JPH05279677A - ドレン排出装置 - Google Patents

ドレン排出装置

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JPH05279677A
JPH05279677A JP10530092A JP10530092A JPH05279677A JP H05279677 A JPH05279677 A JP H05279677A JP 10530092 A JP10530092 A JP 10530092A JP 10530092 A JP10530092 A JP 10530092A JP H05279677 A JPH05279677 A JP H05279677A
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JP
Japan
Prior art keywords
drain
suction
bog
drain discharge
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP10530092A
Other languages
English (en)
Inventor
Ko Ikeda
滉 池田
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 BOG圧縮機の吸入ヘッダー管及び吸入スト
レーナに蓄積したドレンを自動的に排出させる。 【構成】 BOGドラム3からBOGをBOG圧縮機8
へ導く吸入ヘッダー管6に、途中にドレン排出弁12を
有するドレン排出ライン11を接続する。吸入ヘッダー
管6より分岐してBOG圧縮機8に接続される枝管7の
途中に吸入ストレーナ10がある。吸入ストレーナ10
に、途中にドレン排出弁14を有するドレン排出ライン
13を接続する。上記両ドレン排出ラインの各途中にエ
ジェクター17と18を設ける。両エジェクター17,
18にBOG圧縮機8から出た圧縮ガスを流すことによ
って生じる吸引作用でドレンを自動的に排出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液化天然ガス(LN
G)、液化石油ガス(LPG)等の気化ガス(BOG)
圧縮機の吸入ヘッダー管や吸入ストレーナに蓄積したド
レンを排出させるためのドレン排出装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一例として液化天然ガス(LNG)の場
合について示すと、LNGの受入れにおいては、図2に
概要を示す如く、LNG船から図示しないローディング
アームを介し受入れたLNGを受入配管1を通してLN
Gタンク2に貯留するようにしている。LNGタンク2
に受入れられたLNGは、一部は気化するので、気化し
たガス(以下、BOGという)はLNGタンク2の頂部
より取り出されてBOGドラム3に導入され、ここで、
LNGタンク2からLNG取出管4を経て取り出されて
BOGドラム3の頂部から噴出されるLNGと接触させ
られ、BOGドラム3で濃縮させられたLNGは戻りラ
イン5よりLNGタンク2内に戻されるようにしてあ
る。一方、上記BOGドラム3で冷却されたBOGは、
BOG圧縮機吸入ヘッダー管6に導かれ、該吸入ヘッダ
ー管6より分岐されている枝管7よりBOG圧縮機8へ
と導かれ、該BOG圧縮機8で圧縮されたBOGが出口
ガス配管9より放出されるようにしてあり、上記枝管7
の途中には、吸入ストレーナ10が設けてある。
【0003】上記従来のシステムにおいては、BOGド
ラム3からBOG圧縮機8へと送られるBOGに同伴し
たミストがBOG圧縮機吸入ヘッダー管6及び吸入スト
レーナ10に溜り、ドレンとして蓄積する。
【0004】従来は、上記蓄積したドレンを排出させる
ために、上記吸入ヘッダー管6に、途中にドレン排出弁
12を有するドレン排出ライン11を接続すると共に、
上記吸入ストレーナ10にも、途中にドレン排出弁14
を有するドレン排出ライン13を接続し、且つ上記枝管
7の途中に、吸入ストレーナ10の前後の差圧を検出す
る差圧計15を設け、ドレンが蓄積して来て上記差圧計
15で検出される差圧が大きくなると、作業員が手動で
上記ドレン排出弁12,14を開いて吸入ヘッダー管6
に蓄積したドレン及び吸入ストレーナ10に蓄積したド
レンを各排出ライン11,13より排出させるようにし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
方式では、差圧計15を作業員が見ながら差圧が大きく
なったときにドレン排出弁12,14を手動で開けるも
のであるため、常に差圧計15を監視したり、ドレン排
出弁12,14を操作する作業員が必要であり、省人化
が図れない。
