JPH05273419A - 光導波路の接続構造 - Google Patents

光導波路の接続構造

Info

Publication number
JPH05273419A
JPH05273419A JP6893292A JP6893292A JPH05273419A JP H05273419 A JPH05273419 A JP H05273419A JP 6893292 A JP6893292 A JP 6893292A JP 6893292 A JP6893292 A JP 6893292A JP H05273419 A JPH05273419 A JP H05273419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical waveguide
optical
pair
optical waveguides
mirrors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6893292A
Other languages
English (en)
Inventor
Junko Watanabe
順子 渡邉
久志 ▲高▼松
Hisashi Takamatsu
Hironao Hakogi
浩尚 箱木
Hirotoshi Furukawa
裕稔 古川
Shiyunhaku Ootani
俊搏 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP6893292A priority Critical patent/JPH05273419A/ja
Publication of JPH05273419A publication Critical patent/JPH05273419A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板の表裏の両面に形成した光導波路を光結
合する接続構造に関し、小形で位置調整作業を必要とせ
ず、且つ光結合損失の小さいことを目的とする。 【構成】 透明体基板1の表裏の両面に対応して設けた
一対の光導波路2-1,2-2と、それぞれの光導波路2-1,2-2
の端部に対向して形成された、一対の45度傾斜ミラー3
-1,3-2 と、を備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板の表裏の両面に形
成した光導波路を光結合する接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は特開昭62ー239113号公報
記載の従来例の図であって、(A) は平面図、(B) は側断
面図、(C) は柱状ブロックの斜視図である。
【0003】図5において、10は基板、11,13 は基板10
の表面に形成した光導波路、12は基板10の裏面に形成し
た光導波路、16-1は、光導波路11の終端部と光導波路12
の始端部との間に設けた基板10の表面と裏面とを貫通す
る孔、16-2は、光導波路12の終端部と光導波路13の始端
部との間に設けた、基板10の表面と裏面とを貫通する孔
である。
【0004】20-1は、孔16-1に埋め込まれた角柱状ブロ
ック、20-2は、孔16-2に埋め込まれた角柱状ブロックで
あり、21-1は柱状ブロック20-1に組み込まれた連結用光
導波路、21-2は柱状ブロック20-2に組み込まれた連結用
光導波路である。
【0005】上述のように光学素子がアセンブリされて
いるので、基板10の表面に形成された光導波路11と裏面
に形成された光導波路12とは、表面の光導波路11の終端
部と連結用光導波路21-1の始端部との境界面、及び連結
用光導波路21-1の終端部と基板10の裏面の光導波路12の
始端部との境界面が、それぞれ光結合し、連結用光導波
路21-1を介して接続している。
【0006】また、基板10の裏面に形成された光導波路
12と表面に形成された他の光導波路13とは、裏面の光導
波路12の終端部と連結用光導波路21-2の始端部との境界
面、及び連結用光導波路21-2の終端部と基板10の表面の
他の光導波路13の始端部との境界面が、それぞれ光結合
し、連結用光導波路21-2を介して接続している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述の従来構
造のものは、基板に丸孔を穿孔し、連結用光導波路を設
けた角柱状ブロックをこの丸孔に埋め込み、基板の光導
波路と角柱状ブロックの連結用光導波路とを位置合わせ
調整をしながら、角柱状ブロックを基板に固定したもの
である。
【0008】したがって、接続部が大形になるという問
題点があった。また、丸孔内に角柱状ブロックを嵌入
し、且つ双方の光導波路の端面を一致させるのであるか
ら、位置調整に時間がかかるという問題点があった。
【0009】なお、位置合わせが高精度でないと光結合
損失が大きいという問題点がある。本発明はこのような
点に鑑みて創作されたもので、小形で、位置調整作業を
必要とせず、且つ光結合損失の小さい光導波路の接続構
造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、図1に図示したように、透明体基板1の
表裏の両面に対応して設けた一対の光導波路2-1,2-2
と、それぞれの光導波路2-1,2-2 の端部に対向して形成
された、一対の45度傾斜ミラー3-1,3-2 と、を備えた構
成とする。
【0011】又は、図2に例示したように、透明体基板
1の表裏の両面に対応して設けた一対の光導波路2-1,2-
2 と、それぞれの光導波路2-1,2-2 の端部に対向して形
成された一対の凹面鏡4-1,4-2 と、を備えた構成とす
る。
【0012】或いは又、図3に例示したように、一対の
45度傾斜ミラー3-1,3-2 間、または一対の凹面鏡間に、
一対の光導波路2-1,2-2 を橋絡する第3の光導波路5を
設けた構成とする。
【0013】さらにまた、図4に例示したように、透明
体基板1の表裏の両面に対応して設けた一対の光導波路
2-1,2-2 と、それぞれの光導波路2-1,2-2 の所望の位置
に対向して形成された、一対のグレーティングカプラ6-
1,6-2 と、を備えた構成とする。
【0014】
【作用】本発明によれば透明体基板の表裏の両面に対応
して設けた一対の光導波路は、一対の45度傾斜ミラー或
いは凹面鏡、或いはグレーティングカプラを介して光結
合する。
【0015】これらの45度傾斜ミラー,-凹面鏡, グレー
ティングカプラは、透明体基板に形成されたものであっ
て、アセンブリされたものではない。したがって、本発
明の光導波路の接続構造は小形である。また、位置調整
作業は全く必要としないことは勿論である。
【0016】
【実施例】以下図を参照しながら、本発明を具体的に説
明する。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
【0017】図1は請求項1の発明の実施例の図で、
(A) は側断面図(B) は正面断面図、図2は請求項2の発
明の実施例の図、図3は請求項3の発明の実施例の図で
あり、図4は請求項4の発明の実施例の図である。
【0018】図1において、1は、LiNbO3等の厚さが薄
い(例えば1mm 程度) 板状の透明体基板であって、帯
状にTi等を拡散する等して表面に光導波路2-1 を形成
し、裏面には光導波路2-1 に対向して他の光導波路2-2
を形成してある。
【0019】この表面の光導波路2-1 の端部を研磨等し
