JPH0529527Y2 - - Google Patents

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JPH0529527Y2
JPH0529527Y2 JP2535188U JP2535188U JPH0529527Y2 JP H0529527 Y2 JPH0529527 Y2 JP H0529527Y2 JP 2535188 U JP2535188 U JP 2535188U JP 2535188 U JP2535188 U JP 2535188U JP H0529527 Y2 JPH0529527 Y2 JP H0529527Y2
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JP
Japan
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feed screw
elastic piece
bearing part
shaft hole
tip
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JP2535188U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、フロツピーデイスクやコンパクト
デイスク等に取付けられたキヤリツジの送りねじ
保持装置に関するものであり、特に、軸受部と一
体に弾性片を成型した送りねじ保持装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来の送りねじ保持装置を別紙添付の第4図及
び第5図に示す。第4図はコンパクトデイスクの
駆動装置を示しており、シヤーシ1の上面に突設
された突片2,3へ送りねじ4の両端が回動自在
に枢支されている。該送りねじ4の一端部近傍に
はウオームホイール5を軸着し、このウオームホ
イール5と前記突片2との間にスプリング6を介
装して、該送りねじ4を突片3側へ付勢して遊隙
をなくすように構成されている。
又、第5図に示すように、送りねじ4の両端部
を軸受7,7にて枢支し、軸受7,7の外側にス
プリング8,8を介装して遊隙をなくす構成もあ
つた。
[考案が解決しようとする課題] 前述した従来の送りねじ保持装置は、何れも遊
隙をなくすためのスプリング6或は8が必要であ
り、部品点数が増加すると共に、該スプリング6
或は8は組込むために工数がかかつていた。そこ
で、この考案は、之等スプリングをなくすように
した送りねじ保持装置を提供することを目的とす
るものである。
[課題を解決するための手段] この考案は上記目的を達成するために提案され
たものであり、軸受部の軸穴に対向して、薄板状
の弾性片を前記軸受部と一体に樹脂成型し、送り
ねじの先端部が該弾性片へ弾接するように形成し
たことを特徴とする送りねじ保持装置を提供せん
とするものである。
[作用] この考案は、送りねじの軸受部の軸穴に対向し
て、薄板状の弾性片を設けてある。前記送りねじ
の先端部は該弾性片へ弾接するように取付けられ
ており、この弾性片によつて送りねじは軸方向に
押圧されて遊隙の発生を防止している。而も、該
弾性片は軸受部と一体に樹脂成型されるため、従
来型のスプリングが不要となり、且つ、スプリン
グ取付の工程も省略される。依って、従来型と比
較して部品点数を低減し、組立作業を簡素化する
ことが可能である。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を別紙添付図面に従
つて詳述する。第1図に於て、送りねじ10は中
央部に所定の長さの雄螺子部11が設けられ、且
つ、その両端は軸受部12,13にて枢支されて
いる。同図で該送りねじ10の左端部にはプーリ
14が軸着されており、モータ等の動力を受ける
ように形成してある。
第2図は前記軸受部12の縦断面を示したもの
で、水平方向に軸穴15が開穿され、且つ、垂直
方向に他の部品を取付けるための孔16が開穿さ
れている。該軸受部12の下面には、シヤーシへ
取付ける際の位置決め用の突部17,17を穿設
してあり、更に前記軸穴15に対向して薄板状の
弾性片18が設けられている。この弾性片18は
第1図でも示される如く前記軸穴15の後方に架
設され、該弾性片18の中央部に送りねじ10の
一方の先端部10aが弾接するように形成してあ
る。尚、前記先端部10aは円錐状に形成されて
いるが、特にこれに限定せられるべきでない。
第3図は、前記軸受部12の変形例になる軸受
部13の縦断面を示したものであり、水平方向に
軸穴19が開穿され、下面には位置決め用の突部
20を突設してある。そして、前述した軸受部1
2と同様にして、前記軸穴19に対向して薄板状
の弾性片21が設けられている。更に該弾性片2
1の中央部に前記送りねじ10の他方の先端部1
0bが弾接するように形成してある。
而して、本実施例に於ては、前記送りねじ10
の先端部10a,10bが夫々軸受部12,13
の弾性片18,21へ弾接されている。このため
前記送りねじ10は、両端部から軸方向内側に押
圧されて遊隙の発生を防止している。該弾性片1
8或は21は、何れも軸受部12又は13と一体
に樹脂成型されるため、従来型のスプリングが不
要となつて部品点数を削減できる。又、本実施例
では送りねじ10の双方の先端部10a,10b
を円錐状に突設してあるため、夫々の弾性片1
8,21とは点接触となり、送りねじ10の回転
時の抵抗を低減させることができる。而も、前述
したようにスプリングが不要であることから組立
工数も短縮できコストダウンとなるものである。
尚、この考案の実施例は叙述せる如きものであ
るが、この考案の精神を逸脱しない範囲に於て
種々の改変を為すことができ、そしてこの考案が
それに及ぶことは当然である。
[考案の効果] この考案は、上記一実施例に詳述したように、
軸受部と一体に樹脂成型された弾性片によつて送
りねじの先端部を弾接している。このため送りね
じは常時軸方向に付勢され、遊隙の発生を防止し
ている。依つて、従来型のスプリングが不要とな
つて部品点数を削減でき、且つ、組立工数も短縮
されてコストダウンに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示した
ものである。第1図は平面図、第2図及び第3図
は要部の縦断面図である。第4図及び第5図は従
来例を示したもので、第4図はコンパクトデイス
クの駆動装置の斜面図、第5図は送りねじの縦断
面図である。 10……送りねじ、10a,10b……先端
部、12,13……軸受部、15、19……軸
穴、18,21……弾性片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸受部の軸穴に対向して、薄板状の弾性片を前
    記軸受部と一体に樹脂成型し、送りねじの先端部
    が該弾性片へ弾接するように形成したことを特徴
    とする送りねじ保持装置。
JP2535188U 1988-02-27 1988-02-27 Expired - Lifetime JPH0529527Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2535188U JPH0529527Y2 (ja) 1988-02-27 1988-02-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2535188U JPH0529527Y2 (ja) 1988-02-27 1988-02-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01132809U JPH01132809U (ja) 1989-09-08
JPH0529527Y2 true JPH0529527Y2 (ja) 1993-07-28

Family

ID=31246012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2535188U Expired - Lifetime JPH0529527Y2 (ja) 1988-02-27 1988-02-27

Country Status (1)

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JP (1) JPH0529527Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020121562A1 (ja) * 2018-12-13 2020-06-18 ビブリロォス株式会社 ステージ機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020121562A1 (ja) * 2018-12-13 2020-06-18 ビブリロォス株式会社 ステージ機構

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Publication number Publication date
JPH01132809U (ja) 1989-09-08

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