JPH05272661A - 弁装置交換用具 - Google Patents

弁装置交換用具

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JPH05272661A
JPH05272661A JP7050892A JP7050892A JPH05272661A JP H05272661 A JPH05272661 A JP H05272661A JP 7050892 A JP7050892 A JP 7050892A JP 7050892 A JP7050892 A JP 7050892A JP H05272661 A JPH05272661 A JP H05272661A
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JP
Japan
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pipe
gas
valve
air lock
valve device
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Application number
JP7050892A
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English (en)
Inventor
Nobuo Aoki
延夫 青木
Kanji Kujirai
寛司 鯨井
Koichi Tomita
廣一 冨田
Yasuaki Kato
泰明 加藤
Takeshi Nishio
武司 西尾
Makoto Makino
真 牧野
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Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管内のガス源を取り除くことなしに、配管
に備えられた弁装置を、交換可能で、且つ挿通部が軸方
向で異なった位置にある弁装置に対しても自由に適応す
ることができる弁装置交換用具を得る。 【構成】 ガス遮断装置と、筒状のエアロック装置8と
を設け、エアロック装置8に、その内部空間に調整ガス
を供給可能且つ調整ガスを排気可能な、一対の調整ガス
給排気口8bを備え、エアロック装置8の一端側をガス
遮断装置のパイプを挿通状態で密閉するシール部材9
を、エアロック装置8に対して着脱自在に設け、シール
部材9を、エアロック装置8のガス遮断装置挿入口8c
に連結される固定連結部9aと、固定連結部9aの内側
部位に設けられ、且つパイプ7との間で密接状態を確保
するパイプ挿通部9cとを備え、固定連結部9aとパイ
プ挿通部9c間を気密性可撓部材で一体連接して、弁装
置交換用具を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば貯槽頂部に備え
られるバタフライ弁をゲート弁に交換する場合等に使用
する為の弁装置交換用具に関するものであり、さらに詳
細には、配管内部からガス圧が掛かった状態の配管端部
に離脱自在に連結される弁装置を、前記配管内部からの
ガス洩出を防止しながら交換するために使用される弁装
置交換用具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の弁装置の交換に当たって
は、貯槽内の貯蔵物を抜き出し、弁装置にガス圧が掛か
らない状態で弁の取り替えをおこなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術においては、以下のような問題があった。 1.貯蔵物を抜き出し、パージ等バルブ取り替えに到る
までの前処理、及び再充填に多大の費用と時間を要す
る。 2.貯蔵物が例えばLNGの場合、貯槽及び周辺配管等
に不要な熱応力を与える。 3.弁装置取り替え作業よりも前処理及び再充填の作業
量の方が大きく非効率的である。 また、弁装置には様々な構成のものがあり、例えば配管
の略軸芯部にガス遮断装置が挿通可能な挿通部(ガスが
流れる部位)を備えたもの、あるいは前記軸芯から偏芯
した配管の周辺部位のみに挿通部を備えたもの等、各種
のものがある。従って本発明の目的は、貯槽等に接続さ
れている配管等に備えられた弁装置の交換を、貯蔵物を
貯槽内から排出することなしにおこなうことができると
ともに、挿通部が異なった位置にある弁装置に対しても
