JPH05301595A - 呼吸装置用ファーストステージレギュレータ - Google Patents

呼吸装置用ファーストステージレギュレータ

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JPH05301595A
JPH05301595A JP4233894A JP23389492A JPH05301595A JP H05301595 A JPH05301595 A JP H05301595A JP 4233894 A JP4233894 A JP 4233894A JP 23389492 A JP23389492 A JP 23389492A JP H05301595 A JPH05301595 A JP H05301595A
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JP
Japan
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diaphragm
pressure gas
screw
stage regulator
cavity
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JP4233894A
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English (en)
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Dennis L Hart
デニス・エル・ハート
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Aqua Lung America Inc
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US Divers Co Inc
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Publication date
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    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63CLAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
    • B63C11/00Equipment for dwelling or working underwater; Means for searching for underwater objects
    • B63C11/02Divers' equipment
    • B63C11/18Air supply
    • B63C11/22Air supply carried by diver
    • B63C11/2209First-stage regulators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63CLAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
    • B63C11/00Equipment for dwelling or working underwater; Means for searching for underwater objects
    • B63C11/02Divers' equipment
    • B63C11/18Air supply
    • B63C11/22Air supply carried by diver
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外部環境圧力感知ダイヤフラムを取り除くこと
なくばね支持調整部材を調整して主コイルばねの付勢力
を変化させることが出来て、ばね支持調整部材の調整を
野外で使用者自身が容易に行うことが出来、しかも構成
が簡単である。 【構成】高圧ガス通路74から導入された高圧ガスをよ
り低圧の中間圧ガスにするオリフィス200を備えた弁
箱10中では、一側面に中間圧ガスが負荷される主ダイ
ヤフラム12の変動に対応してリンク38,44により
弁体50がオリフィスに対して接離される。弁箱には主
ダイヤフラムの他側面に隣接して連結流体522および
主コイルばね16を受け入れている空洞が形成されてい
て、空洞の入口を覆っている外部環境圧力感知ダイヤフ
ラム530には空洞に螺合して主ダイヤフラムと協働し
て主コイルばねを挟持しているばね支持調整部材550
のステム558が外部に向かい液密に挿通された開口5
40が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばスキューバダ
イバーが水面下で呼吸する為に使用する呼吸装置装置の
エアータンクのファーストステージにおけるレギュレー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】スキューバダイバーが水面下で呼吸する
為に使用する装置は通常、エアータンクの出口で使用さ
