JPH05277195A - 埋没可能な骨成長刺激装置及びその操作方法 - Google Patents

埋没可能な骨成長刺激装置及びその操作方法

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JPH05277195A
JPH05277195A JP4309768A JP30976892A JPH05277195A JP H05277195 A JPH05277195 A JP H05277195A JP 4309768 A JP4309768 A JP 4309768A JP 30976892 A JP30976892 A JP 30976892A JP H05277195 A JPH05277195 A JP H05277195A
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bone growth
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growth stimulator
stimulator
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JP4309768A
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John H Erickson
ジァン、エィチ、エリクスン
John C Tepper
ジァン、シー、テパ
Ike C Thacker
アイク、シー、タッカ
Gregg Turi
グレッグ、テューリ
Anthony J Varrichio
アンスォニ、ジェイ、ヴァリシオ
Arthur A Pilla
アースァ、エィ、ピラ
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AMERICAN MEDICAL ELECTRON CORP
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AMERICAN MEDICAL ELECTRON CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来技術の骨成長刺激装置に付随する欠点や
問題を実質的に解消あるいは軽減した埋没可能な骨成長
刺激方法及び装置を提供することにある。 【構成】 第1の電極14及び第2の電極16を骨部位
の近傍の組織に埋没し、これらの電極を交流を発生させ
る骨成長刺激装置10に接続する。 【効果】 埋没可能な骨成長刺激において、使用状態が
モニタ可能であり、かつプログラム可能であり、患者の
関与が不要で、イメージング結果に悪影響を及ぼすこと
がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に医療機器に関
し、より詳細には体内への植込み可能なすなわち埋没可
能な(implantable)骨成長刺激装置及びそ
の操作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】公知の骨成長刺激装置は、一般に少なく
とも2つの部類に大別される。第1の部類は、埋没可能
な直流(DC)型装置である。この種の刺激装置のジェ
ネレータは、体内の骨折部位(site of bon
e fracture)または骨の癒合部位の近くに埋
め込まれる。典型的には、カソード(陰極)はDC型刺
激装置のケースから出て、骨の傷害部位に直接接続され
る。刺激装置のケースはアノード(陽極)として作用す
る。刺激装置の内部のエレクトロニクス回路によってカ
ソードとアノードの間に直流が流れ、これによって骨折
部位または癒合部位のほぼ全体に直流が流れる。もう一
つの部類の骨成長刺激装置は外部設置型または非侵入性
の刺激装置である。これらの骨成長刺激装置は、体外で
骨折部位または癒合部位の近くに取り付けられる。典型
的には、これらの装置は、パルス電磁場「PEMF」
(pulsed electromagnetic f
ield)または60kHzの正弦波電界のいずれかを
生成して骨の傷害部位の治癒を促進するものである。こ
の種の非侵入性刺激装置はPEMF刺激装置及び容量結
合刺激装置と呼ばれる。
【0003】これまで知られている直流型の埋没可能な
骨成長刺激装置には多数の欠点がある。一般に、これら
の骨成長刺激装置は直流的な性格のため、リード線を骨
の傷害部位までに直接引っ張る必要がある。骨成長刺激
装置においては、カソード表面の化学変化によって骨成
長が誘発されるものと考えられている。その上、カソー
ドは通常骨折部位または骨移植片の塊中に埋め込まれ
る。骨成長刺激装置の体外取り出し(explant)
時には、埋没した(implant)カソードを体内に
残したままにしておくことが必要な場合がある。これ
は、骨が治癒して、初めに骨塊に埋没したカソードを被
包するようになってからも必要なことがある。そして、
カソードが損傷するかまたは他の原因で機能しなくなる
と、その骨部位のカソードを取り替えるのに大規模な手
術が必要になる。これによって、感染症のような外科的
合併症の危険性が増大する。また、DC型刺激装置とそ
のカソードは、関連する身体組織に近接していることに
よりイメージング(結像)の結果の品質を低下させる。
同様に、磁気共鳴イメージング、コンピュータ援用断層
撮影法(CT)[computer−aided to
mography]及びX線写真法のようなイメージン
グ技術は全て影響される。
【0004】また、外部設置型の骨成長刺激装置にもい
くつかの短所がある。この種の骨成長刺激装置は、体外
に取り付けるため、外来患者または半外来患者の場合、
損傷し易い。故意でも、不注意でも、装置が動くことに
よって損傷する場合がある。これらの装置は扱いにく
く、通常、患者が操作する必要がある。そのため、患者
の適応性の問題、ひいては刺激装置の有効性の問題が生
じる。さらに、容量結合型刺激装置は、患者の皮膚と各
電極との間に導電性ゲルを必要とする。このゲルは頻繁
に交換しなければならず、皮膚刺激を引き起こすという
ことが知られている。
【0005】最もよく知られている骨成長刺激装置だけ
が、製造業者が装置をオンにし、骨成長刺激装置のバッ
テリが消耗するか、または電源が他の原因で断たれた場
合にオフになるようになっている。「モニタ可能な骨成
長刺激装置(Monitorable Bone Gr
owth Stimulator)」という名称のハー
ショーン(Hirshorn)の米国特許第4,41
4,979号(1983年11月15日発行)には、傷
害部位に伝達される電流に比例した割合で電磁エネルギ
ーパルスを発する埋没可能なDC骨成長刺激装置が開示
されている。これによれば、骨部位に伝達されるエネル
ギーをある程度モニタ(監視)することが可能である。
しかしながら、骨成長刺激装置は、他のパラメータも重
要である。担当医にとっては、骨成長刺激装置の動作モ
ード、付属の刺激装置バッテリの予測寿命、及びリード
線の状態を知ることが重要な場合もある。逆に、骨成長
刺激装置のある動作モードをプログラムに組むことがで
きることも望ましいことである。このようなプログラム
可能性は、埋没可能な骨成長刺激装置の場合、他の方法
ではアクセスできないため特に重要である。そのような
モニタ可能性、及び、プログラム可能性は、従来の埋没
可能な骨成長刺激装置と共に利用可能ではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そのため、埋没可能
で、容易に交換でき、かつ使用後には完全に除去するこ
とができ、使用時にモニタ可能であり、かつプログラム
可能であり、患者の関与が不要で、イメージングの結果
に悪影響を及ぼすことがない骨成長刺激装置が必要とな
ってきた。したがって、本発明の目的は、従来技術の骨
成長刺激装置に付随する欠点や問題を実質的に解消、あ
るいは軽減することができる埋没可能な骨成長刺激装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、本
発明においては、第1の電極及び第2の電極を骨部位の
近くの組織に埋没するステップよりなる骨部位の骨修復
の治療的刺激のための方法が開示されている。これらの
電極は交流を発生させる骨成長刺激装置に結合される。
【0008】本発明の装置の第1の技術的長所は、その
埋没可能性にある。この装置は完全自蔵式であり、人体
内への埋没に適している。骨成長刺激装置が体内に埋没
できることによって、装置の偶発的な損傷の可能性が小
さくなり、患者の適応性の問題が実際上ほとんど問題に
ならなくなる。その結果、骨成長刺激装置の信頼性及び
有効性が共に増大する。
【0009】本発明の第2の技術的長所は、その交流的
性格にある。装置が交流式であるため、電極は傷害部位
から離して、例えば皮下に設置することができる。これ
によって、骨成長刺激装置の埋没及び体外取り出し時の
周囲組織の外傷が比較的少なくなり、感染の機会が減る
と共に、イメージングの結果が改善される。さらに、電
極を傷害部位から離して設置しても、従来の整形外科的
処置を何ら変更する必要はない。
【0010】本発明の骨成長刺激装置の第3の技術的長
所は、そのプログラム可能性にある。装置の動作は、そ
の寿命期間中、患者の必要により良く適合するよう外部
の送受信器によって修正、変更することができる。ディ
ジタル信号を刺激装置に中継するためには磁気パルスを
使用する。
【0011】本発明の骨成長刺激装置の第4の技術的長
所は、そのモニタ可能性にある。この骨成長刺激装置
は、その動作の重要な特性をモニタし、それらの特性を
医者による評価の用に供するために低周波磁気パルスに
よって外部装置に伝える能力を有する。これにより患者
に対して最大の治療的価値を確保することができる。患
者は、装置の欠陥を見つけ出し、修理することが可能な
ことにより、欠陥のある骨成長刺激装置の埋没を避ける
ことができる。
【0012】最後に、本発明の骨成長刺激装置のもう一
つの技術的長所は、本願で開示するその電極構造にあ
る。これらの電極は、本発明の骨成長刺激装置の1つの
面上に設けられた2つの平らな導電表面よりなる。医者
は、装置を電極の面が下側に来る骨組織及びその周囲の
筋肉塊と反対側を向くように埋没することができる。こ
のように埋没すると骨成長刺激装置の有効性が増大する
ということが実証されている。
【0013】
【実施例】以下、本発明をその実施例により添付図面の
図1及至図26を参照しつつ詳細に説明する。これらの
図面においては、同じ構成部分及び互いに相当する構成
部分は全図面を通して同じ参照符号により示す。
【0014】本発明は、下記の見出しに従って説明を進
める。 A.機械的実装 1.AC(交流)用構成 2.DC(直流)用構成 B.出力特性 1.AC用構成 2.DC用構成 C.埋没用配置構成 1.AC用構成 2.DC用構成 D.エレクトロニクス構成要素の実施例 1.概説 2.通信プロトコル 3.信号/外部入力の説明 4.回路説明 a.圧電結晶発振器回路 b.パワーオンリセット回路 c.主タイムベース回路 d.出力ドライバ回路 e.送信器回路 f.PPMデコーダ回路 g.通信モデム回路 h.リード線状態回路 i.受信器回路 j.バッテリ状態インジケータ回路 k.電圧基準/調整器回路 5.刺激装置の回路構成 a.AC用構成 b.DC用構成
【0015】A.機械的実装 1.AC(交流)用構成 図1及び図2は、交流出力を発生するように構成された
本発明の骨成長刺激装置の等角投影図である。特に、図
1は患者への埋没が可能な状態のAC型骨成長刺激装置
を示す。図2は、最終組み立ての前の段階の本発明の骨
成長刺激装置を示す。
【0016】図1では、交流(「AC」)出力用に構成
された骨成長刺激装置(以下、「AC型刺激装置」とす
る)が全体として符号10で示されている。AC型刺激
装置10は、第1の電極14と第2の電極16とを接続
する軟質エラストマー材料で形成された薄く細長いアー
ム12を有する。AC型刺激装置10が全体的に平たい
状態にあるときは、アーム12はこれらの電極14と1
6との間に所定の距離を維持する。他方、アーム12
は、AC型刺激装置10を外科的に埋没する患者の部位
の輪郭形状に適合させ易くするためにたわみ性を有す
る。
【0017】好適な態様においては、アーム12は、ダ
ウ‐コーニング社製のMDX 4−4516という名称
のシリコン(silicon)で形成されている。この
シリコンに代えて、ウレタンやシリコン‐ウレタン・ブ
