JPH05268581A - 高速多重化方式 - Google Patents

高速多重化方式

Info

Publication number
JPH05268581A
JPH05268581A JP4061796A JP6179692A JPH05268581A JP H05268581 A JPH05268581 A JP H05268581A JP 4061796 A JP4061796 A JP 4061796A JP 6179692 A JP6179692 A JP 6179692A JP H05268581 A JPH05268581 A JP H05268581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
channel
frame data
data
multiplexing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4061796A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohito Nakajima
弘仁 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4061796A priority Critical patent/JPH05268581A/ja
Publication of JPH05268581A publication Critical patent/JPH05268581A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多チャネルの映像データを多重化する高速多
重化方式に関し、受信側でのフレーム同期が確実にと
れ、M系列のスクランブル状態やBSI化が崩れること
を防止し、データの頭出し(位相揃え)が狂ってしまう
ことの防止を図り、出力信号のマーク率の低下の防止を
はかる。 【構成】 特定チャネルからのフレームデータのフレー
ムビットに相当するビット位置に、特定チャネルのフレ
ームデータ出力手段の挿入手段で挿入されるべき同期フ
レームおよびチャネル識別コードを上書きする(3
a)。また、基準パルス発生手段3bから供給される基
準パルスに基づきスクランブル初期値を決定し、また、
ビットシフトを行う(1b,1c)。さらに、交番デー
タ出力手段3cが、各フレームデータ出力手段のいずれ
かのパッケージが全体装置から抜かれているときに、抜
かれたフレームデータ出力手段から出力されるべきフレ
ームデータの代わりのデータとして0/1交番データを
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高速多重化方式に関し、
特にCATVやITV等において多チャネルの映像デー
タを多重化する高速多重化方式に関する。
【0002】映像データ(約100Mb/sの伝送速
度)の多チャネル(例えば16チャネル)多重化におい
て、多重化データのマーク率確保のためにスクランブル
やBSI化を各チャネル毎に行い、また、多重化時の同
期フレーム、チャネル識別コードの挿入を、フレームビ
ットを挿入することにより各チャネル毎に行なってい
る。また、多重化データの分離においては、チャネル識
別コードにより、特定チャネル(例えばチャネルCH
1)の同期フレームと同期し、これにより、チャネルデ
ータの並び換え分離をしており、各映像チャネル盤毎に
受け取ったデータを同期、デスクランブルの後、映像信
号に復号化している。
【0003】
【従来の技術】従来の映像データの多重化方式を図5を
参照して説明する。図5は従来の映像データの多重化装
置を示すブロック図である。例えば16チャネル分から
なるフレームデータ出力手段であるVS盤41,42の
各出力信号は、ビットシフタ43を介して多重化部MU
X44に入力する。MUX44の出力信号は電気・光変
換装置E/O45に供給される。また、MUX44には
発振器OSC46が接続されている。
【0004】VS盤41,42は、全体装置に対し挿抜
自在である個別のパッケージにそれぞれ搭載されてい
る。各VS盤の構成は同一であるので、チャネルCH1
用のVS盤41のみの構成を説明する。VS盤41に入
力したNTSC映像信号はA/D変換器41aで、サン
プリングの上、8ビットのデジタル信号に変換される。
このデジタル信号に対してスクランブラ(SCR)41
bで、マーク率確保のためにM系列のスクランブルがか
けられる。このスクランブラ41bでは、電源のオン時
にリセット回路RST41fから供給されるリセット信
号に従いスクランブルの初期値が設定される。スクラン
ブルの初期値はチャネル毎に異なった値に設定される。
【0005】スクランブルをかけられた後の8ビットの
データはパラレル・シリアル変換器P/S41cに供給
される。P/S41cには、フレームビット挿入手段
(F)41dとBSI化ビット挿入手段(B)41eと
が接続されており、それらにより、P/S41cでは、
先の8ビットのデータにさらに、フレームビットとBS
I化ビットとの2ビットが付加される。フレームビット
