JPH05293697A - し渣処理装置及びその運転方法 - Google Patents
し渣処理装置及びその運転方法Info
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- JPH05293697A JPH05293697A JP12833792A JP12833792A JPH05293697A JP H05293697 A JPH05293697 A JP H05293697A JP 12833792 A JP12833792 A JP 12833792A JP 12833792 A JP12833792 A JP 12833792A JP H05293697 A JPH05293697 A JP H05293697A
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- chute
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/02—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
- B30B9/04—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using press rams
- B30B9/06—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using press rams co-operating with permeable casings or strainers
- B30B9/062—Extrusion presses
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 下水処理場等より回収されたし渣の洗浄破砕
脱水を、し渣の性状が変動しても安定した処理を行う。 【構成】 圧砕洗浄機２の上部にし渣投入シュートを、
下部にレベルセンサー３１を設けた脱水機シュート３を
不々備える。このシュートの下部に脱水筒４内にてプラ
ンジャ５ｂの往復動にてし渣を脱水して搬送ダクト７内
へ供給搬送する脱水機５を設ける。そして圧砕洗浄機２
の下部に脱水機シュート３を備え、し渣を一時貯留可能
とした脱水機５を配設する。し渣の性状変動により圧砕
洗浄機２の処理能力が脱水機５の処理能力を超えると、
脱水機シュート３に設けたレベルセンサー３１にて検知
し、圧砕洗浄機２のみを一時停止し、脱水機５の継続運
転にて脱水機シュート３内のし渣量が設定値より減少し
た時、圧砕洗浄機２の再起動を行うようにする。これに
より、し渣の性状変動に対応して、常に安定した処理を
行う。
脱水を、し渣の性状が変動しても安定した処理を行う。 【構成】 圧砕洗浄機２の上部にし渣投入シュートを、
下部にレベルセンサー３１を設けた脱水機シュート３を
不々備える。このシュートの下部に脱水筒４内にてプラ
ンジャ５ｂの往復動にてし渣を脱水して搬送ダクト７内
へ供給搬送する脱水機５を設ける。そして圧砕洗浄機２
の下部に脱水機シュート３を備え、し渣を一時貯留可能
とした脱水機５を配設する。し渣の性状変動により圧砕
洗浄機２の処理能力が脱水機５の処理能力を超えると、
脱水機シュート３に設けたレベルセンサー３１にて検知
し、圧砕洗浄機２のみを一時停止し、脱水機５の継続運
転にて脱水機シュート３内のし渣量が設定値より減少し
た時、圧砕洗浄機２の再起動を行うようにする。これに
より、し渣の性状変動に対応して、常に安定した処理を
行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は下水処理場等より回収さ
れたし渣を洗浄破砕脱水を、し渣の性状が変動しても安
定した処理を行えるようになした、し渣処理装置及びそ
の運転方法に関するものである。
れたし渣を洗浄破砕脱水を、し渣の性状が変動しても安
定した処理を行えるようになした、し渣処理装置及びそ
の運転方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】下水処理場等より回収されたし渣は含水
率も高く、また人糞等の未溶解物質も多量に含み、回収