レンド(silicon−urethane blen
ds)のような他の埋没可能な材料を用いてもよい。電
極14及び16はチタン製である。さらに、電極14
は、AC型刺激装置10に埋め込まれたチタン・ハウジ
ングの露出部分よりなる(図2参照)。チタン・ハウジ
ングは、電極14以外にはチタンの部分が全く露出され
ることがないようパリレン(parylene)のよう
な非導電性材料でコーティングされている。AC型刺激
装置10は、長さが約15.2cm(約6インチ)、厚
さが約0.51cm(約0.2インチ)である。AC型
刺激装置10の約14cm(約5.5インチ)の部分は
アーム12よりなる。AC型刺激装置10の残りの部分
は、非導電性材料をコーティングしたエレクトロニクス
構成部分用ハウジング(図2参照)よりなる。
【0018】動作において、AC型刺激装置10は電極
14と16との間に交流を発生させる。その結果生じる
電界を利用して骨の治癒を刺激することができる。
【0019】図2は、アーム12を形成する前に、パリ
レンの非導電層をハウジング18にコーティングする前
の段階のAC刺激装置10を示す。ハウジング18はフ
ィードスルーアセンブリ20を含む。フィードスルーア
センブリ20はリード線22を電極16へ通過させる。
ハウジング18上の破線は最終組み立て後における電極
14の位置を示す。さらに、ハウジング18には凹凸状
の表面のある2つのリップ24を有する。これらのリッ
プ24は、そのような表面によってアーム12(図1参
照)とハウジング18とをしっかり結合し易くする。
【0020】本発明の一実施態様においては、ハウジン
グ18はその最終長さと等しい長さを有する2つのクラ
ムシェル半部で形成される。この第1の実施例において
は、エレクトロニクス構成部分を2つのクラムシェル半
部の間に挿入し、これらのクラムシェル半部を互いに溶
接して気密封止する。第2の実施例においては、ハウジ
ング18は、その最終長さより僅かに長い2つのクラム
シェル半部から形成される。クラムシェル半部をまず電
子アセンブリ(electronic assembl
y)なしで互いに溶接する。次に、端の部分を取り除い
て電子アセンブリをその中に挿入し、キャップを開口部
に溶接して気密封止する。この実施例においては、リー
ド線22はMP35Nのような医療用合金で形成され
た、らせん形コイル線よりなる。
【0021】2.DC用構成 図3は、直流出力を発生するように構成された本発明の
骨成長刺激装置(以下、「DC型刺激装置」とする)2
6の等角投影図である。このDC型刺激装置26は、ア
ノード28及び2つのカソード30を含む。アノード2
8は、DC型刺激装置26のハウジング(図2に示すも
のとほぼ同様である)に多量の白金を電気めっきするこ
とにより形成される。DC型刺激装置26は、人体への
挿入のためにDC型刺激装置26をより滑らかにし、フ
ィードスルーアセンブリ(図2参照)を絶縁するための
短いエラストマー製アーム32を有する。図1及び図2
に関して説明したのと同様に、DC型刺激装置26もチ
タンハウジングを有する。これには非導電材料のコーテ
ィングはない。さらに、カソード30が、MP35Nの
ような適切な医療用合金製のコイル線によってDC型刺
激装置26内部のエレクトロニクス構成部分に接続され
ている。リード線34は、アーム32中に完全に収納さ
れてはいないので、カソード30を治療する骨塊上また
は骨塊内部に容易に設置しうるようにしてある。リード
線34は、エラストマー材で形成されたチューブで外装
されている。
【0022】動作に際して、DC型刺激装置26はカソ
ード30とアノード28との間にDC電流を発生させ
る。後で図13及至図26との関連において説明するよ
うに、DC型刺激装置26の各カソード30はそれぞれ
独立した電流経路をなす。
【0023】B.出力特性 1.AC用構成 図4は、図1及び図2で示す骨成長刺激装置の出力を図
式的に表した説明図である。AC型刺激装置10(図1
及び図2参照)は交流出力を発生する。好適な実施態様
においては、AC型刺激装置10は、99個のパルス
(「バースト」)の後に休止期間が続く非対称出力を発
生する。休止期間の後は、AC型刺激装置10がオフに
なるまでバースト/休止期間のサイクルが繰り返され
る。持続時間がt1で示されている出力パルスの正の部分
は、長さが約65μsであり(t1 =65μs)、90
0μA(マイクロアンペア)の振幅を有する。この電流
は、図6に示す移植用配置構成の治癒対象部位に約3m
V/cm(ミリボルト/センチメートル)の電界強度を
発生させる。持続時間がt2 で示されている出力の負の
部分は、長さが約195μsであり(t2 =195μ
s)、−300μAの振幅を有する。したがって、上記
と同じ治療のための治癒対象部位に−1mV/cmの電
界強度を発生させる。AC出力信号は、99個のパルス
発生後、約640ミリ秒の間オフとなる。これによって
生じるバースト/休止期間の繰り返し周波数は1.49
Hzとなる。
【0024】AC刺激装置10が、対称でも非対称で
も、上記以外の波形を出力するようにすることが可能な
ことが理解されるべきである。例えば、AC型刺激装置
10は、正弦波形を有する出力を発生することも可能で
ある。出力の正及び負の部分の振幅は、骨部位で0.3
〜3mV/cmの電界強度が得られるように変更するこ
ともできる。この範囲の電界強度で、最適の治癒結果を
得ることができる。
【0025】2.DC用構成 図5は、図3に示す骨成長刺激装置の出力を図式的に表
した説明図である。DC型刺激装置26(図3に示す)
は、その動作時、その2つのカソードとアノードとの間
に約−20μAの一定の負電流を発生する。
【0026】3.埋没用配置構成 1.AC用構成 図6は、図1及び図2に示すAC型骨成長刺激装置10
の埋没用配置構成の一実施態様を示す人体の概略断面図
である。AC型刺激装置10は、電極14及び16を含
む平面にほぼ垂直な平面内にある縦軸線に沿って二分さ
れる。AC型刺激装置10は、全体を36で示す人体内
の脊椎骨38の近くに移植される。AC型刺激装置10
は、電極14と16との間に発生する電界が骨成長刺激
が必要な脊椎骨38の部分を透過するようにして脊椎骨
38の近くに設置される。AC型刺激装置10によって
発生する電界の外側の限界が電気力線40によって大ま
かに示してある。脊椎骨38は、2つ以上の脊椎骨が臨
床上一緒に融合されるときに、一般に骨成長刺激が必要
である。
【0027】AC型刺激装置10の交流的な特質と電極
間隔のために、AC型刺激装置10が脊椎骨38と接し
ていなくとも、脊椎骨38は電界40の望ましい作用を
受けることができる。例えば、AC型刺激装置10は脊
椎骨38の傷害部位から1センチメートル以上離して設
置してもよい。これによって、外科医はAC型刺激装置
10を皮下に埋没することが可能となる。その結果、刺
激装置の埋没と取り出しが簡単になり、感染の機会が減
り、イメージングの結果が改善される。イメージングの
結果は、脊椎骨38の近くに異物がないことにより改善
される。
【0028】好適な実施態様においては、AC型刺激装
置10はその電極14及び16を脊椎骨38と反対側に
向けて皮下に移植される。実験に基づく研究の結果、こ
の配置の仕方によって電界分布が改善され、かつ不注意
から生じる間違った筋肉刺激が少なくなるということが
確認されている。
【0029】2.DC用構成 図7は、図3に示すDC型刺激装置26の埋没用配置構
成の一実施態様を示す人体の概略等角投影図である。こ
の場合、DC型刺激装置26は、脊椎44の隣合う2つ
の脊椎骨38に骨移植片の塊42を融合させるために用
いられる。DC型刺激装置26は皮下に移植することも
可能である。しかしながら、リード線34は、カソード
30(図示せず)が骨移植片の塊42中に直接入るか、
またはその近傍に来るように挿入しなければならない。
両方のカソード30が共に同じ骨部位に設置する必要は
ない。
【0030】いずれかの骨にある何種類かの骨傷害を修
復するような場合は、AC型刺激装置10及びDC型刺
激装置26の両方を、その骨の近くに埋没することがで
きるということを理解すべきである。例えば、これらの
刺激装置は、体内の長骨の治癒を促進するために用いる
ことができる。また、これらの刺激装置は、ある骨部位
での骨折の治癒を促進するために用いることもできる。
【0031】D.電子構成要素の実施態様 1.概説 図8及び図9は、図1及至図3に示す骨成長刺激装置で
使用する特定用途向け集積回路(「ASIC」)46の
ブロック図の左半分及び右半分をそれぞれ示す。集積回
路46は、28個の外部接続部、すなわちパッド1及至
28を有する。IC46の内部には、圧電結晶発振器回
路48、パワーオン・リセット回路50、主タイムベー
ス回路52、出力ドライバ回路54、送信器回路56、
PPMデコーダ回路58、通信モデム回路60、リード
線状態回路62、受信器回路64、バッテリ状態インジ
ケータ回路66、そして電圧基準/調整器回路68が設
けられている。
【0032】圧電結晶発振器回路48は、ラベルC76
_8で示す76.8kHzのクロック信号を発生する。
この回路は3つの外部接続部、すなわちXTRM、XT
AL1及びXTAL2と、1つの入力GND_REFを
有する。この回路については、図13を参照しつつさら
に詳細に説明する。
【0033】パワーオン・リセット回路50は、電源立
ち上げ後、3つのリセット出力NRESET、NRST
PRG、NRSTを発生して、他の全ての回路を初期状
態に設定する。この回路は、4つの入力C76_8、C
1_49、NSTRT及びIPORと、2つのテストポ
イントTEST及びTP6を有する。パワーオン・リセ
ット回路50については、図14を参照しつつさらに詳
細に説明する。
【0034】主タイムベース回路52は、出力ドライバ
回路54の制御用のパルスタイミング信号を発生する。
さらに、主タイムベース回路52は、IC46用の24
時間タイマとしても機能する。この回路は、8つの出力
BIASON、NIPLUS、IMINUS、IMIN
US2、NOUT_ON、NEN_ANL、ANL_C
LK及びC1_49を発生する。この回路は、6つの入
力、NRESET、REC_OFF、C76_8、DC
ON、STIM0、STIM1と、2つのテストポイン
ト、TEST及びTP1を有する。主タイムベース回路
52については、図15を参照しつつさらに詳細に説明
する。
【0035】出力ドライバ回路54は、患者に供給され
る出力信号、OUT1及びOUT2を制御する。この回
路は、入力GND_REF、NOUT_ON、IMIN
US、IMINUS2、NIPLUS及びBIASON
と、外部接続部ILIMIT、ITRM、及びSYMT
RMを有する。出力ドライバ回路54については、図1
6を参照しつつさらに詳細に説明する。
【0036】送信器回路56は、PPMデコーダ58か
らのパルスタイミングパラメータと通信モデム60から
出力されるデータとを結合して、低周波磁気パルスをN
TRANS_OUTを介して外部受信器へ送信する。こ
の回路は、入力C76_8、STARTCLK、ONE
CLK、ZEROCLK、TCODE及びXMITを有
する。送信器回路56については、図17を参照しつつ
さらに詳細に説明する。
【0037】PPMデコーダ回路58は、受信器回路6
4からの受信情報が有効なダウンリンク通信であるかど
うかを判断する。また、PPMデコーダ回路58は、送
信器回路56で使用するパルス位置プロトコルを発生す
る。この回路は、出力C38_4、NPPMRST、D
STB、DATA、STARTCLK、REC_OF
F、ZEROCLK、ONECLKを発生する。また、
PPMデコーダ回路58は、入力C76_8、NREC
_OUT、NTRANS、NRSTと、2つのテストポ
イントTEST及びTP4を有する。この回路について
は、図18及び図19を参照しつつさらに詳細に説明す
る。
【0038】通信モデム回路60は、その2つの出力ビ
ットSTIM0及びSTIM1によってIC46の動作
モードを制御する。これらの2ビットは、4つの可能な
動作モード、すなわちオフ、4時間オン/20時間オ
フ、8時間オン/16時間オフ、または連続オンのいず
れかを設定する。また、この回路は、バッテリの状態を
示すバッテリ状態インジケータ回路66からの信号(E
OL及びLOWBATT)、及び出力リード線のインピ
ーダンスを示すリード線状態回路62からの信号(LD
HIGH及びLDLOW)を受信する。そして、この回
