JPH05290102A - 運行シミュレーション - Google Patents

運行シミュレーション

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JPH05290102A
JPH05290102A JP12010792A JP12010792A JPH05290102A JP H05290102 A JPH05290102 A JP H05290102A JP 12010792 A JP12010792 A JP 12010792A JP 12010792 A JP12010792 A JP 12010792A JP H05290102 A JPH05290102 A JP H05290102A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 1または複数の走行路を1または複数の走行
体が走行する場合の作業量およびまたは作業時間の運行
シミュレーションを提供する。 【構成】 積込機11が待機している1/複数の積込場
12と、ホッパ22が設けられた1/複数のまき出し場
21にそれぞれノードが設定され、また積込場12とま
き出し場21間の走路中に運搬機4の走行または作業条
件の異なるポイントに複数のノードが設定される。ノー
ドを連結し、運搬機の走行距離や勾配、制限速度等のデ
ータが属性として記憶される。入力された運搬機4の機
種データをもとに牽引力曲線からサイクルタイムが求め
られ、ノードの通過時間と、待ちと判定された場合のノ
ードでの待ち時間が算出されて、一定時間または一定区
間における運搬機4の作業量と運行時間を算出すること
ができる。これをもとに運行効率を算出し、作業現場の
最適機械編成を選択することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、1または複数の走路
を1または複数の走行体が走行する場合の作業量および
または作業時間をシミュレートする運行シミュレーショ
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、現場に最適な走行体の機種を選択
するに際して、これをシミュレートする方法として、建
設機械の分野では単一の運行コース上を一機種の走行体
を用いてシミュレーションする方法が知られている。し
かし、採石業や重土木業等の現場において、複数のコー
ス上に機種の異なる複数の運搬機が稼働しているのが現
状であり、このような状態での作業量または運搬機の運
行のシミュレーションを行なうことが必要とされるに至
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記事情に
鑑みて創案されたもので、その主たる課題は、1または
複数の走路を1または複数の走行体が走行する場合の作
業量およびまたは作業時間をシミュレートする運行シミ
ュレーションを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、この発明では、1または複数の走路を1または複数
の走行体が走行する場合の作業量およびまたは作業時間
をシミュレートする作業評価シミュレーションであっ
て、(a).予め想定した走路上で、走行体の動きまたは作
業が変化する複数の挙動変化ポイントをノードとして設
定すると共に、該ノードを記憶する、(b).該ノード中
で、走行する走行体が衝突する可能性のある走路のノー
ドに待ち(一時停止)要判定を属性として記憶する、
(b).前記記憶された全てのノード間を連結するアークを
設定する、(c).各アーク毎に、走行距離と、勾配、回転
抵抗または制限速度等の走行体の挙動を変化させる要素
データを属性として記憶する、(d).走行体の機種、台
数、性能等を入力する、(e).上記入力された走行体の性
能からノード間または走路全体の走行時間を算出する、
(f).この走行時間を基に、各ノードの通過時間および待
ち発生と判定された場合の待ち時間を算出してシミュレ
ーションを行ない作業量およびまたは運行時間を算出す
る、という技術的手段を講じている。
【0005】
【作用】走行コースはノードとアークによって構成され
る。各アークには属性として走行距離と、勾配、回転抵
抗、制限速度等の走行体の挙動を変化させる要素データ
が記憶される。そこで、入力された走行体の性能からノ
ード間または走路全体の走行時間を算出し、この走行時
間をもとに、各走行体についてそれぞれ各ノードの通過
時間と動きの変化を記録する。この際に、並行して稼働