自由に適応することができる弁装置交換用具を得ること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明による弁装置交換用具の特徴構成は、パイプの
先端部にガスバッグを連通連結した構成で、配管内にお
いてガス洩出防止の用に供されるガス遮断装置を設ける
と共に、一端側にガス遮断装置を挿通可能なガス遮断装
置挿入口を、他端側に前記弁装置に接続自在な接続口を
備えた筒状のエアロック装置を設け、エアロック装置
に、その内部空間に調整ガスを供給可能且つ、調整ガス
を排気可能な、一対の調整ガス給排気口を備え、エアロ
ック装置の一端側をパイプ挿通状態で密閉するシール部
材を、エアロック装置に対して着脱自在に設け、シール
部材を、ガス遮断装置挿入口に連結される固定連結部
と、固定連結部の内側部位に設けられ、且つパイプとの
間で密接状態を確保するパイプ挿通部とを備え、固定連
結部とパイプ挿通部間を気密性可撓部材で一体連接して
構成したことにあり、その作用・効果は次の通りであ
る。
【0005】
【作用】この弁装置交換用具は、ガス遮断装置、エアロ
ック装置及びシール部材を備えて構成される。使用にあ
たっては、先ずエアロック装置を弁装置の排出側に取り
付けるとともに、このエアロック装置の内部にガス遮断
装置を、前記シール部材のパイプ挿入部をパイプが貫通
した状態で挿入する。そして、 ガス遮断装置とシール
部材間、エアロック装置とシール部材間との気密を確保
し、この後、エアロック装置内から空気を取り除く。以
後、弁装置を開状態とし、配管内までガス遮断装置を侵
入させて、配管内からのガスの洩出を遮断する。この状
態で、弁装置を交換し、以後上記の工程を逆に辿って、
弁装置の交換を完了する。即ち、このような作業手順を
採用する場合は、配管外へのガスの漏洩を防止した状態
で作業を進めることが可能であるため、貯蔵物を外部に
取り出すことなく作業がおこなえる。さらに、挿通部の
位置が異なった位置にある弁装置に対しては、シール部
材のパイプ挿通部と固定連結部間が、気密性可撓部材で
一体連接された構造が採用されているため、パイプを気
密状態を維持したまま動かして任意の位置に挿入するこ
とが可能であるとともに、例えば配管の軸芯に対して偏
芯した挿通部を備えた弁装置に対する場合は、複数の直
線形状部を互いに軸芯を偏芯させて長手方向に接続した
パイプを配管軸心に対して偏芯させながら、一旦、挿通
口を通過させ、この作業の後、パイプを回転させて先端
側の直線形状部の軸芯を配管の軸芯に一致するように操
作して作業を進めることも可能となる。
【0006】
【発明の効果】従って、例えば貯槽に接続されている配
管に備えられた弁装置の交換を、貯蔵物を貯槽内から排
出することなしにおこなうことができ、挿通部が各種異
なった位置にある弁装置に対しても、その弁交換操作を
容易におこなうことができる弁装置交換用具を得ること
ができた。
【0007】
【実施例】以下図面に基づいて、貯槽頂部1に備えられ
る配管としての頂部ノズル1aに取り付けられる弁装置
としてのバタフライ弁2をゲート弁3に交換する場合に
使用される、弁装置交換用具5について説明する。この
弁装置交換用具5は、図1に示すガス遮断装置4を一つ
の構成部材とするものであり、その他に、図3に示すよ
うにエアロック装置8、シール部材としての上部シール
部材9、落下浮き上がり防止具10等を備えて構成され
ている。さらに作業においては、ガスバッグ6の動作、
所定部位のパージあるいは漏洩ガスの確認等をおこなう
ために、加減圧装置11、流量計Q、O2計(図外)、
ガス検知器(図外)等が使用される。
【0008】先ず図1、図2に基づいてガス遮断装置4
の構成について説明する。図1にはガス遮断装置4の全
体構成が示されており、図2にはガスバッグ6内の補強
繊維12の巻き状態が、説明的に示されている。図1に
示すように、このガス遮断装置4は、ガイドパイプ7の
先端部に、このガイドパイプ7及び相互に分離・連結自
在な一対のガスバッグ6を直線的に連接して構成され
る。ガイドパイプ7は軽量化を目的としてアルミ製で出
来ており、充分な強度が保証されている。さらに、ガイ
ドパイプ7内には4系統の給気系統13が形成されてお
り、先端側ガスバッグ6a、後端側ガスバッグ6bに各
別に給・排気を行えるように構成されるとともに、さら
には、各ガスバッグ6の先端部位近傍に形成されてい
る、先端噴気口14a、中間噴気口14b(この噴気口
は先端側ガスバッグ6aと後端側ガスバッグ6bの中間