路は、送信器回路56による送信のために11ビットの
通信ワード及び送信イネーブル信号(TCODE及びX
MIT)を発生する。通信モデム回路60は、上記以外
に9つの入力NRSTPRG、C38_4、NPPMR
ST、DSTB、DATA、STARTCLK、REC
_OFF、DCON及びCODE、2つの出力NTRA
NS及びNSTRTと、2つのテストポイントTEST
及びTP5を有する。通信モデム回路60については、
図20を参照しつつさらに詳細に説明する。
【0039】リード線状態回路62は、出力リード線の
インピーダンスを所定の閾値と比較する。この回路は、
2つの出力LDLOW及びLDHIGHを有する。この
回路は、入力NRST、IMINUS、ANL_CL
K、DCON、NEN_ANL、ILEADと、OUT
1、OUT2、LDTRM1及びLDTRM2への接続
部、そして2つのテストポイントTEST及びTP2も
有する。リード線状態回路62については、図21を参
照しつつさらに詳細に説明する。
【0040】受信器回路64は、アナログ入力RECV
を入力してディジタル出力NREC_OUTを発生す
る。この信号RECVは、IC46の外部の装置から供
給される。受信器回路64は、もう一つの入力IREC
を有する。この回路については、図22を参照しつつさ
らに詳細に説明する。
【0041】バッテリ状態インジケータ回路66は、接
続されたバッテリによって供給される電圧をモニタし、
バッテリがLOWBATT及びEOLに相当する2つの
トリップポイント(切り替え点)に達した時、それらの
状態を示す信号を通信モデム回路60に送る。この回路
は、入力NRST、REC_OFF、C1_49、NE
N_ANL、IBATT及びGND_REFと、EOL
TRMへの外部接続部、そして2つのテストポイントT
EST及びTP3を有する。バッテリ状態インジケータ
回路66については、図23を参照しつつさらに詳細に
説明する。
【0042】電圧基準/調整器回路68は、IC46で
使用するバイアス電流IPOR、IREC、IBAT
T、ILEAD、IDCON、ICODE及びITES
Tを発生する。この回路は、入力VSET1、VSET
2及びVREFと、出力GND_REFを有する。電圧
基準レギュレータ回路68については、図24を参照し
つつさらに詳細に説明する。
【0043】2.通信プロトコル 図10は、図8及び図9に示す回路で使用する通信プロ
トコルを図式的に表した説明図である。集積回路46
は、1200Hzでデータを送受信する。この送受信の
速度によって、833μsのオーバーオール受信ウィン
ドウが得られる。集積回路46は、スタートウィンドウ
でスタートパルスを受信すると、「1」ウィンドウ、
「0」ウィンドウまたは「検出パルスなし」ウィンドウ
中におけるデータパルスの有無を調べる。図示したよう
に、これらの3つのデータウィンドウは、それぞれスタ
ートパルスの後、約208μs、416μs、及び62
4μsの位置に生じる。通信プロトコルは、「1」ウィ
ンドウ中でパルスが受信されると、データ論理レベル
“1”を生じ、パルスが「0」ウィンドウ中に受信され
るとデータ値“0”を生じる。「パルス検出なし」ウィ
ンドウ中でパルスが受信されると、通信エラーが指示さ
れる。本発明で開示される通信プロトコルによれば、ス
タートウィンドウにはいずれもパルスが必要であり、か
つ「1」ウィンドウ及び「0」ウィンドウのいずれか一
方がデータ値を持つことが必要であると規定することに
より、さらにエラーチェックを行うことができる。各ウ
ィンドウは長さ(幅)が約104μsである。データ検
出は、各通信動作の間、上記の4つのウィンドウ中にお
いてのみ可能である。
【0044】外部の送受信器は、1200ボー(Bau
d)の能力を持つマイクロプロセッサを適当なコイルに
接続することにより製作することができる。
【0045】図11及び図12は、図8及び図9に示す
回路のダウンリンク・プログラムデータワード及びアッ
プリンク・ハンドシェークをそれぞれ説明するための表
である。集積回路46は11ビットのプログラムデータ
ワードを使用する。ダウンリンクまたは受信データワー
ドはプログラム可能な3データビットよりなる。これら
のダウンリンク・プログラムデータワードの第2、第
3、及び第4ビットには、集積回路46が動作モードを
調整するために使用するデータが入る。ビット2は、r
ead‐not write(RNW)ビットである。
RNWビットが0に等しいと、IC46は、第3ビット
及び第4ビットに下記のように作用する。RNWビット
が1に等しい場合は、IC46は単に外部の送受信器へ
11ビットのプログラムデータワードをアップリンクす
るだけである。第3ビット及び第4ビットSTIM0、
STIM1は、骨成長刺激装置の動作時間を指示する。
図11に示すように、骨成長刺激装置は次の4つの動作
モードを有する。 (1)連続オフ。 (2)4時間オン20時間オフ。 (3)8時間オン/16時間オフ。 (4)連続オン。 ダウンリンク・プログラムデータワード中の他の全ての
ビットは変化しない。第1、第6、及び第7ビットは論
理値1でなければならず、第5、第8及び第11ビット
は論理値0でなければならない。第9ビット及び第10
ビットは、それぞれハードワイヤードの制御ビットDC
ON及びCODEに従わなければならない。DCON
は、骨成長刺激装置がAC出力用に構成されているか、
DC出力用に構成されているかを示す外部ハードワイヤ
ードのビットである。このビットで、論理レベル0はA
C出力を示し、論理レベル1はDC出力を示す。COD
Eは、外部ハードワイヤードの入力ビットである。この
ビットは、例えば、製造した刺激装置の第一および第二
のバージョンを示すのに用いることができる。ダウンリ
ンク・プログラムデータワードは、左から順次右へ送信
される。
【0046】集積回路46から外部受信器へ送信される
アップリンク・プログラムデータワードは、8つのデー
タビット、奇数パリティチェックビット、及びスタート
ビット、ストップビットよりなる。スタートビット及び
ストップビットは、それぞれ論理ハイ及びローである。
第2ビット及び第3ビットは、ダウンリンク・プログラ
ムデータワードに関連して説明したように、IC46の
現在の動作モードを示す。第4ビット及び第5ビット
は、DCONまたはCODEビットが高いか、あるいは
低いかを示す。第6ビット及び第7ビットは、刺激装置
のリード線の状態を示す。ACモードにおいては、これ
らのビットは電極16(図1及び図2に示す)が正常で
あるかどうか、低インピーダンスを有するか、あるいは
高インピーダンスを有するかを示す。DCモードにおい
ては、これらのビットはリード線34(図3に示す)の
どちらか一方が異常に高いインピーダンスを有するかど
うかを示す。図12の表には、各モードにおける各々の
状態を表す特定の論理値が定義されている。第8ビット
及び第9ビットは骨成長刺激装置の内部バッテリの状態
を示す。バッテリ状態インジケータ回路66(図9参
照)は、2つのトリップポイント2.1Vと2.4Vに
関してバッテリ電圧をモニタする。これらの電圧は、図
示したように、バッテリ寿命(EOL)及びバッテリ電
圧下限(LOWBATT)に対応する。10番目のデー
タビットは奇数パリティチェックビットである。このビ
ットは、先行する1の数が偶数であればハイであり、先
行する1の数が奇数であるとローになる。
【0047】3.信号/外部入力の説明 集積回路46は、回路内部において、また外部接続用に
下記の信号を使用する。
【0048】ANL_CLKは、主タイムベース回路5
2によって発生する。この信号は、DC出力信号の一定
期間の間にリード線状態回路62をイネーブル[ene
ble](使用可能状態)化する。
【0049】BIASONは、主タイムベース回路52
によって発生する。これはACモードにおいて、出力信
号の正の部分の間、バイアス電流をオンにする。この信
号は、AC信号出力の負の部分の間にディスエーブル
[disable](無効)化される。DCモードにお
いては、この信号は連続的にハイ状態を保つ。BIAS
ONは出力ドライバによって使用される。
【0050】C1_49は、主時間基準回路52により
発生する。これは1.49Hzのクロック信号である。
この信号は、出力ドライバ54の出力スイッチの制御論
理用のゲート信号として使用される。
【0051】C76_8は、圧電結晶発振器回路48に
よって発生する。これは76.8kHzのクロック信号
である。この信号は集積回路46により主時間基準信号
として用いられる。
【0052】CODEは、外部ハードワイヤード(ha
rdwired)入力ビットである(パッド10)。こ
の装置の通信プロトコルでは、有効なダウンリンクのた
めには通信ワードがマッチングビットを有することが要
求される。
【0053】DATAはPPMデコーダブロック58に
よって発生する。これは、受信器回路64から受信され
た有効なデータ0またはデータ1を示すPPMデコーダ
の出力信号である。
【0054】DCONは外部ハードワイヤードビット
(パッド13)である。これは、ACまたはDCのどち
らの構成用に回路がセットアップされているかを指示す
るために用いられる。論理レベル0はAC用構成を示
し、論理レベル1はDC用構成を示す。
【0055】DSTBはPPMデコーダ回路58によっ
て発生する。この信号は、有効データを通信モデム回路
60中へストローブする。
【0056】EOLはバッテリ状態インジケータ回路6
6によって発生する。このビットは、バッテリ電圧が
2.1V以下の場合、論理値1となる。それ以外のとき
は、論理値0を有する。
【0057】EOLTRMはバッテリ状態インジケータ
回路66に入力される。これは外部のコンデンサ及び抵
抗器を介してVDDに結合されている(パッド12)。こ
の信号は、バッテリの下限電圧及び寿命電圧を所望のト
リップポイント(ここでは各々2.4Vと2.1V)に
トリミング(trim)するために用いられる。
【0058】GND_REFは電圧基準/調整器回路6
8によって発生する。これはVDDり1.5V低いバッフ
ァ付き電圧レベルを有する。この信号は、パッド18を
介してチップ外に引き出される。/
【0059】IBATTは電圧基準/調整器回路68に
よって発生する。これは、バイアス電流をバッテリ状態
インジケータ回路66に設定するために用いられる20
nAの電流シンクを生じさせる。
【0060】ICODEは電圧基準/調整器回路68に
よって発生する。これは、CODEピンが開放状態に保
たれている場合、そのピンをプルダウンするために用い
られる100nAの電流シンクを生じさせる。
【0061】IDCONは電圧基準/調整器回路68に
よって発生する。これは、DCONピンが開放状態に保
たれているとき、そのピンをプルダウンするために用い
られる100nA電流シンクを生じさせる。
【0062】ILEADは電圧基準/調整器回路68に
よって発生する。これは、リード線状態回路62をバイ
アスするのに用いられる20nA電流源である。
【0063】ILIMITは、出力ドライバ回路54へ
外部接続される(パッド22)。ACモードにおいて
は、ILIMITは使用しない。DCモードにおいて
は、ILIMITは刺激装置ハウジングに接続され、装
置のアノードとして機能する。
【0064】IMINUSは主タイムベース回路52に
よって発生する。ACモードにおいては、これは信号の
負の出力部分を開閉する。DCモードにおいては、これ
は出力電流を開閉する。この信号は出力ドライバ回路5
4によって使用される。
【0065】IMINUS2は主タイムベース回路52
によって発生する。ACモードにおいてはこの信号は使
用されない。DCモードにおいては、これはOUT2の
出力電流を開閉する。この信号は出力ドライバ回路54
で使用する。
【0066】IPORは、電圧基準/調整器回路68に
よって発生する。これは、パワーオン・リセット回路5
0をバイアスするために用いられる10nA電流シンク
である。
【0067】IRECは電圧基準/調整器回路68によ
って発生する。これは受信器回路64によって用いられ
る20nA電流源である。
【0068】ITESTは電圧基準/調整器回路68に
よって発生する。これは、TESTピンに接続しない場
合にそのピンをプルダウンするために用いられる100
nA電流シンクである。
【0069】ITRMは外部の抵抗器を介してVDDに外
部接続される(パッド25)。この抵抗器はAC、DC
