JPH05302113A - 密閉循環式ガス焼入装置及びガス焼入方法 - Google Patents
密閉循環式ガス焼入装置及びガス焼入方法Info
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- JPH05302113A JPH05302113A JP13419692A JP13419692A JPH05302113A JP H05302113 A JPH05302113 A JP H05302113A JP 13419692 A JP13419692 A JP 13419692A JP 13419692 A JP13419692 A JP 13419692A JP H05302113 A JPH05302113 A JP H05302113A
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Abstract
少させ、部品精度を向上させる。 【構成】 整列配置した加工部材群2の形状に適合した
形状を有しその両端部に焼入用ガスの供給部及び排出部
3,4を設けた焼入筒1と、送風機6と、送風機入側及
び出側に配置された2台の熱交換器7,8より構成され
た焼入ガス循環装置の系統に、焼入筒両端部近傍にバル
ブ12,13をそれぞれ配置し、その後に4方向切り換
えバルブ5を配置し、4方向バルブ5と2台の熱交換器
7,8の間にこの焼入ガス循環回路を短絡する回路を設
け、この短絡回路にアクチェエーター付バルブ9を配置
した密閉循環式ガス焼入装置。また、この装置を用い、
アクチェエーター付きバルブ9によりそのバルブ開度を
制御し、焼入工程中の焼入筒1内の焼入ガス流量を任意
に調製し、焼入される金属加工部材15の冷却速度を材
料特性、形状に適合した冷却速度に制御するガス焼入方
法。
Description
入を低コスト、低歪にて実施し得るガス焼入装置及びそ
れを用いたガス焼入方法に関する。
を焼入する場合、冷媒として油、水、ポリマー、溶融塩
浴等の液状の焼入剤中に浸漬して実施される。これら液
状冷却剤は加工部材の特性により選択されるが、液状で
あるため、焼入工程中の加工部材の冷却速度は焼入剤の
固有の特性により大きく支配されてしまうため、冷却速
度の制御は難しく、また焼入後、加工部材に付着した焼
入剤処理が必要となる。
点を有さず、焼入後の焼入剤処理を必要としないことか
ら、近時において注目されている。ガス焼入する場合、
まず、処理室内に所定の圧力まで焼入ガスを送気し、引
き続いて処理室内又は処理室と連結された焼入ガス循環
系に設置された送風機により熱交換器を介し、処理室内
を循環しながら金属加工部材を焼入する。金属加工部材
を硬化させるためには、臨界冷却速度以上の速さで冷却
しなければならず、焼入性の乏しい鋼の場合は、焼入ガ
スを、例えば数十気圧に加圧し、加圧ガス焼入される。
この場合、設備は高圧ガス雰囲気が充満しまた焼入品質
上無酸化状態を維持しなければならず、強化された密閉
構造となり、高価な設備となる。
場合は、低い圧力で焼入可能である(特開昭60−18
4625)が、これより焼入性の劣るベアリング鋼の場
合は、焼入ガスを10〜40気圧(実施例では16気
圧)に加圧し、ガス冷却(実施例、熱伝導性の良いヘリ
ウムガス)を行うことにより、10mmφの小さな部品
の焼入が可能となった(特開平1−149920)。し
かし、浸炭肌焼鋼、一般低合金鋼はベアリング鋼より焼
入性が劣るため、これらの鋼により作製された部品はこ
のような一般熱処理装置では焼入できなかった。
加工部材を整列配置して加工部材群とし、この加工部材
群の形状に適合する形状を有する焼入筒を用い、効率の
良いガス焼入を行う方法が提案されている(特開平1−
165756号)。このような焼入筒を用いる場合に
は、焼入ガスは焼入筒内側、加工部材外側間及び加工部
材内側、配列用治具間を高速で均一に通過するため、加
工部材群の中の個々の加工部材の冷却は極めて均一であ
り、焼入効果が大きく、高圧の焼入ガスを用いること無
く低合金製加工部材を焼入することができる。しかしな
がら、この公報記載の方法により焼入する場合、金属加
工部材に焼入歪が生じ、結果として加工部材の寸法精度
が十分でなく、改善が要望されている。
入装置を用いてガス焼入する場合の焼入歪を可及的に減
じ、部品の寸法精度を向上させ得るガス焼入装置及びそ
れを用いたガス焼入方法を提供することを目的とするも
のである。
題点を解決するため、種々検討を重ねた結果、従来の密
閉ガス焼入装置における問題は、焼入工程中に冷却速度
が一定であるために生じることを見出し、本発明をなす
に至ったものである。すなわち、本発明の装置は、整列
配置した加工部材群の形状に適合した形状を有しその両
端部に焼入ガスの供給部及び排出部を設けた焼入筒と、
送風機と、送風機入側及び出側に配置された2台の熱交