て45度傾斜させ、その傾斜面に全反射膜を形成して、45
度傾斜ミラー3-1 を設けてある。一方、裏面の光導波路
2-2 の端部の表面の45度傾斜ミラー3-1 に対向する個所
を、研磨等して45度傾斜させ、その傾斜面に全反射膜を
形成して、45度傾斜ミラー3-2 を設けてある。
【0020】したがって、表面の光導波路2-1 を進行し
た光は、端部において45度傾斜ミラー3-1 に入射し、反
射して90度進路を変更して裏面の45度傾斜ミラー3-2 に
投射され、この45度傾斜ミラー3-2 で反射して90度進路
を変更して裏面の光導波路2-2 を進行する。
【0021】なお、裏面の光導波路2-2 を進行した光
が、表面の光導波路2-1 に光結合し、光導波路2-1 を進
行することは勿論のことである。上述のようにそれぞれ
の光導波路の端面を45度傾斜するように研磨し、さらに
その傾斜面に誘電体膜を蒸着等して形成して45度傾斜ミ
ラーを設けて、一対の光導波路2-1,2-2 を光結合させた
ものであるから、小形であるばかりでなく調整作業を全
く必要としない。
【0022】図2に示す光導波路の接続構造は、透明体
基板1の表裏の両面に対応して一対の光導波路2-1,2-2
を設け、この表面の光導波路2-1 の端部に、焦点が透明
体基板1の中心位置( 板厚の中心点) に一致する凹面鏡
4-1 を設けてある。
【0023】一方、裏面の光導波路2-2 の端部に表面の
凹面鏡4-1 に対向する個所に、焦点が透明体基板1の中
心位置( 板厚の中心点) に一致する他の凹面鏡4-2 を設
けてある。
【0024】したがって、表面の光導波路2-1 を進行し
た光は、端部において凹面鏡4-1 に入射し、90度の方向
に反射して裏面の凹面鏡4-2 に投射され、この凹面鏡4-
2 で反射して90度進路を変更して裏面の光導波路2-2 に
光結合する。
【0025】図3に図示した透明体基板1には、表面の
光導波路2-1 の端部を研磨等して45度傾斜させ、その傾
斜面に全反射膜を形成して45度傾斜ミラー3-1 を設け、
裏面の光導波路2-2 の端部の表面の45度傾斜ミラー3-1
に対向する個所を、研磨等して45度傾斜させその傾斜面
に全反射膜を形成して、45度傾斜ミラー3-2 を設けてあ
る。
【0026】そして、透明体基板1の側面に帯状にTi等
を拡散する等して、45度傾斜ミラー3-1 と45度傾斜ミラ
ー3-2 に橋絡するように第3の光導波路5を設けてい
る。上述のように第3の光導波路5を設けてあるので、
一方の45度傾斜ミラー3-1で反射し他方の45度傾斜ミラ
ー3-2 に入射する光が、透明体基板1を横断中に散乱す
ることがない。
【0027】即ち、第3の光導波路5を設けたものは、
光結合損失が極めて小さいと効果がある。図4におい
て、透明体基板1の表面の光導波路2-1 の所望の位置
に、透明体基板1の中心位置近傍で焦点を有するグレー
ティングカプラ6-1 を設け、透明体基板1の裏面の光導
波路2-2 には、表面のグレーティングカプラ6-1 に対向
して、他のグレーティングカプラ6-2 を設けてある。
【0028】したがって、表面の光導波路2-1 を進行し
た光はグレーティングカプラ6-1 を通過中に、透明体基
板1の内側方向に放出され、裏面側の他のグレーティン
グカプラ6-2 に入射して裏面の光導波路2-2 に光結合す
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光導波路の
接続構造は、一対の45度傾斜ミラー或いは凹面鏡、或い
はグレーティングカプラを介して、透明体基板の表裏の
両面に対応して設けた一対の光導波路を光結合させたこ
とにより、小形化が推進されるという効果を有する。
【0030】また、光学素子をアセンブリしたものでは
ないので、位置調整作業を全く必要としないことは勿論
のこと、光結合損失が比較的小さい。なお、第3の光導
波路を設けたものは、特に光結合損失が小さい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1の発明の実施例の図で (A) は側断面図 (B) は正面断面図
【図2】 請求項2の発明の実施例の図
【図3】 請求項3の発明の実施例の図
【図4】 請求項4の発明の実施例の図
【図5】 従来例の図で (A) は平面図 (B) は側断面図 (C) は柱状ブロックの斜視図
【符号の説明】
1 透明体基板 5 第3の光導波路 10 基板 2-1,2-2 光導波路 3-1,3-2 45度傾斜ミラー 4-1,4-2 凹面鏡 6-1,6-2 グレーティングカプラ 11,12,13 光導波路 16-1,16-2 孔 20-1,20-2 角柱状ブロック 21-1,21-2 連結用光導波路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 裕稔 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 大谷 俊搏 北海道札幌市中央区北一条西2丁目1番地 富士通北海道ディジタル・テクノロジ株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明体基板(1) の表裏の両面に対応して
    設けた一対の光導波路(2-1,2-2) と、 それぞれの該光導波路(2-1,2-2) の端部に対向して形成
    された一対の45度傾斜ミラー(3-1,3-2) と、を備えたこ
    とを特徴とする光導波路の接続構造。
  2. 【請求項2】 透明体基板(1) の表裏の両面に対応して
    設けた一対の光導波路(2-1,2-2) と、 それぞれの該光導波路(2-1,2-2) の端部に対向して形成
    された一対の凹面鏡(4-1,4-2) と、を備えたことを特徴
    とする光導波路の接続構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の一対の45度傾斜ミラーの
    光路、または請求項2記載の一対の凹面鏡の光路に、一
    対の光導波路(2-1,2-2) を橋絡する如くに第3の光導波
    路(5) が形成されてなることを特徴とする光導波路の接
    続構造。
  4. 【請求項4】 透明体基板(1) の表裏の両面に対応して
    設けた一対の光導波路(2-1,2-2) と、 それぞれの該光導波路(2-1,2-2) の所望の位置に対向し
    て形成された、一対のグレーティングカプラ(6-1,6-2)
    と、を備えたことを特徴とする光導波路の接続構造。
JP6893292A 1992-03-27 1992-03-27 光導波路の接続構造 Withdrawn JPH05273419A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6893292A JPH05273419A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 光導波路の接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6893292A JPH05273419A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 光導波路の接続構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05273419A true JPH05273419A (ja) 1993-10-22