両モードにおいて出力電流をトリミングするために用い
られる。これは出力ドライバ回路54へ入力される。
【0070】LDHIGHはリード線状態回路62によ
って発生する。ACモードにおいては、論理レベル1は
高リード線インピーダンスを示す。DCモードにおいて
は、論理レベル1はOUT2の高リード線インピーダン
スを示す。
【0071】LDLOWはリード線状態回路62によっ
て発生する。ACモードにおいては、論理レベル1は低
リード線インピーダンスを示す。DCモードにおいて
は、論理レベル1はOUT1の高リード線インピーダン
スを示す。
【0072】LDTRM1はリード線状態回路62に入
力される。これは外部抵抗器を介してGND_REFに
接続される(パッド20)。この信号はリード線状態回
路62のトリップポイントを設定する。
【0073】LDTRM2はリード線状態回路62に入
力される。これは直列の2つの抵抗器を介してGND_
REFに接続される(パッド19)。この信号はリード
線状態回路62のトリップポイントを設定するために用
いられる。
【0074】LOWBATTはバッテリ状態インジケー
タ回路66によって発生する。この信号は通常ローであ
る。バッテリ出力が2.4V以下に下がると、この信号
は論理レベル1に変わる。
【0075】NEN_ANLは主時間基準装置52によ
って発生する。ACモードにおいては、この信号は、出
力信号の負の部分の間、バッテリ状態インジケータ回路
及びリード線状態回路をイネーブル化する。それ以外の
時は、これらの回路は電源節約のためディスエーブル化
される。DCモードにおいては、この信号は、バッテリ
状態インジケータ回路及びリード線状態回路を1.49
Hzの周波数でイネーブル化する。
【0076】NIPLUSは、主タイムベース回路52
によって発生する。ACモードにおいては、この信号は
出力信号の正の部分の間、出力スイッチを制御する。こ
の信号はDCモードにおいては使われない。
【0077】NOUT_ONは、主タイムベース回路5
2によって発生する。ACモードにおいては、この信号
はバースト期間の間、出力ドライバをイネーブル化す
る。それ以外の時は、この信号はオフとなる。DCモー
ドにおいては、この信号は刺激の持続時間、すなわち4
時間、8時間、または連続オンに対応してその間オンと
なる。
【0078】NPPMRSTはPPMデコーダ回路58
によって発生する。これは通信モデム回路60用の基本
リセット信号である。
【0079】NREC_OUTは受信器回路64によっ
て発生する。これは受信した外部入力のディジタル表示
信号である。
【0080】NRESETはパワーオン・リセット回路
50によって発生する。これはパワーアップ時及び有効
なダウンリンク/アップリンク通信の後にリセットされ
る。いずれの場合も、この信号は76.8kHzクロッ
クの2クロックサイクル後にハイに復帰する。
【0081】NRSTはパワーオン・リセット回路50
によって発生する。これはパワーアップ時及び有効なダ
ウンリンク/アップリンク通信の後にリセットされる。
いずれの場合も、この信号は1.49Hzクロックの1
クロックサイクル後にハイ状態に復帰する。
【0082】NRSTPRGはパワーオン・リセット回
路50によって発生する。これはパワーアップ時にリセ
ットされる。これはNRSTがハイに切り換わった後、
そのハイ状態に復帰する。
【0083】NSTRTは通信モデム回路60によって
発生する。この信号は、有効なダウンリンク/アップリ
ンク通信の後、リセットを起動する。
【0084】NTRANSは、通信モデム回路60によ
って発生する。これは有効なダウンリンク通信の終了を
示す。
【0085】NTRANS_OUTは送信器回路58に
よって発生する。これは送信器回路56のドライバ段の
出力信号である。この信号は外部のコイルに接続される
(パッド8)。
【0086】ONECLKはPPMデコーダ回路58に
よって発生する。通信プロトコルにおける論理レベル1
のデータ位置に対応するデコードされたクロック信号で
ある。
【0087】OUT1は出力ドライバ回路54の出力で
ある(パッド23)。AC及びDC両モードにおいて、
これは出力信号となる。
【0088】OUT2は出力ドライバ回路54の出力で
ある(パッド24)。ACモードにおいては、OUT2
はOUT1に接続される。DCモードにおいては、OU
T2は第2の独立電流経路となる。
【0089】REC_OFFはPPMデコーダ回路58
によって発生する。この信号は、アップリンク動作の
間、受信器、バッテリ状態インジケータ回路及び出力ド
ライバ回路をディスエーブル化する。
【0090】RECVはレシーバ装置56に入力され
る。これは外部のコイルに接続される(パッド9)。
【0091】STARTCLKはPPMデコーダ回路5
8によって発生する。これは通信プロトコルにおけるス
タート位置に対応するデコードされたクロック信号であ
る。
【0092】STIM0は通信モデム回路60によって
発生する。この信号は、STIM1ビットと共に用いら
れて、4つの刺激モード(オフ、4時間オン、8時間オ
ン、連続オン)を発生する。
【0093】STIM1は通信モデム回路60によって
発生する。この信号は、STIM0信号と共に用いられ
て、4つの刺激モード(オフ、4時間オン、8時間オ
ン、連続オン)を発生する。
【0094】SYMTRMは出力ドライバ回路54に入
力される。これは外部の抵抗器を介してGND_REF
またはVDDに接続することできる(パッド21)。この
信号は、出力電流の正の部分をトリミングするために使
われる。この実施例では使用しない。
【0095】TCODEは通信モデム回路60によって
発生する。これは外部送信のために送信器回路56に送
られるデータ出力である。
【0096】TESTはTP1及至TP6と関連して用
いられる試験信号である。これはパッド4でチップ外に
引き出される。
【0097】TP1及至TP6は外部テストポイントで
ある(各々パッド26、27、28、1、2及び3)。
これらのテストポイントは、試験のために種々のセルブ
ロックからのデータを出力する。
【0098】VDDは2.8Vバッテリの正の端子に外部
接続されている(パッド14)。
【0099】VSSは2.8Vバッテリの負の端子に外部
接続されている(パッド11)。
【0100】VREFは電圧基準/調整器回路68に入
力される。これは1.5Vの無バッファ基準電圧に結合
される(パッド17)。
【0101】VSET1は電圧基準/調整器回路68に
入力される。これは直列の2つの外部抵抗器を介してV
DDに接続される(パッド15)。この信号はVREFを
トリミングするために使われる。
【0102】VSET2は電圧基準/調整器回路68に
入力される。これは抵抗器を介してVDDに接続される
(パッド16)。この信号はVREFをトリミングする
ためにも使用される。
【0103】XMITは通信モデム回路60によって発
生する。これは送信器出力をイネーブル化する。
【0104】XTAL1は76.8kHz発振器/抵抗
器回路の1つの端子に外部接続される(パッド6)。こ
れは圧電結晶発振器回路48に入力される。
【0105】XTAL2は76.8kHz発振器/抵抗
器回路の1つの端子に外部接続される(パッド7)。こ
れは圧電結晶発振器回路48に入力される。
【0106】XTRMは抵抗器を介してVDDに外部接続
される(パッド5)。これは76.8kHz圧電結晶発
振器のバイアス電流を設定する。
【0107】ZEROCLKはPPMデコーダ回路58
によって発生する。これは、通信プロトコルにおける論
理レベル0と対応するデコードされたクロック信号であ
る。
【0108】4.回路説明 a.圧電結晶発振器回路 図13は図8に示す圧電結晶発振器回路48のブロック
図である。圧電結晶発振器回路48は、クリスタルドラ
イバ70、ヒステリシス比較器72、及び出力ドライバ
74を含む。クリスタルドライバ70は、パッド6及び
7を介してクリスタルX1及び抵抗器R2に接続されて
いる。クリスタルX1と抵抗器R2自体は互いに並列に
接続されている。ヒステリシス比較器72の入力もパッ
ド6及び7を介してクリスタルX1及び抵抗器R2に接
続されている。ヒステリシス比較器72の出力は、信号
C76_8を出力する出力ドライバ74に接続されてい
る。VDDとパッド5との間には外部抵抗器R1が接続さ
れている。パッド5は2つの電流源76及び78と直列
に接続されている。電流源76は信号GND_REFに
よって制御される。電流ミラー80、82及び84は、
それぞれクリスタルドライバ70、ヒステリシス比較器
72、及び出力ドライバ74へバイアス電流を供給す
る。これらの各電流ミラーは、電流源78のある整数倍
の電流を流す。この関係は破線によって示してある。詳
細には、電流ミラー80は電流源78の電流の5倍の電
流を吐き出し、電流ミラー82は電流源78が吐き出す
電流の3倍の電流を吐き出し、電流ミラー84は電流源
78の電流の2倍の電流を吐き出す。電流源78と電流
ミラー80、82及び84はVSSに接続されている。
【0109】動作において、クリスタルドライバ70
は、クリスタルX1が76.8kHzの一定周波数で発
振するようにクリスタルX1の両端間に電圧を印加す
る。ヒステリシス比較器72は、クリスタルX1の両端
間の電位差が約100mV振れると出力信号を切り替え
る。このヒステリシス比較器72のハイ/ローのディジ
タル出力は、出力ドライバ74によって増幅される。出
力ドライバ74は、最終出力信号をレール・ツー・レー
ル(VSSからVDDへ)確実にスイングさせる。抵抗器R
1は、GND_REFとの関連で、バイアス電流ミラー
80、82及び84を調節するために用いられる。
【0110】b.パワーオン・リセット回路 図14は、図8に示すパワーオン・リセット回路50の
ブロック図である。パワーオン・リセット回路50はV
DDとノード88の間に接続されたダイオード86を含
む。ノード88はコンデンサ90を介してVSSに接続さ
れている。コンデンサ90は、例えば6pFのキャパシ
タンスを有する。ノード88はバッファ92の入力と接
続されている。バッファ92は10キロオーム抵抗器9
6を介してノード94と接続されている。ノード94
は、ラッチ98、100及び102への1つの入力にな
っている。ラッチ98及び102は、デュアル(二重)
リセットラッチであり、ラッチ100はシングルリセッ
トラッチである。ラッチ98は、リセット条件(ノード
94のNPORがローか、またはNSTRTがロー)が
両方とも論理1へ戻ってから76.8Hzクロックの2
サイクル後にセットされる(NRESETがハイにな
る)。同様に、ラッチ102はリセット条件の両方とも
がハイになってから1.49Hzクロックの1サイクル
後にセットされる。ラッチ100は、リセット条件(N
PORロー)がハイになってから1.49Hzクロック
の1サイクル後にセットされる。図示のように、ラッチ
98、100及び102の出力には、信号NRESE
T、NRSTPRG及びNRSTがそれぞれ発生する。
【0111】TP6は、パッド3を介してノード94ま
たはNRSTのどちらかに接続される。その具体的な接
続は、パッド4に印加されるTESTの論理レベルによ
って決定される。TESTが0に等しいときは、TP6
はNRSTに接続される。TESTが1に等しいとき
は、TPCはノード94に接続される。
【0112】動作においては、電源電圧が降下すると、
コンデンサ90の放電が生じる。これによって、ノード
88はすぐにローになる。バッファ92がラッチ98、
100及び102をリセットする。ラッチ98は、クロ
ック信号C76_8の2クロックサイクル後にハイに戻
る。ラッチ100及び102は、クロック信号C1_4
9の1サイクル後にハイに戻る。さらに、ラッチ98及
び102はNSTRTによってもリセットされる。
【0113】試験の間、TP6にはノード94の低速バ
ッファ92の出力またはラッチ102の出力が得られ
る。抵抗器96は、試験の間、TP6がバッファ92の
出力をプルダウンするのを防ぐ。
【0114】c.主タイムベース回路 図15は、図9に示す主タイムベース回路52の概略構
成を示す。主タイムベース回路52は、出力ドライバ回
路54(図16参照)が必要とするクロック信号を発生
する。主タイムベース回路52は、一連の縦続接続され
た分周回路104、106、108、110、112、
114及び116とこれらの分周回路によって駆動され
る種々の論理ゲートを含む。各分周回路は、入力される
