JPH0528700Y2 - - Google Patents

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JPH0528700Y2
JPH0528700Y2 JP1988068541U JP6854188U JPH0528700Y2 JP H0528700 Y2 JPH0528700 Y2 JP H0528700Y2 JP 1988068541 U JP1988068541 U JP 1988068541U JP 6854188 U JP6854188 U JP 6854188U JP H0528700 Y2 JPH0528700 Y2 JP H0528700Y2
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memory card
contact piece
connector
contact
case
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、メモリカード用コネクタ、詳しく
はカートリツジ形の薄型ケースに回路基板が内蔵
されたメモリカードに用いられるコネクタに関す
る。
〔従来の技術〕
この種のコネクタは、接片支持部に並設状態に
配置された多数の接片の先端部分が接片支持部の
前方へ突き出ていて、それらの接片の先端部分に
接点が設けられている。一方、メモリカードの回
路基板はその先端部に多数の端子が並設されてお
り、これらの端子がケースの差込口につながるケ
ース内空間に露出している。このようなメモリカ
ードがコネクタにセツトされるときは、メモリカ
ードの差込口をコネクタの接片支持部に押し込ん
だ最初の段階で回路基板の端子がコネクタの接片
に接触し、次の段階でケース内空間に接片支持部
が挿入される。また、メモリカードをトレーに載
せてセツトする形式のいわゆるダウンロツク型の
コネクタでは、ケース内空間に接片支持部が挿入
された後にトレーを押し下げてメモリカード側の
端子を上記接片の接点に圧接させる。
〔考案が解決しようとする課題〕
このようにしてメモリカードをセツトする従来
のコネクタでは、メモリカードを表向き(正規の
姿勢)にしている場合に限らず、裏向きにしてい
てもセツトすることが可能で、裏向きにセツトし
たときにはケースの裏板部分が上記接片に対向す
る。
しかし、メモリカードのケースは薄型のカート
リツジ形状をしていることが要求され、端子が露
出しているケース内空間の縦幅(回路基板とケー
スとの間隔)を上記接片支持部の厚みに比べて格
別に大きくすることができないため、メモリカー
ドを挿入したとき、または裏向きに挿入されたメ
モリカードがダウンロツク式に押し下げられたと
きに、ケースの裏板部分が上記接片に不当に押し
付けられ、接片が座屈変形することがあつた。接
片の座屈変形はメモリカードが前後逆向きに誤挿
入されたときにも生じることがあつた。
そこで、メモリカードのケースに何らかの対策
を施し、メモリカードを裏向きや前後逆向きにし
たままではコネクタにセツトできないようにする
ことが考えられた。そのような対策としては、上
記ケースにコーナ部分を幅広に面取りしたような
傾斜面を形成する手段や、ケースの側端に溝を形
成する一方、コネクタ側に上記傾斜面や溝に対応
するガイド部分を形成しておく手段などがあつ
た。
しかし、これらの対策を施した場合、適正サイ
ズや適正厚みのメモリカードであれば裏向き挿入
や前後逆向き挿入(以下、これらを含めて誤挿入
という。)されることが防止されるが、横幅寸法
の短い小サイズのメモリカードや厚み寸法の小さ
い厚み寸法が適正厚みよりも極薄のメモリカード
に対しては、誤挿入を有効に防止できない。その
ため、小サイズや極薄のメモリカードが誤挿入さ
れて接片が座屈変形することがあつた。
この考案は以上の事情に鑑みてなされたもの
で、適正サイズのメモリカードは勿論、小サイズ
や極薄のメモリカードであつても誤挿入を未然に
防止することが可能なメモリカード用コネクタを
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案のメモリカード用コネクタは、接片支
