JPH05293178A - 電気治療器 - Google Patents

電気治療器

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JPH05293178A
JPH05293178A JP4096544A JP9654492A JPH05293178A JP H05293178 A JPH05293178 A JP H05293178A JP 4096544 A JP4096544 A JP 4096544A JP 9654492 A JP9654492 A JP 9654492A JP H05293178 A JPH05293178 A JP H05293178A
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JP
Japan
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heating element
control circuit
conductor
electrode body
heat generation
Prior art date
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Pending
Application number
JP4096544A
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English (en)
Inventor
Takahiro Yunai
隆博 勇内
Kenji Toyooka
賢次 豊岡
Masaru Tanaka
優 田中
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 発熱体3と電極体4を有する導子と、発熱体
3を制御する発熱制御回路16と電極体4を制御する治療
電流発生回路19を有する治療器本体を設け、導子の発熱
体3の発熱量と電極体4の刺激パルスを不規則に変化さ
せる制御回路14を設けた電気治療器。 【効果】 発熱体の発熱量と電極体の刺激パルスが不規
則に変化するので、刺激への順応が防止されると共に、
治療効果を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体に電気刺激を与え
る導子に、導子加温用発熱体を設けた電気治療器の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】導子を人体に貼着し、導子の電極体に刺
激パルスを印加して電気刺激によりマッサージ効果を与
えると共に、導子に設けた発熱体により導子を加温して
温熱効果を与える電気治療器が特公昭63-26652号公報(A
61N1/04)にて知られている。この電気刺激と温熱との併
用は、血管の拡開と血液循環の促進を同時に行う効果が
あり、マッサージ効果を向上することができるものであ
る。
【0003】しかしながら、これらの刺激は一定である
ため、生体は順反現象を示し、時間の経過と共にマッサ
ージ効果が消失する場合が多かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、刺激への順応を防止し、マッサー
ジ効果を向上し得る電気治療器を提供することを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の手段は、
発熱体と電極体とを有する導子と、導子が接続され、発
熱体を制御する発熱制御回路と電極体の通電を制御する
治療電流発生回路とを有する治療器本体とを備え、導子
の発熱体の発熱量を不規則に変化させる信号を発熱制御
回路に出力する制御回路を設けたことを特徴とする。
【0006】本発明の第2の手段は、発熱体と電極体と
を有する導子と、導子が接続され、発熱体を制御する発
熱制御回路と電極体の通電を制御する治療電流発生回路
とを有する治療器本体とを備え、導子の発熱体の発熱量
を周波数に略反比例して変化させる信号を発熱制御回路
に出力する制御回路を設けたことを特徴とする。
【0007】本発明の第3の手段は、発熱体と電極体と
を有する導子と、導子が接続され、発熱体を制御する発
熱制御回路と電極体の通電を制御する治療電流発生回路