部に設けられており、後端側ガスバッグ6bに対しては
先端側にある。給・排気系は、図面上裏面になるため省
略)に対して不活性ガスを供給できるように構成されて
いる。
【0009】次に、図1、図2に基づいてガスバッグ6
の構成について説明する。ガスバッグ6は小径の支持部
材15の両端部に一対の円柱形状のバッグ取り付け部1
6を備えて構成されている。図示するように、これら一
対のバッグ取り付け部16の外径は、前述の支持部材1
5のそれに対して充分大きなものとして形成されてい
る。さらに、このバッグ取り付け部16に、内部に補強
用の繊維12が巻かれている筒状シートが取り付けられ
ている。この筒状シートの材質としては、耐低温性(約
−50℃)を持たせるため天然ゴムを採用されている。
そして、バッグ内に於ける前述の補強繊維12の分布密
度が、その軸方向で変えられている。即ち図2に示すよ
うに、バッグ取り付け部16に取りつけられる連結部6
xの密度が最も高くされており、膨張時に配管壁に接触
する管壁接触用直辺部6yの密度が最も低い一定値とさ
れている。両部6x,6yの中間部6zにおいては、管
壁接触用直辺部6yに近づく程、順次密度が減少する構
成とされている。このように補強繊維12の密度分布を
設定することにより、膨張用のガスがガスバッグ6に供
給された場合には、管壁接触用直辺部6yが径外方に支
持部材15に対して外周部が平行な状態で長手方向に直
線状に膨出し、シール性を確保できる。さらに排気時に
おいては、この管壁接触用直辺部6yの収縮率が最も高
くなるため、この部位6yが最も収縮し、支持部材15
とバッグ取り付け部16との径関係から、ゴム面が支持
部材15に近接し、バッグ取り付け部16とこの部位に
巻かれる連結部6xが最大径部となるように収縮される
(図2に一点鎖線にて示す。)。
【0010】以上、ガスバッグ6の主な構成を説明した
が、このガスバッグ6には、前述の先端噴気口14a、
中間噴気口14bが設けられている。これらの噴気口に
は噴気口用給気系統13bを介して不活性ガスが供給さ
れる。ここで、この系統は、ガスバッグ6が破損した緊
急時等に、ガスバッグ6による遮断動作を一時的に交代
するためのものである。即ち、ガスバッグ6が損傷によ
り破損してその遮断能力を失った場合等に、ガスバッグ
近傍部に不活性ガスが供給され、供給される不活性ガス
の流体圧により、貯槽頂部1からの外部へのガスの洩出
が阻止される。ガスバッグは支持手段であるガイドパイ
プにより位置保持されているため、不活性ガスの供給に
よっても、上部側へガス遮断装置全体が移動する問題は
生じない。
【0011】次に、前述したエアロック装置8、上部シ
ール部材9、落下浮き上がり防止具10等についてさら
に詳細に、図3に基づいて説明する。エアロック装置8
は円筒状の筒部材であり、上下端部に夫々上部シール部
材9、交換対象の弁2、3との接続に使用されるフラン
ジ8aを備えて構成されている。即ち、上部側にはガス
遮断装置4を挿通可能なガス遮断装置挿込口8cを、下
端部には接続口8dを備えて構成されている。さらに、
このエアロック装置8内のガス状態をコントロールする
ためのパージ用ノズル(上下に一対設けられている。給
・排気用)8b(これらを調整ガス給排気口と称する)
が備えている。上部シール部材9は、前述のエアロック
装置8のフランジ8aに固定される外周側フランジ9a
(固定連結部と呼ぶ)と、その内部の備えられた気密性
可撓部材であるゴム性のゴム膜部9bを備えたものであ
り、さらに部材の中央部には前述のガイドパイプ7が挿
通可能、且つ互いに気密状態を確保できるようにフラン
ジ締め付け部9c(パイプ挿通部と呼ぶ)が備えられて
いる。このゴム膜部9bを設けることにより、、ガイド
パイプ7を配管の軸芯に一致させた状態で挿入可能であ
るとともに、軸芯に対して偏芯した状態で挿入すること
も可能となっている。さらに、一度挿入した状態からガ
イドパイプ7の位置を変更することも可能である。落下
浮き上がり防止具10は、図示するように上部シール部
材9の外周側フランジ9aに取り付け可能な棒状部材1
0aにクランプ部材10bを取り付けた構成のものであ
り、この防止具10によりガイドパイプ7ひいてはガス
バッグ6の貯槽内への落下あるいは内部側からの浮き上
がりが防止される。
【0012】さらに、図4にそのシステム構成を示す加
減圧装置11が用意される。この装置11は、前述のよ
うに2個のガスバッグ6にそれぞれ別系統で膨張用のガ
スを供給するためのものであるとともに、これらの排気
