JPH05290698A - フロートスイッチ - Google Patents
フロートスイッチInfo
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- JPH05290698A JPH05290698A JP12001292A JP12001292A JPH05290698A JP H05290698 A JPH05290698 A JP H05290698A JP 12001292 A JP12001292 A JP 12001292A JP 12001292 A JP12001292 A JP 12001292A JP H05290698 A JPH05290698 A JP H05290698A
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- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、漏電や漏水の可能性が皆無
で、組付けも短時間で簡単に行え、しかも低廉なフロー
トスイッチを提供するものである。 【構成】本発明は、磁力透過材によって形成された液体
貯留容器内を液面変位に伴って上下方向に定移動する浮
き体に永久磁石を固定し、液体貯留容器の外方に、上記
浮き体が近ずいて永久磁石の磁力を受けたときにオンさ
れ、浮き体が離れて永久磁石の磁力の範囲外にあるとき
にオフされるリードスイッチを配設し、このリードスイ
ッチのオンオフの出力信号により、貯留容器内の液体の
量を確認するようにした。リードスイッチの外に、マイ
クロスイッチやリミットスイッチを用いる場合には、そ
の作動片に磁性体が固定される。
で、組付けも短時間で簡単に行え、しかも低廉なフロー
トスイッチを提供するものである。 【構成】本発明は、磁力透過材によって形成された液体
貯留容器内を液面変位に伴って上下方向に定移動する浮
き体に永久磁石を固定し、液体貯留容器の外方に、上記
浮き体が近ずいて永久磁石の磁力を受けたときにオンさ
れ、浮き体が離れて永久磁石の磁力の範囲外にあるとき
にオフされるリードスイッチを配設し、このリードスイ
ッチのオンオフの出力信号により、貯留容器内の液体の
量を確認するようにした。リードスイッチの外に、マイ
クロスイッチやリミットスイッチを用いる場合には、そ
の作動片に磁性体が固定される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フロートスイッチの改
良に関するものである。
良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】貯留容器内の液面レベルが所定の位置に
達したときに、この貯留容器内への液体供給を作動ある
いは停止させる最も一般的な手段として、フロートスイ
ッチが用いられる。このフロートスイッチは、通常、フ
ロートの底部に一方の接点を、上記貯留容器の底部に他
方の接点を取付け、液面が所定の低レベルに達したとき
に、この液面変位に伴って下降したフロートの上記一方
の接点が上記他方の接点に接触して信号を発するように
してある。
達したときに、この貯留容器内への液体供給を作動ある
いは停止させる最も一般的な手段として、フロートスイ
ッチが用いられる。このフロートスイッチは、通常、フ
ロートの底部に一方の接点を、上記貯留容器の底部に他
方の接点を取付け、液面が所定の低レベルに達したとき
に、この液面変位に伴って下降したフロートの上記一方
の接点が上記他方の接点に接触して信号を発するように
してある。
【０００３】上記出力信号は、例えば貯留容器に液体を
供給する管路に介装した電磁バルブを開動作させ、また
水蒸気発生装置に付設した水貯留タンクの場合には加熱
ヒータのスイッチ回路のオフ動作を行わせる。電磁バル
ブの閉動作あるいはヒータ回路のオン動作は、タイマー
回路やサーモスタットにより自動的に行われ、あるい
は、フロートが上昇して所定のレベルに達したときに貯
留容器上部に設けたもう一つの他方の接点にフロートの
上記一方の接点が接触してこれを行わせる信号を発す
る。
供給する管路に介装した電磁バルブを開動作させ、また
水蒸気発生装置に付設した水貯留タンクの場合には加熱
ヒータのスイッチ回路のオフ動作を行わせる。電磁バル