とを有する治療器本体とを備え、導子の発熱体の発熱量
と電極体の通電量を略同期して不規則に変化させる信号
を発熱制御回路と治療電流発生回路に出力する制御回路
を設けたことを特徴とする。
【0008】本発明の第4の手段は、発熱体と電極体と
を有する導子と、導子が接続され、発熱体を制御する発
熱制御回路と電極体の通電を制御する治療電流発生回路
とを有する治療器本体とを備え、導子の発熱体の発熱量
と電極体の通電量を略同期させて周波数に略反比例して
変化させる信号を発熱制御回路と治療電流発生回路に出
力する制御回路を設けたことを特徴とする。
【0009】本発明の第5の手段は、発熱体と電極体と
を有する導子と、導子が接続され、前記発熱体を制御す
る発熱制御回路と電極体の通電を制御する治療電流発生
回路とを有する治療器本体とを備え、導子の発熱体の発
熱量と電極体の通電量を非同期に不規則に変化させる信
号を発熱制御回路と治療電流発生回路に出力する制御回
路を設けたことを特徴とする。
【0010】本発明の第6の手段は、発熱体と電極体と
を有する導子と、導子が接続され、発熱体を制御する発
熱制御回路と電極体の通電を制御する治療電流発生回路
とを有する治療器本体とを備え、導子の発熱体の発熱量
と電極体の通電量を非同期に周波数に略反比例して変化
させる信号を発熱制御回路と治療電流発生回路に出力す
る制御回路を設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】第1の手段によれば、制御回路からの信号に基
づいて発熱体の発熱量は不規則に変化する。この発熱体
の発熱は不規則に変化するので、刺激への順応が防止さ
れる。また、電極体から刺激パルスが供給され、患部の
筋肉をほぐす。この発熱体の発熱による温熱治療と電気
治療との併用により治療効果が向上する。
【0012】第2の手段によれば、制御回路からの信号
に基づいて発熱体の発熱量は周波数に略反比例して変化
する。この発熱体の発熱は周波数に略反比例して変化す
るので、人体に快い刺激となると共に、刺激への順応も
防止される。また、電極体から刺激パルスが供給され、
患部の筋肉をほぐす。この発熱体の発熱による温熱治療
と電気治療との併用により治療効果が向上する。
【0013】第3の手段によれば、制御回路からの信号
に基づいて発熱体の発熱量と電極体の刺激パルスが略同
期して不規則に変化するので、刺激への順応が防止され
ると共に、温熱治療と電気治療との同期により、治療効
果が相乗し、治療効果が向上する。
【0014】第4の手段によれば、制御回路からの信号
に基づいて発熱体の発熱量と電極体の刺激パルスが略同
期して周波数に略反比例して変化するので、人体に快い
刺激がとなると共に、刺激への順応が防止される。ま
た、温熱治療と電気治療との同期により、治療効果が相
乗し、治療効果が向上する。
【0015】第5の手段によれば、制御回路からの信号
に基づいて発熱体の発熱量と電極体の刺激パルスが非同
期で不規則に変化するので、変化が複雑となり、刺激に
対する順応が防止されると共に、消費電力が平均化さ
れ、電子部品への悪影響が低減される。
【0016】第6の手段によれば、制御回路からの信号
に基づいて発熱体の発熱量と電極体の刺激パルスが非同
期で周波数に略反比例して変化するので、人体に快い刺
激がとなると共に、変化が複雑となり、刺激への順応が
防止される。また、消費電力が平均化され、電池部品へ
の悪影響が低減される。
【0017】
【実施例】本発明の第1実施例を図1乃至図3に基づき
詳述する。
【0018】図3において、1は治療用導子、2は治療
用導子1の基台となる可撓性を有する塩化ビニール製の
絶縁性基台で、該基台2には、電流を流すことにより発
熱する発熱体3がパターン印刷されている。4は前記基
台2に貼り付けられ発熱体3を被う電極体で、ゴム製の
シートにカーボン印刷して形成されている。5は前記電
極体4に貼り付けられたゲル状の粘着性導電パッドで、
前記治療用導子1は、基台2、発熱体3、電極体4及び
導電パッド5から構成され、導電パッド5の粘着性によ
り患部に貼着可能になっている。
【0019】図2において、6は治療器本体、7は電源
スイッチ、8は治療選択スイッチで、「切」、「たた
く」、「もむ」の切り替えを行うようになっている。9
は温熱選択スイッチで、前記前記治療用導子1の発熱体
