JPH05304410A - 可変ビーム幅アンテナ - Google Patents

可変ビーム幅アンテナ

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Publication number
JPH05304410A
JPH05304410A JP12975792A JP12975792A JPH05304410A JP H05304410 A JPH05304410 A JP H05304410A JP 12975792 A JP12975792 A JP 12975792A JP 12975792 A JP12975792 A JP 12975792A JP H05304410 A JPH05304410 A JP H05304410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflecting mirror
antenna
beam width
sub
main
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12975792A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Mizuguchi
芳彦 水口
Shinichi Nomoto
真一 野本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
Kokusai Denshin Denwa KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Denshin Denwa KK filed Critical Kokusai Denshin Denwa KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放射ビーム幅(アンテナ利得)を大きく可変
できる可変ビーム幅アンテナを提供することを目的とす
る。 【構成】 主反射鏡(1)がオフセットパラボラ反射鏡
であり、主反射鏡(1)のビーム方向(20)と1次放
射器(2)のビーム方向(21)が平行であり、副反射
鏡(5)が、平面鏡で、該平面鏡をふくむ平面内で偏移
(5′,5″)することにより、主反射鏡(1)と1次
放射器(2)の電磁結合を0〜100%の範囲で可変に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明はアンテナ能率を高く維持し
たまま放射ビームの幅(アンテナ利得)を広範囲にわた
って変え得る反射鏡アンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のアンテナとして、1次放射
器(ダイポール)の位置が可変なコーナーリフレクタア
ンテナがある(Thonson & Jasik “A
ntenna Engineering band b
ook second edition”)。しかし、
このアンテナでは得られるビーム幅の細さ(利得の高
さ)に限界があること、また、場合によっては主ビーム
がスプリットしたり、主ビームレベルよりもサイドロー
ブレベルのほうが高くなるといった欠点がある。また、
ビーム幅のより狭い可変ビーム幅アンテナを得るため
に、パラボラアンテナ(またはカセグレンアンテナ)の
給電ホーン(または副反射鏡)を変位させる方法がある
が、ビーム幅の変化が小さく、ビーム幅を2倍以上に変
化できないという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点を改
善するもので、ビーム幅を大きく変化させることができ
るアンテナを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴は、主反射鏡と副反射鏡と1次放射器が
電磁的に結合したアンテナにおいて、主反射鏡がオフセ
ットパラボラ反射鏡であり、主反射鏡と1次放射器は各
々の主ビーム方向が平行となるように固定され、副反射
鏡は偏移可能で、偏移位置に従って1次放射器と主反射
鏡を部分的に電磁的に結合する可変ビーム幅アンテナに
ある。
【0005】
【作用】上記構成において、副反射鏡が偏移することに
より、主反射鏡と1次放射器の電磁結合は0から100
%まで大きく変化する。これによりビーム幅つまりアン
テナ利得が変化する。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例であって同図(a)
は、側面図、また(b)は正面図を示す。
【0007】図1において、1はオフセットパラボラ主
反射鏡、2は給電ホーン、5は平面反射板からなる副反
射鏡である。また11は主反射鏡1の焦点、10は副反
射鏡による11のイメージ(虚焦点)、21は給電ホー
ン2の放射ビーム軸、20は主反射鏡1の回転軸であ
る。
【0008】本アンテナの特徴は給電ホーンの主ビーム
方向21とアンテナ主ビーム方向20が一致するように
構成されていること、及び、副反射鏡5が5′あるいは
5″で示すように給電ホーン主ビームを遮らないように
完全にオフセットできるように構成されている点にあ
る。これによりアンテナ放射ビームの最大利得方向20
を不変のまま、副反射鏡を偏移させることによって図2
に示すようにオフセットパラボラアンテナのビーム幅
(利得)から給電ホーンのビーム幅(利得)に至るまで
高能率かつ連続的に変えることができる。ビーム幅(利
得)は副反射鏡の変位の仕方によって、図2の曲線30
および40でそれぞれに示すよう急激に変化する場合と
穏やかに変化する場合が生じる。本実施例のように、副
反射鏡が平面鏡である場合、ビーム幅の細い領域での副
反射鏡の変位に対するビーム幅の変化を穏やかにするた
めには、平面鏡を含む平面内で副反射鏡を偏移させれば
よい。これは副反射鏡が給電ホーンの放射ビームを部分
的に遮った場合でも副反射鏡によって反射され主反射鏡
に向うビームが虚焦点11から出たようになり、主反射
鏡を部分的に照射する電波の位相がアンテナ開口面上で
一様となるためである。
【0009】図3は本発明の他の実施例であり、副反射
鏡5は、10および11を焦点とする楕円反射鏡で構成
されている。前実施例と同様に図3(b)5′で示すよ
うに1次放射器の放射ビームを遮らないようにオフセッ
トできる構成となっている。この実施例において、ビー
ム幅の変化を穏やかにしようとすれば、主反射鏡と副反
射鏡の2つの焦点を結ぶ直線を回転軸として副反射鏡を
回転偏移させればよい。副反射鏡として双曲面鏡を用い
たオフセットカセグレンアンテナや、修整鏡面を用いた
双反射鏡アンテナによっても、アンテナビームと給電ホ
ーンビームが一致し、かつ副反射鏡が給電ホーン放射ビ
ームからオフセットして偏移できるように構成すれば上
記実施例と同様な性能を有する可変ビーム幅アンテナが
得られる。
【0010】本発明のアンテナにはステップトラックや
高次モード追尾が併用可能である。後者を適用する場
合、副反射鏡は給電ホーンの放射ビーム軸21に関し、
対称に変位させる必要上、該放射ビーム軸と交わる点か
ら対称に分割し、各々平行移動又は回転移動によって偏
移できるよう構成する。
【0011】また、主反射鏡の一部分からの放射波とホ
ーンからの直接放射波が混在し、それらの強度がほぼ等
しくなる領域において、位相差によるビームのスプリッ
トや、ビーム幅の急激な増減が生じることを防ぐため、
2つの波の位相が同相となるように、主・副反射鏡およ
び1次放射器の位置を予め決定しておく必要がある。
【0012】
【発明の効果】本発明による可変ビーム幅アンテナは、
ビーム幅の可変範囲が極めて広く、目的方向とする以外
の方向への不要放射が極めて少ないといった特徴を有す
るため、方向探知兼用の通信用アンテナとして応用可能
である。すなわち、方向の全く不確定なターゲットをビ
ーム幅の広い状態でまず捕捉し、しだいにビーム幅を狭
めつつ、そのターゲットとの間で情報の送・受信を行う
ことができる。超小型地球局アンテナ、衛星間光通信ア
ンテナ等に使用される可能性がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による可変ビーム幅アンテナの構成例で
ある。
【図2】本発明によるアンテナの利得特性の例を示す。
【図3】本発明による可変ビーム幅アンテナの別の構成
例である。
【符号の説明】
1 主反射鏡 2 一次放射器(給電ホーン) 5 副反射鏡 11 主反射鏡の焦点 10 副反射鏡の虚焦点 21 給電ホーン放射ビーム軸 20 主反射鏡の回転軸 5’、5” 副反射鏡を主ビームからオフセットした位