する走行体相互が衝突しないように、ノードでの待ち
(一時停止)判定を行ない、各ノードの通過時間および
または作業量をシミュレートする。
【0006】
【実施例】以下に、この発明を採石場、大型土木現場に
おける運搬作業シミュレーションに適用した好適実施例
について図面を参照しつつ説明する。はじめに、図1に
示すような採石場や大型土木現場において、予め走路
と、設備状況を確認し、走路においてダンプトラック
(オフハイウエイトラック)等の運搬機4の動きが変化
する挙動変化ポイントを想定する。本実施例の場合に
は、積込機11が待機している1または複数個所(図示
例では2個所)の積込場12と、ホッパ22が設けられ
た1または複数個所(図示例では2個所)のまき出し場
21との間に運搬コース1が設定された場合を例にして
説明する。
【0007】この運搬コース1は、積込場12とまき出
し場21とにそれぞれつながる走路が中途個所で一車線
の走路と接続されており、運搬機4がいずれの積込場1
2またはまき出し場21にも行けるように運搬コースの
設定が行える路線となっている。そこで、まず、積込機
11の位置を起点P1とし、ホッパ22の位置を折返し
点P2とし、積込場12、まき出し場21にそれぞれ設
備用のノード2’を設定する。また積込場12とまき出
し場21との間の走路には、運搬機4の動きが変化する
挙動変化ポイント毎に走路用のノード2を複数設定す
る。これらはキーボードその他の入力手段によって図示
しないシミュレーション演算手段を有するコンピュータ
に入力され、図2に示すようにディスプレーに表示され
る(図2参照)。
【0008】上記ノード2、2’は、起点P1と折返し
点P2との間に適宜離反した間隔で平面状に表示され
る。そして、次に、各積込場12に対する積込機11の
機種、台数を入力する。また各まき出し場21に対する
ホッパ22及び破砕機の台数、ホッパ22の容量、クラ
ッシャー能力を入力する。次に、走路、設備状況に合わ
せて上記表示されたノード2を連結し、図2に示すよう
にアーク3を設定する。これにより、運搬コースをノー
ドとアークを用いて構成することができる。このように
設定された各々のアーク3において、走路の走行距離、
勾配、回転抵抗、制限速度をその属性として入力する。
【0009】次に、複数の運搬機4が走行する場合に、
運搬機4の待ちが発生する可能性(換言すればそのまま
進行すれば衝突する可能性)があるノード2を判定し
て、そのノード2の属性として待ち要判定データを入力
する。一車線走路区間(対面通行不可区間)について
も、その合流点、分岐点のノード2”、2”について同
様に待ち要判定データ入力する。これにより、走路・設
備条件の入力が完了する。これらの走路・設備条件に関
するデータはデータファイルとして記憶される。
【0010】次に、使用する運搬機4の機種を設定し、
設定した機種ごとの台数と、設定した機種のスペック
(空車重量、積載重量、エンジン出力係数)を入力す
る。そして、各運搬コースに上記設定した運搬機4を割
り付け、これを入力する。これらの運搬機4に関する運
搬条件データはデータファイルとして記憶される。次
に、各々の運搬コースにおいて、運搬機4と積込機11
の組合せ、および運搬機4とホッパ22の組合せによる
積込時間およびダンピング時間を入力する。これらの積
込時間、運搬機4に関するデータもデータファイルとし
て記憶される。
【0011】このようにしてデータ入力が終了し、各入
力データがデータファイルとして記憶されると、次に演
算が行なわれる。まず、上記データファイルのデータが
呼び込まれ、ビークルシミュレーションでサイクルタイ
ムが算出される。ここでビークルシミュレーションは次
の構成からなっている。運搬機4の当該機種の牽引力曲
線から牽引力F2を求める。また、回転抵抗と勾配抵抗
の合計抵抗の換算値F1を求める。そしてF2−F1
と、車輌重量Mとから加速度Aを求める。 A=(F2−F1)/M
【0012】この際に、車輌に対する力やエネルギーを
正確に評価するには質量に比例する力に加えて、回転加
速度を与える力を考慮しなければならないので、積載重
量をもとに決められる係数(マスコレクションファクタ
ー)を用いて、回転に等価な質量を求め車輌重量を補正
してある。この加速度Aから速度を求める。そして、新
しい速度をもとに加速度を再計算する。
【0013】以上のプロセスが一定な最高速度(例えば
各アークに設定された制限速度)に安定するか、所定の
区間(あるいは運搬コース)が終了するまで繰り返し演
算される。このようにして、その区間(あるいは運搬コ
