア
ジェンダにポストされる。そして他の因果ブランチ(*
13B)が探査される。それは、 ∬132: パス内に支障 T−Path(ネットワークパス): TV−4、BC
−3、TV−5、TC−2 へ導く。この状態は、パスLINK内の第1のコンポー
ネント(TC−1)を除き、残りのネットワークパス内
に支障がないかどうかを調べる。∬132は同じ状態ク
ラスの第2の実例「パス内に支障」である、ということ
に気をつけてもらいたい。更に、サブ状態がそれぞれ探
査され、コンポーネントのなかの1つが支障であるとい
うことが示されるまで、その度毎に、他のコンポーネン
トをパス(元のLINK)から取り除く。例えば∬13
2からは、∬1321と∬1322といった2つの因果
ブランチが存在する。第1の状態は、 ∬1321: コンポーネント内に支障 O−Component(コンポーネント): TV−
4 もしコンポーネントTV−4内に支障が存在した場合
(つまり∬1321が真である場合)、TV−4の修復
あるいは置換が主張される。そうでなければ、パス内の
残りが他の因果ブランチ内に探査される。
【0055】∬1322: パス内に支障 T−Path(ネットワーク─パス): BC−3、T
V−5、TC−2 再び、このブランチが立証ならば、故障コンポーネント
が分離されるまで更にサブ状態が探査される。
V−5、TC−2 再び、このブランチが立証ならば、故障コンポーネント
が分離されるまで更にサブ状態が探査される。
【0056】このようにして図4に示されているような
因果ブランチによってリンクされた状態のツリーが作り
出される。有用なアクションを含むが、コストは安くな
いベクトルも作り出される。もしコストの安いアクショ
ンによっては診断を達成できなかった場合には、前にア
ジェンダにポストされたアクションが使用されるであろ
う。各アクションのコストベクトルのコンポーネントに
基づき、最も安いアクションが選択される。もしこれに
成功すると、そのアクションがそれに関連する状態の真
を確立する。この真は可能な限り上方に伝播される。
因果ブランチによってリンクされた状態のツリーが作り
出される。有用なアクションを含むが、コストは安くな
いベクトルも作り出される。もしコストの安いアクショ
ンによっては診断を達成できなかった場合には、前にア
ジェンダにポストされたアクションが使用されるであろ
う。各アクションのコストベクトルのコンポーネントに
基づき、最も安いアクションが選択される。もしこれに
成功すると、そのアクションがそれに関連する状態の真
を確立する。この真は可能な限り上方に伝播される。
【0057】アクションのコストは幾つかの特性(リア
ルタイム、コンピュータタイム、ネットワークトラフィ
ック、マネー、人的資源)を有している。コストはま
た、各特性の時間変化量を示す。アジェンダに多数の安
くないアクションがポストされたと仮定する。アクショ
ン、Å12K: ホスト上のクライアントソフトウエア
を検査、を選ぶ。このソフトウエアがネットワーク上で
チェックされる。ソフトウエアは全てうまくいき∬12
の真に影響を与えない。(もしソフトウエアが有効では
なくまたミスしている場合、∬12は拒絶されるだろ
う)。次に選ばれるアクションは、Å12J: ロード
形態データベースをチェック、である。再びネットワー
クリクエストは正しく形成されるべきホストを示す。
ルタイム、コンピュータタイム、ネットワークトラフィ
ック、マネー、人的資源)を有している。コストはま
た、各特性の時間変化量を示す。アジェンダに多数の安
くないアクションがポストされたと仮定する。アクショ
ン、Å12K: ホスト上のクライアントソフトウエア
を検査、を選ぶ。このソフトウエアがネットワーク上で
チェックされる。ソフトウエアは全てうまくいき∬12
の真に影響を与えない。(もしソフトウエアが有効では
なくまたミスしている場合、∬12は拒絶されるだろ
う)。次に選ばれるアクションは、Å12J: ロード
形態データベースをチェック、である。再びネットワー
クリクエストは正しく形成されるべきホストを示す。
【0058】続いて、アクション「Å111K: パワ
ーアップのためにコンソールメッセージをチェック」が
選択される。人間の診断者がパワーサイクルDS−1に
指図し、コンソールを監視する。パワーアップが成功し
たことを示すメッセージに現れると、これによって∬1
11が立証する。メッセージはまた、DS1がその自己
