JPH0530960Y2 - - Google Patents

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JPH0530960Y2
JPH0530960Y2 JP5226086U JP5226086U JPH0530960Y2 JP H0530960 Y2 JPH0530960 Y2 JP H0530960Y2 JP 5226086 U JP5226086 U JP 5226086U JP 5226086 U JP5226086 U JP 5226086U JP H0530960 Y2 JPH0530960 Y2 JP H0530960Y2
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JP
Japan
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link
center
ball
pivot
steel ball
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JP5226086U
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JPS62164194U (ja
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自在平行定規におけるヘツド部支持
リンク装置に関する。
従来の技術 従来、自在平行定規におけるヘツド部支持リン
ク装置では、例えば、実公昭58−48158号公報に
示されるように、スチールボールの中央に先端の
とがつたピボツト軸を係合したピボツト軸受が使
用されていた。
考案が解決しようとする問題点 この従来技術の場合、リング状のスチールボー
ルの中央に円錐形のピボツト軸が嵌合した形にな
るため、スチールボールはピボツト軸から強力に
押し拡がる方向の圧力を受けることとなるから、
スチールボールと接触するピボツト軸及びスチー
ルボールの受部は大きな圧力下に置かれた状態で
相互に回転しなければならない。従つて、長期の
使用により接触部に摩耗が生じ易すく、ヘツド部
の円滑な上下浮上操作が阻害され、且つ、平行度
も失われ易すい問題があつた。
問題点を解決するための手段 そこで本考案は、一方のリンクとこれに一軸心
を中心に回動自在に連結される他方のリンクとの
連結部において、前記一方のリンクの両側に夫々
複数個のスチールボールを回転自在にリング状に
受ける球受部を設ける一方、前記他方のリンクに
は球受部のスチールボールの中央に位置して占位
するセンタースチールボールを設け、且つ、該セ
ンタースチールボールの一方は他方のリンクに固
定的に取付けたピボツト固定軸に設け、他方のセ
ンタースチールボールは他方のリンクにねじ止め
されるピボツトねじ軸に設けてなる自在平行定規
におけるヘツド部支持リンク装置を提供するもの
である。
作 用 一方のリンクの両側の球受部にスチールボール
をリング状に挿入し、これに他方のリンクのピボ
ツト固定軸及びピボツトねじ軸のセンタースチー
ルボールを合致させて、ピボツトねじ軸を締付け
れば、リング状スチールボールのセンター位置に
センタースチールボールが一軸心に沿つて当接し
て、両リンクは球面接触により円滑に回転し得る
状態になる。このとき、球受部のリング状のスチ
ールボールに対して、ピボツト固定軸及びピボツ
トねじ軸でセンター位置に規制されたセンタース
チールボールが弾性的に当接するから、両者の接
触は球面接触ゆえに円滑になり、摩擦抵抗が少な
く、摩耗が生じなくなり、長期の使用によつても
ヘツド部の円滑な上下浮上操作ができ、且つ、平
行度の失われることもなくなる。また、スチール
ボールとセンタースチールボールとの大きさの設
定も、径の異なるスチールボールを適当に組合せ
ることにより、最適の接触条件のものを簡単に得
ることができ、従来のピボツト軸のように工作の
困難性や精度のばらつきの問題も簡単に解決する
ことがきる。
実施例 図示する実施例において、1及び2はいずれも
一方のリンクで、他方のリンクに対して夫々一軸
心4,5を中心に回転自在に連結されるべき部材
である。実施例では、リンク1は図では省略した
自在平行定規の縦レールに沿つて移動するカーソ
ルに一体に固定されるもので、リンク2は製図ヘ
ツド部に一体に固定され、両リンク1,2をリン
ク3と図では省略した下部リンクで連結すること
によつて、リンク1に対してリンク2を図板に対
して上下方向に浮上操作することができるように
するものである。前記一方のリンク1,2の両側
には、夫々軸心4,5に沿つて、球受部6が設け
てあり、該球受部6内に適当数のスチールボール
7が中心が軸心4,5に夫々一致するようにリン
グ状に設けてある。スチールボール7は球受部6
内に潤滑油の粘性で、リング状を維持したまま相
互に回転自在に収納することができる。8は、前
記スチールボール7のリングの中心に位置して当
接するセンタースチールボールで、一方側のセン
タースチールボール8は、他方のリンク3の軸受
孔9に軸心方向に移動しないように取付けられる
ピボツト固定軸10の球受溝11内に、中心を
夫々軸心4,5と一致させて占位する構成であ
り、また、他方のセンタースチールボール8は、
他方のリンク3のねじ孔12に螺合したピボツト
ねじ軸13の同様な球受溝内に占位するように構
成してある。これらセンタースチールボール8
は、これを夫々ピボツト的に受納する球受溝11
内に回転可能に設けることもできるし、予め接着
剤又はかしめ等の固定手段で球受溝11内に固定
して設けることもできる。前記ピボツトねじ軸1
3は取付けの際にねじ孔12から外方に突出する
長さを有し、該突出部分にピボツトねじ軸13を
固定するナツト14を具備している。
効 果 以上の通り、本考案装置によれば、球受部のリ
ング状のスチールボールに対して、ピボツト固定
軸及びピボツトねじ軸でセンター位置を規制され
たセンタースチールボール8が当接するから、両
者の接触は球面接触ゆえ円滑になり、摩擦抵抗が
少なく、摩耗が生じなくなり、長期の使用によつ
てもヘツド部の円滑な上下浮上操作ができると共
に平行度の失われることもなくなる。また、スチ
ールボールとセンタースチールボールとの接触角
度、回転性能の最適なものを設定するにも、大き
さの異なるスチールボールを適当に組合せること
により、最適の接触条件のものを簡単に得ること
ができ、従来のピボツト軸のように工作の困難性
や精度のばらつきの問題も簡単に解決することが
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案装置の一実施例の要部を分解して示
す分解斜面図である。 1,2……一方のリンク、3……他方のリン
ク、4,5……軸心、6……球受部、7……スチ
ールボール、8……センタースチールボール、1
0……ピボツト固定軸、13……ピボツトねじ
軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方のリンクとこれに一軸心を中心に回動自在
    に連結される他方のリンクとの連結部において、
    前記一方のリンクの両側に夫々複数個のスチール
    ボールを回転自在にリング状に受ける球受部を設
    ける一方、前記他方のリンクには球受部のスチー
    ルボールの中央に位置して占位するセンタースチ
    ールボールを設け、且つ、該センタースチールボ
    ールの一方は他方のリンクに固定的に取付けたピ
    ボツト固定軸に設け、他方のセンタースチールボ
    ールは他方のリンクにねじ止めされるピボツトね
    じ軸に設けてなる自在平行定規におけるヘツド部
    支持リンク装置。
JP5226086U 1986-04-08 1986-04-08 Expired - Lifetime JPH0530960Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5226086U JPH0530960Y2 (ja) 1986-04-08 1986-04-08

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JP5226086U JPH0530960Y2 (ja) 1986-04-08 1986-04-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62164194U JPS62164194U (ja) 1987-10-19
JPH0530960Y2 true JPH0530960Y2 (ja) 1993-08-09

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JPS62164194U (ja) 1987-10-19

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