JPH05282505A - 非接触型icカード - Google Patents

非接触型icカード

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JPH05282505A
JPH05282505A JP4105785A JP10578592A JPH05282505A JP H05282505 A JPH05282505 A JP H05282505A JP 4105785 A JP4105785 A JP 4105785A JP 10578592 A JP10578592 A JP 10578592A JP H05282505 A JPH05282505 A JP H05282505A
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JP
Japan
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card
antenna
barrier diode
antennas
carrier wave
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JP4105785A
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Sukenori Kobayashi
資則 小林
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Kyodo Printing Co Ltd
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Kyodo Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送受信を行う非接触型ICカードにおいて、
回路を簡易にするとともに指向性を向上させる。 【構成】 アンテナ12に接続されたショットキバリア
ダイオードDによって復調器および変調器を兼用させ、
回路を簡易にする。アンテナ12から受信した信号はシ
ョットキバリアダイオードDにより復調され、制御部1
8へ送られる。送信時には、メモリ20から読み出され
たデータはアンテナ12へ送られ、ショットキバリアダ
イオードDにより変調される。また、アンテナ12a〜
12dにショットキバリアダイオードD1、D2を接続
させるとともに、アンテナ12a、12bおよび12
c、12dを互いに直交させて配置し、カード面に垂直
に入射する電磁波に対して偏波面を選ばず角度依存性が
少ないカードを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非接触型ICカードに
関し、特に、簡単な回路構成で角度依存の少ない(カー
ド内のアンテナの偏波面に対する。)非接触型ICカー
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】移動体の識別システムにおいては、たと
えば非接触型のICカードが用いられる。このようなカ
ードを保持して移動する人を識別する場合に、識別装置
から発射される搬送波がカードにより受信されると、カ
ードはあらかじめ保持しているデータに基づいて、受信
した搬送波を変調し、発射する。このような識別システ
ムは、たとえば移動体識別装置標準規格RCR STD
−1に規定されている。
【0003】従来、このような識別システムに使用され
るカードは、送信用および受信用の各アンテナが別個に
設けられ、また、少なくとも復調および変調に別個の回
路または素子を必要としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなカードにお
いては、送信用および受信用のアンテナが別個に設けら
れる他、受信した信号の復調および送信する信号の変調
を行うための回路手段がそれぞれ設けられるため、回路
が複雑であり、カード内蔵に適したコンパクトな回路と
することができなかった。
【0005】また、上記のようなカードにおいては、通
常カード内のアンテナの偏波(面)は直線的で一定であ
るため、カードと識別装置の対向する角度によっては感
度が低下するという問題がある。このような問題に対し
ては識別装置から直交して位相をずらしたいわゆる円偏
波の搬送波を送出することにより、ある程度改善を図る
ことができるが、カードの角度(カード内のアンテナの
角度)によっては不感帯が生じる場合がある。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解消し、
コンパクトなアンテナおよび回路を内蔵する非接触型I
Cカードを提供することを目的とする。
【0007】本発明はまた、カード内のアンテナの偏波
面に対して角度依存が少なく、使いやすい非接触型IC
カードを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、外部か
ら所定の搬送波を受信するとともに、搬送波をあらかじ
め保持するデータに基づいて変調した後、送信すること
により識別に使用される非接触型ICカードは、アンテ
ナと、アンテナに接続されたショットキバリアダイオー
ドとを有し、ショットキバリアダイオードはデータ受信
用の復調手段およびデータ送信用の変調手段として使用
されるものである。
【0009】また、本発明によれば、アンテナは互いに
直交する2つのアンテナによって構成され、ショットキ
バリアダイオードは2つのアンテナにそれぞれ直列に接
続される。
【0010】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明による非接触
型ICカードの実施例を詳細に説明する。
【0011】図1には、本発明による非接触型ICカー
ドの一実施例が示されている。カード10はアンテナ1
2を有し、アンテナ12にはショットキバリアダイオー
ドDが接続されている。データの書込みのために振幅変
調された搬送波が識別装置から発射されているとアンテ
ナ12によって受信されショットキバリアダイオードD
によりデータが復調される。またカードからの応答時に