3の通電状態を「切」、「温熱」、「リズム」に切り替
えるようになっており、前記治療選択スイッチ8及び温
熱選択スイッチ9の操作により給電線10を介して発熱体
3と電極体4に給電して温熱治療と電気治療を行うよう
になっている。11は前記電極体4に供給されるパルスの
間隔を「速い」、「普通」、「遅い」に調整する速さ調
整スイッチ、12は前記電極体4に供給されるパルスの強
さを調整する強さ調整スイッチで、前記速さ調整スイッ
チ11と強さ調整スイッチ12により使用者が好みに応じて
電気治療の速さと強さを調整できるようになっている。
前記温熱選択スイッチ9が「温熱」「リズム」に操作さ
れた際、発熱体3に通電して治療用導子1を加温する温
熱モードが選択され、治療選択スイッチ8が「たた
く」、「もむ」に操作された際、電極体4にパルスを供
給して人体を刺激する電気治療モードが選択されるとと
もに、両スイッチ7、9が操作された際、併用モードが
選択されるようになっている。13は表示用LEDであ
る。
【0020】次に、図1に基づき回路を説明すると、14
は治療器を制御するマイクロコンピュータを有する制御
回路で、前記電源スイッチ7、治療選択スイッチ8、温
熱選択スイッチ9及び速さ調整スイッチ12の操作に基づ
き治療周波数のパルスの発生周期を変更する治療周波数
選択回路15からの出力を入力し、後述する発熱制御回路
16、治療電流発生回路19、LED表示回路20を制御する
信号を出力するようになっている。
【0021】16は前記発熱体3に接続され、発熱体3の
温度を調節するために発熱体3への通電を制御する発熱
制御回路で、前記制御回路14からの信号により制御され
る。即ち、前記温熱選択スイッチ9が「切」位置の場合
は、前記制御回路14からの信号は出力されず、前記発熱
制御回路16は発熱体3に通電せず、「温熱」、「リズ
ム」が選択された場合は、前記発熱体3に通電を行う。
この時、前記温熱選択スイッチ9が「リズム」を選択し
ている際には、制御回路14は、発熱制御回路16に周波数
に略反比例して変化する信号を出力し、その信号に基づ
いて発熱体が周波数に略反比例して通電制御される。従
って、治療用導子1の温度が周波数に略反比例して変化
する。
【0022】17は前記制御回路14によって発振されたパ
ルスを増幅する出力増幅回路で、前記制御回路14から出
力されるパルスを約10倍に増幅させるようになってい
る。そして、その増幅されたパルスは前記強さ調整スイ
ッチ12の操作に応じて出力調整回路18にて調整され、電
極体4から人体の患部へ治療電流を流すようになってい
る。前記出力増幅回路17及び出力調整回路18により治療
電流発生回路19を構成している。
【0023】20はLED表示回路で、前記電気治療モー
ド及び併用モード選択時に電極体4に供給される治療パ
ルスに同期してLED13を点滅させ、温熱モード選択時
に点灯するようになっている。
【0024】次に動作について説明する。
【0025】温熱治療を行う場合、あるいはあらかじめ
治療用導子1を予熱しておきたい場合には、治療用導子
1を図示しない取付板に貼着した状態で、温熱選択スイ
ッチ9を「温熱」位置に操作し、温熱モードを選択す
る。発熱制御回路16は制御回路14からの出力に基づき発
熱体3を全通電し、予熱時間を短縮する。
【0026】温熱治療を行う場合は、温熱選択スイッチ
9を「温熱」、「リズム」位置に操作して温熱モードを
選択する。「リズム」を選択した場合には、制御回路14
が周波数に略反比例して変化する信号を発熱制御回路16
に出力し、発熱制御回路16はその信号に基づいて発熱体
3への通電を制御する。これにより発熱体3の発熱量は
周波数に略反比例して変化する。
【0027】また、電気治療モードを選択する場合は、
温熱選択スイッチ9を「切」位置に操作し、治療選択ス
イッチ8、速さ調整スイッチ11及び強さ調整スイッチ12
を好みに合わせて操作する。この状態では、治療選択ス
イッチ8と速さ調整スイッチ11の操作に基づく制御回路
14の出力と強さ調整スイッチ12の操作に基づき治療電流
制御回路19から電極体4に治療電流が供給され、患部の
筋肉をほぐす。
【0028】温熱治療と電気治療を併用する併用モード
を選択する場合には、温熱選択スイッチ9を「温熱」、
「リズム」位置に操作するとともに、治療選択スイッチ