ース)におけるサイクルタイムが算出される。また得ら
れたサイクルタイムはサイクルタイムデータのデータフ
ァイルとして記憶される。
【0014】次に、実験値や経験値等を基にした標準偏
差データを入力してサイクルタイムを補正する。そして
フリートシミュレーションを行い、運搬機4が各ノード
を通過する毎にその時のクロックタイムをデータファイ
ルとして記憶する。また、運搬機4の出発位置(はじめ
は全てどちらかの積込場12に設定)をヒストリーデー
タとして記憶する。
【0015】次に、フリートシミュレーションの一例を
図3〜図10のフローチャートを参照しつつ説明する。
ここでは、設定された全ての運搬機4を対象にして、そ
れぞれ以下の手順が実行される。まず、全ての運搬機4
のサイクルタイムのデータを呼び込む(ステップ3
1)。そして1番早く挙動(EVENT)が起こる(ノ
ードにくる)運搬機4を探す(ステップ32)。
【0016】そして挙動が起こるクロックタイムを進め
る(ステップ33)。実行した挙動をヒストリーデータ
として記憶する(ステップ34)。次に起こる挙動(次
のノードまで)のスケジュールタイムと、起こした挙動
の最終チェック位置を更新する(ステップ35)。次の
挙動(ノード)を探す(ステップ36)。次の挙動から
アークの属性を呼び出し各運搬機4の行動パターンを決
める(ステップ37)。
【0017】この行動パターンは3つに分類される。挙
動が積込場12で起こる場合にはケース1に進む(ステ
ップ38)。そして積込場12で空いている積込機11
があるか否か判定する(ステップ39)。空いている積
込機11がある場合には、積込時間を前記データファイ
ルから読み込む(ステップ44)。空いている積込機1
1がない場合には、運搬機4を待ち行列に加える(ステ
ップ40)。
【0018】そして、待ち行列の要素を1つ増やしてか
ら(ステップ41)、待ち時間を計算する(ステップ4
2)。得られた待ち時間から次のスケジュールタイムを
計算し(ステップ43)、前記ステップ44へ進み積込
時間を呼び込む。そして、次のスケジュールタイムを求
める(ステップ45)。次に、運搬機4が積込場12か
ら出て行く時間をスケジュールタイムに設定する(ステ
ップ46)。
【0019】次に、シミュレーションを終了させるか否
かの判定を行ない(ステップ47)、終了でない場合に
は、ステップ31に戻る。前記ステップ37から、次の
挙動がまき出し場21で起こる場合はケース2に進む
(ステップ48)。そして、空いているホッパ22があ
るか否かが判定される(ステップ49)。空いているホ
ッパ22がある場合には、ダンピング時間を前記データ
ファイルから呼び込む(ステップ54)。
【0020】空いているホッパ22がない場合には、運
搬機4を待ち行列に加える(ステップ50)。そして、
待ち行列の要素を1つ増やしてから(ステップ51)、
待ち時間を計算する(ステップ52)。得られた待ち時
間から次のスケジュールタイムを計算し(ステップ5
3)、前記ステップ54へ進みダンピング時間を呼び込
む。そして、次のスケジュールタイムを求める(ステッ
プ55)。
【0021】次に、運搬機4がまき出し場21から出て
行く時間をスケジュールタイムに設定する(ステップ5
6)。次に、シミュレーションを終了させるか否かの判
定を行ない(ステップ57)、終了でない場合には、ス
テップ31に戻る。前記ステップ37から、次の挙動が
走路上で起こる場合はケース3に進む(ステップ5
8)。そして、次に進むノード2に別の運搬機4が止ま
っているか否か判定する(ステップ59)。
【0022】止まっていない場合には、次に対向して走
行してくる運搬機4があるか否か判定する(ステップ6
0)。対向車が無い場合には、当該運搬機4の前を先行
する運搬機4が走行しているか否か判定する(ステップ
61)。先行する運搬機4が無い場合には次に進むノー
ドが積込場12か否か判定し(ステップ62)、積込場
12の場合はケース1のルーチン(ステップ38)へ飛
ぶ。また、次に進むノードがまき出し場21か否か判定
し(ステップ63)、まき出し場21の場合はケース2
のルーチン(ステップ48)へ飛ぶ。これらのいずれで
もない場合にはケース3のルーチン(ステップ58)へ
戻る。
【0023】次に、前記ステップ61で、先行する運搬
機4がある場合に、当該運搬機4が先行する運搬機4に
追いつくか否か判定し(ステップ64)、追いつかない
場合にはステップ62へ進む。追いつく場合には、次の
ノードに前の運搬機4より所定時間(例えば1秒)遅ら
せて到着させ、そのノードで待ち(一時停止)とする