およびBSI化ビットに書き込まれるデータ内容につい
ては図6を用いて後述する。このようにしてできた10
ビットのパラレル信号は、P/S41cでシリアル信号
に変換されてビットシフタ43に供給される。
【0006】図6はVS盤41,42の各々で作られる
信号のフレーム構成を示す図である。すなわち、1フレ
ームが10ビット×16ビットで構成され、1サンプリ
ング分の映像データのデジタル信号に対し、縦1列がそ
れぞれ割り当てられる。各列にスクランブラ41bから
出力された8ビット分の映像データV1〜V8があり、
それらの上端及び下端にBSI化ビットとフレームビッ
トとがそれぞれ付加されている。シリアル信号は、図の
左端列の下から上に、そして左端列から右端列への順で
伝送される。BSI化ビットに書き込まれるデータとし
ては、BSI化データB1〜8(10101110) 、付加情報
転送用データD1〜8があり、フレームビットに書き込
まれるデータとしては、フレームパターン(同期フレー
ム)F1〜8(11010010) 、チャネル識別コードA4〜
8(CH ID)、高速IDA1〜3がある。
【0007】図5に戻って、ビットシフタ43には、各
VS盤41,42から16チャネル分のシリアル信号が
入力する。ビットシフタ43はディレイラインからな
り、入力した16チャネル分のシリアル信号を各チャネ
ル毎に2ビット分ずつ遅らせて出力する。この出力信号
をMUX44のパラレル・シリアル変換器P/S44a
に入力する。P/S44aではビットシフト多重化を行
う。以上のビットシフタ43およびP/S44aでの動
作を図7を参照して説明する。
【0008】図7はビットシフタ43およびP/S44
aで行われるビットシフト多重化を説明する図である。
図6のようなフレーム構成の各信号が各VS盤41,4
2からシリアル信号として、「A1,V1・・・V8,
D1,F1,V1・・・V8,B1,A2,V1・・
・」のように、ビットシフタ43にそれぞれ入力する
と、ビットシフタ43では、チャネルCH1のVS盤4
1からのシリアル信号61に対し、チャネルCH2のV
S盤からのシリアル信号62を2ビット分遅延させ、そ
して、チャネルCH3のVS盤からのシリアル信号63
を4ビット分遅延させる〔図7(A)〕。以下、同様
に、チャネル番号が増える毎に2ビットずつ遅延させ
て、それらのシリアル信号を16チャネル分のパラレル
信号としてMUX44のP/S44aに出力する。P/
S44aでは、入力した16チャネル分のパラレル信号
を、図7(A)の左端列の上から下へ、そして左端列か
ら右端列への順で読んでシリアル信号としてE/O45
に伝送する。図7(B)はこのように読まれ伝送される
シリアル信号64を示す。なお、シリアル信号64に
は、当然、チャネルCH1のフレームパターン(同期フ
レーム)F1〜8およびチャネル識別コードA4〜8が
含まれる。受信側では、このチャネルCH1のフレーム
パターンF1〜8およびチャネル識別コードA4〜8に
基づきフレーム同期をとるようにしている。
【0009】以上のビットシフト多重化により、マーク
率を確保し、適切なBSI化を実現している。再び図5
に戻って、MUX44のP/S44aに入力する信号は
100Mb/sで伝送され、P/S44aから出力され
た信号は1.6Gb/sで伝送される。
【0010】MUX44にはOSC46から1.6GH
zの基準周波数信号が供給され、P/S44aに入力す
るとともに、16分の1分周器44bに入力する。分周
器44bから出力された100MHzの周波数信号は、
P/S44a、分配器DIS44c、10分の1分周器
44dおよびフリップフロップFF44eのクロック端
子CLに入力する。DIS44cの出力はA/D41a
等の各VS盤のA/Dに入力する。10分の1分周器4
4dから出力された10MHzの周波数信号は、分配器
DIS44fを経てA/D41a等の各VS盤のA/D
に入力する。FF44eの入力端子Dには電源スイッチ
がオンになったときにオン信号を出力する電源オン信号
発生装置PWR44gが接続される。FF44eの出力
端子Qはリセット回路41f等の各VS盤のリセット回
路に接続される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
映像データの多重化装置では、チャネルCH1のフレー
ムパターン(同期フレーム)F1〜8およびチャネル識
別コードA4〜8を受信側におくり、受信側では、この
チャネルCH1のフレームパターンF1〜8およびチャ
ネル識別コードA4〜8に基づきフレーム同期をとるよ
うにしている。
【0012】しかし、各VS盤41,42は、全体装置
に対し挿抜自在である個別のパッケージにそれぞれ搭載
されているから、チャネルCH1のVS盤41のパッケ
ージが全体装置から抜かれていた場合には、受信側に
は、チャネルCH1のフレームパターンF1〜8および
チャネル識別コードA4〜8が送信されず、したがっ
て、受信側でフレーム同期をとることは不可能になると
いう問題があった。
【0013】また、従来の映像データの多重化装置で
は、電源のオン時にリセット回路RST41fから供給
されるリセット信号に従いスクランブルの初期値が設定