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主反射鏡と副反射鏡と1次放射器が電磁
    的に結合したアンテナにおいて、 主反射鏡がオフセットパラボラ反射鏡であり、 主反射鏡と1次放射器は各々の主ビーム方向が平行とな
    るように固定され、 副反射鏡は偏移可能で、偏移位置に従って1次放射器と
    主反射鏡を部分的に電磁的に結合することを特徴とする
    可変ビーム幅アンテナ。
  2. 【請求項2】 副反射鏡が複数個の対称な断片に分割可
    能で、かつ、電気的な対称性を保った状態で偏移可能な
    ことを特徴とする、請求項1記載の可変ビーム幅アンテ
    ナ。
JP12975792A 1992-04-24 1992-04-24 可変ビーム幅アンテナ Withdrawn JPH05304410A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12975792A JPH05304410A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 可変ビーム幅アンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05304410A true JPH05304410A (ja) 1993-11-16

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ID=15017445

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JP12975792A Withdrawn JPH05304410A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 可変ビーム幅アンテナ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014045557A1 (ja) * 2012-09-18 2014-03-27 日本電気株式会社 反射板装置及びこれを用いた通信システム、並びにこれを用いた通信方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014045557A1 (ja) * 2012-09-18 2014-03-27 日本電気株式会社 反射板装置及びこれを用いた通信システム、並びにこれを用いた通信方法
US9728861B2 (en) 2012-09-18 2017-08-08 Nec Corporation Reflector device, communication system using the same and communication method using the same

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Effective date: 19990706