Family

ID=13387934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6893292A Withdrawn JPH05273419A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 光導波路の接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05273419A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010058701A1 (ja) * 2008-11-19 2010-05-27 アルプス電気株式会社 導光装置およびその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010058701A1 (ja) * 2008-11-19 2010-05-27 アルプス電気株式会社 導光装置およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2986295B2 (ja) 光アイソレータ
US6415067B1 (en) N x M optical switch
JP2986302B2 (ja) 光アイソレータ
JP2001296449A (ja) 角度が付けられた光学コネクタ
JPH11167040A (ja) 光学装置
JPH11326832A (ja) 偏光ビ―ム装置
US6909548B2 (en) Optical filter using a linear variable filter with elliptical beam geometry
JP2000028967A (ja) 光減衰器
JPH0854532A (ja) 積分素子
JPH0990279A (ja) 偏光無依存型光アイソレータと光サーキュレータ
JPH05273419A (ja) 光導波路の接続構造
JP2003511739A (ja) 光結像システム
JPH0854541A (ja) 双方向伝送光モジュール
US6556765B2 (en) Planar variable optical attenuator
JP2000039590A (ja) 反射型光サーキュレータ
JPH04333004A (ja) 光導波装置
JP2000180789A (ja) 光アイソレータ
US4752122A (en) Apodizing filter and its applications
JPH05313094A (ja) 光アイソレータ
JPH0667118A (ja) 光結合装置
US6892000B2 (en) Tunable filter
WO1990008335A1 (en) An optical filter tuning apparatus and an optical filtering method
JP3099854B2 (ja) 光受動部品
US5796887A (en) Optical device for coupling and separating two light components
JPS6295504A (ja) 光導波回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990608