【0006】そこで、本発明は、ドレンの蓄積状況によ
る差圧の大小によって、自動的にドレン排出弁を開閉さ
せると共にドレンの排出を自動的に排出させるようにし
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、BOGドラムに接続されたBOG圧縮機
吸入ヘッダー管と、該吸入ヘッダー管からBOG圧縮機
への枝管途中の吸入ストレーナに、各々途中にドレン排
出弁を有するドレン排出ラインを接続したドレン排出装
置において、上記各ドレン排出ラインにエジェクターを
設置し、且つ上記各エジェクターの入口側に、BOG圧
縮機の出口側より分岐させた圧縮ガス導入管を接続し、
上記各エジェクター入口側で上記圧縮ガス導入管に圧縮
ガス供給弁を各々設置し、該各圧縮ガス供給弁及び上記
各ドレン排出弁に、上記枝管途中の吸入ストレーナ前後
の圧力差を検出して指令を発する差圧発信器を接続した
構成とする。
【0008】
【作用】吸入ストレーナにドレンが蓄積して該吸入スト
レーナの前後の圧力差が大きくなって来ると、差圧発信
器からの信号によって各エジェクター入口側の圧縮ガス
供給弁及びドレン排出ライン上のドレン排出弁が開操作
される。これにより高圧の圧縮ガスがエジェクターを通
って流れることにより吸入ヘッダー管や吸入ストレーナ
に蓄積しているドレンが吸引されて圧縮ガスとともに自
動的に排出される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】図1は本発明の実施例を示すもので、図2
に示してある従来例の場合と同様に、BOGドラム3に
接続されたBOG圧縮機吸入ヘッダー管6より枝管7を
分岐させ、該枝管7をBOG圧縮機8に接続して、該圧
縮機8で圧縮されたBOGが出口ガス配管9より取り出
されるようにし、上記吸入ヘッダー管6の終端部に、途
中にドレン排出弁12を有するドレン排出ライン11を
接続し、又、上記枝管7の途中に吸入ストレーナ10を
設け、該吸入ストレーナ10に、途中にドレン排出弁1
4を有するドレン排出ライン13を接続した構成におい
て、上記枝管7の途中に、上記吸入ストレーナ10の前
後の差圧を検出して電気信号を発する差圧発信器16を
設置し、又、上記吸入ヘッダー管6に接続したドレン排
出ライン11と、上記吸入ストレーナ10に接続したド
レン排出ライン13の各々の途中に、別々のエジェクタ
ー17と18を設置し、該両エジェクター17と18の
各吸入側には、BOG圧縮機8の出口ガス配管9より分
岐させた圧縮ガス導入管19を接続し、圧縮ガスをエジ
ェクター17,18に流すことによって生じる吸引作用
によりドレン排出ライン11,13を通してドレンを自
動的に排出させるようにする。
【0011】更に、上記圧縮ガス導入管19の各エジェ
クター17及び18の入口側には、圧縮ガス供給弁20
と21を開閉自在に各々設置し、該各圧縮ガス供給弁2
0,21と上記各ドレン排出弁12,14に、上記差圧
発信器16を、電気信号を入力して出力の空気圧信号を
得る電空変換器22を介して接続し、差圧発信器16か
らの電気信号を入力して空気圧信号を出力し圧縮ガス供
給弁20,21、ドレン排出弁12,14の開閉動作を
行わせるようにする。
【0012】BOG圧縮機8の吸入ストレーナ10にミ
ストが溜るまでは、枝管7内に導かれたBOGはBOG
圧縮機8へ抵抗なく流れるが、吸入ストレーナ10や吸
入ヘッダー管6にミストが溜って来ると、ドレンとして
蓄積して来る。吸入ストレーナ10にドレンが蓄積され
て来ると、該吸入ストレーナ10を通して流されるBO
Gの流れが悪くなるので、吸入ストレーナ10の前後、
すなわち、上流側と下流側の圧力に差が出て来る。この
差圧は差圧発信器16で検出されており、差圧が大きく
なって来ると、差圧発信器16からの電気信号が電空変
換器22で空気圧信号に変換されて空気圧信号により圧
縮ガス供給弁20,21、ドレン排出弁12,14が開
けられる。これによりエジェクター17,18には高圧
(約9〜25kg/cm2 )の圧縮ガスが通過させられ、こ
のときの吸引作用により吸入ヘッダー管6に蓄積したド
レン及び吸入ストレーナ10に蓄積したドレンがドレン
排出ライン11,13へ引き出され、自動的にエジェク
ター17,18から圧縮ガスとともにドレン回収管へと
排出されることになる。
【0013】ドレンが排出されて吸入ストレーナ10の
上流側と下流側の差圧が小さくなると、差圧発信器16
からの信号により圧縮ガス供給弁20,21及びドレン
排出弁12,14が閉じられて、圧縮ガスのエジェクタ
ー17,18への流れは遮断され、ドレン排出ライン1
1,13は閉じられる。
【0014】なお、図1では吸入ヘッダー管6から1本
の枝管7が分岐させてあるだけの場合について示してあ
るが、複数本の枝管が分岐してあってBOG圧縮機8が
