JPH05287252A - 合板用接着剤の製造方法 - Google Patents

合板用接着剤の製造方法

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JPH05287252A
JPH05287252A JP13750392A JP13750392A JPH05287252A JP H05287252 A JPH05287252 A JP H05287252A JP 13750392 A JP13750392 A JP 13750392A JP 13750392 A JP13750392 A JP 13750392A JP H05287252 A JPH05287252 A JP H05287252A
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JP
Japan
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adhesive
fly ash
plywood
weight
parts
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JP13750392A
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English (en)
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Sadao Uematsu
貞夫 植松
Atsushi Uchiyama
淳 内山
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TSUDA FOREST IND
TSUDA MOKUZAI KOGYO KK
Original Assignee
TSUDA FOREST IND
TSUDA MOKUZAI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】合板用接着剤を大幅にコストダウンし得、且
つ、産業廃棄物であるフライアッシュの有効利用を実現
する。 【構成】この発明に係る合板用接着剤は、合板用樹脂接
着剤100重量部に対し、フライアッシュ5〜25重量
部、小麦粉5〜15重量部、水0〜10重量部、塩化ア
ンモニウム0.5重量部をそれぞれ配合し、所定時間攪
拌して接着剤糊液を構成するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合板用接着剤の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、合板に使用する接着剤としては、
フェノール樹脂接着剤、メラミンユリア共縮合樹脂接着
剤、ユリア樹脂接着剤が主流をなす。
【0003】合板に使用する接着剤は、その耐水性能か
ら、フェノール樹脂接着剤は特類に、メラミンユリア共
縮合樹脂接着剤は1類に、ユリア樹脂接着剤は2類に使
い分けられる。これらの樹脂は、ホルムアルデヒドを反
応物としているので、ホルムアルデヒド系接着剤とよば
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ホルムアルデヒド系接
着剤は、網状の不可逆的な硬化物となり、この硬化物が
接着層を形成するもので、一方、単板が多孔質でしかも
表面が粗面な材料でありさらにこの接着剤が水を溶媒と
しているために、接着剤の主成分たる樹脂分が単板中に
浸透し、十分な接着力が得られない場合がある。
【0005】このため、合板用接着剤には、通常小麦粉
などの天然高分子物質を増量剤及び充填剤として配合し
ている。
【0006】上記、高分子物質が接着剤原価の10%程
度を占めており、日本国内における天然高分子物質の需
要は、年間8万〜10万トンとされている。
【0007】一方、石炭火力発電所等では、大量のフラ
イアッシュ(JIS A−6201)が廃棄物として搬
出される。このフライアッシュの産出量は、昭和63年
度で年間約700万トンとされ以後、増量の傾向にあ
る。
【0008】上記、フライアッシュは、セメント混和
材、土木建築用の軽量骨材などとして約45%が有効利
用され、残り約55%は産業廃棄物として処分されてい
る。
【0009】かかる処分の場合、環境保全の面から処分