持部に接片の先端部分の前方へ突き出る突起が延
出されていると共に、この突起の片側部分に、メ
モリカードの差込口に設けられたリブの嵌入を許
す凹欠部が設けられている。
〔作用〕
このようなコネクタにメモリカードが表向きの
正規の姿勢で挿入されたときには、メモリカード
のリブが接片支持部の凹欠部に嵌入され、メモリ
カードは接片を座屈変形させることなく適正な状
態にセツトされる。
これに対し、メモリカードが裏向きに誤挿入さ
れようとしたときには、突起がメモリカードのリ
ブに当たつて誤挿入が未然に防止される。この作
用は、適正サイズのメモリカードに対しては勿
論、小サイズや極薄のメモリカードに対しても有
効に発揮される。メモリカードが前後逆向きに誤
挿入されようとしたときには、メモリカードのケ
ース後端に突起が当たり、誤挿入が未然に防止さ
れる。
〔実施例〕
第2図および第3図に示したコネクタは、主ボ
デイ1と、補助ボデイ2と、ボデイ側に設けられ
た多数の接片3…と、コネクタジヨイント4と、
コネクタジヨイント4側に設けられた多数の接片
5とを有する。
主ボデイ1は後壁11と側壁12と上壁13と
を有する前面開放の樹脂成形品よりなる、上壁1
3の近傍に後壁12から突出された接片支持部1
4が設けられており、この接片支持部14の幅方
向の中央位置を通る中心線C−Cの片側部分から
ボス形の突起15が突き出ている。図示例の突起
15は下面が前上がりに傾斜し、かつ、上記後壁
11の背面から圧入された金属製の芯材16によ
り補強されている。この突起15は金属ピンに置
き換えることによつてさらに強固になる。また、
接片支持部14には中心線C−Cを挟んで上記突
起15の反対側部分に所定幅の凹欠部17が設け
られている。さらに、上記突起15と凹欠部17
が設けられている個所の両側に振り分けて接片支
持部材14の前端面から下面にわたる接片保持溝
18aが等間隔おきに多数設けられている。一
方、後壁11に突出片19が設けられ、この突出
片19にも接片保持溝18bが多数設けられてい
る。
補助ボデイ2はその側端部に突出部21を有す
る。また、補助ボデイ2の上壁22の下部に垂下
壁23が設けられ、上壁22と垂下壁23との間
に凹所24が形成されている。そして、上記突出
部21を主ボデイ1の端部に設けられている嵌合
溝111に嵌込むと共に、凹所24に主ボデイ1
の突出片19を嵌込むことによつて主ボデイ1と
補助ボデイ2とが一体に組み付けられている。
主ボデイ1側の接片3はばね性を有する金属片
により構成されており、コ字形に折曲げられた中
間部31が上記突出片19の接片保持溝18bに
嵌め込まれた状態で凹所24内に保持されてお
り、さらに補助ボデイ2の上壁22の端部に沿う
ように湾曲状に折り返され、その折り返し箇所よ
りも先端側の部分(以下、先端部分という。)3
2が前上がりに延出されて上記接片支持部14の
前方へ突出されており、かつこの先端部分32は
プリロードを与えられた状態で接片支持部14の
接片保持溝18aに嵌め込まれている。そして、
接片支持部14から突出している部分に山形に形
成された接点33が形成されている。また、接片
3の下方へ延びる下端部34にも接点35が設け
られている。ここで、接片3の先端部分31は上
述のように接片支持部14の前方へ突き出してお
り、上記突起15は接片3の接点33よりもさら
に前方へ突き出している。
コネクタジヨイント4は樹脂成形品よりなり、
このコネクタジヨイント4に接片5が多数並設さ
れている。これらの接片5はコ字形に折り曲げら
れた部分51に摺動接点52が形成されていると
共に、この部分51がコネクタジヨイント4に圧
入され、かつその部分51から下方へ端子53が
延出されている。
コネクタジヨイント4は第3図のように回路基
板Pに搭載される。そして、このコネクタジヨイ
ント4に対して、主ボデイ1と補助ボデイ2と接
片3とを組み付けてなるコネクタが装着される。
コネクタジヨイント4にコネクタを装着するとき
は、同図のように主ボデイ1と補助ボデイ2とに
よつてコネクタの下端部に形成されたソケツト部
200をコネクタジヨイント4に上方から差し込
