JPH0528665Y2 - - Google Patents

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JPH0528665Y2
JPH0528665Y2 JP1986040453U JP4045386U JPH0528665Y2 JP H0528665 Y2 JPH0528665 Y2 JP H0528665Y2 JP 1986040453 U JP1986040453 U JP 1986040453U JP 4045386 U JP4045386 U JP 4045386U JP H0528665 Y2 JPH0528665 Y2 JP H0528665Y2
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JP
Japan
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shaped
keyboard switch
engaging
holder
contact
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【考案の詳細な説明】[Detailed explanation of the idea]

〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数のキートツプを操作パネル上に
配置したキーボードに組込む単体スイツチである
キーボードスイツチに係わり、特にメカニカルコ
ンタクト方式のキーボードスイツチに関するもの
である。一般にメカニカルコンタクト方式のキー
ボードスイツチは、クリツクアクシヨン付きのス
イツチと、クリツクアクシヨン無しのスイツチが
存在するが、本考案では同一構造で両方共形成で
きるキーボードスイツチに関するものである。 〔従来技術〕 従来のメカニカルコンタクト方式のキーボード
スイツチでクリツクアクシヨン付きのものは、金
属製やゴム製のドーム形状をした皿ばねを使用し
たもの(特開昭60−40925号)が多かつた。また
クリツクアクシヨンの無いものは、キーステムが
下降してくると、キーステムが直接、接点部を押
圧する直接方式か、又はキーステムが押圧子を押
し、押圧子が接点部を押圧するという間接方式が
一般的であつた。したがつて、クリツクアクシヨ
ン付きと、クリツクアクシヨン無しは、その構造
が全く異なるものであつた。 したがつて従来は、クリツクアクシヨン付きの
キーボードスイツチとクリツクアクシヨン無しの
キーボードスイツチは、別々に違う構造に計設さ
れ、使用する部品も各々異なるので、共通に使用
することはできなかつた。 また製造ラインもクリツクアクシヨン付きとノ
ンアクシヨンの2種類が必要であつた。 特にクリツクアクシヨン付きのキーボードスイ
ツチにおいては、次のような問題点があつた。第
9図に示す従来例は金属製ドーム形ばねを押圧部
に使用した例である。 上ホルダー3a内に配設されたキーステム2の
上端にはキートツプ1が配設され、キーステム2
の底面にはコイルばね4が配設され、コイルばね
4の下端にはスライダー5がガイド3cの中に配
設されている。 下ホルダー3b内には、底面に固定接点9が配
設され、それに対面した上方に可動接点板8が配
設され、さらに上方にドーム形金属ばね6がドー
ム形ばね受け7に配設されると共に、ドーム形金
属ばね6の上面に前記スライダー5が接触してい
る構成である。 このように従来のドーム形金属ばね6を使用し
たクリツクアクシヨン付きキーボードスイツチ
は、ドーム形の金属ばね6が上方より押圧されて
飛び移り現象により反転変位することによりクリ
ツク感を与えるとともに、可動接点板8とドーム
形金属ばねが急激に接触し、可動接点板8を固定
接点9に押圧するように作用する。ここでドーム
形金属ばね6も可動接点板8も共に金属ばねであ
るので接触するときに固有振動がともない、可動
接点が固定接点に1回の押圧で複数回ONすると
いうチヤタリング現象が発生し、信頼性に欠ける
ばかりでなく、衝撃音が高すぎるという問題点を
有する。また、使用回数も20万〜30万回位で金属
疲労が生じて使用できなくなり寿命が短かかつ
た。 次に前記問題点を解決するために第10図に示
すようにドーム形の金属ばねをドーム形のラバー
ばね12に変えて使用したものが公知である。し
かしながらドーム形のラバーばねのドーム部は、
ゴムの膜厚をあまり厚くできないためにスイツチ
の動作回数が多くなると、繰返し荷重による材料
の疲労により変形が生じてしまい、ドーム形ばね
が回復しない状態のままにおかれて、チヤタリン
グや瞬断などの接点誤動作を起こすという問題点
を有していた。そして使用回数は、10万回以下で
あるという寿命の点からも問題点を有していた。
そしてこのようなアクシヨン付きキーボードスイ
ツチの構造でアクシヨン無しのキーボードスイツ
チは形成できなく、存在しなかつた。 〔考案の目的〕 本考案は、従来のドーム形金属ばねをS字形の
板ばねに替えることにより長寿命かつチヤタリン
グや瞬断のない良好なON,OFF動作を行うこと
が可能である信頼性の高いキーボードスイツチを
提供することを目的とする。 〔考案の構成〕 前記目的を達成するために本考案は、上ホルダ
ー内に上下方向に摺動自在に配設されたキーステ
ムと、キーステムの内側に配設されたコイルばね
と、コイルばねの下端に配設された押圧部と、下
ホルダー内に配設された可動接点と固定接点を有
する接点部とからなるキーボードスイツチにおい
て、前記押圧部は、両端に係合部を配設したS字
形金属弾性部材を有し、前記係合部を前記ホルダ
ー内の係合溝に、無荷重状態で前記S字形金属弾
性部材の中央部が係合部よりキーステム側に位置
するように嵌合させることを特徴とするキーボー
ドスイツチの構成だある。 そしてS字形金属弾性部材が中央部にリング部
と斜め下方に延出する1対の湾曲部を一体に配設
するのが好ましい。 またS字形金属弾性部材の中央部から下方に突
出する突起部をS字形金属弾性部材の一部をプレ
ス成形させてS字形金属弾性部材を一体に形成す
るのが好ましい。 またS字形金属弾性部材の中央部に形成したリ
ング部から上方に立上片を複数形成するのが好ま
しい。 またS字形金属弾性部材の上面にダンパーゴム
を固着させるのが好ましい。 また上下ホルダーの横断面形状が四角形であ
り、前記係合溝を対角線上の偶部に形成するのが
好ましい。 またS字形金属弾性部材の湾曲部に折曲部を形
成させ前記折曲部の折曲角度を変えることにより
係合部上面と中央部上面までの寸法を変えて前記
係合溝に係合部を嵌合することが好ましい。 〔作用〕 本考案は、押圧部をS字形金属弾性部材で構成
してので、S字形金属弾性部材の両端部間の切出
し寸法の大小によるか、および/または、S字形
金属弾性部材の湾曲部の曲げ角度の大小による
か、および/または、S字形金属弾性部材の突起
部からクツシヨンラバーまでの間隔に大小によつ
てクリツクアクシヨンを発生するか否かの作用を
呈する。すなわち、切出し寸法が大であるか又は
曲げ角度が小であるか又は凸起からクツシヨンラ
バーまでの間隔が大である条件の一つ以上があれ
ばクリツクアクシヨン付きになる。 〔実施例〕 クリツクアクシヨン付きキーボードスイツチ
(以下アクシヨンスイツチと略す)とクリツクア
クシヨンスイツチ無しのキーボードスイツチ(以
下ノンアクシヨンスイツチと略す)の構成部品の
形状及び作用は、ほとんど同じである。以下アク
シヨンスイツチについて説明する。 第1図は、本考案のアクシヨンスイツチのキー
トツプを取りはずしたスイツチ本体の平面図であ
り、第2図は、第1図のX−X線で断面して内部
を示し、キートツプを嵌合させた場合の縦断面図
である。第3図は、第1図Y−Y線で断面した上
ホルダーとキーステムの断面図である。第4図
は、下ホルダーのクツシヨンラバーを除き、一部
を破断した平面図であり、第5図は、第4図の接
点部を覆うクツシヨンラバーの平面図である。 本考案のアクシヨンスイツチは、キートツプ1
0とキーステム20と、ホルダー30と、コイル
ばね40と、押圧部50と、接点部60から構成
されている。(ノンアクシヨンスイツチも同一構
成である。)以下各構成部分を詳しく説明する。 ホルダー30は、第2図に示すように、上ホル
ダー31と下ホルダー32から構成され、アクシ
ヨンスイツチの外囲器を形成している。上下ホル
ダーの結合構造は下ホルダー32の4隅に配設さ
れた柱部33が上ホルダー31に穿設された貫通
孔34に嵌入し、上ホルダー31より突出した部
分を熱カシメすることにより上下ホルダー31,
32を一体化している。 ホルダー30は、ポリブチレンテレフタレート
等のプラスチツクによりモールド成形により形成
される。 上ホルダー31の構造は、ほぼ断面が正方形の
筐体31aの中央に、キーステム20をガイドす
る円筒31bが配設されている。したがつて、上
ホルダー31の上面には、キーステム貫通孔35
が穿設されている。 また、筐体31aの第1図のX−X線上の相対
する隅部下端付近に第2図に示すように段部を設
け、下ホルダーの突部32aを前記段部に嵌合さ
せて、後述するS字形ばねの係合部を嵌合させる
係合溝36,36を形成する。 また、上ホルダーの第1図のY−Y線上隅部に
は、第3図に示すようにガイド溝37が配設さ
れ、キースイム20のガイド部22を摺動自在に
嵌合している。 さらに上ホルダー31の内側には、前記円筒3
1bが延在し、キーステム20の副ガイド部23
をガイドする切欠溝38と、キーステム20のガ
イド部22をガイドするガイド溝37が形成され
ている。 次にキーステム20は、第3図に示すように円