換器より構成された焼入ガス循環装置の系統に、焼入筒
両端部近傍にバルブをそれぞれ配置し、その後に4方向
切り換えバルブを配置し、4方向バルブと2台の熱交換
器の間にこの焼入ガス循環回路を短絡する回路を設け、
この短絡回路にアクチェエーター付バルブを配置して構
成される。そして、本発明の方法は、ガス焼入される金
属加工部材が整列配置されて加工部材群とされこれら加
工部材群の形状に適合した形状の密閉ガス焼入筒の一端
より焼入ガスを送気若しくは排気し、他端より焼入ガス
を排気若しくは送気することによりガス焼入する方法に
おいて、焼入ガス主循環回路を短絡し、加工部材群が配
置された焼入筒を通らない短絡回路を設け、この短絡回
路に設けたアクチュエーター付きバルブによりそのバル
ブ開度を制御し、焼入工程中の焼入筒内の焼入ガス流量
を任意に調整し、焼入される金属加工部材の冷却速度を
材料特性、形状に適合した冷却速度に制御することを特
徴とするものである。なお、不均一な断面形状を有する
金属加工部材を焼入する場合には、肉薄部をマスキング
する形状をもったスペーサーを使用して肉薄部の冷却速
度を調節しながらガス焼入することができる。
の熱交換器の間に焼入ガス循環回路を短絡する回路を設
け、この短絡回路にアクチェエーター付バルブを配置し
て構成されるため、アクチェエーター付バルブの開閉度
を任意の開度に調節することができ、従って焼入工程中
の焼入筒内の焼入ガス流量を任意に調整し、焼入される
金属加工部材の冷却速度を材料特性、形状に適合した冷
却速度に制御することにより、変態ノーズ領域以上を急
冷し、以下の領域を徐冷する等適正な焼入処理が可能と
なり、焼入歪を可及的に減じることができる。
して説明する。図1は本発明装置を線図的に示すもので
ある。図1において、1は焼入筒であり、この焼入筒1
は整列配置された加工部材群2の形状に適合した形状を
有し、その両端部に焼入ガスの供給部又は排出部3、4
を備え、この供給部又は排出部3、4の近傍にアクチェ
エーター付きバルブ12、13と、送風機6と、この送
風機6の入側及び出側に配置された2台の熱交換器7、
8とで焼入ガス主循環回路を構成する。このような装置
において、アクチェエーター付きバルブ12、13の後
に4方向切り換えバルブ5が配置され、4方向バルブ5
と2台の熱交換器7、8の間に主循環回路を短絡する回
路が設けられ、この短絡回路途中にアクチェエーター付
きバルブ9が設けてられてなる。
ター付きバルブ12、13を閉じ、アクチェエーター付
きバルブ9を開き、焼入循環送風機6を運転し、焼入ガ
スを送風機6、熱交換器7、アクチェエーター付きバル
ブ9、熱交換器8及び送風機6のように循環させてお
く。加工部材群2を焼入筒1内に吊り下げて装填し蓋1
1により密閉した後、直ちにアクチェエーター付きバル
ブ12、13を全開し、同時に初期設定風量となるよう
にアクチェエーター付きバルブ9を制御作動させる。同
時に、より優れた冷却速度の均一性を得るために、焼入
ガス主循環回路に備えられたアクチェエーター付き4方
向バルブ5を作動させ、焼入筒内の焼入ガス流れ方向を
数秒から数十秒の頻度で上下方向に切り換え、焼入れが
実行される。続いて加工部材群2の材料特性、形状に適
合した冷却速度となるようにアクチェエーター付きバル
ブ9の開度を制御しながら焼入を完了する。アクチェエ
ーター付きバルブ9の開度の制御は連続及び断続的に任
意に実施することができる。
材を表面硬化させる場合は加工部材間にスペーサー10
を配置し、別に用意した表面硬化処理用筒内で焼入前に
表面に元素を浸透拡散することができる。この場合、表
面硬化処理は、スペーサー10を配置しない場合に比べ
より均一になるとともに焼入も加工部材同志をスペーサ
ーなしで積み重ねた場合に比べ焼入れ効果の均一性が高
まる。このスペーサー10の形状は、加工部材の形状に
適合したものであり、また断面形状が不均一な加工部材
の焼入歪低減には、加工部材の肉薄部をスペーサーの一
部をなすマスキング材料でマスキングし、個々の加工部
材の冷却をより均一にすることにより歪を低減すること
ができる。
場合の一例を示すものである。図2に示した金属加工部
材15の断面は不均一で、120°毎に肉薄部16があ
る。この加工部材15を整列配置する場合、加工部材1
5同志の間に図1に示したようにスペーサー10と加工
部材15とを交互に配置し、加工部材同志が直接接触し
ないようにに積み重ね、芯棒14を通し、これを他に用
意した制御された浸炭雰囲気をもった表面硬化処理用筒
内で浸炭した後、引き続きガス焼入筒中に移動し、ガス
焼入を行う。この場合、加熱、移動は任意の特性を有す
る雰囲気下で実施することができる。
ペーサー10を示すものである。このスペーサー10は
加工部材15の肉薄部16に相対する部分にマスキング
材料17を加工部材15の表面と小さな間隙をもって配