むことによつて、コネクタジヨイント4側の接片
5の摺動接点52にコネクタ側の接片3の接点3
5を弾接させる。これにより回路基板Pに形成さ
れている回路とコネクタ側の接片3とが電気的に
導通される。このようにコネクタを直接回路基板
Pに搭載せず、コネクタジヨイント4を介して搭
載しておくと、コネクタにメモリカードをセツト
するときに生じる衝撃が摺動接点52と接点35
とが摺動することによつて吸収され、その衝撃が
回路基板Pと端子53との半田付け個所に伝わり
にくくなり、半田付け個所が亀裂発生や損傷から
保護される利点がある。
次に、上記コネクタにセツトされるメモリカー
ド6を説明する。
第4図および第5図に示すように、メモリカー
ド6は上ケース61と下ケース62とを合わせる
ことにより構成されたカートリツジ形の薄型のケ
ース63の前半部分に回路基板7を内蔵し、かつ
後半部分の一部に電池収容スペース64を形成し
てある。回路基板7の先端部にはその幅方向の中
央位置を通る中心線C′−C′を挟む両側部分にそれ
ぞれ多数の端子71…が振り分けて形成されてい
る。そして端子71が形成されていない中心線
C′−C′の片側部分に角孔(凹欠状のキー溝でもよ
い。)72が形成され、この角孔72に上ケース
61と下ケース62との間に設けたリブ65を貫
挿させている。このリブ65は上記端子71が露
出しているケース内空間Sを上下に横切つてい
る。そして、中心線C′−C′を挟んで角孔72の反
対側部分に端子71が設けられていないスペース
73が確保されている。
第1図はコネクタにメモリカード6の中心線C
−C,C′−C′を一致させ、メモリカード6を表向
きの正規の姿勢でコネクタに対向させた状態を示
している。この場合、メモリカード6のリブ65
は接片支持部14の凹欠部17に対応し、コネク
タの突起15はメモリカード6の回路基板7に形
成されたスペース73に対応する。したがつて、
メモリカード6の差込口66を通してケース内空
間Sに接片支持部14に押し込むと、リブ65が
凹欠部17に嵌まり込むと共に、突起15が上記
スペース73に対応する個所に入り込み、第3図
の状態になる。この状態から同図の矢印Xで示す
ように回動軸Cを支点としてメモリカード6を押
し下げると、メモリカード6がコネクタにセツト
され、接点33が端子71に弾接して電気的に導
通される。
一方、メモリカード6が裏向きに誤挿入されよ
うとした場合には、リブ65が突起15に対応す
るため、メモリカード6を裏向きにした状態では
リブ65が突起15に当たりメモリカード6を押
し込むことができない。そして、突起15は接片
3の先端部32よりも前方へ突き出ているため、
メモリカード6が裏向きに誤挿入されようとした
ときにメモリカード6のケース63が接片3の接
点33に当たることはなく、その結果、誤挿入に
よる接片3の座屈変形が未然に確実に防止され
る。このような作用は、メモリカード6の横幅が
小さくても、厚みが薄くても、さらにはメモリカ
ードが前後逆向きに後挿入されようとした場合で
も同様に発揮される。
第6図はメモリカード6に設けられるリブ65
の具体的構成を例示したもので、同図のものは、
上ケース61に垂下された係合片65aと下ケー
ス62に突設した係合爪65bとを互いに係合さ
せることによつてリブ65が形成されている。
第7図はメモリカード6の電池収容スペース6
4に収容したボタン形の電池8と回路基板7の電
源端子との接続部の構成を例示してある。すなわ
ち、電池8の陽極と陰極とにそれぞれ固着された
端子81,82の先端部を回路基板7の電源端子
に半田付けされたソケツト9に差込んだ構成であ
る。ソケツト9はばね性を有する金属片を同図に
示されたループ形状に形成することにより形成さ
れている。このような接続部の構成を採用すると
次の利点がある。
すなわち、メモリカードでは、第4図および第
5図のように回路基板7のグランドパターンとケ
ース63の表面または裏面に設けられる金属製の
銘板68,69との間に圧縮ばね100を介在
し、この圧縮ばね100をそのばね力で上記グラ
ンドパターンと銘板68,69とに接触させて静
電気の影響を排除しておくことがある。このよう
