JPH05313833A - アレイ型ディスク駆動機構システム - Google Patents

アレイ型ディスク駆動機構システム

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JPH05313833A
JPH05313833A JP4116557A JP11655792A JPH05313833A JP H05313833 A JPH05313833 A JP H05313833A JP 4116557 A JP4116557 A JP 4116557A JP 11655792 A JP11655792 A JP 11655792A JP H05313833 A JPH05313833 A JP H05313833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
redundant bit
redundant
cache
bit
disk drive
Prior art date
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Pending
Application number
JP4116557A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotomo Nakajima
宏知 中嶋
Makoto Sato
佐藤  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4116557A priority Critical patent/JPH05313833A/ja
Publication of JPH05313833A publication Critical patent/JPH05313833A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アレイ型ディスク駆動機構システムのRAI
D5と呼ばれる制御方式において、ディスクアクセスを
軽減しシステム全体のスループットを向上させることを
目的とする。 【構成】 アレイ型ディスク駆動機構に格納されるデー
タビットに対するエラー訂正及び制御を行うための冗長
ビットを格納する冗長ビットセグメントの内容の一部又
は全部を記憶する冗長ビット用キャッシュを設けた。ま
た、冗長ビット用キャッシュを主メモリ内の領域に置く
こととした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、いわゆるRAID
(Redundant Array of Inexpensive Disks:以下、この
明細書ではRAIDを単にアレイ型ディスクと呼ぶ)を
用いて計算機の主記憶装置に対する補助記憶装置を構成
するアレイ型ディスク駆動機構システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】アメリカのカリフォルニア大学バークレ
ー校が、A Case for Redundunt Arrayof Inexpensive D
isks (RAID),Report No. UCB/CSD 87/391 として、
1987年12月に発表した文献(以下、文献1とい
う)には、アレイ型ディスクを補助記憶装置として使用
する場合のシステム構成が開示されている。アレイ型デ
ィスクの信頼性を向上させるため、データの書き込みに
際してデータビットの他に冗長ビットを付加し、データ
の読み出しに際してはデータビットとこれに対する冗長
ビットとを同時に読み出して、ビット誤りが発生してい
ないかを検査し、或は発生しているビット誤りを自動的
に訂正する。文献1では、冗長ビットをアレイ型ディス
クにどのように分配するかによって、RAID1〜RA
ID5の5つのレベルに分類している。
【0003】図5はRAID4のレベル(以下、単にR
AID4という。RAID5についても同様)の構成を
示す概念図であり、図において、33〜37はそれぞれ
ディスクであり、各ディスク33〜37の下の38〜4
2は当該ディスクの各セクタを表し、d0〜d39はデ
ータセクタであり、p0〜p9は冗長ビットのセクタで
ある。冗長ビットとしては、パリティビット、BCH符
号など、色々な種類のものが使用され、その生成方法お
よびその冗長ビットを用いてのビット誤り制御方法は冗
長ビットの種類により異なるが、これらは、その技術の
分野においてよく知られているので説明を省略する。図
5に示す例で各ディスク33〜37が互いに同一容量で
あるとすれば、情報ビットのビット数の1/4のビット
数を、冗長ビットとして付加することができることを示
している。
【0004】図5に示すRAID4には次のような問題
がある。例えば、データセクタd1とd7にアクセス
(すなわち、書き込み又は読み出し)しようとすると、
DISK1とDISK3とは並列に運転しているので、
d1とd7へは同時にアクセスできるが、d1の冗長ビ
ットはセクタp0にあり、d7の冗長ビットはセクタp
1にあり、セクタp0,p1は同一のディスク37の異
なるセクタであるため同時にアクセスできず、2回のア
クセスが必要となり、スループットを向上させることが
できない。
【0005】RAID4の上述の問題を解決するものが
RAID5である。図4はRAID5の構成を示す概念
図であり、図において、23〜27はそれぞれディスク
であり、各ディスク23〜27の下の28〜32は各セ
グメントであり、d0〜d39とp0〜p9は図5の同
一符号に相当するものである。RAID5の特徴は冗長
ビットのセグメントp0〜p9が分散してディスクに割
り当てられていることである。