された状態では投棄、または焼却も行えない。このため
回収されたし渣を人糞等の塊を破砕して洗浄後、これを
脱水搬送して次行程の処理を行うようにしている。そし
てこのし渣の未破砕物の破砕と洗浄を行う圧搾洗浄装置
と、脱水装置とを組み合わせて処理している。
率も高く、また人糞等の未溶解物質も多量に含み、回収
された状態では投棄、または焼却も行えない。このため
回収されたし渣を人糞等の塊を破砕して洗浄後、これを
脱水搬送して次行程の処理を行うようにしている。そし
てこのし渣の未破砕物の破砕と洗浄を行う圧搾洗浄装置
と、脱水装置とを組み合わせて処理している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】下水処理場等より回収
されるし渣は常にその量や性状が変動する。このため従
来はし渣量の変動に対し、その最大量を処理できる能力
を有する設備を配設している。特に下流側の処理能力を
上流側に比べ、必ず同等以上にする必要があり、全体と
しての設備が大型化・高価となるものであった。またし
渣の圧搾洗浄脱水の処理行程において、し渣を一時貯留
できるシュートを設ける場所は一箇所しかなく、このた
めにも下流側脱水機の処理能力に余裕をもたせることが
必要であった。
されるし渣は常にその量や性状が変動する。このため従
来はし渣量の変動に対し、その最大量を処理できる能力
を有する設備を配設している。特に下流側の処理能力を
上流側に比べ、必ず同等以上にする必要があり、全体と
しての設備が大型化・高価となるものであった。またし
渣の圧搾洗浄脱水の処理行程において、し渣を一時貯留
できるシュートを設ける場所は一箇所しかなく、このた
めにも下流側脱水機の処理能力に余裕をもたせることが
必要であった。
【０００４】本発明は必要最小限の能力を有する装置
で、し渣の性状・量が変動しても安定して処理できるこ
とを目的とする。
で、し渣の性状・量が変動しても安定して処理できるこ
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、ローラとプレスプレートを対
設してなる圧砕洗浄機の上部にし渣投入シュートを設
け、この圧砕洗浄機の下部にレベルセンサーを設けた脱
水機シュートを備え、このシュートの下部に脱水筒内に
てプランじゃの往復動にてし渣を脱水して搬送ダクト内
へ供給搬送する脱水機を設けてなることを要旨とする。
するためになしたもので、ローラとプレスプレートを対
設してなる圧砕洗浄機の上部にし渣投入シュートを設
け、この圧砕洗浄機の下部にレベルセンサーを設けた脱
水機シュートを備え、このシュートの下部に脱水筒内に
てプランじゃの往復動にてし渣を脱水して搬送ダクト内
へ供給搬送する脱水機を設けてなることを要旨とする。
【０００６】
【作用】圧砕洗浄機を通過するし渣量はローラ回転数・
プレスプレートの押付力により定まり、脱水機にはほぼ
一定量を供給できる。しかし、し渣の性状が一定でなく
圧搾時、変形が少ないし渣が投入されてプレスプレート
が設定量以上に開いて圧砕洗浄機を通過する量が設定量
以上に増加しても脱水機側のシュート内にて一時貯留
し、この量が設定量以上に達すると圧砕洗浄機を停止で
きるので、下流側の脱水機処理能力を上流側の圧砕洗浄
機の処理能力に比べ同等以上にする必要がないので、設
備を必要以上に大型化するのを防止して、かつし渣量の
変動に対しても対応でき、効率的にし渣の処理が行え
る。
プレスプレートの押付力により定まり、脱水機にはほぼ
一定量を供給できる。しかし、し渣の性状が一定でなく
圧搾時、変形が少ないし渣が投入されてプレスプレート
が設定量以上に開いて圧砕洗浄機を通過する量が設定量
以上に増加しても脱水機側のシュート内にて一時貯留
し、この量が設定量以上に達すると圧砕洗浄機を停止で
きるので、下流側の脱水機処理能力を上流側の圧砕洗浄
機の処理能力に比べ同等以上にする必要がないので、設
備を必要以上に大型化するのを防止して、かつし渣量の
変動に対しても対応でき、効率的にし渣の処理が行え
る。
【０００７】
【実施例】以下本発明し渣処理装置及びその運転方法を
図示の実施例に基づいて説明する。 図において１は下
水処理場より回収されたし渣を供給する圧砕洗浄機シュ