用地の確保が難しく、従って、フライアッシュの有効利
用を考える必要がある。
【0010】そこで、この発明は、上記フライアッシュ
を合板用接着剤の増量剤、充填剤に利用することに着目
し、高分子物質の節減およびフライアッシュの有効利用
を実現し得る新規な接着剤の製造方法を提供することを
目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は合板用接着剤の
製造方法であって、合板用樹脂接着剤100重量部に対
し、フライアッシュ5〜25重量部、小麦粉5〜15重
量部、水0〜10重量部、塩化アンモニウム0.5重量
部をそれぞれに配合し、所定時間攪拌して接着剤糊液を
構成するものである。
【0012】
【作用】この発明の製造方法による接着剤は、増量剤お
よび充填剤としてフライアッシュを配合したから、高分
子物質の配合量を大幅に節減し得、接着剤のコストダウ
ンを実現できる。また、この発明による接着剤を合板の
接着に使用した場合、単板の多孔質部分に増量剤が目詰
まりして従来の高分子物質と同様な接着効果を期待し得
る。更に、産業廃棄物であるフライアッシュを有効に利
用できるという顕著な効果を奏する。
【0013】
【実施例】以下、この発明にかかる合板用接着剤の製造
方法につき説明する。この発明にかかる接着剤の製造に
は、下記の表1に示したフライアッシュ資料A、資料
B、資料Cを使用する。
【0014】
【表1】
【0015】
【実施例1】特類合板用アルカリフェノール樹脂接着剤
〔乾燥固形分46%、ゲル化時間:95℃で30分〕1
00重量部に対し、表1に示した試料A、B、Cのうち
いずれかのフライアッシュ粉末をそれぞれ20重量部、
小麦粉(日清製粉KK製の赤花印)を5重量部、水3重
量部を配合し、10分間攪拌して糊液を調整した。
【0016】これらの糊液をそれぞれ3.2mm厚ラワ
ン単板の両面にそれぞれ163g/mずつ塗布し、こ
れに1.5mm厚ラワン単板を上下から重ね合せて3プ
ライとし、圧力10kg/cmで15分間冷圧締を行
った。続いてこれを140℃に保ったホットプレスに挿
入して圧力8kg/cmで4分間加熱圧着して合板を
得た。この合板の接着強さををJAS規格に準じて測定
した結果は表2の通りであった。
【0017】
【表2】
【0018】アルカリフェノール樹脂接着剤は、PH1
0〜11で硬化するがフライアッシュのPHが接着力に
及ぼす影響は小さく、本発明例では、PH5程度のフラ
イアッシュを用いた本発明例との糊液の方が接着強
さはやや大きい値を示した。
【0019】これは、アルカリフェノール樹脂接着剤に
増量剤及び充填剤として使用する場合、フライアッシュ
は、酸性からアルカリ性まで広い範囲のPHのものが使
用可能であることを表している。
【0020】
【実施例2】1類合板用メラミンユリア共縮合樹脂接着
剤〔乾燥固形分55%、ゲル化時間40℃で50分〕1
00重量部に対し、表1に示した試料AまたはCのフラ
イアッシュ粉末をそれぞれ5または25重量部、小麦粉
(日清製粉KK製の赤花印)5または15重量部、水を
0または10重量部及び塩化アンモニウム粉末0.5重
量部を配合し、10分間攪拌して糊液を調整した。
【0021】また、比較例として1類合板用メラミンユ
リア共縮合樹脂接着剤100重量部に対し、小麦粉20
重量部、水10重量部、および塩化アンモニウム粉末
0.5重量部を配合して10分間攪拌し、糊液を調整し
た。
【0022】これらの糊液をそれぞれ実施例1と同じ方
法で3.2mm厚ラワン単板の両面にそれぞれ163g
/mずつ塗布し、これに1.5mm厚ラワン単板を上
下から重ね合せて3プライとし、圧力10kg/cm
で15分間冷圧締を行った。
【0023】続いてこれを120℃に保ったホットプレ
スに挿入して圧力8kg/cmで1分30秒間加熱圧
着して合板を得た。この合板の接着強さをJAS規格に
準じて測定した結果は表3の通りであった。
【0024】
【表3】
【0025】メラミンユリア共縮合樹脂接着剤は、酸性
側(PH4程度)で硬化するため、PH9.1のフライ
アッシュ・試料Cを樹脂に対し25%入れた本発明例
の配合では、フライアッシュのアルカリ成分の影響を受
けて接着力は低下している。
【0026】メラミンユリア共縮合樹脂接着剤に増量及
び充填剤として使用する場合、フライアッシュは試料A
のような酸性のものを用いれば樹脂に対し25%程度の