れるファーストステージ(又は高圧)レギュレータとフ
ァーストステージ(又は高圧)レギュレータが延出され
たホースの先端部に設けられスキューバダイバーの口元
で使用されるセカンドステージ(又は呼吸)レギュレー
タと、を備えている。
【0003】ファーストステージレギュレータはエアー
タンク中の高圧空気をスキューバダイバーの要求に応じ
て中間圧の空気に調整する。
【0004】一般的に、ファーストステージレギュレー
タは、3500psi以上の高圧空気を略120psi
乃至略140psiの中間圧または低圧の空気に調整す
る。
【0005】セカンドステージレギュレータは一般的
に、スキューバダイバーの呼吸により引き起こされるダ
イヤフラムの動きがリンクにより弁体に伝えられること
により機能する。セカンドステージレギュレータが開く
ことによりファーストステージレギュレータはエアータ
ンクからの高圧空気の流れを調整する。
【0006】ファーストステージレギュレータは外部環
境圧力に露出された主ダイヤフラムを有していることが
知られている。このようなファーストステージレギュレ
ータはスキューバダイバーだけでなく、工業用や消防士
の呼吸装置にも使用されている。 ファーストステージ
レギュレータはしばしばヨークとねじ締結部材とによっ
てエアータンクの開閉弁に取り付けられている。
【0007】ファーストステージレギュレータの主ダイ
ヤフラムには主ばねが設けられていて、ばねパッドとば
ね支持部材及びばね調整ねじとにより釣り合いが取られ
ている。実際の所、主ダイヤフラムは主ばねによりオリ
フィス上で弁体を開閉する位置に保持されている。
【0008】主ばねにより占められる空間(即ち、ばね
支持部材及びばね調整ねじとばねパッドとの間の空間)
には例えばシリコン油の如き圧力連結流体が充たされて
いる。過去の幾つかのファーストステージレギュレータ
では、主ダイヤフラムが直接外部環境圧力に露出されて
いた。しかしながら、ファーストステージレギュレータ
が凍るような外部環境に露出される場合には特に上記空
間にシリコン油を充たすことが好ましいことが分ってい
る。
【0009】ばね支持部材及びばね調整ねじは通常、フ
ァーストステージレギュレータの本体に形成されている
空洞の内周面に螺合されていて、主ばねに負荷する圧力
を増減するよう空洞の内周面に対するばね調整ねじの螺
合量が調整される。
【0010】シリコン油とばね支持部材及びばね調整ね
じと主ばねは外部環境圧力感知ダイヤフラムにより覆わ
れている。外部環境圧力感知ダイヤフラムはファースト
ステージレギュレータの本体中にダイヤフラム保持部材
によって保持されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来、外部環境圧力感
知ダイヤフラムはばね支持部材の上に横たわっており、
主ばねに負荷する圧力を変化させる為にばね支持部材を
調整するには外部環境圧力感知ダイヤフラムを一旦取り
除かねばならない。
【0012】上記本体に対するダイヤフラム保持部材の
螺合を解除することにより外部環境圧力感知ダイヤフラ
ムを取り除く作業はファーストステージレギュレータ中
でシリコン油が使用されていることにより複雑にされて
おり、シリコン油の散乱やファーストステージレギュレ
ータ中の構成部材の汚染等の種々の問題を生じさせてい
る。
【0013】このような理由から、従来では主ばねに負
荷する圧力を変化させる為にばね支持部材を調整する作
業は野外でよりもファーストステージレギュレータを店
または工場に持参することにより行われている。
【0014】この発明は上記事情の下でなされ、この発
明の目的は、外部環境圧力感知ダイヤフラムを取り除く
ことなくばね支持部材を調整して主ばねに負荷する圧力
を変化させることが出来ることによりばね支持部材を調
整する作業を野外で使用者自身が容易に行うことが出
来、しかも構成が簡単である呼吸装置用ファーストステ
ージレギュレータを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
為に、この発明に従った呼吸装置用ファーストステージ
レギュレータは:弁箱と;弁箱中に高圧ガスを導入する
高圧ガス導入手段と;弁箱中に設けられ、高圧ガス導入
手段により弁箱中に導入された高圧ガスをより低圧の中
間圧ガスにするオリフィスと;弁箱中に設けられ、オリ
フィスに対して接離する弁体と;弁箱中に設けられ、弁
体をオリフィス上に接触した閉位置に付勢する弁体付勢
手段と;弁箱中に設けられ、一側面に中間圧ガスが負荷
される主ダイヤフラムと;弁箱中で主ダイヤフラムと弁
体との間に介在され、主ダイヤフラムの変動に対応して
弁体をオリフィスに対して接離させるリンクと;弁箱中
で主ダイヤフラムの他側面に隣接して設けられ、内周面
に雌ねじが切られていて連結流体を受け入れている空洞
と;空洞を覆い、空洞中に連結流体を保持させる副ダイ
ヤフラムと;副ダイヤフラムに形成された開口と;空洞
の雌ねじに螺合するとともに副ダイヤフラムの開口中を
通過して外部に延出し、空洞の雌ねじに対して一方およ
び他方に回転することにより空洞の長手方向中心線に沿
い移動自在なねじ手段と;そして、一端がねじ手段に保
持され、他端が主ダイヤフラムに支持される主ダイヤフ