テストを通過することも示し、この情報はキャッシュさ
れる。これはÅ112Kのコストを安くする。このコス
トベクトルは自動的に変調される。
ーアップのためにコンソールメッセージをチェック」が
選択される。人間の診断者がパワーサイクルDS−1に
指図し、コンソールを監視する。パワーアップが成功し
たことを示すメッセージに現れると、これによって∬1
11が立証する。メッセージはまた、DS1がその自己
テストを通過することも示し、この情報はキャッシュさ
れる。これはÅ112Kのコストを安くする。このコス
トベクトルは自動的に変調される。
【0059】次に選択されるアクションは、Å112
K: 自己テストを通過するためコンソールメッセージ
をチェック、である。データベースはOKを返し、∬1
12が立証される。アジェンダから選択されるべきアク
ションが続き、それはネットワーク内の問題が同定され
るまで実行される。例示すれば、アクションÅ131K
(コンポーネントの接続を調査)が選択される。O−C
omponent役割を果たしているコンポーネントの
ネットワーク接続が、状態∬131(トランシーバケー
ブルTC−1)であるかどうかをチェックするよう診断
者に求める。もし診断者が、ケーブルが一端で接続され
ていないという報告をすると、状態∬131が真として
確立される。この真値は因果ブランチ*13A及び*1
Cに沿って伝播され、∬13及び∬1を真として確立す
る。状態∬131は真なので、∬131のインクリネイ
ションは「立証」であり、∬131は「真の時は修復」
を持ち、修復「TC−1〔O−Component役割
のプレーヤー〕を処理せよ」が主張され、そして診断が
完了される。適切な修復と同様に故障に応答可能なフィ
ールド置換可能装置(FRU)が同定される。
K: 自己テストを通過するためコンソールメッセージ
をチェック、である。データベースはOKを返し、∬1
12が立証される。アジェンダから選択されるべきアク
ションが続き、それはネットワーク内の問題が同定され
るまで実行される。例示すれば、アクションÅ131K
(コンポーネントの接続を調査)が選択される。O−C
omponent役割を果たしているコンポーネントの
ネットワーク接続が、状態∬131(トランシーバケー
ブルTC−1)であるかどうかをチェックするよう診断
者に求める。もし診断者が、ケーブルが一端で接続され
ていないという報告をすると、状態∬131が真として
確立される。この真値は因果ブランチ*13A及び*1
Cに沿って伝播され、∬13及び∬1を真として確立す
る。状態∬131は真なので、∬131のインクリネイ
ションは「立証」であり、∬131は「真の時は修復」
を持ち、修復「TC−1〔O−Component役割
のプレーヤー〕を処理せよ」が主張され、そして診断が
完了される。適切な修復と同様に故障に応答可能なフィ
ールド置換可能装置(FRU)が同定される。
【図1】本発明のシステムと本発明で使用されている情
報ベースを示すブロック図。
報ベースを示すブロック図。
【図2】クラスハイアラキーの部分の例を示す。
【図3】状態の例を示す。
【図4】診断ツリーの例を示す。
【図5】診断されるネットワークの部分の例を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年3月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】本発明のモデルベース推理システムは、
「状態」と呼ばれるデータ構造を使用する。この状態
は、LANあるいはそのコンポーネントのサブセットに
ついて真あるいは偽という主張を現すものである。熟練
技術者からの故障検査の知識が、汎用及び特定の診断技
術を実際の状態に結びつけるために使用される。モデル
ベース推理システムは、考察中のネットワークのモデル
(つまりネットワークトポロジーモデル)及びオブジェ
クト志向ネットワークコンポーネントクラスハイアラキ
ーの両方を使用することにより、適当な状態を例示す
る。
「状態」と呼ばれるデータ構造を使用する。この状態
は、LANあるいはそのコンポーネントのサブセットに
ついて真あるいは偽という主張を現すものである。熟練
技術者からの故障検査の知識が、汎用及び特定の診断技
術を実際の状態に結びつけるために使用される。モデル
ベース推理システムは、考察中のネットワークのモデル
(つまりネットワークトポロジーモデル)及びオブジェ