8、速さ調整スイッチ11及び強さ調整スイッチ12を好み
に合わせて操作する。この状態では、発熱体3の発熱に
よる温熱治療と電気治療とが併用され、治療効果が向上
する。
【0029】本発明の第2実施例を図4及び図5に基づ
き説明する。尚、第1実施例と同一部品は同一符号を付
して説明を省略する。
【0030】図5において、21は治療器本体、22は電源
スイッチ、23は治療選択スイッチで、「切」、「たた
く」、「もむ」の切り替えを行うようになっている。24
は温熱選択スイッチで、前記治療用導子1の発熱体3の
通電状態を「切」、「温熱」に切り替えるようになって
おり、前記治療選択スイッチ23及び温熱選択スイッチ24
の操作により給電線25を介して発熱体3と電極体4に給
電し、温熱治療と電気治療を行うようになっている。26
は前記電極体4に供給されるパルスの間隔と発熱体3の
発熱量を調整する速さ調整スイッチで、「速い」、「普
通」、「遅い」、「リズム」を選択するようになってお
り、「速い」、「普通」、「遅い」を選択した際、前記
電極体4に供給されるパルスの間隔を選択位置に応じて
変化させると共に、「リズム」選択時には、電極体4に
供給されるパルスの間隔と発熱体3の発熱量を周波数に
略反比例して変化させるようになっている。27は前記電
極体4に供給されるパルスの強さを調整する強さ調整ス
イッチで、前記速さ調整スイッチ26と強さ調整スイッチ
27により使用者が好みに応じて電気治療の速さと強さを
調整できるようになっている。前記温熱選択スイッチ23
が「温熱」に操作された際、温熱モードが選択され、治
療選択スイッチ24が「たたく」、「もむ」に操作された
際、電気治療モードが選択されるとともに、両スイッチ
23、24が操作された際、併用モードが選択されるように
なっている。28は表示用LEDである。
【0031】次に、図4に基づき回路を説明すると、29
は治療器を制御するマイクロコンピュータを有する制御
回路で、前記電源スイッチ22、治療選択スイッチ23、温
熱選択スイッチ24及び速さ調整スイッチ26からの出力を
入力し、後述する発熱制御回路30、治療電流発生回路3
3、LED表示回路34を制御する信号を出力するように
なっている。前記制御回路28は速さ調整スイッチ26が
「速い」、「普通」、「遅い」に操作されると、その選
択位置に応じた周期で出力増幅回路31に信号を出力し、
「リズム」に操作されると、周波数に反比例する周期で
変化する信号を発熱制御回路33と出力増幅回路31に信号
を同時に出力するようになっている。
【0032】30は前記発熱体3に接続され、発熱体3の
温度を調節するために発熱体3への通電を制御する発熱
制御回路で、前記制御回路29からの信号により制御され
る。即ち、前記温熱選択スイッチ24が「切」位置の場合
は、前記制御回路29からの信号は出力されず、前記発熱
制御回路30は発熱体3に通電せず、「温熱」が選択され
た場合は、前記発熱体3に通電を行う。この時、前記速
さ調節スイッチ26が「リズム」を選択している際には、
発熱制御回路30は、制御回路29からの出力に基づき周波
数に略反比例して発熱体3を通電制御し、治療用導子1
の温度を周波数に略反比例して変化させる。尚、発熱体
3の発熱量は変化しにくいため、発熱体3の通電制御
は、後述する電極体4の刺激パルスの変化量より大きく
することが望ましい。
【0033】31は前記制御回路29によって発振されたパ
ルスを増幅する出力増幅回路で、前記制御回路29から出
力されるパルスを約10倍に増幅させるようになってい
る。そして、その増幅されたパルスは前記強さ調整スイ
ッチ27の操作に応じて出力調整回路32にて調整され、電
極体4から人体の患部へ治療電流を流すようになってい
る。この時、前記速さ調節スイッチ26が「リズム」を選
択している際には、制御回路28からの出力に基づいて電
極体4からの刺激パルスを略周波数に略反比例して変化
させる。前記出力増幅回路31及び出力調整回路32により
治療電流発生回路33を構成している。
【0034】34はLED表示回路で、前記電気治療モー
ド及び併用モード選択時に電極体4に供給される治療パ
ルスに同期してLED28を点滅させ、温熱モード選択時
に点灯するようになっている。
【0035】次に動作について説明する。
【0036】温熱治療を行う場合、あるいはあらかじめ