用に真空ポンプP1が備えられている。さらに、1個の
基圧チェック用圧力計11aと各供給系統用の内圧チェ
ック用圧力計11bが設けられ、供給・排気流量の確認
のため流量計Qが備えられている。また、圧力調整用の
ニードル弁11g、レギュレータ11c、ストップバル
ブとしてのボールバルブ11d、リリーフ用のリリーフ
弁11e、逆止弁11f等が備えられている。
【0013】以下に図5、図6に基づいてバルブ取り替
え操作の手順に付いて順次説明する。 弁取替え手順 イ)初期状態 ガス遮断装置4を減圧しておく(この状態において、前
述のようにガスバッグ6は最小径状態を維持しており、
弁体内等への挿入が容易な形状となる。)。前述の加減
圧装置11、流量計Q、O2計(図外)、ガス検知器
(図外)、機材一式を用意する。 ロ)エアロック装置取り付け エアロック装置8を吊りあげてからゆっくり下降させ、
貯槽上部に取り付けられているバタフライ弁2に取り付
ける。 ハ)ガス遮断装置及び上部シール部材のセット、エアロ
ック装置内部パージ 予めガス遮断装置4に上部シール部材9をセットしてお
き、落下防止用ワイヤー20を取り付けエアロック装置
8内に挿入し、所定位置まで下降させる。所定の位置に
セットできると、上部シール部材9およびエアロック装
置8のフランジ8aを締め付ける。エアロック装置8の
パージ用ノズル8bから調整ガスとしての窒素を流し、
エアロック装置内部をパージする。その際、酸素濃度を
測定し、パージの進行状態を確認する。 ニ)ガス遮断装置加圧およびリーク量測定 上部シール部材9のフランジ締め付け部9cを少し緩め
た状態にし、バタフライ弁2を全開にする。ガイドパイ
プ7をマーキング位置まで下降させ、上部シール部材9
のフランジ締め付け部9cを締め付ける。ガス遮断装置
4と加減圧装置11のカチット(図外)を接続し、上下
のガスバッグ6に、一時にそれぞれ7リットルづつ窒素
を封入する。その際、圧力は0.3kg/cm3以上に
上げないように注意する。この作業の後、10リットル
まで封入する。さらに16リットルになるまで加圧し、
圧力監視を行いながらリーク量を測定する。ここで、順
次封入量をコントロールしているのは、装置によるガス
遮断を確実におこなうためである。そして、リーク量に
より再加圧するかどうかを判断する。 ホ)上部シール部材およびエアロック装置取り外し ガス遮断装置4の圧力監視を行いながら、上部シール部
材9とエアロック装置8のフランジ8aを緩めエアロッ
ク装置8と上部シール部材9を吊り上げる。約500m
m、エアロック装置8が上がったところで落下うき上が
り防止金具10を取り付ける。ガイドパイプ7に取り付
けた落下防止ワイヤー20を一時取り外し、上部シール
部材9とエアロック装置8をはずした後、落下防止ワイ
ヤー20を復旧させる。 ヘ)バタフライ弁取り外し。 バタフライ弁2を吊り上げ500mm程度上がったとこ
ろで、落下うき上がり防止金具10を取り付ける。落下
防止ワイヤー20を一時外しバタフライ弁2を取り外
す。再度ワイヤー20を取り付けておく。 ト)ゲート弁取り付け 落下防止ワイヤー20を一時外し、ゲート弁3をガイド
パイプ7に挿入する。ゲート弁3と配管頂部の間隔が5
00mmになると落下防止ワイヤー20を接続した後、
落下うき上がり防止金具10を外す。ゲート弁3を配管
頂部上にセットし、再度、落下防止ワイヤー20を弁3
上に取り付けておく。 チ)上部シール部材、エアロック装置取り付けおよびパ
ージ 一時、落下防止ワイヤー20を外しエアロック装置8と
上部シール部材9をガイドパイプ7に挿入し下降させ
る。ゲート弁3とエアロック装置8の間隔が500mm
程度になると落下うき上がり防止金具10を外しエアロ
ック装置8とゲート弁3のフランジを締め付ける。エア
ロック装置8のパージ用ノズルから窒素を流し、内部を
パージする。 リ)ガス遮断装置減圧およびエアロック装置パージ ガス遮断装置4と加減圧装置11を接続し、真空ポンプ
で−760mmagまで減圧する。ガス遮断装置4をマ
ーキング位置まで引き抜きゲート弁3を閉止する。エア
ロック装置8のパージ用ノズル8bから窒素を流し、内
部をパージする。 ヌ)上部シール部材およびガス遮断装置取り外し フランジ8aを緩めガス遮断装置4と上部シール部材9
を取外す。 ル)エアロック装置取り外し エアロック装置8を吊り上げ取外す。このようにして弁
取り替え作業を完了する。
【0014】〔別実施例〕上記の実施例においては、ガ
イドパイプ7を配管の軸芯に合わせて挿入する例を示し
