JPH05277817A - 切削加工装置 - Google Patents

切削加工装置

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JPH05277817A
JPH05277817A JP10351492A JP10351492A JPH05277817A JP H05277817 A JPH05277817 A JP H05277817A JP 10351492 A JP10351492 A JP 10351492A JP 10351492 A JP10351492 A JP 10351492A JP H05277817 A JPH05277817 A JP H05277817A
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JP
Japan
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cutting
drill
fluctuation component
thrust
torque
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JP10351492A
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English (en)
Inventor
Shuji Ohira
修司 大平
Ryuji Takada
龍二 高田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切削条件に対応した最適な送り量を設定し、
作業能率を向上させる共に、良好な切削加工が行える切
削加工装置を提供することを目的とする。 【構成】 ドリルが被切削材を切削し始めると、切削力
検出器2がドリルに作用する切削力をリアルタイムで検
出する。ハイパスフィルタ18は検出されたトルクやス
ラストの変動成分を抽出する。CPU11は、該変動成
分と所定の閾値とを比較し、この比較結果に基づいてN
C装置1を制御してドリルの送りを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、穴あけ等の切削加工を
行うマシニングセンタ、旋盤及びフライス盤等の切削加
工装置に関し、特にステップフィード方式で穴あけを行
う切削加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術分野に関するものと
して、例えば、被切削材(ワーク)切削用のドリル、タ
ップ、エンドミル等の回転工具と、その回転工具を回転
駆動させる回転駆動手段と、前記回転工具に作用する切
削力を検出する検出手段と、検出された切削力からその
変動成分を取り出す変動成分抽出手段と、その変動成分
と所定の閾値とを比較する比較手段とを備え、その比較
手段の比較結果に応じて異常信号を出力することによ
り、回転工具の折損、欠損、磨耗等を未然に防ぐように
しているものがある。このような装置によりワークを切
削して穴あけする場合、安定した切削を行えるようにス
テップフィード方式が多く採用されている。
【0003】従来のステップフィード方式では、ワーク
の穴あけのため、ドリルで切削を開始後、ある所定の距
離を穴あけした時点でドリル送りを、停止、後退させ、
切り粉を排出して再び穴あけを行う。この方式は、一般
にプログラムで穴あけを行なえるマシニングセンタ等
の、NCコントローラを装着した工作機械を使用して実
施される。
【0004】前述の穴あけ作業における一回の穴あけ深
さ、すなわち一回のドリルの送り量は、被切削材やドリ
ルの材質、ドリル径やその他の切削条件によってまった
く違ったものとなり、通常、実際の作業現場で繰り返し
切削を行ない、その実験値から決定する。作業現場では
切削加工時間を可能な限り短縮するため、前記送り量を
大きく設定したものの、折損した場合のワークの不良や
ドリル交換の手間を考慮すれば安全率を大きめに見込む
必要がある。この点、小径ドリルの場合は、ドリル強度
にばらつきが大きく、突発的な折損が生じるため、かな
り大きめの安全率をとっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たステップフィード方式では次のような課題があった。
【0006】(1)1回の送り量を決定する場合、十分
すぎる安全率を見込んでいるため、ドリルを後退させる
回数が多くなり、切削時間が限界まで短縮できない。