ラム付勢手段と;を備えたことを特徴としている。
【0016】この発明に従った呼吸装置用ファーストス
テージレギュレータはさらに:弁箱内に設けられ弁箱内
に導入された高圧ガスをより低圧の中間圧ガスにするオ
リフィスに対して接離する弁体をオリフィスに接触した
閉位置に付勢するばねを伴い、弁箱内に設けられたばね
ブロックと;弁箱内に設けられ、一側面に負荷される中
間圧ガスと他側面に負荷される別の流体との差圧によっ
て変動する主ダイヤフラムに対応して移動し、オリフィ
スに対して弁体を接離させるピン状部材と;を備えてお
り、弁箱には主ダイヤフラムの他側面に対向し別の流体
としての連結流体を保持した空洞が形成されていて、空
洞は副ダイヤフラムにより覆われコイルばねが格納され
ていて、空洞の内周面にはねじ式調整手段が螺合されて
いて、ねじ式調整手段は主ダイヤフラムと協働してコイ
ルばねの両端を支持しており、ねじ式調整手段は、ねじ
式調整手段から副ダイヤフラムを通過して外部まで延出
しねじ式調整手段を一方あるいは他方に回転させてコイ
ルばねの付勢力を変動させるねじ式調整手段操作部材を
含んでいる、ことを特徴としている。
【0017】この発明に従った呼吸装置用ファーストス
テージレギュレータはまたさらに:弁箱内に設けられ弁
箱内に導入された高圧ガスをより低圧の中間圧ガスにす
るオリフィスに対して接離する弁体にリンクを介して連
結され、一側面に負荷される中間圧ガスと他側面に負荷
される別の流体との差圧による変動により弁体をオリフ
ィスに対して接離させる主ダイヤフラムを備えており、
弁箱には主ダイヤフラムの他側面に対向し別の流体とし
ての連結流体を保持した空洞が形成されていて、空洞は
副ダイヤフラムにより覆われコイルばねが格納されてい
て、空洞の内周面には主ダイヤフラムと協働してコイル
ばねの両端を保持するばね保持部材が螺合されていて、
ばね保持部材は、ばね保持部材から副ダイヤフラムを通
過して外部まで延出しばね保持部材を一方あるいは他方
に回転させてコイルばねの付勢力を変動させる回転駆動
部材を含んでいる、ことを特徴ととしている。
【0018】
【作用】空洞を覆い空洞中に連結流体を保持させる副ダ
イヤフラムに形成された開口を空洞の雌ねじに螺合した
ねじ手段が外部に延出しており、ねじ手段の外部延出端
を操作することによりねじ手段を空洞の雌ねじに対して
一方および他方に回転させることにより空洞の長手方向
中心線に沿い移動させると、一端をねじ手段に支持され
他端を主ダイヤフラムに支持された主ダイヤフラム付勢
手段の付勢力を副ダイヤフラムをいったん取り除くこと
なく調整することが出来る。
【0019】また連結流体を保持しコイルばねが格納さ
れた空洞を覆っている副ダイヤフラムには、空洞の内周
面に螺合され主ダイヤフラムと協働してコイルばねの両
端を支持しているねじ式調整手段から延出しているねじ
式調整手段操作部材が通過して外部に向かっており、ね
じ式調整手段操作部材の外部延出端を操作してねじ式調
整手段を一方あるいは他方に回転させるとコイルばねの
付勢力を副ダイヤフラムをいったん取り除くことなく変
動させることが出来る。
【0020】またさらに、連結流体を保持しコイルばね
が格納されている空洞を覆っている副ダイヤフラムに
は、空洞の内周面に螺合され主ダイヤフラムと協働して
コイルばねの両端を保持しているばね保持部材から延出
した回転駆動部材が通過して外部に向かっており、回転
駆動部材の外部延出端を操作してばね保持部材を一方あ
るいは他方に回転させるとコイルばねの付勢力を副ダイ
ヤフラムをいったん取り除くことなく変動させることが
出来る。
【0021】
【実施例】図1には、右半分に従来の呼吸装置用ファー
ストステージレギュレータの縦断面の右半分が示されて
おり、左半分に本発明の一実施例に従った呼吸装置用フ
ァーストステージレギュレータの縦断面の左半分が示さ
れている。なお両者の下半分は共通の構成であり、上半
分が異なった構成になっている。
【0022】図2には、本発明の一実施例に従った呼吸
装置用ファーストステージレギュレータの縦断面の全体
が示されている。
【0023】ここに示されている弁箱10は例えば真鍮
やステンレス鋼の如き比較的容易に加工出来てしかも錆
びない種々の材料から形成されている。
【0024】弁箱10中には主ダイヤフラム12が格納
されていて、主ダイヤフラム12はゴムと繊維の2層に
より形成されている。なお主ダイヤフラム12は、その
ダイヤフラムとしての機能を果たせる限りにおいて上述
した以外の他の材料により形成することも出来る。
【0025】スラストワッシャ14が、組み立て中にお
ける主ダイヤフラム12の周縁の損傷を防止するよう使
用されている。スラストワッシャ14の材料と形状は、
上記目的を達成することが出来る限りにおいてどのよう
な材料や形状であっても良い。コイルばね16が、従来
から良く知られている方法により主ダイヤフラム12の
動きを調整するよう使用されている。
【0026】コイルばね16は、パッドまたはばね支持
部材18を介して主ダイヤフラム12上に着座されてい
る。パッドまたはばね支持部材18はその上に着座され
るコイルばね16の位置保持の為にコイルばね16で囲
まれた空間内へ突出した位置保持突起20を有してい
る。
【0027】コイルばね16を弁箱10中に保持する為