ブの閉動作あるいはヒータ回路のオン動作は、タイマー
回路やサーモスタットにより自動的に行われ、あるい
は、フロートが上昇して所定のレベルに達したときに貯
留容器上部に設けたもう一つの他方の接点にフロートの
上記一方の接点が接触してこれを行わせる信号を発す
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のフロートスイッチの場合、上記他方の接点から引き
出されたリード線が貯留容器の液中に配設されることと
なるため、貯留容器からのリード線の取り出し位置に漏
水防止措置を講じる必要がある。従って、組み付けに時
間がかかるばかりでなく、フロートスイッチの取付け位
置も制限を受け、それでいて取付け孔からの漏水の可能
性は依然として残される。
来のフロートスイッチの場合、上記他方の接点から引き
出されたリード線が貯留容器の液中に配設されることと
なるため、貯留容器からのリード線の取り出し位置に漏
水防止措置を講じる必要がある。従って、組み付けに時
間がかかるばかりでなく、フロートスイッチの取付け位
置も制限を受け、それでいて取付け孔からの漏水の可能
性は依然として残される。
【０００５】また、漏電による危険を回避するために、
両接点間に作用する電流は、トランスを用いて１００Ｖ
電圧を１２Ｖなどの低電圧のものに下げられ、更にコン
デンサやトライアックを使用することによって低電圧の
直流に変えられているが、このために出力信号を発する
回路が高価となる。
両接点間に作用する電流は、トランスを用いて１００Ｖ
電圧を１２Ｖなどの低電圧のものに下げられ、更にコン
デンサやトライアックを使用することによって低電圧の
直流に変えられているが、このために出力信号を発する
回路が高価となる。
【０００６】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点に鑑み、漏電や漏水の可能性が皆無で、組付けも短時
間で簡単に行え、しかも低廉なフロートスイッチを提供
するものである。
点に鑑み、漏電や漏水の可能性が皆無で、組付けも短時
間で簡単に行え、しかも低廉なフロートスイッチを提供
するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するために、磁力透過材によって形成された液体
貯留容器内を液面変位に伴って上下方向に定移動する浮
き体に永久磁石を固定し、液体貯留容器の外方に、上記
浮き体が近ずいて永久磁石の磁力を受けたときにオンさ
れ、浮き体が離れて永久磁石の磁力の範囲外にあるとき
にオフされるリードスイッチを配設し、このリードスイ
ッチのオンオフの出力信号により、貯留容器内の液体の
量を確認するようにした点に特徴を有するものである。
上記リードスイッチは、貯留容器の底部外方や上部外方
あるいは側面外方に、位置及び単複を問わず配設され
る。
を達成するために、磁力透過材によって形成された液体
貯留容器内を液面変位に伴って上下方向に定移動する浮
き体に永久磁石を固定し、液体貯留容器の外方に、上記
浮き体が近ずいて永久磁石の磁力を受けたときにオンさ
れ、浮き体が離れて永久磁石の磁力の範囲外にあるとき
にオフされるリードスイッチを配設し、このリードスイ
ッチのオンオフの出力信号により、貯留容器内の液体の
量を確認するようにした点に特徴を有するものである。
上記リードスイッチは、貯留容器の底部外方や上部外方
あるいは側面外方に、位置及び単複を問わず配設され
る。
【０００８】また、浮き体の永久磁石が近接することに
よってその磁力の影響を受けてオンオフされるスイッチ
部材としては、上記したリードスイッチの外に、マイク
ロスイッチやリミットスイッチを用いるようにしても良
い。この場合には、各スイッチ部材の作動片に磁性体を
固定し、浮き体の永久磁石が近づいてその磁力を受ける
範囲に達したときに作動片が永久磁石の方向に吸引され
てスイッチ部材をオンすることにより出力信号が発せら
れる。こうした機械的な作動片を有するスイッチ部材を
使用する場合にもその配設位置はリードスイッチの場合
と同様に貯留容器の底部に限られることはない。これら
の各種磁気型スイッチ部材に浮き体の永久磁石の磁力を
確実に作用させるため、浮き体は、貯留容器内で例えば
案内筒内を上下方向に定移動する。