され、また、ビットシフト多重化における各チャネルか
らのデータの頭出し(位相揃え)も、このリセット信号
に従い、行なっている。一方、リセット回路RST41
fはVS盤のパッケージを全体装置に挿入したときにリ
セット信号を出力するように構成されている。
【0014】そのため、全体装置の電源オン後に、いず
れかのVS盤のパッケージが全体装置に挿入されると、
その挿入されたVS盤のスクランブラにおいて初期値設
定が行われ、M系列のスクランブル状態とBSI化が崩
れるという現象が発生する。また、このVS盤のパッケ
ージの挿入で、全体のデータの頭出し(位相揃え)も狂
ってしまうという現象が発生する。これらの現象は、雷
等の外乱によるリセット信号の誤発生によっても発生す
る。
【0015】さらに、従来の映像データの多重化装置で
は、あるVS盤のパッケージを全体装置から抜き取る
と、そのVS盤が相当するチャネル部には入力信号が入
らず、したがって、装置全体としての出力信号のマーク
率が低下するという問題点があった。
【0016】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、特定チャネルのVS盤のパッケージが全体装
置から抜かれていても、受信側でフレーム同期をとるこ
とができる高速多重化方式を提供することを目的とす
る。
【0017】また、本発明の他の目的は、M系列のスク
ランブル状態やBSI化が崩れることを防止し、また、
データの頭出し(位相揃え)が狂ってしまうことの防止
を図った高速多重化方式を提供することである。
【0018】さらに、本発明の他の目的は、VS盤のパ
ッケージを全体装置から抜き取っても装置全体としての
出力信号のマーク率が低下しない高速多重化方式を提供
することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明では、図1に示す
ように、各チャネル毎に映像信号をデジタルデータに変
換し、フレームデータとして出力する各チャネルのフレ
ームデータ出力手段1,2と、各フレームデータ出力手
段1,2からフレームデータを受信し、各フレームデー
タを多重化して出力する多重化手段3とからなる高速多
重化方式が提供される。
【0020】この高速多重化方式において、上記目的を
達成するために、各フレームデータ出力手段1,2に含
まれ、変換されたデジタルデータにフレームビットを挿
入し、フレームビットに同期フレームおよびチャネル識
別コードを書き込むフレームビット挿入手段1aと、多
重化手段3に含まれ、特定チャネルからのフレームデー
タのフレームビットに相当するビット位置に、特定チャ
ネルのフレームデータ出力手段の挿入手段で挿入される
べき同期フレームおよびチャネル識別コードを上書きす
る上書き手段3aとが備えられる。
【0021】また、多重化手段3に含まれ、基準パルス
を発生する基準パルス発生手段3bと、各フレームデー
タ出力手段1,2に含まれ、基準パルス発生手段3bか
ら供給される基準パルスに基づきスクランブル初期値を
それぞれ決定するスクランブラ1bとが備えられる。
【0022】また、各フレームデータ出力手段1,2
は、基準パルス発生手段3bから供給される基準パルス
に基づきビットシフトを行うビットシフタ1cを有す
る。さらに、フレームデータ出力手段1,2は全体装置
に対し挿抜自在である個別のパッケージにそれぞれ搭載
されるとともに、多重化手段3に含まれ、各フレームデ
ータ出力手段1,2のいずれかのパッケージが全体装置
から抜かれているときに、抜かれたフレームデータ出力
手段から出力されるべきフレームデータの代わりのデー
タとして0/1交番データを出力する交番データ出力手
段3cが備えられる。
【0023】
【作用】各フレームデータ出力手段1,2のフレームビ
ット挿入手段において、アナログの映像信号をデジタル
データに変換して、そのデジタルデータにフレームビッ
トを挿入し、フレームビットに同期フレームおよびチャ
ネル識別コードを書き込む一方、多重化手段3の上書き
手段3aにおいて、特定チャネルからのフレームデータ
のフレームビットに相当するビット位置に、特定チャネ
ルのフレームデータ出力手段の挿入手段で挿入されるべ
き同期フレームおよびチャネル識別コードを上書きす
る。これにより、特定チャネルのVS盤のパッケージが
全体装置から抜かれていても、受信側でフレーム同期を
とることが可能となる。
【0024】また、各フレームデータ出力手段1,2の
スクランブラは、基準パルス発生手段3bから供給され
る基準パルスに基づきスクランブル初期値をそれぞれ決
定する。また、各フレームデータ出力手段1,2のビッ
トシフタは、基準パルス発生手段3bから供給される基
準パルスに基づきビットシフトを行う。これにより、M
系列のスクランブル状態やBSI化が崩れることが防止
され、また、データの頭出し(位相揃え)が狂ってしま
うことが防止される。
【0025】さらに、多重化手段3の交番データ出力手
段3cが、各フレームデータ出力手段1,2のいずれか
のパッケージが全体装置から抜かれているときに、抜か
れたフレームデータ出力手段から出力されるべきフレー