【0007】(2)切削条件が変わる毎に、実験的に求
めた前記送り量を設定しなおす必要があり作業効率が悪
い。
【0008】(3)上述のように設定された送り量で穴
あけ作業を行う際に、摩耗しているドリルを使用した場
合、負荷が大きくなり、良好な切削が得られないばかり
か、ドリルが折損する恐れがあった。
【0009】本発明は上記従来の問題点に鑑み、作業能
率を向上させる共に、良好な切削加工が行える切削加工
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、被切削材を切削するための回転工具と、該
回転工具を回転駆動させる回転駆動手段と、前記回転工
具に作用する切削力を検出する検出手段と、前記切削力
からその変動成分を取り出す変動成分抽出手段と、前記
変動成分と所定の閾値とを比較する比較手段とを備えた
切削加工装置において、前記比較手段の比較結果に応じ
て前記回転工具を送り制御する送り制御手段とを設けた
ことを特徴とする。
【0011】前記送り制御手段は、前記送り制御をステ
ップフィード方式で行う構成にしてもよい。
【0012】
【作用】本発明は、上記構成により、駆動手段で駆動さ
れる回転工具が被切削材を切削し始めると、検出手段が
回転工具に作用する切削力、例えばトルクやスラストを
リアルタイムで検出する。検出されたトルクやスラスト
は、変動成分抽出手段によって該トルクやスラストから
その変動成分を取り出される。取り出された変動成分
は、比較手段によって所定の閾値と比較され、例えば変
動成分の方が大きい場合は、切り粉の排出が悪化したと
して送り制御手段が回転駆動手段へ指令を出して回転工
具の送りを制御して、例えば回転工具の減速、停止、後
退等を行う。これにより、切削条件に対応した送り量可
変のステップフィード方式が行える。したがって、前記
課題を解決できるのである。
【0013】
【実施例】図1は、本発明に係る穴加工装置の一実施例
の概略構成を示すブロック図である。
【0014】NC装置1の主軸には切削力検出器2が取
り付けられている。復調器4が切削力検出器2からのF
M変調されたトルク,スラストを示すトルク・スラスト
信号(切削力信号)をアンテナ3を介して受信するよう
に配されている。復調器4の出力側にはローパスフィル
タ10が接続されており、該ローパスフィルタ10の出
力端子には、A/D変換器5及びハイパスフィルタ18
が並列に接続されている。ハイパスフィルタ18の出力
端子にはA/D変換器19が接続されている。
【0015】積分手段、閾値設定手段及び比較手段とし
ての作用を果たすCPU11には、共通バス12を介し
て前記A/D変換器5,19の他、RAM13,表示器
14,外部出力用入出力部(I/O)15,キーボード
20及び警報用入出力部(I/O)16が接続され、警
報用入出力部(I/O)16には警報器17が接続され
ている。
【0016】図2に示した切削力検出器は、筒状部材1
10の筒部にスラスト検知部−トルク検知部−スラスト
検知部−トルク検知部といった機能の異なる二種の検知
部を円周方向に交互に配設するようにしたものである。
この筒状部材110の筒部は90°の位相差をもって設
けた四つの縦分割溝111により四分割され、対向する
二つの筒部には上下両端面に開口するスリット112を
円周方向に穿設し、その両側に放射状に配設したトルク
検知用のバネ状弾性支持構造個所A,Aと、残りの対向
する二つの筒部には左右の縦分割溝111,111端面
に開口するスリット113を長手方向に穿設し、その両
側にスラスト検知用の平行バネ状弾性支持構造個所B,
Bを形成している。筒状部材110の上下の端部にはそ
れぞれ以下のようにしてフランジ114,115を螺着
するのであるが、フランジ114に内ネジ116を設
け、内ネジ116と螺合するネジ118は上記したトル
ク検知部の上方側面にだけ切り、スラスト検知部の上方
側面にはそのようなネジを欠如さす。一方、フランジ1
15の内ネジ117と螺合するネジ119はスラスト検
知部の下方側面にだけ切り、トルク検知部の下方側面に
はそのようなネジを欠如さす。何れのネジ螺合個所もあ
とで溶接によりしっかりと固定するのが望ましい。フラ
ンジ115はNC装置1の主軸等の回転軸に固定する。
【0017】いま回転軸に固定したフランジ115とは
反対側に当るフランジ114側に、矢印Tで示したトル
クと矢印Pで示したスラストが負荷されたとすると、ト
ルクTはネジ116,118部を経てトルク検知部の弾
性支持構造個所Aのうちスリット112に対して外側に
当る部分に伝達されて内側に当る部分との間で歪を生ず