よってその磁力の影響を受けてオンオフされるスイッチ
部材としては、上記したリードスイッチの外に、マイク
ロスイッチやリミットスイッチを用いるようにしても良
い。この場合には、各スイッチ部材の作動片に磁性体を
固定し、浮き体の永久磁石が近づいてその磁力を受ける
範囲に達したときに作動片が永久磁石の方向に吸引され
てスイッチ部材をオンすることにより出力信号が発せら
れる。こうした機械的な作動片を有するスイッチ部材を
使用する場合にもその配設位置はリードスイッチの場合
と同様に貯留容器の底部に限られることはない。これら
の各種磁気型スイッチ部材に浮き体の永久磁石の磁力を
確実に作用させるため、浮き体は、貯留容器内で例えば
案内筒内を上下方向に定移動する。
【０００９】
【作用】本発明のフロートスイッチは、液面の上昇及び
下降に伴って浮き体が上下動し、貯留容器外に設けたリ
ードスイッチに近接した位置に達すると、浮き体からの
磁力の影響を受けてリードスイッチがオンし、また、浮
き体がリードスイッチから所定の距離だけ離れると、リ
ードスイッチがオフされ、それぞれ信号が出力される。
従って、出力信号を発するスイッチ部材のリード線を貯
留容器内に配設する必要がなくなる。
下降に伴って浮き体が上下動し、貯留容器外に設けたリ
ードスイッチに近接した位置に達すると、浮き体からの
磁力の影響を受けてリードスイッチがオンし、また、浮
き体がリードスイッチから所定の距離だけ離れると、リ
ードスイッチがオフされ、それぞれ信号が出力される。
従って、出力信号を発するスイッチ部材のリード線を貯
留容器内に配設する必要がなくなる。
【００１０】マイクロスイッチやリミットスイッチを使
用する場合には、浮き体が上下動して永久磁石が貯留容
器外のこれらスイッチの作動片に近ずくと、作動片の磁
性体が上記永久磁石の磁力を受け、永久磁石の方向に引
かれてスイッチをオンさせる。また、浮き体がこれらの
スイッチ部材から離れると、磁性体が永久磁石の吸引力
を脱して作動片が復帰し、スイッチをオフさせる。スイ
ッチのこれらのオン、オフ動作によって信号が出力され
る。上記出力信号は、貯留容器に対するそれぞれのスイ
ッチの位置に応じて、例えば貯留容器に液体を供給する
管路中途に介装した電磁バルブを開閉させ、あるいはこ
れと同時に蒸気発生容器のヒータの回路をオン、オフさ
せる。また、場合によっては、貯留容器内の液面のレベ
ルを検出させる。
用する場合には、浮き体が上下動して永久磁石が貯留容
器外のこれらスイッチの作動片に近ずくと、作動片の磁
性体が上記永久磁石の磁力を受け、永久磁石の方向に引
かれてスイッチをオンさせる。また、浮き体がこれらの
スイッチ部材から離れると、磁性体が永久磁石の吸引力
を脱して作動片が復帰し、スイッチをオフさせる。スイ
ッチのこれらのオン、オフ動作によって信号が出力され
る。上記出力信号は、貯留容器に対するそれぞれのスイ
ッチの位置に応じて、例えば貯留容器に液体を供給する
管路中途に介装した電磁バルブを開閉させ、あるいはこ
れと同時に蒸気発生容器のヒータの回路をオン、オフさ
せる。また、場合によっては、貯留容器内の液面のレベ
ルを検出させる。
【００１１】
【実施例】以下、図示した実施例に基づいて本発明を詳
説する。図１は本発明の一実施例に係るフロートスイッ
チの概念構成図である。図中符号１は水の貯留容器で、
磁力透過性の素材、例えば合成樹脂材によって一体成形
されている。２は貯留容器内の水に浮かんだ浮き体で、
円筒状の中心部２ａとその両側対称位置に左右に突出し
た腕部２ｂ，２ｂとから成り、浮力の高い樹脂材によっ
て形成され、中心部２ａの底部に永久磁石３が埋入され
ている。この浮き体２はその浮力が、永久磁石３と後述
する作動片７の磁性体８との間に作用する磁力よりも大
きくなるように設定される。
説する。図１は本発明の一実施例に係るフロートスイッ
チの概念構成図である。図中符号１は水の貯留容器で、
磁力透過性の素材、例えば合成樹脂材によって一体成形
されている。２は貯留容器内の水に浮かんだ浮き体で、
円筒状の中心部２ａとその両側対称位置に左右に突出し
た腕部２ｂ，２ｂとから成り、浮力の高い樹脂材によっ
て形成され、中心部２ａの底部に永久磁石３が埋入され
ている。この浮き体２はその浮力が、永久磁石３と後述
する作動片７の磁性体８との間に作用する磁力よりも大