ムデータの代わりのデータとして0/1交番データを出
力する。これにより、VS盤のパッケージを全体装置か
ら抜き取っても装置全体としての出力信号のマーク率が
低下しないようになる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は映像データの多重化装置を示すブロック
図である。例えば16チャネル分からなるフレームデー
タ出力手段であるVS盤21,22の各出力信号は、多
重化部MUX23に入力する。MUX23の出力信号は
電気・光変換装置E/O24に供給される。MUX23
には発振器OSC25が接続されている。
【0027】VS盤21,22は、全体装置に対し挿抜
自在である個別のパッケージにそれぞれ搭載されてい
る。各VS盤の構成は同一であるので、チャネルCH1
用のVS盤21のみの構成を説明する。VS盤21に入
力したNTSC映像信号はA/D変換器21aで、サン
プリングの上、8ビットのデジタル信号に変換される。
このデジタル信号に対してスクランブラ(SCR)21
bで、マーク率確保のためにM系列のスクランブルがか
けられる。このスクランブラ21bでは、後述の分配器
DIS23jから供給される周波数f0 の信号に従いス
クランブルの初期値が設定される。スクランブルの初期
値はチャネル毎に異なった値に設定される。
【0028】スクランブルをかけられた後の8ビットの
データはビットシフタ(BS)21cに供給される。ビ
ットシフタ(BS)21cには、フレームビット挿入手
段(F)21dとBSI化ビット挿入手段(B)21e
とが接続されており、それらにより、ビットシフタ21
cでは、先の8ビットのデータにさらに、フレームビッ
トとBSI化ビットとの2ビットが付加される。こうし
て作られた信号のフレーム構成は前述の図5に示すもの
と同じである。ビットシフタ21cの出力はパラレル・
シリアル変換器P/S21fに入力される。ビットシフ
タ21cおよびP/S21fでの動作を、図3および図
4を参照して説明する。
【0029】図3および図4は本発明実施例のビットシ
フト多重化を説明する図である。ビットシフタ21cで
は、図6に示されるチャネルのフレーム構成信号を基本
として、図4(C)の如く複数チャネルを構成した場合
に、若番のチャネルCH1から1ずつチャネルCH番号
が増えるに従い、前のチャネルCHよりも2ビットずつ
上方向にずらすことを行う。ビットシフタ21cには、
後述のように周波数f0の信号が入力され、この信号のタ
イミングにより、上記2ビットずつのビットシフトが行
われる。図4(C)において太枠で囲んだビットは識別
コードの一部である。P/S21fでは、ビットシフト
が行われた後の10ビットのパラレル信号に対し、シリ
アル信号への変換が行われる。すなわち、図4(C)に
示される各チャネルのフレーム構成信号を最下行から最
上行へ、そして、左端から右端への順でシリアル信号の
作成が行われる〔図3(B)〕。図3(B)は、その作
成されたシリアル信号「CHIは、A1,V1,V2・
・・,CH2はV8,B8,A1・・・,CH3は、V
6,V7,V8・・・,CH4はV4,V5,V6・・
・・・・」を示す。なお、図3(B)に示される信号が
各チャネルのVS盤から出力されたものならば、当然、
その信号にはチャネルCHのフレームパターン(同期フ
レーム)F1〜8および各チャネル毎の識別コードA4
〜8が含まれる。この各VS盤毎に出力された各データ
〔図3(B)〕に対しMUX23のP/S23dで、1
6本のチャネルデータのパラレルからシリアルデータへ
の変換が行われる〔図3(A)〕。
【0030】以上のビットシフト多重化により、マーク
率を確保し、適切なBSI化を実現している。
図2に戻って、MUX23には16チャネ
ル分のVS盤21,22から図3(B)に示される信号
がそれぞれ入力して、0/1交番回路23aに供給され
る。また、0/1交番回路23aには、VS盤21のパ
ッケージが全体装置に挿入または抜取されていることを
検出する挿抜検出器23kの出力が供給されている。挿
抜検出器23kはMUX23に設けられ、VS盤毎の各
出力が0/1交番回路23aに入力している。0/1交
番回路23aでは、挿抜検出器23kからの信号に基づ
いてVS盤のパッケージが全体装置から抜き取られてい
ることを検知し、抜き取られて信号を送っていないVS
盤から送られるはずであった信号に代わって、「0」と
「1」とが交互する0/1交番データを出力するように
する。VS盤のパッケージが全体装置に挿入されている
チャネルでは、当然、VS盤から信号が送られてくるの
で、そのチャネルでは、送られた信号が0/1交番回路
23aからそのまま出力される。なお、0/1交番デー
タは、隣接するチャネルでは「0」と「1」の順番が反
転する。すなわち、あるチャネルでの「0,1,0,1
・・」の順の0/1交番データに対し、そのチャネルに
隣接するチャネルでの0/1交番データは、「1,0,
1,0・・」となる。
【0031】この0/1交番回路23aの作動により、
いずれかのVS盤のパッケージが全体装置から抜かれて
いても、装置全体におけるマーク率の低下が防止でき
る。0/1交番回路23aから出力される16チャネル