筒状のキーステム本体21と、第1図のX−X線
方向に一体に凸設されたガイド部22から構成さ
れている。 キーステム本体21には、キートツプ10を嵌
合取付けるため取付孔24が穿設されている。 また、キーステム本体21の下端付近には、前
記コイルばね40を嵌装するリング状溝部25が
形成されている。 さらには、キーステム本体21の外周部で、第
1図のX−X線上に突起を設け、副ガイド部23
を形成している。 なお、このキーステム20は、アセタール樹脂
やナイロン樹脂のように自己潤滑性を有し、すべ
りがよいプラスチツクによりモールド成形で形成
される。 次にコイルばね40は、ステンレスやリン青銅
等の弾性材料で形成された圧縮ばねである。 コイルばね40の上端は前記キーステムのリン
グ状溝部25に嵌装され、下端は、押圧部50に
接触するように取り付けられる。 また、キースイツチを押す作動力は、一般に30
〜500gまで各種あり、ユーザの好みで軽いタツ
チのもの、重いタツチのものといろいろ要求され
る。その場合、このコイルばねの線径を変えるこ
とによりばね定数を変化させるために、形状及び
長さを変えないで各種の作動力のものに対処する
ことができる。すなわち、作動力を大にしようと
したらコイルばねの線径を大にし、ばね定数を大
とする。また作動力を小にしようとしたらコイル
ばねの線径を小とすることにより可能となる。さ
らに、コイルばねの材質を変えることによつても
ばね定数が変るので対処することができる。 次に、押圧部50は、S字形の金属弾性部材を
ホルダーに嵌合させた構造であり、その一例とし
て第6図の平面図に示すように、ほぼS字形に打
抜いた板ばね、すなわちS字形板ばね51とその
上面に固着されたダンパーゴム52から構成され
ている。 S字形板ばね51は、上下の湾曲部53a,5
3bが中央に設けたリング部54によつて一体に
連続した形状になつている。 上下の湾曲部53a,53bの端部には、係合
部55が配設されている。両端の係合部間の寸法
を切断長Lといい、アクシヨン付きの場合はノン
アクシヨンに比し長くする。長くすることにより
ホルダーに取付けたときにたわみ量を大とし、ば
ね性を強くする。前記係合部55は、湾曲部53
a,53bの幅より広く形成している。そしてこ
の係合部55が前記ホルダー30に形成された係
合溝36に上下方向に0.1〜0.3mm位の多少のクリ
アランスを有して嵌合している。 また、上下の湾曲部53a,53bの中間位置
で下側に折り曲げて、折曲部56を形成し、前記
係合部55を中央のリング部54より下方に位置
させて反転変位した後の復帰性をよくしている。
この係合部55からリング部54までの寸法をH
寸法と称し、アクシヨンスイツチは、このH寸法
をノンアクシヨンスイツチに比し小さくし、ばね
性を強くしている。 次にリング部54は、S字の一部を構成する中
央辺54aと、それに直交する直交辺54bが配
設され、それらの交点、すなわちリング部54の
中央部は円形であり、下方に押出しプレス成形で
突起部57を一体に形成している。なお、突起部
57はリング部54の一部をプレス成形で作るの
ではなく、別に突起部57を形成してリング部5
4の中央に固着させて形成することも可能であ
る。この突起部57の先端から後述するクツシヨ
ンラバーまでの寸法をノンアクシヨンに比し大き
く設定し、S字形板ばねが完全に反転変位させる
まで押圧する構造になつている。 また、リング部54の内縁には、リング部54
より上方に立上片58をプレス成形により一体に
形成してある。この立上片58は上方が広い台形
であり、リング部内側に複数形成され、そのすべ
てが前述のコイルばね40の内径内に接するよう
に位置して内側に多少傾斜している。すなわち、
コイルばね40の下端の内周が、この立上片58
に嵌合して、コイルばね40の位置を保つてい
る。本実施例では、金属弾性材料に板ばねを使用
した場合を説明したが、板ばね以外でも角材、丸
材のばねでも同様に実施することが可能である。 次にダンパーゴム52は、S字形板ばね51の
上面に固着させてある。固着方法は、接着材等で
接着してもよいが、本実施例では、前記立上片5
8に嵌合させて固定している。本実施例では、ダ
ンパーゴム52は、リング部54とその近傍の湾
曲部53a,53bの一部に配設されているが、
S字形板ばね全体の上面に存在すればさらにS字
形板ばね51の固有振動を押えるのに効果があ
る。 また、前記コイルばね40は、ダンパーゴム5
2上に位置しているので、S字形板ばね51の復
帰するときコイルばね40とS字形板ばね51が
直接ぶつかつて、金属音の発生するのを防いでい
る。しかし、クリツク時に高い金属音が発生する
のを好む場合には、ダンパーゴム52を除いた実
施例も可能である。 以上のように構成された上ホルダー31にS字
形板ばね51を装着する方法は、上ホルダー31
を上下逆に載置し、キーステム20を上ホルダー
31のガイド溝37にガイド部22を位置させて
嵌入する。次にコイルばね41をキーステム20
のリング状溝部25に装着した後、コイルばね4
0の端部内周にS字形板ばね51の立上片58が
嵌合するように載置すると共に係合部55が係合
溝36上に位置させる。そして中央のリング部5
4が係合部55より上側になるように押圧しなが
ら、係合部55を係合溝36に押し込むのであ
る。 次に下ホルダー32は、第2図及び第4図で示
すように、形状は上面がほぼ正方形の筐体で、そ
の内側に八角形の凹部39が形成され、その四隅
には、上ホルダー31と嵌合し、熱カシメするた
めの柱部33が形成されている。 また凹部39には接点部60が配設されてい
る。 接点部60は、凹部39底面に配設された固定
接点61と、固定接点61に対面して上方に配設
された可動接点62と、可動接点61の上方に配
設されたクツシヨンラバー63から構成されてい
る。 固定接点61は、後述する可動接点板70に対
面する位置に表面を金メツキした複数の突状部6
4が形成された導電性の固定接点板65と、接点
板65に接続している導電部材66より構成さ
れ、前記固定接点板65が凹部39底面に埋め込
み固定されている。また固定接点板65は、下ホ
ルダー32底部に埋め込み配設された導電部材6
6に接続導通し、その端部を下ホルダー32より
外部に延在させプラス端子67を構成している。 次に可動接点62は、固定接点61と一定間隔
を離すために下ホルダー32を底面に突設された
リング状スペーサ部68の上面に固着されてい
る。可動接点62は、板ばね材、例えばりん青銅
板の打抜で形成され、形状は、リング状の接点保
持部69と、接点保持部69から内側に延在され
た複数の可動接点板70と、接点保持部69の左
右両内側に突設された舌状接続部71から構成さ
れている。 可動接点板70を複数設けた理由は、キーステ
ムが真上からでなく、どちらの方向から押されて
もどこかの可動接点板70がONするようにする
ためである。したがつて120度ずつ分割して3本
の可動接点板70があれば、前記効果は達成する
が更に信頼性を向上させ、長寿命にするために本
実施例では四枚の可動接点板70を配設した。 また、可動接点板保持部69の左右の内側に設
けた舌状接続部71は、その下側に配設した導電
性を有する接続板72に溶接固定されている。な
お、接続板72は下ホルダー32底面に埋設され
た導電部材66aにより接続され、その端部を下
ホルダー32より外方へ延長してマイナス端子7
3を構成している。 なお、可動接点62は、前述のように板ばね材
で形成されるが、可動接点62の固定接点側に導
電性のよい銀や金をクラツドした材料を使用する
と、導電性やチヤタリングの点からより好まし
い。クラツドする代わりに厚メツキでも可能であ
る。 次にクツシヨンラバー63は、第5図に示すよ
うに、下ホルダー32の凹部37にきちんと嵌合
するように凹部の形状と同じ八角形をしていて接
点部60内にごみやちりの入るのを防いでいる。
材料はゴム状の物ならどのようなものでも使用で
きるが、寿命及び復帰力の点から選定するとネオ
プレーンゴムが好ましい。 また、クツシヨンラバー63は可動接点62と
接触しているので、前述の押圧部50によつてク
ツシヨンラバー63が押圧されて変形すると可動
接点板70が下向きにたわんで固定接点61と接
触するように構成されている。 次にノンアクシヨンスイツチの構成を以下説明
する。 ノンアクシヨンスイツチは、キートツプ10と
キーステム20と、ホルダー30と、コイルばね
40と、押圧部50と、接点部60から構成され
ているのはアクシヨンスイツチと同一である。こ
の構成要素の中で、キートツプ10と、キーステ
ム20と、ホルダー30と、接点部60は、前記
アクシヨンスイツチと全く同一であるので説明を
省略する。したがつて、ほとんど同一といつてよ
い形状であるので自動組立機によつて部品を供給
して組立てる工程は同一の機械が使用できる。 次に、押圧部50のS字形板ばね51が湾曲部
53aとリング部54と係合部から構成されてい
るのは同一であり、湾曲部53aとリング部54
は同一形状である。係合部55だけがアクシヨン
スイツチと異なり、その長さが片側で0.05〜0.1
mm短く形成されている。この両係合部55,55
間の長さを第6図に示すように切断長Lといい、
この切断長が0.1〜0.2mmアクシヨンスイツチより
短く形成しばね性を弱くしている。 次に湾曲部53aの折曲部57の曲げ角度をア
クシヨンスイツチにより大きくして、第8図に示
すように係合部55上面より中央リング部54の
上面までの寸法をH寸法と称し、アクシヨンスイ
ツチより0.3〜1.0mm大きく、ばね性を弱くすると
共に、反転変位する点をストロークの大きな点に
している。一例をあげればアクシヨンスイツチの