きくなるように設定される。
【００１２】４は貯留容器内の所望位置に立設された案
内筒で、貯留容器１の内部空間の上下方向ほぼいっぱい
に達する高さと、浮き体２の中心部２ａを嵌挿するに充
分な内径とを有し、両側に浮き体２の腕部２ｂ，２ｂを
挿通する縦溝５が筒本体の上下の一部を残すようにして
形成されている。縦溝の下端５ａは案内筒内を上下動す
る浮き体２の移動下死点となり、また縦溝５の上端５ｂ
は同浮き体２の移動上死点となる。４ａは案内筒４の表
面には多数穿設した通孔である。
内筒で、貯留容器１の内部空間の上下方向ほぼいっぱい
に達する高さと、浮き体２の中心部２ａを嵌挿するに充
分な内径とを有し、両側に浮き体２の腕部２ｂ，２ｂを
挿通する縦溝５が筒本体の上下の一部を残すようにして
形成されている。縦溝の下端５ａは案内筒内を上下動す
る浮き体２の移動下死点となり、また縦溝５の上端５ｂ
は同浮き体２の移動上死点となる。４ａは案内筒４の表
面には多数穿設した通孔である。
【００１３】６は貯留容器１の底部外方に底面と近接し
て配設した第１のマイクロスイッチで、オンされたとき
の出力信号が貯留容器１に水を供給する管路１０の中途
に設けた電磁弁９を開動作せる。７は第１のマイクロス
イッチ６の作動片で、浮き体２が上記移動下死点５ａの
位置にあるときの永久磁石３とほぼ対向する位置に磁性
体８が取付けられている。この磁性体８は上記位置の永
久磁石３の吸引力を受け、作動片７を貯留容器１の底面
の方向に動作させて第１のマイクロスイッチ６をオンさ
せる。磁性体８は鉄片等の磁性材であっても良いが、上
記永久磁石との対向面が異極になるように固定された永
久磁石であっても良い。
て配設した第１のマイクロスイッチで、オンされたとき
の出力信号が貯留容器１に水を供給する管路１０の中途
に設けた電磁弁９を開動作せる。７は第１のマイクロス
イッチ６の作動片で、浮き体２が上記移動下死点５ａの
位置にあるときの永久磁石３とほぼ対向する位置に磁性
体８が取付けられている。この磁性体８は上記位置の永
久磁石３の吸引力を受け、作動片７を貯留容器１の底面
の方向に動作させて第１のマイクロスイッチ６をオンさ
せる。磁性体８は鉄片等の磁性材であっても良いが、上
記永久磁石との対向面が異極になるように固定された永
久磁石であっても良い。
【００１４】１６は貯留容器１の蓋体１ａの上方に蓋体
１ａと近接して配設した第２のマイクロスイッチで、オ
ンされたときの出力信号が電磁弁９を閉動作せる。１７
は第２のマイクロスイッチ１６の作動片で、浮き体２が
上記移動上死点５ｂの位置にあるときの永久磁石３とほ
ぼ対向する位置に磁性体１８が取付けられている。この
磁性体１８は第１のマイクロスイッチ６の磁性体８と同
様にして上死点位置の永久磁石３の吸引力を受け、作動
片１７を貯留容器１の蓋体１ａの方向に動作させて第２
のマイクロスイッチ１６をオンさせる。
１ａと近接して配設した第２のマイクロスイッチで、オ
ンされたときの出力信号が電磁弁９を閉動作せる。１７
は第２のマイクロスイッチ１６の作動片で、浮き体２が
上記移動上死点５ｂの位置にあるときの永久磁石３とほ
ぼ対向する位置に磁性体１８が取付けられている。この
磁性体１８は第１のマイクロスイッチ６の磁性体８と同
様にして上死点位置の永久磁石３の吸引力を受け、作動
片１７を貯留容器１の蓋体１ａの方向に動作させて第２
のマイクロスイッチ１６をオンさせる。
【００１５】従って、この実施例のフロートスイッチ
は、水が消費され、貯留容器内の水位が下がるにつれて
浮き体２が案内筒内を下降する。浮き体２が案内筒内で
移動下死点５ａに至ると、浮き体２の永久磁石３が第１
のマイクロスイッチ６の磁性体８を吸引して作動片７を
引きつけ、マイクロスイッチ６をオンさせる（図４参
照）。この信号を受けて電磁弁９が開き、貯留容器内に
水が供給される。
は、水が消費され、貯留容器内の水位が下がるにつれて
浮き体２が案内筒内を下降する。浮き体２が案内筒内で
移動下死点５ａに至ると、浮き体２の永久磁石３が第１
のマイクロスイッチ６の磁性体８を吸引して作動片７を
引きつけ、マイクロスイッチ６をオンさせる（図４参
照）。この信号を受けて電磁弁９が開き、貯留容器内に
水が供給される。
【００１６】水位が上昇するにともない、浮き体２はそ