使用量でも接着強さには影響しない。
【0027】
【実施例3】2類合板用ユリア樹脂接着剤〔乾燥固形分
52%、ゲル化時間:60℃で25分〕100重量部に
対し、表1に示した試料AまたはCのフライアッシュ粉
末をそれぞれ5または25重量部、小麦粉(日清製粉K
K製の赤花印)5または15重量部、水を0または10
重量部及び塩化アンモニウム粉末0.5重量部を配合
し、10分間攪拌して糊液を調整した。
【0028】また、比較例として2類合板用ユリア樹脂
接着剤100重量部に対して、小麦粉20重量部、水1
0重量部及び塩化アンモニウム粉末0.5重量部を配合
して10分間攪拌し糊液を調整した。
【0029】これらの糊液それぞれを実施例1と同じ方
法で3.2mm厚ラワン単板の両面にそれぞれ163g
/mずつ塗布し、これに1.5mm厚ラワン単板を上
下から重ね合せて3プライとし、圧力10kg/cm
で15分間冷圧締を行った。続いてこれを110℃に保
ったホットプレスに挿入して圧力8kg/cmで1分
30秒間加熱圧着して合板を得た。この合板の接着強さ
をJAS規格に準じて測定した結果は表4の通りであっ
た。
【0030】
【表4】
【0031】ユリア樹脂接着剤も、酸性側で硬化するた
め、PH9.1のフライアッシュ・試料Cを樹脂に対し
25%入れた本発明例▲12▼の配合では、フライアッ
シュのアルカリ成分の影響を受けて接着力はやや低下す
る。ユリア樹脂接着剤に増量剤及び充填剤として使用す
る場合、フライアッシュは試料Aのような酸性のものを
用いれば樹脂に対し25%程度の使用量でも接着力に影
響せず、むしろ向上する傾向にある。
【0032】フライアッシュは、小麦粉のように水分を
吸収して膨潤し接着剤の粘度を高める増粘剤としての機
能を持たないため、フライアッシュを使用した接着剤の
粘度調整作業には注意を要する。
【0033】合板工場の場合、接着剤糊液の初期粘度は
通常20〜30ポイズに管理されているが、接着剤糊液
の吸い込みの激しい材では低粘度の接着剤糊液を塗布す
ると接着不良の原因となり、加えて冷圧締から加熱圧着
に作業を進める際、自動化された多段式プレスが多く採
用されているため、ホットプレスに自動挿入するには手
で持ってめくれない程度に接着されていなければなら
ず、低粘度の糊液を用いると、この仮接着状態が悪化す
る傾向にあることから特に粘度管理は重要である。
【0034】実施例1〜3の何れも接着剤糊液の初期粘
度は10〜15ポイズであり、加熱圧着後の最終的製品
接着強さには支障はないが、合板工場で使用する場合、
仮接着性悪化に困るという作業上の効率低下を考慮する
と接着剤糊液の初期粘度を20〜30ポイズにアップさ
せる必要がある。そこで、増粘剤としてα化澱粉を使用
して実施例4を行った。
【0035】
【実施例4】1類合板用メラミンユリア共縮合樹脂接着
剤〔乾燥固形分55%、ゲル化時間:40℃で50分〕
及び2類合板用ユリア樹脂接着剤(乾燥固形分52%、
ゲル化時間:60℃で25分〕それぞれを100重量部
に対し、表1に示した試料Aのフライアッシュ粉末を2
3.3または22,8重量部、小麦粉(日清製粉KK製
の赤花印)7.1重量部、α化澱粉(敷島スターチKK
製 商品名、シキシマS−600)1.0または1.5
重量部及び塩化アンモニウム粉末0.5重量部を配合
し、10分間攪拌して糊液を調整した。
【0036】また、比較例として1類合板用メラミンユ
リア共縮合樹脂接着剤及び、2類合板用ユリア樹脂接着
剤100重量部に対して、小麦粉21.4重量部、水1
0重量部及び塩化アンモニウム粉末0.5重量部を配合
して10分間攪拌し糊液を調整した。粘度についてはV
T型回転粘度計を用いて10分間攪拌後、1時間後、2
時間後にそれぞれの糊液の粘度を測定した。
【0037】これらの糊液それぞれを実施例1と同じ方
法で3.2mm厚ラワン単板の両面にそれぞれ163g
/mずつ塗布し、これに1.5mm厚ラワン単板を上
下から重ね合せて3プライとし、圧力10kg/cm
で15分間冷圧締を行った。10分間解圧放置して仮接
着状態を観察した後、これを1類配合の場合120℃、
2類配合の場合110℃に保ったホットプレスに挿入し
て圧力8kg/cmで1分30秒間加熱圧着して合板
を得た。この合板の接着強さをJAS規格に準じて測定
した結果は表5の通りであった。
【0038】
【表5】
【0039】フライアッシュとα化澱粉を使用しない比
