JPH0529616Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0529616Y2 JPH0529616Y2 JP1986185633U JP18563386U JPH0529616Y2 JP H0529616 Y2 JPH0529616 Y2 JP H0529616Y2 JP 1986185633 U JP1986185633 U JP 1986185633U JP 18563386 U JP18563386 U JP 18563386U JP H0529616 Y2 JPH0529616 Y2 JP H0529616Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lining
- bag
- inner frame
- edge
- fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 18
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 10
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 5
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
- Details Of Garments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、鞄の裏生地取り付け構造に関する
ものである。
ものである。
鞄の裏生地取り付け構造としては、実公昭63−
7069号公報に開示されている。
7069号公報に開示されている。
この構造では、鞄の補強材の端縁に雌帯状体の
溝部を外挿し、他方、裏生地の端縁を断面L字状
の雄帯状体の一端縁に取付け、前記雄帯状体の他
端縁を雌帯状体の空洞に強制的に挿入するように
している。
溝部を外挿し、他方、裏生地の端縁を断面L字状
の雄帯状体の一端縁に取付け、前記雄帯状体の他
端縁を雌帯状体の空洞に強制的に挿入するように
している。
しかしながら、この構造を採用した場合、必然
的に補強材と裏生地との間に空間ができてしま
い、鞄自体の強度に関係なく構成壁の肉厚が必要
以上に大きくなつてしまうという問題がある(前
記強度を向上させるためには補強材を厚くすると
いう方法があるが、これによると、鞄自体が重く
なるとともに鞄の構成壁の肉厚が大きくなつてし
まう)。
的に補強材と裏生地との間に空間ができてしま
い、鞄自体の強度に関係なく構成壁の肉厚が必要
以上に大きくなつてしまうという問題がある(前
記強度を向上させるためには補強材を厚くすると
いう方法があるが、これによると、鞄自体が重く
なるとともに鞄の構成壁の肉厚が大きくなつてし
まう)。
又、補強材と裏生地との間の空間が存在するた
め、硬質の被収容物の角部が当たつた場合には裏
生地が破れやすいという問題がある。
め、硬質の被収容物の角部が当たつた場合には裏
生地が破れやすいという問題がある。
そこで、この考案では、裏生地が破れにく
く、鞄の構成壁の厚みが必要以上に大きくなる
ことなく鞄の強度が十分に確保でき、鞄自体の
重量がそれほど大きくならない、鞄の裏生地取り
付け構造を提供することを課題とする。
く、鞄の構成壁の厚みが必要以上に大きくなる
ことなく鞄の強度が十分に確保でき、鞄自体の
重量がそれほど大きくならない、鞄の裏生地取り
付け構造を提供することを課題とする。
この考案は、鞄の裏生地取り付け構造に関し
て、断面略コ字形とした長尺形状の内枠の内側端
縁に裏生地の端縁を縫着し、前記内枠の凹部にマ
チ部の幅と略等しい幅の保持板の外縁を挿入し、
さらに内枠の外面を外装体に取り付け、前記裏生
地と保持板との間に、内部に補強桟を有する中空
芯材を介在させ、裏生地が中空芯材の内面に倣つ
て配設されるようにしている。
て、断面略コ字形とした長尺形状の内枠の内側端
縁に裏生地の端縁を縫着し、前記内枠の凹部にマ
チ部の幅と略等しい幅の保持板の外縁を挿入し、
さらに内枠の外面を外装体に取り付け、前記裏生
地と保持板との間に、内部に補強桟を有する中空
芯材を介在させ、裏生地が中空芯材の内面に倣つ
て配設されるようにしている。
この考案は次のように作用する。
裏生地と保持板との間に、内部に補強桟を有
する中空芯材を介在させ、裏生地が中空芯材の
内面に倣つて配設されるようにしているから、
裏生地と保持板との間に空間ができないことと
なり、硬質の被収容物の角部が当たつた場合で
も裏生地が破れるようなことは少なくなる。
する中空芯材を介在させ、裏生地が中空芯材の
内面に倣つて配設されるようにしているから、
裏生地と保持板との間に空間ができないことと
なり、硬質の被収容物の角部が当たつた場合で
も裏生地が破れるようなことは少なくなる。
中空芯材は、内部に補強桟を有するものであ
り、裏生地と保持板との間には無駄な空間が存
在しないから、鞄の構成壁の厚みが必要以上に
大きくなることなく鞄の強度が十分に確保で
き、更には、鞄自体の重量もそれほど大きなも
のとはならない。
り、裏生地と保持板との間には無駄な空間が存