H寸法の値は、0.05〜0.25mmであるが、ノンアク
シヨンスイツチのH寸法の値は0.75〜0.9mmであ
る。但し、この値は、材質、板厚によつても変化
する。 また、ダンパーゴム52は配設しなくてもよ
い。その理由はノンアクシヨンであるので、板ば
ねの飛び移り現象がなく、常にコイルばね40と
押圧部50が接触しているので、普通に押圧して
いれば両者の接触音は発生しないし、S字形板ば
ねの固有振動も生じないからである。但し、キー
トツプ10を押した状態から急に荷重を零にする
と、例えばキートツプを爪まびくと、コイルばね
40とS字形板ばね51が振動して接触音を発生
したり、板ばねの固有振動も生ずることがある。
したがつて、ノンアクシヨンスイツチもダンパー
ゴム52を配設する方が好ましい。 このS字形板ばね51の装着方法もアクシヨン
スイツチと同様であるので説明を省略する。 このようにコイルばね40及びS字形板ばね5
1のばね特性を変えてやることにより、S字形板
ばね51の反転変位する点をストロークの長い位
置に設定するとともに、押圧部50が接点部60
を押圧してON状態を反転変位する前の位置に形
成し、さらに押圧して反転変位しないストローク
中で、キーステム20のガイド部22先端が下ホ
ルダー底面に接触して、それ以上移動しなくす
る。すなわち押切荷重にするように構成するので
ある。したがつて、反転変位する性質を有してい
るS字形板ばね51であつても、ノンアクシヨン
スイツチのストローク中では、反転変位しなく、
単なる板ばね材として作用するので、クリツクア
クシヨンは生じない構成になつている。 すなわちクリツクアクシヨンになるか、ノンア
クシヨンになるかは、次の4つのフアクターの条
件のうちどれか一つでも備われば目的とするキー
[Industrial Application Field] The present invention relates to a keyboard switch, which is a single switch in which a plurality of key tops are incorporated into a keyboard arranged on an operation panel, and particularly to a mechanical contact type keyboard switch. In general, mechanical contact type keyboard switches include switches with a click action and switches without a click action, but the present invention relates to a keyboard switch that can have both types with the same structure. [Prior art] Conventional mechanical contact type keyboard switches with a click action often used a dome-shaped disc spring made of metal or rubber (Japanese Patent Application Laid-open No. 40925/1983). . In addition, for those without click action, when the key stem descends, there is a direct method in which the key stem directly presses the contact part, or an indirect method in which the key stem presses the pusher, and the pusher presses the contact part. It was common. Therefore, the structures with a click action and those without a click action are completely different. Therefore, in the past, keyboard switches with a click action and keyboard switches without a click action were designed with different structures and used different parts, so they could not be used in common. Two types of production lines were also required: one with click action and one without. In particular, keyboard switches with click action have the following problems. The conventional example shown in FIG. 9 is an example in which a metal dome-shaped spring is used for the pressing portion. A key top 1 is arranged at the upper end of the key stem 2 arranged in the upper holder 3a, and the key stem 2
A coil spring 4 is disposed on the bottom surface of the coil spring 4, and a slider 5 is disposed in the guide 3c at the lower end of the coil spring 4. Inside the lower holder 3b, a fixed contact 9 is disposed on the bottom surface, a movable contact plate 8 is disposed on the upper side facing it, and a dome-shaped metal spring 6 is disposed on the dome-shaped spring receiver 7 further above. In addition, the slider 5 is in contact with the upper surface of the dome-shaped metal spring 6. In this way, the conventional click-action keyboard switch using the dome-shaped metal spring 6 provides a click feeling by causing the dome-shaped metal spring 6 to be pressed from above and reversely displaced due to a jumping phenomenon, and also to provide a click-action keyboard switch using a movable contact. The plate 8 and the dome-shaped metal spring suddenly come into contact and act to press the movable contact plate 8 against the fixed contact 9. Here, since both the dome-shaped metal spring 6 and the movable contact plate 8 are metal springs, natural vibration occurs when they make contact, and a chattering phenomenon occurs in which the movable contact turns ON multiple times with one press on the fixed contact. This method not only lacks reliability but also has the problem of producing too high an impact sound. Moreover, after about 200,000 to 300,000 uses, metal fatigue occurred and the product became unusable, resulting in a short lifespan. Next, in order to solve the above-mentioned problem, it is known that the dome-shaped metal spring is replaced with a dome-shaped rubber spring 12, as shown in FIG. However, the dome part of the dome-shaped rubber spring,