治療用導子1を予熱しておきたい場合には、治療用導子
1を図示しない取付板に貼着した状態で、温熱選択スイ
ッチ24を「温熱」位置に操作し、温熱モードを選択す
る。発熱制御回路30は制御回路29からの出力に基づき発
熱体3を全通電し、予熱時間を短縮する。
【0037】温熱治療を行う場合は、温熱選択スイッチ
24を「温熱」位置に操作して温熱モードを選択する。速
さ調整スイッチ26を「リズム」に位置させた場合には、
制御回路29が周波数に略反比例して変化する信号を発熱
制御回路30に出力し、発熱制御回路30はその信号に基づ
いて発熱体3への通電を制御する。これにより発熱体3
の発熱量は周波数に略反比例して変化する。
【0038】また、電気治療モードを選択する場合は、
温熱選択スイッチ24を「切」位置に操作し、治療選択ス
イッチ23、速さ調整スイッチ26及び強さ調整スイッチ27
を好みに合わせて操作する。この状態では、治療選択ス
イッチ23と速さ調整スイッチ26の操作に基づく制御回路
29の出力と強さ調整スイッチ27の操作に基づき治療電流
制御回路33から電極体4に治療電流が供給され、患部の
筋肉をほぐす。速さ調整スイッチ26を「リズム」位置に
操作すると、治療用導子1からの刺激パルスが周波数に
略反比例して変化し、人体に快い刺激を与え、治療効果
を向上する。
【0039】温熱治療と電気治療を併用する併用モード
を選択する場合には、温熱選択スイッチ24を「温熱」位
置に操作するとともに、治療選択スイッチ23、速さ調整
スイッチ26及び強さ調整スイッチ27を好みに合わせて操
作する。この状態では、発熱体3の発熱による温熱治療
と電気治療とが併用され、治療効果が向上する。また、
速さ調整スイッチ26を「リズム」位置に操作すると、治
療用導子1の温度と刺激パルスが周波数に略反比例して
変化し、人体に快い刺激を与える。この構成であれば、
治療用導子1の温度と刺激パルスが略同期して変化する
ので、温熱治療と電気治療の効果が相乗され、治療効果
が増大する。
【0040】尚、上記第2実施例においては、速さ調整
スイッチ26が「リズム」位置に操作されると、制御回路
29からの信号に基づいて発熱体3の通電制御と電極体4
の通電制御が略同期して変化するよう構成したが、制御
回路29からの発熱制御回路30への信号と治療電流発生回
路33への信号を非同期に周波数に略反比例して変化され
るように構成してもよい。
【0041】この構成であれば、治療用導子1の温度と
刺激パルスが非同期で変化するため、変化が複雑とな
り、刺激に対する順応を防止でき、長期間継続して人体
に快い刺激を与えることができる。また、発熱体3の通
電制御と電極体4の通電制御が非同期であるから、消費
電力が平均化され、電子部品への悪影響を抑制して電子
部品の損傷を低減でき、信頼性を向上することができ
る。
【0042】
【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項1の構成に
よれば、発熱体の発熱量が不規則に変化するので、刺激
への順応を防止することができ、また、発熱体の発熱に
よる温熱治療と電気治療との併用により治療効果を向上
することができる等の効果を奏する。
【0043】本発明の請求項2の構成によれば、発熱体
の発熱量が周波数に略反比例して変化するので、人体に
快い刺激を与えることができると共に、刺激への順応を
防止することができ、また、発熱体の発熱による温熱治
療と電気治療との併用により治療効果を向上することが
できる等の効果を奏する。
【0044】本発明の請求項3の構成によれば、発熱体
の発熱量と電極体の刺激パルスが略同期して不規則に変
化するので、刺激への順応が防止されると共に、温熱治
療と電気治療とが略同期することで治療効果が相乗し、
治療効果を向上することができる等の効果を奏する。
【0045】本発明の請求項4の構成によれば、発熱体
の発熱量と電極体の刺激パルスが略同期して周波数に略
反比例して変化するので、人体に快い刺激を与えること
ができ、刺激への順応を防止することができると共に、
温熱治療と電気治療とが略同期することで治療効果が相
乗し、治療効果を向上することができる等の効果を奏す
る。
【0046】本発明の請求項5の構成によれば、発熱体
の発熱量と電極体の刺激パルスが非同期で不規則に変化