ートで、所要量のし渣を一時貯留できる内容積を有し、
設定量に達した時、これを検知し、し渣がシュート外へ
流出するのを未然に防止するため、し渣の投入を停止す
るレベルセンサー１１をシュート上部位置にすると共
に、この圧砕洗浄機シュート１の下部には圧砕洗浄機２
を配設する。
図示の実施例に基づいて説明する。 図において１は下
水処理場より回収されたし渣を供給する圧砕洗浄機シュ
ートで、所要量のし渣を一時貯留できる内容積を有し、
設定量に達した時、これを検知し、し渣がシュート外へ
流出するのを未然に防止するため、し渣の投入を停止す
るレベルセンサー１１をシュート上部位置にすると共
に、この圧砕洗浄機シュート１の下部には圧砕洗浄機２
を配設する。
【０００８】この圧砕洗浄機２は所要の大きさを有する
ケーシング内に圧搾用ローラ２１とこれに対向したプレ
スプレート２２、及び洗浄ノズル２３とを配設する。こ
の圧搾用ローラ２１は予め定めた速度と方向で駆動され
ると共に、プレスプレート２２は弓形に湾曲し、対向す
る圧搾用ローラとにおいてプレスプレートの上部におけ
る隙間を大きく、下部になるに従い小となり、プレスプ
レートの最下端とローラとの間隙はし渣を所要圧で圧搾
し、し渣中の人糞等の未破砕・未溶解物質を強制的に破
砕できるようにして適当に定め、必要に応じ、異物が噛
み込まれたとき、速やかに排出できるよう、プレスプレ
ートをローラに対し、離間運動を行うようにして取り付
け、かつ離間運動用のシリンダ等の手段を設けることも
ある。
ケーシング内に圧搾用ローラ２１とこれに対向したプレ
スプレート２２、及び洗浄ノズル２３とを配設する。こ
の圧搾用ローラ２１は予め定めた速度と方向で駆動され
ると共に、プレスプレート２２は弓形に湾曲し、対向す
る圧搾用ローラとにおいてプレスプレートの上部におけ
る隙間を大きく、下部になるに従い小となり、プレスプ
レートの最下端とローラとの間隙はし渣を所要圧で圧搾
し、し渣中の人糞等の未破砕・未溶解物質を強制的に破
砕できるようにして適当に定め、必要に応じ、異物が噛
み込まれたとき、速やかに排出できるよう、プレスプレ
ートをローラに対し、離間運動を行うようにして取り付
け、かつ離間運動用のシリンダ等の手段を設けることも
ある。
【０００９】さらにプレスプレート２２と圧搾用ローラ
２１間にて圧搾されたし渣には破砕された人糞等が混在
されている。この破砕人糞等を洗浄流出するためにプレ
スプレート・ローラ間より排出されるし渣に向かって洗
浄水をノズル２３より噴射するものである。
２１間にて圧搾されたし渣には破砕された人糞等が混在
されている。この破砕人糞等を洗浄流出するためにプレ
スプレート・ローラ間より排出されるし渣に向かって洗
浄水をノズル２３より噴射するものである。
【００１０】圧砕洗浄機２より排出されるし渣はこの圧
砕洗浄機２の下方位置に配設された脱水機シュート３内
へ供給される。このシュート３の内容量は脱水機５のプ
ランジャー５ｂが一往復動にて圧縮脱水を行える量に対
応して定め、圧砕洗浄機２のケーシング下部とシュート
３の上端とを連結する。そしてこのシュート３の上部に
はシュート３内に投入されたし渣の最高レベルを検知
し、それ以上のし渣がシュート３内へ投入されないよう
圧砕洗浄機２を停止させるレベルセンサー３１を設け
る。
砕洗浄機２の下方位置に配設された脱水機シュート３内
へ供給される。このシュート３の内容量は脱水機５のプ
ランジャー５ｂが一往復動にて圧縮脱水を行える量に対
応して定め、圧砕洗浄機２のケーシング下部とシュート
３の上端とを連結する。そしてこのシュート３の上部に
はシュート３内に投入されたし渣の最高レベルを検知
し、それ以上のし渣がシュート３内へ投入されないよう
圧砕洗浄機２を停止させるレベルセンサー３１を設け
る。
【００１１】このシュート３の下部に脱水機を配設する
が、これは離脱水を排水できるようになした脱水筒４
と、この脱水筒４内で往復動するプランジャー５ｂ、及
びこのプランジャー５ｂを動作させるピストン５ｂより
なる脱水機５を構成する。従ってシュート３の下端は脱
水筒４の一部と連結され、かつプランジャー５ｂの後退
位置でシュート３内のし渣が脱水筒４内へ落下供給され
るようにシュートと脱水筒との関係が定められる。