置し、焼入工程中肉薄部16の冷却速度が肉厚部18の
冷却速度に近似するよう適合した形状を有する。この形
状は実際に加工部材15に取り付けた測温体により、冷
却速度を計測し、その寸法、形状、加工部材との間隙が
決定される。
素、ヘリウム、水素、アルゴン、一酸化炭素、二酸化炭
素、炭化水素等の一般工業用ガスの単体ガス、それらの
配合ガス及びそれらの変性ガス、場合によりこれらに液
体ミストを混合したもの等が挙げられる。これらはガス
状の焼入剤であり、液状焼入剤と比べ低公害である。
し、アクチェエーター付きバルブを配置した短絡回路を
設け、このバルブの開閉度を任意に制御することにより
焼入ガス主循環系回路を循環する焼入ガス送気量を調整
するものであるが、送気量調整手段として、この方法以
外に焼入ガス循環用送風機モーター出力をインバーター
等により制御する方法や、主焼入れガス循環回路中に調
整バルブを配置してこれを制御する方法も考えられる
が、前者は設備費が高価となり、後者は調整バルブを閉
じた場合、焼入ガス循環回路送気側の圧力が上昇し、送
風機モーターに過大な負荷がかかり、望ましくない。
mのSCM420鋼製溝付きリング部品を浸炭後、本発
明装置を用いて焼入した。この時の冷却速度を1mmの
外径の熱電対を部品内に埋込み、測定し、またこの時の
溝部真円度増加量を測定した。この結果を表1に示す。
試験1の制御冷却により、歪量は制御冷却を行わなかっ
た試験2に比べ、1/2になった。またこの時の焼入結
果は、試験1、2とも表面硬度Hv(10)826〜8
45、芯部硬度はHv(10)312〜334で同等で
あった。
に、マスキングの有無による効果を示すものである。材
質SCr420Hで、外側にスパーギャ、内側にスプラ
インを有したスライディングギャを真空雰囲気中で、温
度1193°K、浸炭+拡散時間4.2×103秒処理
した後、N2ガス焼入した際に得られた外径85φのフ
ォーク溝底部における真円度変化量をマスキング付き治
具及びマスキング無し治具で比較した。上記ヒートサイ
クルで得られた有効硬化層深さは0.45mm(atH
v513)であった。この結果を表2に示す。
合は、マスキングにより平均変化量を約20%、またバ
ラツキを50%向上させることができた。
入性が悪く、特殊条件でなければできなかった浸炭肌焼
鋼や一般低合金鋼のガス焼入を容易に行うことができ、
しかも高圧設備を必要とせず、簡単な装置が提供され、
処理部品の焼入歪を非常に小さく抑えることができる等
の優れた効果を有する。
である。
説明図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 整列配置した加工部材群の形状に適合し
た形状を有しその両端部に焼入用ガスの供給部及び排出
部を設けた焼入筒と、送風機と、送風機入側及び出側に
配置された2台の熱交換器より構成された焼入ガス循環
装置の系統に、焼入筒両端部近傍にバルブをそれぞれ配
置し、その後に4方向切り換えバルブを配置し、4方向
バルブと2台の熱交換器の間にこの焼入ガス循環回路を
短絡する回路を設け、この短絡回路にアクチェエーター
付バルブを配置したことを特徴とする密閉循環式ガス焼
入装置。 - 【請求項2】 ガス焼入される金属加工部材が整列配置
されて加工部材群とされこれら加工部材群の形状に適合
した形状の密閉ガス焼入筒の一端より焼入ガスを送気若
しくは排気し、他端より焼入ガスを排気若しくは送気す
ることによりガス焼入する方法において、焼入ガス主循
環回路を短絡し、加工部材群が配置された焼入筒を通ら
ない短絡回路を設け、この短絡回路に設けたアクチュエ
ーター付きバルブによりそのバルブ開度を制御し、焼入
工程中の焼入筒内の焼入ガス流量を任意に調整し、焼入
される金属加工部材の冷却速度を材料特性、形状に適合
した冷却速度に制御することを特徴とするガス焼入方
法。 - 【請求項3】 不均一な断面形状を有する金属加工部材
を焼入するに際し、肉薄部をマスキングする形状をもっ
たスペーサーを使用して肉薄部の冷却速度を調節しなが
らガス焼入する請求項2記載の方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP13419692A JP3289949B2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 密閉循環式ガス焼入装置及びガス焼入方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1992
- 1992-04-27 JP JP13419692A patent/JP3289949B2/ja not_active Expired - Fee Related
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