の浮力を受けて、永久磁石３と磁性体８との吸引力をふ
りきって案内筒内を上昇する。これにより、第１のマイ
クロスイッチ６の作動片７は永久磁石３の磁力から開放
されて図５に示すように原位置に復帰し、マイクロスイ
ッチ６はオフされる。浮き体２が移動上死点５ｂに至る
と、今度は第２のマイクロスイッチ１６の作動片１７が
同様に引きつけられて第２のマイクロスイッチ１６をオ
ン動作させる。これにより、電磁弁９が閉じられ、貯留
容器内への水の供給が停止される。
の浮力を受けて、永久磁石３と磁性体８との吸引力をふ
りきって案内筒内を上昇する。これにより、第１のマイ
クロスイッチ６の作動片７は永久磁石３の磁力から開放
されて図５に示すように原位置に復帰し、マイクロスイ
ッチ６はオフされる。浮き体２が移動上死点５ｂに至る
と、今度は第２のマイクロスイッチ１６の作動片１７が
同様に引きつけられて第２のマイクロスイッチ１６をオ
ン動作させる。これにより、電磁弁９が閉じられ、貯留
容器内への水の供給が停止される。
【００１７】水が消費されて水位が下がると、その水位
に追随して浮き体２は自重により案内筒内を下降し、第
２のマイクロスイッチ１６の作動片１７は浮き体２の磁
力から開放され、元の位置に戻り、マイクロスイッチ１
６はオフされる。浮き体の上昇下降に伴い、マイクロス
イッチから出力される信号は、電磁弁の開閉だけでな
く、例えば蒸気発生容器に取付けられたヒータのオンオ
フ動作を行わせるようにしても良い。
に追随して浮き体２は自重により案内筒内を下降し、第
２のマイクロスイッチ１６の作動片１７は浮き体２の磁
力から開放され、元の位置に戻り、マイクロスイッチ１
６はオフされる。浮き体の上昇下降に伴い、マイクロス
イッチから出力される信号は、電磁弁の開閉だけでな
く、例えば蒸気発生容器に取付けられたヒータのオンオ
フ動作を行わせるようにしても良い。
【００１８】上記した実施例では、作動片を持つスイッ
チに磁性体を固定してそのオンオフ信号を取り出すよう
にしているが、本発明に用いられるスイッチはこれに限
定されるものではなく、磁力の作用を受けて接点がオン
オフされるリードスイッチを用いるようにしても良い。
リードスイッチを使用すれば、貯留容器により近接して
配設することができ、構造が単純化されると共に確実な
動作を保証できる。また、こうしたスイッチ部材からの
信号は、流体貯留容器の上下から取り出すのではなく、
下部のみから信号を送るようにしても良い。貯留容器の
上部から取り出される信号は、スイッチ部材を貯留容器
の側面の外方に配設すると共に浮き体の上下方向定移動
をこれに対応させることによっても達成される。例え
ば、浮き体の形状を十字状にし、その左右の腕部先端に
永久磁石を固定し、貯留容器の側面に上下方向に間隔を
おいて前記スイッチ部材を複数個配設すれば、浮き体の
上下に伴い、貯留容器内の液面のレベルを検出できる。
チに磁性体を固定してそのオンオフ信号を取り出すよう
にしているが、本発明に用いられるスイッチはこれに限
定されるものではなく、磁力の作用を受けて接点がオン
オフされるリードスイッチを用いるようにしても良い。
リードスイッチを使用すれば、貯留容器により近接して
配設することができ、構造が単純化されると共に確実な
動作を保証できる。また、こうしたスイッチ部材からの
信号は、流体貯留容器の上下から取り出すのではなく、
下部のみから信号を送るようにしても良い。貯留容器の
上部から取り出される信号は、スイッチ部材を貯留容器
の側面の外方に配設すると共に浮き体の上下方向定移動
をこれに対応させることによっても達成される。例え
ば、浮き体の形状を十字状にし、その左右の腕部先端に
永久磁石を固定し、貯留容器の側面に上下方向に間隔を
おいて前記スイッチ部材を複数個配設すれば、浮き体の
上下に伴い、貯留容器内の液面のレベルを検出できる。
【本発明の効果】以上述べたように本発明によれば、貯
留容器内を上下方向に定位動する浮き体に永久磁石を取
付け、貯留容器外方に配設したスイッチ部材の接点のオ
ンオフ動作をこの永久磁石の磁力によって行わせ、その
出力信号によって所望の機器を電気的に制御するように
しているので、リード線を貯留容器内に配線する必要が
なくなり、取付け作業を簡易化できると共に、漏電や漏
水を生じさせることがなくなる。また、漏電に備えた回