分の信号のうち、受信側でフレーム同期に使われるフレ
ームパターン(同期フレーム)を有するチャネルCH1
の信号に対してのみ、上書き回路23bにおいて、フレ
ームパターン(同期フレーム)およびチャネル識別コー
ドの上書きを行う。すなわち、上書き回路23bには、
チャネルCH1のVS盤21のフレームビット挿入手段
(F)21dと同じフレームビット挿入手段(F)23
cが接続され、0/1交番回路23aから出力されるチ
ャネルCH1の信号に対して、フレームパターン(同期
フレーム)F1〜8およびチャネル識別コードA4〜8
が書き込まれているはずのビット位置に、チャネルCH
1のVS盤21のフレームビット挿入手段(F)21d
によって書き込まれるはずのフレームパターン(同期フ
レーム)F1〜8およびチャネル識別コードA4〜8を
書き込む。これにより、チャネルCH1のVS盤21の
パッケージが全体装置から抜かれていてもフレームパタ
ーン(同期フレーム)F1〜8およびチャネル識別コー
ドA4〜8だけは確実に受信側に送られる。したがっ
て、受信側でのフレーム同期が可能となる。
【0032】0/1交番回路23aおよび上書き回路2
3bからの16チャネル分の出力はパラレル信号として
パラレル・シリアル変換器P/S23dに入力する。P
/S23dでは、入力した16チャネル分のパラレル信
号をシリアル信号に変換してE/O24に伝送する。E
/O24は、入力した電気信号を光信号に変換して受信
側に送る。
【0033】P/S23dに入力する信号は100Mb
/sで伝送され、P/S23dから出力された信号は
1.6Gb/sで伝送される。MUX23にはOSC2
5から1.6GHzの基準周波数信号が供給され、P/
S23dに入力するとともに、16分の1分周器23e
に入力する。分周器23eから出力された100MHz
の周波数信号は、P/S23d、分配器DIS23fお
よび10分の1分周器23gに入力する。DIS23f
の出力は、フレームビット挿入手段(F)23c、並び
にA/D21a、ビットシフタ(BS)21c、P/S
21f等の各VS盤のA/D、ビットシフタ、P/Sに
入力する。分周器23gから出力された10MHzの周
波数信号は、分配器DIS23hを経てA/D21a、
フレームビット挿入手段(F)21d、ビットシフタ
(BS)21c等の各VS盤のA/D、フレームビット
挿入手段、ビットシフタに入力する。また、分周器23
gから出力された10MHzの周波数信号は、16分の
1分周器23iでf0 =625kHzの周波数信号に変
換され、分配器DIS23jを経て、フレームビット挿
入手段(F)23c、並びにスクランブラ21b、ビッ
トシフタ(BS)21c、フレームビット挿入手段
(F)21d等の各VS盤のスクランブラ、ビットシフ
タ、フレームビット挿入手段に入力される。
【0034】周波数信号f0 の入力により、スクランブ
ラでは、周波数信号f0 のタイミングに従い、スクラン
ブルの初期値の設定を行い、また、ビットシフタでは、
データの頭出しを行う。したがって、従来のようなリセ
ット信号によってそれらを行なっていたときに発生した
現象は、上記実施例の装置には生じない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、特定チ
ャネルからのフレームデータのフレームビットに相当す
るビット位置に、特定チャネルのフレームデータ出力手
段の挿入手段で挿入されるべき同期フレームおよびチャ
ネル識別コードを上書きする。これにより、特定チャネ
ルのVS盤のパッケージが全体装置から抜かれていて
も、受信側でフレーム同期をとることが可能となる。
【0036】また、基準パルス発生手段から供給される
基準パルスに基づきスクランブル初期値を決定するの
で、M系列のスクランブル状態やBSI化が崩れること
が防止される。また、ビットシフタが基準パルスに基づ
きビットシフトを行うので、データの頭出し(位相揃
え)が狂ってしまうことが防止される。その上、ビット
シフタは基準パルスに基づきビットシフトを行うタイプ
のものであるから、ディレイラインからなる従来のビッ
トシフタに比べ、ビットシフタを含む装置のLSI化や
小型化が可能となる。
【0037】さらに、交番データ出力手段が、各フレー
ムデータ出力手段のいずれかのパッケージが全体装置か
ら抜かれているときに、抜かれたフレームデータ出力手
段から出力されるべきフレームデータの代わりのデータ
として0/1交番データを出力する。これにより、VS
盤のパッケージを全体装置から抜き取っても装置全体と
しての出力信号のマーク率が低下しないようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】映像データの多重化装置を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明実施例のビットシフト多重化を説明する
第1の図である。
【図4】本発明実施例のビットシフト多重化を説明する
第2の図である。
【図5】従来の映像データの多重化装置を示すブロック
図である。
【図6】VS盤の各々で作られる信号のフレーム構成を