If the rubber film cannot be made very thick and the switch is operated many times, the repeated loads will cause the material to become fatigued and deformed, leaving the dome-shaped spring in a state where it does not recover, resulting in chattering, instantaneous disconnections, etc. This had the problem of causing contact malfunctions. Moreover, the number of times of use is 100,000 times or less, which also poses a problem in terms of lifespan.
With this structure of a keyboard switch with an action, it was impossible to create a keyboard switch without an action, and no such keyboard switch existed. [Purpose of the invention] The present invention replaces the conventional dome-shaped metal spring with an S-shaped leaf spring to achieve long life and reliable ON/OFF operation without chattering or momentary interruption. Aims to provide high quality keyboard switches. [Structure of the invention] In order to achieve the above object, the present invention includes a key stem disposed in an upper holder so as to be slidable in the vertical direction, a coil spring disposed inside the key stem, and a lower end of the coil spring. In the keyboard switch, the keyboard switch is composed of a pressing part disposed in the lower holder, and a contact part having a movable contact and a fixed contact disposed in the lower holder. an elastic member, and the engaging part is fitted into the engaging groove in the holder such that the center part of the S-shaped metal elastic member is located closer to the key stem than the engaging part in a no-load state. This is the configuration of the keyboard switch. Preferably, the S-shaped metal elastic member has a ring portion and a pair of curved portions extending diagonally downward at the center thereof. Further, it is preferable that the S-shaped elastic metal member is integrally formed by press-molding a part of the S-shaped elastic metal member so that a protrusion protrudes downward from the center of the S-shaped elastic metal member. Further, it is preferable to form a plurality of rising pieces upward from a ring portion formed at the center of the S-shaped metal elastic member. Further, it is preferable to fix damper rubber to the upper surface of the S-shaped metal elastic member. Further, it is preferable that the cross-sectional shape of the upper and lower holders is rectangular, and that the engagement grooves are formed at diagonally even portions. Furthermore, by forming a bent part in the curved part of the S-shaped metal elastic member and changing the bending angle of the bent part, the dimensions from the upper surface of the engaging part to the upper surface of the central part can be changed, and the engaging part can be formed in the engaging groove. It is preferable to fit the two. [Function] In the present invention, since the pressing part is constituted by an S-shaped elastic metal member, the size of the cutout between both ends of the S-shaped elastic metal member and/or the curved portion of the S-shaped elastic metal member may be reduced. Whether a click action is generated or not depends on the size of the bending angle and/or the size of the distance from the protrusion of the S-shaped metal elastic member to the cushion rubber. That is, if one or more of the following conditions is met: the cutout size is large, the bending angle is small, or the distance from the protrusion to the cushion rubber is large, the cushion is equipped with a click action. [Embodiment] The shapes and functions of the components of a keyboard switch with a click action (hereinafter referred to as an action switch) and a keyboard switch without a click action switch (hereinafter referred to as a non-action switch) are almost the same. The action switch will be explained below. Fig. 1 is a plan view of the switch body of the action switch of the present invention with the key top removed, and Fig. 2 shows the internal section taken along line X-X in Fig. FIG. FIG. 3 is a sectional view of the upper holder and key stem taken along line Y--Y in FIG. 1. 4 is a partially cutaway plan view of the lower holder excluding the cushion rubber, and FIG. 5 is a plan view of the cushion rubber covering the contact portion of FIG. 4. The action switch of this invention has 1 key top.