(ステップ65)。そして待ち時間を計算する(ステッ
プ66)。得られた待ち時間から次のスケジュールタイ
ムを求める(ステップ67)。
【0024】次いでシミュレーションを終了させるか否
か判定し(ステップ68)続行する場合にはステップ3
1に戻る。次ぎに、前記ステップ60で対向する運搬機
4がある場合には、同一のアーク上を走行するか否か判
定する(ステップ69)。同一のアーク上を走行する場
合には対面通行ができるか否か(一車線かどうか)を判
定する(ステップ70)。一車線の場合には、対向する
運搬機4が荷積状態か否か判定する(ステップ71)。
【0025】そして、前記各ステップ69でNO、ステ
ップ70でYES、ステップ71でNOの場合には、次
ぎに進むノードが積込場12か否か(ステップ72)、
まき出し場21か否か(ステップ73)を判定する。そ
して積込場12の場合はケース1のルーチン(ステップ
38)へ飛び、まき出し場21の場合はケース2のルー
チン(ステップ48)に飛ぶ。いずれでもない(走路上
の)場合はケース3のルーチン(ステップ58)へ戻
る。
【0026】またステップ71で、対向する運搬機4が
荷積状態の場合は、手前のノードで待つ(ステップ7
4)。そして、運搬機4を待ち行列に加える(ステップ
75)。更に、待ち行列の要素を1つ増やしてから(ス
テップ76)、待ち時間を計算する(ステップ77)。
得られた待ち時間から次のスケジュールタイムを計算す
る(ステップ78)。次に、シミュレーションを終了さ
せるか否かの判定を行ない(ステップ79)、終了でな
い場合には、ステップ31に戻る。
【0027】次ぎに前記ステップ59で次に進むノード
2に別の運搬機4が止まっている場合には、次ぎに進む
ノードで止まる(ステップ80)。そして、運搬機4を
待ち行列に加える(ステップ81)。更に、待ち行列の
要素を1つ増やしてから(ステップ82)、待ち時間を
計算する(ステップ83)。得られた待ち時間から次の
スケジュールタイムを計算する(ステップ84)。次
に、シミュレーションを終了させるか否かの判定を行な
い(ステップ85)、終了でない場合には、ステップ3
1に戻る。
【0028】ここで、前記の手順の運搬機4の運行順を
要約すると、対向する運搬機4が先に存在する場合には
待ち(一時停止し)、また先行する運搬機4がある場合
には追越しを行なわない。また、運搬機4が積込場12
で積込中の場合には、次の運搬機4は待つ。枝分かれし
た走路が合流する場合は合流側が優先する。同一条件で
対向する場合は、荷積の運搬機4を空荷の運搬機4より
優先する。また、いずれも同じ条件の場合には運搬機4
の車輌ナンバー順とする。
【0029】次に、上記各ケースのそれぞれの場合に、
シミュレーションを終了する場合には、それぞれの結果
をデータファイルに落し(ステップ86)、その運行結
果を外部表示して終了する(ステップ87)。この結果
の表示例としては図11に示すように運搬機4の機種番
号と、挙動(EVENT)と、時間のそれぞれの数値が
時系列に表示される。また適宜方式のダイヤグラムを用
いて表現してもよい。更に、これらのデータを用いて、
運行分析結果を出力することもできる。 この場合は、作業量(各運搬機、各運搬コース、全
体) 待ちの発生回数(各運搬機、各運搬コース、全体) 待ちの発生率 (1).全稼働時間に対する待ち発生個所毎の待ち時間の割
合 (2).全稼働時間に対する各運搬コース毎の累計待ち時間
の割合 運搬効率 (1).全稼働時間に対し、各運搬機が実際に稼働している
時間の割合 (2).稼働時間に対する作業量の割合(各運搬機、各運搬
コース、全体) 以上のデータを算出し、数値として、あるいは適宜ダイ
ヤグラムとして表示することができる。
【0030】これらの得られた結果をもとに、採石場や
大型土木業現場における、作業量計算、最適機械編成の
設定を決定することができ、現場改善提案等にも役立た
せうる。上記実施例では、設備条件として積込機とホッ
パを設けた場合を例示したが、その他の設備を用いる場
合も同様にその処理能力データを入力してシミュレーシ
ョンを行なうことができる。また、この発明では、設備
を設けず、走路を走行体が走行して運搬を行なうだけの
場合でも同様にシミュレーションを行なうことができ
る。
【0031】
【発明の効果】以上この発明によれば、複数の走行体が
複数の走路を運行する場合であっても、その作業量およ
びまたは走行体の運行をシミュレートするので、作業量
と共に、現場における最適な機械の選択を行なうための
支援を行なうことができる。また、走行体の待ち時間を