に筒状ばね保持部材24が使用されている。筒状ばね保
持部材24はねじ26により弁箱10に螺合され、スラ
ストワッシャ14を押圧して主ダイヤフラム12を弁箱
10中の所定の位置に保持しているとともに中心空洞中
にコイルばね16を収容している。
【0028】コイルばね16が主ダイヤフラム12に負
荷する付勢力を調整する為に従来から知られているばね
調整ねじ28が使用されている。ばね調整ねじ28は筒
状ばね保持部材24においてコイルばね16が収納され
ている中心空洞の内周面の雌ねじに螺合されている。
【0029】ばね調整ねじ28には、ねじ回しまたはそ
の他の例えばレンチの如き工具により空洞の内周面に対
してばね調整ねじ28を一方向または他方向に回転させ
る為の手段が設けられている。上記回転によりばね調整
ねじ28は自身の長手方向中心線に沿って前進または後
退しコイルばね16の付勢力を調整する。
【0030】主ダイヤフラム12の動作を弁体50に伝
達する為に、コイルばね16とは反対の側で主ダイヤフ
ラム12にピン支持部材38が着座されている。ピン支
持部材38は真鍮または他の適当な部材により形成され
ている。
【0031】ピン支持部材38は主ダイヤフラム12か
ら遠ざかる方向に延出した凸部40を有しており、凸部
40には主ダイヤフラム12から遠ざかる方向に延出し
たピン44を受け入れた開口42が形成されている。ピ
ン44は主ダイヤフラム12の変動に伴い弁箱10中で
中間圧ガスが通過する中間圧ガス通路46中で上下方向
に移動する。
【0032】ピン44の延出端には弁体50が連結され
ていて、ピン44の上下動が弁体50に伝達される。弁
体50の構造については後に詳述する。
【0033】弁体50にはピン44の下端部の周面に沿
って延出した通路52が形成されていて、通路52は弁
体50を出没自在に支持しているばねブロック56中の
底空間54への中間圧ガスの流入を許容する。
【0034】ばねブロック56はその周面にばね60が
巻装されていて、ばね60の一端はばねブロック56の
周面の肩62に支持され他端は弁体50に支持されてい
る。これにより、弁体50の上下動はばね60の付勢力
によっても調整される。
【0035】ばねブロック56中で弁体50の長手方向
延出部70の周面にはOリング66が装着されていて、
Oリング66は中間圧ガス通路46に弁体50の通路5
2を介して連通されているばねブロック56中の底空間
54に弁箱10中でばねブロック56が収容されている
高圧ガス通路74から高圧ガスが流入するのを阻止して
いる。
【0036】なお弁体50の長手方向延出部70がOリ
ング66に対して相対的に移動することを容易とする為
にOリング66に軽い潤滑を採用することが出来る。
【0037】弁体50から遠い方のばねブロック56の
端面にはばね78の一端が受け入れられた環状凹所76
が形成されおり、ばね78の他端は高圧ガス通路74の
入口105の焼結金属により形成されたフィルタ80上
に着座されている。
【0038】フィルタ80は、高圧ガス通路74の入口
105の内周面の環状溝84に係合したCクリップ82
により高圧ガス通路74の入口105の所定の位置に保
持されている。なお、Cクリップ82はフィルタ80上
に負荷されるばね78の付勢力に抗してフィルタ80を
高圧ガス通路74の入口105の所定の位置に保持出来
る他の適当な保持手段に代えることも出来る。
【0039】高圧ガス通路74中でのばね78の付勢力
によるばねブロック56の移動範囲は高圧ガス通路74
の内周面に形成されている肩83により規制されてお
り、ばね78の付勢力により高圧ガス通路74の内周面
の肩83に当接されることによりばねブロック56は弁
箱10の高圧ガス通路74中の所定の位置に保持され
る。
【0040】高圧ガス通路74は従来良く知られている
ヨークを使用して高圧エアタンクの連結孔に接続され
る。ヨークは角張った略C字形状をしており、2つの相
互に独立した先端部の端面が弁箱10で高圧ガス通路7
4を取り囲む入口端部100の外周面に形成されている
雄ねじに螺合されている。
【0041】高圧エアタンクの連結孔は高圧エアタンク
の頂部から突出した断面略4角形状の連結突起の平坦な
側面に開口されており、ヨークの中心開口は高圧エアタ
ンクの連結突起に被せられる。略C字形状のヨークの中
央には高圧ガス通路74の入口105に向かって突出し
たヨークねじが螺合されており、弁箱10の高圧ガス通
路74の入口105を高圧エアタンクの連結孔に対向さ
せた状態でヨークねじをヨークの内方に向かうよう回動
させると高圧ガス通路74の入口105の周囲の入口端
面102が高圧エアタンクの連結孔の周囲のOリングに
密着され、高圧エアタンクの連結孔と高圧ガス通路74
の入口105とが気密に連通された状態となる。
【0042】次に高圧エアタンクの連結孔が開放される
と矢印104で示す如く高圧エアタンクの連結孔から高
圧ガス(高圧空気)が入口105を介して高圧ガス通路
74中へと流入する。
【0043】高圧ガス通路74は、ばねブロック56を
取り囲む空間やばねブロック56の外周面と対向する領
域77により構成されていて、弁箱10に高圧ガス通路
74や中間圧ガス通路46とは独立して形成されている
高圧ガス吐出口81と高圧ガス通路79を介して連通さ
れている。高圧ガス吐出口81には高圧エアタンク中の