0, a key stem 20, a holder 30, a coil spring 40, a pressing part 50, and a contact part 60. (The non-action switch also has the same configuration.) Each component will be explained in detail below. As shown in FIG. 2, the holder 30 is composed of an upper holder 31 and a lower holder 32, forming an envelope of the action switch. The connection structure of the upper and lower holders is such that the pillars 33 placed at the four corners of the lower holder 32 fit into the through holes 34 drilled in the upper holder 31, and the parts that protrude from the upper holder 31 are heat-swaged. holder 31,
32 are integrated. The holder 30 is formed by molding a plastic such as polybutylene terephthalate. The upper holder 31 has a structure in which a cylinder 31b for guiding the key stem 20 is disposed in the center of a housing 31a having a substantially square cross section. Therefore, the upper surface of the upper holder 31 has a key stem through hole 35.
is drilled. Further, as shown in FIG. 2, step portions are provided near the lower ends of opposing corners on the line X-X in FIG. 1 of the housing 31a, and the protrusion 32a of the lower holder is fitted into the step portions, Engagement grooves 36, 36 are formed into which engagement portions of an S-shaped spring, which will be described later, are fitted. Further, as shown in FIG. 3, a guide groove 37 is provided at the upper corner of the upper holder along Y-Y line in FIG. 1, and the guide portion 22 of the key swim 20 is slidably fitted therein. Furthermore, inside the upper holder 31, the cylinder 3
1b extends, and the sub-guide portion 23 of the key stem 20
A notch groove 38 for guiding the key stem 20 and a guide groove 37 for guiding the guide portion 22 of the key stem 20 are formed. Next, the key stem 20 is composed of a cylindrical key stem main body 21, as shown in FIG. 3, and a guide portion 22, which is integrally provided in a convex manner in the direction of the X--X line in FIG. The key stem body 21 is provided with a mounting hole 24 for fitting and mounting the key top 10 thereon. Further, near the lower end of the key stem body 21, a ring-shaped groove 25 is formed into which the coil spring 40 is fitted. Furthermore, a protrusion is provided on the outer circumference of the key stem body 21 along the line X-X in FIG.
is formed. The key stem 20 is formed by molding of a self-lubricating and slippery plastic such as acetal resin or nylon resin. Next, the coil spring 40 is a compression spring made of an elastic material such as stainless steel or phosphor bronze. The upper end of the coil spring 40 is fitted into the ring-shaped groove 25 of the key stem, and the lower end is attached to contact the pressing part 50. In addition, the operating force for pressing the key switch is generally 30
There are various types ranging from ~500g, and users can request light or heavy weights depending on their preference. In this case, since the spring constant is changed by changing the wire diameter of the coil spring, it is possible to deal with various operating forces without changing the shape and length. In other words, to increase the operating force, the wire diameter of the coil spring must be increased and the spring constant must be increased. Furthermore, if it is desired to reduce the operating force, this can be achieved by reducing the wire diameter of the coil spring. Furthermore, the spring constant can also be changed by changing the material of the coil spring, so this problem can be solved. Next, the pressing part 50 has a structure in which an S-shaped metal elastic member is fitted into a holder, and as an example, as shown in the plan view of FIG. It consists of an S-shaped leaf spring 51 and a damper rubber 52 fixed to its upper surface. The S-shaped leaf spring 51 has upper and lower curved parts 53a, 5
3b is integrally continuous with a ring portion 54 provided at the center. Engaging portions 55 are provided at the ends of the upper and lower curved portions 53a and 53b. The dimension between the engaging parts at both ends is called the cutting length L, and in the case of an action type, it is longer than that of a non-action type. By making it longer, it increases the amount of deflection when attached to the holder and strengthens its springiness. The engaging portion 55 is connected to the curved portion 53
It is formed wider than the width of a and 53b. The engaging portion 55 fits into the engaging groove 36 formed in the holder 30 with a clearance of about 0.1 to 0.3 mm in the vertical direction. Further, the upper and lower curved parts 53a and 53b are bent downward at an intermediate position to form a bent part 56, and the engaging part 55 is positioned below the central ring part 54 to return after being reversely displaced. I have good sex.
The dimension from this engaging part 55 to the ring part 54 is H
The H dimension of an action switch is smaller than that of a non-action switch, and has stronger springiness. Next, the ring part 54 has a central side 54a forming part of an S-shape and a perpendicular side 54b perpendicular to the central side 54a, and the intersection of these sides, that is, the central part of the ring part 54, is circular and is pushed downward. The protrusion 57 is integrally formed by press molding. Note that the protrusion 57 is not made by press molding a part of the ring part 54, but by forming the protrusion 57 separately.
It is also possible to form it by fixing it to the center of 4. The dimension from the tip of this protrusion 57 to a cushion rubber to be described later is set larger than that of a non-action type, and the structure is such that the S-shaped plate spring is pressed until it is completely reversed and displaced. Further, the inner edge of the ring portion 54 is provided with a ring portion 54.