加えることができるので、より一層正確なシミュレーシ
ョンを行なうことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】現場の走路、設備条件を示す概略図である。
【図2】ノードとアークを示す説明図である。
【図3〜図10】運搬コースの運行手順を示すフローチ
ャートである。
【図11】運行結果を示す出力例である。
【符号の説明】
1・・・運搬コース 2・・・ノード 3・・・アーク 4・・・運搬機 10・・・コンピュータ 11・・・積込機 12・・・積込場 21・・・まき出し場 22・・・ホッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 竹治 東京都港区北青山一丁目2番3号 新キャ タピラー三菱株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1または複数の走路を1または複数の走
    行体が走行する場合の作業量およびまたは作業時間をシ
    ミュレートする作業評価シミュレーションであって、 予め想定した走路上で、走行体の動きまたは作業が変化
    する複数の挙動変化ポイントをノードとして設定すると
    共に、該ノードを記憶し、 該ノード中で、走行する走行体相互が衝突する可能性の
    ある走路のノードに待ち(一時停止)判定を行なうこと
    を属性として記憶し、 前記設定された全てのノード間を連結するアークを設定
    し、 各アーク毎に、走行距離と、勾配、回転抵抗または制限
    速度等の走行体の挙動を変化させる要素データを属性と
    して記憶し、 走行体の機種、台数、性能等を入力し、 上記入力された走行体の性能からノード間または走路全
    体の走行時間を算出し、 この走行時間を基に、各ノードの通過時間および待ち発
    生と判定された場合の待ち時間を算出してシミュレーシ
    ョンを行ない作業量およびまたは運行時間を算出するこ
    とを特徴とする運行シミュレーション。
  2. 【請求項2】 走路中に走行体に所定の作業が行なわれ
    る設備が設けられており、該設備の作業処理能力と作業
    時間のデータを入力して、作業量と設備が設けられた個
    所に設定したノードの通過時間を算出することを特徴と
    した運行シミュレーション。
  3. 【請求項3】 走路が、積込機が配置された積込場と、
    ホッパが設けられたまき出し場とを結ぶ運搬コースから
    なり、走行体がダンプトラック等の運搬機からなってお
    り、該運搬機と積込機の組合せによる積込時間、運搬機
    とホッパの組合せによるダンピング時間とがそれぞれ入
    力されて、上記積込場およびまき出し場に設定されたノ
    ードの通過時間を算出すると共に、上記積込場とまき出
    し場との間の走路に複数のノードを設定して、それぞれ
    の通過時間を算出することを特徴とする請求項2に記載
    の運行シミュレーション。
  4. 【請求項4】 運搬機の当該機種の牽引力曲線のデータ
    をもとにサイクルタイムを算出し、該サイクルタイムを
    もとに各ノードの通過時間を算出することを特徴とす請
    求項1に記載の運行シミュレーション。
  5. 【請求項5】 ノード中から、同一方向に走行して先行
    する走行体または対向する方向から走行してくる走行体
    と衝突する可能性のあるノードを判定し、該ノードの属
    性として待ち(一時停止)の要判定を記録し、該ノード
    を通過する走行体に待ちが発生するか否かを判定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の運行シミュレーショ
    ン。
  6. 【請求項6】 ノード中から単一車線となる走路の分岐
    位置または合流位置を選択し、該ノードの属性として待
    ち(一時停止)の要判定を記録し、該ノードを通過する
    走行体に待ちが発生するか否かを判定することを特徴と
    する請求項1に記載の運行シミュレーション。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20170011768A (ko) * 2015-07-24 2017-02-02 부경대학교 산학협력단 노천 및 지하광산 트럭-로더 운반시스템의 최적화를 위한 시뮬레이션방법

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