クト志向ネットワークコンポーネントクラスハイアラキ
ーの両方を使用することにより、適当な状態を例示す
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】状態のために一度に探査すべき因果ブラン
チが多数存在するであろう。次に探査される因果ブラン
チの選択は、因果ブランチに関連する前提条件節を用い
てフィルターされる。例えば、サポート役割が結び付け
られていない間に特定状態を探査すると、有用な情報は
与えられない。前提条件節は、このような望ましくない
行為を禁止する。更に状態間の因果ブランチは、役割対
応、中心役割状態とサポート役割状態との間の役割の結
び付けのマッピングを特定することが出来る。特定の役
割でのプレーヤーは、その役割のためのMGCのサブク
ラスの実例でなければならない。
チが多数存在するであろう。次に探査される因果ブラン
チの選択は、因果ブランチに関連する前提条件節を用い
てフィルターされる。例えば、サポート役割が結び付け
られていない間に特定状態を探査すると、有用な情報は
与えられない。前提条件節は、このような望ましくない
行為を禁止する。更に状態間の因果ブランチは、役割対
応、中心役割状態とサポート役割状態との間の役割の結
び付けのマッピングを特定することが出来る。特定の役
割でのプレーヤーは、その役割のためのMGCのサブク
ラスの実例でなければならない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムと本発明で使用されている情
報ベースを示すブロック図。
報ベースを示すブロック図。
【図2】クラスハイアラキーの部分の例を示す。
【図3】「状態」の例を示す。
【図4】診断ツリーの例を示す。
【図5】診断されるネットワークの部分の例を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク ロナルド アドラー アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 02173レキシントン ヒッコリー ストリ ート 18 (72)発明者 メイアー アルヴィン ビルマース アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 02173レキシントン ローウェル ストリ ート 66 (72)発明者 マイケル ジョージ カリフィオ アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 01752シュローズバリー メイン ブール ヴァード 119
Claims (16)
- 【請求項1】 コンピュータネットワーク内の故障を診
断するためのモデルベース推理スシテムにおいて、 ネットワークのトポロジー、コンポーネントライブラリ
及び診断用専門知識を有するクラスハイアラキー、及び
診断エピソードを含んでいるネットワークについての情
報を記憶する情報ベースと、 前記情報ベースに結合され、各々が中心役割及び中心役
割のための最汎用クラスを含む状態へのポインタを受
け、この状態に基づいた診断エピソードを作り出す診断
エンジンとを備えることを特徴とするモデルベース推理
システム。 - 【請求項2】 請求項1記載のモデルベース推理システ
ムにおいて、クラスハイアラキーは、クラスハイアラキ
ー内の幾つかのクラスと関連した因果ブランチを含むモ
デルベース推理システム。 - 【請求項3】 請求項2記載のモデルベース推理システ
ムにおいて、クラスハイアラキーは、多重継承クラスハ
イアラキーであるモデルベース推理システム。 - 【請求項4】 請求項3記載のモデルベース推理システ
ムにおいて、少なくとも1つの状態は、状態の真を確立
しあるいは状態内の役割プレーヤーを同定する関連した
アクションを有するモデルベース推理システム。 - 【請求項5】 請求項4記載のモデルベース推理システ
ムにおいて、少なくとも1つの因果ブランチは、2つの
状態をリンクし、複数の因果関係のうちの1つを表して
いるモデルベース推理システム。 - 【請求項6】 コンピュータネットワーク内の故障を診
断する方法において、 ネットワークのトポロジー、コンポーネントライブラリ
及び診断用専門知識を含むクラスハイアラキー、及び診
断エピソードを含んでいるコンピュータネットワークに
ついての情報を情報ベースに記憶し、 各々が中心役割及び中心役割のための最汎用クラスを含