クロック信号の周波数をそれぞれ特定の値で分割する。
分周回路104はC76_8を入力信号とする1/5分
周回路である。したがって、分周回路104は15.3
6kHz信号を出力する。分周回路104の出力は分周
回路106の入力に接続されている。分周回路106は
1/4分周回路で、3.84kHzの出力を発生する。
分周回路106の出力は、分周回路108の入力に接続
されている。分周回路108は1/99分周回路で、3
8.8Hzクロック信号を発生する。分周回路108の
出力は分周回路110に入力される。分周回路110は
1/26分周回路で、1.49Hz信号、C1_49を
発生する。分周回路110の出力は分周回路112に入
力される。分周回路112は1/5分周回路で、3.3
5秒の周期を有するクロック信号を発生する。分周回路
112の出力は分周回路114に入力される。分周回路
114は1/4,297分周回路で、4時間の周期を有
するクロック信号を発生する。分周回路114の出力
は、Tゲート118を介して分周回路116に入力され
る。分周回路116は1/6分周回路で、24時間の周
期を有するクロック信号を発生する。分周回路116
は、入力として分周回路112の出力を切り替え入力す
ることも可能である。この信号CLK5は、図示したよ
うに、例えばTゲート120を介して供給される。Tゲ
ート118及び120はTESTによって制御される。
また、分周回路116は入力信号としてSTIM0及び
STIM1が供給される。図示のように、各分周回路1
04及至116は信号NRESETによってリセットさ
れる。
【0115】主タイムベース回路52の制御論理は、図
示のように、信号ANL_CLK、NEN_ANL、N
OUT_ON、IMINUS2、IMINUS、NIP
LUS及びBIASONを発生させる。C1_49は分
周回路110の出力である。分周回路104の出力は、
D型フリップフロップ122、132及び134にクロ
ックとして入力される。分周回路104の出力は、フリ
ップフロップ122にクロックとして入力する前にまず
インバータ124によって反転される。フリップフロッ
プ122の入力PULSEは、分周回路106のもう一
方の出力(PW)に接続されている。CLK2とラベル
された出力PWは、分周回路106の出力の立ち下がり
エッジで発生する分周回路106の出力と同じパルスを
発生する。NRESET及びREC_OFFは、REC
_OFFがインバータ128によって反転された後、A
ND/NANDゲート126に入力される。ゲート12
6の否定論理積(NAND)出力はNORゲート130
によってDCONと結合される。ゲート130の出力は
フリップフロップ122のRESET入力に接続されて
いる。ゲート126の論理積(AND)出力は、D型フ
リップフロップ132及び134のリセット入力に接続
されている。フリップフロップ132には、ANDゲー
ト136の出力が入力されている。ゲート136には、
2つの入力、すなわちSTIM_ON(分周回路116
の出力)及び分周回路110の出力が入力されている。
フリップフロップ134への入力はANDゲート138
の出力に接続されている。ゲート138には、2つの入
力、STIM_ON及びORゲート140の出力が入力
されている。ORゲート140には、2つの入力、DC
ON及び分周回路110の出力が入力されている。
【0116】ANL_CLKは、3入力ANDゲート1
42の出力である。ゲート142には、DCON、ゲー
ト136の出力及びフリップフロップ132の出力が入
力されている。NEN_ANLは、ORゲート144の
出力をインバータ146によって反転することにより得
られる。ORゲート144には、ゲート136及びフリ
ップフロップ132の出力が入力されている。NOUT
_ONは、ORゲート148の出力をインバータ150
によって反転することによって得られる。ゲート148
には、ORゲート144及びANDゲート152の出力
が入力されている。ゲート152は2つの入力STIM
_ON及びDCONを有する。IMINUS2は、OR
ゲート154の出力をインバータ156によって反転す
ることによって得られる。ゲート154には、フリップ
フロップ134の出力(反転出力)及びゲート130の
出力が入力されている。IMINUSは、ORゲート1
58の出力をインバータ160によって反転することに
より得られる。ゲート158には、フリップフロップ1
34の出力(反転出力)及びフリップフロップ122の
出力が入力されている。NIPLUSは、デュアルAN
D/NANDゲート162のAND出力をインバータ1
64によって反転することにより得られる。ゲート16
2には、フリップフロップ122及び134の出力が入
力されている。BIASONは、ANDゲート166の
出力をインバータ168によって反転することにより得
られる。ゲート166には、ゲート162のNAND出
力及びインバータ170によって反転されたDCONが
入力されている。
【0117】さらに、Tゲート172及び174の出力
はTP1に接続されている。Tゲート172及び174
の入力は、分周回路106の出力、PW及びフリップフ
ロップ134の出力にそれぞれ接続されている。Tゲー
ト172及び174はTESTによって制御される。T
ESTが0に等しいとき、TP1は分周回路106の出
力PWに接続される。TESTが1に等しいとき、TP
1はフリップフロップ134の出力に接続される。
【0118】動作において、分周回路116の出力(S
TIM_ON)には、STIM1及びSTIM0の値に
応じて下記の約束により一連の4時間パルス(PULS
ES)が発生する。STIM1=0でSTIM0=0な
らば、STIM_ONは連続的にロー。STIM1=0
でSTIM0=1ならば、STIM_ONは4時間ハイ
及び20時間ローを周期的に繰り返す。STIM1=1
でSTIM0=0ならば、STIM_ONは、8時間ハ
イ及び16時間ローを周期的に繰り返す。STIM1=
1及びSTIM0=1ならば、STIM_ONは連続的
にハイ。この内部信号によって刺激装置の4つの動作モ
ードが制御される。分周回路104の出力は、主タイム
ベース回路52のタイミングクロックとして機能する。
分周回路の106の別の出力であるPWは、ACモード
において25%ハイ/75%ローのデューティサイクル
を発生する。分周回路108は、AC信号の各バースト
毎に99個のパルス(PULSES)を発生させる。分
周回路110は1:25のバースト/休止比を生じる。
これによって、ACモードにおける1.49Hz出力が
得られる。
【0119】最終分周動作は、試験を容易にするために
3つの分周回路112、114及び116の間で分担し
て行われる。これによって、主タイムベース回路52は
人工的に1日を20秒として試験することが可能とな
る。上に述べたように、TEST=1のとき、分周回路
114はバイパスされる。また、上に述べたように、分
周回路106及びフリップフロップ134の出力は、T
ゲート172及び174を介してTP1で直接見ること
ができる。
【0120】d.出力ドライバ回路 図16は、図9に示す出力ドライバ回路54のブロック
図である。出力ドライバ54は、電流ミラー176、1
78、180、182、184、186、及び188を
含む。電流ミラー176は、パッド25及び外部抵抗器
R11を介してVDDに接続されている。電流ミラー17
6は制御電圧入力GND_REFを有する。電流ミラー
176は、スイッチ190を介して電流ミラー178に
接続されている。スイッチ190はNOUT_ONによ
って制御される。電流ミラー178はスイッチ190と
VSSとの間に接続されている。電流ミラー180はVDD
とノード192との間に接続されている。ノード192
はパッド21に任意接続可能な外部抵抗器R12を介し
てやはりVDDに接続されている。また、ノード192は
スイッチ194を介して電流ミラー182にも接続され
ている。スイッチ194はBIASONによって制御さ
れる。電流ミラー182もVSSに接続されている。電流
ミラー184はVDDとノード196との間に接続されて
いる。ノード196はパッド22でILIMITに外部
接続されている。また、ノード196はスイッチ200
を介してノード198にも接続されている。スイッチ2
00はNIPLUSによって制御される。ノード198
はパッド23においてOUT1に外部接続され、かつス
イッチ202を介して制御ミラー186に接続されてい
る。スイッチ202はIMINUSによって制御され
る。また、制御ミラー186はVSSにも接続されてい
る。スイッチ204はIMINUS2によって制御さ
れ、パッド24で外部出力OUT2を電流ミラー188
に接続する。また、電流ミラー188はVSSにも接続さ
れている。
【0121】抵抗器R11は、電流ミラー176を流れ
る電流、ひいては電流ミラー178を流れる電流をトリ
ミングする。電流ミラー182は、電流ミラー178の
電流の3倍の電流を吸い込むように設計されている。電
流ミラー186及び188は、電流ミラー178の電流
の33倍の電流を吸い込むように設計されている。電流
ミラー180は、抵抗器R12がないとき、電流ミラー
182と同じ電流を吐き出す。抵抗器R12を接続し
て、電流ミラー180を流れる電流をトリミングするよ
うにしてもよい。電流ミラー184は、電流ミラー18
0を流れる電流の33倍、あるいは電流ミラー178の
電流の約99倍の電流を吐き出すように設計されてい
る。
【0122】AC動作モードにおいては、スイッチ20
4は開放され、OUT2をOUT1に外部接続すること
ができる。同時に、スイッチ200と202は非対称に
開閉されて、周期的に電流源(ミラー)184からOU
T1へ電流を吐き出し、OUT1から電流源(ミラー)
186へ電流を吸い込む動作を繰り返す。BIASON
は、出力の負の部分の間、電流ミラー180及び184
をディスエーブル化する。NOUT_ONは、出力信号
のパルス部分の間のみ、出力ドライブ回路54をイネー
ブル化する。AC動作モードではILIMITは使用し
ない。
【0123】DC動作モードにおいては、ILIMIT
は骨成長刺激装置ハウジング(図2参照)に接続され、
アノードとして機能する。スイッチ200は開かれ、ス
イッチ194は閉じられる。OUT1及びOUT2は、
2本のカソード(図3参照)に接続され、かつそれぞれ
スイッチ202及び204を介して電流ミラー186及
び188に接続される。DC出力はIMINUS及びI
MINUS2によって制御される。
【0124】e.送信器回路 図17は、図8に示す送信器回路56の概略構成を示
す。送信器回路56は、インバータドライバ208及び
210を駆動するスイッチング論理回路(送信パルスエ
ンコーダ)206を含む。インバータドライバ208及
び210はそれぞれスイッチ212及び214を制御す
る。スイッチ212はVDDを抵抗器216に接続する。
抵抗器216はノード218に接続されている。スイッ
チ214はノード218をVSSに接続する。ノード21
8は、外部接続部TRANS(パッド8)及び外部コン
デンサC2を介してノード220に接続されている。ノ
ード220は外部インダクタL1を介してVDDに接続さ
れている。また、ノード220は逆に外部抵抗器R3及
びパッド9のRECVを介して集積回路46にも接続さ
れている。
【0125】送信器回路56の一実施態様においては、
抵抗器216及びR3は、10キロオームの抵抗器、C
2は1000pf(ピコファラド)のコンデンサ、イン
ダクタLは、14.8mH(ミリヘンリー)のインダク
タである。
【0126】論理回路206は、NANDゲート224
の出力をインバータ226及び228によって2回反転
してからインバータドライバ208及び210へ出力す
る。ゲート224は、3入力NANDゲートであり、C
76_8、ORゲート230の出力、及びXMITを結
合する。ゲート230は、STARTCLK、ANDゲ
ート232の出力及びANDゲート234の出力を入力
とする3入力ORゲートである。ゲート232にはON
ECLK及びTCODEが入力されている。ゲート23
4には、インバータ236によって反転されたTCOD
EとZEROCLKが入力されている。
【0127】動作において、論理回路206は、TCO
DE上の出力データを適切な通信プロトコルウィンドウ
に同期させる。特に、ハイのデータビットはONECL
K及びC76_8に同期させる。ローのデータビットは
ZEROCLK及びC76_8に同期させる。XMIT