高圧ガスの残量を表示する為の計器が取り付けられる。
【0044】中間圧ガス通路46は、図示しないセカン
ドステージレギュレータに連通される中間圧ガス出口4
9を有した中間圧ガス空洞47に導かれている。なお中
間圧ガスは低圧ガスと呼ばれることもある。中間圧ガス
は、前述した如く、弁体50の長手方向延出部70を受
け入れたばねブロック56の通路52の底空間54へも
流入している。さらに中間圧ガスは、コイルばね16と
は反対の側で主ダイヤフラム12に着座されているピン
支持部材38を取り囲んでいる空間120にも導入され
ている。
【0045】中間圧ガスは中間圧ガス空洞47に連通さ
れたねじ孔59を介して計測したり利用することが出来
る。ねじ孔59には、中間圧ガスを利用する為に例えば
浮力調整手段や緊急用の予備のセカンドステージレギュ
レータが連結される。
【0046】呼吸装置の使用者が息を吸い中間圧ガス空
洞47中の中間圧ガスの圧力が低下すると一実施例のフ
ァーストステージレギュレータが機能する。即ち、中間
圧ガス空洞47に連通した空間120中の中間圧ガスの
圧力が減少すると主ダイヤフラム12が内方に変動し、
この動きがピン支持部材38およびピン44を下方に移
動させる。
【0047】ピン44の下方への移動はその下端面17
9を介して弁体50に伝達され、弁体50をばね60の
付勢力に抗して下降させる。この結果、弁体50は中間
圧ガス通路46と高圧ガス通路74の境界にあるオリフ
ィス200の縁202から離間しオリフィス200を開
口させる。
【0048】弁体50は例えば真鍮により形成されてい
る。オリフィス200と対向する弁体50の端部は長手
方向延出部70と直交するよう拡大されており、オリフ
ィス200の縁202との接触部位には環状の溝214
が形成されている。環状の溝214には圧縮成型ゴム弾
性材料215が受け入れられており、接着材により金属
製の弁体50の環状の溝214に固定されている。
【0049】この発明の発明者は、圧縮成型ゴム弾性材
料215と弁体50との間のいかなる隙間をも防止する
特徴的な構造を発明している。図5に示す如く、弁体5
0は棒状の長手方向延出部70と平坦な端部240とを
備えている。弁体50は長手方向延出部70と平坦な端
部240の回りとが成型加工によりオリフィス200の
縁202に対する弾性密封を阻止する程の硬さではない
が比較的硬い材料により被覆されている。成型加工され
た材料は、ポリエーテルブロックアミドの形状の熱可塑
性樹脂として一般的に知られているプラスチック樹脂2
44により形成出来る。それはリジッドポリアミド(ナ
イロン)と弾性ポリエーテルブロックとの規則的なそし
て線状の鎖を備えている。
【0050】このような化学的な組成は、過剰でない柔
軟性を持つと同時にオリフィス200の縁202に対す
る密着を創出する十分な弾性材料を許容する。
【0051】プラスチック樹脂244が過剰な柔軟性を
持たず比較的硬いのは、弁体50の長手方向延出部70
の回りのプラスチック樹脂244はOリング66を貫通
しなければならないからである。もしもそれがそんなに
硬くないのであれば、Oリング66に膠着してしまい、
これにより磨耗し、極端な場合には底空間54中に押し
出されてしまう。
【0052】高圧ガス通路74中の高圧ガスがOリング
66を底空間54中へ押し出すのを防止する為にテフロ
ン製のワッシャ250が使用されている。
【0053】弁体50の平坦な端部240を覆っている
プラスチック樹脂244は高圧ガス通路74に露出され
た境界を創出していない。プラスチックまたはポリマー
はオリフィス200の縁202を越えてオリフィス20
0中に延出しており、弁体50の平坦な端部240とプ
ラスチック樹脂244との間の境界270と、底空間5
4中の長手方向延出部70の端面271のみが境界であ
る。このような境界270ともう1つの境界としての端
面271は中間圧ガスのみに露出される。
【0054】中間圧ガスはプラスチック樹脂244を弁
体50の表面から引き離す程度には強くない。
【0055】種々のポリマーまたはプラスチックが金属
製の弁体50を取り囲むのに使用出来るが、Oリング6
6に膠着せずオリフィス200の縁202に対して密封
状態を創出することの両方を満足させるには特に58な
いし68の範囲のショアD硬さの従来のポリマーが好ま
しいことが分かっている。なお45ないし85の範囲の
ショアD硬さの従来のポリマーも使用することが出来
る。
【0056】Oリング66の変更はオリフィス200の
縁202の特性を考慮しなければならない。
【0057】図の右半分の従来例に注目すると、従来の
筒状ばね保持部材24の中心空洞の入口は副ダイヤフラ
ム500に覆われている。副ダイヤフラム500は、副
ダイヤフラム500によって筒状ばね保持部材24の中
心空洞中に密封されたシリコン油502の如き連結流体
に外部環境圧力を伝達する。副ダイヤフラム500を所
定の位置に保持する為に、副ダイヤフラム保持部材50
4が筒状ばね保持部材24の中心空洞の入口に螺合され
ている。副ダイヤフラム保持部材504は内端に段部5
06を有しており、段部506に副ダイヤフラム500
の周縁から立ち上がった円環状のフランジ508が受け
入れられている。
【0058】従来の副ダイヤフラム500は、副ダイヤ