A rising piece 58 is integrally formed higher up by press molding. The upright pieces 58 have a trapezoidal shape with a wide upper part, and are formed in plural numbers inside the ring portion, all of which are located so as to contact the inside diameter of the coil spring 40 and are slightly inclined inward. That is,
The inner circumference of the lower end of the coil spring 40 is
The coil spring 40 is fitted into the coil spring 40 to maintain its position. In this embodiment, a case has been described in which a leaf spring is used as the metal elastic material, but it is also possible to use square or round springs other than leaf springs. Next, the damper rubber 52 is fixed to the upper surface of the S-shaped leaf spring 51. The fixing method may be to use an adhesive or the like, but in this embodiment, the rising piece 5
8 and fixed. In this embodiment, the damper rubber 52 is disposed on the ring portion 54 and a portion of the curved portions 53a and 53b in the vicinity thereof.
If it is present on the entire upper surface of the S-shaped leaf spring, it will be more effective in suppressing the natural vibration of the S-shaped leaf spring 51. Further, the coil spring 40 has a damper rubber 5
2, this prevents the coil spring 40 and the S-shaped leaf spring 51 from directly colliding with each other when the S-shaped leaf spring 51 returns, thereby preventing the generation of metallic sounds. However, if you prefer a high-pitched metallic sound when clicking, an embodiment in which the damper rubber 52 is omitted is also possible. The method for attaching the S-shaped leaf spring 51 to the upper holder 31 configured as described above is as follows.
is placed upside down, and the key stem 20 is fitted into the guide groove 37 of the upper holder 31 with the guide portion 22 positioned. Next, attach the coil spring 41 to the key stem 20.
After installing the coil spring 4 into the ring-shaped groove 25 of
The upright piece 58 of the S-shaped leaf spring 51 is placed so as to fit on the inner periphery of the end of the S-shaped plate spring 51, and the engaging portion 55 is positioned on the engaging groove 36. And the center ring part 5
The engaging part 55 is pushed into the engaging groove 36 while pressing so that the engaging part 4 is above the engaging part 55. Next, as shown in FIGS. 2 and 4, the lower holder 32 is a housing whose upper surface is approximately square, and an octagonal recess 39 is formed inside the housing, and the upper holder 32 A pillar portion 33 is formed to be fitted with and thermally caulked. Further, a contact portion 60 is provided in the recess 39 . The contact portion 60 includes a fixed contact 61 disposed on the bottom surface of the recess 39, a movable contact 62 disposed above the fixed contact 61, and a cushion rubber 63 disposed above the movable contact 61. It consists of The fixed contact 61 has a plurality of protrusions 6 whose surfaces are plated with gold at positions facing a movable contact plate 70 which will be described later.
4, and a conductive member 66 connected to the contact plate 65. The fixed contact plate 65 is embedded and fixed in the bottom surface of the recess 39. The fixed contact plate 65 also includes a conductive member 6 embedded in the bottom of the lower holder 32.
6, and its end extends outward from the lower holder 32 to form a positive terminal 67. Next, the movable contact 62 is fixed to the upper surface of a ring-shaped spacer portion 68 that is provided on the bottom of the lower holder 32 so as to be spaced apart from the fixed contact 61 by a certain distance. The movable contact 62 is formed by punching a plate spring material, for example, a phosphor bronze plate, and has a shape including a ring-shaped contact holder 69 and a plurality of movable contact plates 70 extending inward from the contact holder 69. , consists of tongue-shaped connecting portions 71 protruding from both left and right inner sides of the contact holding portion 69. The reason why a plurality of movable contact plates 70 are provided is to ensure that any movable contact plate 70 is turned on even if the key stem is pushed not from directly above but from either direction. Therefore, if there are three movable contact plates 70 divided by 120 degrees, the above effect can be achieved, but in order to further improve reliability and extend the service life, in this embodiment, four movable contact plates 70 are used. was installed. Further, the tongue-shaped connecting portions 71 provided on the left and right inner sides of the movable contact plate holding portion 69 are welded and fixed to a conductive connecting plate 72 provided below. The connection plate 72 is connected by a conductive member 66a buried in the bottom surface of the lower holder 32, and its end is extended outward from the lower holder 32 to connect to the negative terminal 7.
3. The movable contact 62 is made of a leaf spring material as described above, but if a material clad with silver or gold, which has good conductivity, is used on the fixed contact side of the movable contact 62, it will improve conductivity and reduce chattering. More preferred. It is also possible to use thick plating instead of cladding. Next, as shown in FIG. 5, the cushion rubber 63 has the same octagonal shape as the recess 37 of the lower holder 32 so that it fits properly into the recess 37 of the lower holder 32. It prevents
Any rubber-like material can be used, but neoprene rubber is preferred from the viewpoint of longevity and return force. Furthermore, since the cushion rubber 63 is in contact with the movable contact 62, when the cushion rubber 63 is pressed and deformed by the aforementioned pressing section 50, the movable contact plate 70 bends downward and comes into contact with the fixed contact 61. It is configured as follows. Next, the configuration of the non-action switch will be explained below. The non-action switch is composed of a key top 10, a key stem 20, a holder 30, a coil spring 40, a pressing part 50, and a contact part 60, which is the same as the action switch. Among these components, the key top 10, key stem 20, holder 30, and contact portion 60 are completely the same as those of the action switch, so their explanation will be omitted. Therefore, since the shapes can be said to be almost the same, the same machine can be used for the process of supplying and assembling the parts by an automatic assembly machine. Next, the S-shaped leaf spring 51 of the pressing portion 50 is composed of a curved portion 53a, a ring portion 54, and an engaging portion.
have the same shape. Only the engaging part 55 is different from the action switch, and its length is 0.05 to 0.1 on one side.
It is formed mm shorter. Both engaging portions 55, 55
The length between the two is called the cutting length L, as shown in Figure 6.