は無変調の搬送波が識別装置から発射されており、アン
テナ12により反射波が放出される際、ショットキバリ
アダイオードDに印加された電圧に基く変調を受ける。
ショットキバリアダイオードDは周知のように、通常の
ダイオードと同様に復調に使用できるだけでなく、印加
される電圧によってその端子間容量が変化するため、本
実施例においては送信用の変調器としても使用される。
【0012】アンテナ12には抵抗R、コンパレータ1
6を介して制御部18が接続され、制御部18にはメモ
リ20が接続されている。アンテナ12はまた、抵抗
R、スイッチSW、コンパレータ22を介して制御部1
8に接続されている。スイッチSWは、図示しない操作
手段によってデータ受信時にはオフとされ、送信時には
オンとされる。
【0013】コンパレータ16は、アンテナ12から受
信されショットキバリアダイオードDにより復調された
信号を所定のしきい値と比較することによりデジタル信
号に変換する。コンパレータ16から出力されるデジタ
ル信号は制御部18に送られメモリ20にデータとして
書込まれる。
【0014】送信すなわち応答時には、制御部18は、
メモリ20を制御してメモリ20に格納されたデータを
読み出す。このデータに基づいて、制御部18から出力
された変調用のデータはスイッチSW、抵抗Rを通して
アンテナ12に送られる。アンテナ12に送られた変調
用のデータに基づきショットキバリアダイオードDに印
加される電圧が変化し、アンテナ12で受信される搬送
波に対し変調がかかり反射波としてアンテナ12から発
射される。
【0015】カードはさらに電源24を有し、電源24
からカードの各部に電力が供給される。なお、電源24
を設けることに代えて、識別装置から供給される異なる
周波数の電磁波からコイル、アンテナ等を用いて電力エ
ネルギを抽出するようにしてもよく、又光等のエネルギ
を利用することもできる。
【0016】また、カードへの電力の供給は、識別装置
以外に専用装置(電力供給用の)を別途設けても良い。
【0017】図2には本発明による非接触型ICカード
の他の実施例が示されている。この実施例においては、
送受信用のアンテナ12a、12bおよびアンテナ12
c、12dが直交して配置されている。アンテナ12a
および12bの間にはショットキバリアダイオードD1
が、アンテナ12bおよび12cの間には抵抗R2が、
アンテナ12cおよび12dの間にはショットキバリア
ダイオードD2が、それぞれ配置されている。アンテナ
12aは抵抗R1を介して、図1の実施例と同様にコン
パレータ16に接続されている。アンテナ12dは抵抗
R3を介して接地されている。したがって、このカード
においては2本のアンテナが直列に接続されていること
になる。
【0018】このカードにおいても、ショットキバリア
ダイオードD1およびD2は復調に使用されるだけでな
く、変調にも使用される。抵抗R1〜R3は高周波絶縁
用の抵抗である。
【0019】このカードにおいては、1つの平面内で互
いに直交する2本のアンテナが設けられており、この平
面に垂直に入射する電磁波に対しては偏波面を選ばない
ため、アンテナの偏波面に対する角度依存性を少なくす
ることができる。したがって、カードの所持者の所持方
向によってカード内のアンテナの偏波面に対する角度依
存性が低下することがないから、このカードを用いた識
別システムに支障が生じない。
【0020】
【発明の効果】本発明の非接触型ICカードによれば、
ショットキバリアダイオードが受信用の復調手段および
送信用の変調手段の両方に使用されるから、アンテナを
送信および受信に兼用でき、復調および変調のための回
路も簡単なものとすることができる。したがって、カー
ド内蔵に適したコンパクトな回路を実現することができ
る。
【0021】さらに、互いに直交する2つのアンテナを
使用すれば、アンテナの配置された平面に垂直に入射す
る電磁波に対しては偏波面を選ばないため、角度依存性
を少なくすることができ、有効な識別システムを実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による非接触型ICカードの一実施例を
示すブロック図である。
【図2】本発明による非接触型ICカードの他の実施例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 ICカード 12 アンテナ 16 コンパレータ 18 制御部 20 メモリ 22 コンパレータ 24 電源 D、D1、D2 ショットキバリアダイオード SW スイッチ R1、R2、R3 抵抗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から所定の搬送波を受信するととも
    に、該搬送波をあらかじめ保持するデータに基づいて変
    調した後、送信することにより識別に使用される非接触
    型ICカードにおいて、該カードは、 アンテナと、 該アンテナに接続されたショットキバリアダイオードと
    を有し、 前記ショットキバリアダイオードは受信用の復調手段お
    よび送信用の変調手段として使用されることを特徴とす
    る非接触型ICカード。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカードにおいて、 前記アンテナは互いに直交する2つのアンテナによって
    構成され、 前記ショットキバリアダイオードは前記2つのアンテナ
    にそれぞれ直列に接続されることを特徴とする非接触型
    ICカード。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のカードにおい
    て、該カードはさらに、 前記アンテナに接続され、復調された信号をデジタル信
    号に変換する波形整形手段と、 あらかじめ固有のデータを記憶する記憶手段と、 送信時に前記記憶手段から読み出されたデータを前記ア
    ンテナに出力するためのスイッチ手段とを有することを
    特徴とする非接触型ICカード。
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