フラム500に柔軟性を与える為に湾曲した山510を
伴った緩やかな波形状の横断面を有している。コイルば
ね16を保持しその付勢力を調整する為に、ばね調整ね
じ514が副ダイヤフラム500よりも内方でねじ51
6により筒状ばね保持部材24の中心空洞の内周面に螺
合されている。従来においては、副ダイヤフラム保持部
材504の螺合を解除し副ダイヤフラム500を取り除
かなければ、ばね調整ねじ514を一方向または他方向
に回動させてコイルばね16の付勢力を調整することが
出来なかった。
【0059】副ダイヤフラム500を取り除くことによ
りばね調整ねじ514の係合スロット520を露出させ
ることが出来、係合スロット520に回転駆動部材を係
合させてばね調整ねじ514を一方向または他方向に回
動させることが出来る。
【0060】図から良く分かる通り、従来では副ダイヤ
フラム保持部材504の螺合を解除した後に副ダイヤフ
ラム500を取り除くことによりシリコン油502が除
去される。この作業は煩雑で困難であり、その結果とし
て従来では屋外ではない場所でコイルばね16の付勢力
を調整することが勧められている。
【0061】図1の左半分に示された本願発明の一実施
例では、ばね調整手段がねじ部材とステムとを備えてい
る。
【0062】この発明の一実施例の副ダイヤフラム53
0の周縁からは、従来と同じ副ダイヤフラム保持部材5
04の段部に受け入れられる円環状のフランジ532が
立上がっている。
【0063】副ダイヤフラム530は山536と谷53
8との組み合わせで構成された波形状の横断面を有して
おり、これらの膨脹や収縮が副ダイヤフラム530の弾
性的な変動を生じさせている。
【0064】図3に特に良く示されている如く、副ダイ
ヤフラム530の中心には開口540が形成されている
大きな山542が形成されている。
【0065】この実施例では、キャップ形状のねじ調整
部材550がばね調整手段を構成している。図4に特に
良く示されている如く、ねじ調整部材550の外周面に
はねじ552が形成されており、ねじ552は筒状ばね
保持部材24の内周面に螺合されている。ねじ552は
ねじ調整部材550が一方向または他方向に回動される
ことによりねじ調整部材550を筒状ばね保持部材24
の長手方向中心線に沿い一方向または他方向に移動させ
る。ねじ調整部材550はステム558を備えている。
ステム558の突出端は、ねじ長溝562が形成されて
いるねじ調整部材駆動操作頭部560となっている。
【0066】ねじ調整部材駆動操作頭部560は、上述
した如きねじの頭部や、ボルトの頭部や、アレン(al
len)の頭部や、翼ナットの頭部や、その他にステム
558及びねじ調整部材550に回転トルクを付与出来
るような種々の頭部形状とすることが出来る。シリコン
油502に副ダイヤフラム530の内表面を露出にさせ
る為にねじ調整部材550には開口570が形成されて
いる。これによってシリコン油502は、副ダイヤフラ
ム530から伝達された外部環境圧力を主ダイヤフラム
12に伝達する。
【0067】シリコン油502は300乃至500セン
チポアズ(centipoise)の範囲の粘度を有し
ている。シリコン油502の粘度が300センチポアズ
よりも小さいと漏れを生じ、500センチポアズよりも
大きいと外部環境圧力の変動に対する対応が遅くなる。
【0068】副ダイヤフラム530の中心の開口540
の周囲の半径方向における弾性は、ねじ調整部材550
のステム558の回動及びそれに伴う摺動を許容すると
ともにシリコン油502の漏れを防止している。
【0069】この実施例では、コイルばね16の付勢力
を調整する為にねじ調整部材550を一方向または他方
向に回動させる前に、シリコン油502の飛び散りやシ
リコン油502及びコイルばね16が収納されている筒
状ばね保持部材24の中心空洞内への不純物の侵入を生
じさせて動作不能の原因となる副ダイヤフラム保持部材
504と副ダイヤフラム530とを取り除く作業が不要
となっている。
【0070】この実施例では、ねじ回しやレンチやその
他の回転トルク付与手段により副ダイヤフラム530の
外側からねじ調整部材550のステム558を一方向ま
たは他方向に回動させることによりねじ調整部材550
を長手方向中心線(回転中心線)に沿い一方向または他
方向に移動させることが出来、これによりコイルばね1
6が主ダイヤフラム12に付勢する付勢力を調整するこ
とが出来る。
【0071】
【発明の効果】以上詳述した如くこの発明に従った呼吸
装置用ファーストステージレギュレータでは、外部環境
圧力感知ダイヤフラムを取り除くことなくばね支持部材
を調整して主ばねに負荷する圧力を変化させることが出
来ることによりばね支持部材を調整する作業を野外で使
用者自身が容易に行うことが出来、しかも構成が簡単で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の呼吸装置用ファーストステージレギュレ
ータの縦断面の右半分と本願発明の一実施例に従った呼
吸装置用ファーストステージレギュレータの縦断面の左
半分とを合体して示す図。
【図2】本願発明の一実施例に従った呼吸装置用ファー
ストステージレギュレータの全体の縦断面図。
【図3】本願発明の一実施例に従った呼吸装置用ファー