る。またスラストPは筒状部材110の内側部分を介し
スラスト検知部の弾性支持構造個所Bのうちスリット1
13に対して内側に当る部分に伝達されて、固定したネ
ジ119,117部で受け止めている外側もに当る部分
との間で歪を生ずる。何れの歪も該歪部に固着したスト
レーンゲージにより電気信号として取り出され、切削力
検出器2内のFM発信器から切削力信号として出力され
る。なお、勿論、ポテンショメータ,作動変圧器,磁気
エンコーダの原理を利用したり、また圧電素子で前記歪
を取り出すことも可能である。
【0018】図3は、切削力検出器2例であり、トルク
検知部とスラスト検知部とを同心状に配置し、回転工具
(ドリル)から伝えられたスラストP及びトルクTは弾
性支持構造個所A及び弾性支持構造個所Bを介して図示
しない外フランジ部に伝わる。この際、弾性支持構造個
所Aはトルクの作用に対して剛性が低いため大きくひず
み、また弾性支持構造個所Bはスラストの作用に対し剛
性が低いため大きくひずむ。そこでこの弾性支持構造個
所上の適当な位置に歪を検出する手段、たとえば歪ゲー
ジを配置することにより回転工具に作用するトルク,ス
ラストを検出できる。
【0019】次に作用について説明する。切削力検出器
2は、上述の如く、トルク・スラストを示すトルク・ス
ラスト信号をFM変調してアンテナ3,復調器4に送
る。FM変調信号は、復調器4で復調され、ローパスフ
ィルタ10でノイズ等の高周波が分離され、上記トルク
・スラスト信号が得られる。またローパスフィルタ10
通過後にハイパスフィルタ18を通過させた信号は切削
力変動成分だけとなる。
【0020】ここで、これらトルク・スラスト信号例と
その変動成分を図4〜図6に示す。この図4〜図6は、
同一のドリル(直径1.5mm)を使用し、鋼S45C
調質材に深さ約8mmの穴を複数個、あけた場合のトル
ク・スラスト信号とその変動成分の特性図を示す図であ
る。なお、この時のドリル回転数は例えば1800r.
p.mとし、送り量は0.05mm/revとする。
【0021】図4(a)は、新品のドリルを使用して1
個目の穴あけを行った場合のスラスト信号の特性図、図
4(b)は該スラスト信号の変動成分の特性図、図4
(c)は同時に検出したトルク信号の特性図、及び図4
(d)は該トルク信号の変動成分の特性図である。
【0022】新品のドリルを使用して1個目の穴あけを
行った場合、図4(a)〜(d)の(I)に示す切削開
始直後の良好な切削状態では、切削力もその切削力変動
成分も安定している。ところが、図4(a)〜(d)の
(II)に示すように、切削が進み穴が深くなると、ト
ルクT及びスラストPの絶対値が増加すると共に、切削
力変動成分が大きくなり始める。この切削が進んだ時期
に切削力変動成分が大きくなるのは、切削中に切り粉が
スムーズに排出されず、ドリルに切り粉が絡まったり、
外れたりしてドリルにかかる負荷が変動することが一因
であると一般に考えられる。この切削力変動成分の大き
な状態(II)では、ドリルにかかる負荷が大きくなっ
ているので、ドリル折損の危険が高まっているばかりで
なく、切削面の仕上がりも悪くなるため、直ちに切削を
中止すべき状態にある。
【0023】図5(a)〜(d)は、前記1個目の穴あ
けを行った後、同一のドリルを用いて、2個目の穴あけ
を実施したときに得られた切削力の特性図であり、同図
(a)はスラスト信号の特性図、同図(b)は該スラス
ト信号の変動成分の特性図、同図(c)はトルク信号の
特性図、及び同図(d)は該トルク信号の変動成分の特
性図である。
【0024】同一の材質のワークに同一のドリルを使用
して2個目の穴あけを実施した場合、図5(a)〜
(d)の(I)に示すように切削開始直後では前述の図
4の(I)に示すような安定した切削状態となるもの
の、切削が進み穴が深くなる図5(a)〜(d)の(I
I)の状態になると、前述の新品のドリルを使用した場
合と比較して切削力変動成分が大きくなる時期(図5の
(II))がかなり早くなっていることが分かる。これ
は、上述の1個目の穴あけによりドリルの刃が磨耗し、
そのため、所定の送り量だけの切削が得られず、スラス
トが増大すると共に、その反動等により切削が所定量よ
り大きくなってトルクが増大する等が原因と考えられ
る。
【0025】図6(a)〜(d)は、前記2個目の穴あ
けを行った後、同一のドリルを用いて、さらに複数個の
穴あけを繰り返して該ドリルが折損した時の特性図であ
り、同図(a)はスラスト信号の特性図、同図(b)は
該スラスト信号の変動成分の特性図、同図(c)はトル