路を採用しなくて済むから、コストも著しく低減化でき
るものである。
留容器内を上下方向に定位動する浮き体に永久磁石を取
付け、貯留容器外方に配設したスイッチ部材の接点のオ
ンオフ動作をこの永久磁石の磁力によって行わせ、その
出力信号によって所望の機器を電気的に制御するように
しているので、リード線を貯留容器内に配線する必要が
なくなり、取付け作業を簡易化できると共に、漏電や漏
水を生じさせることがなくなる。また、漏電に備えた回
路を採用しなくて済むから、コストも著しく低減化でき
るものである。
【図１】本発明の一実施例に係るフロートスイッチの概
念構成図。
念構成図。
【図２】図１の実施例における浮き体と案内筒の断面
図。
図。
【図３】上記実施例に用いられる案内筒の斜視図。
【図４】浮き体とスイッチ部材の動作関係を示す説明
図。
図。
【図５】浮き体とスイッチ部材の動作関係を示す説明
図。
図。
１ 貯留容器 ２ 浮き体 ３ 永久磁石 ４ 案内筒 ５ａ 縦溝の下端（移動下死点） ５ｂ 縦溝の上端（移動上死点） ６ 第１のマイクロスイッチ ７，１７ 作動片 ８，１８ 磁性体 １６ 第２のマイクロスイッチ
Claims (8)
- 【請求項１】磁力透過材によって形成された液体貯留容
器内を液面変位に伴って上下方向に定移動する浮き体に
永久磁石を固定し、 液体貯留容器の外方に、上記浮き体が接近して永久磁石
の磁力を受けたときにオンされ、浮き体が離れて永久磁
石の磁力の範囲外にあるときにオフされるリードスイッ
チを配設し、 このリードスイッチのオンオフの出力信号により、貯留
容器内の液体の量を確認するようにしたことを特徴とす
るフロートスイッチ。 - 【請求項２】前記リードスイッチは、貯留容器の底部外
方に配設されており、 前記浮き体は、前記上下方向移動下死点に達したときに
上記リードスイッチをオンさせることを特徴とする請求
項１に記載のフロートスイッチ。 - 【請求項３】前記リードスイッチは、貯留容器の底部外
方と上部外方とに配設され、 前記浮き体は、前記上下方向移動下死点に達したときに
貯留容器の底部外方に設けられたリードスイッチをオン
させ、上下方向移動上死点に達したときに貯留容器の上
部外方に設けられたリードスイッチをオンさせることを
特徴とする請求項１に記載のフロートスイッチ。貯留容
器の底部外方に配設された第１のリードスイッチは、 - 【請求項４】前記リードスイッチは、貯留容器の深さ方
向に複数個配設され、 前記浮き体は、前記上下方向への移動に伴い、順次リー
ドスイッチのオンオフ動作を行わせることを特徴とする
請求項１に記載のフロートスイッチ。 - 【請求項５】磁力透過材によって形成された液体貯留容
器内を液面変位に伴って上下方向に定移動する浮き体に
永久磁石を固定し、 液体貯留容器の底部外方であって上記浮き体が移動下死
点にあるときの上記永久磁石の磁力を受ける範囲内に配
設したスイッチ部材の作動片に、磁性体を固定し、 また上記浮き体の浮力を、永久磁石と磁性体との間に作
用する引力よりも大きく設定し、 浮き体が上記移動下死点に達したときに上記作動片が永
久磁石の方向に引かれて前進動作する一方、浮き体が浮
力によって上昇し始め、上記磁性体が永久磁石の磁力の
影響を脱したときに作動片が復帰動作することにより、
スイッチ部材のオンオフ動作が行われ、その出力信号に
基づいて液体供給管路中途に介装された電磁弁の開閉等
を制御するようにしたことを特徴とするフロートスイッ
チ。 - 【請求項６】磁力透過材によって形成された液体貯留容
器内を液面変位に伴って上下方向に定移動する浮き体に
永久磁石を固定し、 液体貯留容器の底部外方であって上記浮き体が移動下死
点にあるときの上記永久磁石の磁力を受ける範囲内に配
設した第１のスイッチ部材の作動片に、磁性体を、また
液体貯留容器の上部外方であって上記浮き体が移動上死
点にあるときの上記永久磁石の磁力を受ける範囲内に配
設した第２のスイッチ部材の作動片に、それぞれ磁性体
を固定し、 上記浮き体の浮力と重さを、永久磁石と両磁性体との間
に作用する引力よりも大きく設定し、 浮き体が上記移動下死点もしくは移動上死点に達したと
きに上記作動片が永久磁石の方向に引かれて前進動作す
る一方、浮き体が液面の変位に伴い移動し、上記磁性体
が永久磁石の磁力の影響を脱したときに作動片が復帰動