【0006】RAID5の構成でd1とd7とに同時に
アクセスしようとするとき、DISK1のd1、DIS
K2のd7、DISK3のp1、DISK4のp0へは
同時にアクセスでき、読み出しの場合はd1とp0とで
d1から読み出したデータの誤りを訂正することがで
き、d7とp1とでd7から読み出したデータの誤りを
訂正することができる。また、書き込みの場合は、デー
タをd1,d7に書き込むと同時に、この書き込みデー
タから生成した冗長ビットをp0,p1に同時に書き込
むことができる。
【0007】図3は、特開平2−236714号公報
「アレイ型デイスク駆動機構システム及び方法」(以
下、文献2という)に開示されたシステムを示すブロッ
ク図で、図において、12は上位コンピュータ、13は
アレイ型ディスク駆動機構、14はバッファメモリ、1
5はバッファメモリ14に対するエラー訂正及び制御回
路、16は共通のデータバス、17はアレイ型ディスク
に対するエラー訂正及び制御回路、18はチャネルコン
トローラ、19はチャネルバス、20はディスク、21
は複数のディスクで構成されるディスクアレイ、22は
ディスクコントローラである。この文献2では、上位コ
ンピュータ12からアレイ型ディスク駆動機構13を見
たとき、複数のディスク駆動機構として見え、又は1個
の大きなディスク駆動機構として見え、あるいはその中
間の構成としても見えるように制御し、且つ、アレイ型
ディスク駆動機構のデータに対し複数のレベルの冗長性
を提供することを可能にしている(文献2の特許請求の
範囲第1項参照)。なお、冗長ビットの分配は、図4に
示すRAID5のレベルが採用されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のア
レイ型ディスク駆動機構システムでは、同時にアクセス
できない場合があり、スループットの向上に限界があ
る。すなわち、図4において、例えばd0,d4,d
8,d12,d16にアクセスする場合、それぞれのデ
ータセクタに対応する冗長ビットセクタp0,p1,p
2,p3,p4にもアクセスしなければならず、d0と
p4,d4とp0,d8とp1,d12とp2,d16
とp3との組は、それぞれ同一ディスクの異なるセクタ
にあるので、ディスクアクセスが2回必要となる。各デ
ィスクへのアクセスは、機械的な動作を行う時間が大半
を占めるため、データの転送時間と比較して甚だ長いた
め、システム全体のスループットを向上させることがで
きないという問題点があった。
【0009】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、ディスクへのアクセス回数を少
なくし、スループットを向上させることができるアレイ
型ディスク駆動機構システムを提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるアレイ
型ディスク駆動機構システムは、アレイ型ディスク駆動
機構に格納されるデータビットに対するエラー訂正及び
制御を行うための冗長ビットを格納する冗長ビットセグ
メントの内容の一部又は全部を記憶する冗長ビット用キ
ャッシュ(cache)を設けた。
【0011】また、冗長ビット用キャッシュを主メモリ
内の領域に置くこととした。
【0012】
【作用】冗長ビットのために必要なメモリ容量は、情報
ビットのために必要なメモリ容量に比して小さいので、
すべての冗長ビットをキャッシュに入れ、キャッシュの
ヒット率を100%にすることができるし、キャッシュ
へのアクセス時間は極めて短いので、スループットを著
しく向上させることができる。
【0013】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図面について説
明する。図1はこの発明の実施例1を示すブロック図あ
って、図において、1はマイクロプロセッサユニット、
2はホスト・インタフェース、3はメモリ、4は冗長ビ
ット用キャッシュ、5はデータバス、6はチャネルコン
トローラであり、7はディスク制御装置全体を示す。8
はディスク駆動機構(図4のDISK0等に相当す
る)、9はデータセクタ(図4のd0等に相当する)、
10は冗長ビットセクタ(図4のp0等に相当する)、
11はエラー訂正制御回路で、図3のエラー訂正制御回
路17に相当するものである。
【0014】図1において、システム初期化(例えば、
電源投入時)に各冗長ビットセクタの内容を読み出して
冗長ビット用キャッシュ4に格納する。その後は冗長ビ
ットに関する限り、冗長ビットセクタ10へはアクセス
することなく冗長ビット用キャッシュ4へアクセスす
る。ディスク制御装置7の電源を切断するとき、冗長ビ
ット用キャッシュ4の内容は冗長ビットセクタ10へ書
き込まれる。読み出しの際は、データビットとこれに対
応する冗長ビットによりビット誤りがエラー訂正及び制
御回路11で検査され、又は自動修正され、書き込みの
際は、ホストコンピュータからのデータに対応する冗長
ビットがエラー訂正及び制御回路11で生成され、生成
された冗長ビットは冗長ビット用キャッシュ4に書き込
まれ、データはデータセクタ9に書き込まれる。
【0015】図4のRAID5のアクセスに関して説明
した例のように、d0,d4,d8,d12,d16の
4データセグメントにアクセスする場合、図1の構成で
は、p0,p1,p2,p3にアクセスする必要はな
く、必要な冗長ビットは常に冗長ビット用キャッシュ4
から得られ、且つ、d0,d4,d8,d12,d16
はDISK0,4,3,2,1と、それぞれ別のディス
クに分配されているので、ディスク制御装置への1回の
アクセスでよく、結果としてシステム全体のスループッ
トを向上させることができる。