ク信号の特性図、及び同図(d)は該トルク信号の変動
成分の特性図である。
【0026】2個目の穴あけを行った後、さらに複数個
の穴あけを繰り返した場合、ドリルの磨耗がかなり進
み、図6(b),(d)から明らかなように切削開始
後、短時間で切削力変動成分が大きくなる時期(II)
が到来し、その後、ドリルが折損している。
【0027】図7(a)〜(d)は、前記図6(a)〜
(d)に示したドリル折損時の特性例とは別のドリル折
損の特性例を示す図であり、同図(a)はスラスト信号
の特性図、同図(b)は該スラスト信号の変動成分の特
性図、同図(c)はトルク信号の特性図、及び同図
(d)は該トルク信号の変動成分の特性図である。
【0028】この図7(a)〜(d)示すドリル折損例
は、5個目の穴あけによって折損した例である。これに
よると、トルクT、及びスラストPの絶対値が増加した
だけで、切削力変動成分が大きくなる時期(II)がほ
とんどなく折損している。これは、ドリルの磨耗がかな
り進み、良好な切削ができないため、切削穴が深くなる
と、切り粉の目づまりがドリルの被削材へのくいこみに
よって、ドリルの負荷が過大となり折損に至ったものと
考えられる。
【0029】このような特性を有するトルク・スラスト
信号と切削力変動成分は、A/D変換器5,19により
それぞれデジタル信号に変換されてCPU11に取り込
まれ、そのトルク・スラスト信号値とCPU11により
設定される所定の閾値とが比較される。そして、該トル
ク・スラスト信号値及び切削力変動成分が所定の閾値を
越えた時、I/O15よりNC装置1に切削の中止、後
退等の指令を出力することにより、本実施例のステップ
フィード方式が実行される。
【0030】以下、CPUC11の指令で行われる本実
施例のステップフィード方式のアルゴリズムを図8を参
照しつつ説明する。
【0031】ステップS1では、NC装置1を制御し、
NC装置1の回転軸に取り付けられたドリルをワークの
所定位置に設定して切削を開始する。続くステップS2
において、CPU11は、切削力検出器2で検出された
ドリルから伝えられるその時の切削力、つまりトルクT
及びスラストPをトルク・スラスト信号として取り入
れ、その変動成分ΔTも取り入れる。ステップS3で
は、取り入れたトルク及びスラスト値が予め設定された
閾値TS1よりも大きいか否かを判別し、その答が否定
(NO)、すなわちトルク及びスラスト値が閾値TS1
よりも小さいときは、ステップS4に進み、前記変動成
分ΔTが閾値TS2よりも大きいか否かを判別する。そ
の答が否定(NO)、すなわち変動成分ΔTが閾値TS
2よりも小さいときステップS5に進み、所定の穴あけ
切削加工が終了したか否かを判別する。その答が肯定
(YES)のときは、ステップS6でドリルの回転及び
送り動作を停止する。このステップS5で、切削加工が
終了していないと判別された場合、ステップS2に戻
り、同一ルーチンを繰り返す。
【0032】前記ステップS3でその答が肯定(YE
S)、すなわちトルク及びスラスト値が閾値TS1より
も大きいときは、例えば摩耗したドリルを使用している
ためにドリルに過負荷がかかって折損直前であると判断
してステップS7で警報器17を作動してアラームを鳴
動させ、ステップS6でドリルの回転駆動を停止する。
また、前記ステップS4でその答が肯定(YES)、す
なわち前記変動成分ΔTが閾値TS2よりも大きいと
き、図4及び図5(a)〜(d)の(II)に示す状態
のときのように切り粉の排出がスムーズでないと判断
し、ステップS8へ進んで、一旦、ドリルを切削中の穴
から引き抜き、その後、ステップS1から再スタートす
る。
【0033】このように本実施例では、切削力が閾値T
S1を越えた時に、ドリルの回転駆動を停止するので、
摩耗したドリルを使用しても無理な深さまで切削を継続
することがなく、小径ドリルのように特性にばらつきが
大きいドリルを使用しても、安全に切削が行える。さら
に、変動成分ΔTが閾値TS2を越えた時に、すなわち
切り粉の排出が悪化した時だけ、一旦、ドリルを引き抜
いて再スタートさせるステップフィード動作を行うの
で、従来のように、送り量を設定するに際して過度の安
全率を見込んで設定したため、切り粉の排出が悪化しな
くてもステップフィード動作を行うというように、ステ
ップフィード動作を必要以上に行わなくともよくなり、
切削時間を短縮できる。
【0034】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、被切削材を切削するための回転工具と、該回転工具