するので、人体に複雑な変化の刺激を長期間にわたり与
えることができ、刺激への順応を防止することができる
と共に、発熱体の発熱量と電力体の刺激パルスを非同期
で変化させることにより消費電力を平均化することがで
き、電子部品への悪影響を抑制して機器の信頼性を向上
することができる等の効果を奏する。
【0047】本発明の請求項6の構成によれば、発熱体
の発熱量と電極体の刺激パルスが非同期に周波数に略反
比例して変化するので、人体に快い刺激を与えることが
できると共に、人体に複雑な変化の刺激を長期間にわた
り与えることができ、刺激への順応を防止することがで
きる。また、発熱体の発熱量と電力体の刺激パルスを非
同期で変化させることにより消費電力を平均化すること
ができ、電子部品への悪影響を抑制して機器の信頼性を
向上することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す回路図である。
【図2】同治療器の正面図である。
【図3】同治療用導子の断面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す回路図である。
【図5】同治療器の正面図である。
【符号の説明】
1 治療用導子 3 発熱体 4 電極体 6 治療器本体 17 制御回路 20 発熱制御回路 23 治療電流発生回路 28 制御回路 29 発熱制御回路 32 治療電流発生回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体と電極体とを有する導子と、該導
    子が接続され、前記発熱体の発熱量を制御する発熱制御
    回路と電極体の通電を制御する治療電流発生回路とを有
    する治療器本体とを備え、前記導子の発熱体の発熱量を
    不規則に変化させる信号を発熱制御回路に出力する制御
    回路を設けたことを特徴とする電気治療器。
  2. 【請求項2】 発熱体と電極体とを有する導子と、該導
    子が接続され、前記発熱体の発熱量を制御する発熱制御
    回路と電極体の通電を制御する治療電流発生回路とを有
    する治療器本体とを備え、前記導子の発熱体の発熱量を
    周波数に略反比例して変化させる信号を発熱制御回路に
    出力する制御回路を設けたことを特徴とする電気治療
    器。
  3. 【請求項3】 発熱体と電極体とを有する導子と、該導
    子が接続され、前記発熱体の発熱量を制御する発熱制御
    回路と電極体の通電を制御する治療電流発生回路とを有
    する治療器本体とを備え、前記導子の発熱体の発熱量と
    電極体の通電量を略同期して不規則に変化させる信号を
    発熱制御回路と治療電流発生回路に出力する制御回路を
    設けたことを特徴とする電気治療器。
  4. 【請求項4】 発熱体と電極体とを有する導子と、該導
    子が接続され、前記発熱体の発熱量を制御する発熱制御
    回路と電極体の通電を制御する治療電流発生回路とを有
    する治療器本体とを備え、前記導子の発熱体の発熱量と
    電極体の通電量を略同期させて周波数に略反比例して変
    化させる信号を発熱制御回路と治療電流発生回路に出力
    する制御回路を設けたことを特徴とする電気治療器。
  5. 【請求項5】 発熱体と電極体とを有する導子と、該導
    子が接続され、前記発熱体の発熱量を制御する発熱制御
    回路と電極体の通電を制御する治療電流発生回路とを有
    する治療器本体とを備え、前記導子の発熱体の発熱量と
    電極体の通電量を非同期に不規則に変化させる信号を発
    熱制御回路と治療電流発生回路に出力する制御回路を設
    けたことを特徴とする電気治療器。
  6. 【請求項6】 発熱体と電極体とを有する導子と、該導
    子が接続され、前記発熱体の発熱量を制御する発熱制御
    回路と電極体の通電を制御する治療電流発生回路とを有
    する治療器本体とを備え、前記導子の発熱体の発熱量と
    電極体の通電量を非同期に周波数に略反比例して変化さ
    せる信号を発熱制御回路と治療電流発生回路に出力する
    制御回路を設けたことを特徴とする電気治療器。
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