【0016】実施例2.図2はこの発明の実施例2を示
すブロック図であって、図1と同一符号は同一又は相当
部分を示し、図1と異なる点は冗長ビット用キャッシュ
4が、メモリ3の一部領域に入れられている点であり、
このような構成においても、図1と同様に動作させるこ
とができ、同様の効果を奏する。
【0017】また、以上の説明では冗長ビットセグメン
ト10の内容全部を冗長ビット用キャッシュ4に入れる
こととしたが、冗長ビット用セグメント10の内容の一
部を冗長ビット用キャッシュ4に入れて、なお且つヒッ
ト率を相当高く保つことができる場合がある。さらに、
データセクタ9の内容の一部をキャッシュに入れて更に
スループットを向上させることも可能である。なお、上
記実施例1,2では、この発明をRAID5に実施する
場合について説明しているが、RAID4でもこの発明
を実施できることは言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、冗長ビ
ットに対するキャッシュを設けることにより、ディスク
制御装置へのアクセスの回数を減少し、スループットを
向上させることができる。
【0019】また、冗長ビットに対してのみキャッシュ
を設けることにより、データ全体にキャッシュを設ける
方法に比べて、ハードウェアの量を少なくすることがで
きる。
【0020】また、何らかの原因でキャッシュの内容が
失われたとしても、データは既に書き込まれているた
め、バックアップを使用しなくても十分な信頼性が得ら
れる。
【0021】さらに、冗長列にあるセクタは1つであ
り、それに対するデータセクタが複数あるので、キャッ
シュの局所性(ローカリティ)が向上し、キャッシュの
ヒット率も向上する等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例2を示すブロック図である。
【図3】従来のディスク駆動機構システムの一例を示す
ブロック図である。
【図4】RAID5を説明するための概念図である。
【図5】RAID4を説明するための概念図である。
【符号の説明】 1 マイクロプロセッサユニット 2 ホスト・インタフェース 3 メモリ 4 冗長ビット用キャッシュ 5 データバス 6 チャネルコントローラ 7 ディスク制御装置 8 ディスク駆動機構 9 データセクタ 10 冗長ビットセクタ 11 エラー訂正及び制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のディスク駆動装置が並列に動作し
    て上位コンピュータの補助記憶装置を構成するアレイ型
    ディスク駆動機構システムにおいて、 上記アレイ型ディスク駆動機構に格納されるデータビッ
    トに対するエラー訂正及び制御を行うための冗長ビット
    を格納する冗長ビットセグメントの内容の一部又は全部
    を記憶する冗長ビット用キャッシュを備えたことを特徴
    とするアレイ型ディスク駆動機構システム。
  2. 【請求項2】 冗長ビット用キャッシュを主メモリ内の
    領域に置いたことを特徴とする請求項第1項記載のアレ
    イ型ディスク駆動機構システム。
JP4116557A 1992-05-11 1992-05-11 アレイ型ディスク駆動機構システム Pending JPH05313833A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4116557A JPH05313833A (ja) 1992-05-11 1992-05-11 アレイ型ディスク駆動機構システム

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JP4116557A JPH05313833A (ja) 1992-05-11 1992-05-11 アレイ型ディスク駆動機構システム

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JPH05313833A true JPH05313833A (ja) 1993-11-26

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ID=14690067

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JP4116557A Pending JPH05313833A (ja) 1992-05-11 1992-05-11 アレイ型ディスク駆動機構システム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07210334A (ja) * 1993-12-30 1995-08-11 Internatl Business Mach Corp <Ibm> データ記憶方法及びキューイング方法
JPH07295763A (ja) * 1994-04-22 1995-11-10 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ディスク・アレイ装置およびデータの格納方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02236714A (ja) * 1988-11-14 1990-09-19 Array Technol Corp アレイ型ディスク駆動機構システム及び方法
JPH04245352A (ja) * 1991-01-31 1992-09-01 Hitachi Ltd 制御装置の制御方法

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