作することにより、スイッチ部材のオンオフ動作が行わ
れ、その出力信号に基づいて液体供給管路中途に介装さ
れた電磁弁の開閉等を制御するようにしたことを特徴と
するフロートスイッチ。 - 【請求項７】磁性体が永久磁石より成ることを特徴とす
る、請求項５もしくは請求項６に記載のフロートスイッ
チ。 - 【請求項８】前記浮き体は、前記液体貯留容器内に立設
された案内筒内に遊嵌されて上下方向に定移動すること
を特徴とする請求項１、請求項５もしくは請求項６に記
載のフロートスイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12001292A JPH05290698A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | フロートスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12001292A JPH05290698A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | フロートスイッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05290698A true JPH05290698A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=14775719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12001292A Pending JPH05290698A (ja) | 1992-04-14 | 1992-04-14 | フロートスイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05290698A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4844911A (en) * | 1986-10-14 | 1989-07-04 | Takeda Chemical Industries | Quality improvement of alcoholic liquors |
| US6552283B2 (en) * | 2001-01-24 | 2003-04-22 | Carlos Cabrera | Activation flow switch for tankless water heaters |
| CN106057573A (zh) * | 2016-08-08 | 2016-10-26 | 国网青海省电力公司 | 一种低压防涉水漏电的保护装置 |
| KR102172837B1 (ko) * | 2019-08-09 | 2020-11-02 | 한국수력원자력 주식회사 | 원자로 가압가스 주입 방지를 위한 탄성중합체 구조가 포함된 안전주입탱크 |
| KR102196608B1 (ko) * | 2019-08-09 | 2020-12-30 | 한국수력원자력 주식회사 | 원자로 질소주입 방지 구조가 포함된 안전주입탱크 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS50106668A (ja) * | 1974-01-29 | 1975-08-22 | ||
| JPS51108281A (ja) * | 1975-03-20 | 1976-09-25 | Nippon Controls | Bijakudenryukairoyoodosuitsuchi |
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| JPS5544549B2 (ja) * | 1974-08-15 | 1980-11-12 |
-
1992
- 1992-04-14 JP JP12001292A patent/JPH05290698A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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