はイネーブル信号として機能する。論理回路206から
の同期をとった出力信号は、インバータ208及び21
0にスイッチ212及び214を閉じさせる。すると、
インダクタ222に電流が流れる。論理回路206は、
クロック信号及びTCODEのパルスの長さの故に、1
データビット毎に2回インダクタL1をオンにする。
【0128】f.PPMデコーダ回路 図18及び19は、図8に示すPPMデコーダ回路58
の概略構成を示す。PPMデコーダ回路58は、PPM
クロックデコードブロック238及び付随のデータチェ
ック論理回路を含む。図示のブロック238は、C38
_4、ZEROCLK、ONECLK、STARTCL
K、DSTB及びNPPMRSTを発生する。また、ブ
ロック238は、PPMデコーダ回路58内部で使用す
るタイミング信号である、信号TELCLKを発生す
る。ブロック238については、図19を参照しつつさ
らに詳細に説明する。
【0129】図18の回路には、カスケード(縦続)接
続された5つのD型フリップフロップ240、242、
244、246及び248が設けられている。図示のよ
うに、フリップフロップ240、242、244及び2
46の出力はそれぞれ次段のフリップフロップの入力に
接続されている。フリップフロップ240は、インバー
タ250によって反転されたNREC_OUTによりク
ロックされる。フリップフロップ240は、遅延回路2
52によって僅かに遅延された後のTELCLKによっ
てリセットされる。(遅延回路252としては、例えば
ANDゲートの両入力をTELCLKに接続したものを
用いることができる。)フリップフロップ242、24
4、246及び248は各々TELCLKによってクロ
ックされ、NRSTによってリセットされる。
【0130】NANDゲート254は、NREC_OU
T上のデータビット入力を、図10で説明した通信プロ
トコルに確実に従わせるためのものである。ゲート25
4には、3つの入力、すなわちフリップフロップ242
の反転出力、XORゲート256の出力及びフリップフ
ロップ248の出力が入力されている。ゲート256へ
の入力はフリップフロップ244及び246の出力に接
続されている。
【0131】DATAはフリップフロップ246の出力
より発生する。REC_OFFはD型フリップフロップ
258の反転出力をインバータ260によって反転する
ことにより発生する。フリップフロップ258は、入力
がVDDに接続され、NTRANSによってクロックされ
る。フリップフロップ258のリセット信号はRSフリ
ップフロップ262の出力に接続されている。フリップ
フロップ262は、第1の入力がNANDゲート264
の出力から供給され、第2の入力がインバータ250の
出力から供給される。NANDゲート264には、NR
ST及びNANDゲート266の出力が入力される。N
ANDゲート266は、フリップフロップ258の反転
出力、DSTB及びNANDゲート254の出力が入力
される3入力NANDゲートである。フリップフロップ
242のセット入力はNANDゲート268の出力に接
続されている。NANDゲート268への入力は、イン
バータ250の出力とインバータ270を介してNPP
MRSTとに接続されている。
【0132】Tゲート272及び274は、TESTの
制御下においてREC_OUTとTELCLKをTP4
に切り替え接続する。TESTが0に等しいとき、TP
4は4800Hz信号であるTELCLKに接続され
る。TESTが1に等しいとき、TP4はREC_OU
Tに接続される。
【0133】動作において、フリップフロップ240、
242、244、246及び248は、4800Hzの
TELCLK信号に同期したNREC_OUT上のデー
タを取り込む。ゲート254は、データビットを図10
により説明したPPMプロトコルに確実に従わせる。ゲ
ート254は、下記の3つのPPM条件のうちの1つで
も満たされていない場合、ハイ信号を出力する:(1)
スタートビットがハイ、(2)第2ビットまたは第3ビ
ットのいずれか一方のみがハイ(3)検出パルスなしウ
ィンドウがロー。フリップフロップ258及びインバー
タ260はREC_OFFを発生する。
【0134】図19はPPMクロックデコードブロック
238(図18参照)の概略構成を示す。ブロック23
8は、6つのD型フリップフロップ276、278、2
80、282、284及び286を含む。これらのフリ
ップフロップは、フリップフロップ276、278、2
80、282及び284の出力がそれぞれフリップフロ
ップ278、280、282、284及び286のクロ
ック入力に接続されるようにして縦続接続されている。
フリップフロップ276のクロック入力は、ANDゲー
ト288の出力に接続されている。ゲート288は、2
つの入力、すなわちC76_8及びANDゲート290
の出力が入力されている。ANDゲート290にはNS
TOP及びNTRANSが入力されている。また、ゲー
ト290の出力はフリップフロップ276、278、及
びD型フリップフロップ292のリセット入力に接続さ
れている。フリップフロップ292はフリップフロップ
278の出力によってクロックされ、その入力はVDDに
よってハイに保たれている。フリップフロップ292の
出力には信号NPPMRSTが発生する。フリップフロ
ップ292の反転出力は、インバータ294によって反
転されて、フリップフロップ280、282、284及
び286をリセットする。
【0135】フリップフロップ276、278、280
及び282の各々の入力と反転出力は互いに結合されて
ノード296、298、300及び302を形成してい
る。これらのノードはORゲート304の入力をなして
いる。ZEROCLKはNORゲート306によって発
生する。ゲート306には、3つの入力、すなわちゲー
ト304の出力、ノード308の信号及びフリップフロ
ップ286の出力が入力されている。ノード308はフ
リップフロップ284の入力及び反転出力に接続されて
いる。ONECLKはNORゲート310によって発生
する。ゲート310には、3つの入力、すなわちゲート
304の出力、フリップフロップ284の出力及びラッ
チ286の出力が入力されている。STARTCLKは
NORゲート312によって発生する。NORゲート3
12には、3つの入力、すなわちゲート304の出力、
ノード308の信号及びフリップフロップ286の反転
出力が入力されている。DSTBはNORゲート314
によって発生する。NORゲート314には、4つの入
力、すなわちノード300の信号、フリップフロップ2
82の出力、ノード308及びノード315の信号が入
力されている。ノード315はフリップフロップ286
の入力及び反転出力に接続されている。TELCLK
は、ノード302の信号をインバータ316によって反
転することにより得られる。
【0136】g.通信モデム回路 図20は図9に示す通信モデム回路60のブロック図で
ある。通信モデム回路60には、出力NSTRTを有す
る11ビットシフトレジスタ318及び11ビットバス
320が設けられている。シフトレジスタ318は、N
PPMRSTによってリセットされ、DSTBによって
クロックされる。DATAとREC_OFFはORゲー
ト322によって論理的に結合される。ゲート322の
出力はシフトレジスタ318に入力されるデータであ
る。バス320は、シフトレジスタ318をプロトコル
チェック回路324、11対1マルチプレクサ326及
び刺激制御ビットラッチ328に接続する。
【0137】プロトコルチェック回路324には、パッ
ド13及び10を介してそれぞれDCON、CODEが
入力される。プロトコルチェック回路324は単一の出
力ACCESSを有し、この出力はラッチ328及びダ
ウンリンク/アップリンク制御回路330に入力されて
いる。また、ラッチ328には、NRSTPRG、DC
ON及び回路330からの出力が入力されている。ラッ
チ328はSTIM0及びSTIM1を出力する。ま
た、回路330には、NPPMRST及びC38_4が
入力されている。図示のように、マルチプレクサ326
は、データ入力STIM0、STIM1、DCON、C
ODE、LDLOW、LDHIGH、LOWBATT、
及びEOLを有する。また、マルチプレクサ326も2
つの制御入力STARTCLK及びREC_OFFを有
する。マルチプレクサ326はTCODE及びXMIT
を出力する。
【0138】スイッチ332は、TESTの論理値に応
じて外部接続部TP5をバス320の10番目のデータ
線またはACCESSへ切り替える。TEST=0なら
ば、TP5はACCESSに接続される。TEST=1
ならば、TP5は、情報の最後のビットまたはストップ
ビットが入るバス320内のデータ線に接続される。パ
ッド2はTP5に接続され、パッド4はTESTに接続
されている。
【0139】動作について説明すると、DSTB及びD
ATAを介して11ビットのデータがシフトレジスタ3
18中にストローブされる。すると、これらのビットは
バス320上で利用可能となる。次に、プロトコルチェ
ック回路324は、受信データを、図11によって説明
したプログラムデータワードに要求される条件について
比較する。それらの条件が満たされていれば、プロトコ
ルチェック回路324はACCESS線上に論理1を出
力する。ラッチ328は2番目の受信データビットをチ
ェックして、STIM0及びSTIM1を書き込むべき
か(RNW=0のとき)、あるいは単に読み出すだけで
よいか(RNW=1のとき)を決定する。書込み(wr
ite)コマンドがバス320上に与えられると、ラッ
チ328に新しいデータがロードされる。読出し(re
ad)動作のみが指示されると、通信モデム60は外部
受信器に対するハンドシェーク通信をアップリンクす
る。回路330は、プロトコルチェック回路324が有
効な通信が受信されたということを指示すると、NTR
ANS上に論理0を出力する。
【0140】有効なダウンリンクの後に、通信モデム6
0は、図12によって説明した通信プロトコルに従って
11のデータビットをTCODE上に出力する。マルチ
プレクサはXMITを介して送信器回路56をイネーブ
ル化する。マルチプレクサ326は、シフトレジスタ3
18からバス320の11本の各バス線上に押し出され
たビットを順次受け入れることによって正しい順序で各
ビットを出力する。シフトレジスタ318にはREC_
OFFを介して論理値1が押し込まれる。マルチプレク
サ326は、この論理値1がバス320のバス線をリッ
プル状に伝播するに従い各データ線を順次イネーブル化
する。この手順によれば、アドレスカウンタを要せずし
て、STIM0、STIM1、DCON、CODE、L
DLOW、LDHIGH、LOW、BATT及びEOL
の各データ線の信号内容がスタートビットと共にTCO
DEを介して正しい順序でシリアル出力される。最後の
データビットの出力後、ストップビットの直前に、内部
トグルによって奇数パリティビットが作り出される。マ
ルチプレクサ326に代えて、アドレスビットを有する
通常のマルチプレクサを用いることが可能なことが理解
されるべきである。
【0141】h.リード線状態回路 図21は図9に示すリード線状態回路62の概略構成を
示す。リード線状態回路62は第1比較器334及び第
2比較器336よりなる。OUT1はパッド23を介し
て比較器334の第1の入力に接続されている。ノード
338は比較器334の第2の入力に接続されている。
ノード338は外部パッド20を介してノード340に
も接続されている。ノード340は抵抗器R9を介して
GND_REFに接続されている。比較器336への第
1の入力はノード342に接続されている。ノード34
2は、外部抵抗器R8及びパッド19を介してノード3
40に接続されている。ノード342は電流ミラー34
4にも接続されている。電流ミラー344はVSSに接続
されており、電流ミラー346を通る電流とミラー関係
の電流を流す。電流ミラー346は、NEN_ANL電
流ミラーの制御下においてスイッチ348を介してIL
EADに接続される。電流ミラー346もVSSに接続さ
れている。ノード338は、DCONの制御の下でスイ
ッチ352を介して第2の電流ミラー350と接続され
る。電流ミラー350も電流ミラー346とミラー関係
の電流を流し、やはりVSSに接続されている。比較器3
34及び336への出力はノード354及び356に接
続されている。ノード354はXORゲート358の一
方の入力になっている。ゲート358はその第2の入力