示す図である。
【図7】ビットシフト多重化を説明する図である。
【符号の説明】
1 フレームデータ出力手段 1a フレームビット挿入手段 1b スクランブラ 1c ビットシフタ 2 フレームデータ出力手段 3 多重化手段 3a 上書き手段 3b 基準パルス発生手段 3c 交番データ出力手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数チャネルの映像データを多重化する
    高速多重化方式において、 各チャネル毎に映像信号をデジタルデータに変換し、フ
    レームデータとして出力する各チャネルのフレームデー
    タ出力手段(1,2)と、 前記各フレームデータ出力手段(1,2)に含まれ、前
    記変換されたデジタルデータにフレームビットを挿入
    し、前記フレームビットに同期フレームおよびチャネル
    識別コードを書き込むフレームビット挿入手段(1a)
    と、 前記各フレームデータ出力手段(1,2)からフレーム
    データを受信し、各フレームデータを多重化して出力す
    る多重化手段(3)と、 前記多重化手段(3)に含まれ、特定チャネルからのフ
    レームデータのフレームビットに相当するビット位置
    に、前記特定チャネルのフレームデータ出力手段の挿入
    手段で挿入されるべき同期フレームおよびチャネル識別
    コードを上書きする上書き手段(3a)と、 を有することを特徴とする高速多重化方式。
  2. 【請求項2】 複数チャネルの映像データを多重化する
    高速多重化方式において、 各チャネル毎に映像信号をデジタルデータに変換し、フ
    レームデータとして出力する各チャネルのフレームデー
    タ出力手段(1,2)と、 前記各フレームデータ出力手段(1,2)からフレーム
    データを受信し、各フレームデータを多重化して出力す
    る多重化手段(3)と、 前記多重化手段(3)に含まれ、基準パルスを発生する
    基準パルス発生手段(3b)と、 前記各フレームデータ出力手段(1,2)に含まれ、前
    記基準パルス発生手段(3b)から供給される基準パル
    スに基づきスクランブル初期値をそれぞれ決定するスク
    ランブラ(1b)と、 を有することを特徴とする高速多重化方式。
  3. 【請求項3】 前記各フレームデータ出力手段(1,
    2)は、前記基準パルス発生手段(3b)から供給され
    る基準パルスに基づきビットシフトを行うビットシフタ
    (1c)を有することを特徴とする請求項2記載の高速
    多重化方式。
  4. 【請求項4】 複数チャネルの映像データを多重化する
    高速多重化方式において、 全体装置に対し挿抜自在である個別のパッケージにそれ
    ぞれ搭載され、各チャネル毎に映像信号をデジタルデー
    タに変換し、フレームデータとして出力する各チャネル
    のフレームデータ出力手段(1,2)と、 前記各フレームデータ出力手段(1,2)からフレーム
    データを受信し、各フレームデータを多重化して出力す
    る多重化手段(3)と、 前記多重化手段(3)に含まれ、前記各フレームデータ
    出力手段(1,2)のいずれかのパッケージが前記全体
    装置から抜かれているときに、前記抜かれたフレームデ
    ータ出力手段から出力されるべきフレームデータの代わ
    りのデータとして0/1交番データを出力する交番デー
    タ出力手段(3c)と、 を有することを特徴とする高速多重化方式。
JP4061796A 1992-03-18 1992-03-18 高速多重化方式 Withdrawn JPH05268581A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4061796A JPH05268581A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 高速多重化方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4061796A JPH05268581A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 高速多重化方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05268581A true JPH05268581A (ja) 1993-10-15

Family

ID=13181429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4061796A Withdrawn JPH05268581A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 高速多重化方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05268581A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6028934A (en) * 1996-04-05 2000-02-22 Nec Corporation TD multiplexing digital video signals with scramble of scrambling stages more than one greater in number than the video signals