ストステージレギュレータにおける外部環境圧力検知用
の副ダイヤフラムを一部を切り欠いて示す斜視図。
【図4】本願発明の一実施例に従った呼吸装置用ファー
ストステージレギュレータにおけるばね調整手段として
のねじ調整部材を示す斜視図。
【図5】本願発明の一実施例に従った呼吸装置用ファー
ストステージレギュレータにおける弁体の変形例を示す
斜視図。
【符号の説明】
10…弁箱、12…主ダイヤフラム、16…コイルばね
(主ダイヤフラム付勢手段)、38…ピン支持部材(リ
ンク)、44…ピン(リンク)、50…弁体、60…ば
ね(弁体付勢手段)、74…高圧ガス通路(高圧ガス導
入手段)、200…オリフィス、244…プラスチック
樹脂、502…シリコン油(連結流体)、530…副ダ
イヤフラム、540…開口、550…ねじ調整部材、5
58…ステム、560…ねじ調整部材駆動操作頭部、5
62…ねじ長溝、570…開口。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱と;弁箱中に高圧ガスを導入する高
    圧ガス導入手段と;弁箱中に設けられ、高圧ガス導入手
    段により弁箱中に導入された高圧ガスをより低圧の中間
    圧ガスにするオリフィスと;弁箱中に設けられ、オリフ
    ィスに対して接離する弁体と;弁箱中に設けられ、弁体
    をオリフィス上に接触した閉位置に付勢する弁体付勢手
    段と;弁箱中に設けられ、一側面に中間圧ガスが負荷さ
    れる主ダイヤフラムと;弁箱中で主ダイヤフラムと弁体
    との間に介在され、主ダイヤフラムの変動に対応して弁
    体をオリフィスに対して接離させるリンクと;弁箱中で
    主ダイヤフラムの他側面に隣接して設けられ、内周面に
    雌ねじが切られていて連結流体を受け入れている空洞
    と;空洞を覆い、空洞中に連結流体を保持させる副ダイ
    ヤフラムと;副ダイヤフラムに形成された開口と;空洞
    の雌ねじに螺合するとともに副ダイヤフラムの開口中を
    通過して外部に延出し、空洞の雌ねじに対して一方およ
    び他方に回転することにより空洞の長手方向中心線に沿
    い移動自在なねじ手段と;そして、 一端がねじ手段に保持され、他端が主ダイヤフラムに支
    持される主ダイヤフラム付勢手段と;を備えたことを特
    徴とする呼吸装置用ファーストステージレギュレータ。
  2. 【請求項2】 ねじ手段が空洞の雌ねじに螺合される雄
    ねじ部材と、雄ねじ部材から副ダイヤフラムの開口を通
    過して外部に延出するステムと、を含んでいる、ことを
    特徴とする請求項1に記載の呼吸装置用ファーストステ
    ージレギュレータ。
  3. 【請求項3】 ステムの延出端には雄ねじ部材に回転力
    を負荷する頭部が設けられている、ことを特徴とする請
    求項2に記載の呼吸装置用ファーストステージレギュレ
    ータ。
  4. 【請求項4】 雄ねじ部材がキャップ形状をしている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の呼吸装置用ファース
    トステージレギュレータ。
  5. 【請求項5】 副ダイヤフラムの横断面は副ダイヤフラ
    ムに柔軟性を付与するよう波形状をしている、ことを特
    徴とする請求項4に記載の呼吸装置用ファーストステー
    ジレギュレータ。
  6. 【請求項6】 雄ねじ部材には副ダイヤフラムを空洞中
    の連結流体に露出させる通路が形成されている、ことを
    特徴とする請求項5に記載の呼吸装置用ファーストステ
    ージレギュレータ。
  7. 【請求項7】 リンクが、主ダイヤフラムの一側面に当
    接されて中間圧ガスに露出されているマッシュルーム形
    状部材と、マッシュルーム形状部材から弁体へと延出し
    たピン形状部材と、を有している、 ことを特徴とする請求項6に記載の呼吸装置用ファース
    トステージレギュレータ。
  8. 【請求項8】 弁体は金属により形成され、高圧ガスに
    常にさらされる領域がプラスチックにより被覆されてお
    り、弁体の金属とプラスチック被覆との境界がオリフィ
    ス内の中間圧ガスにさらされる領域にある、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項
    に記載の呼吸装置用ファーストステージレギュレータ。
  9. 【請求項9】 弁箱内に設けられ弁箱内に導入された高
    圧ガスをより低圧の中間圧ガスにするオリフィスに対し
    て接離する弁体をオリフィスに接触した閉位置に付勢す
    るばねを伴い、弁箱内に設けられたばねブロックと;弁
    箱内に設けられ、一側面に負荷される中間圧ガスと他側
    面に負荷される別の流体との差圧によって変動する主ダ
    イヤフラムに対応して移動し、オリフィスに対して弁体
    を接離させるピン状部材と;を備えており、 弁箱には主ダイヤフラムの他側面に対向し別の流体とし
    ての連結流体を保持した空洞が形成されていて、 空洞は副ダイヤフラムにより覆われコイルばねが格納さ
    れていて、 空洞の内周面にはねじ式調整手段が螺合されていて、ね