が、これは離脱水を排水できるようになした脱水筒４
と、この脱水筒４内で往復動するプランジャー５ｂ、及
びこのプランジャー５ｂを動作させるピストン５ｂより
なる脱水機５を構成する。従ってシュート３の下端は脱
水筒４の一部と連結され、かつプランジャー５ｂの後退
位置でシュート３内のし渣が脱水筒４内へ落下供給され
るようにシュートと脱水筒との関係が定められる。
【００１２】脱水筒４の先端には脱水筒のし渣を搬送す
る搬送ダクト７が接続されると共に、プランジャー前進
時、し渣の脱水を効果的に行うために加圧する背圧板６
をシリンダ９にて揺動自在に設け、この背圧板６の揺動
とプランジャー５ｂ往復運動とを同期せしめる。
る搬送ダクト７が接続されると共に、プランジャー前進
時、し渣の脱水を効果的に行うために加圧する背圧板６
をシリンダ９にて揺動自在に設け、この背圧板６の揺動
とプランジャー５ｂ往復運動とを同期せしめる。
【００１３】搬送ダクト７は所要の勾配角と高さを有
し、その先端は図示のように屈曲させて排出シュート８
とする。
し、その先端は図示のように屈曲させて排出シュート８
とする。
【００１４】次に上述の如く構成する装置において、し
渣の圧砕洗浄脱水による処理の運動方法について説明す
る。下水処理場等により回収されたし渣は圧砕洗浄機シ
ュート１内に投入される。これは脱水機シュート３より
も内容量が大きく、かつ上部に設けたレベルセンサー１
１にて最高レベルが検出されるまで投入可能である。こ
のシュート１内に投入されたし渣はそのシュート下部に
備えた圧砕洗浄機２のローラ２１とプレスプレート２２
間に供給され、ローラ２１の回動にて次第に加圧されて
し渣中の人糞等は破砕され、プレスプレート先端より放
出された位置で、ノズル２３より噴射される洗浄水にて
洗浄され、破砕人糞等は流出除去される。
渣の圧砕洗浄脱水による処理の運動方法について説明す
る。下水処理場等により回収されたし渣は圧砕洗浄機シ
ュート１内に投入される。これは脱水機シュート３より
も内容量が大きく、かつ上部に設けたレベルセンサー１
１にて最高レベルが検出されるまで投入可能である。こ
のシュート１内に投入されたし渣はそのシュート下部に
備えた圧砕洗浄機２のローラ２１とプレスプレート２２
間に供給され、ローラ２１の回動にて次第に加圧されて
し渣中の人糞等は破砕され、プレスプレート先端より放
出された位置で、ノズル２３より噴射される洗浄水にて
洗浄され、破砕人糞等は流出除去される。
【００１５】そして洗浄されたし渣は次に脱水機シュー
ト３内へ投入される。このシュート３の下端は脱水筒内
に導通するようにしてシュート３と脱水筒４とは接続さ
れているので、この脱水筒内のプランジャー５ｂが後退
すると、シュート３よりし渣は脱水筒４内に自然に落下
供給されるものとなる。この状態で背圧板６を閉じるよ
うにしてプランジャー５ｂを前進させると脱水筒内のし
渣は加圧されて脱水される。この離脱水は脱水筒の水抜
孔より排水され、脱水後のし渣のみが背圧板の隙間を経
て搬送ダクト７内に押し込められる。
ト３内へ投入される。このシュート３の下端は脱水筒内
に導通するようにしてシュート３と脱水筒４とは接続さ
れているので、この脱水筒内のプランジャー５ｂが後退
すると、シュート３よりし渣は脱水筒４内に自然に落下
供給されるものとなる。この状態で背圧板６を閉じるよ
うにしてプランジャー５ｂを前進させると脱水筒内のし
渣は加圧されて脱水される。この離脱水は脱水筒の水抜
孔より排水され、脱水後のし渣のみが背圧板の隙間を経
て搬送ダクト７内に押し込められる。
【００１６】この動作を順次繰り返してし渣の脱水搬送
を行うが、この場合し渣の性状等の変動により圧砕洗浄
機の処理能力が脱水機の処理能力よりも大となると、脱
水機シュート内の投入し渣量が脱水機処理量よりも増し
てこれが設定値になり、レベルセンサー３１にて検出さ
れると圧砕洗浄機２が停止され、脱水機のみを運転し、
シュート３内に充填されたし渣を引き続いて脱水する。
そしてシュート３内の投入貯留し渣量がレベルセンサー
３１にて検出されなくなると圧砕洗浄機２を再駆動して
所要の運転を行う。
を行うが、この場合し渣の性状等の変動により圧砕洗浄
機の処理能力が脱水機の処理能力よりも大となると、脱