としてDCONが接続されている。ゲート358への出
力はフリップフロップ360の入力に接続されている。
ノード356はフリップフロップ362の入力に接続さ
れている。フリップフロップ360及び362は、NR
STによってリセットされ、ORゲート364からの出
力によってクロックされる。ゲート364はANL_C
LK及びIMINUSが入力されている。フリップフロ
ップ360及び362は、それぞれLDLOW及びLD
HIGHを発生する。
【0142】スイッチ366は、パッド27を介してT
P2と比較器334及び336の各々の出力とを切り替
え接続する。スイッチ366は、パッド4を介してTE
STの制御の下に作動する。TESTが0に等しいと
き、TP2はノード356に接続される。TESTが1
に等しいとき、TP2はノード354に接続される。
【0143】AC動作モードにおいては、骨成長刺激装
置は電極出力が1つしかない。したがって、OUT1と
OUT2はチップ外において短絡される。比較器334
はOUT1の電圧をノード340の電圧と比較する。O
UT1の電圧がノード340の電圧以下に低下すると、
比較器334は0をラッチ360及びLDLOWに出力
する。ノード340の電圧は抵抗器R9の選択によって
決まる。比較器336はOUT1上の電圧をノード34
2の電圧と比較する。OUT2上の電圧がノード342
の電圧より高いと、比較器336は、論理レベル0を出
力し、これがフリップフロップ362によってラッチさ
れると共に、LDHIGHに出力される。ノード342
の電圧は抵抗器R8及びR9の選択によって決まる。N
EN_ANLは、電源節約のため、出力信号の正の部分
及び休止部分の間、リード線状態回路62をディスエー
ブル化する。電流ミラー344はノード342から10
0nAの電流を吸い込む。
【0144】DC動作モードにおいては、OUT1及び
OUT2はパッド23及び24を介して各々カソードに
接続される。また、ノード342は抵抗器R8を介して
GND_REFに接続される。(抵抗器R8はノード3
40には接続されない。)スイッチ352はDCONに
よって閉じられ、電流ミラー350はノード338から
100nAの電流を吸い込むことができる。比較器33
4及び336は、OUT1及びOUT2上の電圧をそれ
ぞれノード338及び342の電圧と比較する。OUT
1がノード340の電圧より低いと(OUT1のリード
線インピーダンスが高い)、比較器334は論理レベル
0を出力する。OUT2がノード342の電圧より低い
と(OUT2のリード線インピーダンスが高い)、比較
器336は論理レベル1を出力する。これらの出力はフ
リップフロップ360及び362によってラッチされ
る。
【0145】i.受信器回路 図22は図8に示す受信器回路64の概略構成を示す。
受信機回路64は、NREC_OUTを出力する電力ト
ランスコンダクタンス比較器368よりなる。比較器3
68への第1の入力はノード370に接続されている。
第2の入力は電圧範囲が75及至150mVの内部電圧
源に接続されている。電流源372はノード370から
電流を吸い込む。電流源372はVSSに接続されてい
る。ノード370は抵抗器R3により外部パッド9を介
して外部ノード220に接続されている。また、ノード
370はインダクタL1を介してVDDに接続されてい
る。パッド8は送信器回路56用の外部接続部である。
このパッドはコンデンサC2を介してノード220に接
続されている。
【0146】図17を参照して説明したように、インダ
クタL1は4.8mH(ミリヘンリー)のインダクタン
スを有し、抵抗器R3は10キロオームの抵抗を有し、
コンデンサC2は1000pF(ピコファラド)のキャ
パシタンスを有する。
【0147】動作においては、インダクタL1が外部送
信器からパルスを受信すると、比較器368の出力パル
スがローになる。比較器368は、振幅約20mV、幅
7.5マイクロ秒で、互いに最短間隔75マイクロ秒以
上離れたパルスを検出することができる。
【0148】j.バッテリ状態インジケータ回路 図23は図9に示すバッテリ状態インジケータ回路66
の概略構成を示す。バッテリ状態インジケータ回路66
は、比較器376を有する。比較器376の出力は、A
NDゲート378によってREC_OFFと論理的に結
合される。ゲート378の出力はラッチ380の入力に
接続されている。ラッチ380はNRSTによってリセ
ットされ、その出力にはLOWBATTが発生する。ラ
ッチ380の出力はANDゲート382によってゲート
378の出力と結合される。ANDゲート382の出力
はラッチ384の入力に接続されている。ラッチ384
はNRSTによってリセットされ、C1_49によって
クロックされる。ラッチ384のラッチ動作には、2ク
ロックサイクルが必要である。ラッチ384の出力には
EOLが発生する。
【0149】比較器376の第1の入力はノード386
に接続されている。ノード386はEOLTRMのパッ
ド12を介して外部ノード388に接続されている。ノ
ード388とVDDの間には外部コンデンサC3が接続さ
れている。ノード388とVSSの間には外部抵抗器R4
が接続されている。ノード386とノード394の間に
は2つの電流ミラー390及び392が並列に接続され
ている。スイッチ396は、ラッチ380の出力の制御
下において電流源392をノード394に選択的に接続
する。ノード394は、NEN_ANLの制御下におい
てスイッチ398によりVDDと接続される。比較器37
6の第2の入力はGND_REFに接続されている。
【0150】スイッチ400は、パッド28を介してT
P3をゲート378の出力またはラッチ384の出力に
切り替え接続する。スイッチ400は外部パッド4を介
してTESTにより制御される。TESTが0に等しい
とき、TP3は、ゲート378の出力に接続される。T
ESTが1に等しいとき、TP3は、ラッチ384の出
力に接続される。
【0151】動作において、比較器376はノード38
6の電圧をGND_REFと比較する。ノード386の
第1の電圧は、電流ミラー390及び392が抵抗器R
4を介して吸い込む電流の量によって決まる一定電圧で
ある。しかしながら、GND_REFは、VDDが回路の
寿命期間中に低下するにつれて低下する。
【0152】最初は、ラッチ380の出力はローで、ス
イッチ396は閉じられている。電流ミラー390及び
392は抵抗器R4を介して120nAの電流を吸い込
む。GND_REFは最初はノード386より高電位に
なっている。したがって、比較器376の出力はローで
ある。バッテリ使用時間が経過するに従って、GND_
REFはノード386の一定電圧以下に下がり、比較器
376の出力をハイに切り替える。すると、ラッチ38
0からLOWBATTビットが出力され、スイッチ39
6が開放される。そのため、ノード386には80nA
の電流しか流れなくなる。その結果、ノード388の電
圧が低下する。すると、GND_REFが再びノード3
86の電圧より高くなり、比較器376の出力は再びロ
ーとなる。さらにバッテリの放電が続くと、最終的には
GND_REFは、ノード386のさらに低い第2の電
圧レベル以下に低下し、比較器376の出力をハイに切
り替える。この2回目のハイ出力は、ゲート382によ
ってラッチ380からの出力と結合され、EOLとして
出力される。
【0153】k.電圧基準/調整器回路 図24は、図9に示す電圧基準/調整器回路68のブロ
ック図である。電圧基準/調整器回路68は、VDDとノ
ード402に接続され、図示のようにバイアスされたダ
イオード403を有する。ノード402は電流ミラー4
04を介してVSSに接続されている。VDDとVSET1
との間には、パッド15を介して第2のダイオード40
5が接続されている。VSET1は外部抵抗器R5を介
してVSET2に接続されている。VSET2はパッド
16を介して回路より外部に接続される。VSET2は
ノード406に接続されている。ノード406は電流ミ
ラー408を介してVSSに接続されている。オペアンプ
410の第1の入力はノード406に接続され、第2の
入力はノード402に接続されている。VDDとパッド1
6の間には外部抵抗器R6が接続されている。VDDとノ
ード412の間には外部抵抗器R7が接続されている。
ノード412はパッド17を介してVREFに接続され
ている。パッド17は電流ミラー414を介してVSSに
接続されている。ノード412は比較器416の第1の
入力になっている。比較器416の第2の入力はその出
力に接続されている。比較器416の出力には、GND
_REF発生する(内部ではGND_REF、外部にお
いてはGND)。GND_REFは外部パッド18を介
して外部コンデンサC5の一方の端子に接続されてい
る。コンデンサC5の他方の端子はVDDに接続されてい
る。VDDとVSSの間には、第1の電流ミラー418及び
及び第2の電流ミラー420が直列に接続されている。
電流ミラー422及び424はVDDに接続されており、
それぞれ20nAのバイアス電流IREC及びILEA
Dを発生させる。ITESTは電流ミラー426を介し
てVSSに接続されている。IDCONは電流ミラー42
8を介してVSSに接続されている。ICODEは電流ミ
ラー430を介してVSSに接続されている。IBATT
は電流ミラー432を介してVSSに接続されている。I
PORは電流ミラー434を介してVSSに接続されてい
る。電流ミラー426、428及び430は、100n
Aのバイアス電流を発生させる。電流ミラー432及び
434は、それぞれ20nA及び10nAのバイアス電
流を発生させる。
【0154】NRSTPRGはスイッチ436を制御す
る。スイッチ436はVDDを電流ミラー438に接続す
る。電流ミラー438の出力は比較器410の出力に接
続されている。これらの電流ミラー438、404、4
08、414、420、426、428、430、43
2及び434を流れる電流は、比較器410の出力によ
って調整され、以下に説明するようにして温度変化に対
して補償される。電流ミラー418、422及び424
は、電流ミラー420を流れる比較器410の出力によ
って制御される。電流ミラー438は電圧基準/調整器
回路68をイネーブル化する。
【0155】電圧基準/調整器回路68は、バンドギャ
ップの原理に基づき構成されている。比較器410は、
ノード402と406の電圧が等しくなるように電流ミ
ラーを設定する。したがって、R6を流れる電流は1個
のダイオード403を流れる電流に正比例する。R5を
流れる電流は、2つのダイオード403と405の差に
よって決定され、これらのダイオードは電流密度で8:
1の差となるように選択される。R5をR6に対して適
正なバランスとなるように(R6/R5=16.2)選
択すると、これらの抵抗器を流れる電流の和は温度に影
響されなくなる。VREFはミラー電流及び外部抵抗器
R7によって設定される。図示した実施態様において
は、VREFはGND(GND_REF)またはVDD−
1.5ボルトに等しい。
【0156】5.刺激装置回路構成 a.AC用構成 図25は、図8及び9に示す回路をAC出力信号用に構
成した回路を示す。実装状態では、ピン1〜4及び26
〜28は集積回路46上で開放したままになっている。
最終の組み立て前に、これらのピンを用いて試験が行わ
れる。
【0157】XTRM(パッド5)は抵抗器R1を介し
てVDDに接続されている。抵抗器R1は10メガオーム
の抵抗器である。XTAL1は抵抗器R2と並列にクリ
スタルX1に接続されている。XTAL2はクリスタル
X1及び抵抗器R2のもう一方の端子に接続されてい
る。クリスタルX1は76.8kHzのクリスタルであ
り、抵抗器R2は20メガオームの抵抗を有する。TR
ANSはコンデンサC2の一方の端子に接続されてい
る。RECVは外部抵抗器R3の第1の端子に接続され
ている。コンデンサC2と抵抗器R3のもう一方の端子
は互いに接続されると共に、インダクタL1の第1の端
子に接続されている。インダクタL1の第2の端子はV
DDに接続されている。コンデンサC2は1,000ピコ
ファラドのキャパシタンスを有し、抵抗器R3は10キ
ロオームの抵抗を有し、インダクタL1は4.8ミリヘ
ンリーのインダクタンスを有する。外部パッド10のC
ODEは、VDDに接続してもしなくてもよい。VSSはバ
ッテリBT1の負極に接続されている。バッテリBT1
は、200mAH(ミリアンペア・アワー)定格、2.