を回転駆動させる回転駆動手段と、前記回転工具に作用
する切削力を検出する検出手段と、前記切削力からその
変動成分を取り出す変動成分抽出手段と、前記変動成分
と所定の閾値とを比較する比較手段とを備えた切削加工
装置において、前記比較手段の比較結果に応じて前記回
転工具を送り制御する送り制御手段とを設けたので、切
削条件に対応した最適な送り量が設定できる。これによ
り、切削時間を短縮でき、作業能率が向上し、しかも良
好な切削加工が行える。
【0035】また、前記送り制御手段は、前記送り制御
をステップフィード方式で行う構成にしたので、簡易的
確に回転工具の送り制御が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る切削加工装置の一実施例の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】上記実施例における切削力検出器の概略の構造
図である。
【図3】上記実施例における切削力検出器の他の構造図
である。
【図4】上記実施例におけるトルク・スラスト信号とそ
の変動成分の特性図を示す図である。
【図5】上記実施例におけるトルク・スラスト信号とそ
の変動成分の他の特性図を示す図である。
【図6】上記実施例におけるトルク・スラスト信号とそ
の変動成分の他の特性図を示す図である。
【図7】上記実施例におけるトルク・スラスト信号とそ
の変動成分の他の特性図を示す図である。
【図8】本実施例のアルゴリズムを示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 NC装置(回転工具、回転駆動手段) 2 切削力検出器(検出手段) 4 復調器 10 ローパスフィルタ 11 CPU(比較手段、送り制御手段) 18 ハイパスフィルタ(変動成分抽出手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被切削材を切削するための回転工具と、
    該回転工具を回転駆動させる回転駆動手段と、前記回転
    工具に作用する切削力を検出する検出手段と、前記切削
    力からその変動成分を取り出す変動成分抽出手段と、前
    記変動成分と所定の閾値とを比較する比較手段とを備え
    た切削加工装置において、 前記比較手段の比較結果に応じて前記回転工具を送り制
    御する送り制御手段とを設けたことを特徴とする切削加
    工装置。
  2. 【請求項2】 前記送り制御手段は、前記送り制御をス
    テップフィード方式で行う構成にしたことを特徴とする
    請求項2記載の切削加工装置。
JP10351492A 1992-03-30 1992-03-30 切削加工装置 Pending JPH05277817A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10351492A JPH05277817A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 切削加工装置

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JP10351492A JPH05277817A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 切削加工装置

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ID=14356069

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JP (1) JPH05277817A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6344724B1 (en) 1999-09-10 2002-02-05 Yoshiaki Kakino Numerical control apparatus for NC machine tool
JP2014172113A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Kobe Steel Ltd 低剛性複合材料の穴加工装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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