水機シュート内の投入し渣量が脱水機処理量よりも増し
てこれが設定値になり、レベルセンサー３１にて検出さ
れると圧砕洗浄機２が停止され、脱水機のみを運転し、
シュート３内に充填されたし渣を引き続いて脱水する。
そしてシュート３内の投入貯留し渣量がレベルセンサー
３１にて検出されなくなると圧砕洗浄機２を再駆動して
所要の運転を行う。
【００１７】従って圧砕洗浄機はローラの回転により、
し渣をローラとプレスプレート間に送り込み圧搾し、人
糞等の塊を圧潰し、洗浄水を噴きつけて洗い流す。この
ため、圧砕洗浄機を通過するし渣量はローラ回転数・プ
レスプレートの押付力により定まり、脱水機にはほぼ一
定量を供給できる。しかし、し渣の性状が一定でなく圧
搾時、変形が少ないし渣が投入されてプレスプレートが
設定量以上に開いて圧砕洗浄機を通過する量が設定量以
上に増加しても脱水機側のシュート内にて一時貯留し、
この量が設定量以上に達すると圧砕洗浄機を停止できる
ので、下流側の脱水機処理能力を上流側の圧砕洗浄機の
処理能力に比べ同等以上にする必要がないので、設備を
必要以上に大型化するのを防止して、かつし渣量の変動
に対しても対応でき、効率的にし渣の処理が行えるもの
である。
し渣をローラとプレスプレート間に送り込み圧搾し、人
糞等の塊を圧潰し、洗浄水を噴きつけて洗い流す。この
ため、圧砕洗浄機を通過するし渣量はローラ回転数・プ
レスプレートの押付力により定まり、脱水機にはほぼ一
定量を供給できる。しかし、し渣の性状が一定でなく圧
搾時、変形が少ないし渣が投入されてプレスプレートが
設定量以上に開いて圧砕洗浄機を通過する量が設定量以
上に増加しても脱水機側のシュート内にて一時貯留し、
この量が設定量以上に達すると圧砕洗浄機を停止できる
ので、下流側の脱水機処理能力を上流側の圧砕洗浄機の
処理能力に比べ同等以上にする必要がないので、設備を
必要以上に大型化するのを防止して、かつし渣量の変動
に対しても対応でき、効率的にし渣の処理が行えるもの
である。
【００１８】なお、圧砕洗浄機２を停止した後、再起動
は脱水機シュート内のし渣がプランジャーの往復動によ
り処理される、予めの時間をタイマーにて設定して行う
が、このタイマーに代わってシュート３内に別途レベル
センサーを設置してシュート内のし渣量の減少を検知し
て再起動を行うこともできる。
は脱水機シュート内のし渣がプランジャーの往復動によ
り処理される、予めの時間をタイマーにて設定して行う
が、このタイマーに代わってシュート３内に別途レベル
センサーを設置してシュート内のし渣量の減少を検知し
て再起動を行うこともできる。
【００１９】
【発明の効果】本発明し渣処理装置及びその運転方法は
上述の如く構成し、かつ運転するため、脱水機の処理能
力は圧砕洗浄機の処理能力に対し、余裕をもたす必要が
なく、装置も小型化でき、しかもし渣の性状が変動して
も安定して処理できると共に、脱水機投入部のし渣量が
制限されるので、脱水機の含水率低下の悪影響を未然に
防止できる等の利点を有する。
上述の如く構成し、かつ運転するため、脱水機の処理能
力は圧砕洗浄機の処理能力に対し、余裕をもたす必要が
なく、装置も小型化でき、しかもし渣の性状が変動して
も安定して処理できると共に、脱水機投入部のし渣量が
制限されるので、脱水機の含水率低下の悪影響を未然に
防止できる等の利点を有する。
【図１】本発明し渣処理装置の説明図である。
１ 圧砕洗浄機シュート ２ 圧砕洗浄機 ２１ ローラ ２２ プレスプレート ３ 脱水機シュート ３１ レベルセンサー ４ 脱水筒 ５ｂ プランジャー ６ 背圧板 ７ 搬送ダクト
Claims (2)
- 【請求項１】 ローラとプレスプレートを対設してなる
圧砕洗浄機の上部にし渣投入シュートを設け、この圧砕
洗浄機の下部にレベルセンサーを設けた脱水機シュート
を備え、このシュートの下部に脱水筒内にてプランジャ
の往復動にてし渣を脱水して搬送ダクト内へ供給搬送す
る脱水機を設けてなるし渣処理装置。 - 【請求項２】 圧砕洗浄機の下部に脱水機シュートを備
え、し渣を一時貯留可能とした脱水機を配設すると共
に、し渣の性状変動により圧砕洗浄機の処理能力が脱水
機の処理能力を超えると、脱水機シュートに設けたレベ
ルセンサーにて検知し、圧砕洗浄機のみを一時停止し、