8ボルトのリチウムヨウ素バッテリである。これよりや
や大きいバッテリを用いて、バッテリBT1の定格を
0.5AH(アンペア・アワー)に上げることも可能で
ある。
【0158】図示のように、VSSは、コンデンサC1の
一方の端子及び抵抗器R4の一方の端子にも接続されて
いる。コンデンサC1のもう一方の端子はVDDに接続さ
れ、抵抗器R4のもう一方の端子はEOLTRIMに接
続されている。EOLTRIMもコンデンサC3を介し
てVDDに接続されている。コンデンサC1及びC3はそ
れぞれ22マイクロファラド(μF)、100ピコファ
ラドのキャパシタンスを有する。抵抗器R4は、2.4
ボルトのLOWBATTトリップポイントが得られるよ
う、最終の組み立て前に3〜9メガオームの範囲に動作
状態でトリミング(動作時調整)される。DCONは外
部パッド13で浮かしたまま置かれる。VDDはバッテリ
BT1の正の端子(正極)に接続されている。VSET
1は抵抗器R5及びR6よりなる直列抵抗回路を介して
VDDに接続されている。VSET2は抵抗器R5と抵抗
器R6との内部接続によって形成されるノードに接続さ
れている。VREFは抵抗器/コンデンサ並列回路に接
続されている。この抵抗器/コンデンサ並列回路は抵抗
器R7とコンデンサC4よりなる。R7及びC4のもう
一方の端子はVDDに接続されている。抵抗器R6及びR
7は18.75メガオームの抵抗を有する。抵抗器R5
は、GND=VDD−1.5ボルトが得られるよう組み立
て前に動作状態でトリミングされる。GNDはコンデン
サC5を介してVDDに接続され、かつ骨成長刺激装置の
電極ウインドウへ接続されている。
【0159】LDTRM2は、抵抗器R8及びR9より
なる直列抵抗回路を介してノード440に接続されてい
る。ノード440はGNDに接続されている。LDTR
M1は抵抗器R8とR9の接続によって形成されるノー
ドに接続されている。低リード線インピーダンスのトリ
ップポイントは、抵抗器R9を動作状態でトリミングす
ることによって設定される。高リード線インピーダンス
のトリップポイントは、抵抗器R9に続いて抵抗器R8
を動作状態で調節することによって設定される。SYM
TRIMは、任意に接続可能な抵抗器R12を介してノ
ード442に接続されている。SYMTRIMは外部パ
ッド22を介して出口集積回路46より外部に接続され
る。OUT1はコンデンサC7を介して出力電極に接続
されている。コンデンサC7は、出力から純直流成分を
完全に除去するよう作用する。コンデンサC7は10マ
イクロファラドのキャパシタンスを有する。OUT1は
抵抗器R10を通してノード442にも接続されてい
る。抵抗器R10は2メガオームの抵抗を有する。ノー
ド442と440は互いに電気的に接続されており、O
UT2はOUT1に接続されている。ITRIMは抵抗
器R11を介してVDDに接続されている。抵抗器R11
は、出力電流を設定するために動作状態でトリミングさ
れる。さらに、GNDと出力の間にはツェナダイオード
D1が接続され、図示のようにバイアスされている。ツ
ェナダイオードD1は回路に対する高圧電圧保護機能を
有する。また、OUTPUT1とGNDの間にはコンデ
ンサC6が接続されている。コンデンサC6はEMI
(電磁妨害)から回路を保護する役割を果す。コンデン
サC6は1,000pF(ピコファラド)のキャパシタ
ンスを有する。
【0160】b.DC用構成 図22は、図8及び9に示す回路をDC出力信号用に構
成した回路を示す。集積回路46は、DC出力用として
もAC出力用の場合とほぼ同じ構成を有する。AC用の
構成との主な相違点は下記の通りである:DCONがD
C動作モードを指示するためにVDDに接続されている。
OUT2が第2のカソードに接続されている。各出力と
ILIMITとの間にツェナーダイオード/コンデンサ
並列回路がそれぞれ接続されている。すなわち、ダイオ
ードD1とコンデンサC6がOUT1とILIMITと
の間に並列に接続されている。ダイオードD2とコンデ
ンサC7がOUT1、及び、ILIMITの間に並列に
接続される。ILIMITはアノードCANに接続され
ている。
【0161】抵抗器及びコンデンサの一部については
は、DC構成を反映させるためにAC構成の場合と値が
異なることもある。この調整は、当業者ならば前述の説
明に従って行うことができる。
【0162】以上、本発明及びその利点を詳細に説明し
たが、本発明において、特許請求の範囲により規定され
る本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく種々の変
更、置換及び修正を行うことが可能なことは明白であろ
う。
【0163】
【発明の効果】本発明によれば、容易に交換でき、かつ
使用後には完全に除去することができ、使用時にモニタ
可能でありかつプログラム可能であり、患者の関与が不
要で、イメージングの結果に悪影響を及ぼすことがない
等、従来技術に比して欠点が解消され、著しく改善され
た埋没可能な骨成長刺激装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】交流出力を発生させるように構成された本発明
の骨成長刺激装置の等角投影図である。
【図2】図1の実施例の内部を示す等角投影図である。
【図3】直流出力を発生させるように構成された本発明
の骨成長刺激装置の等角投影図である。
【図4】図1及び図2に示す骨成長刺激装置の出力を図
式的に表した説明図である。
【図5】図3に示す骨成長刺激装置の出力を図式的に表
した説明図である。
【図6】図1及び図2に示す骨成長刺激装置の埋没にお
ける配置構成の一実施態様を示す人体の概略断面図であ
る。
【図7】図3に示す骨成長刺激装置の埋没における配置
構成の一実施態様を示す人体の概略断面図である。
【図8】図1及至図3に示す骨成長刺激装置で使用する
特定用途向け集積回路(ASIC)の左半分の部分のブ
ロック図である。
【図9】図1及至図3に示す骨成長刺激装置で使用する
特定用途向け集積回路(ASIC)の右半分の部分のブ
ロック図である。
【図10】図8及び図9に示す回路で使用する通信プロ
トコルを図式的に表した説明図である。
【図11】図8及び図9に示す回路のダウンリンク・プ
ログラムデータワードを説明するための表である。
【図12】図8及び図9に示す回路のアップリンク・ハ
ンドシェークを説明するための表である。
【図13】図8に示す電圧結晶発振器回路のブロック図
である。
【図14】図8に示すパワーオン・リセット回路のブロ
ック図である。
【図15】図9に示す主タイムベース回路の回路図であ
る。
【図16】図9に示す出力ドライバ回路のブロック図で
ある。
【図17】図8に示す送信器回路の回路図である。
【図18】図8に示すPPMデコーダ回路の回路図であ
る。
【図19】図8に示すPPMデコーダ回路の回路図であ
る。
【図20】図9に示す通信モデム回路のブロック図であ
る。
【図21】図9に示すリード線状態回路の回路図であ
る。
【図22】図8に示す受信器回路の回路図である。
【図23】図9に示すバッテリ状態インジケータ回路の
回路図である。
【図24】図9に示す電圧基準/調整器回路のブロック
図である。
【図25】図8及び図9に示す回路をAC(交流)動作
モード用として構成する場合の回路図である。
【図26】図8及び図9で示す回路をDC(直流)動作
モード用として構成する場合の回路図である。
【符号の説明】
10、26 骨成長刺激装置 14、28 第1の電極 16、30 第2の電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アイク、シー、タッカ アメリカ合衆国テクサス州75218、ダラス、 サン・サバ・ドライヴ 1519番 (72)発明者 グレッグ、テューリ アメリカ合衆国ニュージャーズィ州07075、 ウッド・リッジ、フローラル・レイン 254番 (72)発明者 アンスォニ、ジェイ、ヴァリシオ アメリカ合衆国ニュージャーズィ州07836、 フランダス、ヘムロック・レイン 1 (72)発明者 アースァ、エィ、ピラ アメリカ合衆国ニュージャーズィ州07450、 リッジウッド、ハイツ・ロゥド 133番

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨成長刺激装置に結合された第1の電極
    及び第2の電極を骨部位の近くの組織に埋没する段階
    と、 上記骨成長刺激装置を用いて前記第1の電極と前記第2
    の電極との間に交流を発生させる段階と、を含む骨部位
    の骨成長の治療的刺激方法
  2. 【請求項2】 骨サイトに隣接して埋没するための第1
    の電極及び第2の電極と、 前記第1の電極と前記第2
    の電極との間に、骨部位における骨の成長を刺激するよ
    う作用する交流を発生させるためのサーキットリーと、
    を含む埋没可能な骨成長刺激装置。
  3. 【請求項3】 交流を発生させるための前記サーキット
    リーが、非対称交流を発生させるためのサーキトリーを
    更に含む、請求項2の骨成長刺激装置。
  4. 【請求項4】 交流を発生させるための前記サーキット
    リーが、対称交流を発生させるためのサーキットリーを
    更に含む、請求項2の骨成長刺激装置。
  5. 【請求項5】 前記骨成長刺激装置の外部で送信された
    この骨成長刺激装置の所望の動作モードを表す信号を受
    信するためのサーキットリーと、 前記外部の信号に応答して前記骨成長刺激装置の動作モ
    ードを修正するためのサーキットリーと、を更に含む、
    請求項2の骨成長刺激装置。
  6. 【請求項6】 動作モードを修正するための前記サーキ
    ットリーが、前記骨成長刺激装置が交流を発生させる持
    続時間を修正するためのサーキットリーを更に含む請求
    項5の骨成長刺激装置。
  7. 【請求項7】 前記骨成長刺激装置の状態をモニタする
    ためのサーキットリーと、 前記骨成長刺激装置の状態を表す信号を発生し、その信
    号を前記骨成長刺激装置の外部の受信器へ送信するため
    のサーキットリーと、を更に含む請求項2の骨成長刺激
    装置。
  8. 【請求項8】 前記骨成長刺激装置の状態をモニタする
    ための前記サーキットリーが、前記骨成長刺激装置内部
    の電池の端子間電圧降下をモニタするためのサーキット
    リーを更に含む請求項7の骨成長刺激装置。
  9. 【請求項9】 前記骨成長刺激装置の状態をモニタする
    ための前記サーキットリーが、前記電極の一方の電極の
    電圧をモニタするためのサーキットリーを更に含む請求
    項7の骨成長刺激装置。
  10. 【請求項10】 前記骨成長刺激装置の状態をモニタす
    るための前記サーキットリーが、交流を発生させるため
    の前記サーキットリーが交流を出力する持続時間をモニ
    タするためのサーキットリーを更に含む請求項7の骨成
    長刺激装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の電極と前記第2の電極との
    間の間隔をほぼ所定距離に保つためのスペーシング機構
    を更に含む請求項2の骨成長刺激装置。
  12. 【請求項12】 前記のスペーシング機構が、エラスト
    マー製の薄く細長い部材を含む請求項2の骨成長刺激装
    置。
  13. 【請求項13】 前記の薄く細長い部材が更にシリコン
    を含む請求項12の骨成長刺激装置。
  14. 【請求項14】 前記の薄く細長い部材が更にウレタン
    を含む請求項12の骨成長刺激装置。
  15. 【請求項15】 前記の薄く細長い部材がシリコン‐ウ
    レタンを含む請求項12の骨成長刺激装置。
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