たが、弁の種類によっては、軸芯部に管材等を挿入する
ことが不可能なものもある。従ってこのような場合は、
ガイドパイプ7が曲がり部7bを備えたものとして構成
し、挿入操作に当たって、図7、図8に示すように軸芯
より離間した部位において、ガスバッグ6の弁部に対す
る通過をおこなわせ、その後ガスバッグと配管の軸芯を
合わせるものとしてもよい。ここで、上記の実施例に示
した、単なる直線形状のパイプを直線棒状部材と呼び、
別実施例に説明した複数の直線形状部を互いに軸芯を偏
芯させて長手方向に接続したパイプを屈曲棒状部材と呼
ぶ。
【0015】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガス遮断装置の構成を示す図
【図2】ガスバッグ内に於ける繊維密度の状態を示す説
明図
【図3】弁装置交換用具の各部材構成を示す図
【図4】加減圧装置の構成を示す図
【図5】バルブ取り替え操作の手順を示す図
【図6】バルブ取り替え操作の手順を示す図
【図7】偏芯した開口を備えた被遮断部位の遮断操作の
説明図(正面視図)
【図8】偏芯した開口を備えた被遮断部位の遮断操作の
説明図(平面視図)
【符号の説明】
1 弁装置交換用具 1a 配管 2 弁装置 4 ガス遮断装置 6 ガスバッグ 7 パイプ 8 エアロック装置 8b 調整ガス給排気口 8c ガス遮断装置挿入口 8d 接続口 9 シール部材 9a 固定連結部 9c パイプ挿通部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鯨井 寛司 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 冨田 廣一 愛知県名古屋市港区港明2丁目3番23号 東邦瓦斯株式会社内 (72)発明者 加藤 泰明 愛知県知多市南浜町23番地 東邦瓦斯株式 会社内 (72)発明者 西尾 武司 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 牧野 真 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管(1a)内部からガス圧が掛かった
    状態の配管端部に離脱自在に連結される弁装置(2),
    (3)を、前記配管内部からのガス洩出を防止しながら
    交換するために使用される弁装置交換用具であって、 パイプ(7)の先端部にガスバッグ(6)を連通連結し
    た構成で、前記配管(1a)内において前記ガス洩出防
    止の用に供されるガス遮断装置(4)を設けると共に、 一端側に前記ガス遮断装置(4)を挿通可能なガス遮断
    装置挿入口(8c)を、他端側に前記弁装置(2)に接
    続自在な接続口(8d)を備えた筒状のエアロック装置
    (8)を設け、前記エアロック装置(8)に、その内部
    空間に調整ガスを供給可能且つ、調整ガスを排気可能
    な、一対の調整ガス給排気口(8b)を備え、前記エア
    ロック装置(8)の一端側をパイプ挿通状態で密閉する
    シール部材(9)を、前記エアロック装置(8)に対し
    て着脱自在に設け、 前記シール部材(9)を、前記ガス遮断装置挿入口(8
    c)に連結される固定連結部(9a)と、前記固定連結
    部(9a)の内側部位に設けられ、且つ前記パイプ
    (7)との間で密接状態を確保するパイプ挿通部(9
    c)とを備え、前記固定連結部(9a)と前記パイプ挿
    通部(9c)間を気密性可撓部材で一体連接して構成し
    た弁装置交換用具。
  2. 【請求項2】 前記パイプ(7)として、直線形状の直
    線棒状部材もしくは複数の直線形状部を有し、これら直
    線形状部を互いに軸芯を偏芯させて長手方向に接続した
    屈曲棒状部材が備えられている請求項1記載の弁装置交
    換用具。
  3. 【請求項3】 前記パイプ(7)の前記配管(1a)に
    対する長手方向の相対位置を保持する落下浮き上がり防
    止具(10)を備えた請求項1記載の弁装置交換用具。
JP7050892A 1992-03-27 1992-03-27 弁装置交換用具 Pending JPH05272661A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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