This cutting length is 0.1 to 0.2 mm shorter than the action switch to weaken the spring properties. Next, the bending angle of the bending part 57 of the curved part 53a is increased by the action switch, and as shown in FIG. 8, the dimension from the upper surface of the engaging part 55 to the upper surface of the central ring part 54 is called the H dimension It is 0.3 to 1.0 mm larger than an action switch, has weaker spring properties, and has a large stroke point at the point of reverse displacement. For example, the H dimension of an action switch is 0.05 to 0.25 mm, while the H dimension of a non-action switch is 0.75 to 0.9 mm. However, this value also changes depending on the material and plate thickness. Further, the damper rubber 52 may not be provided. The reason is that since it is a non-action, there is no jumping phenomenon of the leaf spring, and the coil spring 40 and the pressing part 50 are always in contact with each other, so if they are pressed normally, there will be no contact noise between the two, and the S This is because the natural vibration of the letter-shaped plate spring does not occur. However, if the load is suddenly reduced to zero after pressing the key top 10, for example, when the key top is flicked, the coil spring 40 and the S-shaped leaf spring 51 may vibrate, producing a contact sound or causing the natural vibration of the leaf spring. may also occur.
Therefore, it is preferable that the non-action switch also be provided with the damper rubber 52. The method of mounting this S-shaped leaf spring 51 is also the same as that of an action switch, so the explanation will be omitted. In this way, the coil spring 40 and the S-shaped leaf spring 5
By changing the spring characteristics of No. 1, the point at which the S-shaped leaf spring 51 is reversely displaced is set at a position with a long stroke, and the pressing portion 50 is moved toward the contact portion 60.
is pressed to form the ON state at the position before the reverse displacement, and during the stroke where the key stem 20 is not reversely displaced by further pressing, the tip of the guide portion 22 of the key stem 20 comes into contact with the bottom surface of the lower holder and does not move any further. . In other words, it is configured to have a push-off load. Therefore, even if the S-shaped leaf spring 51 has the property of being reversely displaced, it will not be reversely displaced during the stroke of the non-action switch.
Since it acts as a simple leaf spring material, it is constructed so that no click action occurs. In other words, whether it becomes a click action or a non-action is determined if any one of the following four factor conditions is met.

〔効果〕〔effect〕

以上説明したように、本考案は、キーステムと
キーステムに配設されたコイルばねと、コイルば
ねの下端に配設された弾性部材を有する押圧部
と、接点部からなるキーボードスイツチにおい
て、前記弾性部材が、中央部下側に突起部を有す
るS字形板ばねを用いたので、クリツクアクシヨ
ン付きキーボードスイツチと、クリツクアクシヨ
ン無しのキーボードスイツチが実質的に同一部品
で実質的に同一構造で形成することができる。し
たがつて部品は供用できるし、製造ラインも同一
ラインで両方のキーボードスイツチが製造でき、
キーボードスイツチの自動組立が容易となり、コ
ストを低減させるのに果たす効果は非常に大き
い。 また、弾性部材を金属ばね材を用いて、狭いホ
ルダー内で、できるだけ長い長さにするためにS
字形とすることにより金属疲労が一箇所に集中し
ないようにしたので、長寿命で信頼性の高いキー
ボードスイツチが提供できる効果を有する。 また、耐久性能は、作動回数が107回以上が保
証されているのである。 また、S字形板ばね中央部下側にプレス成形で
一体に突出部を配設したので、突出部を別体に形
成して取り付ける工程が省略でき、構造も簡単に
なり、故障も起こらなくなり、信頼性の高いキー
ボードスイツチが提供できるという効果を有す
る。 さらに、S字形板ばねのリング部から上方に立
上片を複数形成して上方の突起部を配設したの
で、コイルばねの下端をこの上方の突起部に嵌合
することにより、コイルばねの位置をきちんと定
めることが可能になる。したがつて、常に中央の
上方から押圧することになるためにチヤタリング
が起きずらく、確実なON・OFFができる信頼性
の高いキーボードスイツチが提供できる効果を有
する。 さらに、またS字形板ばねの上面にダンパーゴ
ムを固着させたので、クリツク時に発生する金属
衝撃音を防止できると共に、S字形板ばねの固有
振動を押え、チヤタリングを防止する効果も有す
る。 また、S字形板ばねの両端に係合部を設け、こ
の係合部をホルダーの係合溝に、S字形板ばね中
央部が係合部より上方になるように配設したの
で、クリツクアクシヨンを発生し得ることが可能
であるという効果を有する。 さらに、S字形板ばねの上下湾曲部に折曲部を
設け、この折曲部の折曲げ角度を変えることによ
り同一形状のS字形ばねをクリツクアクシヨン付
きキーボードスイツチとクリツクアクシヨン無し
のキーボードスイツチの両方に供用できるという
効果を有する。
As explained above, the present invention provides a keyboard switch comprising a key stem, a coil spring disposed on the key stem, a pressing section having an elastic member disposed at the lower end of the coil spring, and a contact section. However, since an S-shaped leaf spring having a protrusion on the lower center side is used, a keyboard switch with a click action and a keyboard switch without a click action can be formed with substantially the same parts and substantially the same structure. I can do it. Therefore, parts can be used, and both keyboard switches can be manufactured on the same production line.