にしたメモリカード6においては、圧縮ばね10
0のばね力で上ケース61または下ケース62が
外側へ反る傾向があるが、上記電池8と回路基板
7の電源端子との導通状態がそのような傾向に影
響されずに確実に保たれるという利点である。こ
れに対し、ボタン形の電池に採用される一般的な
接続部の構造は、電池の陽極と陰極とに上ケース
と下ケース又は回路基板とに固定した接点を接触
させるものであり、それによると上ケースや下ケ
ース又は回路基板が圧縮ばねのばね力で上記のよ
うに外側へ反つたときに接触状態が不安定になる
おそれがある。
なお、上記実施例では、中心線C−Cを挟んで
突起15と凹欠部17とに設けてあるが、これら
突起15と凹欠部17を他の位置に設けてもよ
い。
〔考案の効果〕
この考案のメモリカード用コネクタによると、
適正サイズのメモリカードは勿論、小サイズや極
薄のメモリカードの裏向き誤挿入や前後逆向きの
誤挿入が未然に防止されるため、それらが誤挿入
されることに起因する接片の座屈変形を確実に防
止できる効果がある。このことは言い換えれば、
コネクタに適合していないが、従来ではそのコネ
クタにセツトすることが可能であつた異種のメモ
リカードの誤挿入による接片の座屈変形を防止で
きるということである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のメモリカード用コネクタの
作用を説明するための概略水平断面図、第2図は
上記コネクタの部分正面図、第3図は上記コネク
タの使用状態の垂直断面図、第4図はメモリカー
ドの内部構造を上ケースを取り外して示す平面
図、第5図は第4図の−線に沿う断面図、第
6図は第5図の−線に沿う拡大断面図、第7
図は第5図の部の拡大図である。 3……接片、6……メモリカード、7……回路
基板、14……接片支持部、15……突起、17
……凹欠部、31……接片の先端部分、33……
接点、63……ケース、65……リブ、66……
差込口、71……端子、C−C……接片支持部の
中心線、S……ケース内空間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 先端部に多数の端子が並設された回路基板をカ
    ートリツジ形のケースに内蔵してなるメモリカー
    ドに用いられるコネクタであつて、 上記ケースの差込口を通して上記端子が露出し
    ているケース内空間へ挿入される接片支持部に上
    記端子に対応する多数の接片が並設状態に配置さ
    れ、かつこれらの接片は上記端子に対する接点を
    有する先端部分が上記接片支持部の前方へ突き出
    ており、上記接片支持部には、上記接片の先端部
    分の前方へ突き出る突起が延出されていると共
    に、この突起の片側部分に、上記差込口に設けら
    れたリブの嵌入を許す凹欠部が設けられているこ
    とを特徴とするメモリカード用コネクタ。
JP1988068541U 1988-05-24 1988-05-24 Expired - Lifetime JPH0528700Y2 (ja)

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JP1988068541U JPH0528700Y2 (ja) 1988-05-24 1988-05-24

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JP1988068541U JPH0528700Y2 (ja) 1988-05-24 1988-05-24

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JPH01172279U JPH01172279U (ja) 1989-12-06
JPH0528700Y2 true JPH0528700Y2 (ja) 1993-07-23

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ID=31293852

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