較例▲15▼▲17▼の配合では2時間後の糊液増粘倍
率は1.8〜2倍近くにも及ぶが、本発明例▲14▼▲
16▼によると糊液増粘倍率は2時間後でも1類配合で
1.6、2類配合では1.4倍程度に留まる。これはフ
ライアッシュをメラミンユリア共縮合樹脂接着剤、ユリ
ア樹脂接着剤に使用すれば、α化澱粉を増粘剤として添
加し初期粘度を20ポイズ以上にしても、前硬化時間が
長い。つまり、可使時間(ポットライフ)が長いことを
意味する。10分間解圧放置後の仮接着状態は▲14▼
〜▲17▼の糊液を用いたものすべて同程度であり、フ
ライアッシュとα化澱粉を使用したことによる仮接着性
の劣化は認められなかった。また、接着力については1
類配合、2類配合とも本発明例▲14▼及び▲16▼の
方が比較例▲15▼及び▲17▼を用いたものより良好
であった。
【0040】
【発明の効果】本発明によってフライアッシュを合板用
接着剤に使用すれば、以下に述べるような効果がある。
【0041】コストの高い高分子物質を大幅に節約し、
産業廃棄物であるフライアッシュを安全に且つ最も有効
に利用できる。
【0042】PHを測定するだけでそのフライアッシュ
に適する樹脂接着剤を選定でき、特にPH5程度の酸性
のフライアッシュは、小麦粉などの天然高分子物質を増
量、充填剤として使用するタイプのホルムアルデヒド系
接着剤全般に使用可能である。
【0043】PH5程度の酸性のフライアッシュは、上
記ホルムアルデヒド系接着剤に5〜25%投入しても加
熱圧着後の接着力に何らの悪影響も与えず、むしろ接着
効果を高める作用がある。
【0044】接着剤にフライアッシュを投入すれば糊液
の可使時間が長くなる。初期粘度を増加させるために増
粘剤としてのα化澱粉を添加しても経時増粘は緩慢であ
る。これは、何らかの工程要因によって糊液の塗布作業
が中断した場合などに大変有益な性質である。
【0045】フライアッシュの使用により増量、充填剤
として使用される小麦粉などの天然高分子物質使用量を
3分の2以上減少させることも可能であり、フライアッ
シュがこれらの天然高分子物質よりも遥かに安価である
ことから接着剤糊液の大幅なコストダウンにつながる。
【0046】以上に述べたように本発明は、石炭火力発
電所等から産業廃棄物として大量に搬出されるフライア
ッシュを合板用接着剤に使用すると被着材である単板表
面に充填効果を持つこと及び、接着剤を増量することが
出来る等の特性を生かし、フライアッシュを有効に利用
できる技術を供給すると共に、小麦粉などの天然高分子
物質を用いる合板用接着剤糊液の大幅なコストダウンを
実現するものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合板用樹脂接着剤100重量部に対し、
    フライアッシュ5〜25重量部、小麦粉5〜15重量
    部、水0〜10重量部、塩化アンモニウム0.5重量部
    をそれぞれに配合し、所定時間攪拌して接着剤糊液を構
    成することを特徴とする合板用接着剤の製造方法。
  2. 【請求項2】 合板用樹脂接着剤が、フェノール樹脂接
    着剤、メラミンユリア共縮合樹脂接着剤、ユリア樹脂接
    着剤である請求項1記載の合板用接着剤の製造方法。
JP13750392A 1992-04-13 1992-04-13 合板用接着剤の製造方法 Pending JPH05287252A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005042027A (ja) * 2003-07-23 2005-02-17 Kikusui Chemical Industries Co Ltd 合成樹脂エマルション系仕上げ材及び仕上げ施工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005042027A (ja) * 2003-07-23 2005-02-17 Kikusui Chemical Industries Co Ltd 合成樹脂エマルション系仕上げ材及び仕上げ施工方法
JP4500518B2 (ja) * 2003-07-23 2010-07-14 菊水化学工業株式会社 合成樹脂エマルション系仕上げ材及び仕上げ施工方法

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