    じ式調整手段は主ダイヤフラムと協働してコイルばねの
    両端を支持しており、 ねじ式調整手段は、ねじ式調整手段から副ダイヤフラム
    を通過して外部まで延出しねじ式調整手段を一方あるい
    は他方に回転させてコイルばねの付勢力を変動させるね
    じ式調整手段操作部材を含んでいる、 ことを特徴とする呼吸装置用ファーストステージレギュ
    レータ。
  10. 【請求項10】 ねじ式調整手段はキャップ形状をして
    いて、内底面でコイルばねの対応端を保持している、こ
    とを特徴とする請求項9に記載の呼吸装置用ファースト
    ステージレギュレータ。
  11. 【請求項11】 ねじ式調整手段は、副ダイヤフラムを
    通過して外部に延出したステムと、ステムの延出端に設
    けられステムを介してねじ式調整手段を一方あるいは他
    方に回転させるねじ式調整手段操作部と、を含んでい
    る、ことを特徴とする請求項10に記載の呼吸装置用フ
    ァーストステージレギュレータ。
  12. 【請求項12】 ねじ式調整手段操作部はねじ回しの先
    端が係合されるねじ回し係合溝を有している、ことを特
    徴とする請求項11に記載の呼吸装置用ファーストステ
    ージレギュレータ。
  13. 【請求項13】 副ダイヤフラムの横断面はねじ式調整
    手段のステムが気密に通過する開口を含んだ波形状をし
    ている、ことを特徴とする請求項12に記載の呼吸装置
    用ファーストステージレギュレータ。
  14. 【請求項14】 弁体は略T字形状の横断面を有してお
    り、その縦長の部分がばねブロックに出没自在に支持さ
    れ、横長の部分がオリフィスに対して接離され、横長の
    部分でオリフィス内の中間圧ガスに露出される領域から
    縦長の部分でばねブロックに出没自在に支持され高圧ガ
    スにさらされない領域までプラスチックにより被覆され
    ている、ことを特徴とする請求項13に記載の呼吸装置
    用ファーストステージレギュレータ。
  15. 【請求項15】 弁箱内に設けられ弁箱内に導入された
    高圧ガスをより低圧の中間圧ガスにするオリフィスに対
    して接離する弁体にリンクを介して連結され、一側面に
    負荷される中間圧ガスと他側面に負荷される別の流体と
    の差圧による変動により弁体をオリフィスに対して接離
    させる主ダイヤフラムを備えており、 弁箱には主ダイヤフラムの他側面に対向し別の流体とし
    ての連結流体を保持した空洞が形成されていて、 空洞は副ダイヤフラムにより覆われコイルばねが格納さ
    れていて、 空洞の内周面には主ダイヤフラムと協働してコイルばね
    の両端を保持するばね保持部材が螺合されていて、 ばね保持部材は、ばね保持部材から副ダイヤフラムを通
    過して外部まで延出しばね保持部材を一方あるいは他方
    に回転させてコイルばねの付勢力を変動させる回転駆動
    部材を含んでいる、 ことを特徴とする呼吸装置用ファーストステージレギュ
    レータ。
  16. 【請求項16】 ばね保持部材はキャップ形状をしてい
    て、内底面でコイルばねの対応端を保持している、こと
    を特徴とする請求項15に記載の呼吸装置用ファースト
    ステージレギュレータ。
  17. 【請求項17】 ばね保持部材は、副ダイヤフラムを通
    過して外部に延出したステムと、ステムの延出端に設け
    られステムを介してばね保持部材を一方あるいは他方に
    回転させる回転操作部と、を含んでいる、ことを特徴と
    する請求項16に記載の呼吸装置用ファーストステージ
    レギュレータ。
  18. 【請求項18】 回転操作部は、ねじ回しの先端が係合
    されるねじ回し係合溝を有している、ことを特徴とする
    請求項18に記載の呼吸装置用ファーストステージレギ
    ュレータ。
  19. 【請求項19】 回転操作部はレンチにより回転操作さ
    れる、ことを特徴とする請求項18に記載の呼吸装置用
    ファーストステージレギュレータ。
  20. 【請求項20】 副ダイヤフラムの横断面はばね保持部
    材のステムが気密に通過する開口を含んだ波形状をして
    いる、ことを特徴とする請求項17に記載の呼吸装置用
    ファーストステージレギュレータ。
  21. 【請求項21】 弁体は、弁箱中に設けられた付勢手段
    ブロックに出没自在に支持されているとともに付勢手段
    ブロックに保持されている付勢手段により弁体をオリフ
    ィスに接触した閉位置に付勢されており、オリフィス内
    の中間圧ガスに露出される領域から付勢手段ブロックに
    出没自在に支持され高圧ガスにさらされない領域までプ
    ラスチックにより被覆されている、ことを特徴とする請
    求項15に記載の呼吸装置用ファーストステージレギュ
    レータ。
JP4233894A 1991-09-03 1992-09-01 呼吸装置用ファーストステージレギュレータ Pending JPH05301595A (ja)

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