んでいるある状態を診断エンジンに報告し、 その状態の真値を確立し、 その状態の真値の確立が修復を同定していない時は因果
ブランチによってその状態へリンクされたサブ状態を探
査し、因果ブランチの前記探査は修復が同定された時に
完了することを特徴とする方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の方法において、ある状態
の真値を確立する段階は、その状態に関連した、その状
態の真を確立しあるいはその状態内の役割プレーヤーを
同定するアクションの実行を含む方法。 - 【請求項8】 請求項7記載の方法において、ある状態
の真値を確立する段階は更に、その状態にリンクされた
サブ状態からの真値の推理を含む方法。 - 【請求項9】 請求項8記載の方法において、因果ブラ
ンチはクラスハイアラキー内に記憶されており、因果ブ
ランチのトポロジーへの関連性は中心役割プレーヤーに
よって決定される方法。 - 【請求項10】 請求項9記載の方法において更に、前
記アクションのコストが安いものではない時は、アジェ
ンダにそれらアクションをポストする段階を備える方
法。 - 【請求項11】 請求項10記載の方法において更に、
修復が同定されるまで、ポストされたアクションをコス
トの安い順番で実行する段階を備える方法。 - 【請求項12】 コンピュータネットワーク内の故障を
診断するためのコンピュータプログラムにおいて、 ネットワークのトポロジー、コンポーネントライブラリ
及び診断用専門知識を含むクラスハイアラキー、及び診
断エピソードを含んでいるネットワークについての情報
を記憶する情報ベースと、 前記情報ベースに結合され、各々が中心役割及び中心役
割のための最汎用クラスを含む状態へのポインタを受
け、この状態に基づいた診断エピソードを作り出す診断
エンジンとを備えることを特徴とするコンピュータプロ
グラム。 - 【請求項13】 請求項12記載のコンピュータプログ
ラムにおいて、クラスハイアラキーは、クラスハイアラ
キー内の幾つかのクラスと関連した因果ブランチを含む
コンピュータプログラム。 - 【請求項14】 請求項13記載のコンピュータプログ
ラムにおいて、クラスハイアラキーは、多重継承クラス
ハイアラキーであるコンピュータプログラム。 - 【請求項15】 請求項14記載のコンピュータプログ
ラムにおいて、少なくとも1つの状態は、その状態の真
を確立しあるいはその状態内の役割プレーヤーを同定す
る関連したアクションを有するコンピュータプログラ
ム。 - 【請求項16】 請求項14記載のコンピュータプログ
ラムにおいて、少なくとも1つの因果ブランチは、2つ
の状態をリンクし、複数の因果関係のうちの1つを表し
ているコンピュータプログラム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US48057690A | 1990-02-15 | 1990-02-15 | |
US480576 | 1990-02-15 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05313940A true JPH05313940A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=23908497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3022325A Pending JPH05313940A (ja) | 1990-02-15 | 1991-02-15 | ネットワーク故障診断のためのモデルベース推理システム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5428619A (ja) |
EP (1) | EP0442809B1 (ja) |
JP (1) | JPH05313940A (ja) |
DE (1) | DE69113077T2 (ja) |
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JP2009283004A (ja) * | 2003-10-08 | 2009-12-03 | Honeywell Internatl Inc | モデルベース診断インタフェース |
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