並列に設置されるようにすることは任意であること、そ
の他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え
得ることは勿論である。
【0015】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のドレン排出装
置によれば、BOGドラムから排出されたBOGをBO
G圧縮機へ導くBOG圧縮機吸入ヘッダー管と、該ヘッ
ダー管から分岐させてBOG圧縮機に接続させた枝管途
中の吸入ストレーナに、各々途中にドレン排出弁を有す
るドレン排出管を接続した構成のドレン排出装置におい
て、上記各ドレン排出ラインの途中にエジェクターを設
けると共に、該エジェクターの入口側に、上記BOG圧
縮機からの出口ガスの一部を導入する圧縮ガス導入管を
設けて、該圧縮ガス導入管の途中に圧縮ガス供給弁を設
け、上記吸入ストレーナの前後の圧力差を検出するため
上記枝管の途中に設けた差圧発信器を上記各圧縮ガス発
信器及び各ドレン排出弁に接続した構成としてあるの
で、吸入ストレーナにドレンが蓄積されて前後の差圧が
大きくなると、各圧縮ガス供給弁及び各ドレン排出弁が
自動的に開操作されて、高圧の圧縮ガスがエジェクター
を通って流されることになり、これにより生じる吸引効
果により蓄積していたドレンを引き出して自動的に排出
させることができ、現場に作業員を常駐させる必要がな
く、省力化が図れる、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概要図である。
【図2】従来のLNG受入れシステムとBOG圧縮機吸
入ヘッダー管と吸入ストレーナからのドレン排出装置に
ついて示す概略図である。
【符号の説明】
3 BOGドラム 6 BOG圧縮機の吸入ヘッダー管 7 枝管 8 BOG圧縮機 9 BOG圧縮機の出口ガス配管 10 吸入ストレーナ 11,13 ドレン排出ライン 12,14 ドレン排出弁 16 差圧発信器 17,18 エジェクター 19 圧縮ガス導入管 20,21 圧縮機ガス供給弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 BOGドラムに接続されたBOG圧縮機
    吸入ヘッダー管と該吸入ヘッダー管からBOG圧縮機へ
    の枝管途中の各吸入ストレーナに、各々途中にドレン排
    出弁を有するドレン排出ラインが接続されているドレン
    排出装置において、上記各ドレン排出ラインにエジェク
    ターをそれぞれ設置し、且つ該各エジェクターの入口側
    に、BOG圧縮機の出口側より導いた圧縮ガス導入管を
    接続し、該圧縮ガス導入管の途中に圧縮ガス供給弁を設
    け、更に、上記圧縮ガス供給弁及び上記ドレン排出弁
    に、上記枝管途中の吸入ストレーナ前後の圧力差を検出
    して指令を発する差圧発信器を接続した構成を有するこ
    とを特徴とするドレン排出装置。
JP10530092A 1992-04-01 1992-04-01 ドレン排出装置 Pending JPH05279677A (ja)

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JP10530092A JPH05279677A (ja) 1992-04-01 1992-04-01 ドレン排出装置

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JP (1) JPH05279677A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111915448A (zh) * 2020-06-05 2020-11-10 广东泓铖新能源科技有限公司 一种基于物联网的管网故障检测方法、系统及存储介质
US11029085B2 (en) 2015-03-20 2021-06-08 Chiyoda Corporation BOG processing apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11029085B2 (en) 2015-03-20 2021-06-08 Chiyoda Corporation BOG processing apparatus
CN111915448A (zh) * 2020-06-05 2020-11-10 广东泓铖新能源科技有限公司 一种基于物联网的管网故障检测方法、系统及存储介质
CN111915448B (zh) * 2020-06-05 2023-06-23 广东泓铖新能源科技有限公司 一种基于物联网的管网故障检测方法、系统及存储介质

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