The automatic assembly of the keyboard switch becomes easy, which has a great effect on reducing costs. In addition, in order to make the elastic member as long as possible within the narrow holder by using a metal spring material, S
Since the shape prevents metal fatigue from concentrating in one place, it has the effect of providing a keyboard switch with a long life and high reliability. Furthermore, its durability is guaranteed to last over 107 times. In addition, since the protruding part is integrally press-formed on the lower side of the center of the S-shaped leaf spring, the process of forming and attaching the protruding part separately can be omitted, simplifying the structure, preventing failures, and ensuring reliability. This has the effect of providing a keyboard switch with high performance. Furthermore, since a plurality of rising pieces are formed upward from the ring part of the S-shaped leaf spring and an upper protrusion is provided, the lower end of the coil spring can be fitted into the upper protrusion. It becomes possible to determine the position properly. Therefore, since the keyboard is always pressed from above the center, chattering is unlikely to occur, and a highly reliable keyboard switch that can be turned on and off reliably can be provided. Furthermore, since the damper rubber is fixed to the upper surface of the S-shaped leaf spring, it is possible to prevent the metal impact noise generated when clicking, and also has the effect of suppressing the natural vibration of the S-shaped leaf spring and preventing chattering. In addition, the engaging parts are provided at both ends of the S-shaped leaf spring, and the engaging parts are placed in the engaging groove of the holder so that the center part of the S-shaped leaf spring is above the engaging part, so that the click actuator can be easily moved. This has the effect that it is possible to generate a shock. Furthermore, by providing a bent part on the upper and lower curved parts of the S-shaped leaf spring, and by changing the bending angle of this bent part, the S-shaped spring of the same shape can be used to create a keyboard switch with a click action and a keyboard switch without a click action. It has the effect of being able to be used for both.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of drawings]

第1図は、本考案のキーボードスイツチの平面
図であり、第2図は、第1図のX−X線の縦断面
図であり、第3図は、第1図のY−Y線の縦断面
図であり、第4図は、下ホルダーのクツシヨンラ
バーを除き、一部を破断した平面図であり、第5
図は、クツシヨンラバーの平面図であり、第6図
は、S字形板ばねの平面図であり、第7図は、ク
リツクアクシヨン付きのS字形板ばねの側面図で
あり、第8図は、クリツクアクシヨン無しのS字
形板ばねの側面図であり、第9図、第10図は、
従来のキーボードスイツチの断面図であり、第1
1図は、クリツクアクシヨン付きキーボードスイ
ツチの押圧荷重とストロークの関係を示すグラフ
であり、第12図は、クリツクアクシヨン無しの
キーボードスイツチの押圧荷重とストロークの関
係を示すグラフである。 10……キートツプ、20……キーステム、3
0……ホルダー、31……上ホルダー、32……
下ホルダー、40……コイネばね、50……押圧
部、51……S字形板ばね、52……ダンパーゴ
ム、53……湾曲部、54……リング部、55…
…係合部、56……折曲部、57……突起部、5
8……立上片、60……接点部。
1 is a plan view of the keyboard switch of the present invention, FIG. 2 is a longitudinal sectional view taken along the line X-X in FIG. 1, and FIG. FIG. 4 is a partially cutaway plan view excluding the cushion rubber of the lower holder;
6 is a plan view of the cushion rubber, FIG. 6 is a plan view of the S-shaped leaf spring, FIG. 7 is a side view of the S-shaped leaf spring with click action, and FIG. is a side view of an S-shaped leaf spring without click action, and FIGS. 9 and 10 are
1 is a cross-sectional view of a conventional keyboard switch;
FIG. 1 is a graph showing the relationship between the pressing load and stroke of a keyboard switch with a click action, and FIG. 12 is a graph showing the relationship between the pressing load and stroke of a keyboard switch without a click action. 10...Key top, 20...Key stem, 3
0...Holder, 31...Upper holder, 32...
Lower holder, 40... Koine spring, 50... Pressing part, 51... S-shaped leaf spring, 52... Damper rubber, 53... Curved part, 54... Ring part, 55...
...Engagement part, 56...Bending part, 57...Protrusion part, 5
8... Standing piece, 60... Contact part.

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上ホルダー内に上下方向に摺動自在に配設さ
れたキーステムと、キーステムの内側に配設さ
れたコイルばねと、コイルばねの下端に配設さ
れた押圧部と、下ホルダー内に配設された可動
接点と固定接点を有する接点部とからなるキー
ボードスイツチにおいて、前記押圧部は、両端
に係合部を配設したS字形金属弾性部材を有
し、前記係合部を前記ホルダー内の係合溝に、
無荷重状態で前記S字形金属弾性部材の中央部
が係合部よりキーステム側に位置するように嵌
合させることを特徴とするキーボードスイツ
チ。 (2) 前記S字形金属弾性部材が中央部にリング部
と斜め下方に延出する1対の湾曲部を一体に配
設した実用新案登録請求の範囲第1項記載のキ
ーボードスイツチ。 (3) 前記S字形金属弾性部材の中央部から下方に
突出する突起部をS字形金属弾性部材の一部を
プレス成形させてS字形金属弾性部材を一体に
形成した実用新案登録請求の範囲第1項又は第
2項記載のキーボードスイツチ。 (4) 前記S字形金属弾性部材の中央部に形成した
リング部から上方に立上片を複数形成した実用
新案登録請求の範囲第2項記載のキーボードス
イツチ。 (5) 前記S字形金属弾性部材の上面にダンパーゴ
ムを固着させた実用新案登録請求の範囲第1項
記載のキーボードスイツチ。 (6) 前記上下ホルダーの横断面形状が四角形であ
り、前記係合溝を対角線上の偶部に形成した実
用新案登録請求の範囲第1項記載のキーボード
スイツチ。 (7) 前記S字形金属弾性部材の湾曲部に折曲部を
形成させ前記折曲部の折曲角度を変えることに
より係合部上面と中央部上面までの寸法を変え
て前記係合溝に係合部を嵌合した実用新案登録
請求の範囲第2項又は第6項記載のキーボード
スイツチ。
[Scope of Claim for Utility Model Registration] (1) A key stem disposed slidably in the vertical direction within the upper holder, a coil spring disposed inside the key stem, and a coil spring disposed at the lower end of the coil spring. A keyboard switch comprising a pressing part and a contact part having a movable contact and a fixed contact arranged in a lower holder, wherein the pressing part has an S-shaped metal elastic member with engaging parts arranged at both ends. , the engaging portion is placed in the engaging groove in the holder,
A keyboard switch characterized in that the S-shaped metal elastic member is fitted so that its center portion is located closer to the key stem than the engaging portion in an unloaded state. (2) The keyboard switch according to claim 1, wherein the S-shaped metal elastic member is integrally provided with a ring portion and a pair of curved portions extending diagonally downward at the center thereof. (3) Utility model registration claim 1, in which the S-shaped elastic metal member is integrally formed by press-molding a part of the S-shaped elastic metal member so that a protrusion protrudes downward from the center of the S-shaped elastic metal member. The keyboard switch according to item 1 or 2. (4) The keyboard switch according to claim 2, wherein a plurality of rising pieces are formed upwardly from a ring portion formed at the center of the S-shaped metal elastic member. (5) The keyboard switch according to claim 1, wherein a damper rubber is fixed to the upper surface of the S-shaped metal elastic member. (6) The keyboard switch according to claim 1, wherein the upper and lower holders have a rectangular cross-sectional shape, and the engaging grooves are formed on diagonal joints. (7) By forming a bent part in the curved part of the S-shaped elastic metal member and changing the bending angle of the bent part, the dimensions between the upper surface of the engaging part and the upper surface of the central part can be changed to form the engaging groove. A keyboard switch according to claim 2 or 6 of the utility model registration claim in which the engaging portion is fitted.
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5271672A (en) * 1975-12-10 1977-06-15 Casio Computer Co Ltd Push button with spring
JPS5281575A (en) * 1975-12-27 1977-07-08 Teruo Honami Key switch

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