在しないから、鞄の構成壁の厚みが必要以上に
大きくなることなく鞄の強度が十分に確保で
き、更には、鞄自体の重量もそれほど大きなも
のとはならない。
以下、この考案の構成を一実施例として示した
図面に従つて説明する。
図面に従つて説明する。
1は断面略コ字形とした長尺形状の内枠で、こ
の内枠1の内側には凹部2を形成している。
の内枠1の内側には凹部2を形成している。
3は裏生地で、この裏生地3の端縁は内枠1の
内側端縁に縫着している。
内側端縁に縫着している。
前記内枠1の凹部2には、鞄のマチ部の幅と略
等しい幅の保持坂4の外縁を挿入している。
等しい幅の保持坂4の外縁を挿入している。
さらに、内枠1の外面は外装体5に取付けられ
ている。
ている。
尚、6は内部に補強桟を有する中空芯材で、裏
生地3と保持板4の間に配されており、この中空
芯材6は鞄のマチ部の強度を充分に保つように配
されている。
生地3と保持板4の間に配されており、この中空
芯材6は鞄のマチ部の強度を充分に保つように配
されている。
7はフアスナーで、このフアスナー7は外装体
カバー8を介して外装体5に装着しており、鞄の
開口部を開閉するように設けられている。
カバー8を介して外装体5に装着しており、鞄の
開口部を開閉するように設けられている。
上記構造の鞄は、第4図に示すように、外装体
5の部分と、保持板4、中空芯材6及び裏生地3
の部分を個別に作り、両者を接近させて内枠1の
外面を外装体カバー8又は外装体5に直接当てが
い、接着等によつて内枠1を外装体5に固定す
る。
5の部分と、保持板4、中空芯材6及び裏生地3
の部分を個別に作り、両者を接近させて内枠1の
外面を外装体カバー8又は外装体5に直接当てが
い、接着等によつて内枠1を外装体5に固定す
る。
すると、裏生地3は、内枠1を介して保持板4
及び外装体5によつて保持されていることにな
る。
及び外装体5によつて保持されていることにな
る。
この考案は上記のような構成であるから、次の
効果を有する。
効果を有する。
作用の欄に記載したように、裏生地が破れに
くく、鞄の構成壁の厚みが必要以上に大きくな
ることなく鞄の強度が十分に確保でき、鞄自体
の重量がそれほど大きくならない、鞄の裏生地取
り付け構造を提供できた。
くく、鞄の構成壁の厚みが必要以上に大きくな
ることなく鞄の強度が十分に確保でき、鞄自体
の重量がそれほど大きくならない、鞄の裏生地取
り付け構造を提供できた。
第1図は、この考案に係る裏生地取り付け構造
を有する鞄の一部切欠斜視図。第2図はその要部
拡大断面図。第3図は内枠の斜視図。第4図は要
部の組立前の拡大断面図。 1……内枠、2……凹部、3……裏生地、4…
…保持板、5……外装体、6……中空心材。
を有する鞄の一部切欠斜視図。第2図はその要部
拡大断面図。第3図は内枠の斜視図。第4図は要
部の組立前の拡大断面図。 1……内枠、2……凹部、3……裏生地、4…
…保持板、5……外装体、6……中空心材。
Claims (1)
- 断面略コ字形とした長尺形状の内枠の内側端縁
に裏生地の端縁を縫着し、前記内枠の凹部にマチ
部の幅と略等しい幅の保持板の外縁を挿入し、さ
らに内枠の外面を外装体に取り付け、前記裏生地
と保持板との間に、内部に補強桟を有する中空芯
材を介在させ、裏生地が中空芯材の内面に倣つて
配設されるようにしたことを特徴とする鞄の裏生
地取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986185633U JPH0529616Y2 (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986185633U JPH0529616Y2 (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6391025U JPS6391025U (ja) | 1988-06-13 |
JPH0529616Y2 true JPH0529616Y2 (ja) | 1993-07-29 |
Family
ID=31134442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986185633U Expired - Lifetime JPH0529616Y2 (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0529616Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS637069U (ja) * | 1986-07-02 | 1988-01-18 |
-
1986
- 1986-12-01 JP JP1986185633U patent/JPH0529616Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS637069U (ja) * | 1986-07-02 | 1988-01-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6391025U (ja) | 1988-06-13 |