脱水機の継続運転にて脱水機シュート内のし渣量が設定
値より減少した時、圧砕洗浄機の再起動を行うようにす
ることにより、し渣の性状変動に対応して、常に安定し
た処理を行うようになしたことを特徴とするし渣処理装
置の運転方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4128337A JP2747754B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | し渣処理装置及びその運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4128337A JP2747754B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | し渣処理装置及びその運転方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05293697A true JPH05293697A (ja) | 1993-11-09 |
| JP2747754B2 JP2747754B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=14982305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4128337A Expired - Fee Related JP2747754B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | し渣処理装置及びその運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2747754B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006212625A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-08-17 | Ybm Co Ltd | し渣圧送処理装置 |
| CN108016070A (zh) * | 2017-06-26 | 2018-05-11 | 广西柳州华地探矿机械厂 | 一种香蕉树废弃物切碎脱水设备及方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108816774B (zh) * | 2018-05-21 | 2021-01-15 | 赵慎谦 | 一种医疗药材艾草收割榨液机 |
-
1992
- 1992-04-21 JP JP4128337A patent/JP2747754B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006212625A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-08-17 | Ybm Co Ltd | し渣圧送処理装置 |
| JP4671421B2 (ja) * | 2005-01-07 | 2011-04-20 | 株式会社ワイビーエム | し渣圧送処理装置 |
| CN108016070A (zh) * | 2017-06-26 | 2018-05-11 | 广西柳州华地探矿机械厂 | 一种香蕉树废弃物切碎脱水设备及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2747754B2 (ja) | 1998-05-06 |
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| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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| R350 | Written notification of registration of transfer |
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