US6477184B1 (en) 1997-05-20 2002-11-05 Nec Corporation Time-division multiplexing transmission system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6028934A (en) * 1996-04-05 2000-02-22 Nec Corporation TD multiplexing digital video signals with scramble of scrambling stages more than one greater in number than the video signals
US6477184B1 (en) 1997-05-20 2002-11-05 Nec Corporation Time-division multiplexing transmission system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4383322A (en) Combined use of PN sequence for data scrambling and frame synchronization in digital communication systems
US4004100A (en) Group frame synchronization system
US4727541A (en) Hierarchical data transmission system
US4107469A (en) Multiplex/demultiplex apparatus
US4851909A (en) Method and apparatus for maintaining audio/ video synchronism in a television signal read-out from a digital buffer memory by a reference signal
KR100322979B1 (ko) 다중화신호의직렬전송방법,다중화신호의직렬송신장치,수신장치및송수신장치
US4689661A (en) Method of simultaneously transmitting a plurality of television signals on a single radio link and apparatus adapted to carry out said method
EP0305363B1 (en) Multilevel multiplexing
JPH0828691B2 (ja) フレーム同期方式
KR960013655B1 (ko) 고선명 텔레비젼 수상기의 데이터 세그먼트 동기신호검출기
EP0016336B1 (en) Digital signal transmission system
JP3184083B2 (ja) チャネル多重分離方法およびチャネル多重分離装置
US4829518A (en) Multiplexing apparatus having BSI-code processing and bit interleave functions
EP0232043A2 (en) Scrambling data signals
JPH05268581A (ja) 高速多重化方式
JPS6220488A (ja) 文字多重放送受信装置
US6744788B2 (en) Multiplexing digital signals
US3436471A (en) Multichannel television transmission system utilizing the blanking intervals of transmitted television signals as time slots to accommodate additional television signals
KR930009869B1 (ko) 디지탈 신호 전송장치
US4688215A (en) Demultiplexer for two-stage framing
JPH04361438A (ja) ビデオ信号多重化方式およびその装置
JPH0275240A (ja) 伝送スクランブル方式
JPH0686244A (ja) 映像信号送信装置と映像信号受信装置
JP2573766B2 (ja) 映像信号送受信装置
JP3317296B2 (ja) チャネル多重分離方法、チャネル多重回路およびチャネル多重分離装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518